ラノベの感想) クロの戦記 第11巻 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです (HJ文庫)


概略:
クロノと友好関係を築きたいハマル子爵が妹のセシリーを行儀見習いとして送り込んできました。 セシリーをメイドとして教育する事になってしまいます。 彼女の受け入れを懇願したティリアが役に立つお嫁さんであると示す為メイド教育を監督する事になります。 ルー族と共に歩むと決めた帝国は交易を始め融和政策を取っています。 愛を求めてマイラがエラキス領に遊びにきました。 アリッサの本性を見抜きクロノとの関係が深まる可能性を作ります。 ティリアとの関係も構築して自分の影響力を高めています。 セシリーという玩具を発見したマイラは彼女を堪能する事にします。

レーベル:HJ文庫
発行日:2023/3/1
著者:サイトウアユム
イラスト:むつみまさと
ISBN:978-4-7986-3093-9
雰囲気:押し売り、緊縛、罵倒するメイド教育、駄乳で床掃除、盲が晴れる、卑猥願望、勘違い、ご奉仕、善意の行動、デート?、全裸披露、贈り物、休暇旅行、種まき、3人で、混浴、買い食い、稽古、恋人ゴッコ

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序章 出郷
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セシリーと兄のハマル子爵がクロノの領地エラキスに出発しようとしています。
ハマル子爵は是が非でもセシリーをクロノの元に送り込もうと考えています。
クロノが大嫌いなセシリーは嫌で仕方がありません。
しかしハマル子爵家の明るい未来を考えると断る事はできません。
自分よりも家を大事に考える・・・この辺りは貴族の子女だよね。

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第一章 契約式
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クロノとハマル子爵の間で通行税の撤廃と露店制度の統一に関する契約書が交わされます。
事前準備をしっかりしてあったので調印式はすぐに終わりました。
クロノは早々に席を立とうしていますがハマル子爵に握手を求められました。
身体能力は彼の方が上なのでクロノは逃げられません。
握手を交わすとハマル子爵はクロノ殿と呼んでも良いですか?
自分の事はブラッドとお呼びくださいと言ってきます。
果断に距離を詰めてきていますね。
ティリアは良からぬ事が起こりそうだ、クロノを逃がさねばと感じますが具体的に何が起こるのか分かりません。
声を掛ける事ができませんでした。
ブラッドがセシリーを行儀見習いとしてクロノの元に置いて欲しいとお願いしてきましたよ!!
クロノはセシリーに酷い目にあわされた事があり苦手にしています。
丁重に断ろうとします。
諦めの悪いブラッドは名目は行儀見習いだがクロノとセシリーが子を成しても良いぞと言ってきます。
クロノとセシリーの間に出来た子をハマル子爵家の跡取りにしても良いと言ってきます。
クロノとの関係を強化したいので必死ですね。
クロノは嫌だと断りる続けます。
セシリーを見ると打ち震えていました。
不憫に感じたティリアは助け舟を出す事にします。
ケイロン伯爵は意外そうな目でティリアを見てきました。
新しい女がクロノの元に来るのに心配では無いのか?と問いかけてきます。
ティリアはセシリーがクロノを嫌っているので問題にはならんと即答します。
ティリスは自分が面倒を見るので問題無いとクロノにお願いしてきます。
クロノは渋々了承する事になりました。
ティリアはセシリーに感謝されると期待していましたが嫌われます。
私は犬ではありません!と絶叫されました・・・
サルドメリク子爵がセシリーが激怒した理由を教えてくれます。
ティリアの頼み方は子供が拾った犬猫を飼いたいと両親にお願いする図に似ていました。
あーそうね、そうとしか見えなかったね。
ブラッドはニ三日領地に留まってから王都に帰ると言っています。
セシリーが逃げ出して帰ってきても屋敷には入れないと請け負ってきます。
クロノとしても逃げ帰る手段を残しておいて欲しそうですクーリングオフ期間を設けないのは問題があると言ってます。
セシリーはティリアの指導の下メイド修行を始める事になりました。
ティリアはアリッサの下に付けて自分が監督しようと考えていました。
懸念事項はアリッサが自分の身分を弁えている事でした。
平民の彼女では貴族のセシリーを??れないのでは?と懸念されます。
アリッサが紅茶を運んできました。
セシリーは背後に控えていて手伝う気がありません。
見かねたティリアが紅茶を運べと命じます。
渋々紅茶を運ぶんですが下手なのでカップを落っことして割ってしまいます。
セシリーはアリッサに破片の片づけを命じています。
アリッサは頑張りました・・・自分はクロノのメイドなので主の命が無ければ手伝えないと伝えます。
逆らわれるとは思ってなかったセシリーはアリサに手をあげようとしています。
クロノが机をガツンと殴ってセシリーの凶行を止めます。
クロノは威圧感を込めて部屋に戻れと命じます。
セシリーが流石だね最初は命令に従う謂れは無いと拒否してきます。
クロノが再度威圧すると捨て台詞を残して部屋に戻りました。
アリッサが守ってくれたクロノにお礼を言ってきます。
クロノが使用人を守るのは主の務めだから気にしないでと言ってます・・・アリッサはクロノに惚れてしまったな間違いない。
女将がやって来てティリアの不手際を笑ってきます。
お飾利のお嫁さんだって評価を覆す為にティリアは必死に対応策を考える事になります。
庭で考え中のティリアにフェイとトニーが声を掛けてきます。
悩んでいるように見えたのね。
フェイがセシリーへの復讐を計画していると判明しました。
立場が強くなったのでこれまでの腹いせをしようと考えています。
ティリアは復讐はみっともないぞと諭します。
フェイは聞き入れようとは考えてないね。
復讐しようとは考えていないと自己弁護を始めます。
ティリアは判断するのは周囲でフェイの行動を見た人々だと伝えます。
空気が読める聡いトニーが同調します。
ティリスはフェイの軽率な行動が主であるクロノの評判を下げる事もあると諭します。
フェイは第二夫人として夫の威光を傷付けるのは不味いと気付き復讐を断念します。
フェイがネチネチ絡む姿も見たかったんだけどねー。
夜になりティリスはクロノの部屋のベッドでセシリーの教育方針を考えています。
自分では思い付けずにクロノに頼っています。
クロノは元の世界でも有名な新兵の訓練方法を試す事を勧めてきました。
アドリブで話す必要があると聞いてティリスが焦ります。
自分にはできそうもないと伝えるとクロノが台詞集を作る事になります。
アリデッドとデネブをサポート役に付けてくれました。
完成した台詞集を読み込んだティリスが質問しています。
台詞をどんな場面で使えばいいのか分からないようです。
口汚い言葉が並んでいるようですがティリスは恥ずかしがる事無く口にしています。
うーん皇女とは思えないんだが元から口汚い側面はあったかな?
クロノがベッドに入ってきて眠りに就こうとしています。
ティリスはヤル気満々だったので不満を述べています、私はしたいんだ。
素直なティリスが超可愛いですね。
クロノが縛っていいと条件を出してきます。
ティリスはヤリタイので認めてしまいます・・・そして自分の選択を後悔します。
クロノはティリアを縛るのが好きだよね・・・ティリアは狂暴だからね縛らない存分に楽しめないのかもな?

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第二章 メイドブートキャンプ
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セシリーのメイド教育が始まりました。
セシリーはクロノに女としても求められなかった事に絶望しています。
更には犬扱いまでされて怒っています。
しかしハマル子爵家を守るために帰れません。
ティリアに取り入り彼女を後ろ盾としてクロノを操ってやろうと不遜な考えに至ります。
そこにアリデッドとデネブが飛び込んできました。
クロノが犯しに来たと警戒して短剣を取ろうとしてたんですが先に神威術を放たれました。
二人の後ろからティリアが入ってきます。
更に後ろからアリシアとヴェルナが入ってきました。
この襲撃がティリアの差配だと理解し絶望感を持ちます。
ティリアが高らかにメイド教育開始を宣言します。
セシリーに自分は行儀見習いであってメイドでは無いと反論されて狼狽します。
初っ端からペースを乱されているティリアをアリデッドとデネブが助けています。
ティリアは予定に無い行動な苦手なようです。
アリデッドとデネブは反論されても気にすんな強気で押すだけだと助言します。
セシリーをメイド服に着替えさせる事になります。
アリデッドとデネブが飛びかかり無理矢理ひん剥いたようですよ。
気を取り直してティリアが役割分担を告げてきます。
アリシアが教育係、アリデッドとデネブがその補佐役。
ティリアは罵倒役を担当すると宣言します。
何故かヴェルナもセシリーと一緒にメイド教育を受ける事になっています。
アリシアの事は教官と呼べ。
他のメイドの事は先輩と呼べ。
私の事は奥様と呼べと怒鳴ります。
返事は「はい」と「承知いたしました」だけだ!と教えます。
声が小さかったので即座に声が小さいと怒鳴られました。
何度も「はい、奥様」と連呼されてティリアは大変満足そうにしていました。
アリッサによる指導が始まるとティリアな細かな事に難癖をつけて罵倒してきます。
一生懸命に罵倒役を真っ当しようとしているようです。
問題行動を取るとスクワットをさせられました。
アリデッドとデネブはカウント係を仰せつけられて楽しそうにゆっくりと数を数えています。
疲労困憊で与えられた地下室に戻ってきました。
そこで不味い食事を取ってからセシリーは脱走できないか考え始めます。
一緒にメイド教育を受けているヴェルナを懐柔して脱走の手伝いをさせようと考えました。
貴族目線で高飛車なままなので誘えばヴェルナは飛び付いてくると思ってたようです。
雇ってくれたクロノに恩義があるので協力はできないと拒まれます。
ヴェルナの反応を生意気と感じてしまい喧嘩になってしまいます。
近衛騎士団に所属していた自分なら軽くあしられると思ってたようですが筋トレで疲労困憊でした。
ヴェルナを組み敷く事はできましたが髪を引っ張られてしまい思うように力が入りません。
力尽きるまで殴り合う事になってしまいました。
翌日汚れたメイド服で仕事に向かうとティリアに叱る口実を与える事になります。
余りに駄目なので名前はいらないなと言われ恥ずかしい仇名を付けられます。
巨大なおっぱいを持っているセシリーは駄乳と呼ばれる事になります。
クロノの考えた台詞集の言葉だったのですがティリアが悶え始めます。
自分の事を指摘されたと思ったようですね・・・確かに何も生産的な事をしてない爆乳ティリアは駄乳かもな。
アリデッドとデネブがティリアを落ち着かせています・・・よく役目を果たしていますね・・・偉い偉い。
ティリアの苦悩を見たヴェルナが思わず吹き出してしまい被害を被る事になりました。
おっぱいを指さされてから「まな板」と命名されました。
それぞれのおっぱいを使って床を磨けと命じられます。
床をクロノと思って駄乳とまな板を使ってご奉仕しろと命じられます。
二人は腰を高く上げておっぱいで床磨きを始めます。
おーおーすげーぞー、あのセシリーが尻をフリフリおっぱいで床磨きしています。
是非とも後ろから眺めていたい光景ですね・・・クロノは見られなくて残念だったね。
おっぱい床磨きは相当辛かったようですよ、二人とも腰にきています。
自力て立てないので壁まで四つん這いで這って行って壁に手を突きながら立ち上がりました。
この光景も眺めて居たかった・・・とっても残念だよ。
疲労困憊のセシリーが地下室に戻ろうとしているとクロノとヴェルナの楽しそうな話し声が聞こえてきました。
内容はヴェルナはセシリーのメイド教育の為に宛がわれたパートナー役だと分かりました。
クロノはヴェルナにセシリーのサポートをしてあげてとお願いされています。
ヴェルナは貴族精神の持ち主であるセシリーは素直に助けを受け入れないのでは?と懸念しています。
セシリーは反発心を抱いてしまうぞ。
地下室の戻ると一緒に食事を採ろうと待っていました。
彼女からもっと効率良く働こう分からない事は教えるからと提案されます。
クロノとヴェルナの会話を聞いてしまったセシリーは意固地になり断ってしまいます。
アリシアに教えて貰った方法でメイド服の洗濯を行ってから眠りにます・・・ひっそりと泣きながら。
翌朝目覚めるとメイド服が綺麗になっていました。
ヴェルナがセシリーのメイド服も洗ってくれたようですね。
お礼は言わないと伝えます。
ヴェルナから洗濯板を使わないとあの汚れは落ちなんだと教えられます?
洗濯板と聞いてセシリーは不思議そうにしています。
ヴェルナからクロノが考案した物品だと教えられました。
セシリーはヴェルナのサポートを受け入れる事にしました。
ミスをしないのでティリアは罵倒機会を失い暇になります。
アリシアに後を任せて剣の稽古に出掛けました・・・無責任。
アリシアは無理のない教え方でセシリーの教育を行っていきます。
セシリーはアリシアに逆らおうとは思えなくなりました・・・彼女を信頼しきっています。
その日は早めに仕事が終えられそうでした。
最後にクロノの部屋を掃除する事になります。
クロノが難癖をつけてくるとセシリーは警戒していましたが何も言ってきませんでした。
アリシアとヴェルナとだけ親し気に離しているので苛めでは?と感じます。
仕事に集中させてもらえるのでまあ良いかと考えています。
掃除が終わり退室しようとするとクロノに呼び止められます。
セシリーだけ残って欲しいと言われます。
セシリーは教官であるアリシアにどうすれば良いのか確認しています。
随分と変わったね、アリシアを上位者と認めている感じだね。
クロノが仕事はどうと聞いてきました。
セシリーは反発心を剥き出しにしています。
クロノはメイド教育によってセシリーの心が折れる事を期待していたそうです。
実家に逃げ帰って欲しかったそうですよ。
クロノがセシリーの心を見透かした発言をしてきました。
劣等感を刺激される事はあるだろうけど頑張ってと言われます。
セシリーは自分が凡人であると認めているので貴族である事を誇っているようです。
評価が決まる前に逃げる為に近衛騎士団を辞めたみたいだね。
評価から逃げても自分からは逃げられないと言われてしまいます。
セシリーはまだ自分が隠している本音を見透かされてはいないと考えています。
強がっている余裕は無くなりけているのか?
メイド教育七日目の昼過ぎにお茶の席でティリアがメイド教育の終了を伝えてきました。
ティリアはクロノに褒められると期待しています。
「流石、ティリアだ」
「僕のお嫁さんはティリアしかいないね」
とか言って欲しかった見たいですが今後が不安になる事を開示されます。
セシリーに行ったメイド教育はクロノの世界の有名な映画が元ネタだったそうです。
作中で訓練に耐えかねた新兵が精神に異常をきたして教官を殺して自殺したんだと教えてくれます。
ティリアは自分に危険が迫っていると恐ろしくなります。
セシリーの様子を聞いてみる事にします。
アリシアからは独り言が増えたと言われました。
セシリーとヴェルナが掃除をしようと食堂に入ってきます。
ヴェルナが使ってたのかよと文句を垂れるとセシリーが言葉遣いを優しく注意してきます。
「その言葉遣いは旦那様と奥様に失礼ですわ」です。
ティリアは驚愕しています。
ヴェルナからも聞きたく無かった事実を知らされます。
セシリーは素直になり一緒に仕事しやすくなったそうですが独り言が増えたんだそうです。
不安になったティリアはセシリーに直接恨んでいるか聞いてみます・・・勇気があるな。
セシリーは笑顔で謙虚さを教えてくれて感謝しています生まれ変わった気分ですわと答えました。
ティリアはセシリーが精神崩壊してしまったどうしようと焦ります。
ハマル公爵にはセシリーは最初からこの様な態度だったと誤魔化そうと考えています。
クロノがセシリーに話しかけます。
少し雰囲気が変わったよねと尋ねると旦那様と奥様のお陰ですわと言われます。
クロノが唐突にセシリーの尻を撫でます。
セシリーは柔らかな笑みを崩さず「旦那様、いけませんわ」と言ってきます。
クロノは今夜、僕の部屋に来ない?と誘います。
ティリアが怒りを示すとセシリーは笑顔のままで奥様が怖い顔で見ていますわと答えます。
部屋に呼んで何をするのか問いかけてきたのでクロノは耳打ちする事にします。
セシリーは耳をクロノの口元に寄せてきます。
クロノが内容を伝えると「変態ッ!」と叫んでクロノを突き飛ばすようにして距離を取ります。
卑しい傭兵の息子風情がそんなことをわたくしに、貴方は女を何だと思ってますの!?と叫びます。
セシリーは真っ赤になって激怒しています・・・ここまで怒らせるなんで何て言ったんだろう?
クロノは冷め表情で「慣れない演技、ご苦労様」と言ってきます。
見抜かれていたと察したセシリーは尻を触らないで、それにあんな卑猥なことを、と怒っています。
不愉快ですわと怒鳴ってセシリーは立ち去ります・・・メイド仕事は放棄する方針のようね。
仕事はどうするんだとヴェルナが慌てて追いかけます。
ティリアがセシリーが演技した理由を聞いてきます。
クロノは従順なふりをして取り入ろうとしたんだろうと予想します。
ティリアは演技じゃなかったらどうしたんだ?と問いかけます。
クロノは美味しく頂きますと答えました。
演技を貫き通したらどうしたんだと問いかけます。
それはそれで美味しく頂きますと答えました。
クロノはセシリーを美味しく頂く気のようですね。
ティリアは溜息を吐いています。
駄乳枠は埋まってるんだけおね・・・クロノは何人居ても問題無いと思っているのか?

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第三章 和解
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セシリーが悪夢を見ています。
巨大な触手に犯されそうになっている夢のようですね。
セシリーは自分がメイドであると受け入れる事にしました。
自分が貴族であると喚いても現実的にメイドの立場である事は変らないからです。
教育期間が終わりメイドの仕事を始めています。
ヴェルナとは同室になり二階に部屋を与えられます。
失敗をすると地下室に戻される可能性が残っているので気が抜けないと考えています。
通常業務に戻るとヴェルナはだらしなさを発揮しています。
先に起きたセシリーは着替えを済ませヴェルナを起そうとしますがもうちょっとと抵抗されます。
先に食堂に向かう事にしました。
後から追いかけてきたヴェルナがセシリーに文句を言い始めます。
起きるまで起こすのが礼儀ってもんだろろと苦情を申し立ててきました。
あー駄目人間によくある態度ですね。
セシリーは眠りたいってヴェルナの意思を尊重したからと答えます。
一緒の食事を始めるのですがクロノに対する評価の差から喧嘩になりかけます。
ヴェルナはおっぱいを大きくしたくてたくさん食事を食べていますよ。
クロノに気があるように思えたのでセシリーは男の卑劣さを教えてあげます。
ヴェルナは男性と交際した事も無いのにそこまで悪し様に罵倒できるのが凄いと驚いています。
セシリーはクロノに貰った飴玉一つで得意になっている安い女と皮肉りました。
戦傷を負って退役せざろう得なかったシェイナとフィーが二人の隣に座ります。
食事中に喧嘩はやめてねと止められます。
二人にもクロノ評価を聞いてみる事にします。
二人ともクロノに感謝している様子でした。
二人からエラキス領では砂糖を生産していると聞いてセシリーは驚いています。
クロノがセシリーに冷たく接してるのを見ているヴェルナが何かしたのか?と問いかけてきました。
セシリーは何もしていないと答えています・・・
クロノを突き飛ばしただろと反論されてしまい卑猥な事を言われたからだと答えます。
シェイナとフィーは何を言われたのか気になるようですね・・・追及してきます。
セシリーがとても口に出せないと答えると諦めました。
クロノは飛んでも無い事を言ったようですよ、かなりアブノーマルなプレイを要求したみたいです。
ヴェルナが沢山の愛人を囲っているクロノの精力を心配しています。
事情をよく知るシェイナとフィーはクロノの相手をすると女の身が持たないと教えてくれます。
三人はクロノが如何に凄い精力を持っているかって猥談を始めています。
ヴェルナと二人でクロノの部屋を掃除する事になりました。
クロノは壁際で掃除の様子を見ています。
見ているだけで何も言ってこないクロノにセシリーが噛みついています。
ヴェルナとは親し気に話し込んでいました。
二人は結構重要な仕事も任されているのかな?
裁断した書類を始末する仕事を任されています。
インク抜きの溶液が入った瓶に書類片を余さず漬け込む作業をしています。
ヴェルナは書類の重要さを理解していません。
セシリーは書類片から秘密が漏洩する事もあるからミスなく行わなくてはと諭しています。
意外と真面目に働いているのね。
元兵士のセシリーとヴェルナでは体力に差がありました。
先につかれてしまったヴェルナが休憩を要求してきます。
一緒に食堂に向かい休憩する事にします。
シェイナとフィーがやって来て二人も休憩を始めました。
休憩時間は各自で自由に取っていい事になっています。
セシリーは誰も休憩していないのに自分だけが休憩するのは気まずいと感じていたので丁度よかったね。
ヴェルナが読み書きを習いたいと言い出します。
損をしたく無いからだそうです。
シェイナとフィーも読み書きを習いたいそうですがワイズマン先生の授業は一杯で順番待ちだそうです。
読み書きの出来るセシリーは自分が教えようか?と提案しますが断られました。
ヴェルナはセシリーは教え方が下手そうだガミガミ言われながら教わりたくないと言われます。
それに他の人が順番待ちしているのに自分だけ得するのは雰囲気を悪くしそうだから止めておくと言ってきます。
三人はこの職場をいい場所と考えていました。
神聖アルゴン帝国との酷い戦で戦傷を負ってしまったシェイナとフィーはメイドとして雇ってくれたクロノに感謝しています。
エラキス伯爵が先に逃げてしまいクロノがより多くの部下が助かる方策を考えて戦ったそうです。
その時に彼女達はクロノに賭けたんだそうです。
そして賭けに勝ちました。
話を聞く限りクロノせいで戦傷を負ったようなものです。
恨みは無いのか?と尋ねると分からないと言われました。
命が助かった事に感謝したそうですが兵士を辞めねばならないと絶望したそうです。
今後の身の振り方が分からない状態だった時が一番きつかったそうです。
今はメイドの職に満足しているので今さらごちゃごちゃ言いたく無いそうです。
夕方、地獄の水汲みを行う事になります。
地獄って言うなよとヴェルナが項垂れています。
これさえなけでは最高の職場なのにとヴェルナは嘆いていました。
水汲みを終えて休憩していると剣の稽古をしているクロノとフェイの姿を見かけました。
セシリーはフェイの事を天才を思っていましたよ。
フェイの剣技を綺麗と感じています。
嘗てフェイの剣技を目の当たりにして自分が凡庸だと自覚して絶望感を抱いたようです。
天才相手に努力しても無駄だと考えるようになったみたいだね。
セシリーはフェイがクロノを圧倒すると考えていたのですが格下相手に警戒心を剥き出しにしています。
フェイが警戒心を剥き出しにしていたのはクロノが小細工をしてくると分かっていたからでした。
最終的にはフェイが勝つのですが非常に疲弊していました。
訓練を終えた二人がセシリーの元にやってきます。
クロノから感想を求められたセシリーはダメダメだったと言ってしまいます。
喧嘩腰に感想を述べるセシリーの脇をヴェルナが突いてきました。
喧嘩腰になるなと指摘してきます。
フェイが意外な事を言ってきました。
クロノに負けた事があるので警戒していたと言われます。
天才と思っているフェイが凡人と思っているクロノに負けたそうです。
セシリーは驚いています。
フェイから強さは大事だがその強さを使って何をするかの方がもっと大事だと言われます。
クロノの工夫がフェイの考え方を変えたと知りセシリーは自分が捨ててしまったモノにどれだけの可能性があったのかと悔やみます。
フェイの本心を聞いたセシリーは己の過ちに気付いたようですがどうすればいいのか悩みます。
クロノに相談すれば解決しそうだと分かっているのですが喧嘩腰に駄目だししたので話しにくいと感じています。
悶々としているセシリーにヴェルナが声を掛けてきます。
ギスギスした雰囲気で働きたく無いからクロノと話してこいと言ってきます。
心細いセシリーは同行をお願いました。
子供かよとヴェルナは呆れますがセシリーが動かないので部屋の前まで付いて行く事にします。
セシリーはメイド服に着替えますがヴェルナはネグリジェ姿でした。
クロノと会話するのはセシリーだけなので問題無いと言ってます。
二人でクロノの部屋に向かいますが部屋の前でフェイと出くわしました。
用向きを聞くと小声で夜伽にきたと言ってきます!?
終わるまで待っていた方がいいですか?と問うと先に用を済ませてクロノ部屋から離れて欲しいとお願いされました。
よっぽど恥ずかしい事をされるようですね。
躊躇しているセシリーをヴェルナが無理矢理室内に押し込み扉を閉じました。
フェイと二人掛かりで扉を押さえて逃げられないようにしています。
フェイはクロノにどうして無駄だと分かっている努力をする事ができるのか?と質問しました。
これがセシリーの隠していた真意だったようです。
凡人が努力しても天才も同じくらい努力するだろうから結局無駄になるってのがセシリーの考え方でした。
クロノは努力が無駄になると分かっていてもそれが努力しない理由にはならない。
努力を怠るといざって時に後悔する。
自分を最低のクズだって見下げ果てて生きたくないと答えました。
クロノの答えにセシリーは解を得ました。
クロノの事を誇り高き立派な貴族ですわと認めてくれます。
クロノは変なモノでも食べたと心配にしてきます。
得心の行ったセシリーは両家の紐帯となるべく全力を尽くしますと伝えて部屋を出ました。
クロノは納得いかないみたいですけど、まあ宜しくと答えてます。
セシリーがクロノに言われた卑猥な要求を夢に見ることになりました。
クロノはセシリーに首輪を嵌めてお尻の穴に尻尾を刺し込んで侯爵邸内を散歩させると言ったようです。
更にオシッコする時は片脚を上げてとも言ったようです。
セシリーは夢の中で犬の格好で散歩をさせられそうになっています。
ベッドが落ちて目が醒めました。
自分の卑しい性根に相応しい扱いを受けたがっているのだろうか?と不安になっています。
セシリーは犬プレイを望んでいると見た。

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第四章 善意は悪意に似る
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クロノに言われた卑猥な発言がセシリーを苦しめています。
毎晩悪夢にうなされていますよ。
乳と股間だけを隠す衣装を着て首輪を嵌められクロノにリード―を引かれ屋敷内を歩かされています。
他の人々からは蔑みの視線を送られています。
クロノからそろそろ縄張りを主張して欲しいと命じられます。
セシリーは片脚を上げてオシッコしそうになったところで悪夢から目覚めました。
ベッドから転がり落ちたのでヴェルナに心配されます。
ヴェルナから悩みがあるなら相談して欲しいと言われますが悪夢の内容を話せないので相談できません。
悪夢は数日に渡り続いています。
ヴェルナが心配してくれますね。
話す気になったら相談すると伝えます。
二人の隣にシェイナとフィーがやってきました。
二人から年末年始の予定を聞かれます。
連休が貰える事になったのでどうするのか知りたいそうです。
ヴェルナは休むと稼げなくなると項垂れます。
シェイナから連休中もお給料が支払われると教えられて驚いています。
休んでもお給料が貰えるなら誰も働かないんじゃないの?とヴェルナが疑問に思います。
勤務する人には特別手当が支給されるそうですよ。
行くあてもないのでヴェルナは出勤すると答えます。
セシリーは服を買いたいので出勤すると伝えました。
シェイナ、フィー、ヴェルナが驚いています。
セシリーさん?様?とシェイナが呼称に困っていますね。
セシリーは呼び捨てにする事を許しました。
ほー意外と馴染んできているな。
セシリーは普段使い出来る服を買いたいのでお金を稼ぎたいと教えました。
セシリーは沢山衣装を持ち込んでいるんですが普段着として使うには適しません。
支給される下着にも不満があり下着も買いたいと思っています。
実家から持ってきたパンツはどうやって洗えば良いのか分からない代物ばかりだそうです。
きっと物凄いエロ下着なんじゃね?
少人数で屋敷を切り盛りする事になるのでクロノと二人きりになる可能性が高まるとセシリーは危惧します。
セシリーはクロノの事を変態と認識しているの警戒心を高めています。
クロノの部屋を掃除していると背後から見つめられています。
セシリーはクロノが妄想していると断定して文句を言ってきます。
セシリーはクロノに謝罪したのを負けを認めたと捕らえられていてエロ行為を強要されると恐れています。
その恐れが彼女を暴走させているみたいだね。
クロノは有効的な関係を築けたと思っていたのにと残念がっていますがセシリーは信じません。
クロノと自分では考えている友好的な関係が異なると伝えます。
夕方セシリーが水汲みに向かうとクロノとヴェルナが楽しそうに話す声が聞こえてきました。
邪魔をしたく無いので待とうと考えましたが時間を浪費するとシェイナ達の迷惑になってしまいます。
セシリーはお邪魔虫になる覚悟で井戸に近付きます。
セシリーに気付くとクロノはその場を立ち去りました。
ヴェルナに何の話をしていたのか問うと仕事の事とかセシリーの事とか話していたと教えてくれます。
ヴェルナはクロノに飴玉を貰ってご機嫌でした。
一つくれると言ってきたのですがお安すぎるヴェルナにセシリーは不安になります。
友人として忠告する事にしました。
セシリーがヴェルナの事を友人と思っていると知り驚かれます。
自分たちは友達だったのか?と問われてしまいます。
セシリーは同じ部屋で暮らし、口喧嘩したり、殴り合ったり、仲直りしたり、これを友達を呼ばずに何と言うと力説します。
それでもヴェルナは自信無さ気に同僚?と言ってきました。
セシリーは友達だと強調するとヴェルナが抵抗します。
年齢差もあるし育った環境も違うしと言ってきます。
セシリーは友達になるのにそんな事は関係ないと主張します。
ヴェルナは一万歩譲って友達と認めると答えます。
ヴェルナが悪乗りしますね友達になったのでセシリーに小銭を投げ渡してパン買ってこいと命じてきます。
セシリーはそれはパシリですわと突っ込みました。
セシリーのノリの良さにヴェルナは楽しそうにしています。
セシリーはクロノから耳打ちされた卑猥な内容を教えヴェルナにクロノは相応しくないと伝えます。
内容を聞いたヴェルナは相応な覚悟がいるなと言っています。
夜セシリーは憂鬱な気分でベッドに横たわっています。
また悪夢を見ないか心配になっています。
ヴェルナがごそごそと動いている事に気が付きました。
眠れない理由を問うとクロノに部屋に来いと言われたと教えてくれます。
ヴェルナはセシリーから聞いたクロノの性癖を考え心の準備期間が必要だと言っています。
セシリーは自分が話を付けてくると請け負いました。
威勢よく飛び出したのですがクロノの部屋の前にくると弱気になります。
ヴェルナを安心させる為にセシリーは勇気を振り絞りクロノ部屋に入ります。
勢いで言い包めて夜伽をやめさせようと考えていましたがクロノは椅子に座って入室を待っていました。
機先を削がれる事になりましたがセシリーは交渉を始めます。
ヴェルナに夜伽を命じたのか確認すると命じてないと言われます。
部屋に来るように言っただけだと主張しています。
捉え方は人それぞれだからとか言ってますね。
セシリーはクロノは夜伽を命じたと信じ切っています。
ヴェルナの心の準備が整うまで夜伽は待って欲しいとお願いすると分かったと言われます。
クロノを疑っているセシリーは他のメイドに代わりを命じるつもりでしょと問いかけます。
クロノはそんな事考えていないと言ってきます。
セシリーは嘘だと断定しますが証拠は無いよねと言われて反論を封じられます。
クロノは無理強いなんてしてないよと言ってきます。
セシリーは立場を笠に着ているくせにと罵ります・・・まあ確かにそう見えるね。
クロノが攻め込んできます。
自分がヴェルナの代わりに夜伽をするとは言わないだねと問われてセシリーは固まります。
メイドに手を出さないと約束してもセシリーには確認する術がない。
セシリーが夜伽を務めた日は誰も犠牲にならずに済む。
全てを救う事ができないならば我身を犠牲にして一人だけでも救うべきなんじゃないかな?と問われます。
セシリーはクロノが最初からセシリー狙いだったと気付いたようです。
クロノからどうすると問われたセシリーは純白にして秩序を司る神を信仰していると答えます。
婚前交渉は駄目なんだと知っているクロノはご奉仕で手を打つよと提案しました。
ヴェルナを守りたいセシリーは大いなる覚悟を持ってご奉仕する事を決めます。
パンツ一枚になってクロノの足元に膝まずく事になりました。
クロノを悪魔と思いながらもセシリーは身の内から溢れる快感を感じています。
悪夢が現実になると考えると体の芯から熱が溢れだしてきました。
うーんセシリーも変態なんだよなー。
クロノは相手の長所を的確に使うのできっと巨乳ちゃんを楽しんだに違いない。
セシリーに対して恨みを持っているので尻穴まで使った可能性もあるね。
セシリーがご奉仕している間にヴェルナとセシリーの部屋にシェイナがやってきます。
夜勤の彼女はヴェルナに頼まれてセシリーの動向を観察していました。
成果を聞かれて部屋から出て来ないのでしっぽりやってる筈と答えます。
計画が上手く行きヴェルナは満足そうにしています。
セシリーが魘されている時の声を聞いたヴェルナは彼女がクロノに惚れていると考えました。
セシリーが悪夢に魘される声は物凄く色っぽかったそうです。
ヴェルナはクロノに恋しているセシリーが自慰行為をしていたんだと考えてました。
騙すような真似をした理由を問われたヴェルナは普通にやってたんじゃ拗れる一方だと思ったと答えました。
シェイナは納得しています。
ヴェルナとクロノは協力体制にあったようですね。
井戸で楽しそうに話してたのは計画の打ち合わせかもな。
ヴェルナはクロノとシェイナが協力してくれたお陰で上手く行ったと喜んでいます。
ヴェルナはセシリーを助けた気分に浸っています。
友人の後押しができて非常に満足そうにしていますね。

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幕間 善意は悪意に似る・裏
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セシリーがクロノにご奉仕する事になる日の夕方ヴェルナから相談を受けます。
クロノは屋敷の備品を壊したのかと勘違いしています。
セシリーの事で相談があると言われて怪訝に感じていますね。
ヴェルナがセシリーがクロノに惚れていると思うんだと打ち明けてきました。
クロノはそれは無いと即答します。
ヴェルナは自分の予想に絶対の自信があるのでクロノの目が節穴だから気付かないんだと言ってきます。
ヴェルナがセシリーがクロノに惚れていると考えた理由を教えいます。
それを聞いてもクロノは信じられませんでした。
親征の時に歩いているだけで頭を蹴られて側頭部にハゲができたんだぞと教えいます。
それを聞いたヴェルナが呆れています。
ちょっと自信が揺らいでいるようですがセシリーを信じると持論を続けようとします。
クロノは傷痕がセシリーを信じるなと伝えてきていると拒否します。
信じてくれないと話が進まないとヴェルナは主張しますね。
クロノは話を進めないで良いと思うんだけどと抵抗しますがヴェルナは引き下がりません。
仕方ないので惚れていると仮定して話を聞く事にします。
ヴェルナはセシリーは子供っぽいところがあるので普通にしてたら拗れるだけなので一計を案じたと言ってます。
クロノに夜伽を命じられたが心の準備ができていないとセシリーに相談する。
そうするとセシリーが自分で話を付けると言い出すのでクロノと二人きりになれる。
二人きりになればセシリーも素直になれると思う協力してとお願いされました。
クロノは断るんですが可愛い使用人の期待に応えるのがご主人様の心意気ってもんだろと言われ渋々協力する事にします。
本当に惚れているなら美味しく頂こうと考えていました。
ヴェルナの予想通りにセシリーがネグリジェ姿でクロノの部屋にやって来たね。
彼女の顔を一目見てクロノは惚れてないと気付きました。
ネタばらしをするかと考えた瞬間に側頭部の傷痕が痛みます。
この機会に仕返しようと考えます。
側頭部の傷痕もこの機会に犯っちまいなと言っていました。
セシリーは友人のヴェルナの勘違いにより美味しく頂かれる事になりました。
ヴェルナの計略は完全に善意から来ているんですが結果としてセシリーにとって悪意でしかなかったね。
友達に裏切られた格好ですがクロノが真実をバラさなかったのでヴェルナが非難される事はないだろう。

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幕間 アレオス山地砦の平穏な日々
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ルー族の族長に会いに行くのを嫌がっているニアが見張台で黄昏ています。
彼を副官として重用しているカウルは悩みを聞いてあげる事にします。
ニアはロー族のリリに気に入られています。
リリの行動が過激すぎるので彼女を苦手に感じています。
胸を押し付けられたり、空の散歩に連れて行かれたりしています。
リリの求愛行動だと思えるんですがニアもガウルもそれに気付いていませんね。
二人で族長の家に向かう事になります。
急斜面を踏破する必要があるので二人は互いを紐で縛って歩いています。
村に到着したのですがニアが紐を解きません。
不思議に思っているとリリが飛びかかってきて空の散歩に連れ出そうとしてきました。
ガウルと紐で繋がっているので連れ去られる事が回避できました。
ガウルがニアが千切れると伝えるとリリが地上に降りてきました。
ニアは身体が弱いので余り過激な事はするなと伝えます。
納得したのか歩いて村の中に入っていきました。
一人になったガウルは族長の家に向かいます。
途中で毛皮を被った部下に出会います。
彼からお礼を言われるのですが理由が分かりません。
理由を問うと毛皮を貰ったんですと言われました。
嬉しそうにしているのでとりあえず良かったなと伝えます。
族長の家に入るといつも突然やってくるなと言われたので商人は用が無くても顧客の元に通うものなんだと伝えます。
族長がガウルが毛皮を被ってない事を指摘してきます。
ガウルがルー族の風習なのか?と質問すると違うと言われました。
理由を聞いても説明するのは難しいと言われてしまいます。
族長の家にララがやって来てガウルに声を掛けてきます。
ガウルはルー族と共に歩むと決まったので貢献しようと考えています。
ララはガウルと戦うのが楽しいみたいです勝負を挑んできました。
ガウルは応じる事にします。
族長が二人を見送る目が気になるんだよなー。
ララとガウルは川岸で木の棒を握り向かい合います。
ガウルが普段と違う木の棒の真ん中を握ったのでララが警戒しています。
長い間意図を考えてたようですが思いつかなかったようですね。
正面から飛びかかってきました。
ガウルはララの攻撃を受け止めて反撃に出ています。
二人の戦いは剣術ではガウルが勝っているようですが刻印術を使うとララが勝つみたいです。
暫く戦い続ける事になりました。
ララの攻撃がガウルの脛を捉えます。
ガウルは受け止めて反撃にでました。
勝機を掴んだと感じて攻撃に移ったのですが脛のダメージが予想よりも大きかったので倒れてしまいます。
突撃してきたララとぶつかってしまい彼女が川に落ちました。
ララが不満そうにしています。
助け起こそうと手を差し出します。
彼女を助け起こそうとしたんですが脛のダメージが大きくララを押し倒す格好で川に落ちてしまいます。
ガウルは右手に柔らかいもんを握っていました!!
ララのおっぱいを揉んでいましたよ。
慌ててを手を放しています。
ガウルはおっぱいの感触を思い出しているね。
ララが水を掛けてきました。
ガウルがやり返したので二人で冬場なのに川で水の掛け合いをする事になります。
うーん恋人同士が戯れている様にも見えるなー。
川から上がるとクロードと出会いました。
二人でずぶ濡れになっているので驚かれます。
川で水の掛け合いをしていたと説明すると若いからなと言われます?
クロードは交易品を運んできたそうです。
族長の家に向かう事になりました。
族長もララとガウルがずぶ濡れなのに驚いています。
族長に言われてララの家で服を乾かす事になりました。
ララは何の躊躇もなく一人住まいの家にガウルを招きます。
ガウルは彼女達が女だけで暮らしていたので男に対する警戒心が無いのかと納得して家に入りました。
ララがガウルの前で全裸になったので驚かされています。
物凄く羨ましい展開なんですがガウルはバカじゃないのか。
折角ガン見できるチャンスを自分から不意にしています。
顔を逸らされた事にララが訝しんできました。
理由を問われるんですが上手く説明できません。
帝国では他人に裸を見せるのは恥ずかしい行為だと教えても納得してもらえるとは思えません。
ガウルは服を着るようにお願いします。
ララは服を着てくれたのですが子供の頃の服に着替えてくれます。
超ミニワンピースって代物だったので目のやり場に困っています。
母が作った子供の頃の服だと教えられたので文句を言えなくなりました。
ララの母親が既に亡くなっていると察して深くは聞かない事にします。
ガウルは意外と気が利くな。
ララが服を脱げと要求してきます。
病気になると心配されてしまい従います。
ララはガウルの裸を注視してきますね・・・
指摘すると見ていないと言われます。
常々ガウルと違い自分は嘘を吐かないと言ってるんですがね。
大人なガウルは指摘しないね。
囲炉裏で火に当たり身体を温める事になります。
ララの正面に座ると色々と見えちゃいそうなので側面に座ることにしました。
ララが自分の裸体は変なのか?と質問してきます。
目を逸らした事を気にしているね。
ガウルは答えに窮してしまいます。
裸を見て何で目を逸らしたんだと聞かれても答えに困るよな。
美し過ぎて照れてしまったんだくらいの事が言えればねー一発で落とせそうなんですけどね。
ガウルがクシャミをするともういいと言われました。
追及は諦める事にしたようです。
ララが熊の毛皮を取り出してガウルにプレゼントしてくれます。
水を掛けてしまったお詫びだと言っています。
ガウルは有難く頂く事にしました。
夜になるまで二人で囲炉裏を囲っていたようですね。
二人っきりんだぜしかもララはめっちゃ薄着なんだぜ色々とやれる事はあるだろうにな。
ガウルは空腹を感じています。
そこにニアとリリが宴の準備が整ったと迎えにきました。
ガウルが熊の毛皮を着ているのを見て二人は驚きます。
二人からおめでそうとございますと祝福されました。
リリは拍手までしています。
宴に向かおうと家を出たララにリリが「ララ、隅、置く、ない」と伝えてきます。
ララが「黙る!」と喚いています。
これは隅に置けないと揶揄ってきたので照れ隠しで黙れと怒ったのかも?
しかしガウルにはルー族の娘が毛皮を送る意味が分かりません。
族長から鈍すぎると言われていたよね。
恐らくララはガウルに求愛行動をしてきたんだと思うんだけどね・・・気付けません。
族長の家までマジックアイテムで照明が灯されていました。
ガウルがマジックアイテムを使えば生活が便利になるのに何で使わないんだと質問します。
ララは呪いと精霊は同じ。
族長が大きな力は身を滅ぼすと言っていたと答えました。
宴会場に到着するとクロードと族長が上座に座っています。
それぞれの隣が空いていますね・・・
ガウルはクロードの隣、ララは族長の隣に座る事になりました。
ガウルはここで良いのか?と不安になっています。
族長が宴開始の挨拶を行います。
続きをクロードに任せます。
クロードは過去の不幸な歴史を乗り越えて新たな未来を築く手伝いをすると繋げます。
クリードは締めをガウルに振ってきました。
ガウルに断るって選択肢はありません。
ルー族を説得したクロノの話なら相応しいなと考えますがララがクロノを嫌っている事を思い出します。
彼女に嫌な思いをさせたくないと考えて違う話にしなければと必死に頭を巡らせます。
クロノならはどうやって乗り切るかを考えますね。
何を話せばいいのかさっぱり思いつかないと正直な気持ちを伝えます。
クロノならそうするだろうと思ったからでした。
意外と受けています。
ガウルはララと水遊びに興じた事を伝えました。
少し前まで敵同士だったのに水遊びに興じる事ができた。
五カ月前の自分にこの話をしても信じて貰えないだろう。
今の俺達が信じられないような未来を築くことができたらいいと思うと述べました。
これってララとの未来を素敵なモノにしたいとも取れるんだよね・・・ララがそう解釈するんだろうか?
「我が一族と帝国に」「不幸な過去に」「まだ見ぬ未来に」「乾杯ッ!」
結局ガウルは毛皮を贈る意味に気付けてません。
ララは完全にスタンバイオッケーに見えるんだけどねー勿体ない。
自分と同じように毛皮を被っている男性を観察していますがルー族の事を見ていないのがねー。
男性しか見てないので共通項に気付けないよ。
きっと近くにルー族の女の子が居たと思うんだけどねー。
ララは苦労しそうだね。

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第五章 Myra Attack
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マイラがジョニーを連れてエラキス領にやってきました。
ジョニーが御者をしているのは離れている間に強くなった事をクロノに示す為です。
マイラは本当ならジョニーを雇いたくなかったそうですがカナンの紹介状を持ってきたので雇わざろうえませんでした。
ちょっと嫌かなり後悔しています。
ジョニーは金貨3枚で装飾過多の短剣を購入しました。
それがあるから自分は強くなったと言っています。
マイラはヤレヤレと感じていますね。
マイラがクロノの元にやって来たのには理由があります。
彼女は愛を求めてクロノの元までやってきました。
友人たちが孫を抱いている姿を見て自分も女としても幸せを求めるべきだと考えたからです。
マイラは無音殺人術(サイレント・キリング)の異名で呼ばれていました。
気配を消すのが物凄く上手なんだよね。
そんな危険な女を傍に置こうと思う男はいませんでした。
そこでクロノが恋人候補にあがります。
マイラはクロノを堪能しようと考えています。
ハシェルに到着するとマイラは街の匂いを嗅いでいます。
街の外周部には低所得者が住み着く事が多いんですが異臭が漂っていませんでした。
クロノの施政が上手く行っていると感心しています。
街の市場でティリア、アリデッド、デネブと再会します。
マイラにメイド教育を施された恨みと恐怖が残っているアリデッドが暴言を吐こうとします。
マイラをババアと呼ぼうとして靴を投げつけられました。
顔面を直撃されてアリデッドは気絶します。
デネブは慌ててティリアに神威術をかけてと頼んでいます。
ティリアに回復させられたアリデッドは自分が死んだと思い込んでいました。
デネブから生きていると教えられマイラに靴を投げられたと思い出しました。
ジョニーを紹介しようとすると短剣を抜いてポーズを取ろうとします。
衛兵に捕まりたくないマイラは瞬時に彼を気絶させました。
ジョニーを馬車に積み込み(アリデッドとデネブにやらせた)ティリアの案内でクロノの屋敷に向かいます。
道中ティリアからクロノの話を聞く事になりました。
マイラはティリアに取り入ろうと考え彼女を奥様と呼ぶ事にします。
ティリアからクロノとの夜の生活が問題だらけだと教えられます。
縛ったりメイドコスプレをさせられたりするんだと悩みを打ち明けてきました。
普通ならドン引きする場面なんですがマイラはクロノに称賛を贈ってきます。
マイラは自分がクロノを教育したんだと自慢気です。
ティリアはクロノの性癖があんなのになったのはマイラが原因だと知ります。
屋敷に到着するとクロノが新しい弓についてミノとゴルディと話し合っていました。
三人はどれだけ強い弓を作れるかの実験中でした。
ティリアでも神威術で身体能力を向上させないと引けないほど強力な弓に仕上がっていました。
ティリアは使えないモノを作っても無駄じゃないか?と問いかけます。
クロノはどれだけ強い弓を作れるかの実験なので問題無いと答えます。
ミノとゴルディがマイラに気を使ってくれます。
丁寧な挨拶をしてきます。
使用人といえども遥々遠方から来てくれたのでもてなさなければと言って会議をお開きになります。
アリッサがシェイナとフィーを伴い出てきました。
マイラはアリッサの案内で客室に通されます。
前を歩くアリッサの後ろ姿を観察していたマイラは彼女が雌だと気付きます。
色香を感じさせる後ろ姿です。
アリッサはそれを押さえつけようとしているようですが漏れているのね。
クロノのお手付きにはなってないようだが時間の問題だなとマイラは考えます。
客室に到着するとアリッサと少し話す事にします。
アリッサの身の上を聞いていますね。
彼女が身体を壊していたこと、クロノに雇用されたこと、娘がいる事を話しました。
アリッサは今の待遇に満足しているようですね。
独身ならば後押しするが子供が居るなら種を蒔くだけにしようと考えます。
マイラはアリッサの娘の事までクロノは面倒を見ることになるでしょうと伝えました。
そこまでして貰うのは申し訳ないと感じているアリッサに自分の全てを差し出す覚悟でお仕えするべきと伝えます。
自分の全てには身体も含まれていると言外に言われているとアリッサは悟りますね。
元々彼女はクロノに惚れているようなので積極的になるかもね。
マイラはアリッサがどんな結果を出すのか楽しみだと考えています。
クロノの見てないところでハーレム建設に密かに貢献してるんだよなー。
食事の時間になりマイラは食堂に案内されました。
スーとエリル(サルドメリク子爵)が既に座っていました。
マイラはエリルの隣に座ります。
スーとは知り合いなので挨拶を交わします。
スーが商売を始めたと聞いて驚きます。
話を聞くとエリルがアイディアを提供し友人のスノウが開業資金を提供してくれたと分かります。
クロノが誰でも出店かのうな市場を始めた事の効果を確認できました。
リオ(ケイロン伯爵)が食堂にやってきました。
彼とも知己なの挨拶を交わします。
マイラはリオの表情が柔らかくなっていると感じクロノと知り合った効果だなと考えます。
エリルがクロノに雇われていると知ります。
彼女は帝国とクロノから二重に給金を貰っているそうです。
エリルから愛人契約ではないから心配しないでと言われます。
マイラがその点は心配していませんと答えるとしょんぼりしています。
あら?エリルもクロノに気があるのか?しかも手を出して貰えない事を残念に思っている?
ティリアが入ってきます。
エリルが開発中の超長距離通信用マジックアイテムの話になります。
マイラが機能を理解していると知りエリルは嬉しそうにしています。
ティリアとは大違いと愚痴るとティリアが入ってきました。
ティリアは有効性だけは理解できるけど仕掛けまでは分からないようです。
クロノが入ってきました。
クロノはリオにジョニーに適当な対戦相手を用意して欲しいとお願いしています。
ジョニーの強さを聞かれたマイラは以前よりも弱くなっていると教えます。
クロノはジョニーに気分を害して欲しくないようですね。
リオは何とかすると言っています。
シェーラがセシリーとヴェルナを連れて入ってきました。
配膳が終わったのでマイラはセシリーに声を掛けます。
セシリーは最初他人の振りをしますがヴェルナに暴露されます。
クロノがベヴェルナの事をマイラに紹介しました。
セシリーを知っている理由を聞かれたマイラは挨拶に行った時に知り合ったと教えます。
クロノはセシリーに何かされなかった?と心配してきました。
マリアは蔑むような視線を向けられた事を隠します。
シェーラが席について食事が始まりました。
ヴェルナのお腹が鳴ったので優しいクロノはヴェルナとセシリーを解放する事にします。
ヴェルナは大喜びで食堂を出て行きました。
シェーラの料理に舌鼓を打つ事になります。
夜になりクロノの部屋にセシリーが夜伽をしにきました。
クロノはセシリーを足の間に跪かせてご奉仕を始めさせようとしています。
セシリーに恥ずかしい口上を述べさせてから始めるようですね・・・
「ご奉仕メイドとは。流石、坊ちゃまです」マイラの声が聞こえてきました。
彼女はいつの間にかセシリーの背後に立っていました。
セシリーはマイラが担当してくれるなら自分は帰ると言って立ち去ろうとします。
マイラはセシリーの肩を掴んで押しとどめて居ます。
マイラはどんな性技を使ったんだセシリーは快感を堪えているような表情をしています。
マイラは三人で仲よくするつもりですと用向きを伝えました。
セシリーはクロノに断ってと念を送ったみたいだね。
クロノはこんな日がくるんじゃないかと思っていました、と言ってマイラの意向を尊重します。
マイラは体を震わせると糸の切れた操り人形のように倒れ込んできました。
クロノはマイラを抱き止めます。
大変に満足そうにしています。
セシリーは真っ裸で後ろ手に拘束されて気絶していました。
マイラは彼女は中々いいものを持っていると称賛しています。
彼女が気絶するまで攻めたようですね。
マイラは愛を求めてここまで来たんだったと思い出します。
一生の不覚と言ってクロノにもう一頑張りしてくださいとお願いしてきます。
クロノは今日は打ち止めでござると答えますが引いてくれません。
無理だと伝えると拗ねたように「無理ですか」と言ってマイラが覆いかぶさってきます。
クロノはクロードに申し訳なくて溜息を吐きます。
マイラから爆弾発言が飛び出しました。
クロードとは体だけの関係でしたので遠慮なさらずと言われます。
大事な事なので二度繰り返されました。
三度目にはクロードとは体だけの関係なのでガツガツきて頂ければと変更されます。
それでもクロノが躊躇していますね。
理由を問うとクロノはマイラを家族のように考えているので罪悪感があると答えました。
家族と言われてマイラはキュンときています。
まあそれでもガツガツやったんだろうなー。

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第六章 Attack on Myra
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翌朝クロノが目覚めると横で全裸のセシリーが眠っていました。
マイラの姿がありませんが彼女がベッドに潜ってクロノの下半身にご奉仕中でした。
機嫌が良い理由を問われてマイラは家族と言われたので嬉しいと答えます。
子供は何人欲しいですか?と問いかけました。
クロノはまだ覚悟が決まってないので待ってと答えます。
マイラが覚悟を決めざろう得ない事態になるかも知れませんと付けたします。
クロノは「不穏ッ!」と叫びます。
マイラは一緒に入浴しようと誘います。
セシリーも誘って三人で朝湯を楽しむ事になりました。
セシリーは断りたそうにしていますが昨晩は沢山汗をかいた。
クロノにご奉仕した翌日くらいは湯船に浸かってもよろしいのでは?と誘導します。
クロノが湯船に浸かっていると全裸のマイラとセシリーが入ってきました。
マイラは惜しげもなく裸体を晒しています。
セシリーは恥ずかしそうにおっぱいと股間を手で隠していますね。
良い、恥じらう姿が超素敵。
クロノを前後から挟んでおっぱいで洗う事になります。
セシリーは断ろうとしますがフェイはいつもおっぱいで洗ってくれると伝えるとやってくれました。
セシリーは煽り耐性が低すぎませんかね?
セシリーは背中、マイラが正面からクロノを挟んで洗い始めました。
クロノは領主になって良かったーと感激しています。
本当に最高だよね美人二人に前後からおっぱいで洗って貰っています。
クロノへのご奉仕が終わるとマイラはセシリーの背中を流してあげる事にします。
迂闊なセシリーはマイラを信用してしまいます。
クロノは不味い事になるなーと考えています。
背後からセシリーのおっぱいを揉み始めました。
セシリーではマイラを振り解く事はできませんでした。
膜はクロノに残しておくと言ってからマイラはセシリーを堪能し始めます。
二人の痴態を見たクロノはこれ以上見学しているのともう一度洗って貰わなけでならなくなると考え先に出る事にしました。
セシリーを堪能したマイラは湯船に浸かっています。
浴槽の隅で小さくなっていたセシリーが立ち上がります。
彼女の裸身を見たマイラはもっと彼女を堪能したいと考えます。
声を掛けるとセシリーは逃げて行きました。
マイラはチャンスを逃してしまったと悔いています。
食堂に行くと既に他の人は朝食を終えた後でした。
シェーラは食事を運んで来てくれたので二人で食べる事になります。
朝食に遅れた理由を聞かれてマイラは浴場でセシリーを堪能していたからと正直に答えました。
マイラを良く知るシェーラは聞かなきゃよかったとゲンナリしています。
マイラはシェーラから夜伽の順番をどうやって決めているのか教えて貰いました。
シェーラから会議で決めていると教えられます。
希望が重なった時は譲った側がポイントを入手でき次に希望が重なった時に優先権を得られるそうです。
マイラはよくできたシステムだと感動しています。
シェーラとクロノの関係性も聞き出しました。
彼女はクロノと生きていく事に躊躇いを感じていました。
マイラは自分に素直になることを勧めます。
亡くなった旦那さんを愛し続ける事とクロノと共に生きる事は矛盾しないと伝えます。
シェーラは今の暮らしが満足しているそうですよ。
このままでも良いかもと考えています。
マイラはシェーラの思うままに生きるのが一番と伝えます。
お客さんのマイラは時間を持て余す事になりますね。
エントランスホールに向かうとセシリーとヴェルナが掃除中でした。
マイラの姿を認めるとセシリーは腰の剣を抜こうとします。
ヴェルナが背中を突いて止めてくれます。
セシリーは悲鳴をあげていますね敏感すぎませんかね?
お客さんに剣を向けるなんてとんでもない事だと叱られています。
セシリーは身を守るための聖戦なんだと強弁しています。
身を守るためならあらゆる手段が許されるんだと喚いています。
ヴェルナが剣の入手先を問います。
セシリーは工房のドワーフから借りたんだと答えます。
ヴェルナは後で一緒にお礼を言いに行こうと言ってきます。
ヴェルナはセシリーみたいな奴は剣を持つべきじゃないと諭します。
二人が言い争ている間にマイラは剣を奪い取っています。
セシリーが驚愕していますね。
マイラが剣をセシリーに返します・・・意外に思い理由を聞くと木剣なのでと言われました。
セシリーが剣を抜いてみると確かに木剣でしたね・・・借りてから抜いてないのね。
セシリーはちょろすぎます。
ヴェルナはドワーフもセシリーは剣を持っちゃいけない人間だって思ったんだよと慰めています。
マイラはクロノの執務室に向かいます。
彼女が部屋に入ると驚かれました。
マイラはその反応は傷つくと文句を言ってきます。
まあこれまでの行いを思えば怖がるよなー。
クロノからマイラのせいでセシリーにじっとりした視線を向けられたと苦情を言われます。
マイラはセシリーは辱められる事を望んでいると感じていますがクロノは彼女の性癖に気づいていないようです。
教えてあげても良いのですが知らない方がクロノも楽しめるだろうと考え秘密にします。
マイラはクロノを誘います。
クロノはガツガツし過ぎじゃないのと抵抗感を示します。
マイラはガツガツしている女性もいるんだと主張します。
クロノが貞淑さも欲しいんですと伝えるとマイラは自分専用にしたんですか?と問いかけます。
表現に問題があったようです、私を独り占めしたいのですか?と言い直しました。
クロノが肯定するとマイラはキュンキュン来ています。
愛を求めてやって来て、独り占めしたいと言われました、これほど嬉しい事は無いと感じています。
クロノの気持ちに応えるにはどうすれば?と考えて貞操帯を付ける事を提案しました。
クロノから貞操帯を付けている時点で貞淑と言わないように思えると否定されます。
一理あると認めたマイラは発想の転換を行います。
マイラが貞操帯を付ける事でクロノの独占欲を満たし、貞操帯の鍵を見る事でマイラを拘束している喜びを得る。
これは疑似的な行為と言っても過言ではないかと!と叫びます。
クロノは貞淑さを通りこしてプレイになっていると否定的でした。
ティリアが執務室に入って来ましたよ。
露店巡りをするのでマイラを誘いに来たそうです。
マイラはティリアに付いて行く事にします。
ティリアは食べ物を売っている露店を優先的に回っています。
彼女の健啖家ぶりにマイラは驚いています。
普通ならとっくに太っているだろうにと考えます。
ティリアがプロポーションを維持できているのは若いからなのか?と考えます。
自分だったまだ若い女盛りの六十代だと自分を奮い立たせています。
ティリアは買ったソーセージをマイラにくれました。
それからも露店巡りは続きティリアは色々な食べ物をマイラに分けてくれます。
マイラは食べ過ぎてしまいお腹が一杯だと音をあげます。
ティリアは色が細いんだなと意外そうにしていました。
ティリア基準で考えると誰でも食が細いって評価になりそうですね。
胃薬が欲しいマイラはスーの露店に案内してもらいます。
スーから胃腸薬と強精剤を購入する事になりました。
店で一番売れている商品は強精剤だそうです。
飲食系の露店に行くのは無理なので占いの店に案内してもらいます。
ティリアは物凄く嫌そうな顔をしていますね。
占い師もティリアの姿を見て舌打ちしています。
マイラは恋愛運を見て貰う事にします。
マイラも占い師が相手の話を聞き出して適切な助言をする職業と認識していました。
占いの最後に願いを叶える力があると言ってクズ宝石を売りつけてきます。
ティリアはそれが分かっているので占い師を蔑んでいるのね。
マイラは気持ちが大事だと占いに理解を示しているので二つクズ宝石を購入しました。
マイラは大事なのは気持ちなんですと言ってティリアにクズ宝石を一つプレゼントします。
ティリアの願いが成就して欲しいとの自分の思いが込められていると説明しました。
マイラの助言を聞いたティリアはリオに挑む事にします。
二人でリオの元に向かい決闘を申し込みました。
リオが強力な神威術を行使します。
ティリアは吹き飛ばされますが立ち上がろうとしています。
マイラは彼女の頑丈さに驚いています。
リオが自分の負けで良いと言ってきました。
これ以上続けると命のやり取りになってしまうと言っています。
ティリアは勝ちを譲られても嬉しくないと受け入れません。
ティリアはリオに夜伽の権利を譲る事になりました。
ティリアに代わりマイラが相手をする事にします。
リオが断ってきますね。
一年前にマイラに負けたことを持ち出し挑発します。
リオが乗ってきました。
戦いは拮抗してしまいまたもリオが勝ちを譲ってきました。
これ以上戦うと命のやり取りになってしまう、クロノに嫌われたくないと言われました。
マイラは提案を受け入れます。
マイラとティリアは食堂に向かいます。
ティリアはテーブルに突っ伏して項垂れています。
ティリアが譲って欲しいって目で見てくるのでマイラは夜伽の権利を譲る事にします。
マイラはティリアがクロノをどう思ってるのか質問してみます。
辱められているようですがクロノを愛している事が分かりました。
馴れ初めを聞いてみると驚愕の事実が語られます。
マイラはクロノからティリアに手を出したんだと考えていました。
ティリアの方からクロノを襲ったと告白されて驚愕しています。
いくら待ってもクロノは手を出してこないし他の女といちゃちゃしているし。
部屋を訪れても追い返そうとしたのでカッとなって襲っちゃったんだと恥ずかしそうに告白しました。
マイラはカッとなって実行したなんて暴力を振るった時の常套句みたいだと呆れています。
クロノがティリアを拘束してから楽しむ理由が分かりました。
クロノに好意を持ち始めた時期を聞くと更なる驚愕が待っていました。
クロノがレイラと関係を持ったと知った時だそうです。
マイラはレイラがティリアからクロノを寝取っていた事実に驚愕しレイラを賞賛する気持ちになります。
ティリアはクロノが成した業績を嬉しそうに語ります。
マイラは愛するクロノと結ばれたティリアを羨ましく思いますと伝えました。
ティリアに夜伽の権利を譲ったのでレイラから譲ってもらう事にします。
彼女が帰ってくるの待って話しかけました。
夜伽の順番を譲って欲しいとお願いすると知っている事を驚かれます。
シェーラから教えて貰った事は伝えません。
交渉材料としてスーから購入した強精剤を提供すると持ちかけます。
男性が元気になる薬、ひとつまみ炊けば元気ビンビンですと教えます。
レイラはそんなものが!?と驚愕しています。
スーが露店が売っている商品なんですがねーレイラはその存在を知らなかったようです。
レイラは取引に応じました。
彼女もより固いクロノが好みのようですね。
夜になりマイラはクロノの夜伽に向かいます。
夜伽に参りましたと伝えるとお疲れ様ですと言われ傷つきます。
マイラは今日は愛情的な意味で夜伽したいと伝えました。
スカートを口に咥えてショーツの紐を解きます。
クロノはあまりの妖艶さに生唾を呑み込んでいます。
うーんマイラに言いようにコントロールされているなー。
今夜は恋人のように扱って頂きたくと伝えます。
クロノはマイラのお願いを叶えてあげますね。
並んでベッドに座って行為をスタートしました。
マイラはクロノに身を委ねる事にします。
普段は自分で主導権を握って攻めているようですね。
この接し方は誰を想定しているんだと考える余裕がありました。
恐らくレイラだよね。
クロノが手を止めて何を考えているのか聞いてきます。
マイラは自分がクロノに女を教えていれば皆様を悔しがらせることができたのではないかと考えていたと答えます。
クロノは全然恋人っぽくないお言葉が!と苦情を入れてきます。
確かに・・・
休暇が終わりマイラが帰る事になります。
見送りに出てきて来たのはクロノ、ティリア、レイラ、シェーラ、スー、リオ、アリッサの七人です。
フェイ、アリデッド、デネブ、エリル、セシリーが仕事があるのでこられませんでした。
エリル以外は逃げたとマイラには分かっています。
クロノと恋人のようにまぐわれたし膝枕をしてあげるという楽しい経験もした。
とても満足の行く休暇だったと感じています。
マイラが最後に抱擁をお願いしてきました。
クロノが応じると胸に飛び込んできます。
マイラは夜伽の記憶を思い出して呼吸が荒くなっています。
「父さんと仲よくね?」
「坊ちゃまも奥様達と仲よくなさって下さいね?」と言い合って別れました。
あの軟弱な子どもが本当に逞しくなったと感動に打ち震えています。
クロノに家族の様に思われていると分かった大満足の休暇を終えました。

>>
終章 兆し
>>
ファーナが執務室にやってきます。
アルコン宰相にケイロン伯爵の処遇を聞きに来ました。
事後承諾になったのですがケイロン伯爵は第十三近衛騎士団に武術指導をする事になっています。
ファーナはケイロン伯爵が処罰されると心配だったのね。
アルコン宰相から神聖アルゴ王国に不穏な動きがあるので戦力の底上げは必要だ。
処罰する理由は無いと言われます。
ファーナはエラキス侯爵は大変ねと心配しています。
アルコン宰相はまだ戦争と決まった訳ではない、あくまでも備えだと言っています。
戦争を回避する可能性はあるのでしょうか?

名前種族職業関係
レイラハーフエルフ弓騎兵愛人1号
ティリア人間元皇女愛人7号・自称正妻
シェーラ人間コック愛人2号
エレナ人間経理愛人3号
シオン人間神官雇用者
フェイ人間騎士愛人8号・第二夫人
リオ人間近衛騎士団長愛人4号
セシリー人間行儀見習い愛人10号・使用人
アリデッドエルフ弓兵愛人6号
デネブエルフ弓兵愛人5号
ウエスタ人間事務補佐エレナの友人
マイラエルフメイド愛人9号
スールー族神官第三夫人
エリル人間技術者雇用者
ヴェルナ人間メイド使用人

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘3
内政1
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夜戦5


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