ラノベの感想) 魔弾の王と聖泉の双紋剣 第4巻 (ダッシュエックス文庫)
概略:
ストリゴイはアスヴァール島に戻り暴れ始めました。ギネヴィア派とアルトリウス派の双方を襲い始めます。ギネヴィアが竜の鱗を加工して竜棘の槍を作り出します。竜棘の槍を使った戦術を編み出しストリゴイの使役する影法師を殲滅していきます。リネットはアルトリウス派と共闘出来る筈と考えヴァレンティナを伴いアルトリウスと謁見する為にコルチェスターに向かいます。ティグルとリムはモルガンと湖の精霊から魔物についての情報を得ます。ガラハッドとボールスがストリゴイ討伐に動いていると確信したティグルは彼らとの共闘をはかる事になります。
レーベル:ダッシュエックス文庫
発行日:2020/12/26
著者:瀬尾つかさ 原案:川口士
イラスト:八坂ミナト
ISBN:978-4-08-631397-1
雰囲気:出会い、お叱り、鍛冶師ギネヴィア、新戦術、リネット奇襲、リム動揺、魔物討伐、共闘、謁見、斬首
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プロローグ
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幼いリネットが王宮の書庫でギネヴィアと出会いました。
リネットはカラスの様だと思ったそうです。
リネットは頭がよく小難しい書物を苦も無く読めるようになっていました。
難しい本の意味が分からず困っているギネヴィアはリネットに意味を聞いてきましたよ。
リネットが分かりやすく説明すると生意気なのねとの感想を述べています。
二人は親の意向で引き合わされる予定でした。
紹介される前に出会ってしまったのね・・・これは良かった点かな?
ギネヴィアはリネットを気に入り二人は本当の友達になりました。
二人きりの時は名前で呼び合う間柄となります。
リネットがギネヴィアの執務室にやって来て嫌な知らせをします。
先遣隊が負けた事と街で略奪を行った事を知らせました。
ギネヴィアは激怒してますがリネットに諭されます。
先遣隊はギネヴィアの命令で派遣されました。
生きて戻って来た兵を労いなさいと諭されます。
ギネヴィアは王女として怒れる心を抑え込んで生き残った兵たちを労う事になるようです。
本心では強姦魔達を労わねば成らない事に怒り心頭です。
リネットはギネヴィアを女王にしようとした責任を全うしようと考えています。
意外と感情的なギネヴィアをリネットが上手くコントロールしています。
良い関係と言えますね。
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第1話 竜殺しの帰還
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ティグルとリムがギネヴィア軍の本体に戻ってきました。
馬に騎乗して行軍しているギネヴィアに西の高原地方で化物と戦った事を報告しました。
続いてリネットの元に向かう事になります。
リネットの馬車に乗り込むとヴァレンティナが護衛として乗り込んでいました。
魔物の知識を持っている彼女にも話を聞いてもらう事になります。
ティグルとリムはサーシャと共闘してストリゴイという魔物と戦った事を報告しました。
戦いには勝ちましたがストリゴイの本体を逃がしてしまった事も教えます。
悪しき精霊マーリンに操られたサーシャと戦いリムが彼女にダメージを与えた事を教えます。
ヴァレンティナはサーシャにダメージを与えた事に驚いていました。
リムの腕が向上したと褒めてくれます。
リムはヴァレンティナを疑っているので褒められた事に驚きを感じています。
行軍を終え陣地を構築してからティグル、リム、ギネヴィア、リネットの4人で詳しい報告会を開きます。
そこで始祖アルトリウスとランスロットの過去を語る事になりました。
ギネヴィアがとても羨ましそうにしています。
次の機会には絶対に同行させて欲しいとお願いされてしまいます。
ギネヴィアとリネットがティグルをアスヴァールに留めておく為の行動に出ました。
ギネヴィアがリネットと結婚して欲しいとお願いしてきました。
ティグルはいずれはブリューヌに帰らなければならないと抗います。
リムに助成を期待したのですが彼女は知らん顔しています・・・拗ねているようです。
ティグルは早急に話を進め過ぎだと抗弁します。
急がなければ良いのですね、まずは婚約しましょうと言われてしまいます。
リネットとギネヴィアの二人を相手にして口論するのは分が悪すぎますね・・・
婚約話が進みそうだったのですが急報が舞い込み救われます。
ギネヴィア軍は部隊を二つに分けて行軍中です。
リネットの兄ハロルドが指揮する第二軍が海から上陸してきた黒い化物に襲われたそうです。
話を聞くとティグルとリムが一時的に撃退したストリゴイが操る影法師だと分かりました。
ギネヴィアは自分が第二軍の元に向かうと言い出します。
彼女の持つ神器が戦闘時に有効だと分かっているので反対意見は出ませんでした。
心配するブリダイン公爵の意見を取り入れ夜陰に紛れて出発する事になりました。
ギネヴィアの不在を悟らせない為に影武者を立てる事になります。
リネットはその補佐として残る事になります。
神器持ちが誰も居なくなるのも不味いのでヴァレンティナも第一軍に残る事になりました。
出発まで時間があったのでティグルはギネヴィアに竜の鱗を加工してもらう事にしました。
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第2話 怪物との戦争
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ストリゴイの影法師はアルトリウス派にも襲い掛かっていました。
指揮官のダヴィド公爵がアルトリウスとサーシャから影法師の存在と対抗策を聞いていたので上手く対処しています。
アスヴァールの大陸側でボールス卿とガラハッド卿がストリゴイを追っていました。
二人は妖精から貰った宝石を頼りにストリゴイを追っていました。
上手い連携で影法師と指揮官を撃ち果たしてましたがストリゴイの本体を見つける事はできませんでした。
ガラハッドがストリゴイの本体がいる可能性が高い場所を予測しそこに向かう事になります。
ティグル、リム、ギネヴィアが第二軍に到着しました。
ギネヴィアがやって来た事に驚かれます。
ギネヴィアから竜の鱗から切り出した槍の穂先を与えられる事になり騎士たちは歓喜しています。
まーねー仕えている王女様から直々にプレゼントを貰えたのでそりゃ喜ぶよな。
第二軍が影法師と対峙する事になります。
ギネヴィアはこの戦闘で騎士たちに影法師対策を学ばせたいと考えました。
ティグルには黒弓を使い影法師を間引いて欲しいとお願いしてきました。
ギネヴィアの発案で騎士たちは竜棘の槍を交代で使い影法師を倒していきました。
竜棘の槍が影法師に有効であると分かるとギネヴィア、ティグル、リムは第一軍に戻ります。
ティグル、リム、ギネヴィアが留守にしている間に第二軍が影法師に襲われました。
リネットの執務室に侵入されてしまいます。
リネットはインク壺を投げつけて抵抗しています。
彼女は行動力もあるね。
ヴァレンティナが駆けつけてきて影法師を両断しました。
野営地の外に残っている影法師にヴァレンティナが突撃しました。
リネットにはヴァレンティナが焦っているように見えました。
ヴァレンティナには魔物と取引しているとの噂がありました。
リネットは魔物の本性を知ったヴァレンティナが己の過去の決断を後悔していると予想しています。
リネットを交えて今後の方針を決める事になりました。
アルトリウス派もストリゴイの影法師と戦っている事が予想されました。
リネットは影法師に対抗する為に竜棘の槍を増産する事を決めます。
ギネヴィアは鍛冶師に専念する事になりました。
額に汗して働く王女様・・・素敵です。
リネットがハロルドのお見舞いに行きたいと言い出します。
ティグルに護衛をして欲しいとお願いしてきました。
ギネヴィアが認めたので馬に二人乗りして第二軍に向かう事になりました。
リネットが嬉しそうにしています。
第二軍に到着しリネットは負傷したハロルドが動き出さないように警護を手配しました。
指揮官用の天幕で二人きりになります。
ここでリネットが仕掛けてきました。
リネットはティグルの様な組織の枠に収まらない生き方に憧れていると言い出します。
ティグルが驚いている隙にキスしてきましたよ!!
ちょっと自由に生きてみる事にしたと言ってます。
リネットは政治的な理由を抜きにしてもティグルの事を好きになったようですね。
ティグルがハロルドから第二軍の指揮権を受け取ったリネットに偵察に出たいとお願いします。
敵を知る事は有効だと判断したリネットは200の騎兵を貸してくれました。
ティグルと仲の良い騎士を付けてくれました。
ティグルは200の騎兵を連れて南下する事にしました。
そこで影法師に襲われた漁村や村を発見しました。
生き残りがいる村を発見して喜びます。
村の貴族に名前を教えると好意的な態度に豹変しました。
ティグルは竜殺しとして有名になっています。
貴族が生き残った村人の避難計画を立案して実行に移す事になります。
ティグルたちは更に南下して偵察を行う事になります。
次の村に向かう途中で影法師の群れと遭遇してしまいます。
背後には避難を開始した村が控えています・・・撤退する事はできませんでした。
ティグルは影法師の群れと戦う決断を下します。
ティグルがモルガンの指輪から力を引き出し黒弓で影法師を狙撃して行きます。
数を減らして騎士たちに竜棘の槍で突かせました。
影法師の数を減らす為にティグルはモルガンの指輪の力を使い続ける事になりました。
影法師は掃討できましたが、疲弊してしまい意識を手放す事になりました。
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第3話 影法師戦線
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ティグルはベッドの上で目覚めました。
リムがやって来て泣きながら抱き着いてきました。
鼻水たらして泣いています・・・愛されてますねー。
続いてやって来たリネットからティグルが窒息してしまうと言われてリムはティグルから離れました。
無理をした事をリネットに叱られてしまいます。
リネットはご自愛下さいと繰り返してから執務に戻って行きました。
リムに背中を流してもらう事になります。
前も洗おうか?と問われたのですがティグルは断っています。
うーん勿体なくないか?
動けるようになったティグルが散歩しているとヴァレンティナが現れました。
一緒に馬を走らせることになります。
ティグルはヴァレンティナから魔物に関する知識を聞き出そうとします。
どう話しかけるか迷っているとヴァレンティナに魔物に関する知識はそれ以上持っていないと言われてしまいます。
ヴァレンティナはティグルに興味があるようです。
彼の生き方や考え方に興味があるようです。
ヴァレンティナは貴族の生まれだそうです。
戦姫となり領主をしているのですが更に上を目指しているそうです。
ティグルは戦姫の上とは何なのか不思議に思っています。
海の近くまで馬を走らせると影法師に襲われている船を発見しました。
ブリューヌの言葉が聞こえてきました。
ティグルが黒弓を使い影法師を一匹仕留めました。
しかし影法師の数が多く船は座礁寸前でした。
ここでヴァレンティナが助けてくれます。
竜具エザンティスの能力を使い船に瞬間移動した彼女が影法師を殲滅してくれました。
船は北にある港に入る事になりました。
ティグルは船長に会いに行きブリューヌの状況を聞き出す事になります。
そこで驚くべき事実を知る事になりました。
ブリューヌの大貴族ガヌロン公爵が暗殺されたと教えられました。
ヴァレンティナから弓の王と対峙した時にブリューヌの王家に近い位置に魔物が潜んでいると教えたと聞かされていました。
ティグルは弓の王がガヌロンを殺したと理解しました。
リネット、ヴァレンティナ、ティグル、リムで今後の方針を話し合う事になります。
ティグルとリムが魔物情報を仕入れる為にモルガンかケットに接触を試みる事になります。
アルトリウス派も影法師に襲われている事から彼らとの共闘を打診する事が決まります。
ヴァレンティナにその使者を務めて欲しいとお願いする事になります。
ヴァレンティナは条件を提示してきました。
エザンティスは使わず馬で移動する事とリネットに同行して欲しいと言ってきました。
そこにギネヴィアが現れ猛烈に反対してきました。
ギネヴィアはリネットが心配で危険な目にあわせられないと主張します。
リネットはヴァレンティナの提案が理にかなっている事を説明してギネヴィアを黙らせました。
ギネヴィアは涙目でリネットの主張を認める事になりました。
一同を睨みつけ「泣いてない」と主張します・・・可愛い。
ティグルたちは視線を逸らす事になりました。
リムがティグルの部屋にやって来ました。
彼女の深刻な表情にティグルは危機が発生していると警戒します。
ティグルの隣に腰かけたリムがリネットからキスをしたと聞いたと言ってきます。
ティグルは驚きで固まってしまいます・・・バレましたね。
リムはティグルにキスしてきました。
ティグルはリムをベッドに押し倒して彼女が好きである事を告白しました。
リムもティグルを愛している事を告げて愛し合おうとしています。
ティグルは後ろからリムを抱きしめて彼女の巨乳ちゃんを揉み揉みしています。
ピンクの先端を弄っている時にティグルの部下が報告にやって来ました。
ドアがノックされています。
二人はソソクサと衣服を整えて報告を聞く事になりました。
惜しいお預けだよ・・・
互いの気持ちを確認し合ったので一歩前進か。
まさかヤル前にリムが死んだりしねーよな。
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第4話 騎兵南進
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ティグルとリムが500の騎兵を連れてストリゴイの捜索をする事になりました。
移動を始めて早々に生き残っている子供を探している影法師と遭遇しました。
影法師を掃討し助け出した子供たちから町が影法師に襲われた事を教えられます。
子供たちを休ませる為に野営する事になります。
ティグルとリムは周囲の警戒に出掛けます。
そこでティグルはモルガンとリムは湖の精霊と会う事になります。
ティグルはモルガンから魔物について教えられます。
魔物は7体存在し3体が倒されたそうです。
現在活動している魔物が4体である事を教えられました。
魔物は倒しても蘇るそうですが一度倒されると数百年は眠りに付くそうです。
それを聞いてティグルは安心しました。
大陸でストリゴイの影法師を倒している存在が居る事を教えられます。
ティグルはガラハッドとボールスが動いていると予想しました。
リムは湖を発見して中に入る事にします。
湖の中は呼吸可能でした。
リムは湖の精霊から精霊の巫女の血を途絶えさせるなとお願いされました。
ティグルが元の場所に戻ると全裸のリムが横に居ましたよ。
ティグルは彼女に背を向けて服を着る事を促します。
リムは見ていても良いと言ってますね・・・全裸を見られ喜んでいる?
野営地に戻って対応策を協議する事になります。
ティグルはガラハッドとボールスが周辺で戦っていると予想します。
ティグルは一度戻って報告を行うべきだと考えましたがリムに反対されました。
リムは自分たちがやる事は一刻も早くストリゴイを滅ぼす事だと主張し捜索を継続するべきと訴えます。
彼女の意見に従い捜索を継続する事が決まります。
行軍を開始したティグルたちは影法師が一つの方向に向けて動いているのを発見します。
ティグルはアルトリウス派が戦っていると予想し援護に向かいます。
そこではガラハッドとボールスが戦っていました。
ティグルたちが加勢し影法師を掃討しました。
ボールスからコルチェスターに戻った時にリネットに会った事を教えられます。
リネットからティグルがストリゴイを追っていると聞いたそうです。
ティグルの向かった方向に赴き影法師と戦っていればティグルに会えると考えて影法師と戦っていたそうです。
ティグルは自分たちがストリゴイの分体と戦った経緯を説明しました。
ストリゴイに使役されていたランスロットを倒した事を教えます。
二人は友人のランスロットを解放してくれたと喜びお礼を言ってきました。
ティグルはストリゴイの本体が潜んでいると思われるボストンに向かう事を決めました。
鼻が利くからと言ってボールスが斥候役を引き受けました。
ガラハッドがボールスの行動を信頼しているのでティグルとリムはボールスを信じる事にしました。
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第5話 ボストンの戦い
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ボールスの案内でボストンの町に到着しました。
ボールスとガラハッドは無謀にも突撃しようとしています。
ティグルが作戦を伝えるとガラハッドが同意してくれました。
ガラハッドはティグルを賢者と認識しています。
ガラハッドが納得しているのでボールスも従う事になります。
ティグルとリムが騎兵を率いて攻めて来たとストリゴイに誤認させる事にします。
ティグルは遠方からの狙撃でストリゴイを炙り出す事にします。
リムには騎兵を率いて影法師を町の外に連れ出してもらう事にします。
ガラハッドとボールスには炙り出したストリゴイを仕留める役目を引き受けてもらいます。
戦闘が始まるとストリゴイの配下に神器持ちが複数居る事が判明しました。
充分な狙撃を行ってからティグルも騎馬に乗り町に乗り込む事にします。
ガラハッドとボールスは発見されないように町に侵入してストリゴイを探し始めます。
しかし複数の神器持ちが居たので途中で発見されてしまい乱戦となりました。
リムと協議した結果ティグルが二人の加勢に向かう事になりました。
ストリゴイはティグルの矢を無効化できる神器持ちを従えていました。
ティグルがそいつを倒すとストリゴイが目の前に現れます。
接近を許してしまったティグルは殺されそうになっています。
そこにボールスが助けに入りました。
ボールスとティグルが即席のタッグを組んで戦う事になります。
ボールスがティグルを守る事になります。
ティグルはモルガンの指輪の力を最大限引き出し矢を放ちました。
ストリゴイが隠れていた一帯が大爆発を起こします。
大きなダメージを受けたストリゴイが起死回生を図り突撃してきました。
ティグルは力尽きて動けません。
ボールスはティグルを守る為にストリゴイと差し違える覚悟を決めました。
ストリゴイの爪がボールスを捉えます。
ボールスの槍がストリゴイの喉を貫きました。
ストリゴイはボールスによって滅ぼされました。
ボールスはアルトリウスを頼む、終わらせてやってくれ、あんたなら、きっとできるさ、と言って消滅しました。
ティグルは庇われたのね・・・
ボールスはティグルにならばアスヴァール島で起こっている問題を解決できると確信したようです。
ボールス卿の言から彼らはアルトリウスのしている事が正しいとは思っていないのかもな。
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エピローグ
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ヴァレンティナはジスタートの王位に就きたいとの野心を持っていました。
ギネヴィアにゼフィーリア女王と同じきらめきを発見した彼女は参考にしようと考えアスヴァール島に残ったようです。
ヴァレンティナはティグルにギネヴィア以上のきらめきを感じています。
ティグルの様な英雄的な生き方は出来ないと痛感しています。
魔物の存在もヴァレンティナをアスヴァール島に止める要因となっていました。
魔物と取引していた事は間違っていたと痛感し倒すべき存在と確信しています。
自分の支配する王国に存在してはならない害悪と判断して魔物を滅ぼす決意を固めています。
リネットは自分と近しい存在であると感じています。
ボールスとガラハッドと出会いストリゴイ退治の助力を得ました。
目的を果たしているのですがリネットはアルトリウスとの謁見を望みました。
自分に近しい存在だと思っているのでヴァレンティナはリネットの意思を尊重したようです。
アルトリウスは遠路遥々やってきた二人を歓迎してくれました。
しかし歓迎の言葉とは裏腹な行動を取ります。
「誓約に従い、おぬしたちはここで死ぬのだ」と言って剣を振り下ろしてきました。
ヴァレンティナはかわすことが出来ましたがリネットは動けませんでした。
リネットは首を落とされてしまいます!!
アルトリウスは天井を睨んで悪しき精霊を罵っています。
悪しき精霊がアルトリウスの体を動かしリネットの首を跳ねたのだろうか?
ヴァレンティナはエザンティスの能力を使い謁見の間から逃げ出します。
逃げ出すヴァレンティナに向かってアルトリウスが「それでいい」と言ってますよ?
彼はヴァレンティナに何かを期待しているのか?
驚きだね・・・リネットが死んでしまったぞ。
ギネヴィアが怒り狂いそうですね・・・
彼女の感情を上手にコントロールしていたリネットが居なくなりました。
ティグルはギネヴィアを上手く宥める事ができるでしょうか?
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間章
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死んだ筈のリネットが暗くて冷たい場所で目を覚ましました。
彼女は自分がアルトリウスに首を跳ねられ死んだ事を認識しています。
なぜ自分が生きているのか疑問に思っています。
リネットはどうなったのでしょうね?
悪しき精霊の力によって蘇ったって事なのか?
そうなると円卓の騎士としてギネヴィアと対立する事になるのか?
知恵者の彼女がアルトリウスの側に付くとなると厄介だぞ・・・
それともギネヴィアへの友情を貫き反抗するのだろうか?
リネットならそれ位はやりそうだ。
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 作戦 | 恋愛 | ラッキースケベ |
評価 | AAA | AAA | AA | AAA | AAA |
名前 | 愛称 | 国籍 | 武器 |
ティグルヴルムド=ヴォルン | ティグル | ブリューヌ | 黒弓 |
リムアリーシャ | リム | ジスタート | 双紋剣 |
ギネヴィア=コルチカム=オフィーリア=ベディヴィア=アスヴァール | オフィーリア | アスヴァ―ル | 小杖 |
ヴァレンティナ=グリンカ=エステス | ジスタート | 大鎌 |
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