ラノベの感想) 双神のエルヴィナ 第2巻 (ガガガ文庫)
概略:
女神と戦いたくない照魔が疲弊していきます。エルヴィナは女神と戦えて嬉しそうにしています。女神会社デュアルライブスがスタッフを募集する事になります。飛び込みでスタッフ募集に女神が応募してきました。マザリィ達が社員になります。エルヴィナの親友を自称するシェアメルトが神樹都にやって来ました。彼女は【神略】と呼ぶ恐ろしい行為を開始します。エルヴィナを連れ戻そうとしてきますが拒否されます。照魔に興味を持ったシェアメルトが彼を拉致する事になります。拉致現場は予想外の場所ですよ。シェアメルトのエッチ!!
レーベル:ガガガ文庫
発行日:2021/8/24
著者:水沢 夢
イラスト:春日 歩
ISBN:978-4-09-453021-8
雰囲気:カードキー、危険性、社員募集、新入社員女神、ストーカー、デート、拉致、友達認定、決闘、覚悟
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照魔とエルヴィナはモブ女神相手に戦っています。
カマキリ型の女神で割と簡単に倒せたのですが照魔が憔悴していきます。
女神に対する憧れを持っている彼は敵とはいえ女神を倒す事に忌避感を抱いていました。
方やエルヴィナは戦闘を行えて大満足していました。
照魔はエルヴィナとの隔絶を感じています。
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エルヴィナが入館証を使いこなせるようになっています。
人間界の機械に興味津々な彼女は入館証を読み込ませてドアを開けて悦に入っています。
エルヴィナは自分が空けたドアから照魔たちが続いて入場する事を希望しています。
セキュリティの観点から個々で入館証を通してドアを開ける事を目指したシステムになっています。
照魔は燐に頼んでエルヴィナが入館証をかざした場合だけドアが開いている時間を延ばす事にしました。
照魔と燐がエルヴィナに甘すぎるので詩亜がむくれています。
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照魔の始めた会社が社員を募集する事になりました。
燐が中心となり大々的な募集告知を打ちます。
募集したのは一般事務員でした。
月給50万円(固定給+出来高)の破格の給料を提示したのですが応募者ゼロって結果になります。
エルヴィナを応募者に見立てて照魔、詩亜、燐が面接の練習をしたのですが無駄になりました。
詩亜はエルヴィナ相手に圧迫面接を行っていました。
エルヴィナは全くこたえていなかったよ。
照魔は何がいけなかったのか分からず消沈していますね。
月収が高すぎたので女神と戦わされると勘ぐられて誰も応募しなかったのではないか?との懸念を抱きます。
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登校日が来たので照魔が小学校に登校する事になります。
エルヴィナとの距離が開くと命の危険に晒されると警告されていたのですが軽視してしまいます。
照魔は燐に送迎されて小学校に向かいました。
エルヴィナは詩亜と会社でお留守番になりました。
詩亜はエルヴィナをライバル視しているのですが無言状態に耐えられません。
話題を振って話しかけるのですがエルヴィナは相手にしませんね。
詩亜は諦め食事を採る事にします。
エルヴィナが苦しみ始めました・・・
最初詩亜は苦しむエルヴィナを見て笑っていたのですが彼女を助ける事にします。
エルヴィナを担いでビルの外に出ようと試みます。
詩亜って優しいんだよなー。
玄関に燐の運転するリムジンが横付けされました。
彼も照魔の調子が悪いと察してエルヴィナを迎えに来たようです。
燐の運転するリムジンで照魔の小学校に乗りつけて授業参観だと言い張り教室に潜り込みました。
照魔が女神と戦っている事を知っている教師は参観を認めてくれました。
色々と配慮がなされているようです。
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照魔が元気を無くしていると感じたエルヴィナが詩亜に相談しています。
照魔の事なので詩亜は適切なアドバイスをする事にしました。
スキンシップを取る事が肝要だと教えました。
エルヴィナは早速行動に起こします。
照魔の前に立ち両腕を広げてハグしようと言ってきました!!
照魔は驚いてしまい逃げて行きます。
物凄く美人なお姉さんに脈絡なくハグを迫られたのでビビったのね・・・気持ちは良く分かります。
拒否されたエルヴィナは不満そうにしています。
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邪悪女神が会合を開きます。
頂点に立つ12人の女神が居たのですがエルヴィナが離脱したので今は11人です。
11人中6人が出席する事になっています。
これは非常に参加率が高いみたいですよ。
議題はエルヴィナが彼氏を作った事でした。
女神たちは皆彼氏が欲しいと願っています。
天界には女神しか居ないので絶対に彼氏はできません。
彼氏を作らない(作れない)が絶対のルールだったようですがエルヴィナがそれを破りました。
皆一様に不快感を示しています。
エルヴィナを倒せとの声も上がっていましたがリーダー格のシェアメルトが自分がエルヴィナの現状を観察してくると提案します。
他のメンバーが快諾したのでシェアメルトの神樹都行きが決まりました。
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エクス鳥から内線電話が掛かってきました!!
詩亜は教えても居ないのに仕事を覚えている彼に驚愕しています。
彼は面接希望者がやって来たと言っています。
それを聞いた照魔が大喜びしています。
飛び込みの志願者の詩亜は嫌そうな顔をしていますが照魔の一言で面接を行う事が決まります。
照魔は直々に出迎えに行きたそうでしたが社長が飛び込み相手に直々に出迎えるのは体裁が悪いので詩亜が迎えに行きました。
エントランスに降りるとエクス鳥しか居ませんでした。
待合室で待つように勧めたのですが外で待つと言われたそうです。
訝しみながら詩亜が外に出ると物凄く綺麗なお姉さん達が横並びで立っていました。
その圧倒的な容姿の美しさから詩亜は彼女たちが女神だと察して逃げる事にします。
ビルに飛び込んで非常用のシャッターを閉めました。
これで一安心と思ったら片手でシャッターを開けられてしまいました。
ビビっている詩亜の前に照魔たちがやって来ました。
待ちきれなかったようですね。
彼はやって来たのがマザリィだと知り驚いています。
マザリィは照魔が渡した名刺を頼りにここまでやって来たと教えてくれました。
彼女達が面接試験を受けに来たと分かったので照魔は全員を面接する事にしました。
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照魔、エルヴィナ、詩亜、燐が面接官となり面接が行われます。
エルヴィナがしれっと面接官の席に座っています。
彼女は副社長に立候補していたので面接がしたいようですね。
エルヴィナの優秀さが際立っています。
彼女は詩亜から受けた圧迫面接を参考にしてマザリィ達を落そうとしてきます。
マザリィが天界で照魔のパンツを下ろそうとした事を暴露し詩亜を味方に付けました。
マザリィが最長老と名乗ると詩亜は恐れ知らずにも彼女をババア呼ばわりしています。
女神のマザリィはババア呼ばわりされてもピント来ないみたいですさして怒った感じはないね。
完成された存在の彼女達は時長く生きている事はアドバンテージとして捉えているみたいだ。
二人はコンビプレイでマザリィ達を落そうとしましたが照魔は全員を採用する事にします。
人間界でどこに泊まるのか心配になった照魔は自宅に招こうとしました。
エルヴィナは物凄い顔で反対しています。
マザリィを自宅に泊めるなら家を出ると凄んでいます。
照魔は会社が入っているビルの居住区画を提供する事にしました。
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マザリィがやって来た事で照魔が元気になりました。
それが不満なエルヴィナがビルを飛び出していきます。
距離が離れるとヤバい事を痛感している照魔は慌てて追いかける事になります。
照魔にはエルヴィナが怒っている理由が分かりませんでした。
燐から貰った恋愛指南本を参考にしてエルヴィナが怒っている理由を当ててみる事にします。
指南本には彼女が怒っている理由を当てられると怒りを緩和できると書いてありました。
照魔は推理力を働かせてエルヴィナも会社ビルに泊まってみたかったんだと予想します。
大外れでした・・・無言で見つめ合う事になっています。
そこに強烈な女神の気配が漂ってきました。
二人の前にエルヴィナの友人を自称するシェアメルトが現れました。
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シェアメルトはエルヴィナと再会できて嬉しそうですよ。
親し気に話しかけて来るのですがエルヴィナは迷惑そうにしています。
余りに冷たい態度に心が折れそうに思うのですがシェアメルトはタフです。
自分の用向きを伝えてきました。
彼氏を紹介しろと言われたエルヴィナが照魔の事を紹介しました。
シェアメルトが馬鹿笑いを始めています・・・
相当に面白かったらしく体を折って笑っていますね。
シェアメルトはエルヴィナの好みのタイプを勝手に想像していました。
筋骨隆々とした毛深い大男を想定していました。
照魔は余りにもかけ離れているので笑ってしまったようです。
シェアメルトが自信満々に語るエルヴィナの理想のタイプから自分がかけ離れていると知った照魔が消沈しています。
勝手な事をほざいているシェアメルトをエルヴィナが撃ちました。
必殺の威力があるはずなのですがちょっと痛かっただけのようです。
いきなり撃つなよと文句を言ってきましたよ。
エルヴィナと照魔が臨戦態勢を取るのですがシェアメルトは対話を要求してきました。
これには照魔も驚いています。
元々女神と戦う事を快く思っていないので対話に応じる事にします。
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シェアメルトが嬉々として自分とエルヴィナが友人なんだと力説します。
自分が設定している友達の定義を開示してくれいました。
会話と膨大な友達ポイントでランクアップするそうです。
友達ポイントの膨大さに比べて必要となる会話数が極小なのが気になりますね。
ひょっとしてシェアメルトはぼっちなのか?
照魔はシェアメルトのヤバさに戦慄を覚えています。
エルヴィナから残念なお知らせが入ります・・・女神は基本的にみんなヤバいそうです。
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シェアメルトが自分のディーアムドを顕現させました。
大剣のように見えたので照魔が興味を持ちます。
シェアメルトはおそろいである事を強調しています。
シェアメルトが六枚の翼を出すと照魔は初恋の女神の事を思い出しています。
照魔が篭絡されそうに見えたのか?エルヴィナは照魔との仲を見せつける事にします。
照魔に膝枕をして上げて頭をなでなでしています。
それを見たシェアメルトが驚愕していますよ。
「銃におっぱいがついただけの生き物」と言われていたエルヴィナが膝枕をしてなでなでしていると驚いています。
戦い以外に興味の無かったエルヴィナの変化に動揺しているぞ。
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しかし流石に恋愛博士を名乗るだけはあるね。
照魔が照れている事を見抜いて本当に恋人なのか疑ってきます。
恋人同士は毎日一緒に風呂に入るって持論を展開してきますね。
エルヴィナがしれっとそうしていると答えると大きなダメージを受けています。
予想以上に体力を消耗したので今日は帰ると言ってきました。
エルヴィナを変えた照魔に興味を持ったシェアメルトが名前を聞いてきましたよ。
創条照魔だと伝えると、どこかで聞いたことがあるような、と意味深な事を言っています。
「今度逢う時は、私とデートしよう」と言い残して帰って行きました。
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照魔との仲を疑われていると知ったエルヴィナはデートしようと誘ってきました。
エルヴィナは本気だな、詩亜の助けを借りてデートに相応しい服装を選ぶことにします。
詩亜はエルヴィナのスタイルの良さに驚嘆して自分との差に愕然となっています。
まあ相手は女神だからねー、挑もうとするのが間違っているよなー。
勝負服の選択は無事に終わったのですが一つの問題が残りました。
エルヴィナがデートの時に待ち合わせをしたいと言ってきました。
待ち合わせ場所で相手の服装を始めて見る感動を味わいたいようです。
二人は離れすぎると死んでしまうので大いなる問題です。
解決策として照魔とエルヴィナは黒い袋で全身を覆い服装が見えない状態で燐に送迎してもらう事にしました。
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照魔が先に折りて待ち合わせ場所に向かいます。
少し遅れてエルヴィナが待ち合わせ場所に向かいました。
初めて見るエルヴィナの女の子っぽい服装に照魔が観劇しています。
エルヴィナの方も照魔の服装は好みだったようですね。
思わず叫びそうになり無理やり胡麻化しています。
うーんエルヴィナってショタだよなー・・・まあ女神なので変態なのは当然か。
デートが始まります。
エルヴィナの行きたい場所を回る事にしました・・・照魔め普通にモテる行動を取りやがる。
家電量販店に来ている時にエルヴィナが迷子になりました。
照魔が焦っていると迷子のアナウンスが流れてきました。
アナウンスでは照魔が迷子になった事になっていますね。
お姉さんが待っているので来てくださいと言われてしまいます。
デート中も二人は姉弟として見られていました。
照魔はちょっと落ち込んでいます。
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照魔はエルヴィナに断りトイレに向かう事にしました。
そこでシェアメルトに襲われる事になります。
おしっこをしていると背後にシェアメルトが現れて武器を突きつけてきました。
禁断の男子トイレに入ってこれなかったエルヴィナの事を馬鹿にしています。
女神でも男子トイレに入るには相当な勇気が必要なようです・・・変態さんなので気にしないのかと思っていたよ。
照魔はシェアメルトに拉致される事になります。
しかし抜かりなく自分が連れ去られた痕跡を残すことにします。
腕時計を置き去りにして連れ去られています。
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エルヴィナから離れすぎると生命の危機に陥ると伝えるとシェアメルトは地上に降りてくれました。
話し合いがしたいと言っています。
照魔はシェアメルトに初恋の女神の事を教えました。
彼女がその人では無いか?とちょっと期待していますね。
シェアメルトの返事は分からないってものでした。
女神は地上から天界に戻ると記憶を消されます。
それか照魔と会った事は無いかのどちらかなのですが分からないそうです。
シェアメルトから有効な話が聞けました。
ここ一万年くらいの間に六枚翼の女神は12人しか居ないそうです。
エルヴィナとシェアメルトは違うみたいですが、残りの9人の誰かが初恋の女神のようですよ。
照魔の事が気に入ったシェアメルトが友人ランクを爆上げしてくれますね。
恋愛親友なるランクを創設して認定してくれました。
よっぽど友達が欲しいのか友達になってくれたら自分の大切なモノをあげると言っています。
ちょっとエッチな響きですねー期待して良いのかした?
照魔はシェアメルトを話せる女神と考えていたので友達になる事を承諾します。
シェアメルトがディーアムドを渡そうとしてきたので驚いています。
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エルヴィナが追いかけてきました。
燐に照魔が見つかった事を知らせます。
燐から世界で破局するカップルが増大している事を知らされます。
エルヴィナはシェアメルトが何かしていると察しました。
問いただすとシェアメルトは自分がカップルを別れさせる波動を放っている事を認めました。
エルヴィナが照魔という彼氏を得たのが悔しくて別れさせているように思うのですが一応持論を持っていました。
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人類がヤル気を失った世界は他にも存在するそうです。
この世界に女神以外の何者かが侵入して人類のヤル気を搾取していったと教えてくれます。
シェアメルトは問題の原因を探る事が大切だと言っています。
話し合いで人間と女神が共存する世界を模索できるかと思われたのですがシェアメルトの考え方は極端すぎました。
彼女は恋愛という禁断の果実を得たので人類が衰退した。
恋愛よりも友情を優先するべきだと主張してカップルを別れさせる波動を放ったと言っています。
人間界を調停する行動だと言っていますね。
自分の調停は照魔にもメリットがあると言ってきます。
エルヴィナとの生命の繋がりに迷惑しているんだろ?望まぬ恋人関係を断ち切れるかもしれないぞと言われました。
これを聞いた照魔が激怒します。
まだエルヴィナと恋人でいたい、お前と戦う理由には十分だと言って戦意を高めます。
エルヴィナが大喜びしていますね・・・
バシバシ照魔の肩を叩いています、物凄く可愛いです。
しかし残念ですねー照魔はエルヴィナがテレテレなのに気付きません。
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シェアメルトがディーアムドの真の姿を晒してくれます。
大剣だと思われていたのですが彼女のディーアムドは鋏でしたよ。
挟まれると溶かされる事になります。
凶悪な武器なのですが二人は連携プレイで対処します。
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エルヴィナから照魔を発見したとの連絡を受けた燐は二人の無事な生還を願っています。
詩亜にカップル破局の影響が無い事を確認して安心しています。
お互いに想い合っていない人間には効果が無いようです。
詩亜は照魔との結婚を目指していますが彼に恋している訳ではありません。
燐は詩亜の事が好きなようですね。
シェアメルトの波動に恋心を消滅させる効果が無かった事に安堵しています。
詩亜と燐の関係も至って平常通りでした・・・これって詩亜が燐に恋していないって事だよね。
それがちょっと悲しいようです。
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シェアメルトとの戦いはお互いに巨神になり継続されます。
シェアメルトは巨大な蟹に変身しました。
ディーギアス=キャンサーと呼ぶ事にします。
照魔とエルヴィナのディギアス=ヴァルゴよりも一回り巨大です。
キャンサーの足は八本あるので優位に立っています。
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激しい戦闘が行われます。
戦闘中に照魔が自分が女神になるとの決意をします。
人間の照魔が女神になると宣言した事にシェアメルトが驚愕しています。
なれるわけねーだろと言いたいようですね。
エルヴィナだけは照魔の宣言を心地よく認めてくれます。
ようやくその気になってくれたと喜んでいます。
照魔は女神大戦に参戦しエルヴィナと共に創造神になると宣言しました。
照魔のヤバさが発揮される事になりました。
彼は勝つ為の方法を夢想して新たな腕を二本生やします。
ヴァルゴが四本腕になりました。
二本の大剣と二丁拳銃を駆使して戦う事になります。
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照魔はシェアメルトがエルヴィナに憧れていたんだと察しました。
指摘すると逆切れされます。
どうして彼氏持ちになってしまったんだーと喚いています。
エルヴィナはしらない、できちゃったの、と答えます。
うん、冷たいな。
この答えは効くねーシェアメルトは絶叫しながら突撃してきました。
キャンサーは足は固い外殻で覆われていましたが腹は柔らかかったです。
そこを攻撃してキャンサーを海中に沈めました。
しかし大きなダメージを負っていたので止めを刺す事は出来ませんでした。
照魔とエルヴィナが元の姿に戻り砂浜に倒れます。
海中からシェアメルトが上がって来ました。
エルヴィナは戦闘態勢を取ろうとしますがシェアメルトがもうやめようと提案します。
お互いに疲弊しているので今日は帰ると言っています。
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カップルを破局させた【神略】を解けと要求すると解いてくれます。
シェアメルトが警告してきました。
恋人たちが消えるという自分の【神略】を受け入れておいた方が良かったと思う事になる。
これからの女神大戦は苛烈になると言っています。
照魔の友達ランクはそのままにしておく、いずれまた逢おうと言って帰って行きました。
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エルヴィナは照魔に必要な肩書は【社長】と女神エルヴィナの【恋人】だけ。
シェアメルトの事は無視しましょうと提案してきました。
シェアメルトは一万年ほどエルヴィナのストーキングをしていたそうなのでしつこさを熟知しているので嫌なようです。
照魔はエルヴィナも頑張って【副社長】になれるといいな、と返します。
エルヴィナはもう副社長のつもりだと主張しています。
エルヴィナが照魔に恋人繋ぎをしてきますね!
恐る恐るなところが可愛いです。
初デートの締めに夜の海岸を歩く事になりました。
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会社ビルのエレベーターで移動しているエルヴィナが白昼夢を見ました。
夢の中の神樹都は破壊されていました。
破壊跡に八枚翼の女神になった照魔の姿を見ます。
隣にエルヴィナの姿は有りませんでした。
エルヴィナは照魔が女神大戦を勝ち抜き最後に残った自分と戦い勝利した。
その結果創造神になったと推測します。
創造神になった照魔の姿は禍々し過ぎました。
白昼夢が覚めたエルヴィナは四つん這いでハーハー言っています。
相当にショックだったようですね。
心配した照魔が声を掛けてきます。
エルヴィナは照魔を白昼夢で見た姿にしない為に一日中手を繋いで過ごす事を提案しています。
照魔が、どうしたマジで、と驚いていますよ。
エルヴィナは照魔の手を放さない限り大丈夫だと思う事にしています。
照魔とエルヴィナが最後に戦う未来はありそうですね。
エルヴィナが白昼夢で見た禍々しい照魔になるのには人間がヤル気を失った原因が関係しているのだろうか?
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双神のエルヴィナ 2 (ガガガ文庫)
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