ラノベの感想) 魔王を倒した俺に待っていたのは、世話好きなヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。 (HJ文庫)
概略:
魔王を倒して魔王の魔力を受け継いでしまったイザヤは危険視される事になります。国を追われた彼は他国の森の中で隠遁生活を送っていました。森の中でモンスターに襲われている美少女を助ける事になります。この時にお姫様抱っこをしてしまったので自分の魔力が彼女に流れ込んでしまいます。先天的に魔力不足な彼女は錬金術師を生業としていました。錬金術には魔力が必要です。ヨメと名乗った彼女はイザヤから魔力供給して貰う事にします。二人の共同生活が始まる事になりました。
レーベル:HJ文庫
発行日:2018/6/1
著者:かじいたかし
イラスト:ふーみ
ISBN:978-4-7986-1707-7
雰囲気:出会い、唯一の人、かまってちゃん、ライバル、長いキス、同居
.
魔王を倒した時に魔王の魔力を受け継いでしまったイザヤ・フレイルは森の中で一人で暮らしていました。
魔王を倒したのですが魔王の魔力を受け継いでしまったので危険視されたそうです。
国を追われた彼は遠いい異国の森で隠遁生活を送っていました。
そんなイザヤが森の中でモンスターに襲われている美少女を助ける事になりました。
このときに美少女をお姫様抱っこしてしまい魔力が彼女に流れ込みました。
イザヤは肉体的な接触を持つと相手に魔力を供給する事ができます。
美少女は近くの町で錬金術師をしているヨ―メリア・クレッシェントと名乗ります。
通称ヨメだそうです。
.
ヨメはイザヤから魔力が流れ込んだ事に気が付いていました。
彼の暮らしぶりを聞いて彼の事を助けようと考えました。
まあイザヤに近づくための口実だったようにも思えます。
ヨメはイザヤの小屋に通い掃除をしたり食事を作ってくれます。
ヨメの身近にだらしない人が居るらしくイザヤの事を放って置けないと言っています。
イザヤはヨメに親切にされて戸惑っているようでした。
.
ヨメが本格的な料理を振舞いたいというので彼女の工房にお邪魔する事になります。
そこでヨメと交流のあるパン屋の親子に出会いました。
母親から体の弱い娘(チェルシーって名前ね)がヨメの作る薬の世話になっている事を聞かされます。
ヨメが買い物を忘れたのでイザヤは彼女の工房の前で待つ事になりました。
.
そこに錬金術師を名乗る不審な男が現れます。
イザヤが返答に困っているとヨメの知り合いのお姉さんが現れました。
彼女はエリカ・ベルモンドと名乗ります。
エリカは王立監査官で錬金術師の監査をしているそうですよ。
彼女は《突風》って二つ名で呼ばれる有名人のようです。
イザヤを騙そうとしていた錬金術師は逃げていきました。
.
ヨメが戻ってくるとエリカの態度が豹変しました。
ヨメちゃんと言ってデレデレと頬を緩ませています。
両親を早くに亡くしたヨメはエリカの家に引き取られて育てられたそうです。
二人は姉妹の様な関係だそうです。
.
エリカはヨメがイザヤを工房に連れてきた事を咎めています。
姉としてイザヤを悪い虫ではないか?と警戒していました。
監査の仕事があるエリカは明日も来るからと言って帰って行きました。
ヨメが彼女の周りに居るだらしない人はエリカの事だと教えてくれました。
.
ヨメがイザヤに夕食を振舞ってくれる事になりました。
お客様が来たら祖母や母は一緒に晩酌をしていたと言って「生命の水」(酒ね)を飲む事にします。
ヨメは初めて飲むそうですが祖母も母も酒に強かったので遺伝的に自分も強い筈だから大丈夫と言っています。
イザヤは悪い予感がしていたようですよ。
案の定ですね・・・ヨメは一杯で悪酔いしてしまいました。
.
酔ったヨメがイザヤを押し倒してきました!!
イザヤは童貞喪失の危機に瀕する事になります。
ヨメの顔が迫って来ましたよ。
ヨメはイザヤの上に乗っかった状態で寝落ちしてしまいました。
.
翌朝やってきたエリカは疲れた表情のイザヤとヨメを目撃する事になりました。
エリカは一晩中二人がハッスルしていたのではないかと思い絶望しています。
イザヤが酔ったヨメに襲われたが途中で彼女が寝落ちしたので何もしていない、俺は潔白だと主張します。
ヨメも潔白を主張したのでエリカは不承不承に納得してくれました。
.
ヨメの工房にパン屋の親子が伝染病に罹ったチェルシーちゃんを連れてきました。
潜伏期間が長く発症するまで症状が分からない病気の様です。
助けるにはエリクシルという万能薬を錬成する必要がありました。
しかし先天的に魔力が不足しているヨメには錬成できないそうですよ・・・
イザヤは自分の魔力をヨメに供給する事を決めました。
イザヤから魔力を供給されたヨメは見事にエリクシルを錬成してチェルシーを助ける事ができました。
.
イザヤが他人に魔力を供給する事ができると知ったヨメはイザヤに提案をしてきました。
一緒に彼女の工房に住んで魔力を供給して欲しいと言っています。
ヨメとの関係を居心地が良いと感じ始めているイザヤは提案を受ける事にしました。
.
イザヤは朝ヨメの手を握り魔力を供給する事が仕事になりました。
他の時間はイザヤの自由に過ごす事ができるそうです。
凄く楽な仕事なのですがイザヤはヨメのヒモになっていると感じています。
イザヤは趣味の木工細工をして過ごす事になっています。
.
イザヤと契約して一緒に暮らす事になったとエリカに伝えると彼女は激高しています。
エリカはイザヤにも魔力供給以外の仕事をさせようと考えました。
ヨメが行っている仕事でイザヤにもできそうな事を肩代わりする事でヨメに楽をさせようと考えたようです。
まずは錬金術に必要な素材の仕入れ交渉をイザヤにやらせる事にします。
エリカに連れられてヨメが懇意にしている素材屋に向かう事になりました。
.
素材屋の主人はウィンという少年でした。
交渉を始めるのですがイザヤの風貌は目つきが悪く怖いそうです。
ウィンくんは震えあがっていますね・・・
エリカに指摘されたイザヤは威嚇している訳ではないと言い訳しています。
エリカから交渉術がなっていないと指摘されてしまいます。
しかしイザヤに幸運が舞い込みました。
ウィンくんは剣士を目指しているようですよ、片手剣を持っていました。
元勇者のイザヤは剣には詳しく産地を言い当てるとウィンくんは話が分かる人だと喜んでいます。
イザヤは片手剣を借りて素振りをしてみる事にしました。
イザヤの腕が達人級だと理解したウィンくんは尊敬の眼差しを向けてきました。
イザヤが剣の指導をする事になり、いくつかの素材をただで貰う事ができました。
イザヤはこれが俺の交渉術だと言ってエリカに自慢しています。
後日イザヤはウィンくんに剣術の指導を行いました。
それを機にウィンくんと仲良くなったそうです。
.
イザヤの正体を見抜いたエリカはイザヤを試す事にしました。
ヨメを伴い洞窟に素材集めに向かう事にします。
ヨメが素材を採取している間にイザヤと二人で洞窟の下層に向かいました。
そこでイザヤの腕を試す為に斬りかかる事にします。
エリカの使う武器はレイピアで鋭い突きを放ってきました。
エリカは国の役人なので一般人よりも広く情報に触れる機会があるようです。
イザヤが故郷で「破壊の化身」と呼ばれていて、国を追われた事を知っていました。
エリカはイザヤの本性を見たかったようですね。
イザヤが悪人だった場合は刺し違える覚悟で挑んできました。
イザヤの実力はエリカを上回るようですね。
エリカの攻撃を防御するだけに留めていました。
.
イザヤの態度にエリカは彼がいい人だと納得できたようです。
剣を収めてイザヤの事を認めてくれました。
ヨメの事を守って下さいとお願いされました。
.
洞窟の下層には魔力溜まりがあり大量の魔物が出てきてしまいます。
イザヤとエリカは背中合わせで剣を構えて魔物を一掃しました。
エリカの腕は良いようです。
.
魔物を一掃したらエリカが悪乗りをしてきました。
エリカは「かまってちゃん」だそうですよ。
自分にも魔力を移して欲しいと言ってきました。
接触する面積が広い程多量の魔力を供給できると知ったエリカは抱き合って魔力供給して貰う事にします。
正面から抱き合うのは恥ずかしいからと主張したイザヤは後ろからエリカを抱きしめる事にします。
そこに二人を探しにヨメがやってきてしまいました。
抱き合うイザヤとエリカを目撃したヨメが壮絶な嫉妬心を露にしました。
ヨメの工房に戻る間、ヨメは口を開きませんでした。
.
工房に戻るとヨメがイザヤの部屋にやってきます。
座って下さいと言われたイザヤは何故か正座していますね。
彼もヨメに悪い事をしたと思っているのだろうか?
今の二人は仕事上のパートナーでありイザヤがエリカにアプローチするのは問題無いと思うのだが?
.
ヨメはイザヤがエリカを誘惑したのではないかと追及してきます。
イザヤはエリカから誘惑したとは考えないのか?と返します。
ヨメはエリカの事を把握しているようです。
男性への免疫の無いエリカが勘違いしたら大変なので誘惑しないで下さいと言っています。
イザヤは接触する面積が増えると供給できる魔力量が増えるんだと説明しました。
理論派なヨメは納得すると自分でも試してみたいと言い出します。
イザヤはヨメを抱きしめる事になりました。
何たる幸運、羨まし過ぎる!!
.
供給される魔力量が増えた事を確認できたヨメは納得してくれました。
ヨメが苦しい言い訳をし始めます。
イザヤに抱き締められたエリカが羨ましいと感じた訳ではないと言っています。
本当は羨ましかったんですね、分かります。
イザヤ、本当に羨ましいな、あっという間にヨメとエリカと仲良くなったぞ。
しかもエリカは出るとこ出ていて引っ込むところが引っ込んでるエロボディを持ってるぜ。
羨ましい憎たらしい代わってくれ。
.
ヨメの留守中にマリーゴールド・ヴァレンタインと名乗る自称ヨメのライバルが現れました。
通称はマリーです。
マリーはイザヤに自分が如何に優れた錬金術師であるか自慢げに語っています。
そこにヨメが帰って来ました。
二人はあまり仲良く無いようですね。
二人は近々国王の前で錬金術の腕を競い合う事になっていました。
ヨメがエリクシルの錬成に成功したと聞いてマリーは敵情視察に来たようです。
マリーは言いたい事を言って帰って行きました。
.
ヨメにマリーの実力を問うと今のままでは勝てないと言っています。
ヨメとイザヤはお弁当を持ってマリーの工房に敵情視察に向かう事になりました。
何となく呑気な気がしますね・・・
.
マリーは工房で教本を片手に錬成方法の検討をしていました。
それを見たヨメはマリーが基本を疎かにしない良い錬金術師だと理解しました。
マリーは保持している魔力量も多く、このままでは勝てません。
二人は工房の壁に寄りかかりながらお弁当を食べつつ対策を検討しています。
今まで以上の魔力をヨメに渡さないと勝てない事が分かりました。
体内機関を接触させると多くの魔力を供給する事ができると分かっているので試す事になります。
.
体内から外に繋がっている機関を接触させる必要があったのでイザヤはヨメの指をしゃぶる事にします。
その姿をマリーに目撃されてしまいました。
敵の本拠地にやってきてイチャイチャしている二人の姿を見てマリーが激高しました。
マリーは友達が居ないようなんですよね。
ヨメは周囲に仲良くしている人が大勢居るので羨ましいと感じている側面もあったようです。
激高したマリーは負けた方が街を出て行くとの賭けを一方的にふっかけてきました。
「あたしの視界から・・・、消え失せなさいよ・・・」
怒っています、滅茶滅茶怒っています。
.
ヨメとイザヤはマリーに勝つために大きな魔力を供給する方法を考える事になりました。
まあ体内機関同士を接触させると多くの魔力を供給できる事が分かっているので結論は予想できますよね。
.
マリーとヨメが国王の前で錬金術を競う日がやって来ました。
まずはマリーから錬成をする事になりました。
マリーは多くの魔力を使い見事なホムンクルスを錬成しました。
出来上がったのはナイスボディな女性型ホムンクルスのドロシーでした。
マリーはドロシーに国王に挨拶するように命じています。
ホムンクルスのドロシーに自我は無いので命令に従い挨拶していました。
国王はドロシーの完成度の高さに驚き喜んでいました。
.
ヨメとイザヤが錬成する番になりました。
錬成にイザヤが作ったドールボディを使う事になります。
ヨメを意識した白猫のぷちあにさん(小さな動物の木工ね)です。
これをアリエル姫が気に入ってしまいます。
ヨメはイザヤの木工細工に一切興味を示さないのでイザヤは嬉しそうにしています。
ヨメとイザヤは錬成を始める直前に抱き合い濃厚なキスをする事になりました。
会場に詰め掛けていた一同は唖然としています。
二分ほど時間を掛けて大量の魔力を供給する事になりました。
マリーは顔を真っ赤にして怒っています。
.
イザヤから大量の魔力を供給されたヨメは自我を持ったホムンクルスの錬成に成功してしまいます。
ヨメは狙い通りだと誇らしげにしていますね。
ヨメはイザヤの男性性と自分の女性性を混ぜる事で自我を持ったホムンクルスを錬成できると考えたそうです。
自我を持った白猫のホムンクルスはアリエル姫に気に入られてしまいます。
ヨメは錬成物を国王に献上する栄誉を賜る事になりました。
.
二人の錬成の腕は甲乙つけがたいそうですが国王はヨメを勝者に指名しました。
負けたマリーは言い訳する事無く町を去ろうとしていました。
ここでヨメがマリーの事を引き留めています。
ヨメは最初から賭けに乗ったつもりはないのでマリーに町を出て行く必要は無いと言っています。
引き下がれないマリーをエリカが説得する事になります。
エリカはマリーがヨメの持っていない物を羨ましく感じているのだと言っています。
マリーにもヨメの持っていない物があると指摘して互いが切磋琢磨する事が肝要だと諭しています。
イザヤもマリーに友達が欲しかったんだろ?と質問していますね。
マリーがそれを認めた事で仲直りの雰囲気が出てきました。
.
ヨメがマリーの食生活について心配しています。
マリーはドーナツばかり食べているそうなので心配なようですよ。
エリカが酒ばかり飲んでいる事も心配なようです。
イザヤと自分の二人分の食事を用意するのもエリカとマリーの分を含めた4人分用意するのも手間は変わらない、と言ってマリーとエリカを食事に誘う事になりました。
.
イザヤはマリーが錬成したドロシーの出来栄えに感心してドロシーを触っています。
イザヤも本当はリアル志向の動物を作りたいそうですがデザイン力が無くて無理なんだそうです。
イザヤがドロシーのボディを触っていると魔力を吸収されてしまいました。
マリーはイザヤが倒した魔王ジュダスを研究して、研究成果をドロシー制作に使ったそうです。
それが不味かったようです。
イザヤの魔力を吸収したドロシーに虫並みの自我が芽生えてしまいました。
ドロシーは王宮から逃げ出してしまいます。
逃げ出したドロシーの目は魔王が生み出した魔物に酷似していました。
イザヤがドロシーを追いかけて討伐する事になってしまいます。
.
ドロシーが逃げた先は魔力溜まりのある洞窟でした。
イザヤはドロシーと対峙して倒す事に成功しました。
イザヤの戦闘力は圧倒的でした。
その戦闘を追いかけて来たヨメに目撃されてしまいました。
イザヤは自分の危険性を知られてしまったと感じてヨメの元から去る覚悟を決めます。
しかしヨメはイザヤへの評価を変えませんでした。
.
イザヤとマリーの手を借りてヨメが勝者として錬金術を使ったパフォーマンスを披露する事になりました。
ヨメが行ったのは打ち上げ花火でした。
ヨメたちの住んでいる国アルリオンには打ち上げ花火は存在しませんでした。
対してイザヤの出身国メジャイルでは一般的でした。
花火は好評でした。
.
マリーは町に残りヨメとイザヤのイチャイチャ錬金術に勝利すると宣言しています。
マリーが町に残ると決めた事をエリカは喜んでいました。
マリーはエリカからヨメが酔うと男を押し倒すと聞かされていました。
悩み相談を持ち掛けたヨメに対して酒癖の悪い女に相談できるか、と否定しています。
二人は少し仲良くなったようですね。
.
花火を見上げているイザヤの元にヨメがやって来ました。
彼女は、これからもパートナーとして魔力供給をして欲しいと言っています。
イザヤはヨメに必要とされている事を心地よく感じているようです。
イザヤは素直になりヨメの申し出を受ける事にしました。
「・・・これからもお世話になります」
「はい。これからも喜んで、お世話いたします」
二人の関係は継続する事になりました。
多分イチャイチャが続く事になるんだよね・・・
近くで見せられるエリカとマリーは我慢できるのだろうか?
マリーは早々に爆発しそうだよね・・・
ちょっと不安になるね。
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魔王を倒して魔王の魔力を受け継いでしまったイザヤは危険視される事になります。国を追われた彼は他国の森の中で隠遁生活を送っていました。森の中でモンスターに襲われている美少女を助ける事になります。この時にお姫様抱っこをしてしまったので自分の魔力が彼女に流れ込んでしまいます。先天的に魔力不足な彼女は錬金術師を生業としていました。錬金術には魔力が必要です。ヨメと名乗った彼女はイザヤから魔力供給して貰う事にします。二人の共同生活が始まる事になりました。
レーベル:HJ文庫
発行日:2018/6/1
著者:かじいたかし
イラスト:ふーみ
ISBN:978-4-7986-1707-7
雰囲気:出会い、唯一の人、かまってちゃん、ライバル、長いキス、同居
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魔王を倒した時に魔王の魔力を受け継いでしまったイザヤ・フレイルは森の中で一人で暮らしていました。
魔王を倒したのですが魔王の魔力を受け継いでしまったので危険視されたそうです。
国を追われた彼は遠いい異国の森で隠遁生活を送っていました。
そんなイザヤが森の中でモンスターに襲われている美少女を助ける事になりました。
このときに美少女をお姫様抱っこしてしまい魔力が彼女に流れ込みました。
イザヤは肉体的な接触を持つと相手に魔力を供給する事ができます。
美少女は近くの町で錬金術師をしているヨ―メリア・クレッシェントと名乗ります。
通称ヨメだそうです。
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ヨメはイザヤから魔力が流れ込んだ事に気が付いていました。
彼の暮らしぶりを聞いて彼の事を助けようと考えました。
まあイザヤに近づくための口実だったようにも思えます。
ヨメはイザヤの小屋に通い掃除をしたり食事を作ってくれます。
ヨメの身近にだらしない人が居るらしくイザヤの事を放って置けないと言っています。
イザヤはヨメに親切にされて戸惑っているようでした。
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ヨメが本格的な料理を振舞いたいというので彼女の工房にお邪魔する事になります。
そこでヨメと交流のあるパン屋の親子に出会いました。
母親から体の弱い娘(チェルシーって名前ね)がヨメの作る薬の世話になっている事を聞かされます。
ヨメが買い物を忘れたのでイザヤは彼女の工房の前で待つ事になりました。
.
そこに錬金術師を名乗る不審な男が現れます。
イザヤが返答に困っているとヨメの知り合いのお姉さんが現れました。
彼女はエリカ・ベルモンドと名乗ります。
エリカは王立監査官で錬金術師の監査をしているそうですよ。
彼女は《突風》って二つ名で呼ばれる有名人のようです。
イザヤを騙そうとしていた錬金術師は逃げていきました。
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ヨメが戻ってくるとエリカの態度が豹変しました。
ヨメちゃんと言ってデレデレと頬を緩ませています。
両親を早くに亡くしたヨメはエリカの家に引き取られて育てられたそうです。
二人は姉妹の様な関係だそうです。
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エリカはヨメがイザヤを工房に連れてきた事を咎めています。
姉としてイザヤを悪い虫ではないか?と警戒していました。
監査の仕事があるエリカは明日も来るからと言って帰って行きました。
ヨメが彼女の周りに居るだらしない人はエリカの事だと教えてくれました。
.
ヨメがイザヤに夕食を振舞ってくれる事になりました。
お客様が来たら祖母や母は一緒に晩酌をしていたと言って「生命の水」(酒ね)を飲む事にします。
ヨメは初めて飲むそうですが祖母も母も酒に強かったので遺伝的に自分も強い筈だから大丈夫と言っています。
イザヤは悪い予感がしていたようですよ。
案の定ですね・・・ヨメは一杯で悪酔いしてしまいました。
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酔ったヨメがイザヤを押し倒してきました!!
イザヤは童貞喪失の危機に瀕する事になります。
ヨメの顔が迫って来ましたよ。
ヨメはイザヤの上に乗っかった状態で寝落ちしてしまいました。
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翌朝やってきたエリカは疲れた表情のイザヤとヨメを目撃する事になりました。
エリカは一晩中二人がハッスルしていたのではないかと思い絶望しています。
イザヤが酔ったヨメに襲われたが途中で彼女が寝落ちしたので何もしていない、俺は潔白だと主張します。
ヨメも潔白を主張したのでエリカは不承不承に納得してくれました。
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ヨメの工房にパン屋の親子が伝染病に罹ったチェルシーちゃんを連れてきました。
潜伏期間が長く発症するまで症状が分からない病気の様です。
助けるにはエリクシルという万能薬を錬成する必要がありました。
しかし先天的に魔力が不足しているヨメには錬成できないそうですよ・・・
イザヤは自分の魔力をヨメに供給する事を決めました。
イザヤから魔力を供給されたヨメは見事にエリクシルを錬成してチェルシーを助ける事ができました。
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イザヤが他人に魔力を供給する事ができると知ったヨメはイザヤに提案をしてきました。
一緒に彼女の工房に住んで魔力を供給して欲しいと言っています。
ヨメとの関係を居心地が良いと感じ始めているイザヤは提案を受ける事にしました。
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イザヤは朝ヨメの手を握り魔力を供給する事が仕事になりました。
他の時間はイザヤの自由に過ごす事ができるそうです。
凄く楽な仕事なのですがイザヤはヨメのヒモになっていると感じています。
イザヤは趣味の木工細工をして過ごす事になっています。
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イザヤと契約して一緒に暮らす事になったとエリカに伝えると彼女は激高しています。
エリカはイザヤにも魔力供給以外の仕事をさせようと考えました。
ヨメが行っている仕事でイザヤにもできそうな事を肩代わりする事でヨメに楽をさせようと考えたようです。
まずは錬金術に必要な素材の仕入れ交渉をイザヤにやらせる事にします。
エリカに連れられてヨメが懇意にしている素材屋に向かう事になりました。
.
素材屋の主人はウィンという少年でした。
交渉を始めるのですがイザヤの風貌は目つきが悪く怖いそうです。
ウィンくんは震えあがっていますね・・・
エリカに指摘されたイザヤは威嚇している訳ではないと言い訳しています。
エリカから交渉術がなっていないと指摘されてしまいます。
しかしイザヤに幸運が舞い込みました。
ウィンくんは剣士を目指しているようですよ、片手剣を持っていました。
元勇者のイザヤは剣には詳しく産地を言い当てるとウィンくんは話が分かる人だと喜んでいます。
イザヤは片手剣を借りて素振りをしてみる事にしました。
イザヤの腕が達人級だと理解したウィンくんは尊敬の眼差しを向けてきました。
イザヤが剣の指導をする事になり、いくつかの素材をただで貰う事ができました。
イザヤはこれが俺の交渉術だと言ってエリカに自慢しています。
後日イザヤはウィンくんに剣術の指導を行いました。
それを機にウィンくんと仲良くなったそうです。
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イザヤの正体を見抜いたエリカはイザヤを試す事にしました。
ヨメを伴い洞窟に素材集めに向かう事にします。
ヨメが素材を採取している間にイザヤと二人で洞窟の下層に向かいました。
そこでイザヤの腕を試す為に斬りかかる事にします。
エリカの使う武器はレイピアで鋭い突きを放ってきました。
エリカは国の役人なので一般人よりも広く情報に触れる機会があるようです。
イザヤが故郷で「破壊の化身」と呼ばれていて、国を追われた事を知っていました。
エリカはイザヤの本性を見たかったようですね。
イザヤが悪人だった場合は刺し違える覚悟で挑んできました。
イザヤの実力はエリカを上回るようですね。
エリカの攻撃を防御するだけに留めていました。
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イザヤの態度にエリカは彼がいい人だと納得できたようです。
剣を収めてイザヤの事を認めてくれました。
ヨメの事を守って下さいとお願いされました。
.
洞窟の下層には魔力溜まりがあり大量の魔物が出てきてしまいます。
イザヤとエリカは背中合わせで剣を構えて魔物を一掃しました。
エリカの腕は良いようです。
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魔物を一掃したらエリカが悪乗りをしてきました。
エリカは「かまってちゃん」だそうですよ。
自分にも魔力を移して欲しいと言ってきました。
接触する面積が広い程多量の魔力を供給できると知ったエリカは抱き合って魔力供給して貰う事にします。
正面から抱き合うのは恥ずかしいからと主張したイザヤは後ろからエリカを抱きしめる事にします。
そこに二人を探しにヨメがやってきてしまいました。
抱き合うイザヤとエリカを目撃したヨメが壮絶な嫉妬心を露にしました。
ヨメの工房に戻る間、ヨメは口を開きませんでした。
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工房に戻るとヨメがイザヤの部屋にやってきます。
座って下さいと言われたイザヤは何故か正座していますね。
彼もヨメに悪い事をしたと思っているのだろうか?
今の二人は仕事上のパートナーでありイザヤがエリカにアプローチするのは問題無いと思うのだが?
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ヨメはイザヤがエリカを誘惑したのではないかと追及してきます。
イザヤはエリカから誘惑したとは考えないのか?と返します。
ヨメはエリカの事を把握しているようです。
男性への免疫の無いエリカが勘違いしたら大変なので誘惑しないで下さいと言っています。
イザヤは接触する面積が増えると供給できる魔力量が増えるんだと説明しました。
理論派なヨメは納得すると自分でも試してみたいと言い出します。
イザヤはヨメを抱きしめる事になりました。
何たる幸運、羨まし過ぎる!!
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供給される魔力量が増えた事を確認できたヨメは納得してくれました。
ヨメが苦しい言い訳をし始めます。
イザヤに抱き締められたエリカが羨ましいと感じた訳ではないと言っています。
本当は羨ましかったんですね、分かります。
イザヤ、本当に羨ましいな、あっという間にヨメとエリカと仲良くなったぞ。
しかもエリカは出るとこ出ていて引っ込むところが引っ込んでるエロボディを持ってるぜ。
羨ましい憎たらしい代わってくれ。
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ヨメの留守中にマリーゴールド・ヴァレンタインと名乗る自称ヨメのライバルが現れました。
通称はマリーです。
マリーはイザヤに自分が如何に優れた錬金術師であるか自慢げに語っています。
そこにヨメが帰って来ました。
二人はあまり仲良く無いようですね。
二人は近々国王の前で錬金術の腕を競い合う事になっていました。
ヨメがエリクシルの錬成に成功したと聞いてマリーは敵情視察に来たようです。
マリーは言いたい事を言って帰って行きました。
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ヨメにマリーの実力を問うと今のままでは勝てないと言っています。
ヨメとイザヤはお弁当を持ってマリーの工房に敵情視察に向かう事になりました。
何となく呑気な気がしますね・・・
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マリーは工房で教本を片手に錬成方法の検討をしていました。
それを見たヨメはマリーが基本を疎かにしない良い錬金術師だと理解しました。
マリーは保持している魔力量も多く、このままでは勝てません。
二人は工房の壁に寄りかかりながらお弁当を食べつつ対策を検討しています。
今まで以上の魔力をヨメに渡さないと勝てない事が分かりました。
体内機関を接触させると多くの魔力を供給する事ができると分かっているので試す事になります。
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体内から外に繋がっている機関を接触させる必要があったのでイザヤはヨメの指をしゃぶる事にします。
その姿をマリーに目撃されてしまいました。
敵の本拠地にやってきてイチャイチャしている二人の姿を見てマリーが激高しました。
マリーは友達が居ないようなんですよね。
ヨメは周囲に仲良くしている人が大勢居るので羨ましいと感じている側面もあったようです。
激高したマリーは負けた方が街を出て行くとの賭けを一方的にふっかけてきました。
「あたしの視界から・・・、消え失せなさいよ・・・」
怒っています、滅茶滅茶怒っています。
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ヨメとイザヤはマリーに勝つために大きな魔力を供給する方法を考える事になりました。
まあ体内機関同士を接触させると多くの魔力を供給できる事が分かっているので結論は予想できますよね。
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マリーとヨメが国王の前で錬金術を競う日がやって来ました。
まずはマリーから錬成をする事になりました。
マリーは多くの魔力を使い見事なホムンクルスを錬成しました。
出来上がったのはナイスボディな女性型ホムンクルスのドロシーでした。
マリーはドロシーに国王に挨拶するように命じています。
ホムンクルスのドロシーに自我は無いので命令に従い挨拶していました。
国王はドロシーの完成度の高さに驚き喜んでいました。
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ヨメとイザヤが錬成する番になりました。
錬成にイザヤが作ったドールボディを使う事になります。
ヨメを意識した白猫のぷちあにさん(小さな動物の木工ね)です。
これをアリエル姫が気に入ってしまいます。
ヨメはイザヤの木工細工に一切興味を示さないのでイザヤは嬉しそうにしています。
ヨメとイザヤは錬成を始める直前に抱き合い濃厚なキスをする事になりました。
会場に詰め掛けていた一同は唖然としています。
二分ほど時間を掛けて大量の魔力を供給する事になりました。
マリーは顔を真っ赤にして怒っています。
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イザヤから大量の魔力を供給されたヨメは自我を持ったホムンクルスの錬成に成功してしまいます。
ヨメは狙い通りだと誇らしげにしていますね。
ヨメはイザヤの男性性と自分の女性性を混ぜる事で自我を持ったホムンクルスを錬成できると考えたそうです。
自我を持った白猫のホムンクルスはアリエル姫に気に入られてしまいます。
ヨメは錬成物を国王に献上する栄誉を賜る事になりました。
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二人の錬成の腕は甲乙つけがたいそうですが国王はヨメを勝者に指名しました。
負けたマリーは言い訳する事無く町を去ろうとしていました。
ここでヨメがマリーの事を引き留めています。
ヨメは最初から賭けに乗ったつもりはないのでマリーに町を出て行く必要は無いと言っています。
引き下がれないマリーをエリカが説得する事になります。
エリカはマリーがヨメの持っていない物を羨ましく感じているのだと言っています。
マリーにもヨメの持っていない物があると指摘して互いが切磋琢磨する事が肝要だと諭しています。
イザヤもマリーに友達が欲しかったんだろ?と質問していますね。
マリーがそれを認めた事で仲直りの雰囲気が出てきました。
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ヨメがマリーの食生活について心配しています。
マリーはドーナツばかり食べているそうなので心配なようですよ。
エリカが酒ばかり飲んでいる事も心配なようです。
イザヤと自分の二人分の食事を用意するのもエリカとマリーの分を含めた4人分用意するのも手間は変わらない、と言ってマリーとエリカを食事に誘う事になりました。
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イザヤはマリーが錬成したドロシーの出来栄えに感心してドロシーを触っています。
イザヤも本当はリアル志向の動物を作りたいそうですがデザイン力が無くて無理なんだそうです。
イザヤがドロシーのボディを触っていると魔力を吸収されてしまいました。
マリーはイザヤが倒した魔王ジュダスを研究して、研究成果をドロシー制作に使ったそうです。
それが不味かったようです。
イザヤの魔力を吸収したドロシーに虫並みの自我が芽生えてしまいました。
ドロシーは王宮から逃げ出してしまいます。
逃げ出したドロシーの目は魔王が生み出した魔物に酷似していました。
イザヤがドロシーを追いかけて討伐する事になってしまいます。
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ドロシーが逃げた先は魔力溜まりのある洞窟でした。
イザヤはドロシーと対峙して倒す事に成功しました。
イザヤの戦闘力は圧倒的でした。
その戦闘を追いかけて来たヨメに目撃されてしまいました。
イザヤは自分の危険性を知られてしまったと感じてヨメの元から去る覚悟を決めます。
しかしヨメはイザヤへの評価を変えませんでした。
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イザヤとマリーの手を借りてヨメが勝者として錬金術を使ったパフォーマンスを披露する事になりました。
ヨメが行ったのは打ち上げ花火でした。
ヨメたちの住んでいる国アルリオンには打ち上げ花火は存在しませんでした。
対してイザヤの出身国メジャイルでは一般的でした。
花火は好評でした。
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マリーは町に残りヨメとイザヤのイチャイチャ錬金術に勝利すると宣言しています。
マリーが町に残ると決めた事をエリカは喜んでいました。
マリーはエリカからヨメが酔うと男を押し倒すと聞かされていました。
悩み相談を持ち掛けたヨメに対して酒癖の悪い女に相談できるか、と否定しています。
二人は少し仲良くなったようですね。
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花火を見上げているイザヤの元にヨメがやって来ました。
彼女は、これからもパートナーとして魔力供給をして欲しいと言っています。
イザヤはヨメに必要とされている事を心地よく感じているようです。
イザヤは素直になりヨメの申し出を受ける事にしました。
「・・・これからもお世話になります」
「はい。これからも喜んで、お世話いたします」
二人の関係は継続する事になりました。
多分イチャイチャが続く事になるんだよね・・・
近くで見せられるエリカとマリーは我慢できるのだろうか?
マリーは早々に爆発しそうだよね・・・
ちょっと不安になるね。
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 嫉妬 | イチャラブ |
評価 | AAA | C | A | AAA |
AmazonLink: 魔王を倒した俺に待っていたのは、世話好きなヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。 (HJ文庫)
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