ラノベの感想) 獅子は働かず 聖女は赤く 2 あいつも昔はイイ子だったのに (集英社スーパーダッシュ文庫)


概略:
ユリウス、サロメ、アンナは教皇領を目指しています。旅の途中で禍竜に襲われている傭兵団を助けました。傭兵が派遣される先がユリウスとサロメに縁のある村と予想されます。最寄りの街にアンナを残して二人は情報取集に向かいます。置いてけぼりになったアンナは二人を追いかけますが見失い迷子になります。困っているアンナを一人の武装した少女が助けてくれました。少女はユリウスとサロメを知っているようです。

レーベル:スーパーダッシュ文庫
発行日:2011/12/27
著者:八薙玉造
イラスト:ぽんかん⑧
ISBN:978-4-08-630656-0
雰囲気:野宿、禍竜襲撃、宿屋、単独行動、元仲間、接触事故、温泉、下着ドロ、決戦、弱点、秘密兵器、譲渡

ユリウス、サロメ、アンナは教皇領を目指して旅をしています。
野営中で眠っているサロメの寝言を二人で聞いていますね。
意味不明な事を言っています。
アンナはユリウスが夕食の手伝いをしないで居眠りしていた事を咎めてきます。
文句と同時に攻撃をしてくるのでユリウスが激怒しています。
殺す気かと叫んでいますよ。
アンナは無意識で攻撃行動を取ってくるな。
近くで轟音が響きました。
後ろを振り返ると巨大な人型禍竜と巨大な蛇型禍竜が飛んできました。
禍竜たちはユリウスたちには目もくれず森の中に突撃して行きます。
ユリウス達が標的ではなかったね。
ユリウスは確認に向かいます。
付いてきて欲しくなかったんですがアンナも付いてきてしまいます。
森の中で襲撃された傭兵団を発見しました。
アンナは重傷者の手当を始めます。
ユリウスとサロメも手伝う事になりました。
サロメが魔術を使って助けられる人を助けていきます。
助ける事ができない人はユリウスが介錯してあげているようでした。
サロメが嫌なことをさせると沈痛な面持ちで慰めてくれます。

傭兵団の手当が終わるとユリウスとサロメは近くの街ダルムシュタットに向かいます。
アンナは傭兵団が心配で離れたくない文句を言ってきます。
ユリウスとサロメは傭兵団が居た理由が気になっているようですね。
宿屋を取りアンナを置いて情報収集に出て行きました。
何か協力したいと考えているアンナは二人の行く先も分からないのですが駆け出します。
考えなしの行動なので迷子になりました。

情報収集を終えたユリウスは中央教会から派遣された<法の獅子>を騙りヴァインハイム討伐軍の責任者に会いに行きます。
ヴァインハイムという村が禍竜を使って反乱を企てていると言われます。
ユリウスは自分がヴァインハイムの問題を解決すると提案しました。
二日ほど時間が欲しいとお願いします。
責任者のアラン・ダールベルクは自分たちで討伐したそうです。
自国の問題に中央教会が介入するのを嫌っているようです。
ユリウスは禍竜が相手なので被害が出ます。
自分なら被害を出さずに解決する事ができるので任せて欲しいと訴えました。
禍竜と戦う難易度の高さを計算したアランはユリウスの提案を受け入れました。
ヴァインハイムという村はユリウスとサロメに縁がある場所でした。
ユリウスは村人が殺されるのを避けたかったようですね。
急いでヴァインハイムに向かう事にします。

迷子になったアンナが武装した金髪少女に出会います。
アンナが迷子になってしまったと伝えると泊っている宿屋がある大通りまで送ってくれる言ってきます。
アンナは彼女の善意を受け取る事にします。
道中で一緒に旅をしているユリウスの事を語ります。
普段はダメダメだけどいざって時は自分を犠牲にして人を助ける優しい人だと教えます。
不思議な事に金髪少女は似たような人を知っていると言っていました。
金髪少女からヴァインハイムって村が反乱を企てた理由を聞かされます。
禍竜戦争の折に魔女に味方したので重税を課されているそうです。
金髪少女はヴァインハイムに味方する禍竜にも言い分はあるんだと教えてくれました。
大通りに出たところでサロメと再会する事になります。
サロメはアンナが出歩いている事に驚いています。
アンナは迷子になってしまったが親切な金髪少女に送ってもらったと説明しようとします。
金髪少女は二人の前から姿を消していました?
アンナはサロメを連れて急いでヴァインハイムに向かう事にします。
ユリウスは間違った認識で禍竜を殺してしまうのを防ぐ為です。

金髪少女は路地裏に隠れてアンナとサロメを見つめていました。
路地裏から出てきた仲間に不審者みたいだぞコルネリアと声を掛けられます。
人聞きの悪い事を言うなヴァルタと反論します。
コルネリアとヴァルタは中央教会に所属する本物でした。
二人はアンナの動向を探っているようですね。
生け捕りにする予定のようですが今はまだその必要は無いとコルネリアが言っています。
コルネリアはユリウスは自分が倒すと主張します。
二人もヴァインハイムに向かう事になるんですけど問題が生じます。
ヴァルタは重度の腰痛持ちでした。
腰痛が発生してしまい動けなくなります。
よくある事のようでコルネリアはお姫様抱っこで運んでいます。
アランにユリウスが偽物で自分が本物の<法の獅子>である事を教え討伐に向かう事にします。

ユリウスとコルネリアは同時期に<法の獅子>となる為に訓練していました。
ユリウスの方が少し年上のようですがコルネリアの方が格段に強かったです。
ユリウスは教会で育てられたそうですよ。
神や育ててくれた司教達に恩返しがしたくて強くなりたいと切望しています。
ユリウスはコルネリアに鍛えてもらう事にしました。
コルネリアはフィードラー枢機卿の娘で訓練所で腫物扱いされています。
距離を取られている感じていた彼女は訓練を頼んできたユリウスに好感を持ったようです。
ユリウスの個人練習の相手をする事にしました。
もう一人ユリウスよりの年上のメルヒオルって少年が訓練に加わります。
個人練習を始めて三年が経過してもユリウスは二人に勝てるようになりませんでした。
強くはなっているようですが二人が強すぎました。
メルヒオルが先に訓練所を卒業して<法の獅子>になりました。
彼は<武刃王(ぶじんおう)>サトゥルノの操り手になりました。
メルヒオルが卒業してからもユリウスとコルネリアの個人訓練は続いていました。
コルネリアが<法の獅子>を目指している理由を教えてくれました。
彼女は父親が目指す争いの無い世界を作るのに協力したくて<法の獅子>を目指していました。
それにユリウスを守りたいって理由が追加されています。
ユリウスにそれを伝えたんですけどね・・・訓練で疲れていた彼は居眠りしていたよ。
どうもこの頃のコルネリアはユリウスに好意を抱いているように思えるね。
ユリウスが<焔鎧王>マルテの操り手になった時にコルネリアは彼の護衛となりました。
ユリウスが中央教会を裏切るまでの間一緒に戦っていたようです。

ヴァインハイムに到着したユリウスは頭巾で顔を隠し偽名を使って交渉を始めます。
責任者を出せと伝えると二人の少女が名乗りを上げました。
エーファと名乗る少女が自分たちが責任者と名乗ります。
偉く威勢がいい少女なのですが事あるごとに姉に同意を求めています。
ヒルデという姉の方は気弱な少女に見えました。
彼女達では話し合いにならないと判断したユリウスは葡萄酒を飲み始めてしまいます。
この行動がエーファの怒りに火を付けています。
ヒルデが一生懸命にエーファを押さえつけています。
ノルベルトと名乗る村長代理が出てきました。
村長は高齢で動けないので代理をしているそうです。
ユリウスは無条件で降伏して欲しいとお願いします。
ノルベルトは即座に断ってきました。
ヴァインハイムが置かれている状況を理解しての勧告なのか?と問いかけてきます。
ユリウスは理解していると答えます。
交渉に来たわけではない今すぐ降伏する事だけを要求すると伝えます。
エーファが飛びかかってきました。
ユリウスはマルテを呼び出します。
偽名を使っているの<武刃王>サトゥルノと呼んでいます。
御使いを呼び出せば相手をビビらせる事ができると考えたようですが逆効果でした。
エーファとヒルデが奇声を上げて飛びかかってきます。
二人の衣服が弾け飛び巨大化して二体の禍竜に変身しました。
ヒルデが人型、エーファが蛇型の禍竜に変身しました。
傭兵団を襲ったのは彼女達でしたよ。
気弱に見えたヒルデは素手で襲い掛かってきます。
妹のエーファを槍として振り回し殴りかかってきます。
妹を躊躇無く武器にする彼女にユリウスは戦慄しています。
二対一の戦いで不利かと思ったんですがユリウスの操るマルテは強かったです。
二人を殴り飛ばして動きを止めて止めを刺そうとしています。
そこに馬に乗ったアンナとサロメが駆け込んできました!!
馬は暴走状態で驚きで固まっているユリウスと衝突して彼を吹き飛ばしました。
馬にひかれたのにユリウスは無事でした頑丈ですね。
ユリウスはアンナに激しく抗議します・・・殺すきか!!
アンナはヴァインハイムの状況を憂いていました。
ユリウスが真実を知らないまま禍竜を殺そうとしていると思っています。
彼らの事情を知らぬまま殺してはいけないとユリウスを止めてきます。

アンナの介入によって戦闘は終了します。
アンナに激突された事でユリウスの頭巾が取れてしまいます。
アンナがユリウスと呼ぶので村の人たちに正体がバレてしまいます。
彼らは嘗てユリウスに村を救って貰った事があるので恩義を感じていました。
ユリウスは久しぶりと居心地悪そうに挨拶します。

ヒルデとエーファは人間の姿に戻りました。
アンナは禍竜が人間に戻れると知り驚いています。
若干二人の事を怖がっていますね。
露天風呂があると聞いて一緒に入浴する事になります。
アンナ、サロメ、ヒルデ、エーファの四人で入浴しています。
その間にユリウスは村の代表者達と今後に関して話し合っています。
エーファがアンナの巨大なおっぱいを見て驚いています。
ヒルデの大きなおっぱいを揉んで大きさを手に記憶させます。
そしてアンナのおっぱいを揉もうとしてきますね。
自分はまだ成長期なので今後に希望があると自分を励ましています。
アンナから同じ年だと明かされると絶望します。
サロメの薄い胸を見て自分にはまだ可能性があるんだと言い聞かせています。
貧乳呼ばわりされたサロメは自分の乳も少しは育っているんだと主張します。
ちょっと悲しそうです。
サロメはヒルデとエーファが人間に戻れる理由をアンナに教えます。
二人の母親は魔女で禍竜に変身する魔術を知っていました。
病弱だった母親は既に病で他界してます。
二人は母親から魔術を教えられたそうです。
ラルフとは違い自分の意思が残っているので人間形態に戻る事ができるそうです。
サロメからユリウスとの出会いが語られます。
当時のサロメは<赤い聖女>マルレーネと一緒に旅をしていました。
偶然通りかかったヴァインハイムが襲われていたので助ける事にしました。
禍竜戦争の初期で混乱に乗じた傭兵たちに村は襲われていました。
村を助ける為にサロメとマルレーネは村に留まっていました。
そこへ傭兵たちを退治する為に中央教会から派遣されたユリウスとコルネリアがやってきました。
探しましたよと言ってユリウスが浴場にやってきました。
全裸を見られたアンナが動転してユリウスの頭に湯桶を被せてから露天風呂に投げ入れました。
湯桶の中に空気が残っていなかったのでユリウスは死に掛けます。
ユリウスはアンナを殺す気かと咎めます。
ヒルデはユリウスに裸を見られて喜んでしまう鼻血を吹き出しました。
ユリウスは村人との話し合いの結果を伝えます。
ヒルデとエーファが追放になる事を伝えました。
それが不満アンナはユリウスに再考を促します。
ヒルデとエーファは落としどころとしては打倒と考えています。
尚も追いすがるアンナから逃げる為にユリウスは彼女のパンツを盗む事にします。
パンツを奪われたアンナはそれ以上ユリウスを追えなくなりました。

アンナから逃れたユリウスは一人で思い出の場所に向かいます。
そこでマルレーネと出会った時の事を思い出しています。
当時のユリウスは爽やかな少年でした。
村を守るために奮闘していたようです。
ユリウスが傭兵の本拠地を攻撃しコルネリアが村を守る事を提案します。
しかしユリウスが心配なコルネリアは否定してきます。
どうするか悩んでいるとマルレーネが自分たちが協力すると言い出します。
マルレーネはおっぱいが大きくて揺れていました。
ユリウスは視線を奪われてしまいます。
ユリウスとコルネリアは速攻で傭兵たちを退治して村に戻ってきます。
村は平穏を保っていました。
マルレーネとサロメが守ってくれたそうです。

ユリウスの元にアンナがやってきました。
彼女はユリウスが悩んだ末に結論を出したと分かったみたいです。
ユリウスの力に成りたいと言ってきます。
泣きながらユリウスの為なら何でもすると言っています。
アンナが突然泣き出したので動転してしまったユリウスは冗談で逃れようとしたみたいです。
太股の感触を味わいたいと告げます。
分かりましたと言ってアンナは服の裾をつかんで太股を見せてくれます。
めくり過ぎて白いパンツまで見えてしまってます。
ユリウスが慌てて指摘するとアンナが正気に戻りました。
ユリウスはヒルデとエーファを魔女の隠れ里に連れて行くと伝えます。
サロメに縁のある場所で二人をそこで匿う事にすると教えます。
ユリウスは生きている者には明日があるので生きている事が大切なんだと自分の考えを伝えます。
アンナは人の事ばかり考えているユリウスらしい言葉だと認めてくれます。
そこに涼やかな金属音が聞こえてきました?
振り向くとそこにコルネリアが立っていましたよ。
アンナは彼女の顔を見て驚いています。
道案内をしてくれた親切な金髪少女でしたよ。
ユリウスはコルネリアがアンナを重要視していると知ります。
中央教会がアンナを欲する理由を問い質します。
コルネリアには教える気が無いね自分で考えろと突き放します。

ヒルデとエーファが駆けつけてきました。
二人は禍竜に変身してコルネリアに飛びかかります。
驚いた事にコルネリアは巨大化したヒルデとエーファを圧倒しています。
コルネリアは剛力の祝福を授かっているのでバカ力です。
その上剣技に優れているので巨大な双剣を使って二人を斬り伏せました。
攻撃も的確で足にダメージを与えて動けなくしています。
ヒルデの方が鱗が薄いと分かったので彼女の首を斬り落とそうとしています。
ユリウスはマルテを呼び出して二人を守る事になります。
コルネリアも使徒を呼び出す事にします。
使徒はダメージを受けると操り手の体に傷が付きます。
ユリウスは女性であるコルネリアに傷が付いているのではないかと心配しています。
コルネリアが呼び出したのは六本腕を持つ<武刃王>サトゥルノでした。
ユリウスがメルヒオルを殺していました。
操り手が居なくなったサトゥルノをコルネリアが引き継いだそうです。
サトゥルノを見たアンナが恐怖心を思い出しました。
サトゥルノは禍竜を倒す為にアンナの故郷を蹂躙した使徒でしたよ。
その場に立ち尽くす事になります。
マルテとサトゥルノの戦闘が始まりました。
サトゥルノは六本腕で六つの武器を振り回してきます。
ユリウスは攻撃を凌ぐ事で精一杯です。
アンナはユリウスがマルテの能力を引き出せていない事に気付きます。
村人が残っているので全力で戦えないんだと気付きました。
アンナは自分にできる事をしようと考えて村人たちに逃げるように指示を出します。
アンナの指示で村人たちは逃げ出しました。
ユリウスは村から離れて戦う事を選びます。
コルネリアが村に留まった場合苦しい戦いになるんですが彼女は追ってきました。
村から離れた荒野で戦闘が再開されます。

武器の無いマルテは不利な戦いを強いられています。
そこにヒルデとエーファがやってきます。
足にダメージを受けている二人は直接戦う事はできません。
ヒルデが名案を思い付きます。
エーファを槍として使う事を思いつきます。
マルテに向かってエーファを投擲しました。
ユリウスはマルテにエーファを持たせて戦う事になります。
エーファはユリウスにならどんなに激しくされても良いとか際どいセリフを叫んでいます。
エーファは硬度を自由に替えられるのでコルネリアを苦しめる事になりました。
槍になったり鞭になったりしながらサトゥルノの武器を破壊していきます。
武器が三本になったところでユリウスはエーファを使うのをやめます。
コルネリアが痛みに対する耐性を得ていない事も分かりました。
ユリウスはマルテと突撃させて炎を纏った拳で殴りつけダメージを与えます。
痛みに弱いコルネリアは意識を失いかけていました。
あと一手コルネリアの動きを止める何かが必要でした。
ユリウスはアンナのパンツを使う事にします。
コルネリアの眼前に白いパンツを投げつけます。
白いパンツを見たコルネリアは驚きて一瞬動きが鈍ります。
ユリウスは彼女に急接近して剣で側頭部を殴りました。
意識を失いながらもコルネリアはユリウスを睨んできます。
ユリウスは容赦なくもう一発剣を叩きつけて彼女を気絶させました。
ユリウスは自分を救ってくれたアンナのパンツを広げて感謝の言葉を述べています。
この状況は変態に見えると自嘲していました。

ユリウスはコルネリアを服と自分の服を破いて彼女を縛り上げました。
意識を取り戻したコルネリアが殺せと命じてきます。
ユリウスは拒否しました。
自分の意思に従って行動しているのでコルネリアを殺さないと伝えます。
コルネリアの体に傷痕が無い事を嬉しく思うと伝えます。
コルネリアが綺麗な身体でよかったと言ったので変な言い方をするなと怒られます。
ユリウスはコルネリアに後始末を頼む事にします。
ヴァインハイムが厳しく罰せられないようにして欲しいとお願いしました。
コルネリアは拒否しますが最初からヴァインハイムを助けようとしていたと指摘されてしまいます。
彼女はユリウスのお願いした通りにしてくれます。

ユリウスを逃がしたコルネリアはヴァインハイムを守るために動きました。
私腹を肥やそうと重税を貸した領主に対する牽制として自分の権限が及ぶ司教を解任しました。
ヴェルタ―と合流して今後の方針を決めています。
ヴァルタ―は損傷した<武刃王>の武器を既に手配してありました。
腰痛で動けない時間が長いみたいですが優秀な仕事ぶりです。
コルネリアはユリウスを追う事にしました。
コルネリアはユリウス達を追いこむ為にヴァルタ―に内緒で何らかの策を打ったようです。
ユリウスを殺すのは自分だと決意を新たにしています。

ユリウス達は魔女の隠れ里に向けて移動中です。
足にダメージを負ったヒルデとエーファが馬に乗っています。
ユリウス、サロメ、アンナは歩きです。
ユリウスは勝手に馬を買ったアンナとサロメに文句を言ってきます。
アンナが中央教会が自分を狙う理由を教えて欲しいとお願いしてきます。
中央教会が狙っている理由は検討が付いているようですが改革教会と裏に居るセレスタ―王国が何を意図しているのか不明です。
ユリウスは暫く待って欲しい魔女の里に付く前には教えると答えました。
ユリウスはアンナにパンツのお礼を伝えます。
ちゃんと洗ったアンナのパンツを広げてこれのお陰でコルネリアに勝てたと伝え返却します。
ユリウスから手揉みで洗ったと言われてアンナが真っ赤になっています。
露天風呂で盗まれた下着は使用後のブツだったと思い出して山刀で殴りかかってきました。
ユリウスは持ってたアンナのパンツで彼女の腕を縛り攻撃を封じます。
二人のやり取りを聞いていたエーファが声を掛けてきました。
ユリウスはパンツが好きなのか?と問いかけてきました。
ユリウスは正直に好きだと答えます。
ユリウスがパンツ好きだと知ったエーファはパンツをくれると言ってきました。
更にヒルデが過激な事を言ってきます。
自分ならユリウスの好きな状態のパンツをプレゼントすると言ってきます!?
洗った状態が好きならちゃんと洗います。
あったかいのが好きなら人肌にします。
脱ぎたてがいいなら目の前で脱ぎます。
何日かはいてるのがいいなら、と言ってきます。
ユリウスは、ないないない、それはない!!と途中でヒルデの発言を遮りました。
うーんこれは何日かはいているパンツは好みではないって事なのかな?
ヒルデの突然のアピールにエーファが焦ります。
先に下着を被ってもらうのは自分だと主張してきました。
ユリウスはそんな趣味は無いと否定していますが怪しいな。
アンナが山刀を手にしてどこまで行くのか問いかけてきました。
ユリウスは山刀が怖くて仕方ないようです。
サロメがパンツを盗んだりするから酷い目に遭うんだと指摘します。
エーファがヒルデに向かって、一緒にパンツを渡そぜ、一緒に食べて貰おうぜ、と言い出します。
アンナのパンツを握りながらユリウスはパンツは要らないからと叫びます。
パンツを脱ごうとしているエーファとヒルデを必死に止めています。
サロメが変態みたいだけど純情じゃよなと呟きました。
アンナが山刀でユリウスを張り倒してパンツ騒動は終息しました。
ユリウスはアンナにパンツを返却したのだろうか?

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
鉄拳4
戦闘5
ラッキースケベ5
変態5


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