ラノベの感想) 憑物語 (講談社BOX)

斧乃木余接の紹介をしています。
彼女は式神であり憑喪神だそうです。
人間の死体を元にした人形で人間を模しているそうです。
人間社会に紛れる為にそうしているそうです。
阿良々木暦という人間が終わり始まる物語だそうです。

レーベル：講談社BOX
発行日：2012/9/26
著者：西尾維新
イラスト：VOFAN
ISBN：978-4-06-283812-2
雰囲気：月火とお風呂、異変、景品になった斧乃木ちゃん、影縫登場、拉致、奪還、居候になった斧乃木ちゃん
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第体話　よつぎドール
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火憐と月火が暦の事を起こしに来ました。
二人は暦の上に仁王立ちして叫んでいます。
起きたくない暦は目覚まし時計の不要さを語っています。
暦の事を踏んずけてくる火憐の足の裏を舐める事で足をどかしています。
舐めようとしただけなのか？月火の反応からすると舐めてはいないようですね、惜しい。
蹴り飛ばされて起こされた暦に満足して火憐はランニングに出かけていきました。
残った月火に火憐の能力を発揮させる場を与えられないか？と相談していました。
暦は忘れていたようですが火憐は超実戦的な空手道場に通っているので部活に入る事ができないそうです。
強すぎて迷惑だから入れないようなんだよね。
暦はファイヤーシスターズの解散の話を持ち出します。
月火はお兄ちゃんに言われるのは嫌だと言って暦の足の指（小指）を踵で踏んずけてきました。
凶暴ですが踏んずけたことで怒りが消えています。
月火から空手の師匠が火憐のフィジカルを評価していると聞いた暦は会ってみる必要がありそうだと思っています。
ここで暦は火憐の舌の柔らかさの何を知っているんだ、と失言をしてしまいました。
月火にどうして火憐ちゃんの口腔内の魅力に詳しいの、と追及されたので話を切り上げました。
暦は火憐と月火に道筋を付けてあげたい、ファイヤーシスターズは目を覚ますべき頃だと考えていました。
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暦はランニングに行った火憐の為に風呂を沸かす事になります。
風呂の掃除をしてから火憐の為に熱い湯を張っています。
暦は風呂に入りたくなってしまいました。
脱衣所で服を脱いでいると半裸の月火がやって来ました。
彼女も朝風呂に入ろうと思ったようです。
暦と月火の間でどちらが先に風呂に入るのか争う事になりました。
話し合い（殴り合いになりかけています）は平行線でした。
月火が間を取って一緒に入ろう、と提案してきました！？
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一緒に風呂に入ったは良いが狭さの問題が付きつけられました。
並んで髪を洗っているのですが互いの肘がぶつかり合っています。
そこで月火が順番に互いの髪を洗い合う事を提案しました。
暦は月火に髪を洗ってもらうことに成りました。
月火が一発ギャグを考えたと言い出します。
こっち見てと言うので振り返るとボディーソープの泡を胸、腰、太ももにたっぷりとつけて「タイトル・都条例」と言ってきました。
こえーと言って暦は泡を流しました。
次に月火がボージングはスカイツリーの方が良かったかな？と言ってきます。
月火がスカイツリーならば火憐がやって方が良いかもと言ってきたので暦が余計な事を言ってしまいました。
火憐は身長がある分おっぱいも相応に巨大だからタワーというには凹凸が危険と言ってしまいました。
月火は火憐とおっぱいを比較されて怒っています、全裸でハイキックを繰り出してきました！！ヤバいですね。
髪を洗い終わると月火が手にボディソープを付けて暦の体を洗い始めました。
月火が交代と言ってきたので暦は月火の長い髪を洗う事になります。
暦は月火の体を彼女の髪で洗いたいと言い出しますが髪が痛むからやめてと止められてしまいました。
月火が撫子が退院したと教えてくれました。
暦はそれはよかった、と感想を述べますが、月火は暦のリアクションが小さくて不満なようです。
月火は暦は色々と背負い込み過ぎだと指摘してきました。
月火が撫子が暦の悪口を言っていると教えてくれます。
暦はマジで！？と驚きますが冗談でした。
暦は撫子の話を聞いて北白蛇神社が空っぽの真空状態になっている事を思い出しました。
撫子が山を降りたのでこのままでは町のバランスが崩れてしまいます。
高校を卒業して町を出る前にバランスを取らなければと考えています。
月火の髪のコンディショナーを流す為に湯船から洗面器でお湯を汲んで勢いよく浴びせました。
月火が「ぎゃー！ぎゃーぎゃーぎゃー！」と楽しそうだったので調子にのって何度もお湯をかけました。
その拍子に鏡の水滴を流してしまいました。
そこには月火の裸身は映っていましたが暦の姿は映っていませんでした。
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自分の姿が鏡に映っていない事に気が付いた暦は月火にバレると不味いと思い行動にでます。
月火の事をぎゅっと抱きしめて彼女に鏡が見えないような体勢を取りました。
月火は目を閉じて、いいよ、と言ってきます。
暦は『キスで黙らせる』を実行に移そうとしました。
そこに火憐が登場して二人を止める事になりました。
ジョギングから帰ってきた火憐は素っ裸でハンドタオル片手に登場しました。
「って、なにやってんだボケー！」と叫んで暦と月火をローリングソバットで蹴り倒します。
暦は風呂場から追い出され月火は火憐に説教される事になりました。
暦は「アホか！常識で考えろ！いや非常識で考えろ！」と怒鳴られてしまいました。
全裸の暦は自室に戻り忍を呼び出します。
ドーナツがあるぞと言って忍を呼び出しました。
暦は忍に現状を説明しました。
忍は月火に潰された暦の足の小指の爪を確認しています。
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検分の結果、忍は暦が吸血鬼化していると言っています。
小指は回復していると言っています。
忍の見立てでは月火に踏まれた時に骨折してたそうですが今は骨がくっ付いているそうです。
暦は吸血鬼の回復の仕方としてはイメージが違うんだよなと納得できない様子です。
忍は暦の腕を引っ掻いて実験する事にしました。
暦に付いた傷は瞬時に回復しました、と言っても付けた傷自体も浅かったのですが・・・暦は一応の納得をしています。
忍は回復力が小さいので日光に当たると灰になってしまうぞと警告しています。
忍が触ってみろと言ったので暦は忍のおっぱいを触ります。
忍は自分の歯を触ってみろって事だとクールに対応しています。
触ってみると牙は無い事が確認できました。
暦は忍の体の変化を確認しようと考えます・・・服を脱いでくれとお願いしていました。
儂に何をする気じゃ、と忍が警戒しています。
暦は幼女の足をいたぶる、と返答します。
忍は自分の足は妹御に踏み潰されていないと反論しています。
暦は役に立たない妹だぜと月火の事を詰っています。
忍は奴に訊いてみるのが良いと言って斧乃木余接の名前を出しました。
忍は余接の事が嫌いなようです苦々し気な口調でした。
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暦は何度か余接と関わっているのでケー番を知っていると忍は考えていたようです。
暦が知らないと教えると呆れていました。
忍は臥煙伊豆湖に連絡を取り影縫余弦に繋いで貰おうと言だします。
暦は影縫さんを暴力的で怖いと思っています。
他に手が無いので臥煙伊豆湖に電話しようとしたら彼女からメールが届いていました。
今日の夜７時に駅前デパートの四階ゲームコーナーに行けば余接に会えるように手配したそうです。
この恩はいつか友情で返してください、と書いてありました。
暦は友情って部分に恐ろしさを感じています。
暦の部屋に怒り心頭の月火が乗り込んできました。
バスタオルを腰に巻いて上半身は全裸です！？月火は暦におっぱいを見せびらかしたいのかもしれません。
月火は自分を置き去りにして暦が逃げた事を怒っていました。
火憐にしばかれたそうです、謝って、と言ってきました。
暦は月火を抱きしめ、命令を出しました。
月火に火憐と一緒に神原の家に泊めて貰えと命じます。
余接とコンタクトを取るので影縫さんの登場を恐れての事です。
月火は不承不承に納得してくれました。
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暦は忍を肩車してデパートに向かいました。
忍は影縫さんが現れるかも知れなかったので影の中から出てきているようです。
暦の頭を枕にして寝てしまいました。
デパートのゲームコナーに到着すると斧乃木ちゃんは居ませんでした。
暦は焦っています・・・斧乃木ちゃんはＵＦＯキャッチャーの中に景品として入っていました！？
斧乃木ちゃんが何の反応も示さなかったので暦は斧乃木ちゃんを取る事にします。
クレーンを余接の頭に激突させてしまったのですが彼女は無反応でした。
余接にクレーンをブツケテ何とか取る事ができました。
取り出すと時間が掛かりすぎだと怒られてしまいました。
余接の性格が以前と大きく変化していました。
聞いてみると最近貝木泥舟に会ったと言っています。
暦は影縫さんは一緒じゃないのか？と問いかけると忍の頭の上を指されました。
影縫さんが忍の頭の上に片足で乗っかっていました。
「おいでやす」
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影縫さんが学習塾跡に行こうと提案したのでそこで詳しい話をする事になりました。
地面を歩かない影縫さんは斧乃木ちゃんの肩に片足で乗って移動しています。
暦は影縫さんに乗られた事で彼女の体重が消えている事を知りました。
どうやら重心を移動させて体重を消しているようなのですが仕組みは謎です。
忍は影縫さんに頭を踏まれたショックで影の中に逃げ込みました。
学習塾跡は更地になっているので影縫さんは斧乃木ちゃんの上に乗ったまま話す事になりました。
暦は仕事の対価がどれ位になるのか聞いています。
影縫さんはお金には興味がないそうです。
斧乃木ちゃんと良く遊んでくれるのでそれでいいよ、と言っていますね。
暦が心苦しく思っていると、斧乃木ちゃんにアイスを奢るって事で話を纏めました。
暦は影縫さんの事を暴力的でなければ綺麗なお姉さんだと思っています。
しかし不死身の怪異以外に興味を持たない人間離れした彼女は怖いと感じていました。
暦は鏡に映らなくなった事を相談します。
月火と一緒に風呂に入った時に鏡に映らない自分に気が付いた事を教えます。
影縫さんでも妹と一緒に風呂にはいる暦の変態性を突っ込んできました・・・月火は無事なのか？と聞いてきました。
影縫さんに言われて足の爪を見せる事になります。
暦は足を高く上げて影縫さんに見やすいようにしたようですが、変なポーズだ、と言われてしまいます。
影縫さんは片手で暦を持ち上げて観察していました。
納得すると暦の足を斧乃木ちゃんの顔に押し付けて「調べえ」と命じました。
斧乃木ちゃんが暦の足の指を口に咥えてきました。
そして齧り始めます、暦は慌てて斧乃木ちゃんから離れました。
斧乃木ちゃんが解析を始めたので影縫さんは第二段階の検証に移ります。
影縫さんは手相を見せる風に手を見せてくれと言ってきました。
影縫さんは「おりゃ」との掛け声をかけて暦の指を折りました。
そして治る事をイメージしろと言ってきます。
暦は治らないと羽川の胸を揉めないと叫びます。
折られた指は治ってしまいました。
影縫さんは、どんだけ思春期やねん、と言ってにやにやしていました。
検証の結果が出たので拗ねた忍を呼び出して欲しいとお願いされます。
暦はミスタードーナツを買いに行こうとしましたが、なんでやねんと影縫さんに突っ込まれました。
影縫さんは手間がかかるようなら自分が影の中に手を突っ込んで内臓のように引っ張り出すと言っています。
忍はビビったようですね、泣きはらした目をしていますが、威厳のある高級ドレスめいた服装で登場しました。
忍は威厳を振りまこうとしていましたが、空気を読まない影縫さんが頭に乗って御免、もうしない、と適当に謝りました。
忍は気落ちしてしまいます。
暦は空気読んで、と思っています。
暦は忍は自分を庇ってくれただけだ、あれは献身的自己犠牲だったんだ、と慰めます。
これで忍は納得できたようです、機嫌が良くなりました。
暦は忍の事を可愛過ぎて、可哀想過ぎて、面倒臭い上にちょろい奴だ、と感じてます。
斧乃木ちゃんはこんな忍の姿を見て負けた事にショックを受けていました。
役者が揃ったので検証結果が発表されました。
暦は吸血鬼化しているそうです。
吸血鬼の力を使い過ぎたので暦は忍とは無関係に吸血鬼に寄ってしまったそうですよ。
結論を告げる時に影縫さんが、このままだと暦の事を殺さなければあかんかもしれん、と言っていました。
暦が頑張りすぎたのが問題の根幹のようです。
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暦は忍と出会ってからの事を思い出していました。
影縫さんと斧乃木ちゃんと戦った頃から吸血鬼になる事に忌避感が薄れていったなと考えています。
影縫さんが暦は真剣に吸血鬼になって戦っていた事を認めてくれました。
斧乃木ちゃんが決定的に不味かったのは蛇神との戦いだと教えてくれます。
撫子が蛇神になってから２か月ほどの間、暦は毎日のように吸血鬼化して戦いを挑んでいたようです。
それが不味かったと斧乃木ちゃんは言っています。
斧乃木ちゃんは暦が吸血鬼になれる事に慣れてしまった事が原因だと言っています。
今の暦は忍とは関係なしに吸血鬼になれる状態だそうです。
暦の事を分類上生まれながらの吸血鬼だと言っています。
暦が直す方法を問いかけると、そんな方法は無いんだ、と言われてしまいました。
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直す方法が無いと聞いて暦は納得していました。
便利に無敵の力を使っていたのでその対価を支払う時が来たんだと納得したようです。
影縫さんは泣き叫んで転げ回らない暦を見てちょっと残念なようです。
影縫さんが直す方法は無いけどこれ以上吸血鬼化を進行させない為の方法はあると言ってきます。
影縫さんに促されて斧乃木ちゃんが吸血鬼にならない事だと教えてくれました。
影縫さんはこれ以上暦の吸血鬼化が進行したら殺さなければならないと言っています。
忍がそうなった場合は自分が影縫さんと斧乃木ちゃんを殺すと挑発していました。
影縫さんと忍が睨み合っています、これから対決が始まりそうでしたが、斧乃木ちゃんが二人を止めてくれました。
斧乃木ちゃんは影縫さんの式神なので彼女に命令されれば嫌でも暦を殺さなくてはならないそうです。
斧乃木ちゃんは二度と吸血鬼化しないと誓って欲しいとお願いしてきました。
暦は羽川や戦場ヶ原が命の危機に瀕していて自分が吸血鬼になれば救えるならば成ってしまうだろうと思っています。
これからは危機に陥る前に予防していこうと考えています。
暦は吸血鬼化しない事を影縫さんに誓いました。
斧乃木ちゃんは軽い誓いだなーとの感想を述べています。
影縫さんは、暦をぶっ殺せなかった事は残念だそうですが、吸血鬼の芽を詰めたと満足する事にしました。
暦は話は終わったと思いお礼を言って帰ろうとしましたが影縫さんに止められます。
これから暦がどれ位吸血鬼になっているのか調べると言っています。
現状を確認する事で吸血鬼化した事による危険性がどれくらいあるのか知ろうとしています。
翌朝太陽を浴びて灰になったら嫌だろと言っています。
影縫さんが現状を臥煙さんに報告する事になります。
報告メールを書いている時に臥煙さんから電話が掛かってきました。
影縫さんの口調から何やら不味い事が起こっていると思われます。
正弦（ただつる）の奴は、と個人名が登場しています。
電話を終えた影縫さんが最悪のタイミングで最悪のニュースがあると言っています。
急いで神原駿河の家に行け、おどれの妹達に一刻も早く会いに行け、厳密にはもう其処には居ないかも知れないけど、と言っていました。
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斧乃木ちゃんの『例外のほうが多い規則』で神原の家に飛んでいきました。
人間に近い状態の暦はその常識外れな移動方法に高山病のような症状を発症しています。
気圧差と酸素濃度の変化に付いていけませんでした。
暦は吸血鬼の力を使わないとこうなるのか、と人間の弱さを痛感していました。
斧乃木ちゃんが人工呼吸をしようか？と言ってくれましたが暦にはそれに応じる余裕はありませんでした。
斧乃木ちゃんの力を借りて神原家に侵入しました。
神原の部屋はもぬけの空でした。
布団が二枚敷かれていたので暦は火憐か月火が駿河の餌食になったのか？と慌てます。
枕の匂いを嗅いでみると駿河、火憐＆月火で寝ていた事が分かり安心していました。
布団には熱が残っていて三人が連れ去られて間が無い事が分かりました。
暦は床の間に折り鶴が置かれているのを発見しました。
警戒して手に取らなかったのですが斧乃木ちゃんが手に取ってみろと言っています。
自分は死体なので反応しないかも知れないが人間に近い鬼いちゃんになら反応するかも知れないと言っています。
暦が折り鶴を手に取ると千羽鶴が出てきました。
暦は驚いて悲鳴を上げてしまいます。
斧乃木ちゃんはやっぱり、と言っていました。
暦が驚くと思って手に取らせたそうです。
斧乃木ちゃんは貝木に影響を受けてしまったようです。
斧乃木ちゃんは折り鶴を置いて行った人物に心当たりがあるそうです。
影縫さんに相談する為に彼女の元に戻る事になりました。
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駿河、火憐、月火を攫ったのが手折正弦（ており　ただつる）という専門家だと判明しました。
臥煙さんは正弦の事を知っていました。
正弦、余弦、余接は三角関数における用語なので三人に何らかの関係性がありそうですが、影縫さんが怖くて聞けませんでした。
影縫さんは正弦の事を自分と同じ不死身の怪異を専門とする専門家だと言っています。
特性は自分とは真逆で人間の作り出した怪異を美しいモノだと捉えているそうです。
正弦の事をアーティスト気取りといって嫌っています。
暦が自己犠牲の精神を見せると自己陶酔に溺れるなと指摘してくれます。
影縫さんは臥煙さんの指示に従い三人の救出を手伝ってくれるそうです。
影縫さんは正弦の狙いは暦と忍だと言っています。
最悪なタイミングで正弦が行動に出たのは人為的に引き起こされたのではないかと疑っています。
正弦からのメッセージを解読する為に千羽鶴の解析を始める事になりました。
影縫さんは暦の事を心配してくれているようです。
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影縫さんが千羽鶴を一人で解体してメッセージの書かれた一枚を見つけ出しました。
彼女は単純作業でも一人でやりたい人のようです。
メッセージは専門家の間で共有されている暗号で書かれていました。
影縫さんは正弦は影縫さんと斧乃木ちゃんが来ている事を知っていると言っています。
何らかの方法で影縫さんと斧乃木ちゃんが関与している事を知ったようです。
指定された場所は北白蛇神社でした。
今回の暦のミッションは火憐、月火、駿河を助け出す事です。
正弦と戦う必要はありません。
場所が分かったので乗り込む事になります。
影縫さんは後から行くので先に行って自分のタイミングで始めろと言っています。
地面を歩けない影縫さんを待っていたら朝になってしまうかも知れないので暦は勝手に始めようと考えています。
斧乃木ちゃんの腰に顔を密着させてしがみ付き飛ぶ事に成りました。
暦はこの体勢は如何わしいな、と思っています。
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到着した北白蛇神社の麓で忍野扇が待っていました。
彼女は待ちくたびれたと言っています。
これから戦地に赴く暦の事を激励しに来たと言っています。
扇は暦の置かれている状況を知っているようです。
挑発するような事を言ってきましたが暦は冷静さを保っていました。
扇は暦の事を成長しましたねーと褒めています。
彼女は成功譚よりも成長譚が好きだと言っています。
暦は成功して成長したいと言い残して扇と別れました。
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斧乃木ちゃんは扇が今回の件の黒幕だろうと言ってきます。
正弦に依頼したのが彼女で暦が困っている姿を見て遊んでいるんだと言っています。
この予想が正しそうです。
斧乃木ちゃんが自分の出自を語ってくれました。
影縫さんがこの場に居ないので殴られる心配がないので話すそうです。
式神である斧乃木ちゃんの行動は影縫さんに筒抜けなので後で殴られるだろうけど、それは問題無いそうです。
斧乃木ちゃんは臥煙伊豆湖が命じて忍野メメ、貝木泥舟、影縫余弦、手折正弦に作らせたそうです。
５人が大学生の頃の話で夏休みで暇な大学生の自由研究だったそうです。
正弦と影縫さんが不仲なのは斧乃木ちゃんの所有権をめぐって揉めたからだそうです。
貝木と忍野は早々に所有権を放棄したそうです。
影縫さんも所有権を正弦に譲ろうとしていたそうですが斧乃木ちゃんが影縫さんを選んだそうです。
影縫さんが最終的に斧乃木ちゃんを引き取る事で決着したそうです。
斧乃木ちゃんは今でも正弦は自分に執着している、もしもの場合は自分を正弦に引き渡せば助かる可能性が高いと言ってきました。
暦は前を歩く斧乃木ちゃんのスカートを捲り上げました！！
馬鹿な事を言った斧乃木ちゃんへの馬鹿な制裁だそうです。
暦は斧乃木ちゃんを引き渡すつもりは無い事を伝えます。
暦は土下座をして正弦を説得すると言っています。
斧乃木ちゃんは正弦は人に土下座させるのが趣味だから効果ないよ、と返答していました。
暦は土下座する事が趣味の人間を相手にした事は無いだろ、と言って説得に自信がある事を主張しました。
斧乃木ちゃんが『例外のほうが多い規則』を正弦にぶち込むと提案してきました。
話し合いをする事なく奇襲するのであれば勝てそうだ、と言っています。
結果として正弦は死んでしまうそうです。
暦はそれは駄目だ人間を殺したら人間ではなくなってしまうと止めています。
斧乃木ちゃんは暦のこの考え方を聞けて良かったと言っています。
風邪を引きそうだからスカートから手を離してとお願いされて暦は手を離してしまいました。
憑喪神の斧乃木ちゃんは風邪は引かないそうですが引きそうな気分にはなるそうです。
暦は手を離してしまった事を後悔する事になります。
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暦と斧乃木ちゃんは北白蛇神社を真横から覗ける位置に到着しました。
中を確認すると手折正弦が賽銭箱の上で胡坐をかいて折紙で遊んでいました。
やっこを作って完成したら賽銭箱に入れていました。
これは時間を計っているそうです。
相談の末、暦が正弦と会話している間に斧乃木ちゃんに三人を連れ出して貰う事になります。
斧乃木ちゃんは暦の無駄話スキルに期待していると言い残して社の裏手に移動していきました。
忍が話しかけてきました。
忍は暦が死にそうな目に遭ったら無理矢理血を吸って吸血鬼化させると言っています。
忍にとっては三人娘よりも暦の方が大切なんだそうです。
暦が吸血鬼化する事も願ったりだそうです。
これは忍なりの激励のようです。
暦は忍の叱咤激励を受けて正弦の前に出て行きました。
「どこを見ている！こっちだ」
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手折正弦は「やあ」と気の抜けた挨拶をしてきました。
暦は斧乃木ちゃんが三人を救い出すまでの時間稼ぎを始めました。
会話を続けて時間を稼ごうとしたのですが正弦の様子が変です。
会話がまるで噛み合いませんでした。
正弦は自分が此処に居る理由が分からないと言っています。
自分はこの状況に最適だからキャスティングされただけでは無いか？との疑問を呈してきます。
自分では駄目だ、忍野を探せ、忍野ならば、キャスティングの外から中立の立場で関与してくれる、と言っています。
更に正弦は暦を吸血鬼にする手助けはしたくない、と言っていました。
忍野を探せないならば、君は『ちゃんとする』しかない、手に入れて失うしかない、と言っています。
暦は分かるように頼んでくれと要求します。
正弦が頼んでいたのは斧乃木ちゃんでした。
斧乃木ちゃんの決め台詞が好きだと言ってお願いしてきました。
斧乃木ちゃんは正弦のお願いを叶えてあげます。
「『例外のほうが多い規則』－僕はキメ顔でそう言った」
斧乃木ちゃんは正弦を殺しました。
暦は何で殺したんだと激高する事は出来ませんでした。
斧乃木ちゃんは暦を助ける為に正弦を殺しました。
斧乃木ちゃんは、助ける為に殺したのは自分が化物だからだ、と言っています。
暦にはそうなって欲しくないと言っていました。
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駿河、火憐、月火は賽銭箱の中に入れられていました。
何らかの術で眠らされていたようで、事件の事は知りませんでした。
暦が月火を斧乃木ちゃんが火憐と駿河を担いで下山している最中に影縫さんと合流しました。
影縫さんは木の上を走っていました。
正弦から影縫さんと正弦は地面の上を歩けない呪いを掛けられていると聞かされました。
影縫さんは斧乃木ちゃんから正弦を殺した事を聞くと後始末をしに神社に向かいました。
翌日のバレンタインデーに戦場ヶ原の家で勉強会を開いています。
戦場ヶ原は上機嫌でチョコレートを口の中に入れてきました。
暦のことを「こよこよ」と呼んでいます。
暦が美味しいと言うとガッツポーズで喜んでいます。
暦は今回の件について説明しました。
戦場ヶ原は鏡に映らなくなっても自分の眼には映っていると言って励ましてくれます。
暦が、羽川だけが掴んでいる情報がありそうなので帰りに会いに行く、と伝えると「それは明日にしてください」とお願いされてしまいました。
戦場ヶ原が可愛過ぎますね。
家に戻った暦は火憐と月火の様子を見に行きます。
ノックをしないで彼女たちの部屋のドアを開けると着替え中でした。
しかし暦を驚かせたのは彼女たちの半裸ではありません。
影縫さんの元に帰った筈の斧乃木ちゃんが置かれていました！！斧乃木ちゃんは人形の振りをしています。
小声で話しかけると、今回の件は斧乃木ちゃんを暦から引き離す意図が感じられたそうです。
だから臥煙さんと影縫さんは斧乃木ちゃんをしばらく暦の傍に居させる事にしたそうです。
斧乃木ちゃんはＵＦＯキャッチャーに入り込み人形の振りをしていたそうです。
月火にゲットされて部屋に連れて来られたそうです。
暫くは人形の振りをして月火と火憐の部屋に居るそうです。
斧乃木ちゃんと気まずいまま別れる事にならなくて、良かったじゃんか。
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成分	美少女	戦闘	怪異	ラッキースケベ	恋愛
評価	AAA	C	A	AA	B

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