ラノベの感想) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第17巻 加奈子if (電撃文庫)
概略:
あやせにオタク文化を教える為に行ったコミケで京介がメルルのコスプレをしている加奈子と遭遇しました。あやせが桐乃への誕生日プレゼントを入手する為に京介がマネージャーと偽り加奈子に接触していた事がバレてしまいます。桐乃がオタクだという秘密を守る為に京介は加奈子の言いなりになります。京介はしばらく加奈子の言いなりになり二人で遊びに行く機会が増えました。加奈子に桐乃のオタク趣味がバレてしまいます。桐乃は加奈子に絶交される事を恐れていましたが加奈子は桐乃のオタク趣味を受け入れてくれます。加奈子が京介にマネージャーを再開して欲しいとお願いしてきました。加奈子がメルルの姿で京介に告白して二人は交際を開始する事になります。加奈子に京介を横取りされたあやせと黒猫が連合して暗躍する事になります。
レーベル:電撃文庫
発行日:2021/9/10
著者:伏見つかさ
イラスト:かんざきひろ
ISBN:978-4-04-913445-2
雰囲気:脅迫、奴隷くん、生き埋め、紹介、嫉妬、料理修行、同居
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桐乃の趣味を理解したいというあやせのお願いを叶えるために京介は彼女をコミケ連れてきました。
そこでメルルのコスプレでステージに立とうとしている加奈子と遭遇してしまいます。
ここで加奈子に京介がマネージャーと偽っていた事がバレてしまいます。
桐乃の兄がマネージャーと偽り加奈子に近付いたのはあやせが桐乃に最高の誕生日プレゼントを贈る為です。
桐乃がオタクだって事を加奈子に知られない為に京介は加奈子の脅迫に応じる事になります。
脅迫されているのですが相手が加奈子なので悲壮感はありません。
加奈子の可愛らしい要求に応じて楽しく過ごしています。
そこが加奈子には不満だったようですよ。
脅している自分が立場的に上に立ちたいようですね。
ちびっこの加奈子に脅されても迫力が足りないので京介は微笑ましく思っています。
加奈子は事あるごとに自分を美少女と主張するんですが京介はププッと笑っていますね。
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加奈子の希望で映画館で恋愛映画を見る事になりました。
べたなデートなのですが加奈子は一般的な恋愛体験をしたいようですね。
見終わった恋愛映画に感激していました。
加奈子が映画館を出たところで仕掛けてきましたよ。
彼女は一々大胆なんだよなー。
映画に出てきたシーンを真似て往来でのキスを要求してきましたよ。
ヘタレの京介では加奈子の要求に応えてあげる事はできませんでした・・・恥ずかしいよな、そりゃ。
キスしない秘密をばらすと脅された京介は勝手にしろと言って加奈子と別れました。
加奈子は京介と一緒に居たいみたいですね。
勝手にしろと言われたので桐乃に状況を説明してもらう事にしました。
桐乃は加奈子に京介がマネージャーをやっていた理由を聞かれて焦ったようです。
自分がオタクである事を告白してしまったようです。
本当に突発的な出来事に弱いよな。
オタクだと知られて加奈子に嫌われると心配になっていたようですが加奈子の態度は京介と桐乃の予想を越えていました。
はっきりとマジでキモいと言われたのですがそれだけでは終わりません。
オタクをキモイと感じるが桐乃の友達を止めるつもりはないと言われました。
相手が桐乃じゃなかったら絶交しているそれだけだと言っています。
加奈子の男前ぶりに京介が感動していますね。
これからも桐乃の友達でいてくれとお願いしています。
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その夜加奈子から電話が掛かってきました。
加奈子は京介と仲直りしたいみたいですよ。
キスを強制した事を怒っているのか聞いてきました。
京介が怒っていると伝えると小さな声でごめんねと謝ってきました!!
くー可愛いです。
京介が許すと伝えると次のお願いをしてきました・・・現金なので加奈子らしいです。
ステージに上がる加奈子のマネージャーをして欲しいと頼んできました。
その日ブリジットちゃんとは控室が別れていました。
メルルのコスプレをした加奈子が京介に迫って来ましたよ。
スーツ姿の京介のネクタイを引っ張りキスようとしていきます。
ブリジットが呼びに来ましたよ。
京介は慌てて弁明しようとしますが加奈子は余裕です。
取り込んでいるので少し待ってろと告げてキスの続きをしようとしています。
ブリジットは真っ赤になって自分の控室に逃げ込みました。
京介はメルルにぶちゅーって感じでキスされる事になりました!!
桐乃が知ったら悔しがりそうなシチュエーションですねー。
メルルにキスされています・・・
ロリっ子メルルにネクタイ引っ張られながらキスされる・・・意外な程に萌えますな。
加奈子から好きだと告白されて京介は彼女を受け入れました。
何ツーの告白シーンなんだけどテレが足りてないんだけど二人は満足なようです。
軽いノリで交際する事が決まりました。
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それまで加奈子からの脅迫に応じて何度もデートまがいの事をしていたので改めてデートしても感激が少なめです。
初めての彼女と海に遊びに来たのですがあんまり京介はトキメイテいません。
着替えが遅い加奈子にイライラが募っています。
服脱いで布をだけだろ、なんでこんなに時間が掛かってるんだ、と不満を持っています。
待ちくたびれたのでラムネを二本買いに行きました。
加奈子の分もさり気なく購入する自分の彼氏っぷりにご満悦です。
京介がラムネを買って戻ってくると加奈子が波打ち際に埋められていました!!
首だけが出ている状態に驚いていると速く助けろ、奴が来ると、加奈子に懇願されます。
京介はイマイチ危機感が無かったので加奈子の姿を見て笑っていました。
そこに加奈子を埋めた首謀者が現れます。
やってきたのはあやせでした。
京介と加奈子はあやせの怖さを知っているので震えあがっています。
京介が加奈子を掘り起こしたいとお願いすると断られました。
あやせから加奈子を埋める事になった経緯が説明される事になります。
加奈子はあやせに彼氏とデートで海に来ている事を自慢したそうですよ。
勿体ぶった口調だったのであやせはイラっと来たようですね。
終いには彼氏の居ないあやせを憐れむ発言までしてしまい彼女を怒らせたようです。
あやせの説明を聞いた京介は加奈子の命知らずのバカっぷりに呆れていました。
京介から加奈子と交際する事になったと言われたあやせが狼狽しています。
後から出てきた加奈子に京介を掠め取られたと思ったようにも見えますね。
持っていた虫眼鏡を京介の顔に投げつけて走り去りました。
京介はあやせが虫眼鏡を何をしようとしていたのか分かったようですね戦慄しています。
加奈子を掘り起こして彼女のサンオイルを塗る事になったようです。
顔だけ出していたので顔だけが日焼けしてしまったので体とのバランスを取るために加奈子は紙袋を被ってます。
彼女にサンオイルを塗るって心躍るシチュなのですが京介は笑いを噛み殺すのに必死でした。
二人のデートはとにかくコミカルですなー。
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加奈子を家まで送る事になります。
途中で加奈子からうち両親居ないし、との思い台詞が挟まれました。
到着したのは家賃が高そうなマンションです。
緊張している京介を加奈子の家族が迎えてくれました。
加奈子は姉の彼方さんです。
彼方は漫画家をしていました。
黒猫が大好きな作品の作者のようですね。
漫画家の仕事部屋に入れて京介が盛り上がっていると思わぬ刺客が現れます。
彼方の手伝いに来ていた星野きららさんが京介の事を「おにいちゃん」と呼んできました。
きららは京介があやせと一緒に入ったメイド喫茶でメイドをしていました。
そこで京介とは顔見知りになっています。
加奈子が京介の事を彼氏だと紹介しました。
それを聞いたきららさんが爆弾を投下してくれます。
彼女はいっしょに来店したあやせを京介の彼女だと思っていたと言ってしまいます。
京介は彼方さんから疑いの目を向けられる事になりました。
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京介は彼方さんにあやせをメイド喫茶に連れて行った経緯を説明する事になります。
あやせとは恋愛関係に無いと納得してもらえました。
京介は加奈子と結婚する気でいるので義理の姉になる彼方とは良い関係を築きたいと考えていました。
加奈子に対して真剣であると伝わり彼方は京介の事を認めてくれます。
加奈子に送られて帰宅する事になりました。
加奈子は京介は彼方にデレデレしているように見えていたようです。
あんなババアのどこが良いんだと言っています。
京介の目には彼方は高校生とかひょっとしたら中学生に見えています。
それを指摘すると加奈子が暴言を吐きますね。
16歳以上はババアなんだよと憎々しげにはき捨てました。
加奈子はおっぱいが小さい事を気にしているので憎しみが込められていますなー。
加奈子がマンションの入口でキスを求めてきました。
京介は加奈子の注文に半分だけ応える事にします。
加奈子の額にキスして別れる事にしまいた。
加奈子がマンションに入ると彼方から電話が掛かってきました。
彼方は加奈子と京介のキスシーンを覗き見していました。
唇にキスできなかった京介を60点と言って揶揄ってきましたよ。
京介は彼方の軽いノリに混乱しています。
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京介は加奈子を家族に紹介する事にします。
それを聞いた加奈子が緊張し始めてしまいます。
「オシッコしたくなってきた」とか言い始めています。
電話で話していたのですが加奈子はトイレまで電話を持って行こうとしています。
加奈子のオシッコ音を聞く大チャンスだったのですがデリカシーのある京介は電話を置いて行くように注意します。
うーん勿体ない・・・そのまま電話を続けるべきだったぞ絶対!!
彼氏と電話しながらオシッコしてくれる彼女なんてそうはいないぞ・・・勿体ない、非常に勿体ない。
加奈子が電話を離れると彼方が話しかけてきました。
彼方から自分達姉妹が両親と仲が悪い事を教えられます。
加奈子が一般的な家族を知らないって事も教えられました。
京介は自分が加奈子をフォローするので任せて欲しいと請け合いました。
彼方は京介に任せる事にします。
京介の事を頼もしいと思っているようだね。
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緊張しまくりの加奈子は予定の時間よりも速く高坂家に到着しました。
京介は朝食の席で彼女が出来たので紹介したいと告げます。
両親は驚き桐乃は呑んでいたお茶を拭きだしたぞ・・・相当に驚いたようです。
既に家の前まで来ていると教えると早く上がって貰えと歓迎ムードが広がります。
京介が迎えに行き加奈子を紹介しました。
桐乃の友達として母親とは会った事があるので初対面の父親に自己紹介をしています。
普段の砕けすぎな口調を誤魔化す為に演技で乗り切ろうとしたようですが父親に見透かされる事になりました。
京介の父親は大介って言うのね。
大介から普段の口調で構わないと言われたので加奈子は地を出す事にしました。
素直過ぎますね。
いつもの砕けた口調で大介と会話しています。
京介は止めようとしたのですが遅すぎましたね。
桐乃は加奈子の姿を見て衝撃を受けたのか自室に戻ってしまいます。
桐乃には加奈子の良さをアピールして欲しかったのですが・・・京介は桐乃の態度に不信と不満を持っています。
加奈子の砕けすぎな口調に大介は彼女への評価を下方修正しています。
京介に向かって彼女で良いのか?と失礼な質問をしてきました。
京介の事は信頼しているので彼が選んだ子なら納得しようって考えのようですね。
京介は勿論と答えました。
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高坂家からの帰り道で加奈子が消沈しています。
大介の発言に衝撃を受けているな。
自分が嫌われてしまったと消沈していたのですが直ぐに立て直しました。
加奈子の意識は落ち込みよりも相手を見返してやろうって方向に向かいます。
そんな加奈子を見て京介は嬉しくなっていますね。
京介は加奈子の前向きさに惚れたといっても良いかもな。
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二人で対応策を考える事になります。
ファミレスでお茶しながら考えていました。
加奈子がカップルがよくやる「はいあーん」をしてきます。
京介は恥ずかしさに耐えて加奈子から食べさせて貰っています。
加奈子も恥ずかしかったのかテレテレになっています。
バカップルぶりを見せつけていると嫉妬に狂った黒猫とあやせがやって来ました。
ひょっとして京介に「はいあーん」をした加奈子が羨ましい妬ましいって感情を抱いている!!
加奈子に京介を掻っ攫われた者同士シンパシーを感じているようです。
二人は連合して京介と加奈子の交際を認めないと言ってきます。
あやせは黒猫に痛い二つ名をつけられて迷惑そうにしていますが目的が同じなので共闘する構えでした。
二人は暗黒の同盟(ダークアライアンス)を締結したそうです。
黒猫は闇猫を名乗りあやせの事を「殺戮の闇天使”タナトス”」と呼んでいます。
闇天使、二人を八つ裂きにしなさいと命じていますよ。
あやせは黒猫の中二過ぎる台詞に辟易しているようですが思いは同じようです。
桐乃の気持ちを踏みにじった二人を許さないと言っています。
京介は文句は全部俺が聞く、加奈子のいないところでな、と答えました。
加奈子は胸がキュンキュンしているんじぇねーか?
愛されていますなー。
黒猫の中二台詞で注目を集めてしまったので二人は去って行きます、妥当な判断ですなー。
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桐乃とあやせが協力的では無いので加奈子は彼方に相談に乗って貰う事にします。
京介の父親大介から低評価をされた事とどうすれば見返せるのか相談しました。
相談された彼方は嬉しそうなんですが桐乃のお願いを聞いてあげていた京介とは少し対応が違うぞ。
ニコニコ相談に乗っていたのですが対策は思いつかないと笑顔で告げてきました。
明け透けな態度をとるところは加奈子にそっくりですね流石姉妹です。
加奈子は京介があやせと黒猫から庇ってくれた下りを説明しました。
それを聞いた彼方と星野は歓声を挙げています。
「きょーすけくんカッケー」
「おにいちゃん抱いて」
と好評を下しています。
京介ってヒーロー気質があるよなー。
不安がる加奈子に彼方と星野は京介から愛されている事を伝えます。
何も問題ない、大丈夫だ、と伝えたかったようです。
加奈子は京介から愛されていると認識したのですが交際に反対な人間を見返したいとの考えは変えません。
星野が持って来た美味しいケーキを食べて良い考えが浮かぶのを期待する事にします。
星野が美味しいものを食べると幸せになるよねーと発言しました。
それを聞いた加奈子が料理で見返してやろうとの解決策を思いつきます。
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彼方と星野は料理が出来ないので加奈子は独力で目的達成を目指す事にします。
メイド喫茶では働いている星野から悲しい事実を教えられました。
店で出す料理はレトルトだそうです。
加奈子は星野の務めているメイド喫茶には決して行くまいと決めます。
加奈子は京介の誘いを断り料理本を買いに行きました。
料理本を眺めながら自宅に調理器具が無い事に気が付きます。
彼方に言えば資金の心配は無いのですがどこで購入するれば良いのか途方に暮れています。
スパーに材料を買いに行きそこでも何を買えば良いのか苦悩する事になります。
そこで田村麻奈美と再会する事になりました。
先日京介から幼馴染として紹介されたのですが加奈子はすっかり忘れていました。
加奈子の記憶容量は少な目なのね・・・彼女は興味のない事は記憶に留めないぞ。
麻奈美は加奈子が困っていると察しています。
何でも相談に乗ると言ってくれますね。
無償で世話を焼きたがる麻奈美を胡散臭く感じつつも加奈子は彼女を頼る事にしました。
麻奈美に料理を教えてくださいとお願いしています。
麻奈美の意図がどこら辺にあるのか不明なんですが彼女は加奈子のお願いを叶えて上げる事にしました。
麻奈美の家で料理の特訓が始まりました。
加奈子は麻奈美を師匠と呼んで尊敬して行く事になります。
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京介の方も対策を考える事にします。
黒猫とあやせが敵対的な態度を取っているので沙織バジーナに相談する事にします。
電話すると沙織から相談を持ち掛けられました。
彼女には多大な借りがあるので京介は相談に乗る事にします。
沙織が懸念しているのは黒猫の事でした。
黒猫が落ち込んでいると言っています。
京介が加奈子と交際し始めた事を告げると色々と理解したみたいです。
京介が黒猫に加奈子との交際を認めさせる方法を相談すると沙織からは協力できないかも知れないと言われました。
まあそうなるな。
京介がその理由に気付けていないのが残念ですなー。
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麻奈美の下で料理修業を始めた加奈子は高坂家の朝食を作りに来ます。
京介の部屋に侵入して彼を起こそうとしています。
ベッドで寝ている京介の上に乗ってキスしようとしてきますね。
京介が目を開けると慌てて飛びのいています。
残念ながら朝チュンはお預けとなります。
加奈子に連れられて朝食の席に着きました。
京介は知らずに加奈子が作った朝食を食べる事になります。
母親が味について質問してきました。
京介の母親は料理下手なので感想は正確に伝えるのが高坂家のルールになっています。
京介は普通との感想を述べました。
味覚が誓い大介も不通と答えています。
桐乃だけは低評価を下しています。
加奈子の修業が続く事になりました。
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沙織からの協力が得られなかった京介は大介にアドバイスを求める事にします。
大介に母親との馴れ初めを聞く事にしました。
始めてキスした時の状況を真顔で質問すると殴られました。
照れたようです。
京介が真剣だと察すると馴れ初めを話してくれました。
大介と母親は同じ高校の先輩と後輩だったそうです。
母親に校舎裏に呼び出されて告白されてキスされたみたいです。
母親が会話に加わり大介がいかにヘタレであったか語りました。
二人の交際は母親主導で進行していたようです。
大介からありがたいアドバイスを貰う事になります。
交際当初に失敗すると一生文句を言われるとのアドバイスを貰いました。
「俺の背を見て学べ」と言っている大介がカッコいいですね。
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加奈子は高坂家に通い続ける事になっています。
徐々に料理の腕も上がって行きますね。
大介は最初からこの料理が食べられる京介は幸せ者だと言っています。
加奈子を認めてくれたみたいですね。
麻奈美に掃除も教えて貰っている加奈子は京介の部屋の掃除をする事になります。
京介は桐乃の借りた妹モノのエロゲを机の上に置いてあることを失念しています。
京介はリビングに残っている桐乃に不機嫌の理由を聞いてみる事にします。
つんけんしている桐乃に桐乃が不機嫌だと俺が哀しい。
折角会話できるようになったのに前に戻ったみたいだ、今の状況を何とかしたいと伝えます。
これを聞いた桐乃は自分が態度を決めかねていた事が不味かったと思ったようですね。
吹っ切れたようです。
京介に加奈子にエロゲが見つかる前に部屋に戻った方が良いと教えてくれいました。
ありがたいアドバイスなんですがちょい遅かったぞ。
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京介は慌てて自室に駆け込むのですが妹モノのエロゲを見られた後だったよ。
そりゃそうだね机の上に置いてあったんだから。
加奈子の追及が始まりました。
妹の桐乃が居るのに妹モノのエロゲをしているのか?と追及されます。
それは桐乃から借りたんだとは言えないので京介は返答に窮しています。
加奈子はベッドの下に隠してあったあやせが乗っているグラビア雑誌も見つけていました。
桐乃が出いるので購入したんだと説明すると余計悪いと怒られます。
加奈子は京介と桐乃の近親相姦的な事を心配しているようだね。
エロ本を捨てると言われて京介は諦めたようですが妹モノのエロゲは桐乃の所有物なので捨てさせる事はできません。
ゲームは許してくださいとお願いすると「マジひくわ」とキモがられています。
京介は土下座して謝り、エロ本は加奈子に似ている人物が出ているモノしか購入しないと誓います。
すげー京介すげーぞ。
加奈子がエロを認める発言をしてくれていたとは言え正直に言えちゃう京介凄いなー。
加奈子は謝る気あるのかーと怒鳴って激怒でした。
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桐乃が京介の部屋に来て人生相談を持ち掛けてきました。
桐乃の相談を聞こうとしているタイミングで沙織から緊急事態を知らせる電話が入ります。
加奈子は麻奈美の家での料理修行を終えて帰ろうとしていました。
そこにあやせから電話が掛かってきます。
京介からかと期待していたのであやせからだと分かり露骨にガッカリしています。
加奈子の反応が可愛すぎますね京介愛されているなー。
あやせからだろ思って電話にでると黒猫が電波な会話を始めました。
「忌まわしき幻想に囚われしモノに告げる」こんなこと言われたらオタクじぇない加奈子は引くよなー。
彼方さんは随分なオタクだと思うのですが加奈子がオタクじゃないのが不思議だよねー。
反面教師にでもしたんだろうか?
黒猫では話が進まないと危機感を持ったあやせが要件を伝えてきました。
あやせと黒猫は加奈子を高坂家の近くにある公園に呼び出す事にします。
黒猫が京介を人質に取ったと言ったので加奈子は急いで公園に向かいます。
加奈子はあやせも居るので京介が拉致監禁されている姿を幻視しています。
友達にここまで疑われちゃうあやせって相当に危険だよな。
彼女は見た目が天使じゃなきゃ色々とヤバすぎます。
まあ美人は得ってのを地で行っているあやせは良いと思うけどさ。
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京介が誘拐された訳では無いと知った加奈子は自分の想いをぶちまける事にします。
あやせと黒猫を相手に二対一で殴り合いをする覚悟を決めているみたいに思えますね。
あやせは桐乃の気持ちを踏みにじった事を追及してきました。
それを聞いても加奈子は動じません。
桐乃の事は最高の友達だと思っている。
桐乃がキツイ思いをしているならなんとかしてやりたいと思う。
しかし京介を譲る事は出来ない。
京介と別れるくらいなら、桐乃を泣かせる方が百億倍マシだ、と答えます。
あやせが激高しかけますが加奈子の言葉が彼女の怒りを沈めます。
「うるせーぼけ!」
「ウソ吐きどもがなに言ったって、説得力なんかねーんだよ!」
桐乃をつかって誤魔化すな、それだけじゃねーんだろ、と叫んでいます。
加奈子はあやせと黒猫が京介に好意を寄せていたと分かっていたのね。
自分よりも先に京介と知り合い好意を寄せていた女が居たとしても知った事じゃない、そんな事に配慮なんかしていられないと告げます。
京介の彼女は自分であり、絶対に誰にも渡さねぇ、と思いのたけをぶちまけました。
締めに「文句があるならかかってこいよオラァァァ!」と叫びました。
加奈子がカッコよすぎて素敵過ぎます。
加奈子の本気を聞いて黒猫は敗北を認めました。
黒猫は早い者勝ちで負けた訳では無かったと知れて納得したようです。
加奈子の京介への強い想いを知れて納得できたようです。
あやせも、加奈子らしいと認めはしましたが、不満はあるようです。
この恨みは忘れないと言ってますよ。
そういえば彼女って根に持つタイプだったなー。
黒猫が敗者は潔く滅びるものよ、と言ってあやせを連れて行きますよ。
あやせとは長い付き合いになりそうだと言っています。
あやせは願い下げよと言っていますが、二人の関係はどうなるんでしょうね・・・
意外と良い友達になりそうにも思います。
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三人のやり取りを京介と桐乃が陰から見ていました。
加奈子の真剣さに触れた桐乃は加奈子に京介をたくす事にします。
良い笑顔で一生のお願いと言ってきます。
加奈子を大事にしてあげてね、じゃないと許さないからと言ってきました。
京介は桐乃のお願いを叶える事にします。
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加奈子と麻奈美の修業は続き加奈子は京介の卒業と同時に彼の通っていた高校に入学しました。
桐乃が海外に長く旅立つ事になり京介は空港まで見送りに行きます。
桐乃に会えなくなるのが寂しい京介は泣きながら桐乃を見送ります。
そして月日は流れて京介と加奈子が結婚式を挙げる事になりました。
麻奈美が京介に告白する事になります。
ずっと好きだったと告げられて京介はお礼を言っていますが加奈子の事を愛していると告げました。
麻奈美は京介がはっきりと答えを口にできるようになったことが嬉しいようです。
加奈子が麻奈美に抱き着いて泣き崩れています。
自分の後押しをしてくれていた麻奈美に感謝しているみたいですが麻奈美の想いの邪魔をしてしまった自分が悔しいみたいだ。
複雑な心境だな。
麻奈美は京介が幸せに成れるように加奈子を応援していたとも言えますね。
京介が目を覚ましました。
これまでの事は京介が昔を思い出して見ていた夢でした。
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京介と加奈子は結婚して京介の両親と同居しています。
二人の間には娘が一人できていて大介が可愛がっています。
大介は孫にお願いされると何でも買ってあげる激アマな祖父になってしました。
海外でモデルとして活躍していた桐乃は実家に帰って来ていてニート生活を送っています。
ブリジットちゃんはアイドルを経て女優に転進して今でも活躍しています。
加奈子を慕う気持ちは変わらず頻繁に高坂家に遊びに来ていました。
ブリジットからメルルのコスプレをしていたと教えられ加奈子が悶えています。
桐乃がブリジットを連れてきました。
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桐乃は姪に自分を母親と思わせたいみたいです。
自分をママと呼ぶようにと教えています。
これには京介が対策を施していて桐乃の事をおばちゃんと呼ぶようにと教え込んでありました。
二十代なのにおばちゃんはないでしょと桐乃が泣いています。
自業自得ではあるわな。
娘が桐乃の事をママと呼んでしまいご近所で噂になる出来事がありました。
他にも妹モノのゲームを使いオタク教育を施そうとしていました。
京介は変わらずオタクラフを満喫している桐乃に呆れています。
桐乃はそれが自分だと笑顔でこたえています。
京介と桐乃は久しぶりに昔馴染みと会う事にします。
沙織とはまだ交流があるようですね。
京介は沙織に幹事を頼む気になっています。
沙織がバジーナとして現れるかもと考えてしまい二人で笑っています。
桐乃が姪にたまには手料理を作ってあげると伝えると、まずいからヤ、と断られました。
桐乃がへこんでいます。
大介が孫へのプレゼントを持って帰って来ました。
家族が揃ったので食事の時間となります。
その日は京介の出世を祝うためにご馳走が作られていました。
京介は課長に昇進しました。
今日はそれのお祝いです。
加奈子が昔を思い出して、どうしてこうなったんだか、と呟いています。
京介がやかましいと応えています。
二人は仲良く暮らしているようです。
加奈子のお陰で高坂家の食事事情は好転している様子です。
桐乃は母親譲りで料理下手でした。
京介は本当に幸運だよね良いお嫁さんを手にしました。
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