ラノベの感想) ベン・トー 第9巻 おかずたっぷり! 具だくさん! 香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
概略:
HP同好会が恒例の冬合宿に向かいました。昨年の冬合宿の後から仙が塞ぎ込んだのを茉莉花が気にしています。冬合宿で何かがあったと考えた茉莉花は同行する事にしました。初日のスーパーで元HP部の秋鹿先輩と遭遇しました。二日目は秋鹿に勝つ為にスキーとスノボをして空腹感を高める事になります。スノボをしていた佐藤と茉莉花が遭難します。佐藤がかまくらを作り寒さを凌ぐために茉莉花と抱き合う事になりますよ。そこで茉莉花と重要な約束を交わす事になりました。佐藤が秋鹿に挑む事になります。
レーベル:集英社スーパーダッシュ文庫
発行日:2012/6/27
著者:アサウラ
イラスト:柴乃櫂人
ISBN:978-4-08-630680-5
雰囲気:冬合宿、恋人気分、進化した白粉、夜這い大作戦、変態が二人、横乳と先端、コタツ雑魚寝、真希乃エベレストと対面、男の沽券、遭難、茉莉花と密着、秘め事、挑発、レッド登場、タッグ結成、事故、決戦、訓練、誓い
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1章 東北のカナリア
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鉄平が東京に帰省する前に秋鹿雅という狼と会っています。
秋鹿は元HP部の部員で金城を育てた人物です。
金城と彼が育てた仙に負けた事で二人への雪辱で燃えています。
仙に電子レンジの使い方を教えたのは秋鹿でした。
仙が弁当を温めている間ズーッと電子レンジから目を放さないのは秋鹿から学んだ技術でした。
秋鹿は金城が引退する前に最強の座を手に入れたいと考えていました。
彼は最強が存在するからスーパーでの秩序が保たれていると考えていました。
金城が最強のまま海外に行ってしまう事を恐れています。
東北のカナリアと呼ばれている狼も秋鹿と仙の対戦を見る為に同地に赴きました。
彼は近隣に住んでいるのですが昨年は大雪が降ったので同地のスーパーに赴く事が出来ませんでした。
そこでの争奪戦は腰巾着と呼ばれていた仙が金城に肩を並べたと言われている一戦でした。
それを見逃してしまった事を後悔しています。
秋鹿と仙の名勝負が見られる事を期待してやってきました。
HP同好会は恒例の冬合宿を開催する事になりました。
佐藤は昨年のクリスマスの出来事を経て仙との距離が縮まっていると思い込んでいます。
もう少しで彼女と恋人同士になれると思っているようです。
著莪が母親の実家があるイタリアに行っているので彼女が合宿に来ることはありません。
佐藤は仙とのイチャイチャを期待しています。
仙の実家近くの神社で待ち合わせる事になりました。
佐藤と白粉は二人で電車移動をしています。
白粉は年末にあった同人誌即売会で邪気を出し尽くしたので普通でした。
佐藤は彼女の事を可愛いと感じています。
神社で合流した一行は初詣をする事になりました。
佐藤は著莪と白梅の邪魔が入らない可能性が高いと考えハーレムエンドをお願いしていました。
真希乃と淡雪の地元が近いと知らされます。
淡雪は実家の手伝いが忙しく来られないそうですが真希乃が遊びに来るそうです。
佐藤は泊まるロッジに高校生、中学生、小学生が揃うと浮かれています。
彼の頭の中ではハーレムエンドが到来する事が確信として描かれていますね。
さり気なく遊びに来た真希乃に泊まっていってもらおうと仙に進言しています。
佐藤に邪気に全く気が付かない仙はそれも良いなと同意していますね。
彼女は真希乃を混ぜて夜通しゲームで遊ぶ姿が描かれているようです。
電車でトンネルを抜けると雪景色に変わりました。
降りた駅は雪に埋まっていましたよ。
ホームを歩いていると滑って転んでしまいます。
泊まるロッジに向かう事になりました。
佐藤はブーツを脱ぐ仙の足が普段と違う事に気が付きました。
彼女は熱い黒ストッキングの上から黒い分厚い靴下をはいていました・・・それが妙にエロく見えました。
佐藤はロッジの構造を把握して夜這い作戦を練っています。
鍵付きの個室が3つある事に舌打ちしていますね。
ピッキングで仙と茉莉花の部屋に侵入しようと考えています。
風呂場を確認すると風呂の扉がすりガラスになっている事に気が付きました。
脱衣所にはカギが無いので間違って乱入するのも有りだなと考えています。
邪気に塗れている佐藤を白粉の腐臭が鎮める事になりました。
彼女も佐藤が凌辱される姿を思い描いていたようです。
コタツで温まる事になりました。
コタツの中で茉莉花が佐藤の足を突き始めたので全員で足の突き合いが始まりました。
なんだかエロイですね。
佐藤は茉莉花に靴下を脱がされてしまいます。
仙の靴下を脱がす事に成功しました。
白粉は佐藤の股間を突こうと執拗に攻撃してきたそうです。
茉莉花に脱がされ仙を脱がせたエロイベントだったのですが白粉の攻撃で台無しですね。
仙の案内で近くのスーパーに向かいハーフプライスラベリングタイムに参加する事になります。
そのスーパーには仙に雪辱を誓う秋鹿とカナリアが来ていました。
秋鹿の風貌は金城に似ていました。
彼の闘志を感じ取った佐藤は金城か?と勘違いしていました。
仙と秋鹿が言葉を交わしています。
彼は仙に挑戦場を叩きつけるのですが仙は涼しい顔で受け止めていました。
危険なので茉莉花は周囲で観戦する事になりました。
秋鹿に意識を奪われていた佐藤に仙が声を掛け他にも注意すべき強敵が存在する事を教えました。
そこには大顎と呼ばれる狼も来ていました。
彼女とは真希乃と淡雪の地元で対戦した事がありました。
老婆の半額神がラベルを貼り換え争奪戦が始まりました。
佐藤は開始直後にダッシュして速攻で弁当を確保しようと試みますが失敗しました。
佐藤は覚えていないのですが佐藤に負けた事のある狼が仕掛けてきましたよ。
速攻で弁当の奪取が出来なかったので乱戦に巻き込まれる事になりました。
秋鹿は仙と戦おうとしていました。
仙が自分の狙いを明かすと秋鹿が動揺を示します。
仙が狙う弁当が秋鹿の狙う弁当とズレました。
狙いが違うので二人が戦う意味が無くなりました。
決着はお預けとなります。
仙の狙う弁当を大顎も狙っていました。
二人の戦いを利用して白粉が飛び出します。
弁当棚に突進する勢いで飛び込み仙の腕を利用して体の飛んで行く方向を転換して弁当を確保しました。
白粉の滅茶苦茶な戦法にカナリアが驚きの声を上げています。
仙が大顎を下して弁当を奪取しました。
佐藤と秋鹿の狙いが重なりました。
仙は残っている他の弁当を狙えと指示しますが佐藤は聞き入れません。
秋鹿を下して最初の狙い通りの弁当を奪取する事に拘りました。
腹の虫が納得しないと言っています。
佐藤の気概を知った秋鹿が嬉しそうにしています。
彼の感覚では佐藤はHP同好会に相応しい人物と捉えたようだね。
秋鹿が真っ赤なエコバッグを取り出し佐藤を動揺させます。
秋鹿はマタドールって二つ名を持っていました。
天井からの急降下攻撃を金城に教えたのは彼だそうです。
佐藤も使う攻撃なのですが弱点を熟知していました。
秋鹿が急降下攻撃に入ります。
佐藤は弱点である横からの攻撃で迎撃しようとしましたが上を行けれました。
秋鹿はエコバッグを広げて空気抵抗を作り出し落下スピードを殺しました。
佐藤の攻撃は空振りに終わり顎先を蹴られて負けました。
佐藤と茉莉花が総菜を手に入れて来て夕餉となりました。
ロッジに帰って食べるのかと思っていたらスーパーには飲食可能なスペースが用意されていました。
そこでの夕餉となりました。
反省会をしながら夕餉を取る事になりました。
白粉の戦い方に茉莉花が感激していました。
今回は彼女が一番早く弁当を奪取しましたからね。
仙から白粉は最近あのような戦い方をすると教えられ佐藤が焦っています。
白粉なら鉄平にも勝てそうだと感じて焦ったようです。
白粉は仙などの実力者が注目を集める乱戦で隙を利用して弁当を奪取しています。
己と拮抗した実力の狼が集う乱戦での戦いをどう凌ぐのかが課題だそうです。
佐藤と茉莉花は仙と白粉から弁当を分けて貰い堪能しています。
食べ終わると風呂に入る事になります。
佐藤はチャンスタイムの到来に歓喜していましたが近くにある温泉に向かうと言われてガッカリしています。
佐藤の思い描いているハーレムルートには辿り着けない可能性を感じています。
秋鹿とカナリアは偶然にも同じ宿の同室に泊まっています。
二人とも半額弁当を取って来たので分け合って味を楽しんでいました。
カナリアは三十路に達していますが秋鹿は19歳です、お酒は我慢しなくてはと決意していました。
秋鹿は仙と仲違いしている訳ではありませんでした。
先輩として後輩に負けたままでは居られないと考えているだけでした。
秋鹿は自分が勝利した事をカナリアに吹聴して貰おうと考えているようです。
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2章 腰巾着
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深夜1:30に佐藤が動きだしました。
カギをピッキングで空けて槍水姉妹の部屋に侵入しようと考えています。
そこにイタリアに居る著莪から電話が掛かって来ました。
彼女は佐藤が夜這いを掛けると予想して警告の電話をしてくれましたね。
著莪は佐藤が茉莉花にも手を出すと考えています。
ロリはやめておけと忠告しています。
佐藤はあと一二年は手を出すつもりは無いと心の中で憤慨していました。
茉莉花は現在10歳です・・・微妙ってかダメでしょ?
著莪は佐藤と離れているのが寂しい側面もありそうです。
春休みにバイク旅行に行こうと提案してきました。
佐藤はそれも良いかもと考えています。
二人でバイク旅行に行く機会はやって来るでしょうか?
著莪との電話を終えた佐藤が部屋から廊下に出ました。
すると妙なプレッシャーを感じます。
スナイパーに狙われているような感じがして佐藤が震え上がっていますね。
状況を確認しようとしている佐藤に白梅の声が聞こえてきました?
泊まっているロッジには光ファイバーが通っていました。
白粉のパソコンがリビングのコタツの上で起動されていて白梅がロッジの廊下を見える状態にしてありました。
白梅に呼ばれた佐藤がコタツに入ると彼女の尋問が始まりました。
自分の呼びかけに応じたのだからトイレに立った訳ではないですね?どこに行こうとしていたのですか?と聞いてきました。
佐藤は素直にコタツに来てしまった己の迂闊さを後悔しますが白梅の胸元に絶景を発見しました!
白梅の格好はシルクのパジャマにノーブラでした!!
ベッドの上に起き上がった白梅を横から撮影しているので佐藤は彼女の先端を堪能する事になりました。
刺激的だったので佐藤の下半身がエベレスト状態になってしまいます。
言い逃れの為にトイレに行こうにも立ち上がれません・・・
佐藤はうつぶせになり白梅からは背中が見える状態で立ち上がりトイレに行こうと試みました。
歩き出そうとすると茉莉花が部屋から出てきましたよ!
エベレストを見せるわけにはいかない佐藤は即座にうつぶせになりコタツに逃げ込みました。
茉莉花は佐藤の真横に座りましたね・・・密着しているようですよ。
話声が聞こえてきたので茉莉花は部屋から出てきたそうです。
深夜にテレビ電話で話す佐藤と白梅を恋人同士ではないか?と疑ってくれます。
佐藤は勿論として白梅も槍水姉妹を佐藤の魔の手から守っていたとは言えず誤魔化す事になりました。
茉莉花を心配した仙が部屋から出て来ました。
コタツで佐藤と茉莉花と白梅が話していると知ると彼女もコタツに入って来ました。
仙が茉莉花を抱えるようにして佐藤の隣に座りました。
眠かったのか仙が最初に寝落ちしました。
彼女が眠ってしまったので白梅は長期戦を覚悟しました。
眠った仙を女子部屋に運ばせる事はできないと考えての事です。
白梅は佐藤を良く理解していますね。
佐藤は仙を抱える時に尻を撫でよう、ベッドに降ろす時に胸にダイブしようと、ラッキースケベイベントを考えていました。
白梅がコーヒーを淹れに行く事になるんですがロッジの中は録画中だと警告されました。
佐藤は白梅の部屋の録画が欲しいと思っています。
ギュイーンという電動ノコギリで金属の板でも切りつけたような音が聞こえてきました!!
見ると白粉がピッキング・ガンを使い佐藤の部屋の鍵を開けようとしていました。
鍵が閉まってしまい驚いています。
大きな音がしたので仙が起きてしまいました。
彼女の肩を抱いていた佐藤は残念な気分になります。
白粉は佐藤が部屋に居ないと知りガッカリしたようですね。
舌打ちしてからコタツに合流してきました。
その夜はコタツで過ごしたようです。
佐藤が目覚めるとモニター越しに白梅の寝顔が見えました。
白粉、茉莉花、仙の順で寝落ちしたそうです。
上半身に布団を被り、下半身はコタツの中に入れて眠る仙が見えました。
白粉と茉莉花の姿が無いので布団を捲ると仙が二人にヘッドロックを掛けている態勢で眠っていました。
茉莉花は慣れているので腕でガードしていましたが白粉は絞められているようですね。
佐藤は誰の目もないので全裸になって彼女達の上でジョジョ立ちをしてやろうか?と考えています。
ロッジの呼び鈴が鳴りました。
仙達が起きる前に対処したいと考えた佐藤は玄関ドアを開けて誰が来たのか確認する事にします。
やって来たのは真希乃でした。
佐藤の姿を見た真希乃は微妙に視線を逸らしています。
佐藤は真希乃は相変わらずオドオドしていると解釈しますが失念している事がありました。
真希乃に少し背が伸びた?などと呑気な会話をしているんですが真希乃は出直すと言い出しました。
佐藤は彼女の背中を押してロッジに招き入れるのですが途中で自分の下半身がエベレスト化している事に気が付きました。
真希乃が視線を逸らそうとしていたのは巨大化した下半身を直視するのは照れ臭かったからでした。
佐藤は言い訳を始めますが真希乃が優しく応対してくれます。
最初に出会った時も佐藤の海パンが流されて彼は全裸でした。
親指と人差し指で少ししか見えなかったと真希乃は言っています。
佐藤は真希乃にポークビッツだと思われていると誤解し男の沽券を取り戻そうとしてセクハラ発言を続ける事になりました。
中学生を相手に何をしているんだよ全く。
白粉の奇声が聞こえてきました!!
佐藤の姿が無いと知った彼女は彼がトイレで自家発電していると勘違いして鍵をこじ開けようとしていました。
カナリアは秋鹿と仙の戦いを最高のモノにする為に工作を行います。
仙の引きつれている佐藤と白粉の相手をさせる目的で天上の蜘蛛という二つ名持ちを呼び出しました。
ギリー・ドゥーも同じスーパーに来ると言って彼を誘い出します。
天上の蜘のカナリアの意図を察してるようですね。
毛玉は情報を集めるだけだがカナリアは主観と脚色を加え過ぎだと苦言を呈しています。
面白い争奪戦になると考えたようで天上の蜘蛛は参戦してくれる事になりました。
カナリアは最高の争奪戦を演出できたと悦に入っていました。
真希乃を交えて仙達はスキー場に繰り出しました。
夜に行われる秋鹿との争奪戦に備え存分にお腹を空かせる為に昼食抜きでスキーとスノボを楽しみ予定でした。
仙と茉莉花が初心者だったので佐藤と真希乃が教える事にします。
白粉は白梅に教えて貰った事があり滑れました。
滑り始めると仙よりも茉莉花の方が飲み込みが早く上手な事が分かりました。
疲れた仙を佐藤は下まで送り届ける事にします。
下手な女の子はナンパの標的になるのでガードする意味合いが強かったみたいですよ。
恐縮する仙にスノボに交換したかったので丁度いいですと言い訳しています。
下に戻ると雲が出てきました。
天候が悪化する可能性が高いと知った真希乃も滑るを止めます。
白粉も滑るのを追えることになりました。
彼女はリフトに乗る時に一緒になったマッチョな外国人と楽しそうに会話していました。
マッチョな彼らにサイトウが犯される妄想をして元気になっています。
彼女はどんな場所でも誰とでも楽しめるねー。
佐藤もスノボはやめようと考えていたのですが茉莉花が一緒にスノボがしたいと言い出しました。
佐藤と茉莉花の二人でスノボをして仙と白粉と真希乃はロッジでお茶にする事になりました。
佐藤が簡単なレクチャーをした後に滑り始めました。
茉莉花の上達は上手かったそうです。
彼女がゴンドラに乗ってみたいと言い出したので上の方まで行く事になりました。
茉莉花は佐藤と二人きりになりたくてゴンドラに誘ったようですが白粉と楽しそうに会話していた外国人の集団と一緒になりました。
茉莉花は無念そうにしています。
外国人の一人が英語で茉莉花を揶揄ってきましたよ。
これに対して茉莉花は自分はセガ派なのでとイタリア語では卑猥な意味になる発言で返答しました。
外国人たちは逃げて行きましたね。
茉莉花は自分が何を言ったのか分からないようで不思議そうにしています。
佐藤は彼女の発言の意味を教える事はできませんでした。
滑り始めると天候が悪化し始めて視界を失います。
茉莉花は佐藤に何を伝えたいようですが急いで下まで滑り切る必要がありゆっくり会話している時間がありません。
茉莉花が先に滑り、佐藤が彼女の後を追う形で滑り降りています。
茉莉花と佐藤を心配した仙からの電話が掛かって来ました。
佐藤が仙と通話している時に茉莉花の悲鳴が聞こえてきました。
佐藤は慌てて茉莉花の後を追う事になります。
焦っていた佐藤はコースが終わっている事に気が付けず茉莉花を負って転落する事になりました。
転落した先は原生林の中で柔らかい雪に覆われていました。
佐藤は無傷で着地でき気絶している茉莉花を発見しました。
彼女に怪我が無い事を確認して仙に連絡しました。
佐藤はコースから外れて落下した事と茉莉花に怪我が無い事と風と雪が強いのでビパークする事を伝え通話を切りました。
仙が激しく動揺しています。
横で通話を聞いていた真希乃が冷静に対処を始めました。
彼女は雪山での遭難事故に詳しい淡雪に連絡しました。
淡雪からのアドバイスに従いレスキューに連絡して待つ事になります。
やってきたレスキュー隊に佐藤の番号を教え連絡を取り合ってもらいます。
レスキュー隊の柳というお爺さんが佐藤と話したようですね。
佐藤の対応を聞いた彼は安心していいと仙に伝えました。
そういわれても安心できない仙は佐藤の両親の連絡先を聞くために著莪に電話しました。
佐藤と茉莉花が雪山で遭難したと聞かされた著莪が予想外の返答をしてきました。
彼女は佐藤が付いているので大丈夫だと言っています。
佐藤の両親に連絡を入れる必要も無いと言われてしまい仙が驚いています。
仙は著莪に共感して欲しかったようですね。
横で話を聞いていた柳が著莪って名前に強い反応を示しました。
彼は佐藤の祖父の元部下でしたよ。
佐藤の正体をしった彼はそれなら大丈夫だと声を出して笑っています。
佐藤はかまくらを作りビパークの準備を始めました。
茉莉花とかまくらの中に入り雪と風が弱まるのを待つ事にします。
茉莉花が雪山で遭難した時は裸で抱き合って暖を取ると勘違いしていました。
どこまで脱ぐべきか聞いてきましたよ。
佐藤は茉莉花とのラッキースケベイベントに心を奪われそうになりますが命には代えられないと常識的な判断を下します。
全裸で抱き合う説は間違っていると教えました。
着衣のまま抱き合う事になるのですが横並びで長時間は厳しいので茉莉花が工夫しました。
茉莉花は佐藤と向き合う形で抱き着いてきました!!
「これ、入っているよね?」との感想が付く態勢になっています。
対面座位って事だよね・・・茉莉花が何の感想も言っていないので佐藤の過半品は静まっていたようです。
更に二人は工夫を凝らして寒さを凌ぐことにします。
佐藤が少し大きめのウェアを着ていた事が幸いしました。
小柄な茉莉花が佐藤のウェアの中に入り抱き合った形でファスナーを閉めました。
密着しているのでヌクヌクなようですよ。
茉莉花が佐藤の二人きりの時に伝えたかった話をしてきました。
茉莉花の口から去年の仙が冬合宿の後から塞ぎ込んでいた事を教えられました。
電話口で泣いていた夜もあったそうです。
茉莉花は冬の合宿で何かがあったと考え今年の合宿に同行したんだそうです。
佐藤にお姉ちゃんを助けてあげたとお願いしてきました。
佐藤は任せておけとカッコよく請け負います。
茉莉花がお腹が空いたと言ってきました。
夜の争奪戦に備えて彼らは昼食を食べていません。
佐藤はスキー場で飴玉を貰った事を思い出しました。
一つしかないので佐藤は優しい嘘を吐いて茉莉花に食べさせる事にします。
佐藤は茉莉花から美談として語られる事を期待していましたが嘘が不味かったと気が付きました。
茉莉花が見ていない隙に一つ食べたと言ったのは不味かったと考えています。
茉莉花にどう説明しようかと考えた結果こっそり食べたって話のこっそりって部分は嘘だと伝えました。
茉莉花は嘘だってことは分かっていたと答えます。
彼女は優しい佐藤が嘘を吐いたと考えていました。
茉莉花が大胆な提案をしてきましたよ!!
彼女の舐めている飴を半分食べて欲しいとお願いしてきました!!
佐藤はそれでは茉莉花とキスしてしまうと考えて躊躇します。
が茉莉花は本気でしたよ。
目を閉じて唇を近付けて来ましたよ。
佐藤は迷った末に茉莉花の唇に触れないように舌を使って彼女の口内から飴を取り出そうと試みました。
なんだかエロいですねー。
かまくらの中でチュッチュしている様にしか見えん!!
最後は茉莉花が舌を使って飴を押し出す事で佐藤が飴を吸い取れました。
吸い取る!!茉莉花の口から!!!妙にエロいです。
佐藤が茉莉花とイチャイチャしている時に男子寮で怨念を含んだ声があがったようですよ。
天候が回復するまでレスキュー隊は動けません。
柳が仙達に佐藤の祖父から聞いた武勇伝を語っていました。
仙は自分の気が紛れている事に気が付きました。
真希乃から連絡を貰った淡雪が頼もしい助っ人を連れてやって来ました。
著莪が佐藤の携帯のGPSを調べて彼の現在位置を調べてくれました。
その情報を元に頼もしい助っ人が二人を助けに向かいました。
佐藤と茉莉花はかまくらの中で狼の泣き声を聞きました。
密着状態を解除して警戒しています。
スノーボードを立てて作った壁の間から鼻先を入れて来ましたね。
佐藤は鼻を突くとくすぐったそうに一度離れます。
ライトの明かりがかまくらを包みます。
光の中から聞き覚えのある声が聞こえてきました。
それはサラリーマンレッドの声でした!!
淡雪が助っ人として呼んだのは彼でしたよ。
サラリーマンレッドは真っ赤なヒーロースーツに身を包んでいました。
カッコいいと思っている立ちポーズをしているのですが足が震えています。
寒いみたいですがカッコつけたかったようですね。
佐藤の祖父の知人だった柳はサラリーマンレッドの叔父でした。
妙なつながりを感じますね。
彼の乗って来たスノーモービルで林を抜けて下山する事になりました。
茉莉花はサラリーマンレッドの前に乗る事が出来ましたが佐藤はスノーボードに乗り引っ張ってもらう事になりました。
気を抜くと木に激突するコースを佐藤は必死の操作で引っ張ってもらう事になりました。
レスキュー隊の詰所に到着したレッドは茉莉花をコートで包みお姫様抱っこして仙の元に向かいました。
まるで自分が茉莉花の窮地を救ったって演出を見た佐藤が戦慄していました。
レッドは近隣の山で遭難者が出た場合ボランティアとして捜索活動に参加しているそうです。
淡雪から彼の日常を一部伝えられました。
彼は地元では色々な意味で有名な正義のヒーローだそうです。
常日頃からヒーロースーツを着て町をパトロールしているそうです。
困った事があれば力になると近隣の子供に言いまわっているそうです。
小学生と一緒にヒーローごっこをしているそうです。
彼の幼少期を知る先生からも不審者として扱われているとか。
淡雪は天候不良でレスキューは動けないけどボランティアなら動けると考え彼に声を掛けたそうです。
茉莉花が佐藤に近付いてきてかまくらの中での事は秘密にして欲しいとお願いしていきました。
仙への罪悪感に苛まれている佐藤は快諾しました。
淡雪は家に帰る事になりましたが真希乃は泊まっていく事になりました。
レッドの車で送ってもらう事になりました。
ロッジに到着した佐藤が夕食の心配を始めました。
仙は何も用意していない事に戦慄しています。
困っている彼らにレッドがカップヌードルを提供してくれました。
ロッジに入り湯を沸かせば直ぐに食べられるのにレッドが妙な拘りを見せます。
佐藤に付き合えと告げ、彼が持っていた道具を使って雪の中、外で湯を沸かす事になりました。
30分もかけて湯を沸かす事になりました。
レッドは良く深夜のパトロール後に外で湯を沸かしてカップヌードルを食べているそうです。
完全な不審者なんだよなー、けど憎めないな。
仙達が出て来て外でカップヌードルを食べる事になりました。
茉莉花は少し熱があるのでロッジで待っています。
真希乃が持って行く事になりました。
佐藤、仙、白粉、レッドでカップヌードルを食べ始めました。
茉莉花が仲間外れはズルイと言って真希乃を伴い出てきましたよ。
全員でカップヌードルを啜る事になりました。
佐藤は外で食べるカップヌードルの美味しさに感動しています。
佐藤と茉莉花が遭難しかけたので仙は秋鹿の待つスーパーに行けませんでした。
佐藤に謝られるとこれで良かったんだと言っていますが何か悔いが残っていそうに感じます。
仙の居ない争奪戦を制して秋鹿が一つだけ出た半額弁当を手にしれました。
カナリアと一緒に半額弁当を食べている秋鹿は自分が勝利した仙が逃げたと語っています。
カナリアは秋鹿が安堵しているように見えました。
カナリアは秋鹿が仙との戦いを回避できた事に安堵していると感じたようです。
カナリア自身この結果に消化不良を感じています。
彼は仙が来なかった理由を調べてみる事にしました。
天上の蜘蛛に協力を要請しています。
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3章 大厄の闘牛士
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秋鹿と仙の対決が流れた翌朝カナリアが動き始めます。
秋鹿は仙が逃げたので自分が勝ったと言っています。
カナリアは秋鹿と仙の戦いを見たいとの欲望を捨てられませんでした。
佐藤が目覚めると部屋のドアが少しだけ開いていました。
隙間から部屋の内部を覗き込んでいる白粉の邪悪な目が見えました。
佐藤が恐怖に震えていると玄関の呼び鈴が連打されます。
耳を澄ませると真希乃と仙が会話していました。
真希乃は早起きで既に洗顔と着替えを済ませていました。
自分が応対に出ると言って玄関に向かいます。
佐藤は仙と真希乃が起きているなら安心だと思い部屋から出る事にしました。
部屋の前の廊下でメガネを装備して首からカメラを提げガムテープを持っている白粉に遭遇しました。
白粉は白梅の監視が終わり仙達が起きだしているまでの時間を使って佐藤を拘束して資料写真の撮影を企んでいたようです。
真希乃がドアを開けるとレッドが来ていました。
昨夜仙から食料が無いって話を聞いていた彼は朝食を作って持ってきてくれました。
彼が持ってきてくれたのはトン汁と作りたてのおにぎりでした。
朝食を運び終えたレッドは後で食器の回収に来ると言って去って行きました。
レッドの作った豚汁はニンニクが効いていて食欲をそそるモノでした。
一同は大満足の朝食を追えます。
仙が後は帰るだけなので二度寝して過ごすのも悪くないと言い出します。
再び呼び鈴が鳴ったので今度は佐藤が応対する事にします。
待っていたのはカナリアでした。
カナリアは佐藤の存在を無視して仙に呼びかけます。
秋鹿が仙が逃げたと言っていると伝えます。
激高した仙が飛びかかりそうになりましたが佐藤が彼女を止めます。
昨夜スーパーに来なかった理由を聞かれたので妹の茉莉花と佐藤が遭難したので心配で行けなかったと話します。
それを聞いてもカナリアは仙が勝負を避けた逃げ出したと言われてしまうと挑発します。
仙は逃げも隠れもしないいつでも挑戦して来いと秋鹿に伝えろと答えます。
カナリアは負け犬の遠吠えに聞こえると言い残して去って行きました。
負け犬と言われた事に仙が激怒しています。
仙は一日予定を伸ばそうかと考えたようですが茉莉花が風邪気味なので決心がつきません。
佐藤は自分が残り仙の名誉を守る為に秋鹿と戦う事を決めます。
お世話になったレッドと救助隊のメンバーにお礼を言ってから帰ると伝えます。
白粉が佐藤の覚悟を感じ取りました・・・熱き漢の匂いがすると言ってますね。
佐藤は白粉を電車に押し込み仙達を見送りました。
佐藤の決意を真希乃も感じ取っていました。
秋鹿と戦うなら協力すると言ってくれます。
真希乃は佐藤の決断を男の子っぽくて良いと思いますと言ってくれました。
年下の女の子から男の子っぽいと言われても嫌な感じはしなかったそうです。
佐藤と真希乃はレスキューの詰所にお礼を言いに行きました。
そこで柳から武勇伝を聞かされたみたいです。
夕方まで時間があるので二人は市長がどこぞと癒着して作られたと噂の複合型施設で時間を潰す事にしました。
併設されている図書館で佐藤と秋鹿の二つ名の由来を調べています。
佐藤は鉄平が付けたカペルスウェイトって名前の由来を知り意外とカッコいいかもと思っています。
図書館の近くをペットの狼犬と猪を散歩させているレッドが通りかかりました。
佐藤が残っている事に驚いています。
佐藤はレッドに秋鹿との対戦をする為に残った事を伝えました。
レッドから最近狼として活動を始めた事を教えられました。
レッドは鉄平と戦い兄弟の様に仲良くなったそうです。
佐藤はレッドから秋鹿の事を聞き出そうとしますが対戦経験は無いそうです。
佐藤の話を聞いたレッドは彼が自分に助けを求めていると誤解しました。
一緒に戦うと言ってくれます。
佐藤としては駆け出し狼のレッドではぶちのめされるだけだと感じ断るのですが聞いてくれます。
協力を固辞する佐藤にレッドが大人の考え方を教えてくれます。
一人残り秋鹿に挑戦する事になる佐藤は仙の代理と捉えられる。
その佐藤が負ければ仙の顔に泥を塗る結果となると諭されました。
レッドは戦うからには勝たなければならない、その為には使えるモノは何でも利用しろと教えました。
佐藤は自分が仙の代役とは思っていなかったので驚いています。
レッドの言葉を正しいと受け止め協力して貰う事になりました。
レッドの愛車でスーパーに向かいます。
順調に進んでいたのですがその日も天候が悪く吹雪いていました。
難所でバスが横転し追突事故が発生していました。
カーブを曲がった先で発生していたので気付くのが遅れます。
レッドが揺れるぞと叫んで急ハンドルを切り追突を避けました。
車は雪の壁に激突しました。
秋鹿がスーパーにやって来ました。
昨日は出なかった名物の月桂冠に成ると思われるカレー弁当が目当てです。
スーパーには天上の蜘蛛と大顎が来ていました。
秋鹿はカナリアが呼び寄せたと察します。
遅れてスーパーに到着したカナリアから仙を挑発したが来ないようだと教えられました。
秋鹿は仙と戦う事を恐れているのかな?カナリアに余計な事をしやがってと怒りを示しました。
その日残っている弁当は二つでした。
通常のハーフプライスラベリングタイムが近付いても半額神が現れません。
集った狼の誰かが三割引きで手を出してしまいそうです。
秋鹿、蜘蛛、大顎は平静を装いハーフプライスラベリングタイムを待つ姿勢を示します。
待っている間にカナリアが知り合いから情報を仕入れました。
佐藤とギリー・ドゥーが争奪戦に参加しようとスーパーに向かっていたが事故に巻き込まれたと知ります。
佐藤とギリー・ドゥーは横転したバスの乗客救助を手伝っているそうです。
秋鹿に伝えると彼は勝利を確信しています。
レッドと佐藤と真希乃は横転したバスから乗客を救い出しました。
幸い怪我をした乗客は居ませんでした。
レッドは佐藤と真希乃を叱咤する事にします。
二人は争奪戦に行けなくなったと諦めているようです。
バスが道路を塞いでいるので車は通れません。
スーパーに行くには走っていくしかありませんでした。
諦めかけている二人にレッドは行動しない者に奇跡は起きないと伝えます。
レッドの発言には信じさせる何かがあるねー。
佐藤と真希乃は走ってスーパーに向かう事になりました。
半額神が出て来て半額ラベルを弁当に貼り終わりました。
半額神がスタッフルームに戻れば争奪戦が開始される事になります。
そこに佐藤と真希乃が駆けこんできました。
雪国のスーパーなので二重扉になっています。
佐藤が外扉を開けようとしていますが凍っていて空かないようです。
半額神が外扉を開けに行きました。
狼たちは争奪戦を始めても良いのか迷い待つ事にしました。
佐藤と真希乃が入店し半額神がスタッフルームに戻りました。
佐藤と真希乃は争奪戦に間に合いましたよ。
奇跡的です。
佐藤と真希乃はコンビを組んで狼を吹き飛ばしていきました。
秋鹿は蜘蛛を倒して大顎に対処しています。
大顎と真希乃が倒れ佐藤と秋鹿が残りました。
秋鹿は残っている弁当は二つなので唐揚げ弁当を取れと伝えてきます。
佐藤は秋鹿には勝てないと考えているので動揺します。
朦朧としている真希乃が弁当を見ろと伝えてきました。
佐藤はスーパーに入店してから弁当の確認をしていなかった事を思い出します。
佐藤はカレー弁当を取ると心に決めてやって来ました。
並んでいるカレー弁当を確認して腹の虫の加護を強化しました。
佐藤は秋鹿を倒しカレー弁当を手に入れる覚悟を決めます。
佐藤が挑んできた事を秋鹿は嬉しく感じています。
秋鹿は仙に恨みを抱いているのではなく泣いている彼女を救えなかった弱かった己に後悔の念を抱いていました。
仙の近くに居る佐藤が強いと知れた事が嬉しいようです。
戦いの最中に秋鹿は佐藤に稽古をつけてくれました。
争奪戦での戦い方を教えてくれます。
佐藤は良い声で「はい」と返事をしてしまった事を恥じていますが秋鹿の声には教え導く響きがあると感じていました。
佐藤が強敵だと判断した秋鹿は自分でも嫌っている闘法の封印を解きました。
真っ赤なエコバッグを裏返しにしました。
エコバッグが食欲を減退させる濃いブルーに変わりました。
秋鹿は烏頭みことと同様に毒使いでした。
佐藤は青いエコバッグを見てしまい腹の虫の加護が弱まります。
秋鹿も視覚に入っているのですが彼は赤いサングラスを掛けて毒の効果を相殺していました。
佐藤はサングラスを奪いとろうとしますが失敗しました。
佐藤は流れ出ている己の血で目を覆い視覚を赤く染めました。
秋鹿は赤い目をした化物を目撃する事になりました。
秋鹿の毒攻撃を封じた佐藤はエコバッグを開かせない為に秋鹿の腕ごと掴みます。
エコバッグを封じて殴り合いを慣行しました。
二人ともボロボロになりますが佐藤が若干ダメージが少なそうです。
佐藤は金城の使う空中からの落下攻撃と烏頭の使うフェイント攻撃と仙の使う攻撃と同時の弁当奪取を合わせた三段構えの攻撃を慣行しました。
秋鹿は佐藤の掌底をくらい吹き飛ばされました。
佐藤が月桂冠のカレー弁当を確保しました。
負けた秋鹿から槍水が未だに泣いているのか?と問われます。
佐藤は自分と白粉が入ってからは違うと答えました。
HP部が崩壊した理由を聞いてみたのですが明確な理由は教えてくれませんでした。
槍水を想うなら強くなれ、氷結の魔女を超えろ、それしかない、と言ったところで秋鹿は気絶しました。
カナリアは何かに気付いているようですが佐藤が強くなれば良いだろう難しく考えるなと伝えてきました。
残っていた唐揚げ弁当は蜘蛛が確保しましたね。
秋鹿にも分けるのでそんな目で見るなと言っていました。
気絶してた秋鹿は半額神の好意によりスタッフルームに運ばれました。
彼が気付いたと知り蜘蛛が弁当を温め始めました。
カナリアが秋鹿の真意を確認してきます。
秋鹿はHP部が崩壊したのは自分が弱かったからだと考えていました。
金城が部を去り槍水は部を維持しようと頑張っていたそうですが彼女よりも弱かったので槍水を支えられなかったと考えています。
槍水は自分が強くなった事がHP部崩壊に繋がったと考えているのかもな。
秋鹿はその様に考えているみたいです。
自分が槍水よりも強くなる事でそうでは無いと槍水に示したかったみたいです。
槍水よりも強い狼が居るとカナリアに吹聴してもらい金城をスーパーに引き留めようと考えたのね。
秋鹿も佐藤と同様に槍水を守る為に戦ったのね。
カナリアから金城が佐藤に興味を持っている事が伝えられました。
少しだけ希望がでてきたか?
佐藤と真希乃はレッドの車の後部座席で夕餉を楽しむ事になります。
雪で濡れてしまった真希乃に髪を拭いてもらう為に佐藤は自分のタオルを渡します。
真希乃が返してくれたタオルで佐藤も顔を拭いています。
真希乃の女の子の匂いがして嬉しくなっています。
ちょっとしたセクハラ行為をした後でいよいよカレー弁当を食べる事になりました。
真希乃は惣菜を手に入れてきたので二人で弁当と総菜を分け合う事にします。
カレーを食べた佐藤が感動に震えています。
真希乃にも食べさせてあげる事になりました。
真希乃は淡雪に食べさせて貰う事に慣れているので目を閉じて口を開けて待っています。
相手が佐藤だと途中で気が付いて照れています。
佐藤は可愛かったし問題無いと言って真希乃を促しました。
佐藤は真希乃が相手ならカッコつける事無く本音が話せるそうです。
真希乃にカレーを食べさせてあげました。
美少女にハイあーんをしてあげる栄誉に預かっています。
槍水から電話が掛かって来ました。
彼女は佐藤が帰宅したのか心配で連絡してきました。
佐藤が月桂冠を取ったと伝えると驚いています。
いつ頃に秋鹿に挑むと決めたのか聞かれて佐藤は誤魔化す事にしました。
仙の名誉を守る為に戦う事を決めたのですがそれを彼女に知らせるのは躊躇われた結果です。
茉莉花にも結果を伝えてくれとお願いして通話は終わりました。
真希乃からまたも男の子っぽいと褒められました。
二人が夕餉を終えると車の持ち主のレッドが憤慨した表情で戻ってきました。
レッドは雪壁から車を引っ張り出し佐藤と真希乃を追って駆けつけてくれました。
佐藤が弁当を奪取した直後に来店したそうですが彼の服装が問題視されました。
彼は真っ赤なヒーロースーツで入店してきました。
不審者扱いされてスタッフルームに連れて行かれて今後ヒーロースーツで入店しないという誓約書をされたそうです。
佐藤は真希乃の家に泊めて貰う事になっていました。
彼女の両親に挨拶し、彼女のベッドで二人で夜明けの太陽を拝もうという素敵プランを考えていました。
勿論真希乃が応じてくれるとは思えないけどね・・・いや意外と応じてくれるかも?
スーパーの対応に憤慨しているレッドは佐藤と真希乃を拉致する事にします。
二人と一緒に彼の気に入っている作品をオールナイトで見ると決めました。
佐藤と真希乃はレッドの家に連れて行かれる事になりました。
走り出した車の窓からスーパーから出てきた秋鹿が見えました。
佐藤は窓を開けて何事か秋鹿と言葉を交わしています。
佐藤は秋鹿の代わりにスーパーから失望と絶望を追い出す決意を固め「任せとけ!!」と叫びました。
佐藤は金城と対決する事になるのだろうか?
どんな作品を鑑賞する事になるのか気になるね。
体が冷え切っているだろうから真希乃と佐藤はレッドの家で入浴する事になるよね・・・佐藤はどう動く?
レッドは真希乃を守る為に佐藤を阻止する事になるんだよな多分。
レッドの家の風呂が大きくて意外と混浴するこになるとか・・・流石にそれは無いか。
レッドの家でどう過ごす事になったのか気になりますね。
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 友情 | 恋愛 | 妄想 | ハーレム |
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感想の表現が面白くて見てます。ライアー・ライアーや聖剣学院などMF文庫の感想も出来れば楽しみにしてます。頑張って下さい!
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