ラノベの感想) カノジョの妹とキスをした。3 (GA文庫)


概略:
晴香に激しく拒絶された博道は泣きつかれて眠っています。晴香から自分勝手な理由を押し付ける留守電が入ります。それを聞いてしまった時雨が激しい憎悪を抱きました。博道を求める感情が高まり晴香の存在をどうでも良いと感じるようになります。何も知らない晴香は呑気に博道と接してきます。晴香にチャンスが巡って来ました。演劇部の部長の作品を映画化しようとしているプロデューサーに会える事になります。晴香は博道とのデートよりもプロデューサーに会う事を優先しました。落ち込んでいる博道を時雨が優しく励ましてくれます。時雨が自分を見ていてくれる尊さに気が付いた博道は彼女の愛情に応える事を決めます。

レーベル:GA文庫
発行日:2021/9/30
著者:海空りく
イラスト:さばみぞれ
ISBN:978-4-8156-1225-2
雰囲気:決意、脅迫、有名人?、お宅訪問、約束、天秤、デート、衝撃、始まり、バレた
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時雨が泣きつかれて寝てしまった博道を膝枕していると彼の電話が鳴ります。
かけて来たのは晴香でした。
彼女が留守録を記録し始めます。
彼女は手酷く博道を罵ったくせに数時間もしないで自分の意志を押し付けてきました。
博道を深く愛している時雨は頭に来てしまい応答しようとして通話ボタンを押します。
随分と身勝手な事を言いますねと言ってしまいます!!
これで博道と時雨が同居している事がバレ全てが台無しになると思ったよ。
時雨に僅かに冷静さが残っていたので救われました。
彼女はスワイプしなかったので通話は始まっていませんでした。
晴香に二人の関係がバレる事はありませんでした。
時雨は己の中に生まれた感情に驚きます。
晴香が大好きだった時雨の中に彼女に対する憎悪が生まれました。
時雨は晴香が博道を見ていない事に気が付いたようです。
時雨は晴香から博道を略奪してやろうと本気で考え始めたようだぞ。
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目覚めた博道が「抱かせろ」と言った事は無かった事にしてくださいとお願いしてきました。
時雨はチャンスと捉え博道を脅す道具にする事にします。
忘れて欲しいと懇願する博道に嫌だと答えました。
台所から時雨の悲鳴が聞こえてきました!!
博道は慌てて彼女の元に移動します。
時雨は大きな蜘蛛を見て震えていました。
博道はゴキブリを食べてくれる益虫だぞと言ってありがたがっていますが時雨は納得してくれませんでした。
時雨の大声に驚いた蜘蛛は窓から逃げて行きました。
その日の夜、時雨が一緒に寝て欲しいとお願いしてきました。
時雨は蜘蛛が居るかもしれないので怖くて一人で眠れないと言っています。
博道は時雨の脅しを辞めさせる取引材料を得たのですが使う事はしませんでした。
隣で寝るのを断り時雨が一人で震えている姿を想像してしまい行動に写せませんでした。
博道が同意すると時雨は隣に布団を持ってきます。
並んで寝る事になりました。
余程怖いのか時雨は手を繋いできました。
博道は時雨の手が小さい事に驚いています。
彼女の寝顔を見れたのね・・・
何ですか何ですか着々とイベントを重ねていっている感じがします。
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時雨が自分と博道の立場をはっきりさせる為に「愛している」と言ってくださいとお願いします。
博道は当然拒否するのですが許しません。
言ってくれなければ全てを晴香にバレすぞと脅しました。
博道は晴香との関係を維持する為に嫌々愛していると告げました。
嫌やでも愛していると言われて時雨は嬉しいみたいです。
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晴香が恐ろしい最悪のお願いをしてきました。
博道の自宅に遊びに行きたいとお願いしてきました。
恋人同士なので断るのは不自然です。
博道は無理かも?と思いつつ時雨に協力を要請する事にします。
意外な事に時雨は承諾してくれました。
晴香が遊びに来る日は朝早くに出掛けて行きました。
博道は目を皿のようにして部屋の掃除をしています。
父親と二人暮らしをしていると報告してあります。
その部屋に女性の髪と分かる長い髪が落ちているのは大問題です。
晴香がやって来ました。
彼女はスーパーの袋を持っていました。
お菓子でも買ってきてくれたのか?と考えていると予想外の事を言われます。
晴香が昼食を作ると言ってきました。
博道は大喜びしていたのですが彼女の一言で不安になりました。
晴香は料理の腕に自信が無いので助っ人を呼んだと言っています。
晴香の後ろから時雨が出てきましたね・・・
時雨は初めて博道の部屋にやって来たって風に感想を述べています。
風情があって良いですねとかほざいていません。
博道は叫びだすのを我慢するのに必死になっています。
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二人に部屋に上がって貰い少し話す事になりました。
博道は時雨が何をするのか不安で仕方ありません。
彼女の一挙手一投足を注視する事になっています。
ジーっと見つめられて時雨は意外と喜んでいないかな?
時雨はわざとらしく彼女の生活用品を隠した襖を開けようとしていますね。
晴香が叱ったので彼女もそこを開ける事はなくなります。
これは時雨が先回りして晴香の行動を封じてくれたと見るべきか?
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晴香と博道の馴れ初めの話になりました。
二人は小学校四年生の時に学童保育で知り合いました。
両親の離婚で落ち込んでいた晴香は暗い顔した女の子だったのですが博道は彼女の笑顔が好きになりました。
笑わせようとして彼女に話しかけるようになり親しくなったようです。
時雨が当時の自分も落ち込んでいた・・・自分と出会っていたら優しくしてくれましたか?と問いかけてきます。
博道は勿論と答えかけますが時雨が意地悪な事を考えて無理だと答えました。
博道は時雨の事を面倒な女と認識しています。
時雨は不服そうにしています。
時雨は自分には空手があったので良いですけどと言っています。
博道はスポーツで発散させていたと考えましたが動機が予想外でした。
時雨は人を殴れば気が晴れるかも?と考えて空手を始めたそうです。
殴るのは好きだが殴られるのは嫌だから先輩たちに愛想を振りまして甘えていたそうですよ。
小学生の女児とは思えない強かさです。
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話していると博道のお腹が鳴ってしまい昼食となりました。
晴香と時雨が作る事になります。
ここで晴香が粉チーズを忘れてきた事に気が付きます。
時雨のシグナルを見た博道は買い置きが無い事を伝えました。
自分が買いに行くと言ったのですが晴香が断りました。
料理は時雨に頼る事になるので自分が買いに行きたいと言っています。
ふーん晴香は時雨の事をまるでライバル視してないのね・・・
ひょっとして晴香は時雨の事もあまり良く見えていないのか?
博道と時雨を残して買い物に出掛けました・・・まあ近くのコンビニなんですけどね。
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晴香が席を外したので博道は時雨の真意を問う事にします。
博道は時雨が晴香に真相をばらすと警戒していたのですが彼女が協力的でした。
彼女からもっともな理由が語られます。
父親と二人暮らしの部屋で晴香以外の女性の匂いがしたら不味いでしょ?と言っています。
博道は消臭剤を購入して設置したぞと反論しますが取り切れているか、ここで生活している自分達には分からないと言われました。
博道は納得しています・・・もしかして助けてくれている?と思ったみたい。
今後は時雨が博道の気持ちを試してきました。
自分がどんなに頑張っても彼の心を動かす事は出来ないのか確認しようとしてきます。
時雨が博道に抱き着いてきました。
博道が時雨を突き放す事ができれば脅すのを辞めるという条件を出してきました。
時雨は簡単でしょ?と言っています。
確かに時雨は力を入れていないので押せば簡単に突き放す事ができますね。
博道はここで時雨を突き放すのは惜しいと感じてしまいます。
彼女に対して好意を抱いている事を自覚してしまいました。
晴香が帰って来たので時雨が時間切れと宣言したので博道は時雨の脅しから逃れるチャンスを逸しました。
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晴香が作ってくれた昼食を食べる事になるのですが博道は時雨の事ばかり考えています。
晴香は味が好みでは無かったか?と不安に駆られています。
博道が好みの味だと答えると時雨に感謝していました。
時雨は教室で博道から好みを聞いた事があると答えています。
晴香は博道と時雨が仲良さそうにしている事を喜んでくれています。
博道の頬に付いているパスタソースを晴香が取ってくれようとしました。
博道は時雨に晴香とイチャつく姿を見せたくないと感じて拒否ッてしまいます。
晴香はそれを不審に思っていないな・・・
時雨が自分と同じ顔をした双子の妹と彼氏が仲良くなるのは不安ではないのか?と問います。
晴香は笑いながらそんな事はあり得ないと言っています。
博道を自分の王子様と呼び裏切る事は無いと断言しています。
博道は嬉しくなっているのですが己の愚かさに気が付いていないね。
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晴香が演劇部の合宿で写した写真を見せてくれました。
その中の一枚が物凄く良い写真でした。
真剣な晴香の横顔を写した写真なのですが大女優っぽい雰囲気がありました。
時雨が芸能界に入れるのでは?と言ってきます。
晴香は照れていますね演劇は趣味と言っています。
博道は晴香が遠くに行ってしまうような不安に襲われてしまいます。
博道は夏休みの最後に行われる花火大会に一緒に行こうと誘いました。
晴香は嬉しそうに快諾してくれました。
時雨が自分も連れて行ってと晴香にお願いしますがデートなので駄目だと言っています?
あれ今日は良いのか?
ちょいとばかり晴香の身勝手さが垣間見えましたね。
博道は晴香とデート出来る事になり安心していました。
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晴香が帰り時雨が戻って来ると博道は大変な思いをする事になります。
時雨が先に風呂に入ると伝えてきまいた。
これまでも何度も行われている日常的な行為なのですが博道が意識しまくりです。
時雨の風呂の音がやけに耳に入って来て緊張感を高めています。
彼女が風呂から上がりカーテンの向うで着替え始めました・・・この部屋には脱衣所なんて無いよ。
カーテンの隙間から見せる時雨の足首だけで興奮しているみたいだね。
これまで晴香と同じ顔だから、自分は兄だから、と心に鍍金を張って誤魔化してきたんだけど剥げたから。
時雨を意識してしまい大変な事になっています。
彼女の続いて博道が入浴するのですが意識しまくりです。
湯船のお湯でかけ湯をしようとするのですが時雨が数分前まで浸かっていたと考えるとかけ湯できませんでした。
飲むくらいの行動はして欲しかったよね。
だってさー考えてもみろよ。
時雨は義妹なんだぞ。
しかも彼女の事が好きだと自覚してしまった後だぞ。
だったらさー飲むよな。
時雨は「ごゆっくり」と言ってくれたんだぜー。
これはあれだね、飲んでも良いよ、と言っているのと同じだよね。
ゆっくりと時雨が使った残り湯を堪能するのが男ってもんでしょ。
しかし腰抜けな博道はシャワーで入浴を終わらせました。
チキンすぎる。
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風呂から上がった博道に時雨が仕掛けてきました。
夏だしこの部屋熱い上にクーラー無いから時雨は薄着です。
彼女は自分の膝をぽんぽんと叩いて耳かきをしてあげるので膝の上に顔を乗せろと要求してきました。
断れば晴香に博道の寝顔写真を送りつけると脅します。
隣で寝た日の朝、彼女は博道の寝顔を撮影していたようです。
博道は時雨の太腿に顔を乗せる事になりました。
余りの気持ちよさに蕩けています。
柔らかいのに弾力があり人肌の温度が気持ちよく甘い香りが漂ってきたそうですよ。
くーうらやましー。
時雨は膝枕耳ほじをして上げたいって気持ちもあったそうですが事実確認を優先しました。
博道に動けない事を通告して自分を突き放さなかった理由を聞いてきました。
「私のこと、好きになっちゃった、とか」と聞いてきましたね。
質問口調ではなかったので博道は焦ります。
しかし聞いてくるって事は確信には至っていないと考え強気に誤魔化す事にします。
時雨を突き飛ばして怪我でもさせたら大変だと考えて何もしなかったと答えました。
時雨は残念そうにしていましたが博道の事が大好きだと伝えてきました。
博道は真っ直ぐな愛情をぶつけられて参っています。
既に晴香よりも時雨の事が好きになっている様にも思えます。
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博道と時雨は炊飯器を購入する為に家電量販店に出掛けました。
博道は値段が変わらないだろうから通販を主張しました。
時雨は現地に行き値引き交渉して安く手に入れると言っています。
博道はそれは無理だと伝えると彼が対人スキルの無い陰キャだからだと言われました。
自覚はあるけど人から言われるのは腹が立ちます。
博道は本当に電車賃とポイント還元混みで通販サイトの価格を下回れなかったら帰りのスタバを時雨に奢らせる約束を取り付けました。
下回った場合は博道が奢る事になっています。
時雨が美少女の強みを上手く使って見事な値引き交渉をしています。
時雨はあざとくお父さんに美味しいご飯を食べさせてあげたいんですと上目遣いに訴え店員の手を取ります。
騙されてしまったね。
博道が美人を利用しただけなので無効だと主張すると嬉しそうですね。
時雨が面白そうに私の事を美人だと思っているんですね?と聞いてきました。
悔しいので彼女と同じ顔でもあるわけだしと答えます。
時雨は美人は基本損ですよ、厚かましく利用できる対人スキルがあってようやくプラスになると言っています。
博道は信じられないようです。
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博之がアクセサリーコーナーを見ている事に時雨が気付きます。
察しの良い彼女は晴香の誕生日プレゼントを考えているんだなと察します。
博道が指輪を候補に入れている聞いて重いと反論しました。
博道も確かにと考え直すのですが時雨の意見が変わりました。
晴香なら指輪を大喜びするのでは?と気が付きました。
指輪は重いって意見を撤回しましたね・・・間違いは素直に認めて博道に有益なアドバイスをしようとしているみたいです。
愛を感じるよねー。
時雨は自分の誕生日も同じですとアピールします。
彼女なら博道が何かを贈ってくれると分かっている様にも思うのですが不安なのかな。
ブレスレットが良いとアピールしていますが博道は時雨の分は無いと突っぱねています。
当日は晴香とデータだろうから自分は寂しく一人ホールケーキで祝いますと悲しそうな顔で言ってきました。
あざといですねー、でも不思議と可愛いんだよね。
博道は時雨にもプレゼントを贈る気ではあるのですが驚かせたいみたいです。
時雨には内緒でブレスレットを購入する事を決めます。
可愛い義妹にサプライズプレゼントを贈りたいって思うのは正しい感情だよね。
この後時雨は博道の財布でケーキを三つ頼んでご満悦でした。
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帰りの電車は満員でした。
ここで時雨が美人は得しない事の実例を教えてくれますよ。
福岡に住んでいた頃に長い時間電車に乗って通学していたそうです。
ラッシュ時に乗車していたので痴漢にあった事があるそうですよ。
それを聞いてしまった博道は自然と時雨を守る行動に出ました。
彼女を扉の前に立たせて自分が対面に立ち彼女を通勤客から守る体勢を取りました。
時雨はなんで壁ドンしているんですと言ってきますね・・・意地悪そうな笑顔を浮かべています。
博道が時雨を痴漢から守る為だと教えると痴漢が狙う標的が逆らえない弱い立場の人間なんだと教えてくれます。
今の博道は時雨に対して抵抗する事ができませんね。
時雨はこれをチャンスと捉えました。
今の博道の体勢だと彼が痴漢に間違われるのでは?と問いかけてきました。
博道は同年代に見えるから恋人同士と思ってもらえるのでは?と答えます。
時雨が悲しい事実を伝えてきました・・・
博道の顔面偏差値では痴漢にしか思われないのではと伝えてきます。
博道は己の迂闊さに気が付きました。
他にもこの路線を同じ学校の生徒が使っている可能性が高い事を指摘されます。
時雨は二つの問題を回避する為だと言って博道に抱き着いてきました。
時雨のおっぱいが博道の胸板に当たり潰れています。
博道は自分のドキドキを時雨に気付かれないか心配していました。
ふーうーん、これってデートだよね、満員電車を利用してイチャつくバカップルだよね。
羨ましいな博道、こんなに愛情を向けてくれる女の子はそうは居ないぞ、しかも物凄い美少女だってんだから憎らしい。
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アパートに帰って来て時雨は熱いと文句たらたらです。
博道は時雨が抱き着いてくるからだと心にも無い事を言って怒っていますよ。
時雨がシャワーを使うと言い出すとずるいぞと反論しています。
自分も汗を流したいと主張すると時雨が水着を着て一緒に入るか?と誘ってきました。
博道は体を洗えないだとと言って断っています。
勿体ないよねー。
そこは一緒に入る事は認めつつ体を洗う事を言い訳にして二人で全裸で入るべきだったぞ。
なんなら時雨の体を隅々まで洗ってあげるご奉仕と言うご褒美を貰うべきだったぞ。
時雨の事なので誘えば乗って来たと思うんだが・・・
時雨がシャワーしている間に友人の剛士から通知が届きます。
バイトのシフトを変わって欲しと言っていました。
予定が無いので快諾すると次の話題として晴香の事を伝えてくれます。
剛士がSNSで晴香の写真が話題になっている事を教えてくれました。
100万のいいねが付いたそうですよ。
その写真は博道も見た事がある練習前の真剣な表情の晴香を写したものでした。
博道は晴香が人気者になった事に危機感を抱きます。
彼女が自分から離れていく可能性に不安になっています。
晴香が博道との結婚を考えている事を思い出して不安を払拭しています。
ネットの騒ぎで現実に変化が訪れる事は無いと思い込もうとしていました。
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晴香からテレビに出る事になったと知らされる事になりました。
問題の写真をみた地元テレビ局が晴香を番組に呼ぶ事を決めました。
元々演劇部の部長を特集する番組を作ろうとしていたようです。
そこに部長と一緒に出演する事になりました。
晴香が離れていってしまうかも知れないという不安が大きくなります。
博道は花火見物デートの約束をしている事を頼りに不安に耐える事になりました。
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デート当日、博道は鏡の前で唸っています。
晴香に相応しい彼氏に見える様に少しでも見栄えを良くしようと努力を重ねています。
美容院に行く事も考えたそうですが陰キャの彼には敷居が高すぎました。
怖くて行けなかったよ。
時雨が無駄な努力は止めて早く昼ご飯を食べろと叱って来ました。
ちょい母親みたいに思えます。
何故かなー時雨の方が姉ポジションに見えますね。
彼女が作ってくれたのは冷やし中華でした。
意外なんですが博道は時雨の料理を楽しんでいますね・・・どれから食べようか考えているぞ。
晴香から電話が掛かってきました。
博道の部屋の近くに来ているので今から行っても良いかと言っています。
大事な話があるので直接会いたいと言ってますね。
部屋には時雨が居るので今部屋に向かえる事は不可能です。
晴香が駅に到着したばかりだと言っていたので駅前のファミレスで待ち合わせる事にしました。
時雨は本当に良くできた義妹です。
晴香が嬉しくて夜まで待てなかったんだと解釈し食べかけの片付けはしておくので急いで行けと送りだしてくれました。
優しさが溢れているなー。
もしかして博道の食べかけを食べるチャンスとか思ってないよなー。
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ファミレスで再会した晴香はマスクで顔を隠していました。
テレビに出た事で周囲の人々の視線が気になると言っています。
博道が芸能人みたいだなと茶化すと満更でもない様に見えました・・・博道の不安が増したぞ。
晴香がデートの日程をずらして欲しいとお願いしてきました!!
理由を聞くと演劇部の部長が彼女の小説の映画を作ってくれているプロデューサーと会うそうです。
プロデユーサーが晴香に会いたいと言っているので都合がつけば連れて行ってくれると言ってくれたそうですよ。
晴香はこのチャンスをモノにしたいのでデートの日程を変更して欲しいとお願いしてきました。
博道は大きなショックを受けました。
頭では晴香の夢に近付けるチャンスなので応援すべきだと分かっていても心が許容しませんでした。
「嫌だ」と答えると晴香が目を丸くして驚いています。
博道は最初に約束していたのは自分なので花火大会に行きたいと主張します。
晴香は博道がそんなに自分とのデートを楽しみにしてくれていたんだと喜んでいます。
普通なら晴香が部長に断りを入れると思うのですが彼女の考え方は違いました。
プロヂューサーに会えるのは今日だけでありデートはいつでも出来ると考えました。
日程をずらす事はさして重要では無いと考えます。
晴香は明日一日ディズニーランドでデートしよう。
あそこなら夜になれば花火が見られると提案してきました。
博道は資金的な問題を出して晴香の翻意を促しますがテレビに出た時に謝礼を貰ったので奢るよと返されました。
博道は本心ではプロデュサーよりも自分を選んで欲しいと思っていますが怖くて口に出せませんでした。
晴香に嫌われたくない一心で彼女の意見に同意しました。
晴香は博道を理解のある彼氏と捉えます。
博道は自分が笑えているのか自信が無いのですが晴香は疑っていません。
博道は時雨が言っていた晴香が博道を見ていないって事を実感する事になりました。
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出掛ける準備があると言って晴香は早々に帰ります。
博道は彼女を止められませんでした。
博道は自分が悲しんでいる顔を隠して明るい雰囲気で部屋に戻りました。
夜まで戻らないと思っていた時雨が驚いています。
博道は晴香がプロデューサーに会う事になったのでデートが一日ズレた事を教えました。
朝から晩までディスに―ランドで楽しめるならそっちの方が良いに決まっていると言って強がっています。
時雨が小声で呟いています「ふぅん。・・・姉さん、そういうことするんだ」小声過ぎて博道には聞こえませんでした。
時雨は物凄くお怒りの様です。
晴香に思い知らせる事にしたようだね。
明らかに落ち込んでいる博道を方ておけないと考え無理にでも元気になって貰おうと考えたようです。
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暇になったなら一緒に花火大会に行こうと言って強引に博道を連れ出しました。
博道は晴香と行けなかった花火大会に同じ顔と同じ声の時雨と行っても悲しくなるだけだと考えて拒否します。
時雨が自分と博道の関係を晴香にばらすと脅してきました。
博道が立場を弁えていない事を強調して連れ出しました。
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晴香は着ていく服に迷っています。
派手過ぎず地味過ぎずと考えて制服で行く事にします。
部長とは駅で待ち合わせていました、遅れ訳には行かないと早めに家を出ました。
気合が入りまくっています。
部長は晴香が制服で来たのを見て驚いています。
珍しいので売りになると言っています。
部長のアカウントに晴香に会いたいってメッセージが大挙して押し寄せている事を教えられました。
晴香に知らせなかったのはろくでもない誘いばかりだからだそうです。
中にはAVスカウトとしか思えないモノもあったそうです。
部長はAVを一回は経験したいと思っているそうですが後輩には勧められないと言っています。
晴香は「えーぶい?ってなんですか?」と質問する事になりました。
晴香がAVの存在を知らないと分かり部長は身を捩って呻いています。
部長は晴香の純粋さを守るか汚すかで迷っていました。
自分では汚す事が出来ないと思ったのね、彼氏に聞いてみると良いよ、と教えます。
何ツ―ことをアドバイスしてくれてんだ。
真面目な晴香は明日のデートで博道に聞いてみると答えています。
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電車がやって来たのですが思いの外混んでいました。
不思議そうにしている部長に近くで花火大会がある事を教えました。
博道と行く予定だったけど部長の誘いに乗る為にデートの日程を変更した事も伝えます。
それを聞いた部長が不味い事をしたと思ったようです。
新学期が始まったらすぐに博道の元に向かい全裸土下座をしなければと言ってきました。
全裸土下座・・・見てみたいねー。
博道との話は付いたと思ている晴香は部長が謝る必要性を認められませんでした。
今日の事を博道に伝え納得してもらいデートの日程を変更したので部長が謝る必要性が無いと伝えます。
それを聞いた部長が悲しそうな顔をしています。
博道の応援にどれだけの我慢があったのかが分からないなら晴香と博道の関係は長くないと伝えてきました。
晴香はデートがたった一日後ろにズレるだけと考えているので博道を馬鹿にされたと思い不快に感じています。
ズレていますねー。
晴香には恋愛は無理だと思われます。
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時雨は博道を楽しませようと強引な手段を使います。
恋人同士を装い博道に奢らせる事にしました。
その手段が凄いですね財布を忘れたので払いは任せたと言っています。
博道が拒否しても強引に商品を購入してしまいます。
店主には彼氏が払いますと言って博道を紹介しています。
小心者な博道には知らん顔して逃げ出す事はできませんでした。
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時雨が気に入った小さな人形を取るために射的に挑戦する事になります。
時雨が欲しかった人形にコルクを当てる事はできたのですが倒せませんでした。
博道は倒れないようになっているだと教えてあげます。
それを聞いてた店主がずるはしていないと主張し手本を見せてくれました。
店主は射撃位置から大きく乗り出して景品の近くまで腕を伸ばして撃ちました。
景品は落ちたね。
そんな手段があったのかと知った時雨が再挑戦する事にします。
時雨は店主と同じように身を乗り出して景品を狙いますがコルクは狙った位置に飛ばせませんでした。
原因は銃が重すぎる事でした。
店主は腕の太い人です・・・筋肉が多めって事だね。
時雨の細腕では銃が揺れてしまい弾道をコントロールする事ができませんでした。
博道は店主に乗せられたと悟ります。
騙されたままで終わるのは悔しい博道は攻略法を考えます。
身を乗り出し銃を体で固定して揺れを抑えて二人で同時に撃てば攻略可能な事に気が付きました。
店主が同時に撃つ事を認めたので二人は狙っていた人形を取る事ができました。
店主が博道の機転を評価してくれました。
頭を使う男は将来稼ぐようになるので逃がすなよと時雨にアドバイスしています。
時雨は監禁してでも逃がしませんと答えています。
とても嬉しそうですね。
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博道も楽しめたのか気分は浮上して時雨とお祭りを楽しむ事にします。
帰っても夕食を作る気は無いと言われたので色々と屋台を巡る事になりました。
花火の打ち上げ時刻寸前で尿意を催した博道は焼き鳥を時雨に預けてトイレに駆け込みました。
戻って来た彼が焼き鳥が無い事に気が付きます。
時雨がしゃれた事を言って胡麻化してきます。
焼き鳥なので飛んで行ったに決まっていると答えました。
時雨が食べちゃったんだろうよ。
博道が追及する前に花火が始まりました。
博道が時雨に視線を向けると彼女は博道を見つめていました。
「よかった。おにーさんがちゃんと楽しそうで」と言ってきました。
理由を問うと晴香と会ってから部屋に戻って来た博道は酷い顔をしていたそうです。
博道は悲しい気持ちを隠せていると思っていたようですがバレバレだったね。
泣きそうな顔をしていたそうですよ。
そんな顔を見せられたらほっとけないと言われました。
時雨は博道の財布目当てだったと茶化しますが博道は時雨が自分を見ていてくれた事に気が付きました。
彼女の晴香は博道の事をまるで見てくれませんが時雨はいつでも自分を見てくれています。
その尊さに気が付いてしまった博道から封印しようとしていて時雨への気持ちが溢れだしてしまいます。
博道は声を殺して泣き出してしまいました。
博道は思ってしまったよ。
何で晴香よりも先に時雨と出会えなかったんだろう。
博道は初恋が終わった事を自覚しました。
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部長と晴香は有名ホテルのカフェで待ち合せました。
緊張している晴香にプロデューサーから望外の提案が成されます。
プロデューサーは自分が関わっている映画に出演してみないかと誘ってきました。
晴香は顔繋ぎだとしか聞いていないので焦ります。
部長から今撮影中の映画の端役に晴香を使いたいので会いたいと言われたんだと教えてくれました。
晴香が聞いていないと反論するとプロヂューサーが晴香を打ち合わせに呼びつける要件なんてそれくらいしかないんだから察して欲しかったと無茶な事を言ってきました。
部長が晴香に今日の面会目的を話していないと知りプロデューサーは呆れています。
晴香は選択を迫られる事になりました。
晴香は女優へのチャンスを掴みに行く事を選択します。
意外と勇気はあるよね。
実力不足を認識している彼女は練習時間を増やそうと考えています。
デートする時間が減るが博道なら理解してくれると考えています。
プロデュサーからもう一人晴香に会いたがっている人が居ると言われました。
相手は晴香の母親の仕事仲間で小さい頃の晴香を知っているそうですよ。
晴香は顔を覚えていなかったら失礼にならないか?と不安になっています。
少し待っていると待ち人がやって来ました。
プロデューサーが高尾さんと声を掛けたのは晴香が良く知る人物でした。
晴香の母親の不倫相手で晴香の家庭を壊した男でした。
晴香はどうするんだろうか?
激情に駆られて殴ったとかか?
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泣き出した博道をその場に置いておく事は出来ないので時雨は彼の手を引き移動します。
駅前で見た防音個室を謳うネットカフェに飛び込みました。
マットレスが敷いてあるフラットタイプの部屋を選びました。
博道を部屋に残してココアを取りに行きます。
小さな二つのマグカップにココアが溜まるまで時間が掛かりました。
時雨は何が博道の感情を刺激したのか分からず困っています。
自分に失言は無かったはずだと考えています。
部屋に戻ると博道は落ち着きを取り戻していました。
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デートが一日後ろにずれた位で取り乱すなんて自分が恥ずかしいと自嘲しています。
時雨は気持ちの制御ができなくなるときくらい誰にでもあると慰めます。
時雨は晴香の要求に我慢し過ぎない方が良いですよとアドバイスしました。
博道は晴香がプロデューサーに会いに行きたいのでデートの日程をずらして欲しいとお願いされ逆らった事を教えます。
博道は時雨には全てを打ち明ける事にしたのね。
デートを一日後ろにずらしてディズニーランドに行こうという晴香の誘いも拒否したかったのに出来なかった。
プロデューサーに会う事よりも自分とのデートを優先して欲しかったけど怖くて最後まで逆らう事ができず晴香に話に乗ったと教えます。
時雨は博道が晴香に逆らったと聞いて笑ってしまいます。
博道のお人好しさを笑ってしまったようだね。
でもそれが嬉しいみたいだよ。
時雨はダイヤモンドに例えて彼女と晴香の両親が別れる事になった遠因を語ります。
時雨の父親は時雨と晴香が多いくなると家に帰るのが遅くなったそうです。
家族四人で夕食を囲む事も無くなりました。
母親は時雨と晴香に夕食を食べさせ寝かしつけてくれました。
しかし父親が帰ってくるまで自分は夕食を取らなかったそうです。
かなり長い期間そのような生活を続けたそうですが耐えられなくなりました。
母親は寂しさを埋めてくれた人と間違いを犯して永遠だったはずの愛は砕け散ったと語ります。
おかあさんは情けない人だったのでしょか?問われます。
博道は、情けなくなんか、ない、と思う、と答えます。
時雨は博道が分かっているんだと理解しました。
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時雨は永遠に変わらない愛なんて存在しない。
どんな言葉も、どんな契約も、ダイヤモンドだって、何一つ愛情を保証してくれない。
今伝えること、伝わること、それが愛のすべてでしょう、と持論を語りました。
博道が晴香を信じられないのは晴香の努力不足。
博道の愛に何も返していない。
それなのに博道は自分を攻めるばかり、滑稽です。
そんなに重いですか、博道が辛い時に、隣に居ようともしない女の語る本当の愛とやらが?
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時雨が悔しさを噛みしめています。
どうし晴香なんだ、どうして自分じゃないんだ、と恨み言が頭を巡っています。
自分と過ごす時間に博道に悲しい顔はさせないのに。
自分よりも出会うのが早かっただけで、たったそれだけで、どうして。
時雨にはその些細な差が博道には重いと理解できています。
自分が語った愛を無かったことにできないと思ている博道の弱さが恨めしくもどかしい。
でもそこが好き。
時雨は自分の全てを使って博道を慈しみたい、笑顔にしたいと考えています。
重いなー、強気なくせに、優しさが巨大過ぎる。
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時雨は悪い顔をして取引を持ち掛けます。
博道を見ようとしない晴香を焦らせるために自分とイチャイチャして見せつけようと提案しました。
博道が自分を許せるようになる理由を与えてくれます。
博道には時雨の意図が分かっていました。
博道は晴香を裏切っていないと自己肯定して時雨の愛を貪る事を良しとしませんでした。
博道は時雨が持論を実践しているので彼女はいつも必死なんだと理解します。
半端な気持ちで時雨の健気さに向き合いたくないとの結論に居たり一歩を踏み出す事にします。
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博道は時雨に好きだと伝えました。
「今この瞬間、誰よりも」と言っていますね・・・キザだな。
それを聞いた時雨は最初だけは意地の悪そうな顔で返事をするけどねー持たなかったよ。
「・・・フフフ、やーっと堕ちやがりましたか。おにーさん」
嬉しさがこみ上げてきてしまい泣き出してしまいます。
健気に嬉し涙を流している時雨が可愛すぎてヤバいです。
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博道はあふれ出る時雨への愛しさに従いました。
彼女を抱きしてめてキスしています。
初めての博道からのキスですね。
時雨は博道を離すまいとして抱き着いてきました。
呼吸する間も惜しく感じていますね・・・やっべーなー。
臆病な博道は晴香に拒絶されたキスを思い出してしまい時雨から離れようとしてしまうぞ。
ここまでしといて何たるヘタレ。
時雨が可愛すぎます・・・
「っ、。やめちゃ、やぁ!」と言って博道の後頭部を押さえつけてきました。
時雨ヤバい何という可愛いさだろう。
晴香を完全に振り切っただろ。
博道は自分の愛情を肯定して貰える事と、それ以上の愛情で応えて貰える事に幸せを見出しました。
時雨との関係を選んだ場合、不幸な未来しか無いと分かっていても、それに挑む覚悟を決めました。
途中でヘタレないと良いのですが・・・流石にこれだけ気持ちを高め合ったので心が折れる事は無いよね。
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ネットカフェを出た二人はコンビニに寄ります。
泣きはらした顔を見せたくないので博道だけが入店してますね。
朝食用の菓子パンを買って出てきました。
携帯のセルフカメラを見ながら時雨がひっどいブス顔と嘆いています。
時雨が、気持ちが抑えきれずに泣いちゃうなんて私もおにいさんの事を笑えませんと自嘲しています。
二人はネットカフェで存分にイチャついたのですがまだまだ満足できないようです。
気持ちを確認しあったので素直になっていますよ。
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博道が時雨に、どんだけ俺の事好きなんだ、と揶揄っています。
時雨は、軽く10倍くらいは好きかな、と答えていますよ。
時雨の軽口に博道が張り合おうとしています、そんなことねえだろ、と返してます。
時雨は不満そうに好きっていった回数はそれくらい差があると思うんですけど、と言ってくるね。
博道は量より質だろ、これからこれから、と言ってしまいました・・・
時雨が嬉しそうですね。
家に帰ったら質の方に期待しちゃって良いって事ですね?と確認してきました。
博道は家でもイチャつくとは想定していなかったみたいだね。
時雨は自分の方が好きみたいですねと挑発してきました。
これって誘ってるよね・・・
博道は簡単に挑発に乗ったよ・・・家に帰ったらお前覚悟しとけよ!と言っちゃいました。
バカップルそのものだよ。
時雨は笑いながら、その威勢が最後まで持ってくれる事を期待していますよ、と答えました。
あーやっぱり誘ってますね。
まあ何にしても晴香と一緒の時よりも楽しそうなのは確かだよ。
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博道は家に帰ったら時雨とエッチしようと考えていますね・・・
時雨もそれを望んでいるみたいだよ。
これは薄い壁を気にしつつの初体験に突入するのは必至と期待が高またのですがお預けになるみたいです。
期待と不安を抱えながら部屋の前に到着した二人を晴香が迎えました!!
晴香は泣いていたみたいですね。
「やっと・・・帰ってきてくれた・・・」と言っています。
涙声で何かを言おうとした晴香が時雨の存在に気が付きました。
時雨博道は腕を組んでいますよねー。
晴香の表情が剥がれ落ちました・・・
まあ夜遅い時間だよ。
博道の家に彼と腕を組んでいる時雨がやって来ました。
晴香は混乱していますね。
時雨の首の痣に気が付くでしょうか?
これは終わったな。
時雨と気持ちを通わせたので博道は言い訳をしないだろう。
家族を壊した高尾と再会した晴香は博道に泣きつきたくてやって来たようです。
まあそうだよね・・・父親にはとても話せないよな。
博道なら悲しい自分を優しく慰めてくれると期待しているようですね。
時雨の登場でいきなり期待が打ち砕かれましたがどうなるんでしょうね。
晴香が時雨と博道の関係をどう解釈するのかに注目だね。
意外と的外れな解釈をするかな?
高尾と再会した直後だけに時雨と博道が浮気したと断罪してくる可能性もあるな。
晴香は思い込みが激しそうなので反応が怖いです。
高尾と再会して不安定になっているところで博道と時雨の関係を知り絶望感に陥り、孤独感に苛まれそうです。
恋愛不能者になったりしてな。
最初から晴香に恋愛は向いてないと思うけどね。
孤高な感じはしたので変化無しって可能性もあるか。
意外と晴香を粗雑に扱ったとして父親が怒鳴り込んできたりしてな?
実父vs時雨って感じになる可能性も否定できないよね。
時雨と晴香の殴り合いになるって可能性が一番ありそうか・・・
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成分美少女ラッキースケベ恋愛義妹
評価AAAAAAAAAAA
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