ラノベの感想) やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー: オールスターズ (4) (ガガガ文庫)

概略:
俺ガイルの読者の話です、ちょっと悲しい。平塚先生からリレー小説への参加を促され困り果てる事になります。自信を失った葉山隼人が迷走する事になっています、戸部が的確なアドバイスを送り彼を助ける事になっている、海老名さんが幸せそうです。婚活に行き詰った平塚先生を八幡と材木座が助ける事になります、一生懸命に作戦を立てたのですが上手くいくのか?社会人になった戸塚が材木座と再会し元気を取り戻す事になります、八幡が大好きだった事が語られます。八幡と沙希が妹自慢を繰り広げます、愛する京華の為に絵本を作ることになりました。雪乃と結衣の微妙な緊張感を一色が的確に捉えてちょっかいを出してきます、彼女も八幡に気がるのでしょうか?

レーベル:ガガガ文庫
発行日:2020/4/22
著者:渡航、石川博品、王 雀孫、川岸欧魚、境田吉孝、さがら総、天津 向
イラスト:ぽんかん⑧、エナミカツミ、ななせめるち、えれっと、U35、ももこ、うかみ
ISBN:978-4-09-451846-7
雰囲気:読者、リレー小説、悩み、婚活、旧友との再会、天使へのプレゼント、色ボケ退治
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たとえぼくたちの青春ラブコメがまちがっていたとしても、
石川博品 挿絵:エナミカツミ
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俺ガイルの読者、杉本圭介が同じく読者だった塩原真夏に声を掛けられた。
俺ガイルを通じて友達になるのですが真夏が重い病気に罹ってしまい入院します。
お見舞いに行くと彼女の病室で宇都宮美織と遭遇しました。
美織は三浦優美子と川崎沙希風の女の子で圭介の苦手なタイプでした。
美織は優しい子のようだね。
真夏にクッキーを持ってきたんだけど病院は飲食禁止と知らなかったようです。
病室に置いておけないので圭介にクッキーをくれたぞ。
これで彼女に興味を持たないのが惜しいな。
口下手な圭介は俺ガイルの新刊が出るたびに感想を手紙に書いています。
美織はそれをラブレターと言ってたね・・・まあ、正しいな。
一度真夏が退院した時に二人で自転車デートしています。
しかし病は重く再び入院する事になりました。
真夏は既に自分の死を予感していたようです。
美織を介して、もうお見舞いに来ないで欲しい、と伝えてきました。
圭介はそれに従っちゃったんだよなー。
それでも真夏へのラブレターは書き続ける事になりました。
大学生になった頃にLINEのメッセージを通じて真夏の死を知りました。
色々な後悔があったようですが真夏へのラブレターは書き続けます。
俺ガイルが完結したのは真夏の七回忌の年でした。
圭介は七回忌の法要に参加する事にしました。
そこで宇都宮美織と再会する事になりました。
美織から「俺ガイル完結したな」と言われて驚く事になりました。
彼女、真夏から俺ガイルを借りて読んだそうです。
そして俺ガイルの読者になっていました。
しかも、かなり濃い読者になっているぞ。
圭介よりもよっぽどハマっています。
イベントに参加したり聖地巡礼にも既に行っていました。
一度も聖地に行ったことが無いと聞くと、聖地巡礼千葉ツアーに連れて行こうとしています。
行動派だなー。
二人が更に接近する事になるのだろうか?
美織の積極性に掛かっているように思えますね。
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やはり、船頭の多い船は山に登る。
王 雀孫
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平塚先生が文芸部が作ったリレー小説の原稿を持って奉仕部にやって来ました。
雪乃と結衣が居なかったので八幡に原稿が渡されました。
原稿を読んだ八幡の感想は「なにこれ」ってものでした。
凄まじくダメダメな文章が垂れ流されています。
これを完成させるのは無理だと八幡は早々に見切りをつけたのですが平塚先生は許してくれません。
平塚案件として依頼を受ける事になってしまいました。
早々に仕事を片付けたいと考えた八幡は材木座に続きを書いてもらう事にしました。
リレー小説なので雪乃にバトンが渡ります。
原稿を読んだ雪乃は不満を爆発させています。
八幡と大体同じ感想を抱いてますね。
支離滅裂で話のまとまりがないので雪乃はバッサリと無駄を省くことにしました。
大胆にもこれまで撒き散らかした伏線を数行で回収してしまいます。
敵は全て打ち倒した事にして世界の統治に移る事にして次へ繋げます。
可哀想な結衣が続きを書くことになりました。
これまでの原稿を読んだ結衣の感想も八幡や雪乃と同じものでした・・・「なにこれ」。
結衣は執筆を断ろうとしましたが八幡が土下座して頼むと引き受けてくれます。
八幡凄い、困ったらとりあえず土下座するのね。
一人では書けないと判断した結衣は海老名さんと優美子に相談しました。
海老名さんは己の欲望を実現する為に新たな登場人物(美男子)を登場させて濃い絡みシーンを書いてくれました。
優美子はおよそ小説とは思えない作法で参加してくれています。
大胆な彼女はSNS的な表現で参加してくれました。
終わっている結衣の担当分までを平塚先生に見せると不満顔を示しています。
「なんだこれは」と二文字増えた感想を述べています。
平塚先生は海老名さんの書いたエロ小説部分を認める事ができないようです。
暗喩で表現されてますが完全にやっちゃってるよな・・・
八幡は原稿をそのまま通そうと必死に抵抗しています。
最後の結論部分を誰かが書く必要がありました。
平塚先生は自分で書きたいと思ったようです。
昔、夢小説界隈でサイレントシズカと呼ばれていたとの黒歴史を披露します。
しかし八幡は収拾が付くはずないと判断して彼女の執筆を断りました。
平塚先生が残念そうにしていますね。
他に該当者が居ないので八幡が書くことになりました。
書いていると楽しくなってきたみたいです。
八幡はどんな終わらせ方をしたんだろうね?
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案外、葉山隼人の気の迷いは長い。
川岸欧魚 挿絵:ななせめるち
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サッカー部の練習試合で負けて葉山隼人が人生に迷う事になりました。
大げさ過ぎるように思うのですが隼人は本気で迷っています。
自分のピークは高校時代なのでは無いか?このままでは駄目だと思い動き出します。
行動に移すのは立派だな。
悩んだ隼人は哲学の入門書を読み始めました。
戸部が隼人が悩んでいると知り心配しています。
隼人は悩む事のマイスター八幡に弟子入りしたいと考えましたがプライドが邪魔をしました。
ここですでに間違っちゃったねー。
素直に八幡に相談するのが良かったと思います。
そこで八幡と同じく揺るぎない自分を確立していると思えた材木座に弟子入りする事にしました。
材木座の事を師匠と呼び指ぬきグローブを嵌めて登校してきました。
指ぬきグローブを付けてラノベを読んでいる隼人を戸部が心配しています。
戸部は隼人が乱心したと言って指ぬきグローブを取る事を勧めています。
クラスの中心人物である隼人の乱心に周囲は声を掛けづらそうでした。
優美子が声を掛けると「我は問題ない」と答えています。
一人称が我になってしまった隼人に優美子も引き気味です。
戸部の献身的な説得の結果、隼人は別方向を目指す事にしました。
翌日、隼人はタイ語の練習を始めました。
隼人は将来的にタイ語が必要とされる社会が来ると予想して勉強を始めたと言っています。
数年後を見据えた計画なのですが重要な部分に欠落がありました。
隼人は別にタイに興味はありませんでした。
戸部が興味も無いのにタイ語を勉強するのはおかしいとまっとうな指摘をしています。
授業でやる英語を頑張れば良いじゃないか?と諭しています。
みんなが学ぶので英語では差別化にならないと反論した隼人に、それは英語がペラペラになってから考えればいいと正論を述べています。
戸部って案外しっかりしているよな。
彼の考えは人生のどこかで躓くのは不味いって考え方のようです。
もうすでに考えすぎだよね。
考え抜いた隼人は人生に必要なのは友情だって結論をだしました。
気安く肩を組んできた戸部と肩を組み友情について語り始めます。
戸部は隼人が距離感を近づけすぎなのに驚いています。
そして海老名さんの視線を気にしています。
海老名さんは肩を組んで仲良さそうにしている隼人と戸部を見て興奮していますね。
戸部は海老名さんの視線が気になるようです、隼人から離れようとしていますよ。
戸部は暑苦しく友情を語る隼人に真実を突きつけました。
隼人の行為は甘えだと指摘しました。
隼人も気弱になっている事を自覚しているので戸部の指摘が正しいと認めました。
戸部っていい友達だよな、重要な事を教えてくれます。
戸部は隼人が元に戻ったと安心したのですが悩みは継続していました。
隼人は今から老後の趣味を始める事にしたと言って、絵葉書と盆栽を始めたと教えます。
流石の戸部も説得が難しくなっていますね。
お弁当の中身もおじいちゃんが好むあっさりしたメニューになっていました。
カロリー不足を心配した戸部が自分のハンバーグを分けてくれました。
それを食べた隼人は自分の行動は間違っていた事を悟りました。
海老名さんはまたしても興奮する事になっています。
次の週になり隼人の迷走は終わりを迎えました。
日曜日の練習試合で隼人の活躍により試合に勝ちました。
試合に勝って隼人のモヤモヤは吹き飛びました。
これで戸部も安心だな。
海老名さんが一人だけ幸せを満喫した一週間だったようです。
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負けられない婚活がそこにはある
境田吉孝 挿絵:U35
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婚活パーティで失敗した平塚先生が八幡に助けを求めてきました。
オタ婚に参加して痛い目に遭ってしまったそうです。
八幡は全力で断りたかったようですが話を材木座に聞かれてしまいました。
自信満々に任せろと言っている材木座に平塚先生も危機感を持ったようです。
断ろうとしているのですが材木座は聞いてくれませんでした。
八幡は材木座と一緒に平塚先生がオタ婚を成功させる為の作戦を練る事になりました。
材木座は八幡をサイゼに呼び出し一晩で作った企画書を見せてきました。
平塚先生からは進捗伺いのメールが届き始めます。
平塚先生は千葉県内の縁結びにご利益がある神社を回ってパワーを集めてみると言っていました。
材木座はオタク受けするであろう衣装を考案しました。
着るのが恥ずかしく感じる衣装を着た平塚先生が登場しました。
清楚な中にエロ成分が含まれる神衣装だと思うのですが恥ずかしすぎて没になりました。
八幡が来ているとは知らなかったようで平塚先生は真っ赤になって恥ずかしがっています。
物凄く可愛いぞ。
視覚的アプローチが失敗に終わり八幡は接待度を上げる事でオタクを篭絡する方向に計画をシフトしました。
平塚先生とロールプレイをしてオタクへの接し方の練習をしています。
八幡が余りにも名演技をしてしまったので平塚先生がイライラして関節技をかけてきました。
八幡のうんちく語りが嫌すぎます。
しかし最後に、そこまで気を使わないといけない相手と結婚したくないぞ、と重要な事に気が付きました。
これはこれで良かったよね。
平塚先生の努力が間違った方向に向かいます。
パワースポット巡りが終わった彼女は怪しげな占い師に頼る事になります。
そこで宇宙的な理由で結婚できないと言われたそうです。
結婚できない理由を取り除くには高額な壺を購入する必要があるそうです。
八幡は平塚先生が詐欺に引っかかりかけていると知り、平塚先生のプロデュース計画を急ぐ事にしました。
徹夜で案を出し材木座との検討を重ねています。
見事な努力ですが寝不足だったのが不味かったです。
二人はオタ婚を成功させる為に企画書を完成させました。
それを目にした平塚先生は悪ふざけではないんだよな?と確認してきます。
寝不足で思考能力が低下している八幡と材木座は自信満々に問題ないと答えてしまいました。
平塚先生は八幡と材木座を信じてオタ婚に向かう事になりました。
結果は大失敗だったようです。
まあ、あの内容じゃあ無理ないよな。
それ程酷い出来だったんだよ。
八幡と材木座は平塚先生の制裁を受ける事になりました。
そもそも相談相手を間違ったよね。
他の生徒ではあそこまで真剣に考えてはくれなかったかもしれないけど、人選ミスだよ。
失敗したけど八幡と材木座の努力は尊いものだったよ。
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十年後の八幡へ
さがら総 挿絵:ももこ
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30歳になった戸塚彩加は疲れた大人になっていました。
八幡に憧れる余り色々と失敗してしまい会社でボッチと化しています。
忘年会に誘われない状況のようですね。
かなりいじけています。
帰宅中の電車の中で大声で自作のクリスマスソングを歌う女の子を見つけました。
母親はうとうとしています。
周囲の乗客はイライラし始めていました。
そこに巨漢の男が颯爽と現れて女の子を諭してくれました。
彼の姿を見た戸塚は材木座ではないか?と気が付きます。
電車を降りた彼を追いかけて声を掛けました。
材木座君?
材木座は友達詐欺だと警戒しましたが総武高の戸塚だと教えると思い出してくれました。
二人は再会を祝して飲みに行く事になります。
戸塚が人生に疲れていると知った材木座は彼を自分の会社に連れて行く事にしました。
材木座はゲームクリエイターになったそうです。
夢を叶えた彼に戸塚は素直な称賛を送りました。
社員用の入り口の前まで来たのですが会社の偉い人に遭遇してしまいます。
材木座と偉い人の会話から実は営業職に就いていると分かってしまいました。
二人は近くの居酒屋に向かい飲みなおす事になります。
戸塚は営業職もゲームに関わっているじゃないか?と問いかけます。
しかし材木座はクリエイターになる事を諦められないと言っています。
酔いが回った材木座が雪ノ下、由比ヶ浜、一色の誰と付き合いたかった?と聞いてきましたよ。
戸塚は明言を避けました。
しかし材木座は八幡が美少女に囲まれているのが羨ましかったようですね。
「俺の人生がほしいとか言われたかった!」と叫んでいました。
まあ確かにな。
戸塚も青春ラブコメはしたかったそうです。
うんうんわかるわかる。
朝になり駅に向かうと昨日の女の子に遭遇しました。
材木座は女の子から手作りクッキーを貰っています。
良かったなー。
路線が違うので材木座とは駅で別れる事になりました。
一人になった戸塚は材木座と再会したことで勇気がでたようです。
八幡に電話する事にしました。
電話に出た八幡は戸塚の天使ボイスが聞けて大喜びしています。
今度、嫁抜きで遊ぼうぜと誘ってきました。
八幡が近況を教えてくれています。
もうすぐ子供が生まれるそうですよ。
戸塚は八幡にクリスマスプレゼントが欲しいとおねだりしています。
戸塚は八幡の声が聞けて嬉しそうにしていました。
戸塚、可愛いです。
想像以上に戸塚は八幡の事が好きだったのね。
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川崎沙希と比企谷八幡の、記念日にまつわる話
天津 向 挿絵:うかみ
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小町に言われて八幡は一人で母の日に贈るプレゼントを選ぶことになりました。
ショッピングモールに向かい挙動不審な行動をとっている彼に川崎沙希が声を掛けました。
彼女は愛する妹、京華の誕生日プレゼントを探しにきたそうです。
京華は八幡の事を気に入っているそうですよ。
一緒に京華のプレゼントを選んで欲しいと言ってきました。
沙希が京華の事を天使と呼んでいるので八幡は対抗心を刺激されてしまいました。
小町愛に溢れる彼は小町が如何に天使なのか沙希に語って聞かせる事になります。
沙希も対抗して京華の天使さをアピールしてきました。
二人で妹自慢を繰り返していると閉店時間になってしまいました。
二人は後日、プレゼントを探しに来ることになりました。
沙希に手伝ってもらい八幡は紅茶を購入する事になりました。
その日の紗希は少し落ち込んでいました。
理由を聞くと京華の通う幼稚園で飼っている金魚が死んでしまったそうです。
哀しそうな京華に沙希は動物の生き死にについて上手く説明できなかったそうです。
八幡が幼い小町にも同様な事が起こり絵本が問題を解決した事を思い出しました。
二人は書店で絵本を探したのですが小町が読んでいたと思しき絵本を見つける事はできませんでした。
八幡は記憶を辿り、主人公が小町って名前だった事を思い出します。
沙希がその絵本は八幡の両親が作った絵本であった可能性に思い当たります。
沙希は自分で絵本を描くことを決めました。
八幡と沙希は画材を買いに行く事になりました。
翌週の学校で沙希が八幡を校舎裏に呼び出します。
八幡は沙希に締められると怖がっていますが違いました。
沙希は絵本のプロットを作って来ていて八幡に出来栄えを確認して欲しいとお願いしてきました。
問題無いと伝えると沙希は安心したようです。
沙希はこれから絵を描いて誕生日会の準備をすると言っています。
その話を聞いて八幡は焦り始めました。
京華の誕生日は今日だそうです。
沙希は短時間で絵本を描けると見積もっているようですね。
八幡は時間が掛かる事を指摘して沙希を手伝う事にしました。
八幡は京華の誕生日会に招待されて沙希の手料理を堪能しました。
渡した絵本は大好評でした。
沙希に送られて帰途に付く事になります。
沙希は八幡にお礼が言いたくて送ってくれたのね。
沙希の京華を愛する気持ちに触れた八幡は思わず小町にするように沙希の頭に手を置いて撫でてしまいます。
己の失敗と沙希からの制裁を覚悟したようですが沙希は照れてしまったようですよ。
沙希に選んでもらった紅茶は母親に大変喜ばれる事になりました。
信頼できる友達に選んでもらったって事実が嬉しかったようです。
沙希から大志の誕生日にも絵本を贈りたいとのメールが届き八幡は無視する事にしました。
大志は小町を狙う敵だから仕方ないよね。
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しかし、その言葉の裏には裏がある。
渡航
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新たにスタートした奉仕部に一色いろはが頻繁に出入りしています。
結衣がお菓子を作って来て振舞う事になっています。
八幡の高評価に結衣が喜んでいます。
八幡の高評価ぶりに危機感を抱いた雪乃が自分も作ってくると言い出します。
それに対して結衣がやんわりと断っていますよ。
女子語の意味を正しく理解した一色は八幡に翻訳しようとしています。
二人の和やかな?話し合いは雪乃と結衣が一緒にお菓子を作る事で落ち着きました。
雪乃がまた一人暮らしを始めると教えると結衣が毎日泊まりに行くね、と言い出します。
雪乃は流石に毎日は遠慮して欲しそうでしたが結衣は「だって心配だし!」と言って引こうとしません。
雪乃は八幡を家に連れ込もうと考えているんですかねー?
一色は結衣と雪乃のせめぎ合いが面白いようです。
生徒会に興味を示している小町が生徒会を手伝う事になりました。
暫くすると小町から「たすけて」との連絡が入ります。
八幡は慌てて生徒室に駆け込みました。
小町は大量の書類仕事に根を上げたようです。
八幡が小町の代わりに仕事を手伝う事になりました。
八幡と小町の帰りが遅い事を心配した雪乃と結衣が様子を見にきましたよ。
二人は一色に生徒会室に連れ込まれた八幡の事を心配しているようでした。
仕事を手伝うと言って生徒会室に居座ろうとしましたが一色に丁重に断られています。
一旦は退室したのですが心配だった二人は帰りの時間がいつになるのか聞きに戻ってきました。
一色は辟易していました。
一連のやり取りを副会長と書記ちゃんが見ていました。
この二人は交際を始めたらしく一色はウザガッています。
一色は色ボケは仕事に支障をきたすと示す為に雪乃と結衣が生徒会室に来るように仕向けたようですね。
やはり彼女は出来る女の子だ!!
副会長は言い訳してますが書記ちゃんは素直に色ボケていた事を誤ってきました。
書記ちゃんは恋人ができて美少女度がアップしています。
二人が生徒会室でイチャラブしているので居辛くなった一色がちょくちょく奉仕部に顔をだしていたようです。
一色が手作りのお菓子を持って奉仕部にやってきました。
八幡の評価も上々でしたよ。
それを見ていた雪乃と結衣の表情が険しくなっています。
一色も八幡を狙っているのでしょうか?
それとも色ボケと化した雪乃と結衣を揶揄っているのだろうか?
ありそうですねー。
小町も楽しそうにしているので新しい奉仕部は良いと思います。
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成分美少女百合変態恋愛戦略ハーレム
評価AAACCACA
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