ラノベの感想) 猫物語 (黒) (講談社BOX)


レーベル:講談社BOX
発行日:2010/7/28
著者:西尾維新
イラスト:VOFAN
ISBN:978-4-06-283748-4
雰囲気:月火のおっぱい、羽川のおっぱい、羽川が黒下着で大暴れ、羽川の悲劇、羽川翼は複雑

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第禁話 つばさファミリー
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001
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暦が羽川翼と体験した悪夢のような出来事を思い出しています。
暦は羽川の事が怖いそうですよ。
自分と羽川が一緒だと思っているようです。
自分の事を薄くて弱いと思っているので羽川も薄くて弱いって事でしょうか?
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002
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友だちの居ない暦はゴールデンウイークに入り憂鬱になっています。
やる事が無くなるので休日が嫌いなようですよ。
これは社畜としては最適な素質を持っているのではないでしょかね?
一度火憐と月火に起こされたのに二度寝を始めていました。
そこに月火が再び起こしにやって来ました。
恐ろしい事に月火はバールを手にしていて寝ている暦を殴ろうとしてきました。
暦は飛び起きて目覚める事になります。
いつも一緒の火憐はゴールデンウイークの初日を記念して聖火ランナーの気分でジョギングに出かけたそうです。
月火は火憐程の攻撃力が無いのでバールを持ってきたようです。
バールは暦のベッドに突き刺さってしまいました。
暇な暦は月火と下着談義を始めます。
白い下着は清純で黒い下着は淫靡に見えるとの一般論を展開しています。
月火の好みは白だそうですよ。
暦は下着の色はカラフルであるべきだと言い出し色々な色の下着にも魅力があると言っています。
最終的に付けている人物により色の印象は変わるとの意見で落ち着きます。
黒い下着でも付けている人物が清純であれば清純に見えるとの見解を示します。
これは、まあそうですね。
二人が議論していたのは下着そのものについてだったので別段エロ方面への発展はありませんでした。
少し湿って透けている白い下着は淫靡に見えるよね?
そっち方面への発展はありませんでした。
下着談義に続いて暦は月火に恋愛相談を持ち掛けました。
「友達を作ると人間強度が下がるから」と言っていた暦から恋愛相談を受けて月火は震えあがっています。
驚いたようですね。
暦が物凄く低レベルな質問をする事になりました。
月火は友達から数多くの恋愛相談を受けていて100%の確率でカップルを成立させていると豪語しています。
それを見込んでの相談でした。
暦は、どの位で相手の事を好きと言えるのか?
相手の事を好きになったと判断する基準点を質問する事になります。
この質問は月火の予想外だったようです。
彼女は小学生に掛け算の概念を教える位に難解だと返答しています。
月火は好きと言う気持ちを定量化しようとする暦に呆れていました。
彼女は何となく好きだと感じるようになる、適当で曖昧なものだと返答します。
「好きかなーって思って、好きだなーって感じて、好きだってわかる。そんな感じ」と言っています。
月火の回答はまあ一般的なモノだよね、普通だと思います。
しかし暦は納得し難いようです。
少しだけ具体的な例を出して自分の陥っている状況を説明する事になります。
暦はクラス替えで同じクラスになったHさんの事が気になるそうです。
授業中も彼女を目で追い、帰り道で彼女に遭遇しないか探し、エロ本を買う時に彼女に遭遇しないか心配になり購入を躊躇うようになったそうです。
月火は暦の行動を普通だと言っています。
しかし暦がHさんのおっぱいを揉みたいと言った時に意見が分かれました。
暦はそれを恋だと言いたいようですが月火は否定しました。
気になる女の子のおっぱいを揉みたいと思う事はタダの性欲だと言っています。
暦は正座して月火に恋愛相談しているのですが、納得の行かない暦は月火にも正座を強制しています。
二人で正座して向かい合う事になっています?
月火は男の子が女の子のおっぱいを触りたいと思う事は普通のことで恋ではないと言っています。
納得しない暦に月火は自分のおっぱいを突き出し「ほれ、触ってみ」と言ってきました。
普通は妹におっぱいを触ってみろと言われれば躊躇すると思うのですが暦は光速に匹敵するスピードで即決します。
迷うことなく月火のおっぱいを揉みました・・・鷲掴みだったようです。
驚き逃げようとした月火は後ろに倒れそうになります。
手を離すと彼女がベッドの角に後頭部を撃ちつけそうだったので月火のおっぱいを力いっぱい握り彼女が倒れるのを阻止しました。
暦は人命救助をしたつもりになっていますが月火は痛い痛いと暴れました。
これは痛そうだよねー。
後ろに倒れそうになっている身体をおっぱいだけで引き戻すか―、暦すげーな。
妹のおっぱい触りすぎと月火は憤りを示しますが暦には納得できませんでした。
自分から触ってみと言って誘惑しておいて触ると怒るのが納得できないようです。
まあ役得だったので怒られても収支はプラスだよね。
結局、Hさんの目を気にしてエロ本の購入を躊躇って欲求不満が溜まっているとの結論に達しました。
暦はHさんに勘違いから告白しなくて良かったーと思っています。
Hさんの性格は喩えおっぱいが触りたくて好きだと勘違いして告白したとしても許してくれそうだとの事です。
月火は暦の性格と行動パターンを把握しているようです、これはちょっと怖いよ。
彼女は心身の整理と考えて暦が秘蔵のエロ本を捨てた事を言い当てています。
暦は新たなエロ本を購入する事になるのですが先立つものがありませんでした。
優しい月火は火憐と月火の秘蔵のコレクションを進呈してくれると言ってきます。
暦が内容を聞くと美少年が沢山出てくる本だそうです。
彼女は腐っているようですよ。
仕方ないので月火が3000円を貸してくれる事になりました。
暦は決定利息の範囲内で利子を付けて返すと格好良い事を言っていますが返すつもりは無いようです。
月火は利子は要らないので感謝の気持ちを示せと言って靴下を脱ぎ始めます。
脱ぎ方が無駄にエロかったようですよ。
月火は言動では無く行動でエロ成分を示すようですね。
素足になった月火は「舐めろ」と言って足先を突き出してきました。
ここでも暦は躊躇する事なく月火の足の甲を舐めました!!
まあ、これはご褒美とも言うからね、暦の行動は至極真っ当なモノだったと言えるよ。
月火は暦が迷い無く足を舐めてきた事に驚いています。
自分で要求しておいて暦の鼻先を蹴って怒っていました。
暦は部屋着から外着に着替えて出かける事にします。
月火の目の前で着替え始めたので月火に腹筋が6つに割れているのを目撃されてしまいます。
これは鍛えているのでは無く変化の結果のようですが教えられないので誤魔化していました。
月火は目の前で半裸になられても悲鳴を上げたりはしませんでした。
玄関でジョギングから帰ってきた火憐と鉢合わせします。
彼女は全身びしょびしょでした!!
暦が雨が降っているのか?と問いかけると晴れていると返答されます。
火憐が濡れていたのは自身の汗によってでした。
それを証明する為に彼女は暦に抱き着いてきました。
暦は女子中学生の汗に塗れる事になっています。
付着した水滴を舐めると確かに汗の味がしたそうです。
妹の汗を舐めるなと火憐に非難される事になります。
火憐は暦に汗臭いと言われて傷付いたと言ってますね。
彼女がそこまで大量の汗をかいたのには理由がありました。
ゴールデンウイーク初日でテンションの上がっていた火憐は聖火ランナーのイメージでジョギングをしたそうです。
42.195キロ走ってきたそうですよ。
ゴールテープが無いとジョギングを終えられないと言い出し暦に腕と肩のラインを使って輪っかを作ってもらいます。
火憐はイルカみたいにジャンプして輪っかを通りゴールしました。
汗臭いと言われて乙女心がズタズタに傷付いたからシャワーを浴びてくると言って服を脱ぎだします。
暦の目の前で。
暦は火憐の行動のどこに乙女心が傷つく要素があるのか疑問を感じています。
そんな火憐にも瑞鳥くんという彼氏がいるんだよね。
暦は火憐にも相手のことを好きかどうかをどんな風に判断しているのか問いかけました。
火憐は凄く男前な答えを返してくれました。
「顔見てこいつのガキを産みてーなーって思ったら、それが好きってことなんじゃねーの?」と答えました。
暦は、とても男らしい回答ですが参考にはならないな、と感じていました。
本当に男らしい答えだけど、火憐は女の子なんだよね。
彼女は凄くストレートで魅力的な娘だと思う。
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003
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月火に借りた3000円を持ってエロ本を買いに行った暦は羽川を見かける事になります。
月火に話していたおっぱいが気になるHさんとは羽川の事でした。
暦は羽川に見つからないようにエロ本を買いに行くべきか声を掛けるべきが悩みます。
暦の向かう先は町に唯一存在する大型書店です。
羽川の向かう先は別方向だったので無視して移動すれば彼女に見つかる事は無かったのですが迷ってしまった事がその後の運命を決定しました。
羽川が進行方向を変えたので暦と正面から向かい合う事になってしまいます。
お互いに相手を視認する事になってしまいました。
暦の目に顔の左側に大きなガーゼを貼った羽川の顔が飛び込んできました。
暦は羽川に何かがあったと察する事になります。
羽川は暦に対して普通に親し気に話しかけてきます。
暦も普段通りに接しようと努力したようですが無理でした。
羽川は自分の顔に貼られたガーゼを見て動揺している暦を心配してくれています。
暦は羽川が動揺させまいと困っている姿を見て彼女を助ける為にスカートを捲ったようです。
羽川は躊躇する事無く暦に平手を撃ち込んできました。
これが強烈な一撃だったので暦は片膝を着く事になってしまいます。
羽川のスカートは長いので、お互いが立っていれば中は見えなかったそうですが幸運ですね。
暦は羽川翼のパンツを目撃する事になりました・・・チックショー、羨ましー。
予想外です羽川のパンツは漆黒です・・・彼女は黒いパンツを穿いていました。
暦は家を出る前に月火と行ったパンツ談義が間違っていた事を痛感しています。
穿く人により、エロ、真面目、純粋、清楚が混在する事実を確認する事になりました。
羽川は左頬の傷を追及して欲しくないようでしたが暦は友達として追及する事にします。
羽川は誰にも言わないと約束するなら教えると言ってきました。
暦は頷くしかなかったようです。
羽川が自分の家庭環境を話し始めます。
彼女には家族が居ないそうです。
17歳の時に彼女の実の母親が妊娠したそうですが相手が誰なのか分からなかったそうです。
彼女は私生児として誕生したそうです。
実母は天涯孤独の身の上で子育てする上で財政的に厳しかったそうです。
そこで実母はお金目当てで結婚したそうです。
しかし実母はお金目当ての結婚生活をするには心が細すぎたそうです。
実母は自殺してしまいました。
この段階で羽川は血の繋がらない一人目の父親と二人になってしまったそうです。
羽川は一人目の父親は最初の被害者だと言っています。
一人目の父親は真面目な人で仕事人間だったそうです。
子育てをする事は不可能でした・・・それに母親が居ないのは子供にとってよくないと考えたんだろうと彼女は予想しています。
最初の父親は再婚をする事に決めました。
それが羽川の今の母親だそうです。
しかし最初の父親は過労で死んでしまったそうです。
羽川と二人目の母親が残される事になりました。
二人目の母親が再婚する事になり羽川は二人目の父親を得る事になります。
それが現在の彼女の父親だそうです。
羽川は血の繋がらない両親と三人暮らしだそうです。
すごい関係が成立しているね、全員が他人同士です。
羽川は冷え切った家庭で家族とは言えないと言っていました。
そんな中、彼女は家族になろうとして努力したそうです。
しかし上手くはいかなかったそうです。
父親も母親も羽川には興味が無いそうですよ。
開けっぴろげの性格の両親は小学生の頃に羽川にその事実を伝えているそうです。
壮絶ですね、良く不良化しなかったよな。
父親がたまたま家に持ち帰った仕事について口をだして殴られたそうです。
羽川は見も知らない17歳の子供(自分の事ね)に知った風な口を聞かれてカチンときたんだから仕方ないよ、と父親を庇う発言をしています。
その羽川の態度が暦には気持ち悪いと感じられています。
忍野メメが言っていた羽川は気持ち悪いとの発言に共感していますね。
理由はどうあれ親が子供を殴るのは駄目だろと暦が追及すると羽川が思わぬ発言をしてきました。
彼女は家庭を守ろうとして必死だったのかも知れないね。
深々と頭を下げて「このことは、誰にも言わないでください」「黙っていてくれたら、私、なんでもするから」と言ってきました。
暦は歓喜する事になります。
性欲目的に気になっている羽川がなんでもしてくれると言っている!
両腕でガッツポーズまでして喜んでいます。
この暦の豹変に羽川は頭を押さえています。
父親に殴られた左頬よりも暦の態度で痛む頭の方が痛いと言っています。
暦は羽川を近くの茂みに連れ込みました!!
いよいよか、いよいよ、羽川と一線を越えてしまうのか!と期待したんだけどね。
何でもすると言った後に茂みの中に連れ込まれたので羽川はもっと動揺しても良いと思うのですが彼女は平静を保っています。
白けていると言っても良いようです。
彼女は暦は口だけで、何もできないだろうと予想していました。
春休みの体育倉庫で暦と羽川は一線を越えるチャンスに恵まれたのですが暦には勇気がありませんでした。
羽川はその時の話を持ち出し、チキン阿良々木くん、何?脱ぐの?何枚、と言ってきました。
暦はまず羽川の全身を舐め回すように見つめる事をしています・・・視姦ってやつですね。
羽川は暦が授業中に彼女のおっぱいに注視している事を知っていました。
女の子は視線には敏感なので見るならば気をつけた方が良いとのアドバイスをくれます。
これは気付かれなければ視姦しても良いとの誘いでしょうか?
暦が何を要求するのか注目が集まります。
彼が要求したのは、ガーゼの下の殴られた傷を舐め回したい、でした!!
これには何らかの意図を感じるね。
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004
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暦が羽川にした事は治療行為でした。
吸血鬼もどきになっている彼の血液には治癒能力があるので羽川の傷に自分の血を塗る事で治療を行いました。
暦は己の欲求を満たす風を装い羽川を治療しようと考えたのね。
羽川には暦の思惑はお見通しだったようです。
羽川はお礼を言ってきましたよ。
暦が宣言通りに羽川の傷を舐め回したのであればチキン認定を改める事ができただろうに。
チキンな暦は己の指先を傷付けて血を出し、それを羽川の傷口に塗りました。
傷は跡が残らない位に回復したそうです。
善行を行ったのですがしまらないな。
暦の目から見て羽川の負った傷は執拗に何度も何度も殴られたように見えました。
送って行こうか?と申し出ると羽川は厳しく拒絶してきました。
その後暫く二人で散歩しつつ会話をして別れたそうです。
途中でクルマに轢かれていた白い猫を埋めてあげたそうですが暦はよく覚えていないそうです。
暦はエロ本を買わずに家に帰る事になりました。
暦の中に、もやもやした気持ちが増していきます。
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翌日の4月30日の夜、暦は学習塾だったという廃ビルに出かけました。
これは吸血鬼の搾りかすになってしまった幼女に己の血を吸わせる為でした。
幼女は8歳位の外見をしています。
春休みに暦と忍野の所為で吸血鬼の搾りかすになって以来、喋りません。
暦が吸血当番を始めようとすると幼女の様子がおかしい事に気が付きました。
暦はこの夜、忍野への差し入れとしてミスタードーナツのドーナツを持ってきていました。
幼女はドーナツの入った箱を欲しそうに見つめています。
暦と抱き合う形で吸血行為を行うので彼女の顎が暦の肩に乗っている状態だったようです。
暦は彼女の涎を肩に垂らされる事になりました。
驚いて彼女の事を壁まで吹き飛ばしてしまいました。
頭をブツケタ彼女は痛がっています。
暦は謝罪のつもりでドーナツを一つ与える事にします。
彼が手にしたのはゴールデンチョコレートでした。
目にも止まらぬ速さでドーナツを奪い取った幼女はそれをむしゃむしゃと食べてしまいます。
残りも寄越せと狙って来たので暦は彼女に向かったお座りと命じます。
彼女は犬のようにお座りをしています。
暦は次のドーナツを紙ナプキンの上に置きました。
食べて良いと命じると彼女は四つん這いで犬食いを始めます。
あっという間にドーナツは食べられてしまいます。
暦は残りのドーナツも彼女に上げる事にします。
この時に少しだけ期待を込めて3回回ってワンと言えと命じました。
幼女は見事なトリプルアクセルを決めて横を向きます。
ワンとは言ってくれませんでしたが暦は残りを上げる事にします。
彼女はドーナツを食べ始めるのですが暦が目を離した時に喋ったよね。
「ぱないの。このわっか状の食べ物、マジでまいうー。正に甘味の詰まった指輪の宝石じゃ」
暦が振り向くと彼女は喋っていないとの無表情になっています。
暦は幻聴かと納得してしまいました。
忍野が出てきて暦に苦言を呈してきました。
吸血鬼の幼女を揶揄うと禍根を残すと言っています。
忍野は暦が幼女を犬のように扱っていた事を注意してきました。
暦は吸血鬼幼女が幼くなっていないか?と質問する事になります。
忍野は怪異とは認識によって存在しているので暦が彼女の事を8歳児と認識しているのが原因だと言っています。
忍野が羽川は元気にしているか?と彼女の近況を聞いてきました。
彼女の家庭環境を教える訳にはいかないので暦が返答に窮します。
これで忍野には言えない何かがあると察したようです。
言える範囲で良いので彼女の近況を教える事になりました。
暦がクルマに轢かれた猫を埋めた事を教えると忍野が豹変します。
忍野は、銀色の尾のない猫じゃないよね?と聞いてきましたよ。
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006
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忍野が羽川と暦が埋めた猫は「障り猫」という怪異である可能性を指摘します。
羽川は普通じゃないと認識している忍野は羽川が障り猫に憑かれた可能性が高いと考えています。
時間が無いので暦に手伝いをするように言ってきました。
忍野が猫を埋めた場所に行き猫の死骸が埋まっているか確認する事になります。
その間に暦が羽川の家に向かい彼女が無事か確かめる事になりました。
暦は羽川の家の場所を知らないので町で彼女と遭遇した場所から家の場所と特定しようとしていました。
ちょっとストーカー的ですね。
暦が羽川の家があると思われる区画を自転車で走り一軒一軒確認していると羽川と思われる人影を見かけます。
よく見ると彼女は黒い下着姿です、髪は白くなり、更に彼女の頭には猫耳が生えていました。
暦は彼女の腰の形で羽川だと特定していました。
「にゃおん」と彼女は鳴いています。
障り猫は羽川の事をご主人と呼んでいました。
暦の事を俺を埋めるときに一緒にいた奴か、と言っているので羽川は障り猫になってしまったようです。
彼女は二人の人間を連れていました。
それは羽川の両親でした。
障り猫は友達同士は助け合うもんにゃんだろう?と問いかけてきて両親の後始末を任せてきました。
暦が待てと呼び止めると障り猫が攻撃してきました。
暦は吸血鬼幼女に血を飲ませたので吸血鬼度がアップしているのですが障り猫の動きが見えませんでした。
障り猫は暦の腕を噛み千切ってしまいます。
痛いと騒ぐ暦の頭を踏みつけてきますよ。
暦は障り猫に踏まれる事で左肩の痛みが和らいでいました。
羽川に踏まれて痛みが和らぐとは変態だ!と自嘲しています。
障り猫はご主人を自由にする、地球にも匹敵するスケールのストレスから解放すると言って跳躍します。
それは空を飛んでいるようでした。
暦は千切られた左腕を傷口同士を引っ付けて再生を試みました。
左腕はくっ付いたようです。
倒れている羽川の両親を見ても同情したくなるだけでした。
羽川にとって加害者でしかない彼らを見ても被害者にしか思えなかったそうです。
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007
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暦は障り猫と別れた後に羽川の両親を病院に入れる為に救急車を呼びました。
羽川の父親の携帯で連絡したりと、意識が朦朧としている中、気を使った行動をとったようです。
暦は廃ビルに戻ってきて倒れたようです。
意識を取り戻した暦は間近に吸血鬼幼女が座っていたので驚く事になりました。
忍野から彼女が昼の間中、暦の傍に居て治癒能力の向上に努めていたそうです。
暦と吸血鬼幼女は関係性が増しているので傍に居る程能力が向上するそうです。
暦は吸血鬼幼女が生きようとしていると考え嬉しくなっています。
暦は彼女が自分の事を栄養源と思っていると考えています。
忍野には朴念仁と言われているね、吸血鬼幼女は別な意味で暦の事を必要だと思っているようです。
忍野から障り猫と暦の相性が最悪だとの指摘を受けます。
暦は障り猫の能力が吸血鬼の能力並い高いと思ったようですが違いました。
障り猫の能力はエナジードレインです。
触っただけで相手のエネルギーを奪い取るようです。
暦は腕を食い千切られた時に治癒能力も切られたそうです。
触られただけで吸血鬼としての能力を減退させられるので相性が悪いとの事だそうです。
忍野は猫は埋められていなかったと言っています。
暦は友達として羽川を助けようと考えていましたが忍野に否定されました。
忍野は、凡人の暦、凡庸な自分、には羽川の真似はできないと言っています。
忍野は羽川は怪異よりも怪異だ、化物よりも化物だ。
迂闊に真似をしようとすると痛い目を見ると言っていました。
忍野は暦を関わらせてしまった事を詫びてきます。
気持ちの問題ではなく技術、実力の問題で暦にはできる事は無いと告げられます。
暦が気絶してる間に火憐と月火から多くの着信がありました。
暦には羽川と違い心配してくれる家族が居る、家に戻った方が良いと言われてしまいました。
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008
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真っ直ぐ家に帰れば良かったのですが暦は羽川の家を探しに行きました。
障り猫の被害に遭い両親は家に居ません、羽川も障り猫に変化しているので家は無人だと思われました。
羽川の家はあっさりと特定できました。
玄関を開けようとして鍵が掛かっている事が判明しました。
暦は障り猫が人間の文化である鍵の存在を理解できているのか?と疑問を持ちます。
遭遇した時の感じでは障り猫の知性は低そうに思えます。
家の周囲を回り空いている窓を探すと二階の窓が開いていました。
そこから家の中に侵入して家の中を調べる事になります。
やらなきゃよかったね。
暦は羽川の家が真面では無い事に気が付いてしまいます。
彼女の家には彼女の部屋がありませんでした。
羽川は廊下で寝ているようですよ。
暦は羽川の暮らしぶりはホテル暮らしだと感じていました。
暦は羽川はもう駄目だろう、あの家庭は終わっていると理解し、彼女の異常性に恐怖を感じます。
逃げ出した暦は自宅に戻り、最初に目にした月火に抱き着きました。
いきなり暦に抱き着かれて月火は驚いています。
風呂上りの月火はTシャツとパンツ姿でしたよ。
暦が恐怖に震えているのだと理解した月火は目を閉じて唇を突き出して「はい。いいよ」と言ってきました。
キスしてこようとする月火を見て暦は正気に戻ったようです。
「気持ち悪ぃーつ!」と言って彼女を突き飛ばしました。
月火から町に化け猫の噂が流れいる事を教えられます。
化け猫に触られると昏倒してしまうそうですよ。
噂が流れだしたのがその日の昼からだそうです。
戻ってこない暦が化け猫に襲われているのではないかと心配していたそうです。
暦は障り猫が町で人を襲っている事を知りました。
忍野が能動的に仕事に乗り出しているのは羽川が加害者になっているからだと気が付きました。
月火が、火憐が化け猫退治の準備を始めていると言い出したので彼女たちを守る為に一計を案じます。
化け猫の話を聞いてしまったのでチキンな自分は怖くて眠れない。
火憐と月火に添い寝して貰おうと思っていたのに。
正義の味方の仕事があるなら仕方ない、お前たちだけが頼りだったのに、と告げました。
兄から頼られて嬉しくなってしまった月火は火憐に化け猫退治を辞めさせる事にします。
月火は暦に上手に誘導されているようです。
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009
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暦は火憐と月火が化け猫退治に向かう事は阻止できました。
しかし町の有志の行動までは止められません。
障り猫が暴れているので障り猫に接触を試みようとする人々が増えそうです。
そうなればいずれ被害者が出て、死亡者が出てしまう可能性があります。
そうなってしまうと羽川が殺人犯になってしまいます。
暦はそんなのは御免だと考えていました。
5月1日と5月2日は平日なので学校に登校する事になります。
羽川は無断欠席する事になります。
担任の教師の何か知らないかとの呼びかけに戦場ヶ原は同類を見透かすような顔をしていました。
暦は廃ビルに向かい吸血鬼幼女に血液を与えに行きます。
忍野の障り猫退治の邪魔にならないように夕方出かけていく事になりました。
廃ビルではボロボロの忍野が待っていました。
話しを聞くと4月30日の夜からの3日間で20回ほど戦ったそうです。
そして20回負けたそうですよ。
忍野はエナジードレインを受けて疲弊していました。
障り猫は羽川と知識を共有しているらしく戦略と戦術を駆使して襲ってくるそうです。
忍野は羽川の存在が本来ならば雑魚である障り猫を吸血鬼に匹敵する怪異に引っ張り上げていると言っています。
障り猫は強敵ですがこれはチャンスだと忍野は言っています。
障り猫の中に羽川の意識がかなり膨大に残っているそうですよ。
障り猫は死んだふりをして同情して寄ってきた人間に取りつき身体を乗っ取る怪異だそうです。
羽川の意識が無くなり完全に乗っ取られると殺すしか無くなるそうです。
羽川の意識が残っているうちに彼女の意識をサルベージしないと彼女は永遠に失われてしまうそうです。
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障り猫が起こしているエナジードレインの被害が実は軽微なものだと判明しました。
意識を失うレベルで人を失調させはするけど入院が必要になるような症状ではないそうです。
5月3日に暦は自分と羽川が通っている私立直江津高校に向かいます。
自分の教室に入り込み羽川の席に座ります。
羽川の席に座りテンションを上げようとしていたようですが全く上がって来ません。
暦は羽川が普段おっぱいを押し付けている机を舐める事にします。
舐めている場面を他者に目撃されてしまいます。
暦の奇行を目撃したのは障り猫でした。
彼女は暦の席に座っていました!!
これは羽川が暦の席に座りテンションを上げようと考えての行動なのでしょうか?
「・・・お前は限度額のない変態かにゃ」
「怖いにゃ・・・怪異より怖いにゃ。お前は今、女子の机をぺろぺろ舐めて興奮していたにゃ・・・」
暦は否定しますが、ドンピシャだったようです。
障り猫は暦に敵意が無い事に気が付きました。
障り猫は自分の行動理由を教えてくれます。
障り猫は羽川のため込んだストレスを発散させる為に無関係な人間を襲いエナジードレインをしているそうです。
ストレスの発散が終われば自分の役目は終わり消える事になると教えてくれます。
忍野に邪魔をするなと伝えて欲しいとお願いしてきました。
障り猫は知り合いの忍野に手加減しているそうです。
手加減していなければ最初の戦闘で忍野は殺されているそうですよ。
羽川の事は自分に任せておけと言っています。
障り猫が羽川のストレス発散を手伝おうと考えたのは彼女の在り方に感銘を受けたからのようです。
羽川は轢かれていた障り猫の死骸を見ても同情しなかったそうです。
普通の女の子ならば弔ってあげるだろうと考え法則にしたがうように機械的に弔ったそうですよ。
羽川と知識を共有している障り猫にはそれが分かってしまったそうです。
普通の女の子であろうとするのは羽川の切願だそうです。
「あばよ。お前は幸せに暮らせ」と告げて障り猫は教室から出て行きました。
一人になった暦は再び羽川の席にすわり独り言を呟く事になります。
暦は羽川の事が好き過ぎると実感する事になっています。
暦は自分の気持ちを恋では無いと断じます。
暦は羽川の為に死にたいと思うようになっていました。
これは信仰と言えるよね。
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5月3日から5月7日までの5日間を暦は土下座をして過ごす事にしました。
羽川を救う為に吸血鬼幼女の力を借りようと考えたようです。
暦は吸血鬼幼女に対して土下座を続けていました。
その間も忍野は障り猫に挑んでいたようですが負け続けていたようです。
ボロボロになり廃墟に戻ってきて治療後に再戦に向かっていました。
吸血鬼幼女に変化があったのは7日の夜でした。
突然立ち上がった幼女は暦の頭を踏んできましたよ。
暦は幼女に頭を踏まれる事に喜びを感じてないか?
更に幼女は暦の顔を蹴り飛ばし暦の土下座姿勢をひっくり返しました。
暦が立ち上がろうとすると幼女は大口を開けて体内から妖刀を取り出そうとしていました。
幼女は体内から妖刀心渡を取り出し暦に貸してくれました。
戻ってきた忍野が羽川の両親が退院している事を教えてくれます。
忍野は暦が土下座を続けている間に両親から話を聞いてきたそうですよ。
父親に殴られた後に羽川は「駄目だよ、お父さん」「女の子の顔を殴ったりしたら」と言ってにっこり微笑んだそうですよ。
これを聞いて暦は羽川の異常性を再確認したようです。
忍野ははっきりと怖い、怪異よりも怖い、気持ち悪い、と言っていました。
羽川の正しさが怖くて気持ち悪いそうです。
忍野は羽川の正しすぎる存在が両親を狂わせたと説明しています。
正しすぎる羽川と一つ屋根の下に暮らす事で両親は己の醜さと未熟さを再確認させられ続けたそうです。
十何年間もよく殴りもせずに耐えたものだ褒めてあげてもいいくらいさ、と忍野は言っていました。
忍野に言わせると今回の騒動は全て羽川の所為だそうですよ。
できれば羽川には障り猫に吸収されて消えて欲しいそうですよ。
吸血鬼幼女が協力する事に決めたのも相手が羽川だからだそうです。
それだけ羽川の存在はイレギュラーだそうですよ。
暦は忍野の主張は正しいと認めているようですが羽川が誹謗されるのは許せないようです。
忍野に同情からの感情か?と問われると欲情しているだけだと返答しました。
暦は下着姿の猫耳女子高生に欲情しているだけだと己を納得させています。
確かに下着姿の羽川は凄そうだけどさ、萌えるけど、無理が無いか?
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妖刀『心渡』を入手した暦は独自の行動をとる事になります。
心渡は怪異だけを切り人間は切れません。
これを使って羽川から障り猫を切り離そうというのが暦の作戦でした。
忍野はどうやって障り猫を探すのさ?との疑問を呈しています。
暦には障り猫を見つけ出す心当たりがあるようでした。
暦は羽川に「吸血鬼に殺されてしまう、助けてくれ」」とのメールを出しました。
それを読んだ障り猫は廃ビルにやって来ました。
相当慌てて駆けつけてくれたようです、障り猫は壁をぶち抜いてやって来ましたよ。
暦は羽川が障り猫に吸収されていない、彼女が障り猫という怪異に乗っ取られた演技をしていると看破していました。
暦が言葉遣いが乱れているぜ、と指摘すると羽川は自身の失策を認めます。
羽川は最初から障り猫に憑依されてはいなかったようです。
これまでの全ての事件は彼女がやって来た事でした。
暦は羽川を糾弾します。
暦は羽川を挑発する為に酷い事を言い始めます。
羽川のストレスを発散する為に、お前の胸をいつだって触りまくってやる、下着姿のどこだって見てやる、と挑発します。
羽川は、阿良々木くんって、本当は私の事嫌いなんでしょ?と問掛けてきます。
暦は大嫌いだと答えると羽川も暦の事が大嫌いだと返答しました。
羽川は自分の事を「私にゃんて、死んじゃえ」と言って四つん這いになります。
羽川が暦に飛び掛かって来ました。
彼女の右のパンチが炸裂して暦の上半身が吹き飛びました。
暦が叫ぶ前に障り猫の悲鳴が響き渡ります。
暦は自分の身体を心渡で串刺しにして体内に隠していました。
それを知らない羽川は諸に殴ってしまい心渡に斬られてしまいました。
人間の羽川は痛みを感じていませんが障り猫は存在を消されそうになっています。
暦の側も大きなダメージを受けていました。
障り猫に触られたので吸血鬼としていの能力が減退しています。
心渡を体内に入れていたので、そのダメージも受けています。
暦は羽川の為に死のうと考えていました。
心渡によって斬られた障り猫は羽川の事を乗っ取ろうとしてきます。
そこに吸血鬼幼女が現れて暦を救う事になりました。
幼女に言わせると暦のやり方が乱暴すぎたそうです。
幼女は暦を死なせたく無いようです。
「ったく、例によっていつもの如く、目の前のことしか見ておらんなこの従僕は。儂を勝手に生かしておいてー勝手に死ねると思うな」
彼女は自分の左腕を引き千切り溢れ出る血を暦の傷口に振りかけます。
そうすると心渡によって床に固定されていた切り離された下半身が蒸発して暦の下半身として再生されました。
手本を見せてやると言って幼女は障り猫の元に近付いて行きます。
幼女は障り猫の首筋に噛みつきました。
エナジードレインとしての格が違うので障り猫は吸収されてしまいました。
羽川のストレスが吸収されていきました。
暦が「一生このままなんだけど、それでいいよな!」と問いかけると羽川は「いいわけ、ないでしょ」と答えました。
暦は羽川のストレスを吸血鬼幼女に吸収して貰うことで問題を先送りしました。
解決は出来なかったのね。
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013
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ゴールデンウイーク明けの5月8日の朝、暦は家を早く出ます。
暦が向かったのは羽川と一緒に猫の死骸を埋めた場所でした。
忍野は墓には何も無かったと言っていましたが、墓の中には猫の死骸が埋まっていました。
暦が教えた墓の場所説明では忍野はこの場所に行きつけなかったようです。
別の場所を掘り猫の死骸が消えていると判断したようですよ。
続いて廃ビルに赴き助けてくれた吸血鬼幼女にお礼をしようと考えます。
暦は幼女の頭を撫でてあげるつもりでしたが、達成できませんでした。
幼女は謎のゴーグル付きヘルメットをかぶっていました。
彼女からねだられた忍野がプレゼントしたそうです。
忍野が今回の騒動について解説してくれます。
吸血鬼幼女にストレスを吸収されて意識が朦朧としている羽川を自宅に送り届けた時に彼女から聞き出したんだそうです。
障り猫が取りついていたのはごく短い時間だったそうです。
両親をエナジードレインした事で障り猫の役目は終わっていたそうです。
両親はエナジードレインの所為で当時の記憶を失っているそうです。
羽川にエナジードレインされたって事実を忘れているって事だね。
羽川から離れようとした障り猫を羽川が呼び戻したそうです。
その後のエナジードレイン騒動は全て羽川が自分の意思で起こしたものだそうです。
理由は、何となくムカついたからだそうですよ。
忍野は羽川が障り猫を呼び戻して新たな怪異を作り出した事になると言っています。
この新たな怪異にブラック羽川との名前を付けました。
ブラック羽川は両親に対するストレスが解消されたから生じたものだそうです。
ブラック羽川は自分を救ってくれるヒーローを自分の中で育てた結果だそうです。
暦が羽川にとっての家族って怪異だったんじゃないのかと問いかけます。
忍野は家族って結構鬱陶しいもんだと言って知った風な口をきく暦を窘めています。
問題が解決していない事を暦が悩んでいると忍野がアドバイスをしてくれます。
忍野は暦が羽川と結婚すればいいじゃないかと言ってきます。
春休みに羽川から受けた恩に対する恩返しとしては妥当だと言っています。
暦は羽川は暦の事を好きではないと思っているようですが忍野の考えは逆でした。
忍野は羽川は暦の事が好きなんじゃないかと思っているようです。
忍野は暦も羽川に恋していると思っていたそうですが暦に否定されました。
忍野は暦が頼りにならないと思った羽川は自分の妄想の方が頼りになると判断したんだろと辛辣な事を言っていました。
忍野はブラック羽川を封じ込めたのは吸血鬼幼女の手柄なので彼女に名前を付ける事にしたそうです。
忍野は羽川はゴールデンウイーク中の記憶を失っていると言っていました。
暦は今まで通りに羽川に笑い返せると確信して学校に向かいました。
暦は自分は羽川以外の誰かを好きになるのだろうと考えています。
羽川の忘れてしまった9日間をいつまでも忘れないと言っているのですが羽川に恋はしないそうです。
羽川の事が好き過ぎて恋だと認識できないようです。
羽川は本当に不幸だな。
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成分美少女戦闘怪異ラッキースケベ恋愛
評価AAAAAAAAAB
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