ラノベの感想) ソードアート・オンライン プログレッシブ 第4巻 (電撃文庫)

アスナがキリトとデュエルの訓練をする事になっています。
アスナの方からお願いした事らしいのですが剣を向けあうとアスナは怖くなりました。
アスナはキリトに剣を向けたくないと言って訓練を中止しました。
アスナは相手にダメージを与える事に対する恐怖を感じていました。
キリトとアスナは第五層に到着して名物のデザートを食べていました。
このデザートには宝探しで発見確率を高めるバフ効果がありました。
アスナは早速宝探しを始めていました。
彼女は宝さがしが好きなようですねノリノリで楽しんでいました。
満喫できたのですが攻略の最前線で戦っている自分が後からやって来る戦闘能力の低いプレイヤーから稼ぎ場所を奪ってしまったのかも知れないと不安になっていました。
キリトは優しいな、と見透かしたような事を言っています。

レーベル:電撃文庫
発行日:2015/12/10
著者:川原礫
イラスト:abec
ISBN:978-4-04-865566-8
雰囲気:アスナの覚悟、ギルドフラッグ、リーダーキリト、少数でボス攻略、敵の首魁?
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冥き夕闇のスケルツォ アインクラッド第五層 2022年12月
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キリトが連絡の取れなくなったアルゴを探しに行く事になりました。
アスナはキリトがアルゴとはフレンド登録していて自分とはしていない事が不満でした。
フレンド登録すると離れたフロアに居る相手にもメッセージが届くようになります。
現状アスナとキリトは一緒に行動しているので不要と言えば不要なのですが不満なようです。
アスナはキリトに友達だと思われていないと不安になります。
自分が強くなりキリトに信頼されるようになって自分からフレンド申請してやると考えました。
アスナは凄くポジティブになっているようです。
キリトを追いかける事にしました。
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キリトは地下にある遺跡に向かいました。
そこでアルゴが調査をしているようですよ。
直ぐに追いかけたのですが、アスナはキリトを見失う事になってしまいました。
アスナはアストラル系のモンスター(幽霊のような存在)が苦手です。
恐々と探索を続けていたのですが転んでしまいました。
そして落とし穴に落ちてしまい下の階に落下してしまいました。
そこで武器《シバルリック・レイピア+5》を落としてしまいました。
そこにアイテムを盗むモンスターが現れてレイピアを持ち逃げしてしまいます。
アスナは慌てて追いかけるのですが見失ってしまいました。
アスナは恐慌状態に陥りそうでしたがキリトの教えを思い出して対策を練ります。
ストレージから予備の武器を取り出します。
アスナがもっていたのは初期装備のレイピアでした。
物凄く心許ない武器ですがアスナは懸命に自分を奮い立たせています。
キリトから装備を盗まれた時に盗んだモンスターを倒して装備を奪い返した話を聞いていたので実行に移す事にします。
レイピアを手から離した時に盗まれたので所有権がモンスターに移っています。
気が遠くなりますがシバルリック・レイピアを盗んだモンスターを倒すまで敵をおびき寄せて狩り始めます。
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幸いモンスターのHPが低いので初期装備でも倒す事は出来ました。
順調にモンスターを狩っていたのですが、怪しげな会話をしている二人のプレイヤーに行き会いました。
幸い彼らに気づかれる前に隠れる事ができました。
アスナは隠れながら二人の会話を盗み聞きする事になりました。
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二人は物凄く不穏な会話をしていました。
五層のフロアボスからギルドの将来を左右する重要アイテムがドロップすると言っています。
これまでフロアボスはDKBとALSが共同で倒していました。
二大ギルドの均衡を崩す為に、ALS単独でフロアボスを攻略させようとしていました。
アスナは驚き小さな音を立ててしまいます。
見つかったら殺されそうだと考えたアスナはモンスターを使って誤魔化す事にしました。
適当なアイテムを落としてモンスターが現れるのを待ちます。
モンスターが出てきたので音を誤魔化す事をは出来ましたが最悪の事態が発生しました。
モンスターが倒されアスナから奪ったシバルリック・レイピアがドロップしてしまいました。
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絶望的な心境のアスナは二人の前にキリトが登場したのを発見しました。
キリトはアスナがPKされてシバルリック・レイピアを奪われたと思っているようです。
アスナの事をPKしたのか?と詰問していました。
ここでアスナがシバルリック・レイピアを取り戻す為に素晴らしく頭の良い作戦を取りました。
アスナは大声を上げて驚かす事にします。
シバルリック・レイピアを持っていた人物は何度もメモを書き損じる位に不器用だと予想されていました。
驚いた彼はシバルリック・レイピアを落としてしまいました。
そこに盗賊モンスターが現れてシバルリック・レイピアを盗みだします。
アスナはすかさずモンスターを倒してシバルリック・レイピアを奪い返す事に成功しました。
素晴らしい状況観察眼ですね。
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キリトがアスナの元に走り寄り彼女を捕まえて洞窟の壁に押し付けてハイディングしました。
大声で会話していたのでモンスターが集まってきてしまいました。
対処の遅れた怪しい二人組はモンスターに追いかけられる事になりました。
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アスナはキリトと共にアルゴの捜索を行い彼女を無事に発見しました。
アルゴはモンスターの動きを観察する為に予定よりも長く遺跡に逗留していたそうです。
三人で街に戻りアスナとアルゴが入浴する事になりました。
アスナはアルゴが一人で危険な情報収集を行っている事を心配しています。
アルゴは自分はベータ―テスターだったからそれをする義務があるんだと言っています。
アルゴが初めてベータ―テスターだったと認めた瞬間です。
アスナは彼女に信頼されているようです。
アルゴはアスナが心配するのは自分が戦闘系の構成になっていないからだよね?と確認してきました。
アスナを納得させる為に果物を武器にデュエルの真似事をする事になりました。
アルゴは全裸でチャンバラするつもりでしたがアスナが恥ずかしがっています。
水着を着たいと言って来ました・・・アルゴにも水着を着て欲しいと言っています。
アルゴはアスナに水着を作ってもらう事になりました。
二人のチャンバラは引き分けに終わりました。
アスナはアルゴの強さを知り一人でも大丈夫と言っているのが強がりでは無いと理解しました。
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アスナは怪しげな二人組がALSを扇動して単独でフロアボスに挑もうとしている事を伝えます。
キリトは怪しげな二人組がモルテとその仲間(ジョーだよね?)だと分かったので対策を打つ事にしました。
キリトはモルテとジョーの他にもPKを扇動しようとしている人物が居る可能性を考えています。
キリトとアスナはALSがギルドフラッグを手に入れてDKBとの戦力バランスが崩れる事を心配しています。
ここまでフロアボスの攻略がハイペースで進んでいるのは二つのギルドが互いをライバル視して競い合っているからだ。
片方が潰れてしまっては攻略に支障が出てくると考えました。
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表向きはALSとDKBが共同で年越しイベントを開催する事になっていました。
これは両ギルドのメンバーの中に融和を考えているメンバーが存在するので実現したそうです。
キリトとアスナは企画者の片割れであるDKBのシヴァタに会う事にしました。
今回DKBは年越しイベントを楽しむつもりの様です。
リンドは楽しそうに笑っています。
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シヴァタは警戒心を剥き出しにしていましたがアスナが二人の事は分かっていると告げると諦めたようです。
キリトには何の話か全く理解できていません。
シヴァタはALS側の企画者であるリーテンを呼び出しました。
リーテンは最近ALSに加入した重装備のタンクです。
全身を金属鎧で覆っていて顔が見えませんでした。
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彼女がフェイスマスクを取ると中から女の子の顔が出てきました。
リーテンは女の子でしたよ。
更に驚いた事にリーテンとシヴァタは交際中らしいです。
アスナには最初から分かっていたそうですがキリトにはさっぱりでした、激しく動揺していました。
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リーテンは第二層でフルプレートの素材になる鉱石が大量に出土するSAOのバグを発見したそうです。
最初はバグを利用して良いものか悩んだそうですが知り合いの女の子鍛冶師に説得されて使う事にしたそうです。
女の子鍛冶師は自分が生き残るのが一番大事な事でしょ、アカウントをBANされれば現実に帰還できるかもしれないんだから使わない手はないでしょと説得したそうです。
彼女に頼んでフルプレートを作ってもらいALSにスカウトされたそうですよ。
リーテンはSAO以外のMMORPGの経験者でそこでもタンクをしていたそうです。
最初からタンク希望だったそうですが女のタンクは信用できないと断られてギルドに入れなかったそうです。
アスナが戦闘能力に性別は関係ないでしょと真っ当な憤りを示します。
リーテンはアスナに憧れているようですよ。
キリトの事も最前線で戦う凄い人と憧れています。
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リーテンはALSが抜け駆けしようとしている事を知っていますがギルドを裏切れないので内容を語れませんでした。
キリトが代わりにシヴァタに教える事になりました。
リーテンはALSの内部が二派に別れそうになっている事を教えてくれました。
キバオウはギルドが崩壊するのを防ぐ為に強硬策を主張する一派の考えを受け入れたようです。
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キリトはどうするべきか悩んだ末に自分たちでALSよりも先にフロアボスを倒してしまう事にしました。
メンバーを集める事になるのですがキリトの友達の少なさが露呈します。
エギルとネズハに打診する事になりました。
リーテンとシヴァタが仲間を連れてきてくれる事に期待する事になっています。
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キリトがネズハの説得に向かい、それ以外の候補者にはアスナが話す事になりました。
キリトがメッセージを飛ばすと直ぐに返事が返ってきました。
ネズハは五層の地下迷宮でアイテム集めをしているそうです。
キリトが迎えに行くとネズハは他のメンバーと別れて1人で待っていてくれました。
キリトが単刀直入にこれからフロアボスを倒しに行こうと告げると叫びそうになっています。
そりゃ驚くよね。
ネズハに役割と攻略する意図を説明すると納得してくれました。
ネズハはキリトに頼られて嬉しいそうです。
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ネズハを連れて戻ると他のメンバーは集まっていました。
アスナの交渉力の高さが伺えます。
集まったメンバーは、キリト、アスナ、エギル、ハフナー、シヴァタ、オコタン、ウルフギャング、ローバッカ、ナイジャン、リーテン、ネズハ、アルゴの12人です。
少数精鋭ですがこれが有効に機能する事になりました。
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オコタンはリーテンが連れてきたALSのスカウト担当者だそうです。
リーテンをALSにスカウトしたのはオコタンだそうです。
ハフナーはシヴァタが連れてきたDKBの副リーダーです。
ウルフギャング、ローバッカ、ナイジャンはエギルの仲間です。
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キリトはギルドフラッグをALSに渡さない為に彼等よりも先にフロアボスを倒す必要がある事を訴えました。
ギルドフラッグが絶大なバフ効果を持っていて獲得したギルドが強くなり過ぎてしまう事を訴えました。
ALSとDKBに致命的な差が付いてしまい攻略レイドの均衡が崩れてしまう事を懸念します。
参加者はSAOを攻略する事が一番重要な事だと理解してくれました。
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アルゴの先導で地下迷宮を通り迷宮区に向かいました。
アルゴがキリトも考えつかなかった方法で近道をしてくれました。
壁を弄って壁登りが出来る突起を出現させました。
突起を掴んで壁登りをする事になるのですが落下ダメージが心配になります。
アルゴが大量のクッションを出してくれてメンバーの心理的動揺を抑えてくれました。
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キリトとアルゴでボス部屋の調査を行う事になりました。
そこで予想外の出来事が発生しました。
これまではボス部屋にプレイヤーが侵入するとボスが登場してたのですが何も出てきません。
警戒していると床から腕が生えてきてアルゴを掴んでしまいました。
体の小さなアルゴは掌の中に納まってしまい見えなくなります。
掌から何かが砕け散るエフェクトが発生しました。
キリトはアスナが死んだと思い込んで冷静さを失いかけた経験があるので冷静さを失いませんでした。
画面左上のアルゴのHPバーを確認すると1割程減少した状態でした。
キリトはソードスキルを撃ち込んでアルドを助け出しました。
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直ぐにボス部屋の外に逃げ出したかったのですが天井から足が出てきて踏みつけてきます。
アルゴとキリトはボス部屋の仕掛けを観察する事にします。
床から腕が二本、天井から足が二本生えてくる事が判明しました。
床に出てくる青い線を踏むと手か足が生えてくると判明しました。
青い線を踏まないと何も起こらない事も分かりました。
二人はボス部屋から退避しようとしましたが外で待ってたメンバーは緊急事態だと考え飛び込んできました。
なし崩し的にボス戦が始まってしまいました。
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ボス部屋の天井から顔が出てきて大声で叫ぶ事でデバフ効果を発生させる事が判明します。
額にある紋章を攻撃するとデバフ攻撃をキャンセル出来る事が分かっています。
これはネズハに担当して貰う事になりました。
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当初は巨大ゴーレムが出てくると予想していたのですが腕と足が出てきて攻撃してくるので複数のグループを作って個別に攻撃する事になりました。
前線組だけに即興で有効なグループを構成しています。
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ボスのHPがある程度減ると予想外の行動に出てきました。
これまで顔は天井に出現していたのですが床に出現します。
それもボス部屋の入り口に登場してしまいました。
一時撤退を決めた時だったのでシヴァタが噛みつかれる事になってしまいました。
対策を思いつけないままシヴァタの鎧の耐久値が尽きてしまいます。
エギルが最悪な報告をしてくれます、額に紋章が無くなっているそうです。
シヴァタが死んでしまうと思ったリーテンが口の中に飛び込んで口が閉じるのを防ぎます。
キリトは彼女の勇敢さに自制心を取り戻します。
必死に考え紋章を探す事にしました。
額に無いならば他の部位に存在する筈だと考え、二本の腕と二本の足を出現させました。
ネズハが膝の裏に紋章を発見しました。
しかしボスの足踏み攻撃でネズハは転倒してしまい攻撃できません。
高い位置にある紋章を攻撃したのはアルゴでした。
彼女はキリトの背中を蹴って大ジャンプしてソードスキルを放ちました。
これによりシヴァタとリーテンは吐き出されて助かります。
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シヴァタは予備の鎧を持っていたので戦闘を継続する事ができました。
流石に精鋭ですね抜かりがありません。
アスナがボス部屋自体がボスだったんだと気が付きました。
絶体絶命の危機を回避したので士気が上がりました。
ボスのHPが残り一本になると巨大ゴーレムとして部屋の中に出てきました。
当初の予定通りに、防御グループと攻撃グループに分かれてボス攻略を継続する事になりました。
シヴァタとリーテンが素晴らしい連携を見せて見事にタンクとしての役目を果たしてくれます。
キリトがラストアタックボーナスを取る事で巨大ゴーレムを倒しました。
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パーティメンバーは喜びを爆発させています。
キリトは大きなミスを犯してしまった事に気が付きました・・・迂闊すぎますねー。
戦闘前にギルドフラッグを獲得した場合の行動を決めていませんでした。
SAOでは戦闘に参加した誰かのストレージにドロップアイテムが収納される事になります。
全ては自己申告なので嘘を吐いてアイテムを貰ってしまう事が可能です。
恐れていた事が起こってしまいました。
誰もフラッグがドロップされたと言ってくれません。
誰かが嘘を吐いている事になりますね。
キリトは全員に自分の不手際を謝ります。
お互いを疑わせてしまった事を謝っています。
キリトは頭を下げて申告して欲しいとお願いしています。
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意外な人物が名乗りを上げましたよ。
フラッグをガメようとしていたのはオコタンでした。
リーテンがどうして、と悲しそうに問いかけます。
オコタンはギルドフラッグを交渉材料にしてALSとDKBを統合できないか?と考えてしまったそうです。
ハフナーがオコタンの謝罪を認めました。
彼も戦闘中にDKBとALSが統合されたらな、二つのギルドのメンバーをごちゃまぜにして理想的なパーティを組みたいな、と考えてしまったそうです。
ハフナーがオコタンの行為を許せない奴がいるなら名乗り出ろと告げます。
エギルたちが、そんな言い方をされたら手を挙げるやつはいないよ、と言ったので不問となりました。
これはキリトの人選が良かったと言えますね。
話し合いの結果、ギルドフラッグはキリトに託される事になりました。
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キリトはキバオウ達の到着を待っていました。
アスナが戻ってきて一緒に報告してくれる事になりました。
キリトはキバオウにフロアボスを倒した事とギルドフラッグを手に入れた事を告げました。
ギルドフラッグをオブジェクト化して見せる事で入手した事を示します。
キバオウはギルドフラッグをどうするのか聞いてきました。
キリトは二つの条件を呑むならば管理をキバオウに任せても良いと言っています。
1つ目は今後モンスターから同じアイテムがドロップした場合、持っていない方のギルドに譲渡すること。
2つ目はALSとDKBが合併して新ギルドが発足した場合です。
キバオウは静かに考えているようです。
そこにジョーの叫び声が響きました。
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ジョーは相手は二人だ力ずくでギルドフラッグを奪い取ってしまえと煽っています。
キバオウはジョーを「このドアホウ!!」と怒鳴りつけます。
ALSは犯罪者集団じゃない、もう一遍ALSの存在意義を考えてみろと怒鳴っていました。
キバオウは配下の不適切な発言を詫びてくれます。
DKBに対しても同様のスタンスを取るのか?と確認してきました。
そうだ、と答えるとギルドフラッグをキリトに預けると言ってくれます。
残念ながら合併は望み薄だそうです。
去り際に「おおきにな」と言ってくれたようです、キバオウとしても苦しい立場だったようですね。
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ALSが去るとアスナが泣きだしました。
彼女はSAOをクリアする為に危険を冒して最善だと思われる行動を取ったキリトが罵倒されるのが許せないそうです。
アスナは誰の為に泣くのか決めるのは自分だと言っています。
彼女はキリトの事を誉めてあげると言って、して欲しい事をなんでも言って欲しい、と言っています。
キリトは、そう言ってくれるだけで充分だよ、と答えました。
アスナはキリトの頭を抱えて胸に抱きました。
キリトはアスナに癒されていたんだと気が付き、感謝していました。
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キリトとアスナは遺跡のテラスで新年を祝う花火を見ていました。
花火は第一層の商店で発見されたそうです。
花火が見つかった事からALSとDKBの合同イベントが企画されたそうですよ。
キリトは食べ物を取りに行くために下の階に向かいました。
そこでハイディングしていた人物に襲われました。
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キリトの背中にナイフを突きつけてきて、レベル5の毒を塗ってあると脅してきます。
キリトはこの場所が安全圏か判断しかねていました。
襲撃者はキリトに「イッツ・ショーウ・タァーイム」と言ってきました。
彼がモルテとジョーのリーダーのようですね。
目的を聞くと、面白いからだ、折角のビッグ・ステージだぜ、いろいろと仕込んで、盛り上げたいんだ、と言ってます。
彼はデスゲームと化したSAOを楽しみ尽くしたいようです。
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キリトが彼の事を《黒ポンチョの男》と呼ぶと、なかなかいいな、と喜んでいます。
キリトの事を地下に誘導しようとしてきます。
キリトは、彼等が扇動PK集団だ、言葉で惑わせているんだ、と判断しました。
毒はブラフだと見破り攻撃に転じました。
《黒ポンチョ男》はキリトの予想を超える体術で攻撃を躱しました。
キリトも知らない煙幕を吐き出す球体を投げつけてきました。
「また会おうぜ、ブラッキーさん」と言い残し煙幕に紛れて去って行きました。
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キリトはアスナの事が心配になり彼女の元に駆け戻ります。
アスナの元には襲撃者は来なかったようですね、慌てているキリトを見てキョトンとしています。
キリトはアスナを抱きしめて無事を確認していました。
アスナは、その手を離してくれる?軽めのソードスキルをぶちこむから、と怒っています・・・いや照れているのか?
キリトが此処は圏外だったかもと疑問を呈すると圏内に決まっているでしょ、と叫んでキリトの脇腹を殴りました。
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キリトとアスナはお互いの存在が大きくなってきているようです。
いつかは別れなければならないとキリトは考えています。
アスナはいつまで一緒に居られるのか心配しているようです。
どうなるんでしょうね?
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