ラノベの感想) フルメタル・パニック!終わるデイ・バイ・デイ(上)(新装版) (富士見ファンタジア文庫)
レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2000/11/25
著者:賀東招二
イラスト:四季童子
ISBN:4-8291-1307-3
トゥアハー・デ・ダナンを危機に陥れた裏切り者のダニガンとグェンを送り込んだ人物が特定されました。
情報部のブルーノさんでした。
スパイ行為が露見したと察したブルーノは逃亡しました。
マオとクルツが極秘裏に捕まえにいきました。
向かった先はイタリアです。
ブルーノは親類のマフィアのボスの元に逃げ込んでいました。
彼にスパイ行為を行わせたのはアマルガムと名乗る組織です。
怪しい気な組織なのでブルーノは彼らを頼る事はしませんでした。
ボスの娘の誕生日パーティーが開かれていました。
ブルーノは客人としてそこに出席していました。
マオとクルツはパーティーに潜り込みました。
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マオのドレスがスゲーエロエロでした。
背中が大きく開いてますね、お尻が見えそうな位にカットされているので、マオはノーパンでした。
これはエロい!!
マオはブルーノに近づきます。
ブルーノはマオに誘われて、大喜びですね。
自分に宛がわれている客室にマオを連れ込みました。
もーヤル気満々ですよ。
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しかし残念でしたねー、マオは殺る気満々でした。
ブルーノの口に45口径の拳銃を突きつけます。
事態を察したブルーノは涙ながらに助けてーと懇願していました。
マオは麻酔銃でブルーノを眠らせました。
そこにクルツが登場しました。
クルツはタキシードでバッチリ決めています。
これが素晴らしくカッコよかったようですよ、喋らなければね。
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二人で屋敷から逃げ出す事になりました。
4階のテラスから地上に降りる事になるんだけど、マオが先に降りました。
クルツ残念、マオ姉さんの生尻を拝めませんでした!!
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庭に出ると予定外の珍客が待っていました。
待機中にクルツが口説いた未亡人が彼を追って来ましたよ。
しかも大声を上げてます。
これは不味いですね。
案の定、二人は見張りに見つかってしまいました。
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屋敷の庭での銃撃戦となりますが、武器が少ない上に敵が多く大ピンチです。
そこに宗介が救援としてやって来ました。
彼は東京で期末テストを受けている筈だったのですが、呼び出されたのね。
宗介の乗ってきたフィアットに乗り込んで逃げる事になりました。
ブルーノも連れて行くので重量過多になってます。
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ここでクルツが問題を呈しますよ。
当初の予定で逃走用に使う筈だったフェラーリに武器や衛星通信機を乗せてあったと言い出します。
フェラーリには時限爆弾も仕掛けてありました。
マオは爆破を決断しました。
ここでマフィアのボスを不幸が襲いました。
彼はフェラーリの爆発に巻き込まれて爆死しました。
しかし、死ぬ前に部下に出した不審者を追えとの命令だけが残ります。
このボスが怖い人で、命令に失敗すると部下に制裁を加えるようです、部下たちは必死になって追いかけてきました。
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マフィア達はアームスレイブまで持っていました。
それまで出してきますよ。
宗介の運転でフィアットで逃げていました。
そこに、期末テストに来ない宗介を心配したかなめから電話が入ります。
恭子の電話を使って掛けてきたようですね。
宗介はマフィアの攻撃を交わしながらかなめに応対していました。
凄い運転技術ですね。
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アームスレイブに追われているので、逃げ切れないと諦めかけた所に、不審なM9がやって来て、宗介たちを助けてくれました。
このM9がマフィアのアームスレイブを全滅させてくれます。
宗介たちに逃げる方向を指し示して、何も言わずに去って行きました。
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ブルーノの運搬にアメリカ海軍の輸送ヘリを使いました。
帰りの機内で宗介はマオから今後について指摘される事になりました。
マオは宗介を心配しているようですね。
宗介の命令に従うとの答えにマオは不満を持っているようです。
自分なりの人生設計は無いのかと問われました。
宗介は自問する事になるね。
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シドニーのミスリル情報部に連れてこられたブルーノは尋問を受けていました。
ミスリルも今回ばかりは容赦ないです、ブルーノの指の骨を折ってますよ。
ブルーノは心が折れて知ってることを喋り始めたようです。
この尋問をボダート提督の計らいでテッサが見学する事になっていました。
ボダート提督は戦いの汚さをテッサに見せたかったようです。
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ボダートの元にテッサとカリーニンが呼ばれて、千鳥かなめの護衛についての決定が下りました。
ボダートは宗介がやっているかなめの護衛任務を終わりにするようにと命じました。
テッサは反対したいようですけど、決定は覆りませんでした。
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東京に戻ってた宗介は期末試験に遅れてやって来ました。
かなめは安心していますね。
宗介、かなめ、恭子で一緒に帰っている時に宗介の髪の毛が伸びてきているって話になりました。
床屋に行く事をかなめと恭子は勧めます。
宗介は了承して二人と一緒に床屋に行く事になりました。
宗介はマオに言われた今後の身の振り方について思うところがあったようだ。
平和な街に適合する為に床屋に行ってみる事にしたようです。
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床屋での宗介は予想以上に疲弊する事になりました。
シャンプーをして貰う事になりましたが、他人が無防備な自分の頭を洗う事に関して、心配になってますね。
床屋が敵だった場合、どうなるんだと自問してます、ここでは我慢してシャンプーをしてもらってます。
散髪する段階となり床屋が鋏を使う事になります、まあ、当然ですよね。
ここで宗介の我慢の限界が来ました。
宗介は攻撃されると思い込み床屋を投げつけてしまいました。
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勿論、お代は要らないので帰ってねと、床屋を追い出されてしまいました。
帰り道で宗介は憔悴していますよ、やっちまったー。
変わろうとしていて、失敗してしまった宗介を見かねたかなめは自分の部屋に誘います。
大胆ですねー。
宗介も驚いてますね!!
かなめは自宅で宗介の髪を切ってあげる事にしました。
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宗介は最初ビクビクしてましたが、かなめに私も信用できない?と問われると落ち着きますね。
宗介はかなめは別だと言ってました。
この発言でかなめはご機嫌になりますね。
かなめには散髪の経験は無かったそうですが、中々上手く切れたようです。
その後、かなめの家で夕食をご馳走になり、宗介はセーフハウスに戻りました。
宗介に不思議な活力が満ちてます。
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しかし、待ってた命令は非情でした。
メリダ島から帰還命令が来てました。
千鳥かなめの護衛はお終い、戻って来いとの命令が来ていました。
宗介は呆然としてますね。
散髪中にかなめを守ると言ってしまったんだよね、折角、良い雰囲気になってたのですが。
宗介はかなめの護衛を引き継ぐ事になる情報部のレイスの事を信じられませんでした。
そこで宗介はヤケッパチな行動に出ました。
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セーフハウスのベランダからミスリルの極秘情報を叫び続ける事にしました。
慌てたレイスが宗介に連絡してきました。
宗介はレイスにかなめを守るつもりがあるのか問いただしました。
これまでも、かなめのピンチにレイスは動きませんでした。
それが宗介には心配なようです。
レイスがかなめを敵を釣り上げる為の餌にしているのではないかと疑ってます。
レイスの答えは尤もなものでした。
これまでの危機はかなめの有効性を知らない連中の仕出かした事で自分が出ていく事ではなかったと言ってます。
街のチンピラ相手に自分が出ていく必要は無かったとも言ってました。
宗介は反論の口実を失いました。
宗介は命令に従い、メリダ島に戻ることにしました。
かなめには別れの挨拶はできませんでした、まあ、どんな顔して会えばいいか分からないよなー。
合わせる顔が無いってやつだ。
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メリダ島に戻った宗介は帰還の報告を行う為にテッサの執務室を訪れます。
そこでの宗介の態度が間違ってました。
テッサは宗介とかなめが仲良くなっている事を知ってますから二人を引き離す命令を下した事に関して気まずい思いを抱いていました。
だから宗介の他人行儀な態度にカチンと来ちゃったようです。
まあ、宗介の態度は下士官としては普通の態度だったと思うけど、テッサ視点では、自分に対する無言の抗議に見えたようだ。
テッサは逆上して、宗介の態度を糾弾しました。
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私の苦労も知らないで、良いですよね、私を恨んでいればいいんですからー、と言ってます。
テッサは泣き出してしまうぞ、これには宗介の方が困惑してしまいました。
なんだか良く分からない言い訳を始めますね。
テッサは、直ぐに謝るところも嫌い、と言ってますよ。
「サガラさんなんか、大嫌い・・・」と言ってます。
次の面会者がやって来たので話は終わりになりました。
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メリダ島基地内にあるバーで宗介はクルツにテッサを泣かせてしまった事を話しました。
クルツは宗介の事をジゴロの才能があるんじゃねーかと言ってますね。
うんうん、凄腕だよ、テッサとかなめを惚れさせてるからな!!
しかし宗介はテッサが泣いてしまった理由が分からないようだぞ。
クルツは理解しているけど、癪だからと言って教えてくれませんよ、うーん、まあそうなるか。
そんな二人の元に新任の中尉がやって来ました。
そしてバーの中でSRT要員が指定席だち主張している席に座ります。
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クルツは、その席は亡くなったマッカラン大尉が使っていた席なので他の席に移って欲しいとお願いしました。
しかし中尉は聞き入れてくれませんね。
マッカラン大尉の事を腰抜け呼ばわりしますね、あからさまにクルツと宗介を挑発してますよ。
クルツがこの挑発に乗りますね、中尉の顔に酒をひっかけ、殴りかかりました。
しかし、中尉の動きは鮮やかでした、クルツの奇襲をモノともしません。
クルツの顎に掌底を当ててクルツを吹き飛ばしました!!
クルツは起き上がろうとしましたが膝が砕けてしまい倒れてしまいます。
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宗介は二人の喧嘩を見てたんですが、中尉にマッカラン大尉への侮蔑を撤回して欲しいとお願いします。
中尉は、面白い冗談だと言って宗介を挑発しますね。
宗介の事を臆病者とも言ってますよ。
中尉は宗介の特性を見破ったようですね、命令がなければ、なにもできんと見えるな、と言ってます。
中尉は宗介をゲームに誘いました。
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宗介と中尉はアームスレイブを使った格闘戦を行う事になってしまいました。
宗介はアーバレストに搭乗しました、中尉は漆黒のM9に乗ってきます。
シチリアで宗介たちを助けてくれた機体ですね。
ここで中尉が自己紹介してくれました。
ベルファンガン・クルーゾー中尉だと名乗りました。
地中海戦隊<パルホーロン>からトゥアハー・デ・ダナンのSRTに配属されたと言ってます。
コールサインはウルズ1だそうです、マッカラン大尉の後任のようですね。
クルーゾーは強そうだぞ、どうなる?
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宗介は学校に来なくなりました。
まあ、メリダ島に戻ってしまったのでそうなるね。
宗介の居ない学校を静かだとかなめは感じてます。
かなめは、恭子との帰り道で、自分を監視している存在が居るのかもとの疑念に囚われました。
かなめは、宗介の不在により、この監視者に対して恐怖を感じているようです。
まあ、そうなるなね。
かなめは宗介に電話か掛けましたが繋がりませんでした。
しかも番号が使われていないとのメッセージが聞こえてきました!!
これは不味いぞ。
かなめはどうするのでしょうね。
レイスはかなめの護衛をしている筈ですけど、姿を現していないからね。
かなめは恐怖を払拭する事ができるのでしょうか?
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