ラノベの感想) 神剣アオイ 3 過去と未来、交わる剣 (神剣アオイシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)


概略:
幸人はアオイと一体化して車の賓を助けます。 銀髪爆乳美女に変身しました。 彼女はやり残した事があるのでスクラップ工場を抜け出し戻ってきたそうです。 彼女は武虎父の愛車でした、武虎父に惚れています。 もう一度彼を見たいので戻ってきたと言ってますよ。 見ているだけ問題行動は起さないと主張するので幸人は彼女を信じます。 それが裏目に出ました武虎父が襲われます。 嵯野は賓を殺さないで問題の解決をはかる幸人のやり方は間違っていると指摘します。 幸人ではアオイを守れないといって賓に関わるのを諦めさせます。 アオイの存命を目指して嵯野が非道な手段を使います。 嵯野が泥狐を滅ぼそうとしています。

レーベル:スーパーダッシュ文庫
発行日:2010/9/30
著者:八薙玉造(やなぎたまぞう)
イラスト:植田亮(うえだりょう)
ISBN:978-4-08-630570-9
雰囲気:試行錯誤、焼肉、変態スニーカー、弁当、被害、苦渋の選択、虐殺、鼓舞、決闘、和解、ライバル宣言

アオイと共にある事を決めた幸人は嵯野とアオイの賓狩りに同行しています。
アオイと一体化して車の賓を狩る事になります。
輪火という爆乳で銀髪の美女型賓です。
廃車となりスクラップ工場で解体される前に逃げてきました。
幸之町に戻ってくる間で賓と戦う事になり食べました。
それで別御霊(ことつみたま)が増えすぎて神剣の標的になってしまいます。
輪火は心残りがあるので戻ってきたと主張しています。
嵯野は殲滅するべきと思っているようですが助けたいと考えている幸人を止められません。
幸人はアオイと一体化して輪火の半分を捕食しました。
別御霊が半分になった事で輪火は神剣の標的から外れます。
輪火の心残りとはオーナーの姿を再び見ることでした。
彼女はオーナーに惚れていましたよ。
驚きなんですが彼女のオーナーは武虎兄弟の父親でした!!
輪火が彼を見ているだけと言ってたので幸人たちは彼女の自由を認めます。

幸人はたばねとクロを夕食に招く事にします。
たばねとクロはアオイと戦いました。
三人の様子が微妙なので幸人は仲直りを計画します。
その日は同僚と飲みに行くので嵯野は不在でした。
金華が準備を手伝ってくれます。
焼き肉はクロに好評でした。
彼女は黒猫メイド形態を取っていたのですが四つん這いで猫のように肉を喰らっています。
後ろから覗けば素敵な光景が見えた筈です。
たばねに指摘されて慌てて箸を使い始めます。
アオイとの関係は少しだけ修復されているような・・・

たばねとクロが帰ると幸人は嵯野と行っている戦闘訓練に向かいます。
場所は白鳥神社の境内でした。
待ち合わせ時間に遅れそうだったので嵯野は酔った状態で走ったそうです。
そして酔いが回ってしまいリバース状態に陥ってしまいます。
自分が動けないのでスニーカーの賓行華(ゆきか)に訓練を任せる事にします。
行華はツインテエールの美少女に変身しました。
汗だくで酒臭いショーくんの足のにほいを楽しんでいたのに、と文句を言っています。
匂いフェチ、物凄いツインテール美少女なのに匂いフェチの変態さんだったぞ。
人間形態になったのだから嵯野の足を舐めたいと主張しています。
幸人は言葉を失っています。
嵯野は寝ている間に行華に足を舐め舐めされているかもしれんと怖気を感じています。
うーん嵯野はまだまだだな・・・ここは喜ぶ場面だよね。
ツインテールの美少女に足を舐め舐めされる・・・燃えるそして萌える。
訓練は幸人が一方的に行華にぶっ飛ばされる事になりました。
賓なので見た目美少女でも激強です。

幸之高校で体育祭が開催されます。
体育祭が開催されると知ったアオイは弁当を作る事を思いつきました。
金華に教えて貰いながら幸人の為に弁当を作っています。
幸人は武虎兄弟の末弟になり勝利を誓いあっています。
全校を赤組と白組に分けて争う形式です。
幸人、たばね、武虎一尾、継也、美貴(エンジェリック委員長)は赤組です。
生徒会長の御影優と武虎三留は白組でした。
美貴は優と敵対し合う事に葛藤を覚えています。
体育祭当日に金華がアオイを助けます。
体育祭は観覧できないようです。
アオイは幸人に弁当を食べて貰うのを心待ちにしていました。
金華が幸人の鞄から弁当を抜き取ってありましたよ!!
幸人が忘れて行った弁当を届けに行けとアオイに伝えてきます。
忘れ物を届けに行くのだから問題無いと言われアオイは大喜びで学校に向かいます。

昼食の時間になり幸人は鞄に弁当が入ってない事に気が付きました。
たばねと武虎兄弟が弁当を分けてくれようとしています。
そこにアオイが駆け込んできました!!
優がアオイについてきたよ・・・
アオイが大好きな優は生徒会長権限でアオイを体育祭に留めておく事にします。
アオイは午後の競技を観戦できることになりました。

棒倒しが行われ幸人と武虎兄弟が参加する事になります。
アオイの応援もあり幸人達が勝利したのですが不幸な知らせが入って来ました。
武虎兄弟の父親が交通事故に遭ったそうですよ。
幸人は輪火が何かしたのかも知れないと疑います。
たばねに嵯野に知らせてくれと頼みアオイと共に輪火を探しに行きます。

幸人とアオイが発見した輪火は泣いていました。
幸人が事情を聞くと輪火は武虎父を襲った事を認めます。
何もしない見ているだけと約束したのに破られました。
輪火が襲い掛かってきます。
幸人はそれでも輪火を滅ぼしたくない考えています。
輪火の攻撃を避けるだけになっているので追い込まれてしまいます。
輪火はガソリンをバラまいて一体化している幸人とアオイを丸焼きにしようとしてきます。
燃やされそうになっている二人を嵯野が助けてくれます。
嵯野は物凄く怒っていますね。
賓を信じようとする幸人の甘さや彼の言い分を認めてしまった自分に怒っているようです。
輪火はゴメンナサイと謝り続けていたのですが容赦しません。
人を襲った輪火を容赦なく滅ぼしました。
幸人のダメージ回復が終わったのでアオイが分離しました。
嵯野が幸人を殴りつけます。
嵯野は幸人の甘い考えではアオイを守れないと言ってきます。
自分にはアオイを守るだけの力があると言って幸人からアオイを引き離す事にします。
アオイも一緒にいると幸人を殺す事になると言われ従います。
後を追ってきたたばねに幸人を任せて嵯野はアオイを連れて自宅に帰っていきました。

たばねは幸人を彼の自宅に運びます。
幸人の治療を行い落ち込んでいる彼の頭を抱きしめて慰めています。
武虎兄弟の父が交通事故に遭ったのは幸人のせいではない。
賓相手に何もできない、忘れてしまえと慰めていますね。
そこに金華がやって来て青春真っ盛りの場面に出くわしたと揶揄います。
たばねは必死に違うと言い訳してますが金華にはお見通しのようです。
たばねは彼女が幸人の家に留まっている理由を質問しました。
金華は嵯野に幸人の治療を頼まれたと答えます。
幸人の怪我が完治するまでは家に留まると言っています。
たばねは金華に何らかの目的があると疑っています。
たばねが家に戻ると赤顔に心配されます。
赤顔が金華と知り合いだと判明しました。
クロは嵯野の考えを支持すると言っています。
幸人の賓を信用するやり方では危う過ぎると言っています。

嵯野はアオイを生かし続ける方法を考案しました。
御霊の回復ができないアオイを戦わせる事はできないので斬華と行華を使う事にします。
二人を使い賓使いの自分に逆らう事がどれだけ無謀かを周知させようと考えました。
斬華と行華に賓を喰わせて滅ぼします。
二人の別御霊が規定値を越え神剣の標的になったらアオイに二人を破壊させます。
滅びないギリギリまで破壊させる事で別御霊を消費させています。
アオイは暗い顔で嵯野の計画に従っています。
ジョギング中の幸人とたばねがアオイと再会しました。
アオイは暗い顔をしていましたよ。
嵯野がアオイに渡した携帯電話に呼び出しが掛かります。
賓を狩りに行くと分かった幸人はアオイを追いかけます。
嵯野が斬華を使って賓を殺している場面に間に合いました。
殺されていたのでは幸人が友誼を交わした賓でした。
斬華の別御霊が規定値を越えて神剣の標的になったのでアオイに破壊させます。
アオイは苦しそうな顔で斬華を破壊しています。
幸人は止めようとして嵯野にぶっ飛ばされます。
追ってきたたばねが嵯野のやり過ぎを咎めます。
嵯野はたばねに幸人を任せて次の標的の元に向かいます。

幸人とたばねの元に斬華と赤顔がやって来ました。
二人は弱い賓に請われて幸人を探していたんだと言ってます。
金華から嵯野が泥狐を狩ろうとしていると教えられます。
弱い賓たちは泥狐を守りたいけど力が無いので幸人に助けを求めたそうです。
嵯野を止めて欲しいと言ってます。
嵯野の強さを知った幸人は彼のやり方が正しいと納得しようとしています。
自分の心に嘘を吐こうとしている彼を無敵先輩たばねが許しません。
幸人に踵落としを決めて古傷を抉って幸人を奮い立たせようとしてきます。
真っ直ぐに生きたいと言い続けている幸人は父親への反感を抱いていました。
幸人の父親は口先だけのロクデナシだったようです。
幸人は父親にそっくりだと罵りますよ。
逆切れした幸人はたばねに殴りかかってきます。
相討ちになってますが幸人は自分の間違いに気が付きました。
嵯野のやり方は認められないと思い直し泥狐の元に向かいます。

嵯野は泥狐を追い詰めています。
土地の賓である泥狐を仕留めるのは大変なようです。
泥狐が護っている玉出(美貴の実家)の家をアオイに破壊させると脅します。
嫌なら無抵抗で殺されろと恫喝しています。
不利を悟った泥狐は滅ぼされる覚悟を決めます。
そこに幸人がやってきました。
嵯野はどこまでも真っ直ぐな(折れかけたけどたばねによって再起動)幸人に反感を抱いています。
幸人に制裁を加える事にします。
賓と関わると危険だと教えていると自分を納得させようとしていますね。
嵯野は自分がかつての神剣静を失った過去を語ります。
かつての嵯野は幸人と同様に人間と賓と神剣が共存できると信じていました。
しかし貉の賓伊吹に騙されて静を失う事になります。
それからの嵯野は後ろ向きな考え方になってしまったようです。
追ってきたたばねが嵯野の不幸自慢を笑い飛ばします。
斬華と行華を使って強くなっているだけだと罵りますよ。
三対一で幸人をいたぶっているのでクロと自分は幸人に加勢すると言い放ちます。
たばねはアオイにどうしたいのか質問してきました。
感情が昂っているたばねは幸人の事が好きだから加勢する。
見ているだけがアオイの好きなのか?と問いかけます。
突然の告白に幸人は仰天しています。
たばねの真意を聞こうとしますが黙っててと遮られました。
幸人はたばねが囮役を引き受けてくれたと理解できました。
たばねとクロが嵯野を挟みこむ位置に動きます。
クロは行華を使って高速移動した嵯野の持つ斬華に二つに斬られます。
嵯野はたばねを攻撃してきます幸人には嵯野の動きが予想できました。
幸人の鉄拳が嵯野を捕らえます。
肋骨にヒビを入れる事に成功しました。

大きなダメージを受けましたが嵯野は幸人を認める事ができません。
自分の正しさを証明する為に幸人と戦う選択をします。
アオイは嵯野を止めようとします。
嵯野の命令に従い賓を殺すのは嫌だったと泣きながら伝えます。
斬華と行華を叩き潰すのも嫌だったと言っています。
アオイは幸人と一緒に居たいと伝えてきます。
幸人もアオイと一緒に居たいとこたえました。
アオイの選択が成ったのですが嵯野はそれを認める事ができません。
幸人とアオイは一体化して嵯野と戦う事になりました。

嵯野は意地になってますね・・・ボロボロになりながら斬華と行華を使って挑んできます。
アオイと一体化した幸人に彼女の持っている神代からの戦闘経験が加勢してくれます。
嵯野の攻撃をかわし続ける事ができました。
的確に攻撃を加える事もできています。
何度倒れても嵯野は立ち上がろうとしてきます。
遂に斬華と行華が人間形態になり嵯野を抑え込みます。
嵯野は二人を振り解いて攻撃を続けようとします。
そこに金華の声が響きます・・・もう終わりにしましょう。
金華が優しい声でもう間違いだと理解しているでしょう?と諭します。
嵯野は負けを認めました。
金華に仰向けにしてくれと命じますが命令は聞きませんよと言われてお願いしています。

嵯野は泥狐に謝罪します。
泥狐は賓を無意味に殺したので報いを受ける事になると言ってきます。
嵯野はそれも仕方ないと受け入れています。
報いが嵯野に降りかかっても幸人は止めようとするだろうなと続けます。
幸人は泥狐を守るために集まっていた賓に嵯野を許してくれとお願いしていたそうです。
嵯野は幸人の感謝しているようですが恥ずかしくて彼の顔を見れません。
たばねが嵯野が幸人をぶっ飛ばしている姿を写真に収めていました。
流石無敵先輩です・・・嵯野を脅す材料を見事に入手しています。
幸人はドン引きしています。
嵯野が無茶な行動を取った場合しかるべき場所に送信されるように設定済みだそうです。
嵯野は金華に連れられ自宅に戻る事になります。
アオイの事は幸人に任せる事にします。
途中で気絶してしまい金華に背負われる事になります。
金華、斬華、行華だけになったので金華が真意を語っています。
彼女は嵯野のカッコイイ姿を見たかったので幸人に味方したんだそうですよ。
金華は嵯野に惚れているそうですよ!!
突然の告白に斬華と行華は驚いています。
アオイに半壊されるめにあっても嵯野と一緒に居たので二人も彼に惚れているようですが先を越されたね。
二人は金華の腹黒さに呆れています。

幸人、アオイ、たばね、クロが一緒に帰宅しています。
幸人はたばねに感謝を伝えます。
たばねは百年かけても返せない恩を売ったと答えます。
アオイがたばねとクロに謝罪とお礼を伝えてきました。
たばねとクロはアオイの謝罪を受け入れます。
幸人に武虎一尾から電話が掛かってきました。
彼の父親が無事に退院する事になったそうです。
交通事故にあった時に赤い服を着た金髪の爆乳美女に助け出されたそうです。
一尾はアメリカKGBのスパイが助けれくれたと興奮気味に語っています。
幸人は輪火が助け出したんだと理解しました。
裏切られたと思っていたので多少の救いになったようです。
たばねの家に到着しました。
アオイがたばねの真意を質問してきました。
嵯野との決闘を始める前にたばねが幸人の事が好きと言ったんだよね。
たばねは最初は誤魔化そうとするんだけどアオイが本気で幸人の事が好きと理解しているので真意を伝えます。
幸人の事を「愛」って意味で好きだと伝えました。
強力過ぎる恋のライバルも居るしすぐに返事をしろとか言わないと続けます。
たばねにライバル宣言されてアオイは嬉しそうです。
自分とアオイは本気だから幸人は覚悟するようにと言って別れました。

門を閉めるとたばねは腰砕けになります。
クロが相当な無理をしたと気遣っています。
たばねは勢いで幸人に想いを伝えてしまったようですね。
翌日どんな顔をして会えばいいんだ?とないています。
告白した事ですっきりしたようです。

幸人はアオイを連れて帰宅しました。
早く風呂に入ろうと言っています。
アオイは混浴を希望してきましたが幸人に否定されました。
アオイは不満そうですが一緒に居られるので嬉しいと言ってきます。
幸人もアオイと一緒に居られる事が嬉しいと伝えます。
弱い賓がアオイに花を届けにきます。
人間の言葉は喋れないのですが幸人にはお礼に来たと理解できました。
不思議そうにしているアオイに泥狐を庇った事に対するお礼だと教えます。
アオイは困惑していますが賓を殺すのは嫌だと思ったと言ってきます。
幸人は神剣と賓が分かり合える可能性を感じています。
幸人はもっと賓について学ぼうと決めます。
アオイは幸人と一緒なら何でもする、たばねとライバルだから頑張ると決意表明しています。
幸人とアオイは一緒にいようと誓いあいました。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘5
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