ラノベの感想) ノーゲーム・ノーライフ プラクティカルウォーゲーム (MF文庫J)
レーベル:MF文庫J
発行日:2016/12/23
著者:榎宮祐
イラスト:榎宮祐
ISBN:978-4-04-068767-4
>>
アブストラクト・ウォー・ゲーム
>>
ソラがフィールとチェスで勝負しています。
フィールはわざと負けようとしてますよ。
ソラが提示した商品が欲しいようです。
クラミーが何を思って自慰しているかを教えると言ってます。
ソラが勝った場合はフィールとクラミーで百合プレイをする事になりました。
フィールにとっては結果はどうでもよくなる条件が揃ってしまったぞ。
クラミーだけが損害を被る条件になりました。
ソラはこの勝負を通じて考えます。
ゲームで戦争を終わらせようとした人物が居たのではないかと・・・
.
>>
プラクティカル・ウォー・ゲーム
>>
ソラはエルフ族の天才、シンク・ニルヴァレンとニーナ・クライヴは同一人物だと予想しましたが、これは違いましたね。
シンクはソラが考える以上の天才だったぞ。
シンクは負け知らずで戦を行っていましたが、下等生物と思っていたドワーフに負けてしまい思考方法が変化しました。
シンクに勝ったドワーフはローニ・ドラウヴニルと言います。
敗北後のシンクは彼に勝利するためだけに生きる事になったぞ。
.
シンクは勝つために策を用意し始めます。
幻想種(ファンタズマ)を捕獲したりしました。
.
エルフの世界ではシンクは戦争で行方不明になったとされています。
シンクは生きていてニーナの家に転がり込みました。
ニーナはシンクを尊敬する先輩として崇めていました。
シンクは戦争を終わらせるための研究を始めるので、それ以外の一斉が面倒になったようだ。
ニーアに自分の書いた論文を渡してきました。
それを提出してとっとと卒業して自分の影武者をやれと言ってきます。
.
ニーナはシンクを超える天才としてエルフ世界の期待を一身に背負う事になりました。
別人だったのね。
.
シンクは確かに優れたエルフでしたが、ダメな人でした。
生活力が皆無です。
遠征でニーナが留守にすると駄目っぷりが顕著に表れます。
食事をしながら仕事をすると言って食堂で全裸になって居ました。
.
全裸なのは服を着るから汚れるのだと言ってました。
ニーナはシンクの書いた脚本を演じているだけなので戦闘でも勝利の確信はないんだよね。
シンクの考える作戦は無茶なものばかりで生きた心地はしないんだよ。
疲れて帰ってきたニーナは全裸のシンクを風呂い入れて体を洗うことが習慣になっています。
.
シンクの考える戦争を終わらせる方法とは星ごと全てを殺し尽くす事でした。
シンクとニーナ以外を殺し尽くせばゲームは終わると考えました。
.
準備万端でドワーフを撃滅できそうでしたが、予定外の闖入者を招いてしまいました。
フリューゲルを引き寄せてしまいました。
シンクは魔法を無効化したのですが、これが不味かったです。
丁度、エルフの都の上空を飛んでいたフリューゲルが落下して来てしまいました。
フリューゲルは怒ってしまい、エルフとドワーフを撃滅してしまいました。
エルフの都から多くの書物を持ち出してしまいました。
.
シンクとニーナの屋敷に何者かが侵入して来ました。
シンクはその侵入者を幽霊とたとえ、誰とも違うルールでゲームをプレーしていると評しました。
この幽霊にシンクとニーナは後れを取ったようです。
この幽霊が大戦の勝利者のようだ。
.
シンクとニーナは結婚する事になりました。
シンクはニーナを女の子だと思っていたようです。
ニーナが決死の覚悟で真実を語っていました。
自分は男ですと。
シンクが驚愕してますね。
この二人がフィールのご先祖のようです。
.
>>
スリーフォールド・レビテーション
>>
ステフがソラに挑戦を続けます。
ステフは昼は政治を取り仕切り夜は徹夜でソラに挑み続けました。
徐々に疲労が蓄積していきステフは壊れてしまいます。
勝負を挑まれた方がゲーム内容を決定するというルールも忘れてしまってます。
.
ソラはステフに何かを期待している風なんだよね。
ソラはステフに心理戦での駆け引きのコツを教えていました。
ステフは一生懸命にメモを取り考えたようです。
ステフの出した解答は変態のそれでした。
.
額から口元まで隠す形でパンツを被り申し訳程度の下着姿で現れました。
目元は色眼鏡で隠しています。
これで表情を読まれないと考えたようです。
ソラとシロはステフの変態ぶりに恐れ戦いていました。
.
ステフはゲームに強い条件は変態であると断じます。
まあソラとシロを見ているとそう思えますけどね。
.
掛けるモノとして自分に惚れろとソラに言ってきました。
勝負はソラの勝ちでしたが僅差の勝利でした。
ソラは自分よりも頭のいい者が自分と同じ戦い方をしてくるのでステフに苦戦したようです。
.
ソラとシロはステフが真理にたどり着いたと言ってます。
しかし惜しいことにステフは正気を失っていました。
ステフは倒れてしまいました。
寝ている彼女は変態的な夢を見ているようでした。
全裸で散歩させられている夢を見て満足ぞうな表情を浮かべています。
ステフがドMの変態だと判明しましたね。
.
>>
ワンペア・オア・ハートストレートフラッシュ
>>
クラミーとフィールがエルフを裏切りソラに協力し始めます。
クラミーはフィールの家の奴隷として奉公していました。
クラミーとフィールは親友なのですが身分が違うので周囲に仲の良い姿を見せるわけにはいきません。
.
奴隷のクラミーは侍女に虐められていますね。
しかし痛快な方法で彼女たちを追い出す事に成功しました。
.
クラミーがフィールから預かった五枚の金貨を使ってイカサマをします。
四枚の金貨を四人の侍女のポケットに入れます。
フィールに金貨を侍女の取り上げられたと報告します。
侍女たちは奴隷が主人に嘘が吐けないと思っているので青くなってます。
他にもフィールの影口を叩いていたことも報告しました。
.
哀れな侍女たちは全員、クビになり、主人のモノを盗むとのレッテルを貼られる事になりました。
侍女の親分核の人物がクラミーに嵌められたと気が付きますが、それは気づかない事にしておいた方が良いですよとクラミーに言われてしまいます。
これまで散々馬鹿にしていた人類種に出し抜かれた間抜けと自ら喧伝する事になると言われてしまいました。
これは痛快でした。
.
フィールは侍女を全員解雇したので、クラミーは仕事が増えて大変そうです。
フィールはクラミーとイチャイチャできて嬉しそうですね。
フィールはクラミーにエロエロな衣装を着せて一緒に寝る事にします。
クラミーはフィール(エロフ)に浸食されると心配になってますね。
まあ互いに好き合っているようなので、いずれヤッちゃうんだろう。
フィールは肉食系のエロフですね。
.
>>
ハイカード・オール・レイズ「前編」
>>
ジブリールが創造主であるアルトシュに挑みました。
褒美を取らせると言われて天撃を放ちます。
当然、効果はありませんでした。
アズリールとラフィールがなんでそんな事をしたのか問いますがジブリールには明確な理由はないですね。
ジブリールは強い者と戦いたいだけのように思えます。
.
アズリールが可哀想な目に遭います。
カリスマの無さに落ち込みます。
創造主のアルトシュに皆が虐めると言って泣きつきますが止めを刺されてしまいます。
「事実に何を憤怒する」と言われてしまいました。
.
ラフィールがアルトシュになぜアズリールがあんななのか問います。
アルトシュの返答が凄いですよ。
「特に意味などない。にゃ」と返されてしまいました。
.
ジブリールが龍精種(ドラゴニア)に挑みました。
単騎では決して勝てないとされています。
しかしフリューゲル五十体で挑めば倒せます。
その理由を探る為にジブリールは五回挑戦して五回死にかけました。
.
>>
ハイカード・オール・レイズ「後編」
>>
六回目の挑戦でジブリールが遂にドラゴニアを単騎で倒す事に成功しました。
ドラゴニアの強さの要因は複数の時空にまたがり存在しているからでした。
現在に存在するドラゴニアにのみ攻撃が可能です。
ドラゴニアはダメージを受けると過去と未来から補填されてダメージを回復していました。
.
ジブリールがドラゴンの骨を天撃で撃ちだしました。
その威力で時空の器に亀裂を入れてドラゴニアを自戒させる事で倒しました。
数を揃えるとドラゴニアを討伐できたのは波状攻撃で時空の器に亀裂を入れていたのが原因のようです。
ジブリールは死にかけますが駆けつけたアズリールに助けられます。
.
ジブリールが心配だったのか?単騎でドラゴニアを倒した事に興味を惹かれたのか?これまで玉座から動かなかったアルトシュがジブリールの元にやってきますね。
アルトシュは自分を殺せるまで強くなるのかとジブリールに問います。
ジブリールはいつかアルトシュを玉座から引きずり下ろして立たせてみせると挑発してみせました。
アルトシュは満足そうに笑ってますね。
アルトシュが退屈していたのは真実のようだね。
アルトシュへの啖呵がカッコよかったのでジブ△(ジブさんかっけー)と尊敬を集めてます。
どうもアズリールよりもジブリールの方がカリスマがありそうです。
.
しかし戦闘能力はアズリールの方が上なんだよね。
アズリールの本来の役割はフリューゲルの管理なのでこれでいいのかな。
アズリールのバカさは同族殺しに悩まないようにとのアルトシュの計らいなのかもね。
.
成分 | 美少女 | 変態 | 恋愛 | 戦略 | ハーレム |
評価 | AAA | AAA | B | C | C |
AmazonLink: ノーゲーム・ノーライフ プラクティカルウォーゲーム (MF文庫J)
コメント
コメントを投稿