ラノベの感想) ハンドレッド 第12巻―ハーヴェスト・タイム― (GA文庫)
セリヴィアがリザを攫いにきました。
リザはジュダルの演説を邪魔するなと言ってましたがセリヴィアに捕まってしまいます。
セリヴィアがリザに口づけするとリザは洗脳されてしまいました。
セリヴィアはリザをタイムマシーンのエネルギー源にするつもりのようです。
セリヴィアはこっそりと動いていたので演説中のジュダル達には彼女の動きを把握できませんでした。
ジュダルは念願だったルナルティア基地の代表になれたのでウキウキで演説をしていましたが、凶弾に倒れる事になりました。
ジュダルを襲ったのはエレーナ・スカルニコアでした。
ヴァシリーの敵討ちのようです。
ジュダルはエレーナの巨大な槍で胸元を貫かれました。
ジュダルの暗殺劇で会場は騒然となります。
ジュダルのボディガードであるネヴェア・グラウスがジュダルの元に走り寄ります。
ネヴェアが衝撃の告白をしてますよ。
彼女、ジュダルの子供を妊娠していました。
ジュダルは自分の後継者を残すつもりは無かったのですがジュダルが考える以上に愛されていたようだ。
ジュダルが、その子は呪いを抱えているとか言ってますね。
ハーヴェイ家には何らかの呪いが掛かっているのでしょうか。
ジュダル自身も病魔に侵されていて余命が少なかったんだよ。
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クレアがジュダルの元に駆けつけて手を握ってます。
ジュダルはクレアに自分は満足だと言ってますね。
ハヤトにリトルガーデンを任せると言い残しました。
子供の頃にリニスとした約束を叶えたと言ってます。
ジュダルは亡くなってしまいました。
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その直後に式典会場に異変が起こりました。
スレイヤー達が頭痛に見舞われます。
この異変はセリヴィアが仕掛けた事でした。
式典会場に何らかの装置を仕掛けてスレイヤーからエネルギーを吸収しようとしていました。
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式典会場の他にもルナルティア基地の制御を乗っ取っていました。
クレアたちは式典会場から出られなくなりました。
地上のリトルガーデンにもジュダル暗殺劇が途中まで中継されていたので異変に気が付きます。
シャーロットが対策を練り始めます。
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メイメイを通じてクレアたちと連絡を取りセリヴィアが怪しい行動を取っていると報告してきます。
セリヴィアによりリザが連れ去られたと言ってます。
さらに、セリヴィアがクレアの父親、ビル・ハーヴェイを殺害した可能性を指摘しました。
クレア可哀想です。
一気に父、兄を失い妹は拉致されてしまいました。
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ルナルティア基地の制御を取り戻す為に、式典会場の外で警備に付いていた、クロヴァン、ナクリー、ネサットに制御装置の破壊が命じられました。
クレアたちは式典会場の壁を壊して外に出ます。
そこからセリヴィアの追跡を始める事になりました。
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セリヴィア追跡部隊は、クレア、エリカ、ハヤト、エミリアの四人です。
式典に出席していたのでクレアとエリカはヴァリアブルスーツを着ていませんでした。
メイメイの指示でレイティアが取りに行ってきました。
岩陰でクレアとエリカが着替える事になるのですが、エリカが大興奮してますね。
エリカは鼻血ださなかったよな。
恐らくクレアの全裸を見てハーハー言ってたのでしょう。
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セリヴィアを追跡する途中で追跡を阻む者が現れます。
マルコとルカです。
この二人はセリヴィアに洗脳されていました。
幼い頃に故郷の村を蹂躙されて生き残ったのがこの二人でした。
セリヴィアが村を襲われた直後の二人の前に現れて言葉巧みに唆したようだぞ。
二人は強く成って復讐を果たす事を誓います。
二人は神聖教会(ピューリタリア)に入信して修行を開始しました。
修行の成果が出るとセリヴィアがご褒美として額に口づけをしてくれました。
この口づけで徐々にヴァリアントウィルスを注入していったみたいです。
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二人は復讐を果たしました。
とれも良い気分だと言ってましたが、その後の身の振り方を考えていませんでした。
復讐が全てだったので何をすればいいのか分かりません。
そこにセリヴィアが悪魔の囁きで二人を自分の下僕にしてしまいました。
アマンダにはマルコと云う名前を与えます。
ミランダにはルカと云う名前を与えました。
心の隙間を突くゲスイ手口ですねー。
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マルコとルカをエリカ、ハヤト、エミリアで抑えている間にクレアがセリヴィアを追う事になりました。
マルコとルカは戦闘技術はそれ程高くなかったのでハヤト達に倒されました。
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クレアはセリヴィアに追いつきました。
セリヴィアに心理攻撃を仕掛けられてしまいます。
セリヴィアはクレアとハヤトが熱い夜を過ごした事を知っていました。
セリヴィアはクレアとエミリアでハヤトとの関係がより深まっているのはどちらかな?と問いかけます。
クレアはセリヴィアの問でハヤトへの恋心を自覚してしまいます。
心がグラグラ揺れているところで、セリヴィアの黄金に輝く瞳で見つめられて洗脳されてしまいました。
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マルコとルカを倒したハヤト達が追いついてきました。
洗脳されているクレアはハヤトとエリカを倒してしまいます。
そしてエミリアと対決する事になりました。
どちらのハヤトに対する思いが強いか決する事になりました。
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エミリアは完全武装でクレアと対峙する事になりました。
エミリアの完全武装カッコいいですな。
クレアは浮遊砲台を使って攻撃してきましたが、エミリアも全てを覆い隠す霧(アームズ・シュラウド)で浮遊砲台を作り出し迎撃させます。
エミリアのハンドレッド操作凄いですね。
互いの浮遊砲台が撃ち合いにより破壊されます。
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クレアの回し蹴りが決まりエミリアが弾かれます。
そこにクレアがバスターキャノンで砲撃しました。
クレアの勝利かと思われましたが、エミリアは砲撃に耐えましたね。
エミリアの拳がクレアの腹部を捉えて決着となりました。
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エミリアの「ハヤトが全てなんだ」って言うセリフは強烈ですね。
ハヤトは幸せですね。
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クレアを正気に戻したエミリアもヘロヘロになってます。
シャーロットが救出部隊としてネサットを送り込んでくれたので助かりましたね。
大ダメージを受けている、ハヤト、エリカ、エミリアだけではクレアを連れて脱出はできなかったよ。
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ルナルティア基地の制御室破壊に向かったクロヴァン、ナクリー、ネサットはセリヴィアの四天王の一人、ヨハネと戦う事になりました。
ヨハネはハープ型のハンドレッドを使い洗脳攻撃をしてきました。
倒した筈の神聖教会の信者を操って攻撃してきました。
操られているだけの信者を殺す事は出来ないので苦戦します。
ナクリーが信者たちの餌食となります。
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クロヴァンにヴァリアントウイルスの共振がおこりヨハネの過去が見えました。
ヨハネはミリスと云う名前でした。
セリヴィアの洗脳の仕方がエゲツナイです。
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最初、ミリスにヴァリアントウイルスを与えて演奏させる事で演奏を聞いた人々が感動に涙するように仕向けました。
その後、人々はミリスの演奏に感動しているのではなく、ヴァリアントウイルスの影響で感動していると教えました。
ミリスは自分の演奏に自信があったのでセリヴィアの元を離れて演奏旅行に出ましたが、彼女の演奏では人々を惹き付けることはできませんでした。
ミリスにセリヴィアの寵愛が無いと自分は無力なんだと自覚させる事になります。
心が折れてしまったミリスはセリヴィアの元に下りヨハネとなりました。
本当にセリヴィアのやり方は下種ですなー。
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音を使って攻撃してくるヨハネを倒すきっかけになったのは、サクラとカレンの歌でした。
ルナルティア基地の制御を一部取り戻す事に成功し、二人の歌を流しました。
ヨハネはクロヴァンに倒される事になりました。
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ルナルティア基地の制御を取り戻すのに大きく貢献したのはヴィタリーでした。
彼女はジュダルにより脳だけ生かされているのですが、自身をコンピュータに直結してブレインコンピューティングしました。
シャーロットはそんな事をすれば、脳が焼き切れてしまい死んでしまうと心配してましたが、ヴィタリー(女性だぞ)が男前な発言をしますよ。
「ジュダルのいないこの世界になんて、未練はない」と言ってます。
ジュダル結構モテモテですね。
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シャーロットはセリヴィアを追ったクレア達が心配だったのでダメージが無いネサットを送り込みました。
これが好判断でしたね。
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倒れているナクリーがクロヴァンに告白しました。
クロヴァンは鈍感なのでナクリーの思いには全く気付いていませんでした。
いきなり告白されて驚いてますね。
ナクリーの自分の事を好きか嫌いかって問いかけも潔くて良いですね。
クロヴァンが正直に返答しているのも好感が持てました。
大好きと返答してますよ。
メイメイが二人の会話を聞いていたのですが、気が早いですね。
結婚式には呼んでくれと言ってました。
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ハヤトたちは、ネサットに連れられてルナルティア基地のリトルガーデン区画に戻りました。
意識を取り戻したハヤトはシャーロットからこれまでの経緯を聞いています。
セリヴィアが野放しと聞いてハヤトは追いかけようとしましたが止められます。
今は休息をとり失ったエナジーの回復に努めるようにと言われてしまいます。
同じ部屋にエミリアも寝かされていました。
シャーロットはそこには監視カメラはないでのキスでも何でも好きなだけイチャツイて大丈夫だと言い残して去りました。
ハヤトは意識してしまうね。
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ヴァリアントウイルスが活性化している状態でウイルスの保有者同士でキスする事で症状を鎮静化できますからね。
目覚めたエミリアがハヤトとクレアの間で何があったのか聞いてきますよ。
ハヤトは言いたくなさそうでしたが、エミリアは本気です。
エミリアはヴァリアブルスーツの上半身を脱いじゃうぞ、おっぱいが丸出しです。
自分を見てくれとエミリアが要求してきましたが、ハヤトはおっぱいを見る事ができませんね。
エミリアを抱きしめます、まあ、これでおっぱいは隠れますが、エミリアのおっぱうが自分の胸に押し付けられる事になってしまいます。
キスを始めますがエミリアが暴走状態になり、もっと先に進もうと言ってきますよ。
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エミリアはクレアの家で何があったのか聞いてきますね。
ハヤトは説明するので、落ち着けと言ってます、おっぱいを隠せと要求してます。
ハヤトはリザに嵌められてクレアと一緒に寝る事になった事、クレアにキスされた事を説明しました。
クレアとはしていないとのハヤトの説明にエミリアは安心したようです。
エミリアはハヤトの始めてになれるチャンスが残っていると聞いて安心したのね。
さらにキスを迫ってきました。
この様子だと活性化したヴァリアントウイルスも沈静化するでしょう。
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野放しのセリヴィアが何をしているか偵察する為にフィリッツ、レイティア、アリー、ウェンディがセリヴィアを追いました。
助っ人としてトウカとネサットが駆けつけます。
トウカはヴァリアントウイルスに耐性があるのでセリヴィアの使う攻撃が効きません。
セリヴィアはタイムマシンのあるビル・ハーヴェイの研究室に居ました。
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ルナルティア基地の制御は奪い返しているのでタイムマシンは起動できない筈だったんだけどね。
セリヴィアにはマタイが付きしたがっていました。
マタイもセリヴィアに洗脳されていましたよ。
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ウィルと云う名前でした。
ウィルは母親を失って以降、何にも興味が沸かなくなっていました。
そこを見透かしたセリヴィアは寵愛を与える時に母親の姿を幻視するように仕向けました。
母親からの寵愛が得られると思い込んだウィルはマタイとなりセリヴィアに仕える事になりました。
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偵察がマタイにバレました。
トウカが救援に駆けつけたので勝てるかと思いましたが駄目でしたね。
トウカの攻撃はセリヴィアを追い込みましたがマタイの持っている贖罪の十字架(サクリファイス)で頭を殴られて無力化されました。
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レイティアがセリヴィアの黄金の目で見つめられて動きを封じられてしまいます。
ビーム砲撃を受けそうでした。
フリッツがレイティアを庇って砲撃を受けてしまい右腕を負傷します。
これで狙撃が出来なくなりました。
レイティアは逆上してセリヴィアに殴りかかりましたが月面に叩きつけられてしまいました。
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アリーとウェンディも無力化されているのでネサットだけが残りましたが、彼女もエナジーの残量が少なくなっていました。
絶体絶命です、ネサットはヴァリアントの力を解放して攻撃を仕掛けようとしましたが、セリヴィアに止められますね。
「もう、おやめなさい」
これ以上の戦闘はお互いにとってメリットが無いとセリヴィアは言ってますね。
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ネサットはセリヴィアが目的を達すると地球が危機に晒される、だからセリヴィアを止めると言ってます。
セリヴィアの見解はちょっと違いますね。
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自分が目的(タイムマシーンを使う)を達成すると地球が危機に晒されるが、だからこそネサットは力を温存してセリヴィアの目的達成後に地球を救えばいいと言ってます。
ネサットは迷ってますね。
セリヴィアは地球が神(セリヴィア)から卒業する瞬間を目撃する者が欲しいと言ってますね。
その義務をネサットに託しました。
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ルナルティア基地の制御はシャーロットに取り戻されていましたがセリヴィアは力業で問題を打開しました。
月面に巨大な穴を開けて時空転移装置を外に出しました。
リザを手元に呼び寄せて時空転移装置を使ったようです。
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地上のリトルガーデンでは生徒会長のリディがイライラを募らせていました。
地上からは何も手出しできない状態に焦りを感じている様子です。
そこに緊急警報が鳴り響きました。
これまで見たこともない時空の亀裂が発生しています。
数百のサベージが現れました。
地球に接近するまでに残り6時間だそうです。
これはヤバイ。
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時空の亀裂が生じたってことはセリヴィアがタイムマシンを使ったってことだよね。
セリヴィアは目的を達成して惑星ノートルダムに戻れたのか。
一緒に居たリザはどうなったのか。
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ルナルティア基地に居るハヤトたちは地球に襲来するだろうサベージ討伐に参加できるのか。
ルナルティア基地に配備されている衛星兵器でサベージを打ち落とすのだろうか?
大ピンチですね。
どうなるんでしょうか?
セリヴィアにはやられっぱなしでした。
時空を超えられている場合は勝ち逃げされる事になりそうだぞ。
セリヴィアとの決着はつくのでしょうか?
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