ラノベの感想) アポカリプス・ウィッチ 4 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫)
概略:
水晶魔法への信頼感が損なわれたので世界で暴動が多発しています。信頼を回復する為にセカンドグリモノアは全学大会を開催する事にしました。何者かの工作によりルールが改変されてしまいます。水晶魔法の代表としてカルタだけが大会に参加する事になります。アイネは個人として認定されてしまいカルタが使う事を禁じられました。アイネが使えないカルタは致命傷以外は30秒で回復する特性を持っているだけの一般人と変わりません。レトネーエから格闘技の指導を受けながら大会を勝ち抜く事になります。レトネーエとの訓練はある種ご褒美なんだけどね・・・人間達の黒幕が使者を送りつけてきます。これが意外な人物でカルタ達を動揺させています。
レーベル:電撃文庫
発行日:2021/8/10
著者:鎌池和馬
イラスト:Mika Pikazo
ISBN:978-4-04-913863-4
雰囲気:全学大会、ルール改変、単独参戦、裏切り、刺客の存在、格闘訓練、学園祭?、親族来場、最強の敵、真剣勝負、苦い現状、驚愕の事実
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水晶魔法への疑いを逸らす必要が出てきました。
脅威との戦いで弱さを見せてしまったので世界に不安が蔓延する事になってしまいます。
各地で暴動が発生しているのでセカンドグリモノアには不安を払拭する責任がありました。
水晶魔法とその他の勢力が戦う全学大会という魔法ありの格闘トーナメントを開催する事になりました。
キョウカは解説者として中継に出演する事になります。
キョウカの開催宣言によって大会が始まる事になっていました。
彼女が話す内容は事前に決められていたのですが原稿が書き換えられていました。
世界に向けての配信が始まっていたので何者かにルールを書き換えられた事を言えませんでした。
言ってしまうとセカンドグリモノアのセキュリティ体制に不審を抱かせる結果になるので・・・
当初は天外四神が参戦する予定だったようですがカルタだけが参戦する事になりました。
アイネはカルタの水晶魔法なのですが彼女の個人として認識され参戦する事が出来なくなりました。
カルタがアイネを使う事が禁じられました。
カルタの水晶魔法はアイネに能力の殆どを全振りしているので彼女が使えないとなると一般人と大差ありません。
困った事になりました。
ルールも凶悪で対戦相手の戦闘意志を奪う事が勝利条件になっています。
相手の意識を奪うか殺す必要があります。
ルールでカルタを殺しても罪に問われない事が確約されています。
カルタを試合中に殺しちゃった人は彼に代わって天外四神に入る事になります。
何者かによってカルタを殺しやすいルールに変えられていますな・・・
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天外四神は二手に分かれて対応する事になりました。
キョウカは解説者として中継に参加する事になります。
全ての試合に呼ばれていないところに悪意を感じますね。
マリカとアイネが裏方に回りカルタが大戦する相手の情報を集めたり敵の動きを追う事になりました。
リングに上がるカルタはレトネーエから格闘技の訓練を受ける事になりました。
アイネはカルタの役に立ちたいようですねヘンテコな侍口調で任せてくれと請け負っています。
カルタはアイネの態度に不信感を抱いています・・・大丈夫なのか?と心配になったようです。
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レトネーエが自覚的なのか無自覚なのか?セクシーな衣装で訓練してくれたのでカルタが劣情を催す事になりました。
子持ちの人妻に対して劣情を催したカルタを虫を見るような目で見て来るんですがカルタにも言い分はあると思うな・・・
格闘技の訓練は体術訓練になるので密着する機会が多かったんだよ。
レトネーエには自分がエロボディの所有者だって事を自覚して欲しいもんだよね。
軍事のレトネーエ相手の訓練は過酷なものでした。
頭で考えて防御するのではなく反射行動として防御できるようになる事を目指しています。
カルタはレトネーエに殴られまくりの絞められまくりになっています。
締め技は相手の意識を狩り取るのに有効なので攻撃手段にしようと考えています。
カルタは相手を殺して戦闘意志を奪おうとは考えていません。
誰も殺さずに勝ち上がろうと考えています。
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大会は16人が参加して始まりました。
優勝するには4回勝たなければなりません。
最初の相手はエジプト神話を使うヘテフェレス=メン=ネフェルって女の子でした。
カルタはフライング気味にめくらまし攻撃を仕掛けました。
リングを囲っているロープは爆発物で出来ていたのでカルタは意図的に衝撃を与えて爆発を起しました。
カルタは致命傷でなければ30秒で回復するという水晶魔法の特性を最大限活用してヘテフェレスに肉薄しました。
彼女に締め技を仕掛けて意識を刈り取り勝利しました。
勝ちはしましたがボロボロになっています。
肉体的には回復するのですが精神的に疲弊しています。
あと3試合も勝てるのか不安になってきますね。
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一回戦が午後の最終試合だったので二回戦も同時刻だろうと考えたカルタは朝はゆっくりしようと考えていました。
アイネが起しに来ましたよ!!
カルタのモバイルが呼ばれていると教えてくれました。
大会の運営から試合時間が迫っているとのお知らせが届いていました。
試合時間が大きく前後する事についてクレームを入れると切実な理由を教えられました。
カルタの試合は一番の見せ場なので彼の試合がいつ行われるのか不定にする事で視聴チケットの売り上げ増を狙っていると教えられました。
運営側は一日中視聴者を引き付けたいそうです。
カルタは朝食を諦めてシャワーだけでも浴びて試合会場に向かう事にします。
アイネにバスタオルを取ってくれとお願いすると彼女はカルタの体の中に上半身を潜り込ませました。
アイネはカルタの水晶魔法なのでカルタの体内は彼女の私室になっています。
アイネはカルタのバスタオルを自室に持ち込んで彼の臭いを楽しんでいたようですよ。
カルタがその可能性を指摘すると激しく動揺していました。
アイネはカルタの匂いに包まれて眠っているみたいです・・・カルタ愛されているなー。
残念なのはカルタがアイネの気持ちに全く気が付いていない事ですね。
彼は彼女の事を人間扱いしていないきらいがあります。
今日こそはカルタの役に立つと意気込むアイネと別れてカルタは会場に入りました。
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二回戦の相手はネイティブアメリカンのトーテミズム呪術を使う傭兵でした!!
アサバスカン=リオグランデという身長180センチに届く男性です。
傭兵なのでショットガンを装備していました。
他にも戦闘に使う各種装備を持ち込んでいました。
カルタは現代兵器の持ち込みまでは想定していなかったのでシマッたと感じています。
今回もカルタは体の部位を失いながら戦う事になりました。
回復を図りつつチャンスを待ちます。
アイネがアサバスカンの呪術について調べてくれました。
アサバスカンはショットガンの弾丸に呪術を施していました。
使いたい呪術を刻んだ弾丸になるまで弾丸を捨てていますね。
これがアサバスカンの敗因となりました。
アサバスカンはドローンまで持ち込んでいたのですがトーテミズムの弱点を突かれて負ける事になりました。
カルタはリングに排出された弾丸に自分の名を刻みます。
トーテミズムには刻まれた対象を攻撃できいという制約がありました。
呪術でカルタを攻撃できなくなってしまいます。
カルタは肉弾戦を挑み勝利しました。
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カルタは昼食を取るためにアイネと一緒に移動します。
その途中で和装の可愛い女の子とぶつかりました。
関係者以外立ち入り禁止区画での出来事です。
カルタは天外四神としての態度で注意をしています。
相手の女の子はカルタと出会えて嬉しそうにしていますね。
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全学大会に参加しない多数の生徒達は文化祭のような事をしています。
自分達の教室で何らかの店を出店して稼ごうとしていました。
カルタとアイネはナタレーナのクラスがやっているメイド喫茶に向かう事にしました。
先日彼女から差し入れられたサンドイッチが美味しかったからです。
ナタレーナの教室に向かう途中で先ほどの美少女がキョウカと話し込んでいました。
二人の会話が聞こえてきます。
美少女だと思っていたのはキョウカの弟のショウカでした。
カルタはショウカを美少女だと思ってしまった自分の感性が許せないようですよ。
ショウカは天外四神に憧れていて自分も将来は水晶魔法を使えるようになりたいと言っています。
カルタは彼にとって憧れの存在のようですね。
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カルタがナタレーナのクラスに入ると物凄く嫌そうな笑顔で出迎えてくれました。
カルタにメイド服姿を見られるのが嫌なようですよ。
彼女のクラスの男子が悪乗りしてメイド喫茶をする事になったそうです。
女子はメイドをしているので料理を作っているのは男子生徒です。
カルタはちょっとガッカリしているようです。
ケチャップで落書きしてくれるオムライスを頼む事にしました。
ナタレーナの持ってきてくれたオムライスには殺と書かれていましたよ。
アイネが不思議そうにしていました・・・そんな血文字で彩を感じるのですか?
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その日の夜ダンスパーティが開催されカ
ルタはアイネと踊る事になりました。
アイネが嬉しそうにしています。
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三回戦の相手マキビュラ=デルフォイは不戦勝で勝ち上がって来ました。
二回戦の相手が入場する時に選手を運ぶコンテナを吊り下げている鎖が切れて落下する事故が発生しました。
対戦者は重症を負ってしまい棄権する事になりました。
カルタ達はマキビュラの関与を疑いますが当の彼女がカルタ達の前にやって来てアイネの関与を示す証拠写真を提示しました。
カルタが試合中はアイネは単独行動をしていたので彼女の疑いを晴らす事ができません。
アイネは自分はそんな事していないと無実を訴えますが証拠が無いので信用されません。
カルタ以外の誰かがアイネをコントロールしているのではないか?との疑惑が上がります。
カルタもアイネに関して全て理解しているわけでは無いので否定する事ができませんでした。
誰かに操られたアイネがカルタの助けになると考えて不正行為を働いた可能性が浮上します。
クラスメートたちがアイネに疑惑の目を向けてきました。
彼女の事を信じたいようなのですが全学大会の重要性を理解しているので心を鬼にして不正の根源を探そうとしています。
アイネの事を信じ切れないカルタは彼女をコントロールしているのは自分だと証明しようと考えました。
カルタはアイネに向かってカルタの首を切れと命じました!!
マキビュラはリングの上でカルタに勝つ必要があります。
仮にアイネがマキビュラ達にコントロールされているならアイネが命令を断ると想定しています。
この命令に対してアイネは泣きながら腹切りを行いました!!
カルタはアイネに残酷な命令をしてしまった事を悔いる事になります。
アイネは水晶魔法なので腹切りしても死ぬことは有りません。
自分の無実を証明できなかった彼女は自主的に生徒指導室に籠り無関係である事を証明する事にします。
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マリカがカルタのヘタレっぷりに激怒しています。
アイネの気持ちを全く理解していないカルタに腹が立ったようですよ。
マリカにとってアイネは家族でした。
家族を守るとの強い意志を持っているマリカは最初からアイネを信じていたようです。
マリカから凄く簡単な方法でアイネを陥れたんだろうとの仮説が提示されました。
証拠はスマホで撮影されたモノだったのでスマホで姿を加工してアイネが攻撃した映像を作っただろうと予想します。
カルタはもっと大掛かりな方法を想定していたので意外感に包まれています。
天外四神は兵器扱いなのでアイネの画像データは豊富に揃っています。
360度偽装が可能です。
全学大会の映像はセカンドグリモノアのサーバーで管理されています。
カルタとマリカはサーバールームに向かい犯人の痕跡を掴みました。
犯人は鍵を持っていないので何らかの器具を使ってサーバーのデータを上書きしていました。
大量のデータがマキビュラの泊っている部屋に転送されている証拠を確認しました。
カルタはアイネを陥れた相手に報復する事にします。
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マキビュラは大量の奴隷を引きつれてセカンドグリモノアに来ています。
最上位の奴隷キルドナが今回の偽装工作の主犯でした。
マキビュラは何らかの裏工作をしている事は認識しているのですが詳細は知らされていませんでした。
知らなかったと言い逃れる為のようですよ。
カルタ達はクラスメートを引きつれてマキビュラを襲撃する事にします。
マキビュラだけは無傷で捉え試合のリングに上げる事を想定しています。
彼女の味方をする奴隷たちは殺さずに無力化する事にしました。
キルドナは奴隷を肉の盾として使いながら逃げています。
彼女はセカンドグリモノアの護衛艦を掌握済みでした。
セカンドグリモノアは護衛艦からの砲撃に晒される事になります。
マリカや山根デイリや猫海ヒロスケが砲撃からセカンドグリモノアを守る事になります。
カルタが二人を追う事になります。
レトネーエが参戦してきてキルドナを倒しました。
負けたキルドナが馬鹿笑いを始めますね・・・
キルドナはマキビュラが邪魔だったそうですよ。
作戦が失敗しても問題無いと笑っています。
マキビュラがカルタに負ければ自分がマキビュラのポジションに収まる事ができると笑っています。
キルドナはマキビュラの姉でした・・・
妹が破滅する事を望んでいたのね・・・
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可哀想なマキビュラはカルタに追い詰められる事になりました。
元々マキビュラはキルドナの行う裏工作で勝ち上がってきました。
直接の戦闘力は低めです。
マキビュラはキルドナの裏切りに気が付いていました。
裏工作が失敗した彼女は立場上カルタには自分は殺せないだろと言って開き直っています。
カルタはマキビュラの顔面に拳を付きつけました。
風圧だけでマキビュラは恐怖に呑まれる事になります。
恐怖に震えるマキビュラにカルタの脅しが炸裂しました。
リング上で殺す、世界最強が完全に確定で絶対にお前を殺す、と脅しました。
マキビュラはガクブルになっています。
運営から試合が始まるのでリングに上がれとのメッセ―ジは届きました。
マキビュラはカルタにボコボコにされました。
意識を失わない限り試合が続行されるってルールを逆用してカルタは物凄く残虐な行為をマキビュラに施したようですよ。
試合中にマキビュラ一派がアイネを陥れた証拠を流失させ完全にマキビュラの立場を奪いました。
カルタは世界を守るヒーローとは言えなくないですか?
残虐過ぎますよ。
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マキビュラに勝利したカルタはアイネを迎えに行きました。
アイネは護衛艦に攻撃されている時も指導室から出ないで大人しく我慢していました。
彼女は彼女で戦っていたよなー。
カルタは全て解決した事を伝えて謝らせて欲しいとお願いしました。
アイネがカルタに抱き着いてきて震えています。
感動的なシーンですねー。
ナタレーナが頼まれていた「人間達の黒幕」の情報を掴んだと報告にやって来ました。
ナタレーナから詳しい話を聞こうとしていたのですが決勝戦で当たる相手ペンデット=デンパサールという美人さんが現れます。
彼女は「人間達の黒幕」について何かを知っていそうですよ。
彼女が挑発してきたのでデイリが掴みかかろうとして右半身を抉り飛ばされました。
ペンデットの使うオカルトによる攻撃だったようですね。
彼女がどこまで関係しているのか知りたければ明日の舞台に上がりなさいと言って去って行きました。
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翌日の早朝に人間達の黒幕を襲撃する予定でした。
生徒会室にキョウカを迎えに行くと姿がありませんでした。
アイネがキョウカが一人で黒幕と対峙する為に出掛けたと予想します。
一人で対峙しなければならない相手って誰だ?と考えたカルタが嫌な予感を覚えました。
現在は営業を停止している食堂でキョウカを発見しました。
彼女が対峙しているのは弟のショウカでしたよ!!
ショウカがセカンドグリモノアに乗り込んできた人間達の黒幕の手先でしたよ。
人間達の黒幕はショウカに接触してキョウカの役に立てるからと説明されたそうです。
彼に接触してきたのは社会的に地位の高い人間だったようです。
ショウカはそれを信じてしまいキョウカの生態データ(へその緒)を提供してしまったそうです。
しかもショウカはそれを悪い事だとは思っていませんよ。
全く悪意がありませんでした。
彼はキョウカの役に立てると喜んで人間達の黒幕に協力していました。
カルタの両親がやって来て似たような事をしたと教えてくれいました。
彼の両親もショウカと同様に悪い事をしたとの認識を持っていませんでした。
カルタを助けたい一心で協力してしまったようですよ。
マリカのところも似たような状況になっているみたいです。
カルタ達は肉親を殺せるほどには擦れていませんので何も出来なくなりました。
カルタは切り替えて決勝戦のリングに上がる事にします。
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決勝戦の相手ペンデットはこれまでの相手とは違いオカルトの前面に出した強敵でした。
バリヒンドゥーの巫女にして踊り子です。
踊り子なのでヘッドホンを付けて自分の世界に浸り攻撃してきました。
ダンスしながらバロンとランダと呼ぶ高速回転する巨大な歯車を使って来ました。
カルタはペンデットを人間達の黒幕が送り込んだ刺客だと思っていたのですが違いましたね。
彼女は純粋にカルタと戦いたかっただけでした。
カルタを攻撃するふりをして人間達の黒幕は会場内に配置したスナイパーを八つ裂きにしてくれました。
スナイパーはカルタが勝ちそうになったら彼を狙撃してペンデットを勝たせる事が目的でした。
カルタとペンデットの戦いが接近戦になっていたのでペンデットを誤射する危険性を考慮して撃てないでいました。
何もできないで試合を見守っているところをペンデットに攻撃されて体を両断される事になりました。
間抜けですねー。
刺客を排除したペンデットが人間達の黒幕とは無関係だと教えてくれました。
彼女は踊る事で世界の出来事が見えるみたいだよ。
その能力を使って人間達の黒幕の存在を知ったようです。
ペンデットが人間達の黒幕とは無関係と分かったのでカルタは彼女との戦いを楽しいと感じるようになります。
ここでも水晶魔法の致命傷以外は30秒で回復する特性を使い歯車の回転を止めました。
片腕を犠牲にして回転を止めています。
とても痛そうですがカルタって痛みに慣れてないか?ひょっとして気持ちいいと感じている?
カルタの拳がペンデットの頬を捉えて決着となりました。
気絶する寸前にペンデットが見た未来を教えてくれました。
魔女ランダが善獣バロンを粉砕し世界の活動を表す神の踊りが止まった未来を見たそうです。
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全学大会では公式に賭博が行われていました。
カルタが優勝したので胴元であるセカンドグリモノアが大きな収益を得る事になりました。
カルタがペンデットが見た「悪が善を倒し、世界の活動が止まる未来」って話を気にしています。
天外四神が生徒会室に集まり知り得た人間達の黒幕についての情報をすり合わせています。
人間達の黒幕の連絡先を特定できたようです。
クリスバート=フィレンツェという学者の名前が出てきました。
元々人間達の黒幕は第一次世界大戦よりも前から存在した科学者や発明家による文通組織でした。
組織を通じて兵器開発の期間をコントロールして戦争をコントロールする事が目的でした。
それが現代まで存続していて人間を守ろうとしているようです。
キョウカから人類では脅威に勝てないと言われます。
キョウカは軌道エレベータの存在から以下の事を推察しました。
先代の最強だった難問排除が無理を重ねて世界の頂点に居続けた理由を指摘します。
人間達の黒幕は軌道エレベータを使い定期的に脅威に生贄を捧げている。
脅威が地球中心核に存在する「原初の水晶胚」に到達するのを阻止している。
難問排除は自分達がまだ使える存在だと示す為に戦い続けていた。
信憑性は高そうだよ。
ペンデットは天外四神の次に来る最強と考えられていたので人間達の黒幕は彼女を守ろうとしたようです。
最強になってしまったカルタ達もいずれは賞味期限切れと判断されて生贄にされる運命のようです。
世界の黒幕を倒す手がかりは得ていますが倒してどうなるって話だね。
カルタ達が生贄にされる事を拒めば脅威が攻めて来る事になります。
天外四神は自分か地球か選ぶことになりそうだよ。
安易に人間達の黒幕を倒せなくなってしまったぞ・・・
生贄にされるのを大人しく待つ事になるのか?
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クリスバート=フィレンツェが気になる発言をしています。
「原初の水晶胚」はとっくの昔に地球中心核から姿を消したそうですよ。
「人間では脅威に勝てないので見限られた、ヤツは今、一体どこの誰に肩を貸している」と叫んでいます。
居なくなってたのねー。
まさかアイネが原初の水晶胚って事なのか?
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アポカリプス・ウィッチ(4) 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫)
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