ラノベの感想) ゴブリンスレイヤー 第15巻 (GA文庫)


概略:
重戦士が馬人の女の子から誘拐犯扱いされます。それが女騎士に伝わり大事に発展。冒険者に連れて行かれた馬人の姫が行方不明になったそうです。冒険者ギルドとしては信用問題に発展しかねないので捜索依頼を出す事になります。それをゴブリンスレイヤー一党が請け負う事になります。妖精弓手はゴブリン退治じゃないと喜んでいます。この街で冒険者登録は行っていないと分かったので一党は水の街に向かう事になります。水の街で剣の乙女と再会します。剣の乙女が銀星号を知っているか?と問いかけてきました。

レーベル:GA文庫
発行日:2021/3/31
著者:蝸牛くも(かぎゅう くも)
イラスト:神奈月昇(かんなつき のぼる)
ISBN:978-4-8156-0812-5
雰囲気:濡れ衣、依頼、冒険、草原、ゴブリン、水の街、賭場、調査、野営、塚山、不死者、大破壊、真相、お土産
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馬人の女の子(馬玲姫)が冒険者ギルドにやって来ました。
彼女は敵に乗り込んだ気分で、戦々恐々としています。
初めて町に入るようですね・・・物凄く緊張していました。
冒険者ギルドに居ると予想される下手人から姫様の居場所を聞き出すのが目的でした。
幸運にも馬玲姫は目的の人物を見つける事ができました。
彼は馬人の女給を触ろうとしていましたよ。
場玲姫が姉さまに触るなと言って飛びかかりました。
馬人女給は馬玲姫の姉だったようです。
馬玲姫が姫様をどこにやったと言って重戦士にくって掛かります。
重戦士には何を言われているのか分かりませんでした。
とりあえず逃げる事にしましたよ。
この話が女騎士の耳に入ってしまいました。
重戦士が馬人の姫に手を出したと思い込んだ女騎士は重戦士を吊るし上げる事にします。
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重戦士は冒険者ギルドで女騎士に詰問される事になってしまいます。
大事になってしまいギルドの運営に支障が出そうだったので受付嬢が二階を貸してくれました。
馬玲姫は大剣を担いだ冒険者が姫様を連れて行ったと言っています。
彼女の持っている情報はそれだけでした。
重戦士が姫様を連れて行った事を証明するには不十分なのですが女騎士がお怒りでした。
彼女は重戦士を疑っています。
重戦士は己の無実を証明する必要に迫られゴブリンスレイヤーを頼る事にします。
なんで自分なのだ?とゴブリンスレイヤーが疑問を呈しました。
重戦士は他に優秀な斥候を知らないからだと答えます。
ゴブリンスレイヤーは斥候との評価が不満なようです俺は戦士なんだが?と零しています。
重戦士には借りも有るのでゴブリンスレイヤーは彼の頼みを聞く事にしました。
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冒険者を語った偽物が誘拐事件を起したって事になるとギルドは大打撃です。
話を聞いていた受付嬢がギルドからの依頼としてくれます。
受付嬢はゴブリンスレイヤーがゴブリン退治じゃない依頼を受ける気になったのが嬉しそうです。
姫様は冒険者になると言って出ていったそうです。
受付嬢にこの街の冒険者として登録されていないか調べて貰う事にします。
その結果登録されていない事が分かりました。
王都までは距離があるので途中にある水の街で冒険者登録した可能性が高まりました。
ゴブリンスレイヤー一行は水の街に向かう事になりました。
馬玲姫も同行すると言っています。
馬人女給は馬玲姫は家の跡取りだと言っています。
草原から町にやって来た馬玲姫に拳骨を落として怒っています。
二人から馬人の跡取りは末っ子だと教えられました。
後から出来た子供の方が優秀だと考えられているそうです。
馬玲姫が生まれたので馬人女給は町にやって来たそうですよ。
跡取りの馬玲姫が同行するのが不安なようですが口で言っても聞切れない事も知っていました。
馬人女給は馬玲姫を送りだす事にします。
ゴブリンスレイヤーは一党に出発は明日だ準備しておけと言って牧場に帰って行きます。
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帰り道でゴブリンスレイヤーは己の発言を後悔しています。
まるでリーダーの口ぶりだった、自分は良い気になっているのではないか?と自問しています。
一党は彼をリーダーと認めているのですが彼だけがそれを分かっていません。
慎重なのは彼の美点ですがもう少し自信を持っても良いと思えます。
考え事をしていると牧場主に声を掛けられました。
ゴブリンスレイヤーは彼を恩人と考えています。
新たな冒険に出発する事になったと報告しました。
今度の冒険がゴブリン退治では無いと聞いて牧場主は驚いています。
水の街まで行く事になると伝えると更に驚いたようですね。
秋までには戻ってくれると助かるのだがと呟いています。
ゴブリンスレイヤーは至極真面目に善処しますと答えました。
これには牧場主が慌てています。
牧場主はゴブリンスレイヤーが急いで仕事を片付けようと考え手抜き心配します。
仕事として請け負ったなら丁寧にこなすべきだと言っています。
手抜きは目に見えるからな、とは名言だね。
ゴブリンスレイヤーは「はい」と答えました。
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ゴブリンスレイヤーは牛飼娘にも冒険に出掛ける事を伝えました。
仕事内容が人探しなので見つかるまで終わらないと伝えます。
牛飼娘は長く掛かると心配になったようですね。
ゴブリンスレイヤーは決意を込めて夏が終わるまでには終わらせて戻りたいと思っていると伝えました。
戻ってくると断定口調で適当な事を言わないところが誠実です。
ゴブリンスレイヤーは話の終わりに「行ってきます」と言いました。
それを聞いた牛飼娘が驚いていますが嬉しそうです。
上擦りながら「行ってらっしゃい」と返答しました。
まるで家族のようですね・・・それが牛飼娘には嬉しかったようだ。
牛飼娘は浮かれていたのですが重要な事を言い忘れません。
お土産は動物以外でお願いするね、と伝えました。
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鉱人道士が馬車を用意してくれました。
酒商人から葡萄酒の運搬に使っている馬車を借りてきましたよ。
揺れを抑え込める機構が付いた優れた馬車でした。
馬玲姫が馬車に乗るのを嫌がりました。
馬人なので走って付いて行くと言っています。
これに対してゴブリンスレイヤーがいざって時に備えて体力は温存しておくべきだと諭しました。
短距離なら馬人は只人よりも速いが長距離を走るとなると只人に負けると教えています。
只人の方がスタミナが有るって認識はされているようだね渋々乗り込んでくれました。
女神官が馬玲姫が乗り込むのを手助けしています。
女神官はその時その時で自分に出来る最適解を考えながら行動していました。
一党の目には彼女が一端の冒険者に成長したと写っています。
彼女もゴブリンスレイヤー同様に自己評価が低めです、自分はキチンと動けているのかいつも考えています。
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女神官は馬玲姫の緊張を解そうと行動しています。
積極的に馬玲姫に話しかけて彼女を知ろうと試みています。
水の街に向けて草原を走っている時に妖精弓手がゴブリンの接近に気が付きました。
彼女は今回はゴブリン退治ではないと喜んでいたので苦々しい顔をしています。
ゴブリンは狼の背に乗っていました。
馬車を止めると不利になるので走りながら退治する事になります。
妖精弓手が矢を放ち射殺していきます。
ゴブリンスレイヤーも短弓を放って狼の足を止めてゴブリンを落狼させて殺していきます。
馬玲姫が自分も出ると言い出します。
鉱人道士が彼女の実力を見ておく良い機会だと言ったのでゴブリンスレイヤーは出撃を認めました。
女神官は馬玲姫の鎧装着を手伝っています。
馬玲姫は疾走する馬車から飛び降りで走り始めました。
迫って来るゴブリンに向けて駆け出しすれ違いざまに両断しました。
彼女の腕は確かなようです。
全てのゴブリンを退治しました。
普段ならゴブリンの住処を探すのですが今回は水の街に到着するのを優先しました。
誘拐事件の可能性もあるのでスピードが優先されました。
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水の街に到着した一党は剣の乙女を尋ねる事にしました。
ゴブリンスレイヤーが彼女と面会している間、女神官、妖精弓手、馬玲姫は入浴する事にします。
草原で暮らす馬玲姫には入浴の習慣が無いらしく裸になるのを恥ずかしがっていました。
女神官と妖精弓手は馬玲姫と仲良くなろうとしていました。
少しずつ本音を話してくれるようになっています。
未だに一党の事を疑っているそうです。
馬玲姫にとって冒険者は無頼漢と同義でした。
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約束も無くいきなりやってきたゴブリンスレイヤーに剣の乙女が文句を言ってきます。
色々と準備があるんですよプンプンって感じです。
ゴブリンスレイヤーと再会できた嬉しさが溢れているのですが彼はそれに気が付きません。
非常に勿体ないですよねー。
ゴブリンスレイヤーは水の街に来る途中でゴブリンに襲われた事を教えます。
水の街にゴブリンが出ていないか心配になり質問しています。
剣の乙女からはゴブリンスレイヤーに退治して貰って以降ゴブリンは出ていないと言われました。
人探しをするので長逗留になるかもと伝えると是非とも神殿に泊ってくださいと言われました。
ちょっと食い気味なのが可愛いです。
馬人の姫の姿形を教えると銀星号を知っているか?と言われました。
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ゴブリンスレイヤー一党は競馬場に向かう事になりました。
そこで女商人と再会する事になりました。
水の街には馬人が競争する円形競技場が存在しました。
女商人はそこに出場する走者を育成する施設(走者養成所)のオーナーになっていました。
妖精弓手はさっそく券を買って当てたようですね。
存分に楽しんでいます。
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女商人の施設に所属する走者の一人が銀星号の友達だったので会いに行く事にします。
友達の馬人は女好きの麗人でした。
馬人の姫の容姿を教えると銀星号に似ていると言われます。
銀星号が姿を消した理由は知らないそうです。
銀星号が馬車屋出身と聞いた事があると言っていました。
馬車屋とは馬人を騙して売り払う手合いだそうです。
銀星号の教官が殺されて銀星号が居なくなりました。
失踪事件が起こっているような?陰謀の臭がしてきました・・・妖精弓手が都市の冒険らしくなってきたと喜んでいます。
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一党は別行動を取り情報を集める事にします。
ゴブリンスレイヤーと女神官は賭場に向かう事にします。
妖精弓手が馬玲姫の相手をする為に残る事になります。
鉱人道士と蜥蜴僧侶は酒場で噂話を仕入れる事になりました。
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ゴブリンスレイヤーは水の街に存在する盗賊ギルドを頼る事にしました。
街に点在する印を辿って行く事になりました。
女神官は印を記憶しようとしています。
ゴブリンスレイヤーはその必要は無いと伝えます。
彼は女神官を裏世界に関わらせたく無いみたいです。
盗賊ギルドの印があるって事だけを認識しておけば十分だと伝えました。
印を辿って到着したのは表通りにある賭場でした。
女神官が表通りから来ればよかったのでは?と疑問を呈します。
ゴブリンスレイヤーは道順が重要なんだと教えました。
賭場に入ってすぐに支配人の使いがゴブリンスレイヤーに声を掛けてきました。
ゴブリンスレイヤーは女神官に賭場の雰囲気に成れていろと言い残して奥に向かいます。
女神官には賭場の女給が宛がわれて相手をしてくれる事になりました。
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この女給が友人の女冒険者でした。
彼女は何かの依頼でここに潜入しているようです。
パーティメンバーとして至高神の聖女と白兎の娘も潜入していました。
至高神の聖女が女神官に気が付きました。
彼女の相手をしていろと命じられたのですがバニーガールの格好なので恥ずかしさが勝ります。
赤毛の森人に代わって貰う事にしました。
赤毛の森人も女神官とは友人でした。
二人は再会を喜び合っています。
赤毛の森人は女神官の相手をしながら誰かを監視しているようです。
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ゴブリンスレイヤーは支配人から情報を貰います。
馬車屋と言われたので支配人は銀星号の事だと思ったようですね。
ところがゴブリンスレイヤーはゴブリンの情報を知りたいと言ってきました。
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一党が集合します。
それぞれ手に入れた情報を検討した結果、銀星号の教官が殺されていた現場に向かう事にしました。
現場は街はずれにあります。
ゴブリンスレイヤーは裏社会で不死身の魔術師の話を聞きました。
鉱人道士と蜥蜴僧侶は酒場で銀星号の教官が金に困っていたとの噂を聞きました。
教官が金に困って銀星号を売り飛ばしたとの予想ができますが本人は殺されています。
馬車屋が教官を殺して銀星号を再び奪ったと考える事も出来ますが計画が複雑過ぎました。
犯罪は単純な方が上手くいくとの考えを元にして出した結論はゴブリンに攫われたです。
ゴブリンスレイヤーが藪の中で獣の糞を発見しました。
この発見で確定という事になりました。
妖精弓手はまたゴブリン退治と言って悔しそうにしています。
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水の街に向かっている途中でゴブリンに遭遇しました。
不死の魔術師がゴブリンを利用している可能性が高そうです。
近くに居るのは確実と考えたゴブリンスレイヤーは自分達を囮として使う事にします。
水の街から出発し野営する事にしました。
案の定ゴブリンが襲撃してきましたよ。
一匹だけ殺さずに逃がし妖精弓手と馬玲姫に尾行させる事にしました。
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監視役の妖精弓手を残して伝令役の馬玲姫が戻ってきました。
彼女の案内で一党はゴブリンの住処に向かいます。
妖精弓手が遅いと言って迎えてくれます。
そこは塚山でした。
馬玲姫から馬人たちが長い間通りがかりに石を積み上げてきた場所だと教えてくれます。
塚山の壁面にゴブリンの姿は認められましたが銀星号と不死の魔術師の姿は見えません。
塚山の頂上に居る事が予想されます。
一党は塚山を登り銀星号が馬人の姫か確かめる事から始めます。
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ゴブリンを倒しながら塚山を登る事になりました。
頂上が見える場所まで来ると銀星号が捕まっているのが見えました。
馬玲姫に確認してもらうと銀星号が馬人の姫で間違い無いそうです。
銀星号は不死の魔術師の儀式の生贄として使われようとしていました。
不死の魔術師はゴブリンスレイヤー達の接近に気が付いて居ましたが無視して儀式を続ける事にします。
ゴブリンどもが相手をしている間に儀式を進めるつもりでした。
ゴブリンスレイヤー達が手強いと分かったので自分が手を下す事にします。
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不死の魔術師は自分を過大評価していました。
冒険者ごときに負ける筈は無いと侮っていましたね。
ゴブリンスレイヤーは不死の魔術師に術を無駄遣いさせる事にします。
手元に戻す事が出来る投げナイフを投擲して防御用の術を使わせました。
不死の魔術師はゴブリンスレイヤーの攻撃手段を見て相手にもならないと油断します。
馬玲姫が飛び出し不死の魔術師を両断しました。
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馬玲姫が捕らわれたいた銀星号に駆け寄り泣き崩れました。
銀星号が優しく慰めています。
どちらが囚われていたのか分からなくなる光景です。
女神官は馬玲姫と銀星号の関係が自分と妖精弓手の関係に似ていると感じています。
事件は解決したと思われたのですが流石は不死者です。
馬玲姫は不死の魔術師の返り血を浴びていました。
不死の魔術師が返り血を使って相手の生命力を奪う呪いを発動しました。
馬玲姫が苦しみ始めます。
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不死の魔術師を倒す前に呪いを解呪する必要が出てきました。
女神官が頑張る事になります。
彼女は地母神に祈りを捧げて奇跡を起します。
ゴブリンスレイヤー達は彼女が祈りを捧げる時間を稼ぐことになりました。
不死の魔術師は未だに自分を過信しているので女神官が祈りを捧げるのを見守る事にします。
奇跡が成功したら彼女も自分に取り込み糧としようと考えています。
女神官の祈りが通じ奇跡が起こり馬玲姫の呪いが解けました。
不死の魔術師に余裕が無くなります。
激怒していますね・・・彼の思考はちぐはぐです。
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女神官が不死者を無力化する方法を思いつきます。
彼女は塚山を崩落させて不死者を潰そうと考えたようです。
ゴブリンスレイヤーはそれだと言って同意しています。
妖精弓手は女神官がゴブリンスレイヤーに毒されてしまったと嘆いています。
大きな岩に綱で体を固定させます。
鉱人道士に術を使ってもらい塚山を崩落させました。
女神官は死ぬかも?と恐怖を感じています。
妖精弓手は諦め口調で文句を言っていますが余裕がありました。
塚山は崩れ去り一党は地面に到達しました。
その場に留まると上から落ちて来る岩などに潰されるので全力で逃げ出します。
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不死の魔術師は鉱人道士の撒いた油まみれになっています。
更にゴブリンスレイヤーに短剣を刺されたので行動を制限されていました。
逃げ遅れてしまい岩に潰されます。
肉体が破壊されるのですが即座に再生が始まります。
その途中でまた岩の重みで破壊されます。
破壊と再生を繰り返す状態で岩に埋まる事になりました。
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水の街に戻り銀星号が重賞レースに出場する事になります。
一党は女商人が用意してくれた貴賓席で観戦する事になりました。
ゴブリンスレイヤーと女神官が出走前の銀星号に会いに行きました。
ここでゴブリンスレイヤーは蹄鉄を貰えないか頼んだようですね。
先に貴賓席に戻ってきます。
残された女神官が事件の真相を確認する事になります。
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誰が銀星号の教官を殺したか?が問題でした。
女神官は銀星号が殺したのではないか?と予想します。
金に困った教官が銀星号の足を切り落としオッズを操作しようとしたのでは?と考えました。
銀星号はそれを認めたぞ。
どうする?と聞かれた女神官は何もしないと答えました。
これは銀星号にとって意外な答えだったようです。
女神官は銀星号に走るべきだと伝えました。
銀星号は迷いが晴れたようですね。
闘志を漲らせて会場に向かいます。
重要な事を忘れていた女神官が彼女を呼び止めます。
恥ずかしそうな顔で女神官が蹄鉄を一つ頂けないでしょうか?と声を掛けました。
銀星号はとっておきの幸運をつけてお渡ししようと快諾してくれました。
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親しき友の斧亭で重戦士が槍使いに笑われています。
冒険から帰って来た槍使いは重剣士が馬玲姫に疑われた話を聞いたようです。
事件が解決したので馬人の女給は上機嫌ですよ。
槍使いが事件を解決したゴブリンスレイヤーの所在を問います。
重剣士はいつもの様に報告を終えて牧場に帰ったと答えました。
ゴブリンスレイヤーって仕事が終わると真っ直ぐ家に帰る愛妻家みたいだ。
ゴブリンスレイヤーはいつもと同じように受付嬢に淡々と報告を行いました。
受付嬢はゴブリンスレイヤーが楽しそうにしていると言って喜んでくれます。
それがゴブリンスレイヤーには意外だったようです。
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牧場に戻ったゴブリンスレイヤーを牛飼娘が迎えてくれます。
彼女は柵の上を歩いているね・・・育ち過ぎているのでバランスを取るのが難しいようです。
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘に銀星号から貰った蹄鉄をお土産として渡しました。
牛飼娘は嬉しそうにしています。
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘に自分が楽しそうに見えるか聞いてみました。
牛飼娘は流石に慣れているな、楽しいの?と聞き返してきました。
ゴブリンスレイヤーは「よくわからん」と答えます。
最近良かったと思う事があるか?と問われました。
ゴブリンスレイヤーは女神官が一端の冒険者といえるまでの成長した事を挙げました。
牛飼娘が「そういうのって寂しかったりする?」と聞いてきました。
ゴブリンスレイヤーは「馬鹿を言え、とても、良いことだ」と笑って答えました。
ゴブリンスレイヤーにとって女神官の成長は嬉しい事のようです。
といっても彼女の師匠だとは考えていないようだ。
仲間と認識しているように思えます。
女神官がこれを知ったら大喜びするかな?それとも恐縮するかな?
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成分美少女卑劣作戦仲間恋愛
評価AAAAAAAAAAB
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