ラノベの感想) リコリス・リコイル Ordinary days (電撃文庫)


概略:
喫茶リコリコに土井という男性新規客がやってきました。リコリコに通うようになります。たきなが土井を気にかけていると分かり千束が壮絶な勘違いをしてしまいます。たきなが土井に恋していると勘違いした千束は二人の仲を取り持とうとして空回りを続ける事になります。最初ミズキ、クルミ、ミカもたきなが恋をしていると思ったようですが、たきなから違うと教えられます。たきなが土井を気にかけていたのは恋とは無縁の理由でした。事実を知ったミズキとクルミは可哀想過ぎて土井に真実を告げるのを避けます。

レーベル:電撃文庫
発行日:2022/9/10
著者:アサウラ
イラスト:いみぎむる
ISBN:978-4-04-914618-9
雰囲気:お節介、老人と少女、ゾンビ映画論、賄い飯、夢、正義の味方

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イントロダクション1
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徳田和彦という雑誌ライターが偶然にも喫茶リコリコを発見しました。
コーヒーと和菓子を出す変わった店だと感じます。
試してみるとコーヒーと和菓子が意外と合うと知る事になります。
お店の雰囲気も誰でも気軽に入れる気さくな店でした。
リコリコが気に入った徳田は雑誌で紹介しようと考えました。
雑誌社にOKは貰えたのでマスターのミカに取材依頼をする事になります。
ミカに大切な話があると告げると店員のミズキが遂に告白するの!!と驚いています。
ミカは大人の魅力あふれる素敵なダンディなのでモテモテなようですよ。
千束もあいかわらずやり手なんだから!と叫んでいます。
徳田は気を取り直し仕事の話をしたいと伝えます。
それを聞くと、千束、たきな、ミカ、ミズキ、クルミの表情がピリピリしたモノに変化しました???
徳田は何か変だな?と感じつつリコリコを雑誌で紹介したいと告げます。
千束だけは大喜びしていましたが他のメンバーは気が抜けたようでした。
ミカから取材は受けていないとの残念な返答を貰う事になりました。
徳田はリコリコの真の目的をしらないのね・・・

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第一話『閉じ行く人生にスイーツを』
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土井義晴という男性(55歳)が偶然リコリコを発見します。
その日、店ではクルミが仲間を集めてボードゲームをしていました。
若い女の子達が多く、男性客も自分よりも明らかに年下ばかりです。
店の外観から落ち着いた雰囲気の喫茶店を期待していた土井は失敗したと感じました。
何も頼まずに出ていく事もできずブレンドを頼む事にしました。
注文を取りにきたのはたきなだったんだよね・・・
ブレンドを飲み終わる間に店の雰囲気が誰でもウエルカムな気さくな店だと分かりました。
早期退職してお金に余裕がある暇人の土井はリコリコに通い始めます。
毎回ブレンドしか頼まないのでミカは何も言わないでもブレンドを出してくれる事になります。
土井はそれに嬉しさを感じていました。
何故かたきなは毎回、土井に注文を取りに行っています。
ある日、たきなが土井の事が気になると言いました。
彼女は普段から他人には過度の関心を抱きません。
クールな彼女が特定の人物が気になると言っています。
千束はたきなが土井に恋心を抱いているのではないか?と考えました。
数日後、たきなが健康診断で留守にしているタイミングでミカ、ミズキ、クルミにその事を教えます。
たきなが土井に恋をしているかも知れないと伝えると三人は懐疑的です。
千束がたきなが毎回注文を聞きに行く事を指摘すると可能性はありそうだって話になりました。
千束は自分が二人のキューピットになってやろうと考え二人をくっ付ける計画を実行に移します。
たきなと土井をデートさせる名目で昼食に誘い出したりしています。
土井は地元民なので近くの食事処は全制覇していました。
少し足を延ばして散歩をかねた食事に出掛けました。
強引な千束は店の仕事を放り出して土井とたきなを連れ出します。
食事デートはそれなりに盛りあがったようですよ。
千束は確かな手応えを感じていました。
土井は暫くの間、千束の強引なデート計画に付き合わされる事になります。
運動不足の彼は筋肉痛に陥るのですがリコリコに通うのを止められませんでした。
彼も千束に振り回されるのを楽しく感じているのかも?
千束、たきな、ミズキ、クルミが別の仕事で留守にしている時に土井がやって来ました。
ミカともそれなりに親しくなっている土井は自分の世界が狭くなっている事を愚痴ります。
ミカは残り少ない人生を座して過ごすのは勿体ないと伝えます。
千束の受け売りなんだと言われて土井は納得しているようです。
老い先短いと言われたのですが悪い気はしなかったようですよ、千束の前向きな考え方に好感を抱いたようです。
ミカはコーヒーとおはぎセットを出しました。
土井は兼ねてからコーヒーと和菓子は合わないと思っていたのですが食べてみるとその美味しさに感動を覚えます。
何事も試してみなければ分からないんだなと新しい事に挑戦する尊さを学んだようですね。
仕事から戻ったたきなが土井がおはぎセットを頼んだ事を知り喜んでいます。
おはぎの仕込みをしたのはたきなでした。
美味しかったと伝えると淡い笑みを浮かべています。
たきなの笑顔を見た千束は確信しました・・・これは土井ルートに入った、絶対、間違いない。
変える為に店を出た土井を追いかけ、たきなの想いとを教えました。
たきなが自分に恋をしていると聞かされた土井は驚きに包まれています。
千束はミズキとクルミにもたきなが土井ルートに入った事を伝えました。
クルミは率直に土井の事をどう思っているのか聞いてみる事にしました。
予想外の答えが返ってきましたよ・・・
たきなは土井の事が嫌いなんだそうですよ。
理由はコーヒー一杯で何時間も居座るので客単価が低いからだそうです。
毎回注文を取りに行っていたのは何かコーヒー以外にも注文させたかったからだそうです。
土井が和菓子を頼むようになったので少し好きになったと言っていました。
千束はすでに土井にたきなが恋していると伝えに行ったと思われます。
ミズキとクルミは自分には責任は無いと考えたきなの返事は聞かなかった事にしました。
千束からたきなに好かれていると聞いた土井は彼女の為に努力を始めました。
スポーツジム通いを始めて贅肉を落として体力の向上をはかります。
メンズエステにも通い見た目を整えます。
三週間後、土井はリコリコにやって来ました。
たきなが注文を取りに来ました。
千束が行けるいけるとのアイコンタクトを送ってきましたね・・・
土井はコーヒーと和菓子を頼んで仕事の後で二人で食事に行かないか?と誘いました。
たきなの答えは恐らくノーで土井は振られる事になるよね・・・
嫌々客単価が上がっているので奢られる事にするかもしれないか・・・可能性は低そうだが。
千束の勘違いで悲惨な目に遭う事になるんだよな・・・
千束に勘違いしている事を教えていないミズキとクルミにも問題があるよなー。

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イントロダクション2
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コーヒー豆の生産国出身のブルドッグと呼ばれる男が薬の取引を行っているアジア人と呼ばれる人物に雇われました。
雇用条件として旨いコーヒーを付けたすと缶コーヒーを大量に仕入れてくれました。
缶コーヒーは不味いと感じながらも他にないので仕方なしに飲んでいます。
食事は美味しいのでコーヒー以外は良い国だと日本に満足しています。
大きな薬の取引を行うと関係者が消えてしまうとの都市伝説があるそうです?
薬の取引を行っていたらしいのですが警備を担当していた仲間から可愛い女の子に襲われているとの連絡を受けました。
ブルドッグはわけが分かりません、薬でもやっているのか?と訝しんでいます。

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第二話『ガンファイトとコーヒーと千束の赤いアレ』
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取引現場を襲撃したのは千束とたきなでした。
クルミがサポート役の後方支援をしています。
地上階を制圧して二人は地下に向かいます。
クルミに操作してもらい取引現場の通信回線を麻痺させます。
電源も落として暗闇を作り出し突入しました。
たきなは敵の中に突撃していく千束の戦い方が理解できないようです。
彼女の戦闘力の高さはたきなの理解を越えていました。
千束が非殺傷弾を使って生きたまま敵を無力化していくのも理解しがたいようですよ。
たきなは千束の動きに遅れないように付いて行くのがやっとでした。
最初はまったく付いていけなかったようですよ。
コンビを組んで暫く経つのでたきなの動きが良くなったみたいです。
千束に褒められていました。
千束は銃口で敵の事を殴ったりするのもたきなには理解不能です。
千束の戦い方はとにかく敵に接近してから敵の身体に銃口を未着して撃つスタイルです。
これは彼女の使う特殊な弾が遠距離の狙撃に向かないからです。
千束の異常な動きが実現している戦法と言えます。
たきなは千束の支援をする事を目標としているようですね。
二人が暴れたので(ほとんど千束が倒したようですが)生き残りは一人となりました。
呆れた事に生き残った人物は重要人物が隠れて居そうな扉の前で仁王立ちしていました。
姿を確認するとクルミがブルドッグじゃないかと驚いています。
ブルドッグは裏社会では有名人でした。
全身を金属製の防弾装備で固めています。
顔も視線を確保する為に目の位置に穴が開いた鉄仮面を被っています。
関節部分も覆われているでたきなの拳銃弾では貫通できません。
千束の使う非殺傷弾でも不可能です。
たきなは出直しを提案しましたが千束は突入する事を選びます。
余裕で倒せるから安心してと自信を見せています?
千束はスモークグレネードを投げ込みます。
ブルドッグは威嚇射撃として分隊支援火器を連射してきました。
呆れた事に千束はブルドッグが撃った数をカウントしていました。
残り弾数が数発になったと言って突撃してきます。
たきなはドラムマガジン装備の火器だったのでカウントを諦めていました。
千束に「うっかりさーん」と揶揄われています。
ブルドッグは残り数発なので慎重に千束を狙ったようですが避けられてしまいます。
たきなはブルドッグの指を狙って発砲しました。
指が吹き飛んだようですね・・・
千束はブルドッグの防弾装備の隙間から脇腹を撃ちました。
肋骨が折れたようですがブルドッグが起き上がろうとしています。
千束はブルドッグの上に乗り鉄仮面の目の部分から彼の顔を撃とうとしています。
ブルドッグは弾を避ける千束に負けを認めたみたいですね。
千束が死なないように頑張ればご褒美をあげると提案します。
ブルドッグはうまいコーヒーが欲しいと答えました。
多分リコリコのコーヒーを飲ませてもらえる事になるんだろうね。
ブルドッグが守っていた扉の中に黒幕が居ると思っていました。
クルミから黒幕に逃げられたとの報告が届きます。
黒幕は通気口を通って逃げたそうです。
それを聞いた千束が映画みたいと感激しています。
彼女は映画好きなようでロマンを感じています。
クルミがドローンを使って黒幕の追跡を始めました。
逃げた黒幕はアジア人です。
アジア人は電車を使って他の地方に逃げます。
都心から離れるので乗客は少な目でした。
現場を襲撃したのが可愛い女の子だって話を思い出します。
電車に乗って来た女子学生を警戒しています。
冷や汗ダラダラだったので怪しまれてしまいました。
通報されて警察に捕まると拳銃を持っている事が問題になります。
通報されるのを避ける為にアジア人は最後尾車両に移動しました。
そこに乗っていたのは一人の女子学生と二人のサラリーマンでした。
アジア人は銃を座席の隙間に隠します。
終点で回収して逃げようと考えていました。
途中で気付かれたら落とし物と主張するつもりみたいですが、少し無理がないか・・・
大きな駅で彼らは降りて行きました。
日本の警察が銃撃戦を好まない事も思い出しました。
敵は自分達と同じ非合法組織かもしれない・・・だったら監視カメラを使えないのではないか?
自分は逃げ切れたと考えます。
同じ車両に二人の女子高生が乗り込んできました。
アジア人は警戒しますが二人がゾンビ映画の話をしていたので警戒を解きます。
二人の話を盗み聞く余裕が生まれましたね。
ゾンビ映画は暗いのが正しいのか、明るく細部まで描かれている方が正しいのか論じ合っています。
どう思う、アジア人、と問われてしまいます。
相当驚いたと思うよ。
ゾンビ映画の話をしていたのは千束とたきなでした。
二人はアジア人を挟む位置で腕を組んで座り、脇の下に銃を構えていました。
アジア人は逃げられないと悟りゾンビ映画の議論に参加します。
ゾンビ映画を議論するにはアクション映画と捉えるか、ホラー映画と捉えるかをしっかり分ける必要があると教えてあげました。
二人はなるほどと感心しています。
アジア人は千束とたきなと一緒にゾンビ映画を見る事になるのだろうか?

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イントロダクション3
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リコリコの取材を断られた徳田は常連客として通っています。
企画自体は継続していて錦糸町・亀戸特集の雑誌でカフェ特集をする事になっています。
徳田がメインライターに抜擢されました。
徳田は取材ではなく好奇心からと断り、この地域に和系の喫茶店が多い理由を問いかけます。
ミカにも明確な理由は分からないようです。
リコリコが和系なのは完全に彼の趣味だそうですよ。
以前の職場が日本の伝統を大事にしていた事を教えました。
そこでは最高の和菓子が食べられたので和菓子が好きになったそうです。
元々コーヒーが好きだったのでコーヒーと和菓子の組み合わせになったそうです。
徳田はミカの古巣に興味を持ちますが、これ以上は話せないってサインを出されて諦めました。
ミカは話を逸らす為にホットケーキが美味しい喫茶店を紹介しました。
徳田は行ってみようと考えます。
千束がタコ焼きプレートを持って帰ってきました。
ミカが何を始めるんだと問い質すと昼の賄い当番なのでタコ焼きを作ると言い出しました。
ミズキとクルミはこの提案に乗りました。
ミズキはビール片手にタコ焼きが出来上がるのを待っています。
クルミはタコ焼きが初めてなのかワクワクしているね。
メンバーの中では常識人なたきなは困惑しています。
タコ焼きが完成して最初の一個をミズキが食し歓声をあげます。
常連客もテーブルに集まりタコ焼きパーティが始まりました。
徳田はリコリコのフリーダムさを有りだと感じています。
千束が徳田にタコ焼きを差し出します。
徳田はたきながいれかえてくれた水があるので一口で食べられるだろうと考えパクッと行ったよ・・・
無茶をしたねー。
千束が焼いたタコ焼きは熱々過ぎて口の中を火傷しました。
ホットケーキの美味い喫茶店に行くのは後日になりました。

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第三話『Takina's cooking』
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リコリコでは当番制で昼の賄い料理を作る事になっています。
たきなの当番日に出てきたのはプロテインバナナ味でした!!
千束、ミカ、ミズキ、クルミは悲しい気持ちになっています。
たきなは短時間で必要な栄養素を摂取できると説明してくれます。
たきなが食事を摂取と言った事にクルミが戦慄しています。
確かに昼食時でも客は来るのでたきなのチョイスは完全な間違いとは言えません。
以前のたきなは賄いとは思えない丁寧な料理を作っていました。
その日は忙しかったので厨房に籠り賄い飯を作っているたきなをミズキが激しく叱責しました。
ミカがたきなはその指摘に忠実に従っているだけだと気が付きます。
土井がやって来ました。
千束はたきなに賄い飯がどういうモノなのか説明する為に土井を使います。
土井の行きつけの寿司屋が昼に賄い定食を出していると聞いたので三人で行ってみる事にします。
寿司屋の大将は土井が女の子を連れてきたので奮発してくれます。
美味しい賄い飯が出てきました。
千束は本来の目的を忘れて楽しんでいます。
たきなも勝手に賄い飯に付いて学習したようです。
次の当番日に大将が食べさせてくれたモノとそっくりな賄い飯が出てきました。
ミズキ、クルミは大喜びしています。
千束とミカは何かに気が付いたようですね。
賄い飯は店の残り物を使って作る事になっています。
たきなが賄い飯の為に余計な出費をしたのではないか?と不安になっています。
たきなの行動は二人の予想の上を行っていました!!
たきなは大将に賄い飯の作り方を相談したそうです。
話を聞いた大将は出張で賄い飯を作ってくれる事になりました。
もちろん無料ですよ。
大将の知り合いが釣った鯛を持ち込みました。
若い子に食べさせたいと伝えると無料提供してくれます。
たきながうまく大将を使ったのね。
千束はこれは違うと思っています。
賄い飯はミズキとクルミに大好評でした。
恐らくミカと千束から叱られたんだろうね・・・たきなは拗ねています。
次の当番日に賄いを作ろうとしませんよ。
ミズキがたきなが拗ねているとしてきしますね。
図星を突かれてたきなが感情的になっています。
千束が間に入りたきなを宥める事になります。
口を閉じて頬を膨らませてみろと指摘しました。
たきなは千束が低確率で良い事を教えている事実に期待します。
ほほを膨らませているたきなを見た千束が怒ったたきな可愛いと呟きます。
たきなは千束に期待した事を後悔していました。
賄い当番はリコリコのルールなのでたきなは仕方なく残り物で賄いを作る事にします。
リコリコは甘味処なので食事に適した材料は余りないのね。
冷蔵庫の中にあったモノで苦労して賄い飯を作ります。
作ったのは卵焼きとおにぎりでした。
三角おにぎりを作りたかったのですが上手く三角形に仕上がりませんでした。
たきなは動画を見ながら調理すれば失敗しないと考えていたのですが大失敗してしまいます。
失敗料理を出す事になったたきなは若干落ち込んでいます。
ミズキ、クルミが料理の品評を始めます。
たきなは罵倒されると思ったようですが意外と評価してくれていますね。
千束がぶかっこうなおにぎりを食べながらたきなに笑顔を向けてきました。
彼女の笑顔でたきなは嬉しくなったようですね。
部活の先輩に褒められて嬉しいって感覚に近いのか?
顔が赤くなるのを止められませんでした。
千束はズルイと感じています。

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イントロダクション4
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徳田がベレッタ92を隠し持ってリコリコのカウンター席に座っています?
彼って裏家業の人だったのか?
そこに白髪女(千束)が入店してきます。
徳田はカウンター席に座り同じく銃を隠し持っている土井と視線を交わしています。
中二階の席に居た黒髪女(たきな)が「ブツは持って来ましたか?」と尋ねます。
千束が置いてきたと答えると店中の客から銃を向けられる事になりました。
千束は5連発のリボルバーを構えますが相手は6人、絶体絶命です。
「ハイッ、おっけー!!」の声が掛かりました。
リコリコで行われていたのは銃撃戦ではなく常連客伊藤の為の資料撮影会でした。
彼女は漫画家で千束(主人公)とたきな(ライバル)をモデルにした漫画を描いています。
伊藤が映像の修正点を出演者に聞いてきます。
千束が徳田の銃の持ち方が素人臭いので修正した方が良いと指摘しました。
徳田は昔エアガンで遊んでいたので銃の持ち方には自信があったのですが駄目だしされてしまいます。
千束が銃の扱いに詳しい理由を聞いてみる事にします。
千束は不味い事になったって感じで誤魔化し始めるよ。
徳田は聞かれたくない事なんだと理解しましたがリコリコに対して抱いている謎が増えてしまいました。
千束は映画が好きでたくさん見ているので詳しくなったと答えます。
千束は配信サービスではなくBDを購入しています。
なぜかというとBDを購入するとお気に入りの映画が自分のモノになった感じがするからだそうです。
人に貸す事もできるので勧めるのに適しているからです。
たきなは千束にお勧め映画をのBDを貸し出されて見る事を強要されていると文句を言っています。
健気な彼女は最初訓練の一環だと勘違いしてメモを取りながら視聴していたそうですよ。
それが千束の趣味を押し付けられているだけと判明して昔の自分を憐れんでいます。
たきなに映画を見せたいなら彼女を家に連れ込んで強制映画観賞会をやればいいと助言します。
たきなは嫌そうな顔で迷惑ですと答えます。
千束は早速その夜に鑑賞会を開こうと誘いますが今夜は仕事だと返されました。
千束とたきなは夜の仕事をしているそうです。
徳田と土井は二人が卑猥な仕事をしているのではないか?と勘ぐっています。
クルミから卑猥な仕事ではない、日本を綺麗にするゴミ掃除をしているんだと教えられました。
リコリスの仕事をゴミ掃除と例えているようです。

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第四話『リコリコ・オブ・ザ・デッド』
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たきなが目覚めるとそこはリコリコのカウンター席でした・・・は千束が眠っていました。
リコリコは昼間でも照明をつけているのですが夕日が店内に入ってきています。
テレビはカラーバーになっていました。
たきながおかしいと思っていると千束が目覚めます。
リコリコの中にはたきなと千束しか居ませんでした。
クルミのPCは電源が落ちています。
たきなははじめて彼女のPCが落ちている姿を目撃する事になりました・・・ちょっと驚いています。
ミカ、ミズキ、クルミがどこに行ったのか分かりません。
不安が増します。
ドアベルが鳴り客の到来を教えてくれます。
迎え入れようとしてそちらを向くと立っていたのはゾンビでした!!
たきなは咄嗟に椅子を投げつけてゾンビを店外に弾き飛ばしてドアを閉めます。
千束からゾンビのコスプレだったかもしれないと指摘されます。
ゾンビ映画に造詣が深い千束は持論を展開します。
腐りかけのゾンビはウィルスによりゾンビ化するって流行よりも前の作風だ。
火葬が当たりまえの日本で墓から蘇ったゾンビが存在する可能性は低いと指摘されます。
納得したたきなはドアを開けて確認してみる事にします。
そこに居たのは首が変な方向に曲がったゾンビでした・・・コスプレである可能性はありませんでした。
周囲をゾンビに囲まれている事が分かりました。
千束は食料と武器の調達に向かいます。
たきなは脱出の準備を始めました。
戻って来た千束が釘バットを作り始めます。
ゾンビ映画の定番武器なので使ってみたいそうですよ。
木製バットに電動ドリルで小さな穴をあけて接着剤を流し込みます。
そこに釘を入れて乾燥させれば完成です。
夜明けを待って脱出する事に決まりリコリコの店内に布団を二枚敷いて眠る事にします。
千束が二枚の布団をくっ付けてきました。
たきなは諦めて素直に布団に入ります。
千束がたきなとイチャつき始めました・・・すると窓を破ってゾンビが店内に雪崩れ込んできました。
千束からイチャつくと襲ってくる法則が発動したと言われました。
二人はゾンビの撃退を始めます。
釘バットを使いたがっていた千束が躊躇しています。
元は人間だったと分かっているので殴るのは躊躇われるそうです。
そこにミズキと思われるゾンビが入ってきましたよ。
千束は躊躇無くミズキに殴りかかりました。
殴った衝撃で釘バットは折れてしまいます。
千束は衝撃で吹き飛んだミズキの額に非殺傷弾を撃ち込んで止めを刺しました。
躊躇無くミズキのゾンビを仕留めた事に驚いているたきなに理由を教えてくれます。
友達として葬ってやるのが優しさだと考えたそうですよ。
リコリコから出る事はできましたが周囲はゾンビに囲まれています。
近所の店が所有している車(ハイエース)を拝借する事にします。
たきなが発進準備をしている間、千束はハイエースの屋根に上りゾンビの迎撃をしていました。
エンジンを始動できたので発進する事になります。
千束はサンルーフから飛び込んできます。
そのときに彼女の巨大なおっぱいが引っかかってしまいました!!
全体重を下乳で受け止めたようで物凄く痛がっています。
昔はスルリト抜けられたのにと恨めし気な千束にたきなが成長したんですねと冷たい視線を向けています。
「出していいですか!?」と確認すると「好きしてぇ!!」との返答が返ってきました。
胸の下を抑えて藻掻いている千束が言うと何となくエロイな・・・卑猥な想像が広がるねー。
たきなが千束を攻めていていよいよフィニッシュって感じがしますなー。
たきなは高速に乗ります。
そこにはゾンビは居ませんでした。
周囲で火災などは発生していないので静かなようです。
千束が二人きりの逃避行を提案してきましたよ。
たきなはここが夢の中と気が付いているのですが生き残る確率が高い方策を提案してしまいます。
DAの施設に向かった方が生き延びる可能性を広げられると答えてしまいます。
たきなが深読みしてしまい悩み始めてしまいます。
千束が二人だけを提案したのは集団になると仲間割れが始まるので二人だけで行動しようと提案したのではないかと気が付きます。
そこまで察せなかった自分に恥じていますね・・・散漫になってしまいます。
たきなが運転するハイエースは高速道路に横転していた車に激突してしまいました。
二人ともシートベルトをしていたので無事でいた。
たきなは心に大きな外傷を負う事になってしまいます。
折角の逃走手段を失ってしまいたきなが落ち込んでいます。
千束がエスプレッソを淹れてたきなを慰めてくれました。
朝が来るのを待って移動する事になります。
朝日が昇ると旧電波塔の近くにリスの怪獣が立っていました。
クルミに似た声で怪獣が吠えます。
クルミの役は怪獣役のようですね・・・
自分達の持っている武器で対抗するのは難しそうです。
どうしようか検討している二人の前にカが現れました、戦車に乗っていますよ。
ミカは二人を怪獣退治に誘ってきます。
千束は乗りになりますよ。
戦車に飛び乗りたきなに手を伸ばします。
たきなは仕方ない付き合おうと考え千束の手を取りました。
戦車に乗り込んだところで目が醒めました。
たきなは夜間に行われたDAの仕事の帰りの車中で居眠りしてたようです。
車を運転しているのはミズキですね。
隣ではたきなにもたれ掛かり千束が眠っています。
幸せそうなバカ面で眠りこけています。
ミズキからたきなも夢を見ているような顔で眠っていたと教えられます。
たまに呻いていたそうなのでゾンビと怪獣の世界は夢だったと納得する事になります。
千束はまだ眠っていて、撃てたきな世界の平和は私達二人の、と寝言を呟いています。
千束はまだ怪獣と戦っているのかも知れません。
千束にもたれ掛かられて、たきなは満更でもないようだぞ。
二人の親密度が上がっているみたいだね。

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イントロダクション5
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徳田は締めきりに追われています。
取材協力をして貰った喫茶店では書けないのでリコリコに来ています。
自分のヤル気を引き出してくれる雰囲気の喫茶店である事もここを選んで理由でした。
その日のリコリコにはあと二名の締めきりに追われている人物が居ました。
作家の米岡と漫画家の伊藤です。
三人とも全然進んでいませんでした。
クルミがやって来て随分と白いなとの率直な感想を述べます。
轟沈した三人にミカがエスプレッソを入れてくれました。
三人なのに四人分あるね?
三人の同志は乾杯とカップを掲げて一気に飲み干しました。
トイレに行っていたカナが戻ってきます。
最近常連になった女子中学生です。
エスプレッソを飲んだことがないと言うので三人で奢ってあげる事にしました。
苦いのが苦手だというのでミカがアイスクリームを付けてくれます。
アイスクリームにエスプレッソをかけて食べると説明されたカナが躊躇していますね。
冷たいモノに熱いモノをかける事に躊躇いを覚えたそうですよ。
彼女の可愛い反応に店内は柔らかな雰囲気になりました。
カナは恐る恐る食べてみる事にします。
彼女の表情が見事に美味しいと言っていました。
ミカは満足そうにしています。
伊藤が何気なくカナの通っている中学の話を始めました。
てっきり地元の中学に通っていると思っていたのですが電車で通って来ている事が判明しました。
頻繁にリコリコに来ているので伊藤は何か習い事をしているのかな?と予想します。
カナは青い顔で誤魔化そうとしていますね。
店の雰囲気が悪化したところに買出しを終えた千束が帰ってきました。
騒がしい彼女の登場で雰囲気が変わるかと思ったのですがカナは硬直したままでした。
何かありそうですね・・・

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第五話『ご注文は?』
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仕事が終わった伊藤がカナの事を話題にしています。
彼女が注目したのはお金の問題です。
カナは埼玉の中学校に通っています。
錦糸町に来るには電車を使わなければならず交通費の問題がありました。
リコリコで注文すると1000円は掛かるので交通費と合わせると2000円近くの出費となります。
決行頻繁にリコリコにやって来るのでお金の出所を心配していました。
伊藤に埼玉の中学に通っている事を指摘されたカナは焦ってリコリコから帰ってきました。
カナというのは彼女が考えた偽名でした。
本名は堅香子(かたし きょうこ)です。
彼女は誰にも言えない大きな秘密を抱えていました。
彼女の父親は不倫をしていたらしく実母は既に蒸発しています。
カナは自分を置いて蒸発した母親に絶望感を抱いたようですよ。
母親が蒸発すると直ぐに不倫相手の女性が家に住みつきます。
その女はカナに不感症で煩い事を言われないのが救いです。
進学間際に母親が蒸発したので世間体を気にした父親はカナを電車通学させる事にしました。
昼食の弁当代と交通費として毎日1000円を与えています。
カナは昼食を抜いてリコリコに通う資金に充てていました。
自分を暖かく迎えてくれたリコリコだけがカナの心の拠り所になっています。
学校でも酷い苛めに遭っていました。
溝隠瑠璃(みぞかくし るり)というお嬢様が主犯です。
体育の授業で着替えているところをスマホで盗撮されました。
スマホを奪って写真を消そうとすると瑠璃の下僕二人に邪魔されます。
半裸にされて押さえつけられている写真を撮られてしまいます。
瑠璃をその写真をネットにバラまいちゃうぞと言ってカナを脅しています。
カナはひたすら耐える日々を送っていました。
学校には行きたくないと思っているのですが石原という担任教師が元高校球児の熱血漢でした。
不登校が続くとカナの抱えている問題を解決したいと言って家に押しかけてきます。
それは避けたいのでカナは嫌々通学していました。
カナは石原の事を頭は悪いけどいい人かもと考えています。
石原は自分の脳内で他人をラベリングしてテンプレな理解をしてきます。
カナは何も分かっていないのに適当な事をいってくるバカと認識しています。
辛い日常をリコリコに通う事で耐えていたカナが偶然通学に使う電車で千束とたきなを見かけました。
千束とたきなはカナの学校の最寄り駅から乗ってきましたよ。
カナは次の快速で追いかける事にします。
次の停車駅で千束とたきなが乗り込んだ各駅停車と連絡する事になります。
乗り込むと既に二人は降りていました。
二人は男を挟んで座っていました。
あーアジア人を拘束した日なんだね・・・
カナは千束とたきなが座っていた座席に座り二人の温もりを感じようとしています。
お尻に固いモノが当たっている感触がありました。
取り出してみると拳銃が隠されていました。
カナはアジア人が隠したグロッグ42を偶然にも手に入れてしまいます。
カナは郊外の森に移動して試射してみる事にしました。
そして本物拳銃だと確認しました。
拳銃を手に入れたカナは殺したいリストを作ります。
弾が5発あるので5人の標的を決めます。
一位が瑠璃で二位と三位はその取り巻き二人です。
新しい母親が四位で父親が五位です。
カナは五人を殺す機会を伺う日々を送る事になりました。
ある日、瑠璃が東京に遊びに行こうと誘ってきました。
カナは断るのですが半裸写真をネタに脅されて同行する事になります。
向かった先は錦糸町でした・・・リコリコのある街です。
カナは何でここなんだと愕然としていました。
救いだったのはリコリコがあるのは錦糸町の北口です。
向かったのが南口だった事です。
瑠璃は彼氏が経営している会員制のバーにカナを連れて行きました。
ハーブティを出されます。
瑠璃はそれをガブガブ飲んでいますよ・・・
瑠璃を嫌っているカナは飲んだふりをしています。
飲むと自分が汚されると感じたそうですよ。
瑠璃の彼氏が本性を見せてきます。
カナの髪を乱暴に掴んで顔を覗き込んできました。
ハーブティーには薬が混ぜられていたようですね・・・瑠璃は依存症に陥っているようです。
彼氏は中学生を使った売春組織を運営しているみたいだね。
カナにも売春させようとしてきました。
カナが処女だと知っていて初物として客を集めていました。
下種な野郎だねー。
カナはハーブティーを飲んでいないと分かると無理強いするのを諦めます。
しかしタダでは返せないと言ってお茶代として10000円を要求してきました。
カナはリコリコに行くために貯めていた資金を使う事になってしまいます。
部屋からでる時にカナは売春現場を目撃してしまいました。
彼氏との会話から瑠璃も売春しているようですよ。
エレベーターを待っているとカナの事を知っている客が現れます。
カナは瑠璃が写真を彼氏たちに見せたんだと気が付きます。
非常階段を使ってビルから逃げ出す事になりました。
必死に逃げたカナは錦糸町の路地で千束と出会ってしまいました。
一番会いたくないタイミングで憧れの人と出会ってしまいます。
カナは泣きながら逃げ出しました。
翌日登校すると瑠璃があからさまに無視してきました。
虐めている感じではなくカナの存在を無視しているように見えました。
放課後、石原に呼び出される事になります。
他の会議があるのでどこかで時間を潰してから進路相談室で待っていて欲しいと言われました。
うーん怪しいですね・・・これは遅い時間に会いたいって事だよね・・・
石原はカナの状況を心配するふりして肉体関係を強要してきたぞ。
暴力事件を起こして飛ばされたとの噂は淫交だったようです。
石原は瑠璃からお金に困っているカナが売春をしていると相談されたと言っていました。
カナは瑠璃の行為に激昂しています。
カナは違うと訴えますが信じて貰えませんでした。
石原は半裸のカナが掲載されているサイトを見たと言っています。
顔は隠れているたがほくろの位置でカナだと分かったと教えてくれますね?
なんでカナのほくろの位置をしっているんだ?
石原は大胆にシャツの中に手を突っ込んでカナを生で触ってきますね。
カナは逃げる為に石原の手に噛みつきました。
攻撃された石原は激昂してカナを殴り飛ばします。
カナは鞄から拳銃を取り出して石原を狙います。
石原は拳銃をオモチャだと思い込む事にしました・・・本当にいい性格しているよ。
カナは石原を撃ち殺すか迷います。
ここで彼に銃弾を使うと予定している五人の殺害計画に支障がでてしまいます。
父親を殺すのを諦めるかとの結論がでたところで非常ベルが鳴り響きました。
校舎で火事が発生したと言って養護教諭が飛び込んできました。
石原はカナを犯すチャンスを逸して残念そうですが同僚にバレると問題になります。
誤魔化そうとしていますね。
養護教諭は石原が手に怪我をしている事に気が付きました。
保健室で治療すると強引に連れて行きました。
カナはその隙に逃げ出しました。
逃げ出したカナのところに瑠璃がやってきましたよ。
彼女から石原が覗きの常習犯である事を知らされました。
石原は体育の着替えを覗いていたのでカナのほくろの位置を知っていたようです。
家に戻ったカナは殺人計画を実行に移す事を決めます。
拳銃を持って錦糸町に向かいました。
駅のトイレで男子に見えるように変装しました。
標的は瑠璃と二人の取り巻きです。
三人が瑠璃の彼氏の経営するバーのビルから出てくるのを待つ事にします。
三人はバイト代が出たので買い物してから変える事にしました。
カナは尾行を開始しします。
駅に向かう時に大きな公園を通る事になりました。
カナはここでヤルしかないと考え拳銃を取り出しました。
瑠璃の頭に狙いを付けて引き金を引こうとしましたが引けませんでした。
絶対に殺すと標的リストまで作っていたのに良識が邪魔をして殺せませんでした。
カナは善良なのね。
素で悪党である瑠璃とは偉い違いだよね。
撃てなかったカナは自分の弱さに絶望しています。
カナは自分が死ねば今の状況を打開できる事に気が付いてしまいます。
銃口をこめかみに向けて引き金を引きました・・・
自殺したと思われたカナは生きていましたよ。
近くにゴム弾の破片が落ちていました。
カナの使った拳銃は無くなっていて代わりにリコリコの無料券がスマホに貼ってありました。
千束が先にカナを撃ったのかもな・・・
生き残ってしまったカナはリコリコに向かいます。
リコリコには千束が居てカナを優しく迎え入れてくれました。
ミカ、たきな、ミズキ、クルミは居ませんね。
カナは千束の淹れてくれたコーヒーを飲む事になります。
千束はカナに渡しのはコーヒーセットの無料券だ、もう一つ注文できる。
何でもいいよと伝えます。
カナは「助けて」と呟きました。
千束はおまかせあれと請負、カナを優しく抱きしめてくれました。
リコリコがカナの問題を解決する為に動いていたのね。
たきなとミズキがカナの学校に遠征して石原を成敗しました。
石原がカナを襲っているのを見たたきなは彼を射殺しようとしたそうです。
ミズキが必死に止めたそうですよ。
カナが銃を構えるとたきなは見届けようとしたそうです。
たきなの感性もぶっ飛んでいますね。
カナが石原を射殺したら自分が撃った事にすればいいと主張したそうです。
たきなが頼りにならないのでミズキが頑張りました。
非常ベルを押して火事が起こったと嘘を吐いて石原を保健室に連れ込みました。
保健室でミズキが石原をボコボコにしたようです。
瑠璃がネットにアップしたカナの半裸写真はクルミがAIを使って削除してくれました。
千束がカナから依頼を受けた体裁を整えたのはDAを巻き込む為でした。
DAはこの件に協力してくれて瑠璃の彼氏が運営していた子供相手のドラッグ売買ルートを潰しました。
瑠璃も捕まったよね、DAに捕まったので未成年なので加害者なのに被害者扱いされる事は無さそうです。
カナの問題は解決したと言っているので瑠璃が彼女の前に現れる事は無さそうです。
カナの問題は解決したそうですが今回は赤字です。
千束の友達の笑顔が守れたので満足だそうです。

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アウトロダクション
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徳田が千束へ嬉しい報告を携えてリコリコにやって来ました。
店内は異様な空気に包まれていました。
土井が変な笑いを続けいます。
彼の足元で千束が土下座していますね・・・
徳田に気付いたたきなが注文を取ってくれます。
彼女は不機嫌そうにしていますね・・・恐らくたきなが土井に恋しているとの勘違いに気が付いたようだな。
それを知らされた土井が壊れてしまい、千束は土下座していると。
クルミが出てきて土井にうるさくて寝てられないぞと文句を言いました。
可哀想で誰も土井を止められなかったのでクルミは感謝されています。
異様な雰囲気なのですが平常運転だと言われたので徳田は気にしない事にしました。
徳田は千束にブツができたと伝えます。
土下座していた千束が飛び起きて徳田の元に移動するよ。
徳田は刷り上がったばかりの女性向け雑誌を千束に渡します。
彼が担当したのは錦糸町は若い女の子達だけでも遊べる街だと紹介する特集記事でした。
喫茶店を消化する写真のモデルに千束とたきなを使ったのね。
千束とたきなは喜んでいるみたいでね。
常連たちも写真を見て歓声を上げています。
土井だけはまだ立ち直れていませんね。
ミカが千束とたきなが目だってしまったと恨み言を呟きます。
徳田はリコリコを取材しようって気持ちは無くなった事を伝えます。
リコリコは今のままが良いと分かったと伝えるとミカが嬉しそうにしています。
真の常連が一人できたって事かも?

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ボーナストラック
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千束とたきなが徳田の記事の写真モデルをする事になったのは千束がごり押ししたからでした。
素人の二人の写真が使い物になるのか?と徳田は心配だったようですがそれは杞憂に終わりました。
千束は妙に緊張して撮影さてていました。
対してたきなはいたって自然です、緊張とは無縁でした。
千束は雑誌が国会図書館に収蔵され未来人まで自分たちの写真を見る事になると考え緊張していました。
妄想の方向性がぶっ飛んでいますね。
撮影を担当したカメラマンから二人がインナーマッスルを鍛えているように見えると教えれてます。
徳田は二人が絵になる秘密を知った気分でした。
いい写真になったと言われて徳田は安心しています、没にならずに済む。
撮影が終わり緊張が解けた千束は撮影に使ったホットケーキが食べたいと言っています。
徳田がOKを出すと嬉しそうに食べ始めます。
傍で見ている喫茶店の店主はニコニコ笑顔になっています。
千束が一口サイズに切ったホットケーキをたきなに差し出します。
たきなは素直に食べました。
その瞬間をカメラマンが写真に収めます。
今日一番の写真が撮れたと言って徳田に見せてくれました。
徳田は自分の記事が写真に負けてしまうと覚悟しました。
雑誌は千束とたきなの写真集になってしまったようです。

成分美少女メニュー戦闘友情恋愛
評価AAAAAAAAAAAA

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