ラノベの感想) ソードアート・オンライン プログレッシブ 第5巻 (電撃文庫)

キリトとアスナは年越しイベントの後、すぐに六層に向かいました。
キリトはアスナに襲撃を受けた事を伝えなくてはと考えているのですが踏ん切りがつかなかったようです。
部屋を取りアスナが自分の部屋に引き取ろうとしているタイミングに成ってしまいました。
アスナはとても眠そうにしています。
キリトが話があると告げると警戒する事無く部屋に入れてくれました。
キリトが真剣な顔で話があるんだ、と告げるとアスナは勘違いしたようですね。
ベッドに座り枕を抱きしめて緊張した面持ちでキリトの話を待っています。
キリトがアスナに対人戦の訓練をして欲しいとお願いするとアスナが激怒しました。
「色々・・・紛らわしいのよ！！！！」と絶叫して枕を投げてきました。
アスナはキリトに告白されると思ったようです。

レーベル：電撃文庫
発行日：2018/2/10
著者：川原礫
イラスト：abec
ISBN：978-4-04-893613-2
雰囲気：アスナ勘違い、武器強化、襲撃、パズル、混浴
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黄金律のカノン（上）　アインクラッド第六層　２０２３年１月
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翌日、二人は三層にある黒エルフの野営地に向かいました。
誰にも対人戦の訓練風景を見られない為の措置です。
キリトには武器の強化をしたいとの意図もありました。
エルフ鍛冶師にヨフィリス子爵から貰った《ソード・オブ・イヴァンタイド》の強化をお願いしました。
ここで予想外の出来事が発生しました。
エルフ鍛冶師がキリトの注文を断ってきました。
理由を聞くとキリトの選択した強化方針は無駄になると教えてくれました。
エルフ鍛冶師が正確さの強化を勧めてきました。
キリトは武器が勝手に剣の軌道を修正してクリティカルを誘発するので嫌いなのですが従ってみる事にしました。
ここで正確さを強化した事がキリトとアスナを助ける事になります。
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アスナの対人戦訓練を終えてから二人はＤＫＢのリンドの元に向かいました。
二人は獲得したギルドフラッグの扱いをリンドと協議する事になります。
ＤＫＢは盗聴を警戒して高級宿に部屋を取っていました。
ここで部屋のドア鍵を開けるのにパズルを解く必要がある事をキリトに教えられました。
更に部屋が高級になる程パズルの難易度が上がるんだと言われてしまい嫌な顔をしていました。
リンド、シヴァタ、ハフナーが参加していたのですが三人には解けませんでした。
キリトが代わりに解いてあげる事になりました。
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キリトはキバオウにしたのと同じ条件を提示しました。
１つ目、もう一本ギルドフラッグが出現した場合に入手していない方に譲る。
２つ目、ＡＬＳとＤＫＢが合併した場合。
リンドもキバオウ同様に２つ目の条件を呑みませんでした。
代わりに３０万コルで買い取りたい、と申し出てきました！！
現状では破格な値段なんですがキリトは断ると即答しました。
リンドも売って貰えるとは思っていなかったそうです。
買取交渉を持ち掛けて否定される事でキリトがお金で動かない事を確認したかったそうです。
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ＤＫＢとの交渉は不調に終わりました。
アスナが少しがっかりしていました。
ＤＫＢは実戦的な集団なのでギルドフラッグの有効性を認めギルドの合併に同意する、と期待していたそうです。
アスナはリンドとキバオウは攻略組を引っ張っていくリーダーたろうとしているのに何で厄介事はキリトに押し付けてくるんだ、と怒っています。
キリトがアスナを巻き込んでしまったことを詫びると更に機嫌が悪化しました。
アスナはキリトが《黒ポンチョ男》に襲われた事が心配なんだそうです。
これからは２４時間アスナの監視下に置くと言っています。
キリトは宿屋とかどうするんだ？と抵抗を試みましたがツーベッドルームの部屋を借りれば問題無いと言い切られてしまいました。
キリトはアスナとの同居生活を始める事になります。
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二人はこの階層のクエストを始めました。
サイロンと云う領主の頼みを聞くお使いクエストを始めました。
パズルを解きながらストーリーを進める事になるのですがアスナは興味薄でした。
キリトはネタバレにならない様に注意しながらアスナにヒントを出そうとしているんですがアスナは結論を聞いてきました。
彼女はネタバレは気にしないそうです、さっさと答えを教えて欲しいと言っています。
ある程度ストーリーを進め夕食を取る事にしました。
アルゴが登場してお勧め料理を教えてくれたので三人で夕食を取る事になりました。
アルゴにリンドから３０万コルでギルドフラッグを売って欲しいと言われた事を教えました。
アルゴは流石ディアベルの後継者だと思ったようです。
アルゴがちょっと不味い情報を教えてくれました。
最初の町の宿屋は部屋の扉がパズルになっています。
それを嫌ったプレイヤーは次の町に移動してしまったそうです。
これから向かっても部屋を取れない可能性が高いと教えてくれました。
情報が売られる恐怖から今日からベッドルームが２つある部屋に泊まる事になっているとは言えませんでした。
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アルゴと別れてから二人はサイロンのクエストを進める事にします。
二人は指定された館でモンスターを退治してキーアイテムである鍵を手に入れました。
その直後に隠れていたサイロンと召使の大男に捕まってしまいます。
二人は毒煙を噴き出す壺から出てきた煙を吸い込み麻痺状態になってしまいました。
二人は袋詰めにされて運ばれる事になってしまいます。
同じ袋に詰め込まれたのでキリトとアスナは密着してしまいました。
アスナは何やら怒っていますが声が出ないので何と言ってるのか分かりませんでした。
これはクエストの通常進行なのでキリトは黙って目的地に到着するのを待っています。
しかしここで予想外の出来事が発生してしまいました。
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麻痺状態にあるキリトとアスナはモルテとダガー男（ジョーでしょ？）の襲撃を受ける事になりました。
キリトは圏外（ＰＫ可能なエリア）を麻痺状態で移動する事を知っていたので己の迂闊さを悔いています。
モルテはサイロンを切り殺してしまいました！！
ダガー男が召使いの相手をしている間にモルテがキリトとアスナをＰＫしようとしてきます。
ここで奇跡が起こりました。
サイロンが死んだ事により彼が所持していたアイテムがオブジェクト化されました。
毒煙を放出する壺が目の前にオブジェクト化されたのでキリトとアスナは息を吹きかけて倒しました。
蓋が外れて毒煙が噴き出します。
モルテは近づけなくなり毒煙が消えるのを待つ事になりました。
煙を吸い込まなければ毒に犯されないのでキリトは息を止めています。
待っている間にキリトとアスナの麻痺時間が終了しました。
キリトはモルテと交戦する事になりましたがアスナは煙の中に隠れています。
この時、アスナはオブジェクト化した召使いが使っていた防毒マスクを装備していました。
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キリトとモルテが交戦していると召使いを追いかけて行ったダガー使いが戻ってきます。
ダガー使いの背後からアスナが飛び出しダガー使いに攻撃を当てました。
キリトｖｓモルテ、アスナｖｓダガー使い、の戦闘が始まりました。
アスナは対人戦訓練の効果が出ています、ダガー使いと互角に戦っていました。
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キリトはモルテの左腕を切り飛ばす事に成功します。
強化した《ソード・オブ・イヴァンタイド》の威力が発揮される事になります。
キリトはモルテの斧を狙って攻撃を繰り出したのですが《ソード・オブ・イヴァンタイド》は自動的に剣の軌道を修正してモルテの斧を避けて彼の心臓に突き刺さりました！！
会心の一撃が発生してモルテのＨＰを大きく削り始めます。
モルテのＨＰが減り続けて全損しそうになります。
キリトはモルテを殺す事を決心出来ないでいました。
ダガー使いが「マモル！その剣を抜けぇぇーッ！！」と叫びました。
モルテの本名はマモリと云うのかも知れないね。
モルテは何とか剣を抜き全損を免れました。
走り寄ってきたダガー使いが煙幕を噴き出す球体を投げつけてきます。
二人は煙幕に紛れて逃げました。
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キリトとアスナはモルテが落として行った斧と投げ針を回収する為にアイテムを盗むモンスターの登場を待ちました。
斧はモンスターに取られる前にモルテが武器のクイックチェンジＭｏｄを使い回収しました。
投げ針だけは回収する事に成功しました。
サイロンが落としたアイテムも回収する事に成功します。
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翌日、宿屋で拾ったアイテムの検分を始めました。
そこでサイロンのクエストの結末をアスナに教えています。
サイロンが死んだのでクエストは失敗したと思われていたのですがクエストの内容を考えると続行できる可能性が出てきました。
アスナはクエストを続けようと言い出しますがキリトはモルテから回収したアイテムの検分を先に済ませようと止めます。
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モルテの落とした投げ針にこのレベル帯では考えられない毒が塗られている事が分かりました。
現状では解毒方法がないようです。
更に入手先が分かったのですが不味い事になりそうです。
投げ針がフォールン・エルフ側のクエストをこなした褒賞である可能性が出てきました。
それも何度でもクエストを行える可能性があります。
高威力の武器を無尽蔵に入手可能かも知れません。
キリトはフォールン・エルフが関係していそうだと考えキズメルに話を聞いてみる事にしました。
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この層にある黒エルフの城に向かうには洞窟を抜ける必要があります。
洞窟を通過するにはボスを倒す必要がありました。
キリトとアスナはボス攻略を目指すレイドグループを手伝う事にしました。
参加しているのはＡＬＳとＤＫＢとエギルたちです。
二人はエギルのパーティに入れて貰いレイドに参加する事になりました。
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今回のレイドはキバオウが指揮を執る事になっていました。
洞窟に入ると直ぐにキバオウとリンドが揉めることになりました。
洞窟内の扉もパズルに成っていて二人には解けませんでした。
揉めているキバオウとリンドを見てアスナは本当は仲良しなんじゃないか？との感想を持ちました。
二人ともディアベルの事を尊敬していたので案外仲良しなのかもしれません。
解法を知っているキリトが手本を見せてキバオウとリンドが覚える事になりました。
ボスの攻略はすんなり出来たようです。
他のメンバーは次の町に向かうそうですがキリトとアスナは黒エルフの城に向かう事にしました。
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黒エルフの城がある地区は荒涼とした岩場が広がっています。
砂まみれになりながら二人は黒エルフの城に到着しました。
ガレ城と呼ばれる城は岩山の壁面を掘って作られています。
素晴らしい眺めにアスナが感動していまいた。
キズメルと再会する事になりました。
三人は抱き合って再会を喜んでいます。
キリトは鎧越しだから抱き合っても問題無いぞ、と変な感想を持っています。
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キズメルの案内で城主に紹介される事になりました。
城主は普通のＮＰＣでキズメルやヨフィリスのような高度な受け答えはしませんでした。
キズメルに部屋に案内される事になりました。
城で二番目に良い部屋だそうですよ。
キリトは早速キズメルにフォールン・エルフと投げ針の事を相談しました。
キリトとアスナが人間（プレイヤー）に襲われたと知り彼女は激怒しています。
猛るキズメルを落ち着かせて投げ針を見せました。
キズメルはフォールン・エルフが使っている武器だと教えてくれました。
そして、この投げ針は人間がフォールン・エルフから下賜された物だろうと教えてくれました。
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まだ相談したい事があったのですがキズメルが強引に２人を風呂に誘いました。
キズメルは地下にある大浴場に案内してくれました。
キリトとアスナは混浴じゃないか？と心配していましたがキズメルが入り口は２つあると教えてくれたので安心して入浴する事にしました。
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大きな浴槽は端の方は浅かったのでキリトは中央部に向かいました。
中央部には霊樹の根が張っています。
湯気の向こうから全裸のアスナが登場しました！！
キリトは目を真ん丸にしてアスナの全裸を凝視してしまいました。
アスナも目を丸くして硬直していました。
アスナの硬直が解けてキリトの事をぶん殴ろうとしてきます。
キリトは此処が圏外でありキリトを攻撃するとアスナがオレンジカラーになってしまうと危惧しました。
アスナを止める為にキリトは強行手段に出る事にします。
キリトは全裸アスナを押し倒してお湯の中に倒れ込みました。
アスナは何事かを喚いていますがお湯の中なので声が出ません。
キリトも必死にオレンジになってしまうと警告するのですが声が出ませんでした。
二人の頭上から水が降ってきて頭を冷やす事ができました。
遅れてやってきた全裸キズメルは裸で抱き合う二人を見て「おやおや、仲のいいことだな」と感想を述べています。
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混浴しながらキズメルが投げ針の毒の対処方法を教えてくれました。
キズメルはエルフの賢者が毒を防ぐ防具の製法を知っていると教えてくれました。
幸運な事に賢者はこの城に居るそうですよ。
高齢なので一日の大半を寝ているそうですが昼頃に図書室に行けば会えるそうです。
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風呂から上がりキリトはキズメルに気になっている事を質問する事にします。
この層でもキズメルは秘鍵を探しに行くそうです。
エルフは木が無いと長時間の活動ができないそうです。
どうするのか質問すると危急の折りに城外に出る為の装備があるそうです。
それを使うので問題無いと言ってますが心配なキリトとアスナは自分たちだけで秘鍵を取ってくると申し出ました。
誇り高いキズメルはそんな事は出来ない、と言っています。
キリトはキズメルと指切りをして無理をしないで欲しいとお願いしています。
アスナもキズメルと指切りをしていました。
キズメルは指切りが気に入ったようです。
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キリトとアスナを最大級の試練が襲いました。
与えられた部屋にはクイーンサイズのベッドが１つしかありませんした。
キリトは自分はソファーで寝るからと申し出たのですがアスナが拒否します。
彼女は自分は攻略パートナーよね、１人だけに負担を押し付けるのは間違っているよね、と言っています。
ベッドの中央に国境線を設定して２人で並んで眠る事になりました。
キリトはアスナの行動原理が分からず混乱していますが逆らう気概もありませんでした。
大人しく隣で眠る事にしました。
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アスナが声を掛けてきました。
彼女は大浴場で裸で抱き合ったのにハラスメント防止コードが出なかった事を疑問に思ったそうです。
ロモロ老人の部屋で寝ているアスナを起こそうとして肩に触れただけでハラスメント防止コードが出ました。
２つの違いは何だろうか？と問いかけてきました。
キリトはアスナが寝ていたからロモロ老人の部屋では警告が出たんじゃないだろうか、との推測を述べました。
アスナが検証の為に小指を繋いで寝てみましょう、と提案してきました。
２人は小指を繋いで眠る事になりました。
起きた時にどうなっているのか楽しみですね。
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キリトは本心ではアスナの事を大切な存在だと思っているようです。
アスナを殺そうとしたモルテとダガー使いを許さない、奴らの凶刃を近づかせない。
抱きしめて必ず守ると伝えたいと思っています。
一方でアスナが攻略集団の先頭に立ち、リーダーとして全プレイヤーに希望を与える存在と成るまでベータ―テスターとして分け与えられるものを与え続けようと考えています。
感情的な気持ちと理性的な判断でしょうか。
キリトはどっちを取るんだろうね・・・その時、アスナがどんな決断をするのか？注目ですね。
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成分	美少女	戦闘	戦略	恋愛	ラッキースケベ
評価	BB	AA	B	BBB	AAA

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