ラノベの感想) ベン・トー 第7.5巻 箸休め Wolves, be ambitious! (スーパーダッシュ文庫)
概略:
茉莉花の要望でHP同好会が旅行に連れて行く事になるのですが発案者の著莪は学校があるので行けません。仙が金城に素朴な質問をする事になります。仙が心配な蔓と桃が佐藤を面接します、蔓の態度から佐藤に電波だと誤認される事になりました。仙と烏頭が桜でんぶについて調べる事になります。あせびに惚れた浪人生が彼女とお近づきに成ろうとして不幸になります。烏頭、金城、仙がエビフライの尻尾の食べ方で激論を交わす事になります。佐藤がバレンタインデーに著莪と一緒になる理由を語ります。仙がかつて金城にした質問を佐藤と白粉からされる事になります。著莪に惚れた山崎君が半年かけて機会を伺い遂にチャンスを得て行動に出ました・・・著莪の返答は?
レーベル:集英社スーパーダッシュ文庫
発行日:2011/7/27
著者:アサウラ
イラスト:柴乃櫂人
ISBN:978-4-08-630622-5
雰囲気:旅行、再会、殺人未遂、混浴、素朴な疑問と論理的説明、電波、探求心、被害者、食べ方、男子寮での話題、同じ疑問答えなし、告白、返答
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1章 3.5倍
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仙が楽しそうに修学旅行の話をしたので茉莉花が旅行に行きたいと言い出します。
佐藤、著莪、白粉にメールで旅行に行きたい事を訴えます。
著莪が悪乗りして自分達も旅行に行こうと言い出しました。
白梅の家に遊びに行った白粉から白梅のパパに話が伝わります。
白梅パパが気を利かせてくれて知り合いの温泉宿に掛け合ってくれます。
白梅パパの温泉宿に格安で泊まれる事になりました。
烏田高校の期末テストが終わり金曜日が休校になりました。
金土日の三連休が出来たので茉莉花を連れて旅行に行く事になりました。
可哀想なのは著莪です。
彼女の通う丸富大学付属高校は普通に登校日なので彼女だけは旅行に行けませんでした。
佐藤は著莪に駅まで送ってもらったようです。
著莪が何かの陰に隠れながら進む奇行を示す白粉を見つけます。
彼女は自分の私服姿に自信が無いので隠れながら進んできました。
茉莉花がセンパイと叫びながらやって来ました。
佐藤に抱き着いてきましたね・・・懐かれています。
自分だけ旅行に行けず不機嫌だった著莪も茉莉花の姿をみてご機嫌になりました。
仙は余裕のある旅程を計画しました。
途中で珍しい鰻茶漬け弁当を買う事を予定に組み込みます。
電車、バス、電車、電車と乗り継いで現地に向かう事になりました。
バスに乗った時に茉莉花が乗り物酔いになってしまいました。
彼女を休ませる為に一旦バスを降りる事になります。
茉莉花の体調は直ぐに回復したのですがバスは一時間に一本しか走っていません。
鰻茶漬け弁当を販売している時間には到着できなくなりました。
二つ目の電車に乗り換えても茉莉花が消沈していました。
今にも泣きそうな茉莉花を励ます為に佐藤がバカ受け間違いなしと父親に教えられたギャグをぶちかましました。
しかし茉莉花と仙には理解してもらえませんでした。
佐藤は仕方なくギャグに使った都合でトイレに行く事になってしまいます。
茉莉花を慰めようとして行動を起こした佐藤の姿を企業戦士サラリーマンレッドが見ていました。
佐藤の男気に感激した彼は佐藤を助ける事にします。
佐藤を追ってトイレに駆け込みます。
一人用の男子トイレに侵入された佐藤がお尻の危機を感じます。
純潔を守る為に最後まで抵抗するって意味で諦めないぞとレッドに向かって叫びました。
レッドは鰻茶漬け弁当を諦めないと言っていると勘違いして佐藤への好感度が高まります。
襲われると思い震えている佐藤に鰻茶漬け弁当を手に入れる方法がある事を伝えます。
レッドの話を聞いた佐藤は可能性があると感じ仙の元に連れて行く事にします。
ここで佐藤にとって悲劇が起こりました。
慰め合っている仙と茉莉花の前に残さ居辛くなった白粉が佐藤を追いかけました。
追って来た白粉が笑顔でトイレから出てくる佐藤とレッドを目撃してしまいます。
白粉の脳内で素早く変態変換が行われて佐藤とレッドがトイレでヤッテタって事になりました。
白粉はやったーと叫んでいます。
仙と茉莉花の元にやって来たレッドが鰻茶漬け弁当を作っているお店が駅の近くに存在する事を教えます。
駅での購入は不可能になったが店での購入は可能だと教えました。
一旦駅を出て店まで行って購入して戻って来る必要があります。
時間的にギリギリなのですが可能性がありました。
仙はレッドの作戦に乗り挑戦してみる事にします。
一人が改札の中で弁当の到着を待ちます。
二人目が改札を出て二人分の切符を購入し改札で待ちます。
三人目がお店に走り購入して戻って来る事になります。
佐藤が店に走る役目を買って出ました。
自分も何かしたいと言い出した茉莉花には四人分の荷物を乗り換え予定の電車に運んで貰う事になりました。
レッドは改札の中で作戦の指揮を取る事になります。
佐藤が改札を飛び出し疾走します。
途中で横に広がり歩いているオバサン達と遭遇しました。
佐藤は商店街の店先に伸びている屋根を足場にしてオバサン達を飛び越えました。
無事に弁当を購入して折り返します。
改札に到達し仙に弁当を渡してから白粉に切符を貰い駅に入ります。
先行する仙と白粉を追う事になりました。
佐藤は階段を駆け上る仙のパンチらが見えそうな事に気が付いてしまいます。
前傾姿勢で階段を駆け上る事で見える可能性を高めようとしています。
仙のお尻は魅力的なので気持ちは分かりますがエロ成分は腹の虫の加護を減退させました。
足をもつれさせてしまい階段で転んでしまいます。
佐藤は乗り遅れる事を覚悟しますがレッドが助けてくれました。
レッドは佐藤を無事に乗り換えさせる事でヒーローとしての満足感を得ようとしていました。
乗り換える電車よりも手前にあるホームに向かい佐藤に掌底を放ちました。
レッドの掌底によりぶっ飛ばされた佐藤は乗り換え予定の電車に吹き飛ばされて行きました。
無事に佐藤が電車に乗り込むのを確認してレッドは満足感に浸ります。
佐藤は乗り遅れたレッドを思い泣きながら彼の名を叫んでいます。
満足感に浸っているレッドに駅員が声を掛けてきました。
駅員の目にはレッドが佐藤を電車に向けて突き飛ばしたと見れていました。
殺人未遂を疑われて捕まりそうになっています。
そこに電車の中でレッドの奇行を目撃し彼を危険視していたオバサン達に余罪がある事を報告されました。
椅子に隠れて泣いている茉莉花と慰めている仙を覗いていた事。
佐藤をトイレに押し込んだ事を目撃されていました。
二つの行為は正義の行いだったのですが一般的には変態行為でした。
レッドは駅員に捕まり警察に突き出され事になりそうです。
正義のヒーローは大人には理解されないようです。
乗り換えに成功した佐藤たちは鰻茶漬け弁当を食べる事にします。
蒲焼だと思っていた佐藤は度肝を抜かれています。
仙から鰻は佃煮になっていました。
お茶をかけてズズズーと飲むようにして食べています。
余りに美味しかったので佐藤はレッドへの感謝を忘れています。
最寄り駅で降りて少し観光してからタクシーで旅館に向かいました。
旅館に到着した佐藤が驚いています。
高校生の自分達が泊まってもいいのか?と疑問に感じるくらいの高級宿でしたよ。
着物に着替えた若女将のような白梅が迎えに出てきました。
白梅が仙達を先導して泊まる離れに向かいます。
佐藤が一人になると従業員がこっそり手紙を渡してきました。
中を確認すると白梅パパからの手紙でした。
彼はこの旅行を通して佐藤に白梅と既成事実を作らせようと考えたようです。
着物姿の白梅にノックアウトされていた佐藤は彼女と結婚してもいいかもと考え始めています。
白梅に手紙を読まれてしまいビリビリと破かれてしまいました。
白梅パパが悪乗りしただけなので忘れる様にと強調されてしまいました。
懐石料理の夕食を食べる事になりました。
佐藤たちを驚かせたのは土鍋で炊いたご飯でした。
おこげが美味しかったそうです。
食事の後はいよいよ入浴の時間になりました。
佐藤が茉莉花を味方に付けて全員で混浴する事になります。
上手くいきすぎだと思ったら水着着用で入浴する事になりました。
脱衣所は一つしかないので佐藤から着替える事になりました。
佐藤が後から着替える事になると脱いだ衣服に何をされるか分からないと白梅に力説されてしまい佐藤が折れました。
佐藤が海パンに着替えるのを白粉が覗こうとしています。
佐藤は白粉の邪気に満ちた視線に敏感になっています。
危険を察知して腰にタオルを巻いて海パンに着替えました。
着替えが終わると白梅によって外にある洗い場に連れ出されます。
佐藤がそのまま湯船につかると汚れると言われアルコールで消毒される事になります。
外の気温は低かったです。
アルコールが揮発する時に熱を奪うので佐藤は寒さに震える事になります。
彼が洗い場の端で震えている間に女子メンバーが水着に着替えました。
仙は白いチューブトップを身に着けていました。
肩ひもが無いのでポロリが期待できそうです。
白粉は合宿でも来ていた中学時代の名札付きスクール水着でした。
マニアが喜びそうなチョイスですね。
茉莉花は白いセパレートタイプを着ていました。
白梅は黒いビキニにパレオを装備していました。
寒くて動けない佐藤が掛けてくれと白粉にお願いしました。
お湯を書けて欲しいって意味で発言したのですが白粉の邪悪な脳が誤変換します。
ボディーソープをぶっかけてくれました。
佐藤は事後の様な姿になってしまいました。
頑張って一人でお湯を掛けて湯船に向かいました。
仙の膝の上に乗っている茉莉花がチューブトップをずらそうとしてくれます。
佐藤は被り付きで見つめています。
湯気げ凄いのでガン見しているのを仙と茉莉花には気付かれませんでした。
下乳が見えたのですがポロリはありませんでした。
身体を洗う事になり仙が茉莉花を追って湯船から出ようとしています。
仙のお尻のアップを見てしまった佐藤の下半身が巨大化してしまいました。
洗い場で白梅と白粉、仙と茉莉花が洗い合う楽しそうな声が聞こえてきました。
佐藤は湯船から出る事が出来なくなったしまいます。
気にせず近くに行ってやろうかと考えますが怖くて出来ませんでした。
必至に鎮めようとしていると白梅が仙に迫ります。
著莪から仙が美乳の持ち主だと聞かされていた白梅が仙の背中を流すと言って彼女を洗い始めます。
最初は背中を洗っていたようですが仙のチューブトップの中に手を突っ込んで美乳を揉んでいるみたいです。
仙の喘ぎ声が聞こえてきて佐藤の下半身の硬度が増してしまいます。
洗い終わった茉莉花が戻って来て佐藤の隣につかります。
白梅の魔手から逃れてきた仙が茉莉花の隣につかろうとしていたので茉莉花が佐藤の膝の上に移動しました。
佐藤は巨大化した下半身を茉莉花に悟られないように動くのですが茉莉花のお尻に押し付ける結果となりました。
茉莉花が佐藤の下半身が巨大化していると気が付いてしまいます。
佐藤は真っ青になり茉莉花は真っ赤になっています。
仙に訝しがられますが茉莉花が誤魔化してくれました。
仙が離れると茉莉花が嬉しかったと伝えてきました。
彼女は友人から子供っぽいと言われているので佐藤が自分と接触して下半身を巨大化させてくれたので嬉しかったと言ってくれました。
佐藤は誤解を解く事ができませんでした。
風呂から上がりいよいよ寝る時間がやって来ました。
佐藤は仙達と一緒の部屋で寝る事になると考えていたのですが白梅の用意は万端でした。
佐藤には改装中の離れを別途用意してくれていました。
湯上りの仙、白梅、白粉は浴衣を着ています。
ノーブラのようなので佐藤の期待が高まっています。
仙、白粉、茉莉花が百人一首で遊び始めていました。
佐藤は前かがみになっている仙のおっぱいを拝みたいと思っていたんですが彼の野望は打ち砕かれます。
佐藤は白梅に手を引かれて改装中の離れに送り届けられました。
窓にはビニールシートが張られているので隙間風が吹いています。
佐藤は仙達が寝静まってから彼女達の離れに侵入しようと企みます。
寒いので布団に潜りその時を待ちます。
著莪から電話が掛かって来ました。
佐藤は早々に電話を終わらせようとしたのですがレッドの作戦で鰻茶漬け弁当を取りに向かった時の話します。
話を聞いた著莪から客観的な意見を聞かされる事になりました。
著莪は駅をでれば買えたなら電車を一本遅らせれば良かったんじゃないの、と伝えます。
佐藤はレッドに乗せられて近視眼になっていた事に気が付きました。
レッドがヒーローとして満足感を得る為に乗せられたんだと気が付きました。
それまで持っていたレッドへの感謝の気持ちが霧散しました。
レッドは警察の留置所に入れられていました。
彼の常人には理解できない独り言を聞いた警察官は心霊現象に強い特殊捜査員を呼び出す事にしました。
Tと呼ばれているその人物は烏田高校の卒業生で心霊現象研究部の創設者でした。
予知夢を見て男子寮に危険が迫っていると知り烏田高校男子寮に来てくれます。
烏田高校男子寮ではロリコンの霧島君が封印されていました。
佐藤が茉莉花と接触すると霧島君の封印が解けかけています。
かつての副部長、烏頭みことに電話するも「眠いのでヤダ」と助力を断られます。
霧島君の封印が解けようとしているところにTが到着し再封印が行われる事になりました。
Tは朝までに封印を終わらせて急いでレッドの事情聴取に向かう事になるようです。
レッドは佐藤たちが感謝していると信じて留置所に泊まる事になりました。
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2章 間食版「1」『違いのわかる狼』
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仙がスーパーでハーフプライスラベリングタイムを待っていました。
残っている弁当は3個でカレーとハヤシライスがありました。
カレーの臭いを嗅いだ仙はカレーを取ろうと決意します。
待っている間にカレーライスとハヤシライスの違いが気になりだします。
どちらもカレーなのではないか?との疑問を持ってしまい狙う弁当を絞れなくなります。
強敵の多いスーパーなので仙は弁当を獲得するには標的を絞る必要性に駆られます。
ハヤシライスがカレーと言えるのか悩み始めてしまいます。
困っている仙の前に金城がやって来ました。
金城は仙をハーフプライスラベリングタイムの争奪戦に引き込んだ先輩です。
仙が迷っている事を察した彼は何を悩んでいるのか聞いてきました。
仙は思い切ってカレーライスとハヤシライスの違いが分からないと質問しました。
途中で馬鹿な質問をしていると自覚します。
聞き終わった金城は仙の疑問に答えてくれます。
金城はカレーはインド由来でハヤシライスはイギリス由来だと教えました。
具体例を示す為にカレーライスとハヤシライスのルーを見せることにします。
パッケージの裏を見せ二つの作成方法が違うと教えます。
ハヤシライスはハッシュドビーフという料理をご飯にかける事で誕生したとも教えます。
パッケージを見ていた仙がパッケージの写真がご飯の上にハッシュドビーフが掛かっている事に気が付いてしまいます。
自説が間違っている可能性が出てきてしまい金城が動揺しています。
仙は不味い質問をしてしまったかも?と心配になっています。
結論が出ないままハーフプライスラベリングタイムが迫ります。
仙はハヤシライス、金城はカレーライスを狙う事になりました。
金城は後で食べ比べをさせてやると言っていました。
仙が弁当の交換をしたがるのはこの辺りの経験から来ているのかも?
疑問は後で調べてみる事にして二人は争奪戦に飛び込んでいきました。
金城が飛び込み仙は遅れないように付いて行ってます。
師匠と弟子の関係に見えますね。
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3章 モモとカズラと
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ジャンケンで負けた蔓が仙と桃の分の昼食を買いに行きます。
途中で小中の先輩で知り合いの茶髪に声を掛けられました。
蔓と茶髪は知り合いだったのね。
蔓はジャンケンが弱く毎回パシリに使われています。
いい加減に他の選別方法を決めなければと考えています。
仙は昼間からカロリーが高いモノを食べています。
最近太り気味でダイエットしている蔓は羨ましくなっています。
高カロリーの食べ物をバクバク食べてもウエストが細いままの仙に嫉妬しています。
仙が丸富大学付属高校の文化祭に行こうと誘ってきました。
桃は彼氏の路上ライブがあるので行けないと断ります。
蔓も部活動があるので断る事にしました。
仙が一緒に行く相手がHP同好会の後輩たちだと知ります。
男子生徒の佐藤が含まれていた事が桃と蔓の興味を惹きます。
二人は仙の保護者を自認しているので佐藤が信用の置ける人物か試す事にします。
HP同好会の部室にやって来て佐藤の尋問を始めました。
先輩三人と対峙して圧迫面接を受ける事になります。
佐藤の家族構成聞き出します。
姉妹が居ないと知ると桃がマザコン疑惑を持ちました。
佐藤を一旦部屋の外に出し対策を協議する事になります。
仙から佐藤には同じ年の従姉が居ると聞いた桃の考えが豹変します。
佐藤は女慣れしている遊び人との見解を持ちました。
佐藤が仙を任せるに足る人物が確認する為に蔓が佐藤を誘惑する事が決まります。
不安そうな蔓に桃が秘策を授ける事になりました。
桃が誘惑すれば良いじゃないか?と蔓が抵抗しましたが彼氏が居るので嘘でも出来ないと断られました。
蔓には若干の被害妄想の気がありましたね。
彼氏持ちの桃と美人な仙に劣っていると自覚している為に桃の無茶な頼みを断れませんでした。
桃の用意した台本を使い佐藤を誘惑する事になります。
蔓の残念な性格が早々に露呈する事になります。
佐藤は部室の外、廊下で待っていました。
蔓は部室の中からドアをノックしてからドアを空けて外に出てきました。
佐藤は瞬時に蔓のヤバさを感じ取っています。
蔓が桃の台本に従い佐藤を誘惑し始めるのですが警戒している彼には通用しません。
迷惑がれる始末です。
誘惑の仕方も可愛いモノでした。
寂しいに自分は話し相手が欲しいので電話番号を教えて欲しいと迫ります。
蔓のヤバさを感じ取っている佐藤は電話番号を交換する事にしました。
蔓がモノの課題の残りがあと二つって意味で、あと少しで終われると言っています。
佐藤は蔓が電波を受信していると勘違いしています。
佐藤は蔓から逃げ出そうとしますが抱き着かれて止められます。
女性に抱き着かれたのに全然嬉しくないと言っているので相当蔓の事を警戒しています。
嫌悪していると言ってもいいかもしれません。
桃の彼氏から彼女に新曲完成を知らせる電話が入ります。
桃はそれまで行っていた佐藤の素行調査を忘れます。
大事な用が出来たと行って部室棟から走り去りました。
慌てた蔓が置いて行かないでと行って追っていきました。
誤解を解きたいので夜に電話すると言い残して蔓は去って行きました。
部室に戻った佐藤は仙に向かって付き合う友人は選んだ方が良いですと指摘しました。
仙は怒るどころか佐藤の弁を認めています。
普段は普通なんだが、と言っていました。
仙も桃と蔓が変人の部類に入るとは思っているようだね。
佐藤は蔓の電話番号を着信拒否指定しました。
その夜、蔓から何度も電話が掛かって来ました。
電話が無理と知りメールを複数回送って来ました。
内容を確認した佐藤は益々蔓が電波だと思い知ります。
全てを説明する為に蔓が書いた長文メールは読まれる事なく削除されました。
蔓が佐藤に電波女だと誤解されたままです。
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4章 間食版「2」『桜色のアレ』
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仙と烏頭が連れだってスーパーに出発しました。
後ろを歩いている烏頭が怖い話をしていました。
仙が怖い話が苦手と知ってわざとしているようです。
仙は烏頭が自分を揶揄って遊んでいると理解していました。
スーパーに到着して残っている弁当を確認しました。
仙は五目ちらし寿司を狙う事を決めます。
烏頭が桜でんぶが多すぎて気に入らないと答えた事で話が膨らみます。
烏頭は桜でんぶを砂糖に色を付けたものだと考えていました。
仙が砂糖とは違うような感じがすると答えます。
桜でんぶが何で作られているのか疑問を持った二人は陳列棚を探してみる事にします。
二人の奇妙な行動を不審に思った毛玉が近付いてきて理由を聞き出しました。
毛玉はちらし寿司の素が置いてある棚に連れて行ってくれます。
彼は仙と烏頭がちらし寿司の素について話していると勘違いしたようです。
桜でんぶについて話し合っていたと知ると離れていきました。
争奪戦の開始が迫っているので仙は疑問の解消を諦めようとしています。
烏頭が腹の虫の加護を得るには疑問を解消する必要があると言って仙を励まします。
仙は烏頭の優しさを感じています。
仙がフリカケ棚で桜でんぶを発見しました。
争奪戦が始まっているのでがパッケージを読んで桜でんぶの素材を確認しています。
桜でんぶが何で出来ているのか確認し終えた二人は争奪戦に飛び込んでいきました。
出遅れましたが腹の虫の加護を得ているので弁当を獲得できそうです。
狼の半額弁当にかける意気込みの凄さが感じられました。
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5章 天使の贈り物
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烏田高校を卒業して浪人生をしている田辺清吾が井ノ上あせびを目撃しました。
直前でスーパーに向かう仙ともすれ違っていますが仙が狼モードになっていたので彼女に興味は持ちませんでした。
仙が怖かったので殊更にあせびが天使のように見えたようです。
自堕落な生活をしていた田辺は体力が落ちていました。
あせびの尾行に失敗した彼は体力強化に励む事にします。
ネットであせびの個人情報を入手できてしまったのが彼を不幸に落とす契機となります。
あせびが丸富大学付属高校に通っていると分かったので丸富大学への進学を決意します。
あせびと恋人同士になる事を夢見た田辺は予備校に復帰して勉強に励みます。
目的が出来た事で彼の成績は向上しました。
丸富大学に入学してあせびが丸富大学に進学してくる三年後を待てば良かったのですが成績が向上し自信を持ってしまったのが不味かった。
あせびと早々にお近づきになろうとして彼女がバイトしているゲームショップでアルバイトをする事を決めました。
電話だけで面接が行われて体力に自信があるか聞かれました。
自信があると答えると採用される事になります・・・既に色々とおかしいよね。
しかしあせびとお近づきになれると浮かれている田辺にはそのヤバさが分かりませんでした。
バイト初日からあせびに仕事を教えて貰う事になり大喜びしています。
個人経営のゲームショップは珍しく特異な経営方法を用いている事が分かりました。
あせびはおやつの時間だと言ってホットケーキを持ってきてくれました。
牛乳が足りなくなり二階の店長の自宅から牛乳を取って来る事になります。
牛乳を飲んだ段階で田辺は賞味期限が数週間前で切れいてる事に気が付きました。
あせびが居るので吹き出す事はできません・・・飲み込む事にします。
気を取り直してあせびの手作りだと思われるホットケーキを食べる事にしました。
食べた後で店長が作った昨夜の夕食の余りだと聞いて絶望しています。
田辺が飲んだ牛乳が賞味期限切れでした。
腹痛を催した彼はトイレに籠る事になりました。
トイレから戻るとゲームショップが異様な雰囲気になっています。
ゲームショップは昼の部と夜の部で営業方針が変わるようです。
昼の部は小学生を相手にしたゲーム大会が行われいました。
夜の部は高校生から社会人を対象にしたゲーム大会が開かれていました。
ゲームセンターの格闘ゲームの対戦コーナーの様な雰囲気になっています。
あせびも参加していて著莪と対戦していました。
勝ち抜くと店長が剥いたリンゴを貰えるようです。
著莪から自己紹介されるのですが田辺には余裕がありませんでした。
美人の著莪を相手にしているのに心が浮き立ちませんね。
あせびが勝ち抜き戻ってきます。
あせびが自分の分のリンゴを田辺に食べさせようとしてくれます。
背の低い彼女が思い切り背伸びしてフォークに刺したリンゴを食べさせようとしてくれます。
田辺は屈んで口を開けてリンゴを食べさせて貰う事にします。
背伸びをしていたあせびの足が吊ってしまいます・・・「あっ」って声と共に田辺の喉にフォークに挿したリンゴが突っ込まれる事になります。
フォークがリンゴを突き破り田辺は喉にフォークを突き立てられそうになり戦慄します。
店長と著莪は足を吊ったあせびの事を心配していて田辺が死にかけた事に気が付いていません。
あせびが烏田高校の文化祭に行くためにバイトを休みたいと言い出します。
上目遣いにバイトを変わって欲しいとお願いされた田辺は快諾しました。
翌日に備えてあせびが早めに上がる事になります。
あせびがリンゴと皿とフォークと果物ナイフを片付ける事になりました。
田辺が著莪からあせびが不幸を呼び込む体質を持っている事を教えられます。
店の奥に向かっていたあせびが転倒してしまいます。
彼女の頭の上にリンゴの皮が散乱する事になりました。
田辺は最大の凶器がどこに行ったのか探します。
果物ナイフが回転しながら田辺の元に飛んできました。
田辺は背中を床に付けて回避を図りました。
果物ナイフは田辺の頸動脈の近くを掠り床に刺さりました。
田辺は死を感じ取りバイトを辞める決心をしました。
店長はお寺の息子なのであせびの不幸体質を跳ねのけられるようです。
田辺は著莪の尻ポケットに入っているお守りが焦げている事も目撃していました。
あせびに会うために始めたバイトでしたが死を身近に感じてしまったので辞めることにしました。
バイトを辞めた田辺は生きている事の素晴らしさを痛感し上半身裸で疾走する事になります。
不審者として警察に捕まってしまいます。
世間体を慮った予備校は彼を退学にする事にしました。
あせびの怖さが良く分かりましたね。
田辺は三年後を目指すべきでした。
あせびとは上手く行かなかったと思いますが丸富大学には入学できていたと思われます。
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6章 間食版「3」『十人十色』
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仙と金城が半額弁当を手に入れ部室に戻ってきました。
「先輩、早く。」仙の台詞が妙にエロく聞こえますね・・・
二人が入手したのは「エビフライ&カレーハンバーグ弁当」という同じ弁当でした。
仙は強敵を退けて金城と同じ弁当を入手できた事に大きな満足感を持っていました。
楽しそうに二人で弁当を食べ始めるのですがエビフライの尻尾の扱いを巡り激論を繰り広げる事になりました。
仙はエビフライの尻尾は残すものだと解釈していました。
彼女の家族もそれは同じようです。
金城の方はエビフライの尻尾は食べるものだと解釈していました。
エビを使った他の料理では尻尾は残すので仙の意見が正しいとの結論が出かかります。
金城はカッパエビセンを持ち出しエビの殻が全て材料に使われていると教えます。
エビの殻には味が詰まっているのでエビフライは尻尾まで食べる事が正しいと諭します。
カッパエビセンが好きな仙は持論の敗北を認めかけます。
そこに弁当を獲得した烏頭がやって来ました。
彼女は友人と遊びに行ってたので今日は部に来ない予定でした。
早めに終わったので一緒に食べようと思って弁当を取って来たと言っています。
烏頭が取って来たのが天丼だと知った仙と金城は決着はまだだと考えます。
烏頭がエビの尻尾を食べるのか注目する事にします。
二人に見つめられながら烏頭は天丼を食べ始めます。
烏頭はエビフライの尻尾まで食べている様に見えたので金城が自説の正しさが証明されたと思いガッツポーズを取ります。
仙が自説の敗北を認め消沈していると烏頭は口からエビの尻尾を取り出して捨てました。
彼女の行為を見ていた二人から中途半端とのダメ出しが入りました。
烏頭は攻められているような気持ちになり自説を展開する事になります。
烏頭は身が入っている部分は食べて尻尾の先は捨てる派でした。
烏頭は仙とも金城とも違う第三説をぶち上げます。
三人でエビフライの尻尾の食べ方について激論が交わされる事になりました。
とても楽しそうですが、内容はどうしょうもなく下らないです。
三人が仲違いした遠因がエビフライの尻尾の食べ方って事は無いよね・・・
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7章 男子寮と従姉とバレンタインデー
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HP同好会の活動をしない土曜日の夜は男子寮のメンバーで集まる機会が増えます。
その日も佐藤は角部屋であり少し他よりも広い矢部の部屋に来ていました。
白梅に苛めてもらう事を途上の喜びだと考えているドMの内本君の提案でゲーム大会が開かれる事になりました。
内本君は近くドM仲間の集まりに参加する事になっています。
佐藤たちを集めてその時に行われるゲームの練習をするつもりでした。
ドMの内本君が提案したのはアツアツのコーヒーをストローで飲む行為でした。
韓国の喫茶店ではホットコーヒーにもストローが付いていると言って佐藤たちの対抗心を煽りました。
アツアツコーヒーを飲み干して悶えている内本君を部屋から追い出します。
話題がバレンタインデーに移行しました。
著莪という従姉がいる佐藤は羨ましがられます。
佐藤は中学までに経験した田舎の切ないバレンタインデーを解説して自分も悲惨な目に遭っていると伝えます。
中学生の頃の佐藤たちの行動がやたらと可愛いです。
女子からチョコレートを貰えると信じて授業が終わっても中々帰らなかったそうですよ。
何かと理由を付けて学校に居座ろうとしていました。
努力の甲斐は無くチョコレートは貰えなかったそうです。
その点は仲間だと理解されましたが佐藤が横に著莪が居たと言ってしまいます。
著莪の母親はイタリア人なので彼女の家ではイタリア式のバレンタインが行われていました。
両親が二人だけでラブラブしているので著莪は佐藤の家に逃げてきていました。
隣に女の子が居たって事実を受け入れては貰えませんでした。
佐藤は部屋から追い出されてしまいました。
部屋には矢部君と神田君だけが残りました・・・その状態でカギを掛けられてしまいます。
佐藤は白粉に教えてやろうかな?と考えています。
彼女が状況を聞いたら小躍りしそうですね。
コーヒーを飲み過ぎた佐藤は翌日昼間で寝ていました。
著莪が遊びに来て佐藤を起します。
中々佐藤が起きないので布団の中に足を突っ込んできて蹴り始めます。
痛くは無かったそうですが起き抜けの佐藤の股間は大きくなっていました。
著莪の指が佐藤の大きくなった股間をニギニギしてきましたね。
いや―な笑みを浮かべた彼女が股間をキックしてきましたよ。
佐藤は股間を抑えて身悶えする事になりました。
著莪はあせびがアルバイトしているゲームショップの大会に出るので練習に来たと言っています。
佐藤を相手に練習を始める事になりました。
昼食として著莪が持って来たエクレアを貰う事になります。
チョコを食べたので昨夜の酷い集会について話す事になります。
バレンタインデーの話だったので著莪が揶揄い始めました。
佐藤が当日を心配していると理解し抱き着いてきます。
一緒に居れやるから安心しろと言ってきました。
佐藤としては両親が著莪を忘れてラブラブしているので彼女に寂しい思いをさせないように彼女と一緒に居ると考えているようです。
著莪の為に時間と小遣いを提供していると言っていたのですが嘘だったようですね。
著莪にもうちょっとマシな嘘にしろよーと言われています。
佐藤は著莪の内太ももを枕にするようにして彼女を見上げる態勢になっています。
矢部君や神田君が聞いたら激怒しそうな態勢です。
佐藤の申告するように著莪とは姉弟のような関係に近いようです。
佐藤は著莪を応援する為に大会を見に行く事になりそうです。
著莪が身近に居る佐藤は恵まれているよね・・・
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8章 間食版「特別編」『魔女になった少女』
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仙がアブラ神の店に到着すると佐藤と白粉が真剣な表情で話し込んでいました。
二人の間に割り込むと驚いた顔を向けられます。
その日仙は蔓と桃と試験勉強をする為に争奪戦には行けないと教えてありました。
仙は勉強会が早めに終わったのでやって来たと教えます。
佐藤と白粉は仙と目を合わせず会話をやめてしまいます。
疎外感を感じた仙が何を話していたのか尋ねると二人はカレーライスとハヤシライスの違いについて話し合っていたそうです。
仙は自分が金城にした質問と同じ疑問を二人が持った事がおかしくて笑い出してしまいます。
二人とも争奪戦の前に質問するにはバカバカしい話題だと思い誤魔化したそうです。
仙は後輩二人が自分と同じ疑問を抱いた事に嬉しさを感じます。
違いを教えてやろうと言って二人をルーの棚に連れて行きました。
ルーを見た二人が一年前に仙が抱いたのと同じ疑問を持ちます。
ハヤシライスがハッシュドビーフから派生したと教える為にルーを見せたのですがパッケージの写真はご飯にハヤシライスのソースをかけてありました。
仙は疑問の追及を忘れていた事を思い出し気不味い雰囲気になってしまいました。
仙は上手く説明する事ができたのでしょうか?
素直に疑問点を解消できていないと二人に告げる事はできたのだろうか?
ここはカッコつけないで正直に分からないと伝えるのが正しいと思われます。
仙は二人に対しては先輩としてカッコよくありたいと思っている様なので誤魔化しそうです。
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9章 ある日の著莪あやめ
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山崎哲という同級生が著莪を狙っていました。
著莪と仲良くなり恋人同士になる事を夢見て行動しています。
丸富大学付属高校には美人ほど恋人が出来ないという法則が存在しました。
理由はマッチョ警備員のおっちゃんです。
おっちゃんは校内に設置されている監視カメラの映像を確認して美少女が口説かれそうになると出現し彼女達を守っていました。
山崎はおっちゃん対策として彼の目が届く範囲では著莪を口説きません。
おっちゃんが入ってこれない丸富大学内に部室があるファミ部に入部して著莪との接点を得ました。
上手く行ったと思ったのですがファミ部には著莪と仲の良いあせびが居ました。
彼女に関わると不幸になります。
著莪とあせびが一緒に居る時間が長いのでファミ部でも著莪を口説けなくなりました。
二つの障害が存在するので著莪が誰かと付き合う事は無いと判断し山崎は長期戦を覚悟しています。
ファミ部に入部して半年が経過しています。
ある日唐突にチャンスがやって来ました。
他校の友達が自分を置いて旅行に行ったので著莪はどこかに遊びに行きたくなりました。
あせびを誘っているのですが彼女にはバイトがあり不可能でした。
山崎は新たに見つけたゲーセンに行ってみようと著莪を誘いました。
自分の知らないゲーセンだったので著莪は山崎の誘いに乗りました。
その日バイクで登校してきていた著莪はバイクを置きに一旦アパートに戻りました。
山崎は一緒に行って著莪の住処を知ろうと考えていたようですが著莪は颯爽とバイクにまたがり一人で帰って行きます。
高校の校門で彼女を待つとおっちゃんに見つかります。
山崎は大学の駐車場で著莪の戻りを待つ事にしました。
障害対策は完璧に出来ています。
山崎はゲーセンの後の食事と最後はカラオケに行こうとプランを立てています。
ゲーセンに到着すると著莪は早速両替を行いました。
そしてゲーマーであるが故に別行動を選択します。
それぞれ好きなゲームで遊び連絡は携帯で取り合おうと言ってきました。
山崎は一緒に遊ぶことを考えていたので計画が軋み始めます。
山崎は著莪に近づく為にファミ部に入ったのでゲーマーではありませんでした。
大型筐体で遊ぶことにした著莪のプレイを見学する事になります。
会話は可能だと思っていたようですが著莪はイヤホンを取り出し筐体に繋げました。
ゲームに集中する構えですね。
山崎はめげません。
ゲームしている著莪の後ろに立ち見学している振りをして肩に手を置いたり、そこで何気に服越しにブラの肩紐を探したり、さりげなく髪に触れたりして時間を潰す事にしました・・・セクハラだよね!!
山崎は著莪と歩く時に自分に送られる羨望の眼差しに気分が高揚しています。
著莪の彼氏だと思われて優越感に浸っているようですね・・・はっきり言って小物臭が凄まじいぞ。
著莪のプレイは素晴らしく多くのギャラリーを集める事になりました。
ゲーマーは著莪の容姿ではなくプレイに注目しているようです。
大型筐体を追えるとレトロゲームのコーナーに向かいました。
格闘ゲームをする事になります。
乱入した相手はあせびがバイトしているゲームショップ、フォローミーの常連のサラリーマンでした。
年上の男と対等に会話する著莪に大人を感じています。
著莪は長時間ゲーセンに留まる事になりました。
山崎は夕食でチャンスを狙う事にします。
ゲーセンでは著莪は山崎に奢らせなかったので資金的には余裕がありました。
山崎は著莪のお勧めの店に行ってみたいとの要望を出します。
著莪の好みを知ろうとしたようですが裏目だよねー。
著莪が連れて行ったのは松葉が半額神をしているスーパーでした。
著莪から半額弁当争奪戦、狼、二つ名などの知識を教えられます。
著莪の語った争奪戦の激しさから山崎は作り話だと思ったようですがスーパーに入るとまさか本当なのか?と思う事になります。
彼は凄まじい殺気を感じ取りました。
著莪の元に二階堂がやって来ました。
彼は著莪と一緒に居るのが佐藤だと思ったようです。
違ったので拍子抜けしたようです。
続いて沢桔姉妹がやって来ました。
山崎は二人の事を生徒会長と副会長として認識していました。
この二人も警備員のおっちゃんの保護対象になっています。
鏡は著莪と一緒に居るのが佐藤だと思ったようですが梗は別人だと分かっていたそうです。
梗は佐藤と二階堂の存在を感じると体の芯が疼き下腹部の辺りがキュッとなるそうです・・・
ひょっとして梗は佐藤と二階堂に恋をしているのか?
著莪、二階堂、沢桔姉妹は山崎をほっといて狼同士の噂話をしていました。
サラマンダーが動きだしたとか言っていました。
山崎は争奪戦に参加して著莪に良いところを見せようと考えていました。
障害になるのは二階堂だけだと考えています・・・知らないって事は幸せだったよね。
著莪に良い格好を見せられると確信しています。
争奪戦が始まると山崎は呆気に取られてしまい一歩も動けなくなりました。
著莪たちが彼女が話した通りに激しい戦闘を行っていました。
著莪は二階堂を利用してオルトロス(沢桔姉妹)を分断します。
山崎は知らなかった著莪の強かさを見る事になりました。
著莪は半額弁当手に入れる事に成功しご機嫌です。
山崎をレイクパークに誘いました。
争奪戦に参加できなかった山崎はカップ麺になっています。
ベンチに並んで夕餉となりました。
著莪が取って来たのは二種類のスペアリブ弁当です。
山崎の横で大口を空けてスペアリブを齧り始めました。
美味しそうに食べる著莪に山崎は見惚れます。
山崎は人気の無い夜の公園なので告白の場所としては最適だと考えます。
山崎と著莪はお互いを「あやめ」「哲」と呼び合っています。
山崎は近しい存在だと感じているようですがちょっと違うような?
山崎は今なら行けると自分を激励し著莪に告白しました。
山崎の告白に対して著莪は「どうしようっかな」と答えます。
山崎は押せば行けると思ったようですが違いました。
著莪はライトにふるかヘビーにふるか考えていました。
山崎は美形を自認しているので半年も時間を掛けたので著莪をモノにできると思っていました。
振られたのは予想外だったのでヘビーな方を選びました。
著莪は山崎が本気なんだと判断して誠実な答えを返す事にしました。
著莪は山崎がゲーマーではなく著莪に近づく為にファミ部に入ったと察していました。
山崎は見透かされていた事を意外に感じています。
山崎は意外と自分本位でとてもモテるとは思えないな。
著莪は一緒にいても一人の時のように気楽で、一緒にいれば一人の時のような寂しさを感じない相手が良いと答えました。
無理をしている山崎では疲れてしまうので駄目だと答えます。
著莪の答えを聞いた山崎は怒りを感じています。
振られた位で怒るとは小さい奴だな・・・著莪に相手にされないのも当然だな。
そんな奴いるわけないだろ、と言いかけた山崎の口を著莪がスペアリブの残りで塞ぎました。
これは珍しいね、見返り無しで食べ物を与えたぞ・・・
山崎に悪いと思っているようですが意志を通す著莪素敵。
望まれれば誠実に答えを返す姿勢も素晴らしいです。
好きになられたからって好きになるわけではない・・・モテる女の辛さだな。
弁当容器とカップ麺の容器をレジ袋に詰めて著莪は帰って行きます。
山崎がライトな答えを望んだ場合は「メンドイ」と答えたそうです。
山崎は怒りを鎮めてから帰宅しました。
ペットの犬に愚痴を零しながら著莪が伝えた理想の相手について考えます。
山崎はペットや家族、一切気を遣わなくとも側に居る存在について思い当たります。
著莪の理想に該当する人物として佐藤の顔が浮かびました。
ファミ部の活動を一緒にした事があるので顔は知っていました。
山崎は自分に可能性が残されていない事を認識しました。
自分も著莪のペットになりたいと思っています。
山崎をヘビーな回答でふった著莪は恥ずかしさに悶えています。
恥ずかしくて眠れない彼女は佐藤に電話をかけました。
佐藤から丁度著莪の事を考えていたと言われて驚きます。
この時佐藤は仙達の眠る女子部屋への侵入時期を伺っています。
著莪との通話を早々に切り上げたいと思っているんだけど、夜は長いんだから、と言われて唸りだします。
著莪は自分が上手いことを言ったのだろうか?との疑問を持ちながら会話を継続する事にしました。
著莪の理想のタイプは佐藤なのね?
知ったら警備員のおっちゃんに狙われるね、間違いなく尻穴に単一を突っ込まれる事になるな。
佐藤の著莪に対する想いは家族的な感じがするよね。
二人の関係に変化が起こるのだろうか?
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 友情 | 恋愛 | 妄想 | ハーレム |
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ベン・トー 7.5 箸休め ?Wolves, be ambitious!? (スーパーダッシュ文庫)
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