ラノベの感想) ソードアート・オンライン プログレッシブ 第3巻 (電撃文庫) 2回目
ベータテスト時代に四層は砂塵が舞う深い渓谷の間を移動するマップでした。
しかし到着した四層は陸地の間に広い川が流れるマップに激変していました。
階層をアクティベートする為には川を泳いで渡る必要がありそうでした。
キリトがＳＡＯでの水泳は訓練を必要とすると告げるとアスナがパーティの解散を直訴してきました。
彼女は一人で下の階に戻り泳ぐ練習をすると言っています。
キリトが川を渡る為の何らかの手段がある筈だ、と言い出し渡河用のアイテムを探す事になりました。
キリトは浮き輪になる木の実を発見しました。
キリトとアスナは装備を外して重量を軽くして浮き輪に捕まり川を渡りました。
レーベル：電撃文庫
発行日：2014/12/10
著者：川原礫
イラスト：abec
ISBN：978-4-04-869096-6
雰囲気：船の作製、アスナの拘り、陰謀、水着で混浴、フロアボス戦にＮＰＣ参戦
.
>>
泡影のバルカローレ アインクラッド第四層 ２０２２年１２月
>>
キリトのパンツが面白い事になっている事にアスナが気付きました。
珍しく大爆笑していました。
キリトの穿いているパンツはクリムゾンレッドのトランクスでお尻に牛マークが入っていました。
これは第二層の《バラン将軍》のラストアタックボーナスで獲得した一品です。
ＳＴＲ値が上がる効果があるのでキリトは穿いていたそうですよ。
お尻の牛マークには気が付いていませんでした。
.
キリトはアルゴから四層で受けられるクエスト一覧を入手します。
そこにベータテスト時代に無かったクエストを発見しました。
キリトは船を入手できる可能性を見出したようです。
アスナと二人でクエストを開始する事になりました。
向かった先では船大工のロモロ老人が待っていました。
ロモロに言われて船の素材を集める事になるのですがアスナが拘りを見せる事になりました。
指定された素材を集めれば良いだけなのですがアスナが最高品質の素材を集める事に拘りました。
アスナは自分のゴンドラが持てる事に目を輝かせていました。
作るならば最高の船を作りたいと思ったようです。
キリトはアスナに付き合い最高品質の素材集めに付き合う事になりました。
.
最高品質の船を作ってもらう事になるのですが、ロモロ老人の元を離れるとイベントの進行が止まります。
二人はロモロの工房で完成を待つ事にしました。
ロモロが座っていた揺り椅子で眠る事になるのですがアスナの心境が大きく変化しています。
二人で椅子に座って寝ようと言っています。
しかし疲れていたアスナは椅子に座って直ぐに寝てしまいました。
キリトは椅子を揺らしながらアスナを見守っていたようです。
船が完成したのでアスナを起こそうとしたのですが予想外の事態が発生しました。
中々起きないアスナを揺すっているとハラスメント防止警告が出たようです。
寝ぼけているアスナがボタンを押してキリトを牢獄に転送しそうになっていました。
慌てて彼女の動きを止める事になっていました。
ハラスメント警告が出ているのでアスナがキリトを追及してきます。
キリトは起こそうとして揺さぶっただけだと教えると納得してくれました。
完成した船にティルネル号と名付ける事にしました。
博識なアスナが船には女性の名を付ける場合が多いと知っていて、キズメルの亡き妹の名前を付ける事にしました。
.
宿屋に泊まる為に停泊しておいたティルネル号がＤＫＢとＡＬＳに発見されてしまいました。
両ギルドはティルネル号を調べる順番を巡り争っています。
停泊中のゴンドラは持ち主以外には動かせません。
キリトとアスナがティルネル号に乗り込み移動を始めると、またお前等か、と悔しそうにしていました。
キリトはアルゴにゴンドラ作製クエストの存在を教えたので攻略本に載る事になります。
リンドとキバオウは其々ゴンドラを作る事になります。
.
ロモロ老人のクエストには続きがあり、客を乗せていない船が何をしているのか調べる事になりました。
キリトとアスナはティルネル号を使い問題の船のあとをつけました。
倉庫の様な広い場所に大量の木箱が置かれているのを発見しました。
森エルフの一団が居て見つかりそうになったので木箱の中に隠れる事にしました。
ここでキリトにとってはラッキー、アスナにとってはアンラッキーな出来事が発生しました。
外から見ると余裕で二人分のスペースがありそうだった木箱は狭かったです。
キリトとアスナは密着して隠れる事になりました。
キリトの奴はどうやったのかアスナのブレストプレートの隙間に右腕を突っ込んでしまい柔らかい感触を味わっていました。
.
敵の会話が聞こえてきました。
全ての品は入手できたそうですが組み立てが遅れているそうです。
しかし５日後には全て完成するそうです。
敵の親分はノルツァー将軍と言うようです。
物凄い高レベルでキリトとアスナの二人では殺されてしまうのは確実です。
二人は敵が居なくなるのを待ちその場を離脱しました。
イベントログにはここで聞いた話を然るべき人物に伝えろと書いてありました。
.
船を使ってフィールドボスに挑む事になりました。
参戦するのはキリト＆アスナ、エギルのパーティ、ＤＫＢ、ＡＬＳです。
彼等もそれぞれゴンドラを作製していました。
ＤＫＢとＡＬＳは相当頑張ったようですよ、それぞれ三隻の船を作っていました。
レイドは大型船を作ったＤＫＢのリンドの指揮で始まりました。
ティルネル号は二人乗りの小型船なので脇役になったのですがキリトは頑張ってラストアタックボーナスを獲得しました。
敵は亀のモンスターだったのですがＨＰが減ると攻撃パターンを変更してきました。
リンドは押し切ろうと考えていたようですが転覆の危険があったので衝角を装備しているティルネル号で突っ込んで倒しました。
.
フロアボスを倒したので次の村に移動する事にしました。
川の上を移動するしかないのでアルゴはどうしているんだろうか？主街区から出ないのかな？と二人で話しているとアルゴの声が聞こえてきました。
彼女は足に水の上を歩けるアイテムを装備して水面をアメンボのように滑走していました。
アルゴは主街区で見つけたと言っています。
キリトは欲しそうにしていましたが弱点がありました。
使用するには装備重量がシビアなんだそうです・・・武装した状態では使えないそうですよ。
アルゴはいつものようにフードつきマントを装備していますが、その下は全裸だそうですよ！！
キリトはアルゴのマントの下が気になっています、まあ当然ですね。
しかしアスナの視線が怖いので気にしてませんよーって雰囲気を作っていました。
.
ティルネル号は二人乗りなのでアルゴを乗せてあげる事にします。
キリトは漕ぎ手なので乗員にカウントされません、漕ぎ手を含めて三人が乗る事ができます。
三人で次の村ウスコに向かいました。
三人でフィールドボス攻略の祝勝会を兼ねた食事をしています。
その席で悲しいお知らせを聞かされる事になりました。
.
キリトは全く知らなかったのですが今日はクリスマスイブです。
そこでＡＬＳとＤＫＢが共同でクリスマスパーティを開いているんだそうです。
開場は四層の転移門広場です。
アスナはＤＫＢのシヴァタに聞いたそうです。
彼はキリトに謝っておいてくれと言ってたそうです。
いつもラストアタックボーナスを奪っていくキリトには参加して欲しくないと考える参加者が多数派なんだそうです。
アスナだけなら参加しても良いと言われたそうですよ。
キリトが少しだけ拗ねていますね。
アルゴが落ち込むな、一緒に居てやってるだろ、と慰めてくれました。
.
キリトは今日がクリスマスイブだと完全に失念していたようです。
アルゴが情報収集に行くと言って別れる事になりました。
キリトはキザですよ、アスナにクリスマスプレゼントを贈る事にします。
物ではなくて風景をプレゼントする事にしました。
.
キリトはティルネル号でアスナを黒エルフの城に連れて行きました。
黒エルフの城は湖の畔にあります。
クリスマスイブなのでアインクラッドが特別な天候状態に変化して夜空から雪が降ってきました。
黒エルフの城の中に入り、キズメルを探す事になります。
キズメルは城の中庭に居ましたね。
キリトとアスナを発見すると駆け寄ってきました。
キズメルに力強く抱きしめられる事になりました。
.
キズメルの案内でスウェイートルームに案内されました。
中には部屋が２つとバスルームがありました。
キズメルは用があったら呼んでくれと言い残して帰って行きました。
キリトが城の三階に超でっかい大浴場があったな、と教えるとアスナが興味を持ちました。
彼女は混浴なのか聞いてくるのですがキリトには記憶がありませんでした。
二人は大浴場に行ってみる事にしました。
混浴でしたね・・・しかしアスナは諦めませんでした。
.
アスナは裁縫スキルを使い水着を作成してしまいました。
アスナはスキルを一時的に保存して置ける《カレス・オーの水晶瓶》ってアイテムを入手してました。
これがスグレモノでスキルレベルを保持する事ができます。
キリトはアスナの安全を最優先にしたいので《カレス・オーの水晶瓶》の存在を秘匿すると彼女に説明していました。
キリトがアスナの事をとても大切にしていると理解したアスナはキリトに魅かれ始めているようです。
クリスマスプレゼントのお返しにアスナはキリトにも海パンを作ってくれました。
最初に無地の黒を使ったのですが悪戯心を出してお尻にオレンジ色の熊のアップリケをつけました。
二人は水着を着て混浴する事になりました。
.
そこにキズメルがやって来ました。
彼女は二人の事を探していたようですね、やっぱりここに居たか、と言っています。
キズメルの声を聞いたアスナが慌てています。
キズメルは当然ですが全裸で入って来たようですが、キリトは残念見えませんでした。
アスナにお湯の中に顔を押し込められていました。
アスナの行動が過激化していますね、キリトに慣れてきたって事でしょうか？
アスナはキズメルを連れて脱衣所に戻り、彼女にビキニを着せました。
.
水着を着て三人で混浴する事になりました。
アスナは白いワンピース型の水着、キスメルは紫のビキニを着ています。
キズメルと別れてから起こった出来事を話しています。
キズメルがこの城の警備隊が弛んでいると話しました。
森エルフは船を持っていないので攻めて来られない、だから警備隊が油断していると言っていました。
キリトが船があれば城の守りは危ういのか？と考え森エルフが空箱を大量に購入していた事を思い出しました。
キリトはあの空箱を使って船を造る可能性がある事に気が付きました。
森エルフは大量の船を作って攻め込んでくる可能性がある事をキズメルに教えるとイベントが進みました。
.
キズメルはキリトとアスナを連れて城主に森エルフが襲撃してくる事を伝えに行きました。
城主のヨフィリスは病気なんだそうですよ。
暗い部屋の中に居ましたよ。
ヨフィリスからお使いクエストを受けて襲撃に備える事になりました。
お使いクエストにはキズメルも同行してくれたので楽々こなせたようです。
.
森エルフ達はキリトの予想を越える数の船を用意していました。
黒エルフ側の船の方が数が少なかったので追い込まれてしまいました。
桟橋に接舷されてしまい上陸されてしまいました。
キリトは援軍としてヨフィリスに参戦して貰う事にしました。
彼の事を呼びに行くと、病気なのは嘘だ、と驚くべき真実を教えられます。
ヨフィリスは顔を負傷してしまい、その傷を見られたくないので病に伏せっていると嘘を吐いていたそうです。
何故、黒エルフの味方をしてくれるんだ？と問いかけてきました。
キリトはキズメルが好きだから彼女の愛しているダークエルフとその国を守りたいと思っていると答えました。
キリトの本心を聞いてヨフィリスは感銘を受けたようです参戦する事を決めました。
.
ヨフィリスの戦闘力はそれはもう破格の強さでしたよ。
彼はレイピアを使うのですが最高位のソードスキルを使えました。
桟橋に登ってきた森エルフの兵士を湖に突き落とし防衛に成功しました。
この時にキリトも敵の兵士と戦ったのですがアニール・ブレードを折ってしまいました。
防衛戦に勝利したのでキリトとアスナの功績に対して褒賞をくれる事になります。
ヨフィリスは其々に二つのアイテムをくれると言っています。
キリトは大喜びしていました。
.
この時アスナはインスタンスマップの外に出てアルゴと情報交換していました。
戻ってきたアスナにキリトは興奮気味に其々に二つのアイテムをくれると教えています。
アスナは若干呆れたようですが重要な事を教えてくれました。
アルゴからフロアボス攻略レイドが始まってしまった事を知らされたそうです。
ヨフィリスがフロアボスに関する重要な情報を教えてくれました。
フロアボスはＨＰが減るとフロアを水没させるそうですよ。
キリトとアスナは慌ててボス部屋に向かう事を決めました。
.
ここで驚くべき事が発生しました。
キズメルがフロアボス攻略戦に参加してくれると言っています。
更なる驚きが続く事になりました・・・ヨフィリスも付いてきてくれると言っています。
彼はパーティに参加しませんでしたが一緒に行動してくれる事になりました。
黒エルフが持っている船に乗り込み迷宮区に向かう事になりました。
.
迷宮区の入り口でアルゴと待ち合わせる事になります。
やって来たヨフィリスとキズメルを見てアルゴは震えていましたが気丈にも同行する事を申し出ます。
彼女はエルフクエストを進めていないようですからヨフィリスとキズメルの表示が敵表示で強敵になっているようです。
ボス部屋に到着すると部屋の扉が閉まっていました。
キリトとアスナが扉を開けると中からエギルが流されて来ました。
フロアは水没してたそうです。
レイド参加者に浮き輪に成る実を人数分持っている人が居たそうです。
それで溺れずに済んだそうですよ。
キリトとアスナが遅れてレイドに参加したのが幸いしましたね。
.
ヨフィリスがレイドメンバー全員にバフを掛けてくれました。
アルゴにボス部屋の外に残って貰い、水が漏れ出して来たら扉を開けて貰う事で水没を防ぐ事になりました。
ヨフィリスとキズメルも参戦したので犠牲者を出す事無くボスを倒せたそうです。
.
ボスを倒すとヨフィリスとキズメルは船に乗って城に戻りました。
キリトとアスナが次の階のアクティベートに向かう事になりました。
アスナがヨフィリスは良い人よね、と言ってきました。
キリトにラストアタックボーナスを取らせる為にヨフィリスが最後の攻撃で手加減したように見えたそうです。
アスナが「いつまで、私と一緒にいるの？」と聞いてきました。
キリトは「君が充分に強くなって、俺が必要なくなる時まで」と答えました。
アスナは「ふうん」と言って嬉しそうにしていました。
キリトとアスナのパーティは上手くいっているようです。
キリトはアスナと別れる事ができるのでしょうか？
別れなければならない何らかの出来事が発生するのでしょうか？
それとも言葉通りにアスナが一人でも大丈夫なまでに成長し別れる事になるのでしょうか？
その場合、彼女を説得するのが難しそうに思えるのですが、どうなるんでしょうね・・・
アスナはキリトの傍に居る事に安らぎを感じている様に思えるんだよね。
.
| 成分 | 美少女 | 戦闘 | 戦略 | 恋愛 |
| 評価 | BB | A | B | BB |
AmazonLink: ソードアート・オンライン プログレッシブ3 (電撃文庫)
コメント
コメントを投稿