ラノベの感想) アサシンズプライド 第6巻 暗殺教師と夜界航路 (ファンタジア文庫)

概略:
公爵家総出でフランドールの危機を救う旅行に行く事になりました。行き先はフランドールの端にある万能の錬金釜・コルドロンです。コルドロンの力を使い海流を作り出す事でランカンスロープの侵攻を阻んでいます。コルドロンには300年前に夜界に向かったラ・モール家のご先祖が巣くっていました。自分の娘を生き返らせる為に活動しているレイシー=ラ・モールの野望を阻止する事になります。レイシーはエリーゼとサラシャを生け贄にする事にします。メリダとミュールはレイシーの不興を買っています。

レーベル:ファンタジア文庫
発行日:2017/6/20
著者:天城ケイ
イラスト:ニノモトニノ
ISBN:978-4-04-072230-6
雰囲気:亡霊、ホムンクルスvs公爵家当主、クーファ役得、妄執
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クーファは白夜騎兵団の団長からメリダの位階がサムライだと吹聴している人物の特定を命じられます。
クーファはサラシャとミュールが何かを知っていると目星を付けます。
海水浴に来ているクーファはサラシャと二人きりになる幸運に恵まれます。
クーファはサラシャへの尋問を開始する為にアプローチを始めます。
クーファから水着を褒められてサラシャは照れ照れになっています。
これから尋問を始めようってところでミュールの邪魔が入りました。
ミュールはクーファを揶揄う為にローションを塗って欲しいとお願いしてきました。
普段ならばクーファは困り顔で撤退する場面ですが今回は違いました。
ミュールの気分を良くさせれば望む情報を引き出せると考えたクーファは応じる事にしました。
焦ったのはミュールです・・・断られると思っていた彼女はクーファの成すがままになってしまいました。
メリダへのマッサージで練度を高めたクーファのお触り技術は凄く気持ちいいようです。
ミュールは腰砕けの状態になってしまいました。
ミュールが昇天しかけているとメリダとエリーゼがやってきてしまいました。
二人はクーファがミュールにエロ行為をしていると糾弾してきます。
二人の乱入で息を吹き返したミュールが反撃してきました。
彼女はミュール、サラシャ、メリダ、エリーゼの4人でクーファにローションを塗ろうと言ってきます。
クーファが4人にローションを塗られているところにミュールの母親がやって来ました。
アルメディア=ラ・モール女公爵です・・・彼女は現在の《魔騎士》の当主です。
アルメディアの襲来にメリダたちは逃げ出しました。
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クーファはアルメディアから彼女の母親の命が入った缶を預かる事になりました。
缶の中には火打石と細かく砕かれた紅色の粒が詰まっていました。
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彼らが海辺に来ていたのはフランドールの危機を救うためでした。
飛空艇《プリマヴェーラ》を使い公爵家の墓所に向かう事になります。
そこにある《万能の錬金釜・コルドロン》の異常を調査するのが目的です。
フランドールの周辺は海に囲まれています。
海岸はフランドールの端にあり、海の向こうはランカンスロープの支配する夜界が広がっています。
コルドロンに火を灯し海流を発生させランカンスロープの侵入を防いでいるそうです。
しかしコルドロンの調子が悪く海流が消えそうになっています。
そこでコルドロンを調査する為に今回の旅行が計画されたようです。
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途中で《大海竜・ハークノーヴァ》と遭遇する事になりました。
本来は大人しい性格をしていて襲ってくる筈はなかったそうです。
しかし襲われてしまい飛空艇は不時着する事になってしまいました。
不時着した飛空艇の元にブラッド船長と名乗る亡霊がやって来ました。
彼は主に紹介すると言っています。
公爵家一行は招待に応じる事にしました。
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ブラッドの主はレイシー=ラ・モールと名乗りました。
彼女の名前を聞いてアルメディアが驚いています。
300年ほど前にフランドールから外洋に旅立ったご先祖だそうです。
レイシーの目的は病気で亡くなった娘を蘇らせる事でした。
彼女は錬金術に精通していてコルドロンを万能の錬金釜として使おうとしています。
コルドロンの調子が悪くなったのはレイシーが勝手に使っていたからでした。
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レイシーはサラシャとエリーゼを見て二人を気に入りました。
メリダとミュールはお気に召さなかったようです。
サラシャとエリーゼを奪ったレイシーは他のメンバーを城から追い出しました。
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城から追い出された一行はレイシーの打倒を始めます。
アルメディアが飛空艇に残り戦う力のないメイドたちを守る事になります。
フェルグスとロゼッティ、クーファとセルジュの二組に分かれて探索を行う事になりました。
飛空艇に残る事になるメリダにクーファが宿題を課しました。
一緒に城から追い出されたブラッドはクシャナに乗り移る事にします。
これには意味がありました。
フィアンセの体を勝手に操られてセルジュが切れ気味です。
クシャナに憑依したブラッドがクーファとセルジュに同行する事になりました。
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メリダはミュールを人気の無い場所に連れ出し話を聞き出そうとします。
壁に押し付けて凄みましたがミュールの方が上手でした。
密着状態を良い事にミュールはメリダへの愛撫を始めます。
調子に乗った彼女はメリダのパンツを降ろそうとしてきました。
メリダのパンツが半分脱げたところにクーファから通信が入りました。
ブラッドが通信機のように使える鏡を貸してくれていました。
鏡は相手の姿が見えて声が聞こえるスグレモノです。
ミュールに迫られたメリダはそれを足元に落としてしまいました。
クーファは幸運にも半分パンツが脱げているメリダの股間とミュールのスカートの中を拝む事になりました。
クーファの咳払いでミュールの攻勢が止まったのでメリダは助かったとも言えます。
クーファは二人からの追及を逃れる為に鏡を懐にしまいました。
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レイシーは娘の入れ物となるエリーゼとサラシャが手に入り喜んでいます。
喜びを分かち合う為に夫であるダミアンのホムンクルスを作り出しました。
ダミアンには聖騎士と魔騎士と竜騎士の能力が付与されていました。
しかし心臓を複数与えた事で彼の自我が崩壊しました。
死者であるダミアンは自分を殺してくれと懇願してきました。
強いマナを感じ取ったダミアンは殺して貰う為に駆けだしました。
レイシーの前から居なくなってしまいました。
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レイシーは不思議な砂時計をつかい城の天地を入れ替える事ができます。
城の外壁を登っていたクーファとブラッドは城の中に墜落する事になりました。
そこにはエリーゼとサラシャが囚われていました。
レイシーはダミアンの失敗からエリーゼとサラシャの心臓を抉り出す事にします。
心臓を抉り出すには条件がありました。
対象が愛する人にしか抉り出せないそうです。
そこにクーファが落ちてきました。
レイシーはクーファに二人の心臓を抉り出す事を命じました。
エリーゼとサラシャの首に茨を突き付けてきたのでクーファは命令に従う事になります。
クーファはエリーゼとサラシャのおっぱいを揉みながら脱出の助けになるアイテムを胸元に忍ばせました。
クーファは二人の心臓を取り出す事に成功しました。
心臓を受け取ったレイシーはブラッドから奪った何でも無限に入れておける宝箱に心臓をしまいます。
用がすんだクーファを城から突き落としました。
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レイシーは全ての準備が整ったと喜びましたがクーファに娘イザベルの心臓を盗まれていました。
レイシーに斬りかかった時に盗んだようです。
レイシーは悔しがっています。
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城から逃げ出したダミアンとフェルグスが遭遇する事になりました。
ロゼッティと二人掛かりで攻撃しましたがダミアンが優勢でした。
フェルグスでは自分を殺せないと理解したダミアンは他の強者を求めて走り出しました。
フェルグスはロゼッティに城の調査を任せてダミアンを追いかける事にしました。
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転落したクーファの元にブラッドがやって来ました。
ブラッドは城を登る方法があると言ってクーファの持っているイザベルの心臓を要求してきました。
クーファは交換に応じる事にしました。
ブラッドが差し出したのは城の外壁の破片でした。
破片には元の場所に戻る特性があり空中を上昇する事が可能でした。
ここでクーファはブラッドに騙されてしまいました。
体重制限があり重いと浮力を得られないそうです。
女性のクシャナに憑依しているブラッドは上昇できましたがクーファは無理でした。
クーファは取り残される事になりました。
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ダミアンが飛空艇を守っているアルメディアの元にやって来ました。
ダミアンはアルメディアの攻撃を防ぎ切りました。
アルメディアに攻め手が無くなります。
そこにフェルグスが戻って来ました。
二人掛かりでダミアンの相手をする事になりました。
十字傷を負わされたダミアンは滝に呑まれて下向に落下していきました。
ハークノーヴァを引き付ける為に囮となっているメリダとミュールを助ける為にアルメディアは駆けだします。
フェルグスが彼女に代わって飛空艇を護衛する事になりました。
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囮をしていたメリダとミュールは城の中に逃げ込む事になりました。
そこでゼンマイ仕掛けの家具に襲われる事になりました。
逃げている二人は同じく逃げ出したエリーゼとサラシャと再会する事になりました。
逃げている途中でミュールが《錬成図》を発見しました。
それはレイシーの研究成果でした。
錬成図はお土産としてアルメディアに渡される事になります。
ミュールが錬成図を読み解きゼンマイ仕掛けの家具たちを無力化する事になりました。
家具の脅威は去りましたがレイシーに捕まってしまいます。
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クーファの元にダミアンがやって来ました。
アルメディアとフェルグスに傷を負わされた彼は会話が出来ない状態になっています。
クーファの元に助っ人としてセルジュが送られて来ました。
セルジュもブラッドに騙されたようです。
クーファはセルジュから思いがけない真実を聞く事になりました。
クーファはセルジュが革新派のリーダーか探ろうとしていたので関係がギスギスしていました。
セルジュはメリダの位階がサムライであるとの噂を広めているのが白夜騎兵だと教えてくれました。
クーファは動揺してますよ。
セルジュは竜騎士にはマナ消費が激しいという弱点があると教えてくれます。
ダミアンはそれを知らなかったようですね、消耗しています。
クーファとセルジュは連携してダミアンを倒す事に成功しました。
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ダミアンが倒されて動揺しているレイシーにブラッドが追い打ちを掛けました。
宝箱の鍵を奪い取ったブラッドはメリダとミュールにエリーゼとサラシャの心臓をハメ込ませる事にします。
彼はレイシーの凶行を止めようとして行動していました。
イザベルの心臓と称して心臓をコルドロンに投げ入れました。
コルドロンの火が付いたのでレイシーは信じたようです。
レイシーはコルドロンの火を吹き消しました。
諦め切れないレイシーは最後の抵抗をしてきました。
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レイシーの相手はアルメディアがする事になりました。
ロゼッティも加勢する事になります。
レイシーの隙をついたロゼッティの攻撃がレイシーの骨を砕きました。
ロゼッティは自身の攻撃力の高さに驚いています。
アルメディアも自分やフェルグスよりも潜在能力は上だと呆れています。
これはクーファの眷属としての枷が緩でいるのが原因のようです。
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アルメディアの大剣がレイシーの心臓を貫きました。
しかし彼女は倒れませんでした。
彼女は自分の心臓を抉り出して別の場所に保管していました。
エリーゼはブラッドの金庫の中ではないか?と予想します。
心臓を抜かれる感覚を知るサラシャが否定しました。
ミュールが自分たちならどこに隠す?と新たな視点を提供します。
メリダがダミアンの中に隠してあると気が付きました。
クーファがレイシーの心臓を潰す事でレイシーは滅びる事になりました。
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メリダがアルメディアがクーファに渡した火打石を拾う事になります。
ミュール、サラシャ、エリーゼが己の血をコルドロンに投入します。
メリダが缶の中に入っていた細かい粒をサムライの剣技を使い吹き込みました。
コルドロンが再稼働を始めました。
ミュールの血でも再稼働したので彼女はラ・モールの血筋を引いているようです。
レイシーがミュールの事をラ・モールではないと言ったので偽者と疑っていたのですが違ったようです。
しかし彼女の父親の存在は確認されていないんだよね。
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娘を生き返らせようと頑張るレイシーに同情的だったエリーゼは彼女を看取る事にします。
エリーゼに手を握られたレイシーは彼女の事をイザベルだと思ったようです。
おかえりイザベルと呟き滅びました。
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ブラッドも滅びる事になりました。
彼がコルドロンに投げ込んだのは自分の心臓でした。
ブラッドはイザベルの看取る事ができなかったそうです。
病床のイザベルがお土産にバラを所望したので選んでいて遅くなったのが原因でした。
ブラッドはイザベルを蘇らせようという考えに取りつかれたレイシーを止めたかったそうです。
夜会に旅立つレイシーを止められないと考えたブラッドは彼女の傍で待つ事にしたそうです。
別れ際にブラッドは彼の調べたフランドール近海の海図をくれました。
それを使えば夜界への進出の足掛かりになるそうです。
ブラッドにもフランドールを守る騎士としての矜持があったようです。
クーファは「さらばだ、キャプテン・ファントム」と言って別れました。
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飛空艇の中からメリダはメリノアの幻影を見たようです。
彼女は誰もが認めるようなアンジェル家の子供になる事を誓いました。
メリダの元にフェルグスがやって来てメリノアの見える場所を聞いてきました。
メリダがもう見えなくなった、見間違いだったのかも、と教えるとガッカリしていました。
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アルメディアはミュールから貰ったレイシーの錬金図を解読しています。
彼女は《夜に閉ざされた世界》の真実を読み解いたようです。
アルメディアはその事実を周知するべきか悩んでいます。
どんな内容なのか気になりますね・・・
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帰還したクーファは白夜騎兵団の本部に向かいました。
そこでセルジュから聞いた話が本当か確認する事にします。
団長はメリダの位階がサムライだと隠し通すのは難しいと考えたようです。
公爵家に仇為す者が事実を曲解して拡大する前に自分たちが民衆を誘導する為に噂を流したと言っています。
先手を打って《都合の良い解釈》を浸透させようとしたそうです。
不穏分子を牽制するにはそれしかないと言っています。
クーファにメリダ暗殺を依頼したモルドリュー卿から新たな指令が下りました。
メリダにかつてない試練が迫っているそうです。
団長は底意地の悪い笑みを浮かべていますよ。
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成分美少女レッスンラッキースケベ
評価AAACAAAAAA
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