ラノベの感想) ソードアート・オンライン 第19巻 ムーン・クレイドル (電撃文庫)
キリトは人界の代表剣士になっています。
ここでキリトは大いなる実験を行っていました。
彼は熱素を封じ込めた容器を装着した巨大な乗り物(機竜、ロケットの様なモノみたいだ)を作らせました。
そして発射実験をイベント化してしまいます。
キリトはこれまでに、色々と目立つ行動をとっていたようです、観客が大勢押し掛けました。
ロニエが心配そうに見守る中、実験が始まりました。
結果としては半分成功ってとこですね。
途中で軌道が逸れてしまいセントラル・カセドラルに衝突しそうになりました。
ここでアスナが大技を使いました。
彼女は心意の力でキリトの乗るロケットの軌道上にあるセントラル・カセドラルの一部を動かしてしまいました。
驚きですね、これを見たロニエはアスナに対する尊敬の念を深めてます。
アスナはロニエに自分は現実世界からアンダーワールドにログインしている人間だと教えているんですけどね。
これまでにアスナが示した絶大な能力を見ているロニエはアスナが人間だと認めきれないようだぞ。
.
キリトはロニエにロケットを作っている理由を教えています。
キリトは世界の終わりの壁を超える方法を探していると言いました。
それは、今後起こりうる、人間界とダークテリトリーとの戦争を回避する為だと告げます。
現在は人間界とダークテリトリーとの交流が始まっています。
ダークテリトリーからは観光客を受け入れています。
人間界からはダークテリトリーに向けて商人が交易の為に訪れるようになっています。
.
しかしキリトはダークテリトリーの各種族が暮らす土地が痩せすぎていると言いました。
何度も土地改良を行ったそうですけど、上手くいかなかったそうです。
天命が少なすぎて農業に適しません。
土地が痩せすぎなので、いずれダークテリトリーから不平不満が噴出して豊かな土地を求めて人間界との戦争が起きてしまうと危惧していました。
.
ロニエは人間界には多くの土地が余っているので、そこに引っ越せば良いのではないかと言ってます。
キリトは人間界の人々がみんながみんなロニエのように優しい考えを持っている訳ではないと寂しそうでした。
キリトは世界の壁を越えて月を目指すつもりのようです。
そこに新たな居住地を作ろうと考えているみたいですね。
.
ロニエとティーゼは整合騎士の見習いになりました。
改革により貴族の特権が大部分廃止されいるので整合騎士見習いになったロニエの元に縁談話が沢山来ています。
ロニエは実家に帰った時に、親戚から沢山の縁談を持ちかけられました。
ロニエはキリトの事が好きなので、縁談を受けるつもりはないようです。
彼女は辟易していました。
.
ロニエはキリトへの想いを心の底に沈めようとしています。
アスナの存在があるので、キリトに自分の気持ちを伝えられないでいました。
ロニエはそれでも良いと思っているようです。
相談したティーゼはキリトは代表剣士なので奥さんが複数居ても良いのではと言ってますね。
うーん、まあ、それもありだと思えますけど、キリトの事だからそれは無いね。
.
ティーゼの方は、整合騎士のレンリ・シンセシス・トゥエニセブンにプロポーズされていました。
ティーゼもレンリの事を好きなようですけど、プロポーズを受けるのを躊躇っていました。
ティーゼはレンリに亡きユージオの姿を重ねていました。
成程ねー、このままではレンリに申し訳ないって事ね。
レンリもそれを知っていて、それでも構わないと言ってくれてます。
ユージオはもう居ないので、これは難しい問題だよ。
ティーゼがどんな結論を出すのか注目です。
.
改革が上手く回り出したように見えましたが、問題が発生してしまいました。
ダークテリトリーからの観光客である、山ゴブリン族のオロイが殺人事件を起こしてしまいました。
と言っても目撃者が居たわけではありません。
状況証拠だけで、オロイは容疑者として拘束されてしまいます。
知らせを聞いたキリトはオロイに会いに行きました。
.
そこでオロイから話を聞くと、彼は腹を下して部屋で休んでいたそうです。
そこでドアをノックされたので部屋の外に出ると廊下にナイフが落ちていました。
それを拾って見てみると血がついていたそうです。
そこに知らせを聞きつけてやってきた警備兵に捕まったそうですよ。
オロイは自分は殺人を犯していないと主張しています。
キリトも彼が殺人を犯したとは思っていませんね。
他者を傷つける行為は禁則事項により禁じられているので殺人を行えるはずは無いんだよね。
.
キリトは証拠として押収されたナイフを検分してみる事にしました。
しかし保管庫に置かれていたはずのナイフが消えていました。
これに対してロニエが鋭い見解を披露しました。
鋼素から作られた仮初の武器だったのではないかと主張しました。
高位の術者が時間を掛けて作り出したモノでは無いかとの結論に至ります。
事はダークテリトリーにも影響するのでキリトは急ぎダークテリトリーに向かう事にしました。
.
キリトの取った移動手段が驚きでしたね。
セントラルからダークテリトリーの代表者であるイスカーンの居るオブシディア城までは遠いんだよ。
移動に何日も掛かるんだけど、キリトは機竜を使う事にしました。
当初、キリトは一人にイスカーンの元に向かう積りだったようです。
しかしロニエがキリトの傍付き剣士としてボディーガードとして同行すると言ってきました。
この段階ではロニエは機竜で飛んで行くとは思ってなかったようだよ。
機竜の操縦席が二人乗りだと知り嫌な予感を覚えていました。
アスナはキリトの代わりに人間界に残る事になりました。
.
出発前にアスナはロニエを呼び出して、彼女に剣を選ばせます。
ロニエは恐縮していましたが、アスナの強い勧めで選ぶことにしましたよ。
剣は決まりましたが、名前は未定ですね。
ロニエは相応しい名前を考えることにしました。
ロニエにはこれまでの愛刀への愛情がありました。
アスナは自分が愛刀を乗り換える時に行った事を教えていました。
アスナは元々の剣を素材に戻して新たな剣を作る材料にしたと言ってます。
キリトのアイディアだそうで、アスナとロニエはキリトらしいと言ってますね。
確かにな。
アスナはロニエにキリトの事をお願いしていました。
アスナのロニエを見る目に結構な余裕を感じますね。
.
機竜の開発者のサードレからは八割くらいの出力にとどめるようにと厳命されていました。
それでも凄いスピードですね、流石ロケットです。
十五時間ほどでオブシディア城の近くに到達しました。
ロケットで乗り込むと騒ぎになってしまうので離れた位置でロケットを降りました。
そこからはキリトの心意を使い飛行していく事になりました。
.
キリトとロニエは顔に顔料を塗りたくり暗黒界人に変装しました。
暗黒界人の町から仕事を探しにやって来た兄妹を装う事にしました。
キリトは最初、夫婦と言いかけましたが兄妹に改めていました、ロニエが若干残念そうでした。
.
オブシディアに到着しましたが、直ぐに問題が発覚しました。
キリトはダークテリトリーの貨幣を持っていませんでした。
文無しですね。
困っているところに気のいい拳闘士が声を掛けてきました。
彼が食事を奢ってくれる事になりました。
.
連れて行かれたのは、屋台で、オブシディア煮という料理を奢ってくれました。
見た目が悪いようですよ、食べ始めるのに勇気が必要な代物でした。
しかし食べてみると、美味しかったそうですよ。
キリトは絶賛してますね、ロニエも美味しかったと言ってますね。
何でも、オブシディア煮は二百年間、火を入れ続けているそうですよ。
拳闘士の話では屋台の店主は休むことなく鍋の火を見ているそうです。
食事は三回のオブシディア煮で済ませると言ってますね。
ロニエは屋台の店主が天命を固定されて二百年間、鍋を火にかけ続けているのかと疑問を持ちました。
が、拳闘士に代替わりしているんだろと言われてしまいます。
まあ、そうだよね。
屋台の店主は天命を固定されている特殊な存在なのかな?
.
キリトは持ってたナイフを換金して路銀を入手しました。
換金所で勧められた安宿に向かいます。
キリトが二人は兄妹だと店主のおばさんに伝えると相部屋にされてしまいました。
しかも部屋代は二人分を取るようです、ガメツイな。
これは困った事になりましたね。
.
キリトはロニエに部屋を使うように言いますね。
自分は外で野宿すると言ってます。
ロニエはそれでは風邪を引いてしまうと言ってキリトに無理やりベットを使わせる事にしました。
ロニエはソファーで寝る事になりました。
.
翌朝目覚めるとキリトはまだ寝てますね。
ロニエはキリトを起こしますけど、キリトはあと三分だけ寝かせてくれユージオと寝言を言ってました。
これを聞いてしまったロニエはキリトがユージオを忘れていないと思い知りました。
ロニエはキリトの深い悲しみを知っていてキリトの近くで穏やかに笑っているアスナと話してみようと思ってますね。
これでアスナとロニエの親密度が増しそうだぞ。
.
キリトはオブシディア城の近くまで行きます。
そこでヤバ気な気配を探り、気配の近くに向かって心意攻撃を行いました。
キリトの攻撃に気がついたシェータ・シンセシス・トゥエルブが飛竜に乗って二人の元にやって来ました。
ロニエは当初、兵士に見つかったと思い狼狽してましたね。
シェータは人界の駐在武官としてオブシディア城に駐在しています。
彼女の招きでオブシディア城に入る事ができました。
.
シェータは子育て中でした。
そこに父親であるイスカーンがミルクを持ってやって来ました。
「リーゼちゃーん、うんめぇミルクの時間だぞぉー」と優し気な声を発して入ってきました。
気まずい・・・キリトの存在を知りイスカーンが固まりました。
イスカーンはキリトの記憶を消すと言って殴りかかってきましたね。
しかし、これは互いの実力が鈍っていないかの確認だったようだぞ。
.
イスカーンとシェータにセントラルで起こった殺人事件について説明をします。
ダークテリトリーでは今のところ問題が発生していない事が分かりました。
しかし、殺人事件を起こした黒幕に仲間が居るのであれば、ダークテリトリーでも何らかの事件を起こすだろうとの予測を元に警戒をする事になりました。
.
キリトとロニエはオブシディア城に泊めて貰う事になりました。
その夜にオブシディア城に侵入者がやって来ました。
暗黒術師が使役するミニオンでした。
イスカーン、シェータ、キリト、ロニエで迎撃する事になりました。
ミニオンは撃退できまいしたが、問題が発生しました。
ミニオンは陽動だったようですね。
イスカーンとシェータが部屋を離れた隙を付いて二人の赤ちゃんであるリーゼッタが攫われてしまいました。
部屋に駆けつけると、倒れた護衛が居ました。
護衛から犯人の容姿と臼を引くような音がしたとの証言を聞きました。
キリトを処刑してその首を人界に送り返せと要求する脅迫状が置いてありましたよ。
.
キリトは自分は現実世界からダークテリトリーにログインしているので、ここで死んでも本当の自分が死ぬ訳では無いので殺される積りになってますね。
しかしロニエはキリトのそんな考えを否定しました。
一度ログアウトしてしまうと二度とアンダーグラウンドに戻って来れないので、それは自分にとってはキリトの死と同じだと訴えます。
ロニエはキリトの胸で泣いてますよ。
キリトは自殺はやめることにしたようです。
尤も、イスカーンもシェータもリーゼッタを助ける為にキリトを犠牲にしようとの考えは無いんだけどね。
.
犯人の追跡が行われましたが見つかりませんね。
キリトは広範囲の気配を察知する事が出来るのですが彼の探知網にも引っかかりませんでした。
そんなにスピードのでる存在は居ないはずなのですがね?
.
その間に、イスカーンとシェータは暗黒術師ギルドに行ってみる事にしました。
何らかの手掛かりが掴めればとの狙いでしたが、空振りでした。
.
キリトは暗黒術師にも協力を仰いで城の警備をして貰えば良いのではとイスカーンに言ってます。
ダークテリトリーではまだまだ部族間の諍いがあるようですね。
イスカーンは痛いところを突くなと言ってます。
しかし、敵が現れたので暗黒人同士で諍いをしている暇は無いのも理解しているようだ。
これは全種族で連合する事になるのかな?
.
臼を引くような音に注目する事になりました。
オブシディア城の最上階、皇帝ベクタが現れた玉座の間に行ってみる事になりました。
そこはベクタが死んでから太い鎖で封鎖されてしまい入れなくなっています。
キリトが心意攻撃で鎖を斬る事になりました。
キリトの本気の心意技にイスカーン、シェータ、ロニエは驚いていますね。
鎖が斬れて中に入る事ができました。
.
そこに居たよ犯人が。
しかし、犯人は男性ですね、暗黒術師は女性だけのようなので、これはおかしいですね。
犯人は男性の暗黒術師も居るかもよと言ってますが・・・
犯人は要求していたキリトを処刑しろと言ってきますよ。
ここでキリトとイスカーン、シェータが協力プレーをします。
キリトが心意技でリーゼッタを包み込んでガードしている間にイスカーンとシェータで攻撃を仕掛けました。
イスカーンが暗殺者の護衛であるミニオンを倒します。
シェータが暗殺者に斬りかかりました、彼女は愛刀を失っているので手刀ですよ。
これが凄い切れ味ですね、暗殺者の左腕を斬り飛ばしました。
暗殺者が毒が塗られた吹き矢を飛ばします、シェータが避けた隙に逃げようとしました。
ここでロニエがやってくれました。
キリト仕込みのアインクラッド流の技を使いました。
突進力があるソニックリープを使い暗殺者がリーゼッタを抱えている腕を斬り飛ばしました。
ロニエがリーゼッタを取り返しました。
.
暗殺者は両腕を斬られてしまいましたが、オブシディア城の最上階から飛び出して逃げました。
助かったかは分かっていませんが、未知の能力を持っていそうなので助かっているかも知れないね。
.
イスカーンは暗殺者ギルドと行方不明になっている暗黒術師を調べる事になりました。
リーゼッタを攫った暗殺者が装備していた皇帝ベクタの冠に付いていた赤い宝石にそっくな赤い宝石が気になりますね。
ベクタの装備を誰かが入手した可能性がありますが、ベクタが死んだと思われる、ベルクーリとの決戦場所が特定できないので事実確認は難しそうです。
.
キリトとロニエは一度、人間界に戻る事になりました。
ロニエは今回の戦闘で思うところがあったようですね。
アスナから下肢された剣の名前が決まったいなかったのですが、「月影の剣」と名付けました。
良い剣になりそうです。
事件を起こした犯人の狙いが気になりますね。
組織的なものなのでしょうか?
.
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ここでキリトは大いなる実験を行っていました。
彼は熱素を封じ込めた容器を装着した巨大な乗り物(機竜、ロケットの様なモノみたいだ)を作らせました。
そして発射実験をイベント化してしまいます。
キリトはこれまでに、色々と目立つ行動をとっていたようです、観客が大勢押し掛けました。
ロニエが心配そうに見守る中、実験が始まりました。
結果としては半分成功ってとこですね。
途中で軌道が逸れてしまいセントラル・カセドラルに衝突しそうになりました。
ここでアスナが大技を使いました。
彼女は心意の力でキリトの乗るロケットの軌道上にあるセントラル・カセドラルの一部を動かしてしまいました。
驚きですね、これを見たロニエはアスナに対する尊敬の念を深めてます。
アスナはロニエに自分は現実世界からアンダーワールドにログインしている人間だと教えているんですけどね。
これまでにアスナが示した絶大な能力を見ているロニエはアスナが人間だと認めきれないようだぞ。
.
キリトはロニエにロケットを作っている理由を教えています。
キリトは世界の終わりの壁を超える方法を探していると言いました。
それは、今後起こりうる、人間界とダークテリトリーとの戦争を回避する為だと告げます。
現在は人間界とダークテリトリーとの交流が始まっています。
ダークテリトリーからは観光客を受け入れています。
人間界からはダークテリトリーに向けて商人が交易の為に訪れるようになっています。
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しかしキリトはダークテリトリーの各種族が暮らす土地が痩せすぎていると言いました。
何度も土地改良を行ったそうですけど、上手くいかなかったそうです。
天命が少なすぎて農業に適しません。
土地が痩せすぎなので、いずれダークテリトリーから不平不満が噴出して豊かな土地を求めて人間界との戦争が起きてしまうと危惧していました。
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ロニエは人間界には多くの土地が余っているので、そこに引っ越せば良いのではないかと言ってます。
キリトは人間界の人々がみんながみんなロニエのように優しい考えを持っている訳ではないと寂しそうでした。
キリトは世界の壁を越えて月を目指すつもりのようです。
そこに新たな居住地を作ろうと考えているみたいですね。
.
ロニエとティーゼは整合騎士の見習いになりました。
改革により貴族の特権が大部分廃止されいるので整合騎士見習いになったロニエの元に縁談話が沢山来ています。
ロニエは実家に帰った時に、親戚から沢山の縁談を持ちかけられました。
ロニエはキリトの事が好きなので、縁談を受けるつもりはないようです。
彼女は辟易していました。
.
ロニエはキリトへの想いを心の底に沈めようとしています。
アスナの存在があるので、キリトに自分の気持ちを伝えられないでいました。
ロニエはそれでも良いと思っているようです。
相談したティーゼはキリトは代表剣士なので奥さんが複数居ても良いのではと言ってますね。
うーん、まあ、それもありだと思えますけど、キリトの事だからそれは無いね。
.
ティーゼの方は、整合騎士のレンリ・シンセシス・トゥエニセブンにプロポーズされていました。
ティーゼもレンリの事を好きなようですけど、プロポーズを受けるのを躊躇っていました。
ティーゼはレンリに亡きユージオの姿を重ねていました。
成程ねー、このままではレンリに申し訳ないって事ね。
レンリもそれを知っていて、それでも構わないと言ってくれてます。
ユージオはもう居ないので、これは難しい問題だよ。
ティーゼがどんな結論を出すのか注目です。
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改革が上手く回り出したように見えましたが、問題が発生してしまいました。
ダークテリトリーからの観光客である、山ゴブリン族のオロイが殺人事件を起こしてしまいました。
と言っても目撃者が居たわけではありません。
状況証拠だけで、オロイは容疑者として拘束されてしまいます。
知らせを聞いたキリトはオロイに会いに行きました。
.
そこでオロイから話を聞くと、彼は腹を下して部屋で休んでいたそうです。
そこでドアをノックされたので部屋の外に出ると廊下にナイフが落ちていました。
それを拾って見てみると血がついていたそうです。
そこに知らせを聞きつけてやってきた警備兵に捕まったそうですよ。
オロイは自分は殺人を犯していないと主張しています。
キリトも彼が殺人を犯したとは思っていませんね。
他者を傷つける行為は禁則事項により禁じられているので殺人を行えるはずは無いんだよね。
.
キリトは証拠として押収されたナイフを検分してみる事にしました。
しかし保管庫に置かれていたはずのナイフが消えていました。
これに対してロニエが鋭い見解を披露しました。
鋼素から作られた仮初の武器だったのではないかと主張しました。
高位の術者が時間を掛けて作り出したモノでは無いかとの結論に至ります。
事はダークテリトリーにも影響するのでキリトは急ぎダークテリトリーに向かう事にしました。
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キリトの取った移動手段が驚きでしたね。
セントラルからダークテリトリーの代表者であるイスカーンの居るオブシディア城までは遠いんだよ。
移動に何日も掛かるんだけど、キリトは機竜を使う事にしました。
当初、キリトは一人にイスカーンの元に向かう積りだったようです。
しかしロニエがキリトの傍付き剣士としてボディーガードとして同行すると言ってきました。
この段階ではロニエは機竜で飛んで行くとは思ってなかったようだよ。
機竜の操縦席が二人乗りだと知り嫌な予感を覚えていました。
アスナはキリトの代わりに人間界に残る事になりました。
.
出発前にアスナはロニエを呼び出して、彼女に剣を選ばせます。
ロニエは恐縮していましたが、アスナの強い勧めで選ぶことにしましたよ。
剣は決まりましたが、名前は未定ですね。
ロニエは相応しい名前を考えることにしました。
ロニエにはこれまでの愛刀への愛情がありました。
アスナは自分が愛刀を乗り換える時に行った事を教えていました。
アスナは元々の剣を素材に戻して新たな剣を作る材料にしたと言ってます。
キリトのアイディアだそうで、アスナとロニエはキリトらしいと言ってますね。
確かにな。
アスナはロニエにキリトの事をお願いしていました。
アスナのロニエを見る目に結構な余裕を感じますね。
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機竜の開発者のサードレからは八割くらいの出力にとどめるようにと厳命されていました。
それでも凄いスピードですね、流石ロケットです。
十五時間ほどでオブシディア城の近くに到達しました。
ロケットで乗り込むと騒ぎになってしまうので離れた位置でロケットを降りました。
そこからはキリトの心意を使い飛行していく事になりました。
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キリトとロニエは顔に顔料を塗りたくり暗黒界人に変装しました。
暗黒界人の町から仕事を探しにやって来た兄妹を装う事にしました。
キリトは最初、夫婦と言いかけましたが兄妹に改めていました、ロニエが若干残念そうでした。
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オブシディアに到着しましたが、直ぐに問題が発覚しました。
キリトはダークテリトリーの貨幣を持っていませんでした。
文無しですね。
困っているところに気のいい拳闘士が声を掛けてきました。
彼が食事を奢ってくれる事になりました。
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連れて行かれたのは、屋台で、オブシディア煮という料理を奢ってくれました。
見た目が悪いようですよ、食べ始めるのに勇気が必要な代物でした。
しかし食べてみると、美味しかったそうですよ。
キリトは絶賛してますね、ロニエも美味しかったと言ってますね。
何でも、オブシディア煮は二百年間、火を入れ続けているそうですよ。
拳闘士の話では屋台の店主は休むことなく鍋の火を見ているそうです。
食事は三回のオブシディア煮で済ませると言ってますね。
ロニエは屋台の店主が天命を固定されて二百年間、鍋を火にかけ続けているのかと疑問を持ちました。
が、拳闘士に代替わりしているんだろと言われてしまいます。
まあ、そうだよね。
屋台の店主は天命を固定されている特殊な存在なのかな?
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キリトは持ってたナイフを換金して路銀を入手しました。
換金所で勧められた安宿に向かいます。
キリトが二人は兄妹だと店主のおばさんに伝えると相部屋にされてしまいました。
しかも部屋代は二人分を取るようです、ガメツイな。
これは困った事になりましたね。
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キリトはロニエに部屋を使うように言いますね。
自分は外で野宿すると言ってます。
ロニエはそれでは風邪を引いてしまうと言ってキリトに無理やりベットを使わせる事にしました。
ロニエはソファーで寝る事になりました。
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翌朝目覚めるとキリトはまだ寝てますね。
ロニエはキリトを起こしますけど、キリトはあと三分だけ寝かせてくれユージオと寝言を言ってました。
これを聞いてしまったロニエはキリトがユージオを忘れていないと思い知りました。
ロニエはキリトの深い悲しみを知っていてキリトの近くで穏やかに笑っているアスナと話してみようと思ってますね。
これでアスナとロニエの親密度が増しそうだぞ。
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キリトはオブシディア城の近くまで行きます。
そこでヤバ気な気配を探り、気配の近くに向かって心意攻撃を行いました。
キリトの攻撃に気がついたシェータ・シンセシス・トゥエルブが飛竜に乗って二人の元にやって来ました。
ロニエは当初、兵士に見つかったと思い狼狽してましたね。
シェータは人界の駐在武官としてオブシディア城に駐在しています。
彼女の招きでオブシディア城に入る事ができました。
.
シェータは子育て中でした。
そこに父親であるイスカーンがミルクを持ってやって来ました。
「リーゼちゃーん、うんめぇミルクの時間だぞぉー」と優し気な声を発して入ってきました。
気まずい・・・キリトの存在を知りイスカーンが固まりました。
イスカーンはキリトの記憶を消すと言って殴りかかってきましたね。
しかし、これは互いの実力が鈍っていないかの確認だったようだぞ。
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イスカーンとシェータにセントラルで起こった殺人事件について説明をします。
ダークテリトリーでは今のところ問題が発生していない事が分かりました。
しかし、殺人事件を起こした黒幕に仲間が居るのであれば、ダークテリトリーでも何らかの事件を起こすだろうとの予測を元に警戒をする事になりました。
.
キリトとロニエはオブシディア城に泊めて貰う事になりました。
その夜にオブシディア城に侵入者がやって来ました。
暗黒術師が使役するミニオンでした。
イスカーン、シェータ、キリト、ロニエで迎撃する事になりました。
ミニオンは撃退できまいしたが、問題が発生しました。
ミニオンは陽動だったようですね。
イスカーンとシェータが部屋を離れた隙を付いて二人の赤ちゃんであるリーゼッタが攫われてしまいました。
部屋に駆けつけると、倒れた護衛が居ました。
護衛から犯人の容姿と臼を引くような音がしたとの証言を聞きました。
キリトを処刑してその首を人界に送り返せと要求する脅迫状が置いてありましたよ。
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キリトは自分は現実世界からダークテリトリーにログインしているので、ここで死んでも本当の自分が死ぬ訳では無いので殺される積りになってますね。
しかしロニエはキリトのそんな考えを否定しました。
一度ログアウトしてしまうと二度とアンダーグラウンドに戻って来れないので、それは自分にとってはキリトの死と同じだと訴えます。
ロニエはキリトの胸で泣いてますよ。
キリトは自殺はやめることにしたようです。
尤も、イスカーンもシェータもリーゼッタを助ける為にキリトを犠牲にしようとの考えは無いんだけどね。
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犯人の追跡が行われましたが見つかりませんね。
キリトは広範囲の気配を察知する事が出来るのですが彼の探知網にも引っかかりませんでした。
そんなにスピードのでる存在は居ないはずなのですがね?
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その間に、イスカーンとシェータは暗黒術師ギルドに行ってみる事にしました。
何らかの手掛かりが掴めればとの狙いでしたが、空振りでした。
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キリトは暗黒術師にも協力を仰いで城の警備をして貰えば良いのではとイスカーンに言ってます。
ダークテリトリーではまだまだ部族間の諍いがあるようですね。
イスカーンは痛いところを突くなと言ってます。
しかし、敵が現れたので暗黒人同士で諍いをしている暇は無いのも理解しているようだ。
これは全種族で連合する事になるのかな?
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臼を引くような音に注目する事になりました。
オブシディア城の最上階、皇帝ベクタが現れた玉座の間に行ってみる事になりました。
そこはベクタが死んでから太い鎖で封鎖されてしまい入れなくなっています。
キリトが心意攻撃で鎖を斬る事になりました。
キリトの本気の心意技にイスカーン、シェータ、ロニエは驚いていますね。
鎖が斬れて中に入る事ができました。
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そこに居たよ犯人が。
しかし、犯人は男性ですね、暗黒術師は女性だけのようなので、これはおかしいですね。
犯人は男性の暗黒術師も居るかもよと言ってますが・・・
犯人は要求していたキリトを処刑しろと言ってきますよ。
ここでキリトとイスカーン、シェータが協力プレーをします。
キリトが心意技でリーゼッタを包み込んでガードしている間にイスカーンとシェータで攻撃を仕掛けました。
イスカーンが暗殺者の護衛であるミニオンを倒します。
シェータが暗殺者に斬りかかりました、彼女は愛刀を失っているので手刀ですよ。
これが凄い切れ味ですね、暗殺者の左腕を斬り飛ばしました。
暗殺者が毒が塗られた吹き矢を飛ばします、シェータが避けた隙に逃げようとしました。
ここでロニエがやってくれました。
キリト仕込みのアインクラッド流の技を使いました。
突進力があるソニックリープを使い暗殺者がリーゼッタを抱えている腕を斬り飛ばしました。
ロニエがリーゼッタを取り返しました。
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暗殺者は両腕を斬られてしまいましたが、オブシディア城の最上階から飛び出して逃げました。
助かったかは分かっていませんが、未知の能力を持っていそうなので助かっているかも知れないね。
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イスカーンは暗殺者ギルドと行方不明になっている暗黒術師を調べる事になりました。
リーゼッタを攫った暗殺者が装備していた皇帝ベクタの冠に付いていた赤い宝石にそっくな赤い宝石が気になりますね。
ベクタの装備を誰かが入手した可能性がありますが、ベクタが死んだと思われる、ベルクーリとの決戦場所が特定できないので事実確認は難しそうです。
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キリトとロニエは一度、人間界に戻る事になりました。
ロニエは今回の戦闘で思うところがあったようですね。
アスナから下肢された剣の名前が決まったいなかったのですが、「月影の剣」と名付けました。
良い剣になりそうです。
事件を起こした犯人の狙いが気になりますね。
組織的なものなのでしょうか?
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 戦略 | 恋愛 |
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