ラノベの感想) 美人上司とダンジョンに潜るのは残業ですか? (NOVEL 0)
概略:
会社員の青年がおっぱいの大きい年下上司の困った趣味に付き合う事になります。趣味の世界では上下関係が逆転して青年が上司の世話を焼く事になります。仕事ではヤリ手の上司なのですが趣味の世界では初心者で無鉄砲です。チュートリアルも真面目にこなさない困ったちゃんです。そんな困ったちゃんが青年の抱える問題を解決に導いてくれます。
レーベル:NOVEL 0
発行日:2017/9/15
著者:七菜なな
イラスト:にぃと
ISBN:978-4-04-256060-9
雰囲気:困った上司、無鉄砲、師匠、食材集め、ドラゴン登場、パーティ結成
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第一章 主任、スライムって美容にいいらしいですよ
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牧野祐介(28歳)は会社の上司に呼び出される事になります。
彼を呼び出したのは黒木姫乃(26歳)という主任です。
彼女は牧野を呼び出してダンジョンに潜っていました。
会社では姫乃の方が立場が上ですがダンジョンでは逆転していました。
姫乃はドジっ子で初心者のようですよ。
しかもチュートリアル等をこなさない困ったちゃんのようです。
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姫乃が牧野を呼び出したのには理由がありました。
彼女は新しく購入した大剣を使いたかったようです。
二人はダンジョンに潜れる場所を提供している『ダンジョンワールド KAWASHIMA』って店で集合しました。
店番をしている川島美雪に案内して貰いダンジョンに潜る事になります。
美雪はこの店のオーナーの娘です、牧野の事をマキ兄と呼んでいます。
姫乃のレベルではスライムしか受注可能なクエストがありませんでした。
スライム狩りには大剣は不要です。
姫乃は不貞腐れていましたが、何とかして大剣を使おうとしています。
牧野が目を離した隙に大剣でスライムを殴りスライム塗れになっていました。
スライムは水分を含んでいるので姫乃のブラが透けて見えています。
牧野が視線を逸らしていると姫乃が追及してきたのでブラが透けている事がバレました。
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姫乃は報酬の受け取りを断ります。
全て牧野が倒したのだから受け取れないと言っています。
牧野は姫乃をダンジョンの上にある居酒屋に連れて行く事にしました。
そこではモンスターを素材として使ってる料理が出されてます。
姫乃はスライムで作ったカクテルが気に入ったようですね。
美味しいと言っていますが素材がスライムだと知り帰ろうとしました。
牧野はモンスターを材料にした食事を食べるのには意味がる。
モンスターハントがただのゲームになった時に人はダンジョンで命を落とすと諭します。
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姫乃は居酒屋に残る事になり、悪酔いしたようです。
彼女がダンジョンでモンスター狩りを始めたのは会社が水曜日をノー残業デイにしたからでした。
早く帰宅してもやる事が無くて暇なんだそうです。
彼女は認めませんでしたが友達も居ないそうですよ。
彼女は地元を離れて支社に赴任してきたばかりだそうです。
連休中も地元に戻らなかったそうですよ。
やっぱり友達が居ないようですね。
可哀想なので牧野は追及をやめます。
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翌朝、会社のエレベーターで姫乃と一緒になりました。
ネクタイが曲がっている言って直してくれました。
姫乃がスライムのカクテルはいつでも飲めるのか聞いてきました。
スライムのカクテルを飲んでからお肌の調子が良いそうです。
そこに同僚が乗り込んできました。
彼は姫乃の存在に驚いています。
彼女にスライムの核を加工したアクセサリーを贈って怒られたと嘆いています。
姫乃が「スライム舐めんなって言っときなさい」とドスの利いた声で告げました。
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姫乃は初心者ですが牧野は元プロのハンターらしいです。
美雪が牧野がプロだったと語ってますね。
何らかの事故があり牧野はプロライセンスを返上したそうです。
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第二章 主任、帰るまでがハントですよ
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牧野は営業マンです、今月の契約数が少なく困っていました。
ダメもとで飛び込みの営業をかけましたが断られてしまいます。
理由は牧野が自信無さげに話していたからでした。
落ち込んでいる牧野を姫乃がダンジョンに誘いました。
彼女はネットでブラッドウルフと云うモンスターの事を知ったそうです。
是非とも狩ってみたいと言っています。
牧野はブラッドウルフが厄介なモンスターだと知っていました。
最後までやって下さいね、と姫乃に警告していました。
姫乃は牧野の言っている事が理解できていませんでした。
彼女は買ったばかりの大剣でブラッドウルフを切り倒す事だけを考えているようです。
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ダンジョンに潜りブラッドウルフを狩るのに最適なスキルを姫乃に取得させる事にしました。
取得したのは<偏光迷彩>(カモフラージュ)という自分の姿を隠すスキルです。
通常は任意にスキルを切れるのですが姫乃にはできませんでした。
強制的にスキルを解除するには、武器で殴るか、誰もが持っている《魔紋》(スティグマ)と呼ばれる紋章に他人の魔力を流す方法があります。
姫乃はスティグマに魔力を流し込んで貰う方を取りました。
問題は姫乃のスティグマが存在する場所でした。
彼女のスティグマは内股にあるようです。
姫乃が牧野の手を取りスティグマに誘導する事になりました・・・エロエロですねー、羨ましいです。
魔力を送り込んでカモフラージュを解除する事に成功しましたがとても気まずい雰囲気になっています。
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姫乃が狩を続けると言って来たのでブラッドウルフを探す事になりました。
血の匂いが漂ってきてブラッドウルフを発見しました。
牧野がブラッドウルフは血の匂いを出してハンターを誘き出すと忠告しようとしたのですが姫乃が飛び掛かっていました。
姫乃は仕事では冷静なようですがダンジョンでは無茶な行動を取るようです。
牧野は姫乃を助ける事になりました。
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姫乃が背中を負傷したので着替えさせる事になりました。
姫乃は牧野が助けた事を利用してエロ行為に至ろうとしていると勘違いします。
ネットでダンジョンでエロ行為に耽っている男女が居るって読んだもん、と主張しています。
ダンジョンの方が感じるって書いてあったもん、と言っています。
実際に姫乃はスティグマに触られた時に感じてしまったそうですよ。
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牧野は姫乃に自分のシャツを貸して狩を続ける事にしました。
ブラッドウルフを発見して斬りかかりますが逃げられます。
追いかけると一人のハンターがブラッドウルフに襲われていました。
牧野は彼の事を助ける事にしました。
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ブラッドウルフを倒したと勘違いした姫乃が安易に近づきます。
ブラッドウルフは最後の力を振り絞り<断末魔>と呼ばれる呪詛を放ちました。
牧野は咄嗟に姫乃をかばいました。
牧野は姫乃に怪我が無い事を確認して後始末を始めます。
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姫乃はブラッドウルフの核が心臓部にある事を知りませんでした。
ブラッドウルフの核を取り出す為にブラッドウルフを解体する事になりました。
姫乃は嫌がっていましたが牧野は彼女を一人前のハンターにしたいと考えているので解体させたようです。
助けたおじさんにも解体を手伝わせていました。
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助けたおじさんは牧野が営業に行った先の社長さんでした。
彼は牧野が姫乃を助ける為に頑張る姿を見て牧野への評価を変えました。
牧野と契約してくれる事になりました。
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牧野は課長から大口契約を獲得した事を誉められました。
姫乃がやってきて牧野の功績を珍しく褒めてくれます。
牧野としては社長さんがブラッドウルフに襲われたのは自分たちの所為だと考えています。
これはマッチポンプじゃないか?と考えています。
姫乃は頑張ったのは事実でしょと褒めてくれました。
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姫乃は社長さんが言っていた、どうとも思っていない相手を助ける事はできない、って言葉が気になっています。
姫乃は牧野を意識しているようですね。
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第三章 主任、装備を買いに行きましょう
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牧野は姫乃の装備を選んであげる事にしました。
日曜にお時間ありますか?と姫乃を誘いました。
行き先が渋谷と聞いて姫乃は牧野にデートに誘われたと勘違いしたようです。
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待ち合わせ時間の20分前に到着すると姫乃は既に来ていました。
牧野は遅れた事を謝罪しましたが姫乃の態度がいつもと違いました。
彼女は自分も今来たばかりだから、と言っています。
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行き先を教えていなかった事を思い出して牧野は楽しいところだと教えます。
牧野は姫乃が気持ちよくなれるようにお手伝いします、と言ってますね。
これで姫乃は勘違いしたようですね。
顔が赤くなり意外と積極的なのね、と言っています。
姫乃は牧野と気持ちよく成れるところに行く事は嫌ではないようです。
勘違いした姫乃は夜になってからにしたらどうか?と言っています。
牧野が夜までは待てない、今から行っても夜までかかると伝えると、「・・・あんた、見かけによらないのね」と驚愕していました。
姫乃は牧野が絶倫野郎だと思ったようですね、若干逃げ出したそうです。
姫乃が意外とスケベなのが分かりました。
牧野が姫乃を連れて行ったのは「ダンジョンアタック専門店 ダイダロス」という店でした。
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店を見た姫乃の目が死んでいました。
牧野は姫乃が勘違いしていた事に気が付きました。
姫乃がムードが大事、夜の方が都合が良い、自分が言った自分も姫乃も楽しくて気持ちいい事、って会話を思い出しています。
姫乃はバッグで殴ってきました、姫乃が言ったセリフを全て忘れろ、と言っています。
店の前で騒いでいると店員さんが出てきました。
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店員さんは姫乃よりも立派なおっぱいの持ち主でした。
そして牧野の事を知っていました。
牧野は彼女の事を皐月さんと呼んでいます。
彼女は牧野の師匠だそうですよ。
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姫乃の装備選びが始まりました。
皐月は女の子の事も大好きなので姫乃のおっぱいを揉んできます。
皐月はサイズを測るのは重要な行為だと言って姫乃のおっぱいを揉みしだいていました。
皐月が親指を立てて教えてくれますよ、姫乃のおっぱいは本物だそうです。
姫乃は「AERIEL」という有名メイカーのロングコートを購入したようです。
姫乃は主任だけに財力もあるようです。
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姫乃の防具選びが終わったのは夜になってからでした。
皐月と姫乃は意気投合してしまいます。
皐月は牧野の過去を話してくれました。
姫乃は牧野が元プロだった事を知り驚いています。
皐月が牧野が昔ヒゲを生やしていた事や、自称で『盤上の調整者』と名乗っていた事を教えました。
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牧野は過去に何らかの失敗をしてしまったようです。
昔話をされるのが嫌なようですよ。
皐月の話を切り上げて帰る事にしました。
姫乃は牧野が怒っていると察して心配していました。
姫乃は普段の牧野の事をよく見ているようですね、彼の事が気になっているようです。
牧野がいつまで一緒にダンジョンに潜ってくれるのか心配になったようです。
牧野は姫乃の目を見るとついつい流されて彼女の面倒を見てしまうようです。
牧野の過去を知った代わりに彼女がダンジョンアタックを始めた理由を教えてくれたようです。
電車がホームに入ってきた音にかき消されて何と言ったのかは分かりませんでした。
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第四章 主任、バーベキュー大会、夏の陣です
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牧野と岸本が会社の掲示板の前で立ち話をしていました。
そこに姫乃がやって来ます。
彼女の事が苦手な(まあ大体の人は苦手なようです)岸本はビビっていました。
姫乃が会話に加わってきます。
何を話しているのか聞いてきたので会社で開くバーベキュー大会の話をしていたと答えました。
姫乃はバーベキュー大会の事を知らなかったようです。
牧野が参加は強制では無いが参加しないとボーナスが減額されると教えてあげました。
更に各人が食材を持ち寄り、それが良いもであればボーナス査定がプラスになり、不評を買うとマイナスになると教えてあげました。
本社から転属された姫乃はバーベキューの事を知らなかったそうです。
ボーナス査定がマイナスになると聞いて青い顔をしていました。
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姫乃はナイスなアイディアを思い付いたと言って牧野を誘います。
姫乃はダンジョン食材を持っていこうと言っています。
しかしダンジョン食材は魔素が無いところでは直ぐに傷んでしまうそうです。
バーベキューは土曜日に開催されます。
二人は土曜日の午前中に狩に行く事にしました。
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土曜日の午前中、営業時間前に『KAWSHIMA』に行く事になりました。
そこでは美雪が開店の準備をしていました。
美雪にお勧めのモンスターを聞くとイシクイと云うレアなモンスターがリポップしたと教えてくれました。
牧野と姫乃はイシクイの討伐に向かう事にしました。
美雪に姫乃を皐月の店に連れて行き防具を選んできたと教えると同行すると言ってきます。
姫乃が牧野が元プロだったと知っていると聞いてライバル心を持ったようです。
美雪が牧野に好意を持っているのは明白なんですが牧野は気が付いていませんね。
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美雪は大きな盾を担いでいます。
彼女が転びそうになったので牧野が助ける事になりました。
ラッキースケベが発生して牧野の上に美雪が乗ってしまいます。
牧野の手が美雪のおっぱいに触れています。
美雪は感じてしまったようですね、エロ声を上げています。
姫乃が冷たい目で見てきました、軽蔑しているようですね。
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途中に分かれ道があり姫乃と美雪が別方向を指さします。
牧野に判断が委ねられますが彼は美雪の意見を採用しました。
彼女の方がダンジョンを知っているとの真っ当な理由でしたが姫乃は認めません。
勝手に自分の示した方向に歩いて行きました。
牧野と美雪は姫乃の事を追いかけますが、美雪は姫乃に優しい牧野の態度が不満なようです。
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会話も無く気まずい雰囲気で行軍する事になりました。
美雪がイシクイを発見しました。
二頭居るという話しだったので牧野と美雪で手本を見せる事になります。
美雪がイシクイの突進を盾で受け止め牧野が剣で倒しました。
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姫乃が二匹目を狩る番になったのですが予想外の強敵が登場しました。
デスポイズンフロッグと云う溶解液を吐き出すカエルが登場しました。
牧野は撤退を指示しますが転送用のスキルが起動しませんでした。
牧野と美雪で攻撃を避けながら撤退する事になったのですがカエルはつがいで退路を断たれてしまいます。
一匹を倒して逃げる事になりました。
美雪が盾で攻撃を防ぎ牧野が口の中にある核を狙いました。
しかし牧野の剣は舌で絡め取られ核に届きませんでした。
カエルが粘液弾を吐こうとしています、絶体絶命です。
そこに姫乃の攻撃が炸裂しました。
彼女は大剣を振り被りカエルを頭から真っ二つにしました。
唖然としている牧野の前で油断するなと叫んでもう一匹も両断しました。
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カエルの吐き出した溶解液が当たり折角仕留めたイシクイは溶けてしまいました。
姫乃がカエルは食べられるのか?と聞いてきました。
二人はカエルをバーベキューに持っていく事にしました。
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バーベキュー大会で牧野はカエル肉を焼いていました。
そこに麦わら帽子をかぶった男性がやって来ます。
カエルの肉を食べた彼は大層気に入ったようです。
全ての肉を持っていってしまいました。
名前を聞かれたので牧野は営業企画一課の牧野ですと答えました。
男性は覚えておこう、と言って去って行きます。
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姫乃が暗い顔で現れました。
彼女はバーベキュー大会の間にチームとの親交を深めると意気込んでいたのですが失敗したようです。
麦わら帽子の男性が戻ってきて、黒木くんじゃないか、と言って姫乃に話しかけてきました。
彼女は男性の事を吉本社長と言っていました。
牧野は本社の社長に気に入られたようです。
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第五話 主任、少し危険なハントになりますよ(前)
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牧野には気がかりがありました。
姫乃が格上のデスポイズンフロッグを倒してしまった事が原因でした。
牧野は姫乃がユニークスキルを保持しているのではないかと疑っています。
同じころ姫乃は大変不機嫌でした。
その理由がKAWASHIMAが緊急メンテナンスに入りダンジョンに行けなくなったからでした。
脱出用の<緊急避難>スキルが使えなかったので調べてみる事にしたそうです。
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皐月から姫乃が注文した防具が届いたとのメールが届きました。
牧野は皐月に相談があるので姫乃を連れて防具を取りに行く事にしました。
姫乃が防具を試着している間に皐月に姫乃が使ったスキルに付いて調べて貰う事になります。
皐月は姫乃があるユニークスキルを保持している可能性を指摘しました。
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美雪からダンジョンのメンテナンスを手伝って欲しいとの連絡が入りました。
牧野は断ろうとしたのですが姫乃の事を誘ったと聞いて同行する事にしました。
美雪はダンジョンに潜れなくて姫乃に禁断症状が出ているだろうと予想していました。
確かに姫乃は宛先の無いメールにダンジョンに行きたいと何度も書いている状態でした、早くダンジョンに潜らないと爆発しそうです。
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美雪、姫乃、牧野の三人で上層階の探索を行う事になりました。
エレメンタルと呼ばれる結晶石を探す事になりました。
そこでKAWASHIMAが不調をきたしている原因を発見しました。
不調の原因は《タイラント級》のトワイライトドラゴンの帯がエレメンタルに絡まっていたからでした。
トワイライトドラゴンは自分では最下層から出られないそうです。
トワイライトドラゴンが傍に居ると魔素を奪われてしまいます。
下層に居る凶悪なモンスターが上層に出てきたのはそれが原因でした。
他にもカゲワタリと云う《ハザード級》のモンスターが居て襲い掛かって来ました。
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牧野の攻撃では倒せなかったのですが姫乃が倒してしまいました。
カゲワタリとの戦闘で姫乃は背中に攻撃を貰ったのですが大したダメージを受けていませんでした。
カゲワタリを攻撃した時に姫乃の目が赤く光っていました。
牧野は姫乃の所持しているユニークスキルが<万象適応>(アダプテーション)であると確信しました。
これは敵のレベルに適応できるってスキルです・・・どんな相手とも対等に戦えるって事のようです。
相手が強いと自分のレベルが向上し、弱いと低下するようです。
常時発動型のスキルなので姫乃には発動をコントロールする事はできません。
牧野はこのスキルの事を『死神の誘い』(デッドマンズスキル)と呼んでいるので余り好ましいスキルではないようです。
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第六章 主任、少し危険なハントになりますよ(後)
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カゲワタリを倒したのでエレメンタルの傍で他のパーティーを待つ事になりました。
そこで姫乃がエレメンタルを縛り付けている帯に捕まってしまいます。
姫乃が自分で帯を切ったのですがそれを見た美雪が動揺してしまいます。
牧野は姫乃がアダプテーションと云うユニークスキルを持っている事を教えました。
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牧野は続けてアダプテーションを持っているハンターはダンジョンに潜れない決まりだと教えます。
アダプテーションは相対するモンスターのレベルに自身の能力を適応させてしまうのでダンジョンに潜るのは危険だと判断されてハンター協会から入場を制限されています。
美雪には経営者として姫乃の事をハンター協会に報告する義務がありました。
姫乃はもうダンジョンには潜れないと理解したようです。
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待っている間に姫乃がワープホールに囚われてどこかに転送されてしまいました。
牧野は助けに行くと告げて姫乃に<魔素追跡>のコードを入力した金属球を付けました。
姫乃は《未踏破エリア》と呼ばれるエリアに飛ばされてしまいました。
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一度ダンジョンから出た牧野は美雪に頼んで未踏級エリアに転送して貰う事になります。
美雪は絶対に助からないと言って転送を拒否してきます。
牧野は姫乃とダンジョンに潜るのは楽しいと感じているようです。
美雪を説得して姫乃を迎えに行きました。
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姫乃はモンスターに追いかけられていました。
窪みに逃げ込んで隠れていようと考えましたが彼女が潜り込んだのはトワイライトドラゴンの巣でした。
姫乃はここで死ぬんだと覚悟を決めています。
そこに牧野が助けに来ました。
姫乃の腰にはトワイライトドラゴンの帯が巻き付いています。
トワイライトドラゴンにはスキルを封じる能力があるので姫乃の持ているアダプテーションを封じています。
姫乃が帯が切れないと告げると牧野はスカートを脱げと言ってきました。
姫乃は驚いたようですが牧野がスカートを脱がせて歩けない彼女を担いで逃げ出しました。
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脱出するにはトワイライトドラゴンを倒すしか無さそうです。
牧野には勝算がありました。
トワイライトドラゴンは眠りから目覚めたばかりで力が戻っていません。
牧野がトワイライトドラゴンの核を攻撃して倒したようです。
牧野は姫乃を助け出す為に必死になっていました。
彼はプロ時代に無茶をしてパーティー壊滅の目に遭っていました。
その時に負った怪我が元で且つてのパートナーはハンターを引退したそうです。
それでもダンジョンに潜るのは楽しいと感じている自分に牧野は負い目を感じていました。
未だにダンジョンに潜る事は楽しいって思っている自分に気付かせてくれた姫乃に感謝しているようですよ。
死なせてたまるか、と絶叫してトワイライトドラゴンを倒したようです。
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余章 主任、ちょっと再契約しましょうか
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牧野が所属するチームが取り組んでいた企画が通り打ち上げが行われています。
その席に姫乃も参加していました。
彼女が飲み会に参加するのは珍しい事なので彼女に声を掛けようと男性社員が集まってきました。
牧野、岸本、後輩君、課長が参加してジャンケンで声を掛ける人間を決めました。
牧野はダンジョンで怪我をしたようですよ、交通事故に遭ったって事になっています。
両腕を骨折しているので口でグーと言いました。
牧野が勝ったので不機嫌そうに一人で飲んでいる姫乃に声を掛ける事になりました。
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牧野は皐月から連絡があり壊れた防具は新しいのを買った方が良いと言われた事を伝えます。
姫乃があの件はどうなったの?と不安そうに聞いてきました。
牧野がトワイライトドラゴンの核を破壊したのでトワイライトドラゴンは再び眠りについたそうです。
その時に姫乃のユニークスキル、アダプテーションも封印される事になりました。
今の姫乃はアダプテーションを失っています。
それをハンター協会から派遣されたハンターに確認して貰えればダンジョンに潜れると伝えました。
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喜んでいる姫乃に牧野は自分と組んでいると危険な目にあいますよと告げコンビを解消しようとしました。
姫乃がダンジョンで失敗したら人生の全てが駄目になるのか?と質問してきました。
姫乃は牧野と一緒にダンジョンに潜るのは楽しいと言っています。
自分を認めてくれた姫乃の言葉を聞いて牧野は泣き出してしまいました。
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コンビ解消を打診したくせに牧野はパーティ申請書を用意していました。
それに記入して提出すればパーティとして認めらるそうです。
期限付きだったのですが姫乃は「わたしがやめるまで」と記入しています。
牧野と姫乃はパーティを組む事になりました。
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その店には姫乃のお気に入りのスライムティアーが存在しました。
早速注文したのですが色が薄いと文句を言っています。
飲んでみるとサイダーの味しかしなかったそうです。
牧野がパチモンですね、と告げると姫乃は店員の胸倉をつかんで文句を言っています。
「ここの店長に、スライムなめんなって言っときなさい!」と怒鳴っていました。
牧野はこれからのパーティ活動に不安を憶えています。
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成分 | 美女 | 戦闘 | スキル | 恋愛 | ラッキースケベ |
評価 | A | AAA | B | A | AAA |
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