ラノベの感想) ベン・トー 第11巻 サバの味噌煮弁当【極み】290円 (集英社スーパーダッシュ文庫)


概略:
佐藤と槍水の関係がギクシャクしていてHP同好会の雰囲気は最悪です。佐藤と槍水が口論し佐藤が部活に来なくなりました。白粉は槍水の抱えている問題を自分が解決すれば二人を仲直りさせられると考えます。白粉は勇気を振り絞り魔導士に挑む事になります。白粉は善戦したのですが金城にぶちのめされ入院する事になりました。白粉の悲しみを取り除く為に白梅が行動を開始しました。佐藤に頼る事になる悔しさを噛みしめ泣きながら佐藤に協力を要請してきました。

レーベル:集英社スーパーダッシュ文庫
発行日:2013/11/27
著者:アサウラ
イラスト:柴乃櫂人
ISBN:978-4-08-630760-4
雰囲気:嫌な雰囲気、崩壊の危機、白粉立つ、白梅の願い、頼れる仲間、修行、決裂、奮起、乱入、決着、新時代
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1章 犬の群れ
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佐藤が部活に来る時間が遅くなっていきます。
バレンタインデーに金城に告白して振られてしまった槍水の姿を見て何も出来なかった事を悔いている彼は仙と顔を合わせづらいようです。
部室で槍水と二人きりになる気まずさに耐えられないので白粉が部活に行くまで待っていたのが原因です。
佐藤は槍水を好きなようですが告白しないで曖昧な先輩後輩の関係を続けていました。
薄々槍水が金城に好意を抱いていると気付いていたようですが時間が解決してくれると期待していました。
可哀想なのは白粉です。
人の意志に敏感な彼女は急に部の雰囲気が悪くなった事を心苦しく感じています。
自分から佐藤に遅くなっている理由を聞くのはおこがましいと思い槍水から聞いて貰おうと考えました。
同級生なのですが立場は槍水の仲間なので地位の高い部長から聞いて貰おうと考えたのね。
奥ゆかしい・・・白粉は自己評価が低いのでイマイチ積極性が無いんだよ・・・まだ。
これまでの白粉ならば部活から逃げていたようですが散々世話になった槍水と佐藤の為に何とかしたいと行動に出ます。
それだけ二人を大切に想っているって事ですね。
特に佐藤なんかはね白粉の執筆活動に多大なる貢献をしているからね。
物心両面で白粉は佐藤を大切に想っているようですよ。
苦難続きだったのですが佐藤にご褒美タイムが舞い込みました。
男子寮の前にある家の塀に「チンコ」と落書きされました。
家主はご立腹で男子寮の生徒が書いたと証拠も無いのに断定します。
違うという証明も出来ないので男子寮の中で抽選を行い佐藤が掃除する事になりました。
佐藤は壁の前で祈祷の様に見える踊りを披露する事になります。
彼の中では壁に落書きするゲームの妄想が繰り広げられていました。
彼の奇行を目撃した女性生徒が白梅に連絡を入れました。
彼女は白梅がバレンタインにチョコを渡したのを見たようで白梅が佐藤と交際していると勘違いしているようです。
憤慨気味の白梅が佐藤の元にやって来て事情を聞いてきました。
白梅が佐藤が祈祷をしていると聞いてやって来たと教えてくれます。
佐藤は白梅の発言をエロワードに自動変換して満足気ですね。
白梅が怒りそうだったので男子寮の生徒が塀に落書きしたと証拠も無いので決めつけられたので掃除している事を教えました。
話を聞いた白梅は問題の家に入って行き話を付けてきました。
どう説得したのか不明なのですが掃除はしなくて良くなったと言っています。
普通ならラッキーと思い立ち去るんだろうけど佐藤は掃除をすると言い張りました。
一度引き受けた事を途中で辞める事は出来ないとカッコいい事を言っています。
ちょっと感動したのですが佐藤には別な思惑がありました。
一心不乱に祈祷に見える行為をしていた佐藤には「チンコ」って落書きは自分の一部になっていました。
佐藤が掃除を続けると言うと白梅が手伝ってくれます。
佐藤は落書きを洗剤をつけたスポンジで擦る白梅の姿を見て自分の股間を彼女に擦られている気分になっています。
洗剤は白い液状だったので佐藤をより一層興奮させています。
何も知らない白梅は一生懸命に掃除を手伝ってくれています。
帰宅した男子寮の生徒達も白梅の姿をみて佐藤と同じ妄想をしているようでした。
白粉に並に邪悪ですなー。
佐藤が洗剤を自分の顔にかけてしまうミスを犯すとすかさず寮長からメールが入ります。
彼は洗剤は白梅の顔にかけなければ意味が無いと主張していました。
佐藤も同感だったのですが流石に白梅の顔に洗剤をかける事はできませんでした。
掃除が終わると白梅が悲壮な顔で白粉が悲しんでいると伝えてきました。
佐藤は何でもない風を装って部活に行こうと決意しました。
槍水は佐藤が来るのが遅くなっている事を無視しようとしていました。
たまたま掃除当番なんだろうと言っています。
毎日掃除当番になる筈は無いので誤魔化そうとしているように白粉には感じられました。
佐藤が普段通りの時間帯に部室にやって来ました。
槍水は平静を装いボードゲームを始めました。
白粉がやってきて普段通りの雰囲気になった事を安堵しています。
白粉がアブラ神の店に向かい佐藤と槍水はジジ様の店に行く事になりました。
ジジ様の店にはアラシが出没していましたが槍水が一緒に居るので佐藤は勝てると信じています。
そこに金城が入店してきました。
槍水と佐藤が揃って入店していると知り満足そうにしていました。
佐藤は金城への対抗心から闘志を高めています。
槍水の方は金城の登場に闘志を失ってしまいました。
彼女は金城に負ける事を怖がっています。
争奪戦が始まり佐藤はアラシを倒す事を目指します。
金城が自分を狙っていると分かっているので彼の出方をうかがう事にしました。
佐藤は金城と当たる前に弁当の獲得を狙いましたが叶いませんでした。
彼が複数のアラシを相手にしていたので間に合うと考えたようですが金城がアラシを倒すのが予想外に速かったです。
佐藤と金城がぶつかる事になりました。
槍水はお前では勝てないやめろと叫んでいます・・・完全に金城を上位者と認めているみたいだ。
佐藤は金城への対抗心もあるのか槍水の忠告を無視して金城に向かっていきました。
金城の攻撃を防御できた筈なのですが防御を崩されてしまいます。
彼の攻撃には何らかの秘密がありそうですね・・・
金城が仙から聞いているのか?と言っていたので間違いないな。
佐藤は仙からは何も聞かされていませんよ。
佐藤は金城にぶっ飛ばされる事になりました。
佐藤を抱えて槍水が戻ってきました。
二人の状態を見た白粉が驚いています。
二人とも何も買ってきていないので異常事態が発生しているのは見え見えです。
槍水は白粉だけでも食べてくれと言ってきました。
この発言は三人での楽しい夕餉を求めている白粉には酷だったよねー。
まあ槍水も余裕を失っているので白粉の心情を慮る事が出来ないのも無理ないか。
可哀想な白粉は一人で弁当を食べる事になりました。
勝利の一味む吹っ飛んでしまった事でしょう・・・
今回の事で一番被害を被っているのは彼女だよなー。
ジジ様の店で何かが起こったのは明白だったので白粉は勇気を持って何が起こったのか聞いてみる事にします。
槍水は誤魔化そうとしましたが佐藤は我慢なりませんでした。
現場を目撃ている彼は槍水と金城との間に何があるのか問いただす事にしました。
金城はジジ様の店でも女としての仙には興味ない、狼としての仙が欲しい。
お前が最強の枕詞を受け継ぐか俺が持ち去るか二つに一つ。
選ぶのはお前だ、俺の期待をこれ以上裏切るな、と言っていました。
槍水が重い口を開いてこれまでの経緯を説明する事になりました。
槍水は一年前にも金城に告白して振られました。
金城が槍水を構うので烏頭が嫉妬して槍水を攻め始めました。
金城は槍水を守る為に部を抜けて烏頭を倒し続けます。
烏頭との戦いで金城は部内に強敵が潜んでいた事に気が付きました。
松葉菊を倒して最強に到達してた当時の彼は自分を倒せるほどの強敵を欲していました。
部のメンバーなら楽しい戦いが出来る事に気が付いた彼は部に戻る事なくHP部の部員達を戦い始めました。
誰も金城に勝てなかったのでHP部は崩壊に向かいました。
ただ一人槍水だけがHP部を元に戻そうと考え部に残る事になりました。
それもHP部が存続していれば金城が帰って来てくれると考えていたからでした。
全てを聞き終えた佐藤は己の愚かさに苦笑いを浮かべてしまいます。
槍水が訝し気に佐藤と呼びかけました。
佐藤は槍水に告白する前に振られてしまいました。
佐藤は振られるのを怖がり曖昧な関係を続けていた自分を愚かしく思っています。
いつも仙が部室で待っていてくれたのは金城が帰ってくる事を期待していたからだと分かってしまいました。
佐藤は愚かにも仙が自分を待っていてくれたと勘違いしていただけでした。
更に佐藤は広部さん以外で槍水の事を本気で好きになっていた事まで自覚しました。
これはきついですねー。
佐藤は槍水の顔を合わせづらくなり部室に来なくなりました。
今までの白粉ならばこの段階で諦めてしまっていたでしょうが今回は違います。
昼休みに佐藤の教室に赴き部活に来るのが遅くなっている理由を問いただそうとしました。
隣の教室の友人の元を訪れるだけなのですが壮絶に悲壮な覚悟を決めています。
白粉は自分の事をちびで変な女と自己評価していますが流石に低すぎるよなー。
彼女を美少女認定する男子生徒も居るには居るからなー。
内面を知られるとキモがられる前に怖がられますよ・・・彼女はそこが分かっていない。
悲壮な覚悟で佐藤の元を訪れると彼の後ろの席の白梅が喜色満面に迎えてくれました。
彼女は白粉は迎えに来てくれたと勘違いして舞い上がっています。
二人は一緒に昼食を採っているのですがこれまで白粉から白梅の元に来た事はありませんでした。
白梅の白粉への愛の大きさを考えるとそりゃーもう大喜びだよねー。
しかし白粉の佐藤に用があるので待って欲しいとの言葉を聞いて愕然としています。
佐藤を優先している事実に彼に対する怒りがMAX状態になっているみたいです。
白粉はウザがられる覚悟を決めて佐藤に部室に来るのが遅くなっている理由を問いただしました。
頑張った、彼女にしては頑張ったぞー・・・なんかもうヒーローチックで素敵です。
彼女の趣味は怖すぎますが惚れちゃいそうです・・・
佐藤は誤魔化そうとするのですが白粉の後ろで物凄い怖い顔をしている白梅を見て怖くなりました。
誤魔化しきれないと思ったようです。
本当の理由を言おうとしたようですが槍水の友人二人が押しかけてきました。
桃先輩と蔓先輩が佐藤が仙に手を出したと思い込み糾弾してきました。
二人の中では佐藤が仙に良からぬことをしたって事になっています。
佐藤は弁明したのですが二人は人の話を聞いてくれませんでした。
桃は一方的に糾弾してくるし蔓は謝ろうの一点張りでした。
声が教室から漏れてしまいウルフヘア―に聞かれてしまいます。
彼女は最低だと言って去って行きました。
彼女の佐藤への好感度がまた下がってしまいました。
神田君たちにも聞かれてしまい男子寮の地下室に連れ込まれる事が決定しました。
白粉は槍水を一人にできず部室に顔を出しています。
ハーフプライラベリングタイムが迫って来たのでどこに行くのか聞いてみました。
槍水は争奪戦には参加しないそうです帰りにソイジョイを買ってきてくれと頼まれました。
もしかしてずっとそうなんですか?と質問すると昼食はちゃんと食べていると言われました。
塞ぎ込んでいる槍水を心配して蔓がお弁当を作って来てくれるそうですよ。
白粉は自分が頑張らなければと決心しました。
一人でアブラ神の店に向かう白粉に毛玉が声を掛けてきました。
彼は金城と繋がっているようです。
金城から槍水が戦意を失っていると聞いたようですね。
毛玉は金城が強敵を求めていると教えてくれました。
彼が最強の枕詞を大事にしている事が分かったのですが白粉にはその価値が分かりませんでした。
毛玉としては槍水が金城に挑み決着をつけて欲しいんだそうです。
白粉は勝手な事をと感じます。
金城と槍水の関係を聞いてみる事にしました。
白粉は金城のやり様から彼が女性として槍水に魅力を感じていないと考えていたのですが毛玉の意見は少し違いました。
興味の無い相手を一年かけて育て上げるとは思えないと言っています。
槍水は金城との戦いを避けているのは彼に負けてしまった場合、彼が争奪戦に興味を失ってしまうと考えているからでした。
白粉は自分が金城に勝てば元通りに出来ると考えました。
アブラ神の店に金城がやって来ました。
白粉はその日の弁当奪取を諦めて金城の観察に徹する事にしたようです。
争奪戦が終わった頃に強い雨が振りだしたようだね・・・ずぶ濡れの白粉が部室に戻ってきました。
槍水の見立てでは彼女はパンツとブラまで濡らしているようですよ・・・
って事はですねー白粉はスケスケになっているのか?
槍水は慌てて白粉をタオルで拭いてあげています。
雨に濡れた白粉の身体が物凄い熱気を放っていました。
槍水は白粉の目がランランと輝き狼の目になっている事に気が付きました。
白粉は自分が金城を倒すので佐藤に伝えていない一言を伝えて下さいとお願いしました。
白粉は熱血しています・・・まるで仲間の窮地を救おうと奔走するヒーローのようです。
白粉は佐藤宛に、もう少し待っていてください、あたしが、必ずやってみせます、との決意表明と取れるメールを送りました。
この時の佐藤は男子寮の地下で神田君たちが開いた異端審問会に連行されていました。
白粉のメールを確認するのが遅れる事になりました。
知っていれば彼女の無茶を止められたかも?
金城の戦闘スタイルの観察を終えた白粉は勝てると確信していました。
金城を最強たら占めている能力については未知なのが不安なんですが彼女も冷静ではありませんでした。
半ば自分を鼓舞する勢いで勝てると言い聞かせている様に思えます。
翌日ジジ様の店で金城と対決する事になります。
ジジ様の店に向かう途中で退魔師と出会いました。
退魔師も金城打倒を目標に掲げていました。
金城がスーパーに出没するようになったので彼も動きだすそうです。
二人でジジ様の店に入店すると金城がすでに来ていました。
自分に向けて覚悟を決めた目を向けて来る白粉と退魔師を見て金城が嬉しそうにしています。
白粉が最初に弁当棚の確認に向かったのを見て金城は嬉しそうにしていました。
HP部の教えが伝わっている事に好感を抱きます。
弁当棚の確認が終わると白粉がゴキブリのような動き方で店内の食品棚を回り始めました。
きっと白粉は弁当に使われているだろう素材を確認する事で腹の虫の加護を最大化しようとしたんだと思います。
争奪戦が始まりました。
金城は白粉の動きに注目しています。
白粉はまず金城と当たらずに弁当を奪取する道を模索しました。
金城はそんな方法で自分に勝てると思っているのか?と言って不意打ちの攻撃を繰り出します。
必中の攻撃だったのですが白粉が別の狼の攻撃を受けて金城の攻撃を避けました!
流石最強の狼です金城は瞬時に白粉がやっている事を理解しました。
白粉は狼の視線と筋肉の動きから二秒先の未来を予想して動いていました。
金城は白粉の計算を狂わせる為にあえて狼の攻撃を受ける事にします。
ダメージを蓄積していくのですが白粉の計算が狂い始めます。
白粉も金城に自分の能力がバレたと察して無理をして三秒先の未来を予測する計算を始めます。
脳と体に不可が掛かり鼻血を拭きながら戦い続ける事になっています。
白粉は何とか金城から弁当を奪取する道を見つけました。
それには彼の攻撃を喰らう必要がありました。
白粉は耐えられると信じて金城の攻撃を防御しましたが佐藤が遭遇したのと同じ事が起こります。
何故だか分かりませんが白粉の防御が解かれてしまい金城の攻撃をもろに受ける事になります。
白粉は吹き飛ばされてしまい意識を失いました。
金城は白粉という強敵を倒せて満足そうですね。
彼だけが幸せを感じているように思えるな・・・
寝ていた佐藤の携帯に白梅から電話が掛かって来ました。
時刻は0時を回っています・・・
白梅がこれから会って欲しいとお願いしてきましたよ!!
佐藤は快諾して速攻で出掛ける準備を整えます。
彼の中では白梅が抱いて欲しいとお願いしてくると変換されていました。
出掛ける前に矢部君から避妊用のゴム製品を強奪しようと考えます。
彼の部屋の扉に近づくと話し声が聞こえてきました。
電話から流れてきた白梅の声を矢部君と内本君が聞き取ったようです。
佐藤を襲撃する計画が練られていました。
佐藤はゴム製品を諦めて窓から出掛ける事にしました(彼の部屋は二階にあります)本当に凄いよな・・・
待ち合わせの公園に到着すると白梅が来ていました。
彼女の髪が風呂上がりと思える感じで濡れていたので佐藤の期待は高まります。
そっこうで彼女をホテルに連れ込もうと考えていました顔がニヤついてしまうのは仕方ないね。
白梅から何を笑っているんですか?と鋭い指摘が飛んできました。
白梅が不安そうな顔をしながら白粉が倒れたと教えてくれます。
佐藤は執筆に気合を入れ過ぎたのか?と質問しています。
酷く衰弱し高熱をだしていて槍水から連絡を貰った白梅が付き添い病院に急患として運んだそうです。
白粉が金城を倒す為にスーパーで彼と戦ったと教えられました。
佐藤は慌てます、たまたま遭遇したんだろと問うと意図的に挑んだと教えられました。
白粉は自分が金城を倒す、そうすれば佐藤と三人で夕食を囲めると槍水に言ったそうです。
白粉は槍水と佐藤に向け、自分じゃダメだったと悔しそうに謝り続けたそうです。
白梅は槍水からHP同好会がどうなっているのか聞いたそうです。
その上で何をやっているんだと糾弾してきました。
白梅が苦しい胸の内を語ります。
彼女は大切に白粉を守りたいのに狼ではないので争奪戦で戦えないと語ります。
白粉の事が大好きだとも言っています。
大好きな人を助けたいのに何もできないその悔しさが分かるかと涙ながらに訴えます。
白梅は自分では戦えない無いので佐藤に頼ろうとしている自分も許せないみたいです。
白梅は白粉が望んでいるのがHP同好会の部室での時間だと理解していました。
それを取り戻す為に佐藤に金城を倒して欲しいとお願いしてきました。
佐藤は金城との実力差を理解しているので簡単には引き受けられませんねー。
白梅は全員が幸せになる方法は無いんだろう、でも自分が愛した人を笑顔にさせることなら出来るはずです、と訴えました。
白梅は白粉との恋が叶わないと半ば悟っていて、それでも彼女をも見守ろうって心境なのかもな・・・大人な感じがしますね。
佐藤は白梅の言葉を聞いて決心しました。
立ち向かう事を忘れたらセガファンじゃないよな、と言って白梅のお願いを引き受ける事にします。
「魔導士は、僕が倒す」
相手が白梅じゃなければ惚れちゃうほどカッコいいよ。
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2章 友と呼べる敵
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白梅と金城に勝ってみせると約束したのに佐藤は負け続ける事になりました。
不調に陥った彼を慰めるのではなく白梅は叱咤してきました。
場所は昼休みの教室で二人は白梅の机で昼食を共にしていました。
白粉が入院したのでこうなったそうです。
三年生の金城はもうすぎ卒業を迎えます。
卒業と同時に海外の大学に行ってしまうのでタイムリミットが迫っていました。
金城に勝つ前に彼が海外に行ってしまうとHP同好会は元に戻りません。
そうなると白粉の願いが叶わなくなるので白梅は焦っています。
彼女としては佐藤を焚きつけて勝たせようって気持ちなのかも知れません。
佐藤は正直にスランプに陥っていると教えました。
白梅は何か打つ手は無いのかと聞いてきます。
佐藤は知り合いを頼る事にするのですが候補者が三人しか出て来ませんでした。
鉄平とサラリーマンレッドと山乃守です。
連絡先を知っているのが山乃守しか居なかったので彼に電話してみました。
驚いたことに彼の電話から烏頭の声が聞こえてきましたよ・・・
山乃守は烏頭の店の女の子に手を出そうとした事がバレ烏頭に制裁を下されました。
烏頭は携帯電話を取り上げ山乃守をマグロ漁船に放り込んだそうですよ。
怖すぎますねー。
山乃守は航海に出ているので今は日本に居ないそうです。
毛玉が烏頭の店の常連だそうですよ。
彼からHP部の抱えている問題について聞いたそうです。
佐藤が助言を求めると充分に勿体を付けてからヒントをくれました。
金城本人から聞いたと言って彼が武器(カゴやカート)を使う狼を苦手にしている事を教えてくれます。
佐藤はオルトロスに相談してみる事にします。
梗にメールを送り会いに行く事になりました。
梗からの返事は校門で待っていて欲しいとありました。
佐藤は肛門と変換して梗が激しく求めていると勝手な妄想をしたみたいです。
校門から2メートル離れた位置でジョジョ立ちして待っていました。
警備員のおっちゃんは手が出せず悔しさに震えています。
著莪が校門から出て来てジョジョ立ちのスタンド側をしてくれます。
息ぴったりですね。
二人でジョジョ立ちしていると梗がやって来てショックを受けています。
鞄を落としてしまいました。
梗は佐藤よりも激しい妄想をしていました。
佐藤はメールに相談したい事があるので会いたいとかきました。
梗はそれを「愛している、お前の体を」か「愛している、どんな体位が好みだい?」と二通りに解釈しました。
ここまででも相当な変態だと思うのですがさらに佐藤なら捻りが加わっていると予想します。
最終的に愛鯛と解釈しました。
まな板の上の鯛、と考えたようです。
佐藤が梗を好きにしてやると言ってきたと解釈して喜んでいたみたいです。
期待に胸を膨らませてやって来たのに著莪と一緒だったのでガッカリしたみたいね。
鏡が慌てて駆けつけて梗を正気に戻しました。
怒り心頭の警備員のおっちゃんは芝刈り機で佐藤を殺そうと画策しましたがあせびが登場した事で大惨事になります。
おっちゃんは芝刈り機のチェーンソーを己の腕に喰らうことになりました。
金城の自宅に毛玉がやって来ました。
彼は金城に槍水との決着をつけて欲しいみたいです。
二人の会話から金城が狼として槍水を求めている事が分かりました。
槍水は男性として金城を求めているので二人の気持ちは噛み合っていない事が判明しました。
金城は槍水が戦ってくれる事に期待しています。
自分に惚れているなら戦ってくれるよなと身勝手な期待をしています。
本来なら金城は海外に渡っている筈でした。
槍水が戦ってくれないので烏田高校を卒業するまで日本に留まる事にしたそうです。
金城も無理をして槍水を待っているみたいだね。
毛玉はただ単に最強決定戦が見たいようです。
金城が著莪について質問していました。
彼女は金城と良い勝負をしたそうですよ。
金城は著莪が自分と同じ能力を持っているのか?と疑っています。
佐藤が金城を打倒する理由を説明する事になりました。
それには槍水に告白する前に振られた事実も教える必要がありました。
従姉の著莪にまで教えるのに抵抗を感じていたのですが喋り始めると次々と言葉が出てきたそうです。
佐藤は誰かに苦しい胸の内を言いたかったんだと気が付きました。
梗の提案で二階堂を呼び出す事になりました。
勿論鏡に連絡して貰う事になります。
梗が言いふらしているので鏡と二階堂が交際を始めたとの噂が狼たちの間に広まっていました。
佐藤は自分もバレンタインにチョコを貰ったのに二階堂だけが告白された事に嫉妬しています。
二階堂がやって来たので公園に移動して金城対策を協議する事になりました。
二階堂は金城の情報を持っていませんでした。
西区侵攻作戦を企てた遠藤忠明は金城に勝とうとしていました。
彼は何かを掴んでいる可能性があると教えられます。
ここで著莪が自分が金城と良い勝負をしたと言ってきました。
あと何回か戦えば勝てそうに思えると言っています。
佐藤が感じた金城の攻撃に含まれる異様な感触があったか聞いてみると何も感じなかったと言われます。
著莪が嘘を言っているとも思えません・・・金城の謎が深まってしまいます。
ハーフプライスラベリングタイムが迫って来たので松葉菊の店に向かう事なりました。
佐藤は自分がスランプに陥っている事を伝えました。
それを聞いた梗が笑顔で戦えばスランプを脱する事が出来ると教えてくれました。
佐藤は半信半疑で争奪戦を始めたようですが思いの外良い戦いが出来ました。
結局負けてしまいどん兵衛となったのですが満足の行く戦いができました。
争奪戦中に二階堂と鏡が本気の殴り合いをしていました。
二人にとって恋愛と争奪戦は別なようですね。
二階堂は鏡にぶちのめされ気絶しています。
もしかして二階堂が早々に返事をしないのは鏡に勝てないからか?
松葉菊が気を利かせてくれてスタッフルームを使わせてくれる事になります。
気絶している二階堂をオルトロスが運びます。
佐藤も大ダメージを受けているのですが著莪は手を貸してくれませんでした。
仙との事を黙って居たので怒っているようです。
カップ麺の待ち時間を使って佐藤が友人が告白時に相手の名前と間違って性病名を連呼したエピソードを語っています。
二階堂と鏡は辟易していたのですが梗は会話内容を分析しようとしています。
彼女は佐藤のバカ話に乗ってきているね・・・二人の感性は近いのか?
佐藤、著莪、梗、鏡、二階堂で夕餉を取る事になりました。
佐藤はどん兵衛のカレーうどんを大変美味しく感じています。
自分はカレーうどんの方が好きだったのか?と驚愕するくらいに美味しいと感じていました。
梗がお姉さんをしてくれます。
彼女が佐藤が美味しく感じている理由を教えてくれました。
スランプ中の佐藤は金城に勝とうとするあまり争奪戦の夕餉について一切考えていなかった事が原因だと教えてくれました。
これまで佐藤は勝っても負けても槍水と白粉が側に居ました。
三人で楽しい夕餉を取っていたのですがそれが無くなったので夕餉を楽しみに思えなくなっていました。
梗はHP部がその為の場所だったのではと教えてくれました。
だからHP部のメンバーは誰もが名うてへと成長できたと教えてくれます。
仮に金城の攻略法を見いだせたとしても今の佐藤では勝てないと続けます。
上手く佐藤の状態を例えようとしたのですが上手い例えが出て来ず梗はフリーズしました。
最後に躓くのが彼女らしいです。
松葉菊がやって来て佐藤が金城を打倒しようとしていると知り感慨深げです。
松葉は二階堂にあまり鏡を待たせるなとアドバイスしています。
金城の事を理解しているようですね・・・佐藤にエールを贈ってくれました。
佐藤が金城を打倒する事は金城と槍水を助ける事に繋がる、それは佐藤自身の為でもあると言ってくれました。
希望はいつだって困難の先にしかないものよ、とも言っていました。
秋鹿の言葉と同じだったぞ。
結論として梗が、友と呼べる強敵として、共に夕餉を囲む仲間として、佐藤と共に戦うと言ってくれました。
佐藤は自分からも共に戦って欲しいとお願いしました。
梗は嬉し過ぎてフリーズしてしまいました。
その夜、中々眠れない梗がマンションのベランダに出てきました。
彼女は佐藤に想いを伝えようとしたのですが直前で日和ました。
いつでも自分が隣に居ると伝えたかったようですが自分達と言ってしまいました。
梗は未だにヘラクレスの棍棒の事を引きずっています。
佐藤が優しくしてくれたから彼を好きと勘違いしているのではないか?
鏡が二階堂に告白したので焦って佐藤に言い寄ろうとしているのではないか?と自分を疑っています。
梗は自分の恋心に自信が持てないみたいです。
鏡が出てきました・・・彼女は二階堂からもう少し返事を待って欲しいと言われました。
梗はホワイトデーに良い返事を貰えると確信しています。
鏡もその様に感じているようですが同じくらい不安でもあるようです。
鏡は告白の返事待ちで尚且つ手応えを感じている状態です。
とても待ち遠しく少しだけ怖いって感じみたいね。
梗が羨ましく感じるのも頷けます。
鏡から梗の言い過ぎを指摘されました。
二人は金城の能力を掴んでいました。
彼に槍水と戦った経験と金城に負けた経験から彼の能力に気が付いたそうです。
梗はあえてそれを佐藤に教えませんでした。
梗と鏡は佐藤を使った金城攻略プランを完成させていました。
しかしそれは破棄する事にしました。
梗は佐藤に独力で金城の能力に気が付いて欲しいと思っています。
独力で金城を攻略して欲しいと願っているようで。
梗は佐藤に告白する決意を固めているようです。
負けるにしても胸を張れる勝負をしたいと考えています。
梗は佐藤を争奪戦を通じて金城戦用に鍛え上げる事を決めました。
金城とぶつかった場合は正々堂々と勝ちを狙って行くと決めました。
二人は争奪戦と恋の両方に勝つことを誓い合っています。
梗が佐藤に惚れていたね・・・幾分自信が無さそうですがその気持ちは本物と言えそうです。
佐藤が思いもよらない展開ですね。
知れば有頂天になりそうですが彼が梗を選ぶかは不明です。
やはり彼の本命は槍水って事になるのか?
彼女の為に最強を倒そうって考えているだけに・・・
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3章 群狼
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佐藤はオルトロスと二階堂を共として東区のスーパーで修行を開始しました。
彼らは味方として集団戦を行うのではなくお互いに戦っていました。
オルトロスは戦いの中で佐藤に金城対策を学ばせていました。
佐藤達が本気で金城越を狙っていると知った毛玉が決戦を盛り上げるべく吹聴して回ったようです。
各地から佐藤達に挑戦しようと考える猛者が集まって来ました。
積極的に行動している佐藤とは対照的に槍水は争奪戦から離れています。
白粉が学校を休んでいるので自分でスーパーに夕餉の買出しにくるのですが争奪戦には参加しないで買い物だけして帰って行きます。
スーパーで金城と再会するも一言二言話しただけで帰ってしまいます。
金城は槍水に失望し始めていました。
佐藤は嘗ての仇敵である遠藤忠明と夕餉を共にする事になりました。
彼の縄張りで戦った後、梗の計らいでそうなりました。
オルトロスと二階堂は各地からやって来た狼と夕餉を共にしています。
佐藤は気まずさを感じながら遠藤と並んで半額弁当を食べていました。
遠藤は金城の攻略方法を知っているみたいですが佐藤は彼から聞き出す事はしませんでした。
自分で攻略方法を見つけて勝たなければ意味が無いと考えています。
白粉が盲腸になり入院が長引く事になりました。
佐藤は白粉が下の毛を剃った可能性に思い当たり色々と妄想しています。
白粉が学校に来ていないの佐藤と白梅は昼食を共にしています。
そこでオルトロスとの修行の成果を報告しています。
佐藤が例え話を織り交ぜて説明するので白梅が焦れています。
佐藤は金城に勝てる可能性を有していたサラマンダー、遠藤、退魔師に共通する特性がある事に気が付きます。
それを白梅に語りました・・・彼らは「受け」なんだと教えます。
途端に白粉から電話が掛かって来ました。
彼女は掲示を受けたと言ってサラマンダー、遠藤、退魔師が受けだったんだと言っています。
言葉は同じでも白粉の言っている意味は佐藤の考えている事とは違いました。
白粉は彼女の書いている作品の中で使える意味での受けと言っていました。
戦慄した佐藤は彼女との通話を切りました。
佐藤の考えている受けとは三人が攻撃を受け止める事を前提にしているって意味でした。
金城の攻撃を受け止める事で勝機を見出そうと考えていたと判明しました。
依然として金城の特性が分からないのでそれだけでは勝利するには不十分でした。
彼の攻撃を理解する必要があります。
白梅に何か方法があるのか?と問われた佐藤は苦い選択をする事になります。
佐藤は金城のスタイルに似ている槍水に頼る事にします。
佐藤が部室にやって来たので槍水は一瞬喜びますが彼の言葉を聞いて愕然としました。
佐藤は金城を倒す為に自分と戦って欲しいと言ってきました。
槍水は部の掟で部員同士の戦いは禁じられていると突っぱねます。
佐藤の本気を知る事になりました。
佐藤は槍水と戦うために退部届をだしてきましたよ!!
槍水は退部届を出す佐藤に金城の姿を重ねています。
一緒にいてくれると言ったのに裏切るのかと彼を罵ります。
佐藤は槍水の剣幕を聞いても態度を変えませんでした。
槍水は「大嫌いだ」と言って佐藤を追い出してしまいます。
薄々佐藤は槍水が戦いを拒否すると分かっていたので意外と落ち込みは小さいようです。
退路が無くなった佐藤は必死で戦い続ける事になりました。
東区での争奪戦に金城が顔を出しました。
毛玉から佐藤がオルトロスと修行している話を聞いた金城が仕上がり具合を見に来たようです。
佐藤は半額弁当を取れなかったので二人でカロリーメイトを齧りながら話す事になりました。
槍水の状況を鑑み金城は佐藤に期待を寄せているように思えます。
彼が金城の技の正体を掴めていないと知り葉っぱをかける事にしたようです。
金城から松葉菊から最強の座を奪い取った戦いについて教えられました。
周囲で見ていた狼には激闘に見えたそうですが事実は違いました。
松葉菊は狼を辞める事を決めていて金城に最強の座を譲る為に戦ったそうです。
金城は松葉菊に稽古をつけて貰っている様に感じていました。
事実その通りだったようです。
金城はボロボロになり勝利しました。
部室に戻る余力が無かったので途中の道端で弁当を食べたそうです。
負けた松葉菊は普通にビールと摘まみを買ってスーパーを出たそうですよ。
金城は最強の座を押し付けられたとも言えるのかもな。
彼は最強の座に相応しい狼になる為に研鑽を続けたそうです。
強くなるためには孤独になる必要があると考えたみたいだ。
佐藤は全てを抱えたまま最強に至ると答えました。
金城は佐藤が槍水に惚れていると気が付いたみたいだね。
好きなのか質問してきましたよ・・・佐藤はそれを肯定しました。
金城は全てを抱えて挑むなら槍水を抱けと言ってきましたよ・・・
槍水は先輩としての威厳を保とうとするが押しに弱いので無理やり押し倒せば行けるとまで言っています。
既に食べた後なのか?とまで言われて佐藤が激しい怒りを覚えています。
しかし争奪戦の場では無いので金城に殴りかかるのを必死の思いで我慢しています。
佐藤の好きって気持ちが精神的なものだと理解した金城は次の手を打ちます。
佐藤が金城に勝てたら槍水の気持ちに応えても良いと言ってきました。
金城の口ぶりはあくまでも佐藤を本気にさせる為に聞こえます。
仙の事を微塵も好きとは思っていないように聞こえるね。
仙の事を面倒に思いはしても嫌った事は無いので好きか嫌いかで言えば好きなんだそうです。
友人の山原にも仙との交際を勧められたので狼としての活動が終わるので新たな事を始めるのも悪くないと言っています。
金城は言うだけ言うと帰って行きました。
佐藤は自分が勝てば槍水が金城の彼女に成れる事に希望を見出そうとしています。
佐藤は槍水の悲しみを払拭しようとして頑張っています。
全てが最高の結果に至れる道を見いだせたのに涙が零れてきました。
佐藤は馬鹿だと思いつつも金城に勝つ道を行く事にします。
佐藤と金城の会話を盗み聞きしていた毛玉が金城に文句を言っています。
流石の彼でも金城の考え方に賛同できかねるようですよ。
まあ彼は天才なので常人とは考え方が異なるんだろうね。
そうだとすると少し可哀想ではあるんだよ・・・
最強の座を懸けた金城と佐藤の決戦は半額神の間でも話題になっています。
最終決戦が烏田高校の卒業式の日と決まったので松葉菊が周囲の店の半額神を集めました。
ジジ様、アブラ神、ビッグ・マムが彼女の呼びかけに応じました。
ビッグ・マムは酔いつぶれた時に連れて帰ってもらう要員として葦原と柚子を伴って来ています。
会合の後は葦原の自宅で宅呑みするそうですよ。
葦原は旦那の貞操が危機に晒されていると嘆いています。
松葉菊は自分の旦那が狙われてはかなわないと考え彼女を助けませんでした。
半額神達の話し合いは誰の店で決定戦が行われるかって事でした。
決定戦が行われるのはジジ様の店である事が判明しました。
ジジ様は決定性に相応しい弁当を用意すると言っています。
彼が用意するのはサバの味噌煮弁当「極み」でした。
毎日最高の弁当を作っていると自負している彼ではありますが今回は素材を更に厳選した凄い弁当を作る気でした。
彼らの話し合いでアブラ神が狼が騎士と呼ばれていた時代に初代最強となったアーサーである事が判明します。
更に驚きの事実が判明します。
アブラ神の父親は烏田高校の校長です。
HP部はアブラ神が父親に頼んで創設した事も判明しました。
HP同好会の顧問印が校長の名前の印鑑だったのはそれが理由でした。
部室のある巨大な円卓もその時に置かれた物のようです。
最初は弱い連中の集まりだったらしいですね。
部内で争わないって事もその時に決められたようです。
弱いので集団戦をしていたそうですがアブラ神が強くなり一人で戦う事に意義を見出します。
それに賛同した部員が円卓に集ったので円卓の騎士から争奪戦を戦う人々を騎士と呼ぶようになったようです。
アブラ神が騎士を辞める時に彼に敬意を表して騎士という呼称が変更される事になりました。
西日本で使われていた狼って呼び名が使われる事になりました。
狼を止めたアブラ神は半額神になる道を選びジジ様の元では彼を越えられないと考えてライバル店に入社したそうです。
決戦当日は卒業式だったので半日で学校は終わりでした。
佐藤は寮の自室でこれまでクリアする事が出来なかったゲームをクリアして自分なりの区切りを付けました。
心配した著莪が佐藤の部屋にやって来ました。
佐藤からこれまでクリアする事が出来なかったゲームをクリアしたと聞いた彼女は佐藤の覚悟が決まっている事を察したようです。
著莪が佐藤の部屋に来たことで神田君たちが騒ぎ出したので少し早めにジジ様の店に向かう事にします。
佐藤は神田君たちの特性を良く理解していますね。
男には強気に出られるのですが美少女の著莪が相手では強く出る事はできませんでした。
連れだって出掛けて行く佐藤と著莪を見送る事になりました。
折角のチャンスなのに著莪に有効なアピールが出来ないのが悲しいところです。
でも分かる、美少女を相手にするのは大変なんだよな・・・緊張して・・・
佐藤と著莪は途中にある公園で時間調整する事にします。
著莪が佐藤がこれから行う事を馬鹿な事と言ってきます。
仙の為に全てを尽くそうとする彼を見ていた著莪は自分が思いの外佐藤が好きなんだと自覚しました。
それを佐藤に伝えてきました。
佐藤は驚いていますね。
広部さんに告白した時は著莪が嫉妬心を見せる事は有りませんでした。
それは広部さんが佐藤を選ばないと分かっていたからだそうです。
今回は仙が佐藤を選びそうだと感じているってことか?
著莪は佐藤の気持ちは仙を愛しているのではなく好きだったおもちゃを親が捨てようとしている時に惜しいと思う事と一緒だと言ってきます。
佐藤はモヤモヤしていていた自分の想いを言い当てられたと感じています。
あれ?そうなのか?
著莪はそれでも金城と戦うのは馬鹿な事だと言っています。
佐藤は著莪の説得に応じませんでした。
仙の涙を止める為に金城をぶっ飛ばすと答えました。
著莪は佐藤の頭をおっぱいに押し付けて抱きしめてくれますよ。
一生懸命に戦いいっぱい傷ついて帰っておいで待ってるからと言って送り出してくれました。
うーん?姉?著莪はやっぱり佐藤の姉的ポジションなのね。
そう考えると佐藤って羨ましい環境にあるね・・・美人で優しくて巨乳なお姉ちゃん持ちです。
実姉じゃないところが何ともポイント高し!!
しかもおっぱいを揉んでもあんまり怒らないのも素晴らしいよね最高だよ。
仙をゲットしたら美乳と巨乳を手に入れる事になるよな・・・よし佐藤は制裁だ。
神田君に協力したくなってきた。
良いよなー巨乳と美乳・・・四つのおっぱいに顔を挟んで貰いたい・・・そう思うよね!!!!
ジジ様の店の前で白梅とオルトロスが待っていました。
二階堂もやって来ました。
鏡と二階堂は二人乗りしないのね?
覚悟を決めたと見える佐藤の顔をみて白梅は満足そうにしています。
彼女は観戦に回るのかと思ったら行く場所があると言って去って行きました。
梗は少し不満そうにしています。
佐藤は白梅が白粉の元に向かうんだと思ったようです。
ジジ様の店には主要な狼が集合していました。
茶髪、顎鬚、坊主、ウルフヘア、ジョニー、退魔師、猟犬群まで来ています。
他にも金城に挑戦したいと考える狼たちが集まっていました。
遥か北の地にあるスーパーに佐藤と所縁のある狼が集合しています。
真希乃、秋鹿、サラマンダー、カナリアが集まっています。
彼らは今日佐藤が金城に挑む事を知っていました。
毛玉が噂を広めたのかもな。
彼らは佐藤の勝利を信じているようですよ。
真希乃からサラリーマンレッドが佐藤を助ける為にジジ様の店に向かったとの情報が齎されました。
真希乃自身も彼の実力では足手纏いになるのでは?と心配しています。
東京に向かっているサラリーマンレッドはホーロースーツの上にスーツを着てトライク(三輪バイク)を転がしています。
東京に入ったところでトラックに引きずられていく少女を発見しました。
著莪と共に応援に駆けつけようとしてトラックにマフラーを挟まれて引きずられていったあせびです。
レッドは少女を救うか佐藤を助けに向かうか悩みます。
彼の正義の心は少女を助ける方に傾きました。
助けるなら女の子が良いと考えた結果です・・・この辺りは佐藤と思考が似ています。
少女を助ける為にトラックに激突して事故を起こしました。
ヒーローは理解されないモノですね・・・暴走事故として報道される事になりました。
道路交通法を破っているので当然と言えば当然ですね。
正義の心に従った行動でも法は遵守すべきって事だね・・・レッドは報われないからこそ輝いているとも言えます。
佐藤達が入店した段階ですでに店内は緊張に包まれていました。
そこに金城が毛玉と一緒に入店してきました。
毛玉から金城がボロボロになっていると伝えられます。
彼は最後の争奪戦に備えて数日前から水と塩とビタミン剤で過ごしていたそうです。
全てを捨てて腹の虫の加護を高めてきたそうです。
サバの味噌煮弁当「極み」を目にした佐藤が腹の虫の加護を高めています。
これまで食べたサバ味噌と少しずつ違いがある事に気が付きました。
争奪戦の直前に著莪からメールが届きました。
彼女は佐藤が既に金城攻略法を手に入れていると教えてきました。
得意と苦手、逆に考えろ、と書いてありました。
サバの味噌煮弁当「極み」に月桂冠の半額ラベルが貼られました。
争奪戦が始まりました。
佐藤は金城に向かうのではなく他の狼を薙ぎ払う事から始めました。
金城も邪魔な相手を倒して佐藤との対決を楽しもうと考えていました。
スーパーから去った白梅が向かったのはHP部の部室でした。
白梅は槍水を叱咤する為にやって来ました。
これは彼女が佐藤の事を友人として好きだと思っているからの行動です。
惜しい、恋人になりたいとは思ってくれてません。
白梅は佐藤が槍水を笑顔にするとの約束を果たす為に戦いに赴いた事を教えました。
佐藤がそこまでする理由が分からない仙に佐藤が仙の事を好きなんだと教えます。
それを聞いた槍水が混乱しています。
これまでの佐藤の行動に自分に好意を持っている素振りは無かったと言っていますよ。
白梅は佐藤がカッコつけだと理解しているのでやっぱりと思ったようです。
佐藤が気持ちを隠していた事を教えます。
佐藤が槍水と一緒に部活動をする事で満足していたので告白に至らなかったとの予想を語ります。
白梅は毛玉と交流を持ったようです・・・彼からジジ様の店の実況が届いています。
槍水に月桂冠が出た事を教えます。
白梅が本格的な取り立てを始めます。
彼女は槍水が白粉とした約束を持ち出しました。
白粉は槍水と槍水が魔導士と戦わなければならない重荷を取り除けたら佐藤に言うべきだった言葉を伝えると約束しました。
白粉はそれを達成できなかったが佐藤が金城に挑んでいるので槍水の重荷は無くなったはずだと繋げます。
白梅は難儀な恋をしてしまった者同士だから佐藤を手伝っているそうですよ。
毛玉から聞いたようですね、佐藤と金城の間で槍水の気持ちを無視した取引がなされた事も伝えました。
佐藤が金城に勝ったら金城が槍水を彼女にするって約束が取り交わされた事も伝えます。
槍水はなぜ佐藤が自分の益にならない約束をしたのか疑問を持ちます。
白梅は佐藤が一年前に槍水と交わした約束を守る為に行動していると説明しました。
それを聞いた槍水が驚いています。
白梅が金城と勝手な約束をした佐藤を非難すると槍水が怒りだします?あれ?
白梅から佐藤がまだ槍水の事を好きだと聞かされて心が揺らいでいるようですね。
どうすれば良いんだ?と悩む槍水に白梅は勝てば良いのでは?と答えます。
槍水が佐藤と金城を倒して最強になれば何の問題も無いと教えます。
部内で争えないと言おうとした槍水は佐藤の退部届を提出した事を思い出します。
白梅から槍水が提出した佐藤の退部届は汚すぎるので受け取れないと言われました。
退部届には槍水の靴跡がくっきりと残っていました。
白梅は佐藤と槍水を対決させる為に仕方ないので受け取ると言い出します。
槍水は退部届を奪い取り部の掟が書かれた紙と一緒に破り捨てました。
HP部の掟は状況に応じて部長が書き換える事が可能です。
槍水は部員同士で争わないって掟を破棄する事にしました。
槍水は白梅の掌の上で踊らされていると感じて不満そうです。
白梅は、あなたの涙を拭ってくれる人は誰ですか、本当に笑させてくれる人は誰ですか、ちょっとだけでも考えて下さい、と告げます。
これが止めになったね、槍水は部室を飛び出し全速力でジジ様も店に向かう事になりました。
狼の数が減り佐藤と金城が戦う事になります。
オルトロスと二階堂は佐藤に協力してくれるのですが金城を倒すには至れません。
未だに佐藤は金城の攻撃を防御しきれない理由が分かっていません。
それに佐藤の腹の虫の加護が弱まって行きます。
サバの味噌煮を思い出すたびに槍水と食べた事を思い出してしまい加護が弱まって行きます。
佐藤が勝機を見いだせず困っているところに槍水がやって来ました。
彼女は物凄い覇気を放っています。
それを見た金城が大喜びしていますね。
嬉しそうに話しかけるのですが仙は氷結の魔女としての顔で応対しています。
佐藤は槍水の登場に驚いていますね。
驚いている佐藤に向けて槍水が攻撃を仕掛けました。
槍水は自分と戦いたいという佐藤の願いを叶えるためにやって来たと言っています。
二人は初めて本気の殴り合いをする事になりました。
これを梗がサポートする事になります。
彼女は鏡と二階堂と連携して金城を引き付ける事にしました。
佐藤と槍水が心行くまで戦う為の配慮です。
梗の佐藤に対する深い愛を感じるな。
仙の攻撃を受けている佐藤が驚愕しています。
彼女は同じ攻撃モーションで攻撃力の強弱を自在に操る事が出来ました。
これが仙の強さの秘密でした。
仙は戦いながら佐藤に語り掛けます。
佐藤の退部届は破り捨てた、だから帰ってこい、私たちの部室へ。
またうまい半額弁当を一緒に喰おう、と伝えます。
これを聞いて佐藤の腹の虫の加護を減退させていた理由が消し飛びます。
ありったけの力を込めた掌底を槍水にぶち込む事が出来ました。
佐藤にぶちのめされた槍水は幸せそうな顔で気絶して吹き飛んで行きます。
そのままではレジまで飛んで行く勢いで吹き飛んで行きます。
それを見た茶髪が槍水を受け止めようとします。
やはり彼女は優しい人だ!!おっぱいが大きいだけはある。
それでも勢いが止まりません・・・梗が飛び込みカゴを駆使して何とかレジへの激突を防ぎました。
金城とオルトロスと二階堂の戦いは金城の勝利に終わっています。
二階堂がピンチに陥った鏡を助けようとした事で均衡が崩れてしまい金城が勝ちました。
動ける状態だった梗が槍水と茶髪を助けに入りました。
茶髪はまだ動けるので争奪戦に復帰しましたが蓄積ダメージが大きい梗は復帰できませんでした。
梗は生き残っている狼を叱咤します。
金城が佐藤との戦いに熱中しているので隙を突いて弁当を取れって意味で葉っぱをかけたのですが曲解されます。
狼たちは馬鹿にされたと理解し金城と佐藤に挑んでいきました。
金城と佐藤の戦いは乱戦に巻き込まれる事になります。
佐藤が金城に仕留められそうになります・・・そこに茶髪が割り込んで助けてくれました。
彼女は最強に一発お見舞いできた、良い思い出が出来たと礼を言って乱戦に戻って行きました。
佐藤は助けてくれた茶髪に感謝しています。
本当に彼女は美味しい場面で活躍してくれます。
金城への対抗策が浮かばない佐藤が諦めかけています。
そこに聞きなれた佐藤を叱咤する声が届きます。
佐藤は誰だか分からなかったようですがこれは著莪ですね。
佐藤は槍水と戦った経験と著莪からのメールにヒントを得て金城の秘密を解き明かしました。
金城は攻撃のリズムを意図的に変える事ができました。
佐藤はリズムに合わせてインパクトの瞬間に防御力を高める為に力を入れていました。
それがずらされるので防御が失敗していました。
著莪が金城と良い勝負になったのは彼女がリズムを無視して反射行動だけで戦っていたからでした。
著莪はリズム感が佐藤よりも悪いからなー。
金城は佐藤が自分の特性を理解したと知ってもまだ強気の姿勢をとります。
理屈を知っただけでは己を倒せないと思っているようです。
佐藤は自分一人ではここまで来れなかった。
色々な人との関りが自分をここに立たせていると応じます。
天才故に孤独になってしまった金城に自分が居る、金城は一人じゃないと伝えます。
意外な事に金城が動揺を見せています。
佐藤はこれまで戦ってきたライバルたちの思いも乗せた攻撃を放ち金城に勝ちました。
白梅は白粉に佐藤が金城に勝った事を伝えます。
白粉は白梅が協力してくれた理由を聞いてきました。
白梅に白粉に告白するチャンスが来ましたが躊躇してしまいます。
天才である金城が世界を詰まらないものと切り捨てたと知り白粉が質問してきました。
白梅にとって世界はどう見えているのか聞いてきました。
白梅は白粉たちに会えたので捨てられるものではないと答えました。
白粉に会えたからと言えていればねー白梅は自分の恋が難しいと良く理解していますね。
佐藤はライバルを夕餉に誘ったのですが断られてしまいます。
金城は一度捨てた場所だから部室には行かないと言って断ります。
ウルフヘアには怖いと言われて断られました・・・ちょっとショックだよねー彼女の中では佐藤は変態って事になっているようだ。
梗は二階堂が鏡に返事をするから身と届けたいと言って断られます。
茶髪は気絶している顎鬚と坊主をほっとけないと言われました。
ボロボロの佐藤は槍水に肩を借りてやっとの思いで部室に到着しました。
著莪から祝福のメールが届きました。
彼女は約束の眼鏡を買いに行くぞと言ってきています。
佐藤はスーパーで聞こえた激励の声が著莪のモノだったと理解しました。
槍水が弁当を電子レンジで温めてくれます。
未だに槍水の前ではカッコつけているので彼女に金城の元に行ってくださいと告げます。
槍水は今更だろと言っているのですが佐藤は怖くて彼女の姿を見れません。
槍水の足音が遠くなり部室のドアが閉まる音が聞こえてきました。
佐藤はこれで槍水の想いが叶うと考え泣くまいと努力しています。
後悔は無いみたいですが涙を堪える事はできませんでした。
鼻が詰まると味が分からなくなるので鼻をかんでから食べる事にします。
一人で最強に勝利した最高の勝利の一味が入った半額弁当を食べる事になります。
佐藤が中々食べ始め無いので「まずお前が喰わないと味見を貰えないだろ。早く喰え、佐藤」との声が聞こえてきました。
幻聴かと思たら仙は部室に残っているぞ。
足音が離れていったように聞こえたのは部室のドアを閉めに行っただけだったのね。
仙は疑問だった事を質問してきました。
意外と大胆なんだよねー。
いつから自分の事を好きになったのか質問してきたぞ。
佐藤は初めて自分が獲った半額弁当を一緒に食べた時からだと答えました。
殆ど最初から佐藤が仙の事を好きだったと判明します。
仙は気付いて上げられなかった事を謝っています。
佐藤がどうして金城の元に行かなかったのか質問してきます。
仙は誰かを追いかけるのは疲れた、でも踏ん切りが付かなかった、今夜はいい機会だ、白梅から聞かされた、と続けます。
涙を拭ってくれる人は誰なのか、本当に笑わせてくれる人は誰なのか、答えは佐藤しか浮かばなかったと伝えます。
佐藤は嬉しくて泣きだしたぞ・・・これって両想いに成れたって事だよね・・・
仙が佐藤の右手を掴み箸を操作してサバを食べさせてくれますよ。
「佐藤。・・・あーん」佐藤は仙に食べさせて貰っています。
佐藤が遂に仙に大好きですと告白しました。
仙も大好きだと答えてくれました。
仙がこれからもずっと一緒に夕餉を食べてくれるか、私を笑わせてくれるか、と聞いてきました。
佐藤は当然、承諾したよな。
これって仙からのプロポーズって事で良いのかな?
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エピローグ 新たなる狼たち
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新年度が始まり烏田高校の新入生が狼としてスーパーにデビューする事になります。
モッ君マナミと呼び合う幼馴染の狼です。
地元ではモッ君は強かったようですね。
彼らがアブラ神の店で最強決定戦が行われた事を知っていました。
華々しいデビュー戦を飾ろうと意気込んで入店します。
入店した二人はこれまで感じた事の無い覇気に晒される事になりました。
その日のアブラ神の店にはそうそうたる面子が揃っていました。
オルトロスに驚いています・・・オルトロスは二階堂を引きつれているようですね。
湖の麗人が居るのにも驚いています。
既に魑魅魍魎が跋扈する店と言って腰が抜けそうになっています。
店の中でクラスメートの淡雪えりかを発見して驚いています。
彼女の気配から狼だったんだと気が付きました。
淡雪は烏田高校に入学したのね。
淡雪の隣にギリー・ドゥーが居るのに驚いています。
スポーツ特待生の真希乃は週に一二回しかスーパーに来れないそうです。
そこに白粉がやって来ました。
白粉は前最強を血みどろになるまで追い込んだ幽霊として恐れられています。
白粉が淡雪と真希乃に話しかけていますね。
白粉はゲームが白熱しているので二人が遅れていると伝えます。
槍水と佐藤が入店してきました。
マナミは地獄の化け物オールスターバトルになっていると怖がっています。
モッ君がマナミを叱咤しながら自分を落ち着けています。
彼のスタイルは漁夫の利狙いのようですね。
佐藤は金城に勝利したのですが連戦連勝って事にはなっていないようです。
最強の座は決まっていなくて群雄割拠時代に入っていました。
争奪戦が始まりました。
モッ君とマナミは屠られる事になるんだろうなー。
淡雪はHP同好会に入会したんだろうか?
東区の狼である著莪、オルトロス、二階堂、真希乃が来ているのは偶然なのか?
真希乃は淡雪が来ているからと分かるけど他は何故なんだろう?
佐藤と仙の関係が気になり著莪と梗が頻繁に来たがっているのだろうか?
鏡と二階堂は梗の付き添いかも知れないな。
金城が海外に去ったスーパーでは楽しく争奪戦を繰り広げているみたいです。
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