ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第11巻 (GA文庫)


世界会議の結果、七竜騎聖の補佐官を交換する事になりました。
其々の陣営の戦力の把握を行うのが表向きの名目でした。
実際には創造主たちが各国間で牽制させたいような意図を感じます。
この取り決めでコーラルが新王国にやって来ました。
ルクスのクラスに転入生としてやってきます、クラスは二人目の男子生徒の登場に騒然となっていました。
男の友人が欲しいと思っているルクスは喜んでいました。
補佐官の交換ってことでセリスとクルルシファーも他国に向かう事になりました。
クルルシファーは故郷のユミル教国へ、セリスはマルカファル王国に向かう事になりました。
ルクスの元を離れるにあたり彼にちょっかいを出すライバルを牽制する為にクルルシファーは一計を案じました。
同じ様に他国に向かうセリスに協力して貰う事になりました。

ルクスはコーラルと仲良くしていました。
コーラルはルクスの雑用を手伝ってくれたりしています。
ルクスの入浴は女生徒が終わってからなのですが、男同士ということでルクスとコーラルは一緒に入浴していました。
コーラルはルクスに向かって自分が男に見えているか確認してますね。
そこに夜架が気配を消して入ってきてルクスの背中を流そうとしてきました。
夜架は水着を着ているので大丈夫だと言っています。
夜架の行動はいちいちエロいですね。
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ルクスに近づきすぎなコーラルと夜架を牽制する為にクルルシファーは動きます。
クルルシファーはコーラルにルクスの護衛を依頼しました。
セリスは夜架にルクスの護衛をお願いします。
これはコーラルと夜架が互いに牽制しあいルクスにちょっかいを掛けられなくする意図がありました。
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これが原因となりコーラルと夜架は自分がルクスを護衛すると言って引きませんでした。
そこでルクスの護衛権を掛けた対戦をする事になりました。
クイズ勝負やルクスをどうやって守るかなどの勝負がありましたが決着はつきませんでした。
最後はドラグライドを使っての対決となりました。
夜架が勝つかと思われましたがコーラルは予想以上に強かったです。
結果は引き分けとなりコーラルと夜架で交替でルクスの護衛をする事になりました。
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夜架が護衛しているときにルクスを街に連れ出す事になりました。
しかし驚きです、クロスフィールドに来て半年程になるのに夜架は一人で学園の外に外出した事がありませんでした。
ルクスは夜架を案内することになりました、雑用時代の馴染の店に夜架を連れて行きました。
知り合いには夜架の存在を揶揄われていました。
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夜架が洋服が欲しいと言うので見に行きます。
清楚な感じのモノが好みとルクスが言ったので夜架はそのようなモノを選びました。
夜架が着替え終わってルクスに見せてくれましたが驚きでした。
夜架はルクスの言っていた好みとは下着の好みだと思ったようです、清楚な感じの白いレース下着で現れました。
ルクスは下着の事じゃないと弁明したけど夜架はルクスは下着無しが好みと理解してしまいます。
夜架は本気か?と言いたくなる発言をしてました、これからは下着を付けないで過ごそうかと言っていました。
実現したら凄かったでしょうね。
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セリスはマギアルカに同行してマルカファル王国に向かいました。
道中にマギアルカから彼女の生い立ちを話して貰っていました。
彼女は商人の家の生まれでしたが両親が事業に失敗して捨てられたそうです。
孤児だった彼女は親戚である武術家の叔父に拾われて技を教えられたそうです。
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その後商売を始めて大成功したそうです。
両親に会えるかと期待していたそうですが、残念ながら彼女の両親は亡くなっていました。
マギアルカが大商人になれたのには秘密がありました。
彼女は数か国の遺跡調査に関わる事ができたのでそこで発見された新兵器をいち早く商売に転用して莫大な財を築いたそうです。
マルカファル王国の代表になっているのは結構な額のお金を貸しているからだそうです。
しかしマギアルカは抜け目ないです。
彼女が代表になっているマルカファル王国には大聖域(アヴァロン)の入り口がありました。
彼女は大聖域のお宝にありつくのが目的のような口ぶりでした。
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マギアルカはルクスの事を高く評価していました。
現在の七竜騎聖はルクスが中心になっていると指摘していました。
ルクスはグライファーやローザとも遊戯を深めているのでルクスのピンチに助けて貰えそうだと言ってました。
ルクスには人を惹き付ける魅力があるとも言ってますね。
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ルクスとリーシャは女王から特命を受ける事になりました。
世界会議でも議題に上った裏切り者捜しに関してです。
経緯は分かりませんが新王国には遺跡に収めるべきグラン・フォースがあったんだよね。
状況からして新王国内にある遺跡、箱庭のモノだと思われます。
それがなぜ、新王国の手元にあったのか不明なのですが、このままでは裏切り者として認定されてしまう恐れがありました。
そこで、他国や創造主に気付かれる前に箱庭にグラン・フォースを置いてくる事になりました。
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作戦にはリーシャ、ルクス、トライアドの三人とアイリが参加する事になっていました。
しかし出発直前にシングレンがやって来てしまし、ルクス達を手伝うと言ってきました。
本当は同行されては困るんだけど、断る理由が見つからないので申し出を受ける事になりました。
シングレンは遺跡の中には入らないで近くでアビスの出現を警戒すると言ってくれます。
シングレンを警戒する為に夜架が急遽同行する事になりました。
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遺跡の中に入ると竜匪賊が隠れていました。
彼らの狙いはルクス達が収めようとしていたグラン・フォースでした。
これを奪われてしまいました。
更にシングレンの腹心であるツヴァイベルグが遺跡に隠れていてルクス達がグラン・フォースを持っている場面を目撃されてしまいました。
運の悪い事に竜匪賊に奪われた場面を目撃されたので新王国が竜匪賊と通じていると思われてしまいました。
元々、シングレンは新王国がグラン・フォースを秘匿している事を知ってたようですね。
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夜架はシングレンの怪しい動きを見て彼を殺す為にシングレンに挑む事にしました。
シングレンの強さは夜架の予想を超えていました。
シングレンの神装機竜リバイアサンは水の膜に覆われているので攻撃が通り難かったです。
夜架の攻撃はリバイアサンに有効なダメージを与える事が出来ませんでした。
夜架はオーバーリミットなどを使って一度はリバイアサンを破壊する事に成功しましたが、リバイアサンの神装の力が発動しました。
リバイアサンは一回だけ修復可能な神装を持っていました。
破壊した筈のリバイアサンが復活してしまい夜架は追い込まれます。
リバイアサンの苛烈な攻撃で腕とか足とかが折れてしまい動けなくなりました。
シングレンが止めを刺そうと斬り下ろしてきたところに夜架を庇ってルクスが飛び込みました。
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ルクスは斬られてしまい即死したようです。
夜架は息の無いルクスを抱きかかえて慟哭していました。
死に逝くルクスに奇跡が起こりました。
聖蝕が現れてルクスの傷に光が流れ込みました、ルクスの傷が回復してルクスは生き返りました。
ルクスはこの不思議現象をフィルフィにも起こっていた事を思い出したようです。
フィルフィも一度死んで聖蝕の力により蘇った事を思い出しました。
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ルクスに起きた奇跡を目撃したシングレンは白けた感じですね。
ルクスと夜架を残して撤退していきました。
シングレンを追いかけようとしたルクスに向かい聖蝕は反転するぞ、倒さないと不味いぞと言い残しました。
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シングレンの言った通り、聖蝕は反転して攻撃してきました。
ルクスの元にコーラル、グライファー、リーシャ、トライアドが集まってきました。
聖蝕は敵対する人間の大切な人の姿に形状変化してきました。
攻撃を始めましたが、聖蝕の特徴が厄介でした。
攻撃を受けるとそれを解析して強さを増してくるタイプでした。
さらに強化用のアビスを周りに放出してきました。
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当初は強化用の燃料であるアビスを倒してから聖蝕を攻略しようとしましたが、上手くいきませんでした。
燃料であるアビスの受けた攻撃も聖蝕は吸収できるようでした。
アビスを倒しきるまでに聖蝕がパワーアップしてしまうので、作戦は瓦解しました。
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困った事になっていたのですが瀕死の夜架が妙案を思い付きました。
トライアドに頼んでルクスを助ける為に破壊された夜刀ノ神を修理してくれとお願いしました。
夜架の雰囲気が変わっていると感じたトライアドの三人は夜架に協力しました。
これは好判断でしたね。
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夜架は夜刀ノ神の禁呪符合を使いルクスのバハムートを聖蝕の直前まで移動させました。
そこで刻撃を使い攻撃を当てました、聖蝕に生まれた隙をついてルクスが暴食(リロード・オン・ファイア)を撃ちました。
これでコアを破壊できれば良かったのですが、聖蝕は破壊を免れます。
リーシャの姿を取り、ルクスに語り掛けました。
「お願いだルスク!やめてくれ!またわたしを殺さないでくれ!」と言いました。
これはどういう意味だろうね?
ルクスは何かを忘れているようですよ。
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ルクスの動きが止まりましたが夜架が夜刀ノ神でバハムートを操り聖蝕に止めを刺しました。
このとき聖蝕は亡くなった夜架の弟の姿を取ったようですけど夜架には通じませんでした。
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ルクスは夜架に助けてもらったお礼を言ってます。
夜架は自分は道具なので心は無いので気にしないでと言っていましたがルクスが優しく夜架を諭します。
夜架はルクスの為に心を殺してくれたんだと言ってました。
これで夜架に決定的な変化が起こったようですよ。
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聖蝕を倒した後に角笛の音色が響きました。
蒼い光の柱が出てきてその中に攫われたアイリが居ました。
ルクスはアイリを抱き留めます。
アイリはルクスに向かって何故助かったのか返答をしませんね、言葉を濁しています。
その後、場所の特定ができていなかった第七遺跡「月(ムーン)」が出現しました。
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立体映像が投影されて七竜騎聖の一人、ソフィスが現れます。
彼女は自分の事をソフィス・エクスファーと名乗り、「鍵の管理者(エクスファー)」の末裔であると言ってます。
ウルクと名乗っていた妹は自動人形でした。
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ソフィスはこれ以上の遺跡の攻略を禁ずると言ってきます。
遺跡に近づくな、破ったら罰を与えるといってます。
月は自分の制御下に入った、残り三体の終焉神獣も制御して簡単な指示を出せると言ってますね。
これは不味いですね。
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ソフィスは創造主も含めて人類の反抗は許さないと言ってます。
ソフィスが大聖域に到達するまで大人しくしていろと要求してきました。
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創造主の言っていた裏切り者はソフィスたちだったようです。
可哀想なのはソフィスが所属していたトルメキス連邦ですね。
しかしトルメキス連邦はソフィスの企みを知らなかったようです。
リステルカの一言で他国からの糾弾は収まりました。
残りの国で揉めている場合ではないとの判断ですね、リステルカにも余裕が無くなってきた感じですね。
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数日後、夜架が大胆な行動に出ました。
夜架は自分の気持ちが分からないと言ってます、ルクスに協力を求めてきました。
ルクスは快諾しましたが夜架の行動は予想外だったようです。
夜架はルクスにキスしてきました。
夜架は照れテレですね、彼女はルクスの事を愛してしまったかもしれないと言ってます。
更に大胆な発言をしています。
心と体にルクスを愛することが出来るか教えてくださいとか言ってますね。
ルクスは困ってますよ。
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これをクルルシファーとセリスに目撃されてしまいました。
二人は夜架を連れ出しルクスに関する協定について教える積りですね。
夜架も興味を持ったようです。
うーん夜架もルクス争奪戦に参戦する事になったね、これは強力な候補者の登場ですね。
ルクスに対する忠誠心は高いし、エロボディだしで、一気にトップをとっちゃうかもしれないぞ!!
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アイリは箱庭で竜匪賊に拉致されました。
竜匪賊はルクスから奪ったグラン・フォースをソフィスに渡していました。
新王国にあったグラン・フォースは月のものだったのね。
しかし何故、月のグラン・フォースが新王国にあったのかは分からないんだよね。
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グラン・フォースを月に収めたのはアイリでした。
アイリはグラン・フォースはアーカディアの一族しか解放できないのではないかと予測してますね。
これは真実っぽいですね、アイリの見解は正しいように思います。
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ソフィスはアイリに取引を持ちかけました。
アイリがグラン・フォースを月に収めれば、ルクスの元に無事に返すと言っていました。
グラン・フォースを台座にはめ込む事により月は解放されて全機能を使えるようになると聞かされます。
アイリは一度は断るんだけど、この戦いを無血で終わらせる方法があると言われて協力する事にしました。
ソフィスはその鍵をアイリが握っていると言ってますね。
次に呼んだときに、呼び出しに応じて欲しいと、それまでは何もしなくていいと言ってました。
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アイリはソフィスに、裏切ったら、月の機能「狂月の鐘(ルナティックコール)」を発動して、全ての幻神獣(アビス)と終焉神獣(ラグナレク)を集めて新王国を叩き潰すと言われてしまいました。
それでもいいなら取引を拒んでも良いと言ってますね。
ソフィスの表情がもの寂しげだったとアイリは感じてます、これは気になる反応ですね。
結局、アイリはソフィスに協力する事にしたみたいです。
これは新王国に対す裏切り行為になるのでルクスにも打ち明けられないでいます。
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アイリはルクスに対して秘密を持つことになったけど、耐えられるのでしょうか?
彼女の事だから平気な顔で過ごしそうですね。
ソフィスはアイリの事を「裏切りの一族」の末裔と言ってました。
これは興味深いですね、どういうことなんだろうか?
エクスファーを裏切ったって事だろうか?
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世界連合はソフィスの要求を受け入れて大人しく彼女の動向を見守るのだろうか?
うーんリステルカは無視して遺跡の攻略をしそうだよね。
どうなるんだろうね?
ソフィスは七竜騎聖に新王国に集まり待機せよとも言ってたんだよね。
新王国にも何らかの秘密がありそうだね。

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