ラノベの感想) フルメタル・パニック!あてにならない六法全書? (富士見ファンタジア文庫)


レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2002/6/25
著者:賀東招二
イラスト:四季童子
ISBN:4-8291-1441-X

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ままならないブルー・バード
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宗介が恭子に呼ばれて用具室を調べる事になりました。
中に不審者がいますね、宗介はスタン・グレネードを使い突入しました。
中では写真部のメンバーが現像作業を行っている最中でした。
写真は全部だめになります。
何故彼らが用具室を使っていたかと言えば彼らには部室が無かったのです。
陣代高校は深刻な部室不足に陥っています。
かなめも空手同好会が生物部を占拠しているとの報告を受けやめるように伝えにいきました。
そんな折、林水が朗報を持ってきました。
部員二名の社会研究部が部室の立ち退きを承諾しました。
しかし彼らは立ち退きに際して条件を出してきました。
この条件が問題になります。
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社会研究部はナンパ競争をして貰うと言ってきました。
部室が欲しいクラブの部員が参加する事になりました。
かなめは生徒会からオブザーバーとして参加する事になりました。
宗介も参加する事になってますよ。
彼は写真部の風間に頼まれて急遽写真部に入部して参加する事になりました。
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宗介の格好が場違い感が半端ないです。
彼は野戦服を着ていました。
他の参加者から馬鹿にされてますが宗介は自信があるようです。
軽音楽部と賭けをする事になりました。
宗介が一人でもナンパに成功すれば二週間、昼飯を奢ってもらえる事になりました。
一人もナンパできなければ宗介は全裸水泳をする事になります。
宗介は自信がありそうでした。
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かなめが見回りをしていると風間と宗介のナンパ方法を目撃する事になりました。
風間がお金を見せて声を掛けた女の子のパンツを撮影させて貰うって事で人気の無い路地に誘い出します。
やって来た女の子を宗介が電気銃で失神させて拘束していました。
宗介はナンパが何なのか理解していなかったので風間がガールハントだと教えたようです。
宗介は文字通りに狩猟(ハント)していました。
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かなめに正しいナンパの意味を教えられて宗介は顔面蒼白となりました。
自分には無理だと気がつきました。
宗介は兵器に並々ならぬ関心を持ってくれる女姓も居るかも知れないと悲壮な決意を固めて正攻法でナンパを行うことになりました。
しかし結果は獲得数ゼロでした。
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ナンパ大会の優勝者は空手同好会でした。
大柄な部員が女の子を襲う振りをして、それを一成が助ける作戦をとりました。
戦っている一成はカッコよく顔も良いのでモテモテでした。
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宗介は軽音楽部との賭けに負けてしまい全裸水泳を始めるとろこでした。
そこに和服姿の美人が現れて宗介に寄り添ってきましたよ。
主人の目を盗んで外出するのは大変でしたとか、お食事に誘って貰って嬉しいです、楽しみにしていましたと言ってます。
周囲に居た一同は唖然としていました。
宗介自身も全く身に覚えが無いので呆然としています。
宗介が和装美人の美しさに見惚れてますよ、珍しいです。
宗介は謎の和装美人に連れられて繁華街に消えていきました。
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ナンパ大会の会場から十分に離れると謎の和装美人が正体を教えてくれます。
驚きですね、和装美人の正体はかなめでした。
宗介も全く彼女だとは気がつきませんでした。
宗介はかなめに感謝してます。
かなめは宗介に言って欲しい事があると言いますよ。
宗介は色々と考えた末に綺麗だと言いました。
かなめも満足そうでした。
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的はずれのエモーション
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一成が宗介に挑戦してきましたが、宗介は生徒会の仕事があり忙しかったのです。
そこで宗介は地雷を敷設しておきました。
一成が地雷を解除できれば一成の勝ちだと書いたメモを残していました。
一成は地雷の解除に失敗して負けます。
怒った一成が生徒会室に殴りこんできました。
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生徒会室では会報の製作作業が行われていました。
人でが足りないので稲葉瑞樹も手伝いに駆り出されていました。
一成と宗介が戦い始めてしまいます。
瑞樹がとばっちりを受けて窓から転落しそうになりました。
一成が瑞樹の足を掴んで落下を食い止める事になります。
瑞樹のスカートは捲れてしまっているのでパンツが丸見えでした。
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一成が瑞樹を助ける為に動けない事を良いことに宗介がとどめをさそうとしていました。
これはかなめに止められます。
一成、宗介、かなめの協力で瑞樹を室内に引っ張り上げました。
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瑞樹の様子がおかしかったのですが、落下のショックとは違うようです。
瑞樹は一成の素顔を見てしまったので美形の一成に一目ぼれしてしまいました。
翌日から瑞樹の熱烈なアタックが始まります。
登校中に瑞樹はあぶなーいと叫んで一成にタックルを掛けました。
そして倒れこんで足を挫いたのでおんぶして学校に連れていけと要求します。
学校内に一成が瑞樹と交際を始めたとの噂が広まりました。
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瑞樹は一成にお弁当を作ってきました。
一成に食べて貰おうと彼を追いかけています。
一成は瑞樹から逃げ回っていました。
宗介とかなめの教室に逃げ込んできたのですが瑞樹に見つかります。
瑞樹はタコさんウインナーを一成に差し出します。
宗介がタコさんウインナーに凄い関心を示していました。
一成がタコさんウインナーを手で払いのけたので床に落ちました。
宗介はそれを拾って食べたようです、味はダメだったそうですよ。
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瑞樹の攻勢から逃れる為に一成が宗介に協力を求めました。
屋上で二人で話していたのですが逃げようとする宗介に一成が縋りついていました。
この場面を恭子に目撃されてしまいます。
これが不味かったですね、大いなる誤解の元になります。
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宗介は一成に協力する事になり瑞樹を呼び出し彼女に一成は危険人物だと訴えました。
しかし現実的には考えられないような凶悪犯だと言っているので瑞樹は信じていませんよ。
かなめは恭子から宗介と一成の様子を聞いていたので、心配になり後をつけたようです。
宗介と瑞樹の会話に割って入り、宗介が瑞樹に一成の悪気口を言っている理由を説明し始めました。
この時点でかなめは宗介と一成ができていると思っていたようです。
かなめは宗介は一成の事が好きなので瑞樹に取られまいとして瑞樹に一成と別れるように説得しようとしいていると説明しました。
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一成も宗介と瑞樹が話している場所に隠れていました。
かなめの誤解を解くために一成は姿を見せます。
そして意を決してかなめに告白する事にしたようです。
一成はメガネを外してかなめに好きだと告げようとしたようですが彼は近眼なんだよね。
好きな人を指さすのですが、案の定というか、かなめでは無く宗介を指さしてしまいました。
その後、「相良・椿ラブラブ疑惑」の噂が暫く流れる事になりました。
一番の関心事は宗介と一成のどちらが攻めで、どちらが受けかって事だったそうです。
一成救われないな。
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間違いだらけのセンテンス
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神楽坂恵理教諭が来年の学校案内を書く事になりましたが、彼女には良い文章が書けませんでした。
そこで後輩の擁護教諭である西野こずえに相談しました。
こずえのアイディアで賞品を出して生徒から募集する事にしました。
恵理は募集を募る張り紙を作っていたのですが印刷をこずえに任せてしまいました。
ここで、こずえが悪戯心を出してしまいました。
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恵理は賞品は図書券2000円にするつもりでした。
しかし、こずえが無断で賞品をつけたしました。
付け足したのは「神楽坂センセと二人きりの、背徳的な課外授業」でした。
恵理は呑気です、賞品が追加された事に数日気がつきませんでした。
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宗介がこの賞品に興味を示し、応募する事になりました。
彼が賞品に大いに感心があると言ったのでかなめは面白く無さそうでした。
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恵理は保健室で泣いていました。
こずえが勝手に追加した賞品が問題となります。
自分が色情狂のバカ女みたいじゃないと泣いています。
彼女を追い込んでいたのは、それだけではありませんでした。
数日たっても誰も応募してこない事にショックを受けていました。
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そんな彼女の元に予想外の人物が応募原稿を持ってやって来ました。
宗介です、恵理は宗介が応募してきた事に驚きを隠せませんでした。
内容は宗介らしいものでした。
彼の原稿は徹頭徹尾物騒な内容でした、まるで新兵の募集要項のようです。
「神を信じ、母校を信じ、生徒会長を信じよ。」と書いてありました。
これはダメですね、絶対に採用できません。
宗介は提出が終わり帰るときに恵理に言い残しました。
「謝礼の件・・・くれぐれもお忘れなく」と。
恵理は怯えてますよ、彼女は宗介が恵理との背徳的な課外授業を目当てで応募してきたと思っています。
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困っている恵理の元に望外の救世主が登場しました。
林水です。
彼は背徳的な課外授業は辞退しますよと笑っていました。
恵理は救われた気分で林水の原稿を読むことになりました。
しかし、これもダメでした。
林水の原稿は商業主義が剥き出しでした。
入試ボーナス・キャンペーン実施中と書いてあるね・・・友達を一人誘うと各科目に5点プラスされるとありました。
当然のように恵理は林水の原稿を没にしました。
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恵理は困ってしまいます。
職員室の彼女の机に無記名の募集原稿が置かれていました。
それは、陣代高校の姿を見事に言い表したモノでした。
恵理はその原稿を採用しました。
これを書いたのはかなめでした。
落選した宗介は無念そうにしていました。
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彼は恵理が出した賞品のうち図書券に興味を惹かれていたそうです。
いつもかなめに平和な世界ので常識が無いと言われているので、独力で図書券を入手して配給所に行ってくるとカッコつけたかったそうですよ。
かなめは宗介が恵理との背徳的な課外授業を狙っていると思っていたので原稿を提出したみたいです。
かなめは貰った図書券を宗介にあげました。
宗介は嬉しそうです、立派な券だと言ってますよ。
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時間切れのロマンス
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放課後の廊下、視聴覚準備室の前での事です。
かなめは資料のビデオの返却にやって来ました。
そこで恭子と宗介の会話を聞いてしまいました。
「ねえ・・・もう、こんな関係、終わりにしない?やっぱり、よくないよ」
「なぜだ?いまになって・・・」「俺に興味がなくなったのか」
「ううん。そうじゃないの。あなたのこと、いまでもとっても好きだよ?昨夜のことだって・・・あたし、ちっとも後悔してない」
そんなバカな、とかなめは激しく動揺していました。
これでは宗介と恭子がかなめに隠れて交際中でとっくに一線を越えている関係に聞こえます!?
更に立ち聞きを続けているとかなめの事を気にした恭子が宗介との関係を終わらせようとしているように聞こえました。
かなめは物音をたててしまいます。
「・・・だれ!?」と恭子が呼んでくるとかなめは咄嗟にボン太くんの真似をしました・・・「ふ・・・ふもっふ」
恭子と宗介は会話を続けようとしていましたが、そこで「カーット、カット、カット!」との掛け声が掛かりました!?
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かなめは見つかってしまいます。
そして事情を聞く事になりました。
宗介と恭子は映画研究会の映画に役者として参加していると分かりました。
かなめが聞いた宗介と恭子のショッキングなやり取りは映画のセリフだったぞ。
かなめは安心していました。
恭子と宗介は恋人同士の役のようですね。
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かなめの姿を見た部長の小室はかなめに出演を打診してきました。
恭子のやっている役のイメージにぴったりだと言ってますね、かなめの事を誉めそやして出演を打診してきました。
かなめは悪い気はしないようですね、こまったなーどうしよう・・・と恭子に相談してきます。
恭子が珍しく不機嫌になってますよ、「自分が役を奪った相手に、そーいうこと聞くわけ・・・?」
この気持ちは良く分かるね。
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恭子はかなめのやるショウコの親友カナエ役で出演することになりました。
かなめと宗介で撮影が再会されましたが、宗介の演技がおかしくなります。
恭子との撮影では問題なく演技ができていたのですが、相手がかなめになるとおかしくなるね。
恭子だけが、宗介の不調の理由を理解できたようですよ。
宗介はかなめ相手だと無意識に照れが入って緊張しているようです。
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小室は宗介の駄目っぷりに彼をクビにして新たな役者を探そうとしますが、宗介が止めますよ。
逃げるのかと小室を挑発していました。
小室は激高してしまい倒れてしまいました、これまでの疲労が蓄積していた上ストレスが掛かったのが原因のようです。
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小室は前年度に演出家の原粕武(はらかす たけし)さんが選ぶ原粕賞を受賞したそうです。
そして30万円の賞金を貰っていました。
翌年、出品しなかった場合は人間サンドバッグにしてやると言われているそうです。
しかし締め切りが迫っているのに映画は完成していませんでした。
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そんな状態で小室がリタイアしてしまい大ピンチになりました。
ここで宗介が陣頭指揮を執る事になりました。
彼はこれまで取りためてあった映像を繋ぎ合わせて各シーンに宗介演じるコウスケが映るように加工しました。
宗介たちは何とか映画を完成させて出品する事ができました。
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完成した映画が上演されます。
かなめ演じるショウコのモノローグから始まりました。
「どうしてなんだろう・・・。知らなかった。愛がこんなに残酷だなんて・・・」意味深です。
タイトルは「恋する七人」です。
撮りためてあったクビにした役者たちの恋愛シーンが流れ出します。
そこに宗介演じるコウスケが各シーンで映ります。
場面が変わり、恭子演じるカナエが死にかけているシーンでかなめ演じるショウコに向かってコウスケに気をつけろと警告して死にました。
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ショウコがコウスケを追いかけて世界を旅する展開となります。
最終的にショウコとコウスケが銃撃戦を展開します。
ここで使われた銃器は宗介が提供した本物のようです迫力満点でした。
ショウコとコウスケの戦いはショウコの勝利に終わります。
コウスケが死ぬ前に「ふっ・・・すべては愛。おまえを愛するがゆえの過ちよ・・・」と言い残しました。
ショウコが「馬鹿な人・・・。違う愛も、あったでしょうに・・・」と返答しています。
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このセリフが原粕さんの琴線に触れたようです。
小室は完成した映像を見て卒倒してしまいます、これが正常な反応のように思えますが原粕さんの感想は違いました。
大泣きしていました。
「うっ・・・うっぐ。すばらしい。こんなに心揺さぶられたのは初めてだ。『違う愛もあっただろうに』。なんて・・・なんて美しいセリフなんだろう。俺は、俺はもう・・・お・・・おっ、おろろーんっ!」と大泣きでした。
宗介の感想が得意げですね、「よくわからんが、愛とは便利なものだな」
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五時間目のホット・スポット
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宗介が学校に危険な兵器を持ってきていました。
どうやら彼の注文したものと違う品物が送られて来たようです。
それを武器商人に国際電話で問いただそうとしていたので学校に持ってきたようです。
宗介が校内放送で呼び出されました。
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宗介の居ない間にこの物騒な兵器を開けてしまうドジな人物が居ました。
小野寺孝太郎、通称オノDと呼ばれているクラスのお調子者です。
オノDは激辛だと評判のカレーパンを購入してきました。
食べてみると本当に激辛でした、水ーと叫んで周囲に水を求めましたが誰も持っていませんでした。
そこで目についた宗介の置いて行った生物兵器の容器を開けて飲もうとしました。
容器は見た目が水筒の様に見えました。
飲んでみると飲料水ではありませんでした、オノDはたまらず吐き出しました。
それを教室内のバケツに入れて放置してしまいます。
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五時間目の授業がはじまると宗介が深刻な顔で彼のボトルの中身がどうなったか知らないかと問いかけました。
オノDが開封して中身を飲もうとして吐き出したと正直に告白しました。
宗介は深刻な顔になり教室を出ていきます。
戻って来た宗介はNBC防護服を着用していました。
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宗介が説明を始めます。
ボトルから細菌兵器が漏洩したと告げます。
そして教室を密閉して誰も教室から出るなと言い出しました。
感染を広げないための処置だと言ってます。
五時間目は英語の授業で担当していた神楽坂恵理教諭はショックで失神しました。
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宗介はパニックになったクラスメートから仮借ない暴力を受ける事になりました。
宗介が気絶している間に信二が教室から出る事は止めた方が良いと忠告します、彼も兵器に関してそれなりの知識を持っているので、それを披露する事になりました。
信二の話を聞いてかなめたちは、これ以上の生物兵器の拡散を防ぐために室内に留まる事にしました。
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宗介が復活してワクチンの存在を示唆します。
一人分しかないって事になり、奪い合いに発展しそうでしたが、かなめがくじ引きで誰が使うけ決める事にしました。
当たりを引き当てたのは宗介でした。
余りにも不条理です、これにはクラスメートも冷静ではいられなかったね。
一斉に宗介に飛び掛かりワクチンを奪おうとしました。
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余りにも騒ぎが大きくなったので、隣の教室で授業をしていた藤咲教諭が怒鳴りこんできました。
あーあー、開けちゃったよ、これで細菌兵器が学校中に広まる事になってしまいました。
意中の相手に告白する為に走り出す者も居ましたね、学校中に散らばって行きました。
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残った生徒がワクチンを狙います、そこで悲劇が起こりました。
ワクチンが床に落ちて割れてしまいました。
かなめは絶望していますね。
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宗介はフランス語の辞書を持ち込んでマニュアルを読んでいました。
マニュアルはフランス語で書かれていたんだよね、これも事態を把握するのを遅くする原因でした。
読み進むと生物兵器の能力が判明しました。
宗介はかなめを保健室に連れて行きます。
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そして「制服を脱いでくれ」「脱ぐんだ」と有無を言わさぬ強い口調で言ってきました。
宗介の行動にかなめは狼狽していました。
死ぬと分かったからっていきなり、こんな場所でと狼狽していました。
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かなめは宗介に求められていると思ったようですけど宗介の目的は別にありました。
やっと武器商人、ブリリアント・セーフテック社のべアール社長に電話が繋がりました。
この人が宗介に間違った商品を送って来た人ですね、彼が一番の元凶だよな。
彼は宗介に細菌兵器はプラスチックなどの石油製品を分解するバクテリアだと説明しました。
ポリエステルやナイロンを徹底的に食いつくす性質があるそうです。
副作用として肩こりと腰痛がとれるそうですよ。
成程ね、宗介はかなめが全裸になる前に綿100%のタオルケットを巻かせたかったようです。
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恭子が被害にあいました。
恭子は水飲み場で倒れているオノDを発見して彼の遺言を聞くことになります。
しかしオノDは肩こりと腰が楽になったと言い出しますよ。
そして彼の着ていた制服が崩れ始めました。
オノDはパンツ一枚になります。
同じ様に恭子の制服もボロボロと崩れ始め、恭子は下着姿になりました。
オノD、お前良いもの見れたな、恭子の半裸が拝めたようだぞ、羨ましい奴!!
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宗介は絶望的な声で「いずれにしてもー俺の命は、そう長くない」と言ってます。
半裸になった人々や告白して撃沈した人々など諸々の被害者からの報復を覚悟しています。
宗介も被害者のように思えるので可哀想ですね。
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女神の来日(受難編)
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女子更衣室に痴漢が出たと恭子が知らせてきました。
宗介は陣代高校への領土侵犯は高くつくと知らしめる為に犯人を追う事にしました。
そして発見した犯人を投げ飛ばして銃を突きつけました。
銃を突きつけている宗介の顔が蒼くなりますね。
宗介が銃を突きつけているのはマデューカス中佐でした。
彼の突然の登場に宗介は困惑していました。
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宗介のやり過ぎを心配して同行していたかなめがマデューカスの存在に気がつきます。
あー号令係のおじさんと叫びますね。
宗介がすかさず訂正していました、マデューカス中佐は偉いんですよ。
マデューカスはかなめの存在に気付いて彼女に挨拶をしてきました。
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宗介とかなめを伴いマデューカスは校内を見学していました。
学校は清潔かとか聞いてきます。
その後マデューカスは宗介の住むセーフハウスに向かいました。
そして部屋の模様替えを行う事になりました。
必要な物品を購入する必要があり、宗介はかなめに助けを求めました。
マデューカスがセーフハウスを模様替えしたのには理由がありました。
テッサが休暇を使って陣代高校に短期留学する事になったそうです。
彼女がセーフハウスに宿泊するので寛げる環境を作る必要があったのですよ・・・
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マデューカスは仕事があるのでメリダ島に戻る事になります。
戻る前にマデューカスは宗介に厳命していました。
滞在中にテッサが物理的・心理的な苦痛を被った場合、宗介を処罰すると言い残しました。
宗介は泣きそうな顔をしていました。
マデューカスはテッサの父親になった気分です。
宗介に彼女に破廉恥な真似は許さないと言っていました。
尤も宗介にはテッサに何かしようなどという考えは微塵も無いんだよ。
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テッサがセーフハウスにやって来ました。
彼女は陣代高校の制服を仕立てていました、とてもよく似合ってます。
テッサは宗介とかなめのクラスに転入してきました。
テッサはクラスメートに受け入れられていますね、大人気でした。
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水泳の授業が行われます。
テッサは水着も用意していました。
クルツからのアドバイスを元にして用意したそうです。
胸の部分に「2-4てっさ」と書かれた名札が縫いつけられた紺色のスクール水着でした。
流石クルツですね、マニアックです。
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テッサは恥ずかしそうにしていましたが、似合っているとかなめに言われて安心していますね。
宗介が喜んでくれるかしらとか言ってます。
宗介は水泳の授業には参加せずに見学する事になってます。
マデューカスの来日以来、予想外の激務で疲れ果てているようです。
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水泳の授業では飛び込みをする事になりました。
かなめはテッサの運動神経が悪いことを知っているので心配していましたが、テッサは自信がありそうでした。
テッサがプールに飛び込みました、しかしテッサは水面に上がってきませんよ?
心配になった宗介がプールに飛び込みました。
宗介はテッサを探していますが、彼女は見つかりませんね。
皆が心配していると、かなりの距離を潜水で泳いだテッサが水面に顔を出しました。
泳ぎは得意ですと得意顔です。
しかし、テッサを救出する為に飛び込んだ宗介が水面に浮上してきませんね。
宗介は溺れかけていました。
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プールサイドに引き上げられた宗介を助ける為にテッサが人工呼吸をしようと言い出します。
かねまがテッサに出来るのと聞くとテッサが面白い返答をしていました。
「もちろんです。わたしは水商売の人です」と言いました。
潜水艦の館長だからね、水商売の人、間違ってはないけど、誤解を生みそうです。
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テッサは宗介にキスしようとしてましたが、かなめが止めますよ。
このときに宗介は「むー」と呻いていたので人工呼吸は必要なかったようです。
かなめとテッサの仲良さそうなやり取りを見た恭子が二人は以前から知り合いなのかと問いました。
テッサは咄嗟に前日にかなめには会っていたと告げます。
道に迷っていたテッサをかなめが助けてくれたと言いました。
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恭子はテッサと宗介も知り合いなのかと聞いてきました。
確かに宗介のテッサに対する献身ぶりは目を引くよな。
テッサは宗介の養父(カリーニンね)と自分の父親(マデューカスね)は知り合いで宗介とは小さい頃から、よく遊んでもらっていたと説明しました。
宗介の事を特別な男性なんですと言いますよ。
この発言に周囲は盛り上がってまね。
かなめにライバルが出現したと恭子は言ってますね。
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宗介にも質問が飛びます。
「相良くんとテッサちゃんって、特別な関係なの?」と。
宗介は君たちの想像を遥かに上回る関係だと返答しました、まあ、間違ってないけどさ・・・
この発言でかなめは不機嫌になるんだよ。
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宗介は珍しくカリーニンに向かって弱音を吐いていました。
「さすがに俺でも限界だ」
カリーニンは助っ人としてマオを送ったので安心しろ、今夜はゆっくり休めと言いました。
宗介は安心したようですが、マオは来られなくなりました。
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マオは八丈島までは来れたようですけど、嵐になり東京行きの便が欠航になったと連絡してきました。
テッサの事をよろしく頼むねーと言ってますよ。
「ああ、二人っきりなのねー!なんなら押し倒してもいいからー!あたしが許可するー!きゃー!この色男ー!」と状況を愉しんでますよ。
こまった宗介はかなめに助力をお願いします。
今晩、俺の部屋に泊まってくれないだろうかとお願いしますが、断られてしまいます。
宗介の「テッサとは特別な関係」発言に怒っている様子です。
宗介は心労と疲労から倒れてしまいました。
倒れた宗介はテッサとかなめに連れられてセーフハウスに戻って来たそうです。
半日寝込む事になりました。
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アンスズ(テッサのコールサインね)からメリダ島に連絡が入りました。
宗介が行動不能になったと伝えてきました。
このメッセージを聞いたマデューカスが宗介を批判していました。
カリーニンは「私が彼だったとしても、倒れているかもしれませんな・・・」と言ってますよ。
カリーニンが宗介の事を正確に認識していますね、宗介がテッサに手を出せるとは思えないがと考えています。
カリーニンの認識が正解ですよね。
宗介が倒れたのは、マデューカスが宗介にプレッシャーを掛け過ぎたのが原因でしょ。
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成分美少女戦闘ラッキースケベ技術兵器
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