ラノベの感想) アクセル・ワールド 第10巻 Elements (電撃文庫)


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遠い日の水音
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ハルユキはタクムの指導の下タッグ戦に勤しんでいました。
タクムは入院中の黒雪姫に代わりハルユキの指導教官を買って出てくれます。
ハルユキをレベルアップさせる為に一緒に戦ってくれていました。
二人は好調に対戦をこなしてハルユキの獲得バーストポイントが308になりました。
ハルユキの眼前に初めてみるメッセージが表示されます。
レベルアップが可能になった事を知らせるメッセージでした。
ハルユキは嬉しくなってしまい軽率にもレベルアップを実行してしまいました。
これが間違いの始まりでした。
ブレイン・バーストのレベルアップは獲得したバースト・ポイントを消費する事で行われます。
レベル1からレベル2へのレベルアップには300ポイントを消費する事になっています。
レベルアップ後のハルユキのポイント残高は8になってしまいました!!

一気にニアデス状態になってしまいました。
あと一回対戦で負けて10ポイントを失う事になった場合、ハルユキはポイント全損となりブレイン・バーストを失う事になってしまいます。
タクムはハルユキがレベルアップしてしまった事に気が付いてハルユキから強制的にニューロリンカーを外しました。
二人はハルユキの自宅に移動して対策を協議する事になります。
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タクムはハルユキと直結対戦を行い一方的にハルユキに負ける事でポイントをハルユキに移そうと考えました。
しかしハルユキはその行為をよしとしませんでした。
ハルユキはフィジカル・フルバーストを使いポイントが枯渇している黒雪姫が一度もハルユキにポイントを融通してくれとお願いしてこなかった。
彼女のようなカッコイイ、バーストリンカーに成りたいと主張しました。
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タクムはハルユキが強情なのを理解しているので、別の方法を取る事にします。
彼は加速世界に一人だけ存在する用心棒(バウンサー)を雇おうと提案しました。
ハルユキは彼を雇う事になります。
仕事の依頼はメールです。
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彼を雇うのには条件がありました。
レベル2までである事、ポイントが枯渇している事、リアルを晒す事でした。
メールにより集合場所を指示されました。
指定された場所は神保町の大型書店のラウンジでした。
ハルユキとタクムは一緒に近くまで赴きました。
タクムはついて来ようとしましたが、リアル割れのリスクを負う事は無いとハルユキに言われて近くのハンバーガーショップで待機する事になります。
ハルユキは一人で待ち合わせ場所のラウンジに向かいました。
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メールで指定された席で待っていると最初から置いてあったバッグの中から音が聞こえてきました。
ハルユキはバッグの中からタブレットを発見します。
そこには名前を入力しろとのメッセージが表示されていました。
ハルユキはシルバー・クロウと書きました。
次のメッセージが表示されて加速開始時間が指定されていました。
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ハルユキは加速を始める前にトイレを済ませようと考えてトイレに向かいます。
そこで一人の女の子とぶつかりました。
女の子は持っていたバッグを落としてしまいます。
ハルユキはそれを拾い手渡そうとしました、ここで意外な事実が判明します。
彼女のバッグの中にはハルユキの顔写真とシルバー・クロウと書かれているタブレッドが見つかりました。
ハルユキのドジからバウンサーの中の人が判明してしまいました。
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タクムも彼と言っていたのでハルユキはバウンサーは男だと思っていたのですが、女の子でした。
ハルユキと彼女は直結して加速を始めます。
ハルユキは彼女から黒雪姫に似た強引さを感じとります。
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彼女のアバターはアクア・カレントという水が体表面を流れる珍しいアバターでした。
色が不定だとタクムが言っていたのですが水は無色だからですね。
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彼女がカレンと呼べといってきましたのでハルユキは自分の事はクロウと呼んでくださいと言ってました。
カレンが対戦者を選ぶことになりました。
彼女がレベル4のニッケル・ドールとレベル3のサンド・ダクトを選ぼうとしたのでハルユキが咄嗟に止めています。
ハルユキはレベル差が大きいので勝てないと思ったようですがカレンはレベル差があるので負けても全損しないと理由を説明してくれました。
さらにこの二人の事を知っていると言ってました。
ハルユキ、カレンのタッグとのレベル差があるので真っ向勝負を仕掛けてくるので、勝てる確率は高いと言ってくれました。
ハルユキはカレンに従う事にして対戦が始まりました。
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カレンがドールとダクトを引き離しに掛かりました。
カレンがダクトの相手をしてハルユキがドールの相手をする事になりました。
ドールは余裕がありましたね、ハルユキに対してお色気攻撃を仕掛けてきました。
F型アバターで女を武器にして来るの敵は初めてですね。
純情なハルユキはドールに迫られて困惑していました。
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ドールは大胆にもハルユキに接触してきて彼の胸に「の」の字を書いて誘惑してきました。
ポイント枯渇に喘いでいるハルユキに自分とコンビを組まないかと誘ってきました。
そしてハルユキの油断を突いて電撃攻撃を喰らわせようとしてきました。
ハルユキは危ないところで逃げました。
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純情を弄ばれたハルユキは悔しかったようですね、必死に言い返していました。
「ちっとも傷ついてなんかない!ぜったいないぞ!」
ハルユキはドールを抱え上げて投げっぱなしジャーマンで毒沼に投げ捨てました。
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ダクトの相手をしていたカレンはノーダメージで彼のHPを削っていました。
カレンはレベル1なのですが、途轍もない強さのようです。
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ドールとダクトが超必殺技を放ってきました。
これは二人の合体技で、ダクトが真空状態を作り出し、そこにドールが電流を流しました。
電撃がハルユキとカレンに飛んできます。
しかしカレンの身体を覆う水は不純物ゼロの理論純水だったので絶縁体として機能しました。
カレンが水流でクロウの身体を覆ったのでダメージを受ける事はありませんでした。
超必殺技が効かないと分かったドールとダクトは真っ向勝負を挑んできました。
対戦はハルユキとカレンが勝ちました。
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その後も二人はタッグ戦を続けてハルユキのポイントが70ポイントを超え安全圏に達します。
これでカレンの用心棒としての仕事はお終いです。
合計四回のタッグ戦を行い全勝しています、流石、用心棒ですね。
カレンはハルユキのお陰で色々なバーストリンカーの奥の手が見られて良かったと言ってます。
ハルユキが相手が奥の手を出す前に倒してしまうのが自分の信条ですと言うと、それではつまらないとカレンが答えました。
カレンは対戦を楽しんでいるようですね。
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ハルユキはカレンにお礼を言って帰ろうとしますが彼女に呼び止められました。
まだ、後払いの報酬を貰う作業が残っていると言われます。
カレンはハルユキに直結対戦を仕掛けてきました。
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カレンはハルユキの持っている70ポイントを全て貰うと言ってきます。
しかしハルユキは戦おうとしませんでした。
ハルユキは一度カレンを信じたので最後まで彼女を信じぬくと言ってました。
カレンはハルユキの対応に驚いた様子です。
彼女は最初からハルユキからポイントを奪うつもりは無かった事を説明します。
ハルユキが余りにも簡単に直結対戦を受け入れたので脅かそうと思ったそうです。
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カレンが後払いの報酬として要求したのはハルユキの中にあるカレンの記憶でした。
記憶滴下(メモリ・リーク)という心意技でハルユキの中にあったカレンの記憶を奪いました。
記憶を奪う前に、ハルユキが自分と出会うのは早すぎると言ってましたよ。
カレンはロータスと知り合いなのかもしれませんね。
ハルユキは完全にカレンの事を忘れたようです。
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最果ての潮騒
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黒雪姫たち梅郷中の三年生は沖縄に修学旅行に来ていました。
ハルユキと会えないので黒雪姫は寂しさを感じていました。
黒雪姫は生徒会書記の若宮恵とビーチで日光浴をしていました。
ハルユキと会えなくて消沈気味の黒雪姫を元気づける為なのか恵が黒雪姫のおっぱいを揉んでいました。
二人はとても仲良しです。
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恵には修学旅行中は黒雪姫を独占したいとの野望がありました。
黒雪姫はハルユキへのお土産を購入したいのですが、恵に知られたくなかったようです。
お互いにシークレットでプレゼントを買って学校に戻ったら交換しようと提案しました。
二人は別行動になりプレゼントを探しに行きました。
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プレゼントを探している黒雪姫はブレイン・バーストの対戦を挑まれる事になりました。
沖縄にバーストリンカーは居ないと思っていた黒雪姫は驚いていました。
ラグーン・ドルフィンというバーストリンカーに対戦を挑まれました。
彼女の傍にはもう一人、仲間が居ましたよ。
この二人は加速世界の有名人ブラック・ロータスの事を知らないようです。
対戦はロータスの勝ちでした。
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対戦が終わるとドルフィンは話があると言ってきました。
ドルフィンともう一人の子には黒雪姫に頼みたい事があるようです。
黒雪姫は加速世界で会話するんだと思っていましたが、ドルフィンたちは現実世界の喫茶店で会おうと一方的に宣言してバーストアウトします。
黒雪姫はリアルPKの可能性を疑います。
喫茶店の傍で加速してマッチングリストを確認しました。
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そこには二人の名前がありました。
もう一人の子はコーラル・メロウというようです。
黒雪姫は彼女たちを信じる事にしてリアルで会う事にしました。
会ってみると二人は東京のバーストリンカーには信じられない行動を取りました。
大きな声で自己紹介してくれます。
リアルネームを晒す彼女たちに黒雪姫は頭が痛くなっていました。
ラグーン・ドルフィンは安里琉花(あさと るか)ちゃん中学二年生です。
コーラル・メロウは糸洲真魚(いとす まな)ちゃん中学一年生です。
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二人からバーストリンカーの心得を聞きします。
黒雪姫は彼女たちの師匠がバーストリンカーの心得としてリアル情報を秘匿する事の重要性を教えていない事に驚いていました。
二人は師匠から教えて貰ったバーストリンカーの心得を教えてくれます。
一つ、加速を使って悪い事をしない、一つ、加速の事をみだりに喋らない、これだけでした。
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黒雪姫は二人の師匠と会う事になるのですが、二人はリアルで師匠に会わせようとしてきました。
黒雪姫は東京から来たという師匠が且つて自分と戦った事があるバーストリンカーの可能性もあるのでリアルで会う事は断ります。
恵との約束があった事を思い出した黒雪姫は翌日、会う事を約束してその日は別れました。
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黒雪姫は恵との約束に遅れてしまいました。
そして彼女へのプレゼントを選べなかったと謝る事になります。
恵は消沈してしまい部屋に逃げ込みました。
黒雪姫は恵との関係性を顧みる事になります。
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恵とは梅郷中に入学してから出会いました。
恵の方から声をかけてくれたそうです。
黒雪姫にとって恵は加速世界と無関係な唯一の親友だそうですよ。
しかし恵のプライベートは殆ど知らないようです。
家族構成が黒雪姫の家と似ていると言っていたので黒雪姫には姉が居るようです。
黒雪日は姉にリアルアタックを掛けてしまったようです。
そして家から放逐されてしまいます。
両親は彼女に顧問弁護士を一人付ける事で保護者の義務を果たしたと考えているようです。
黒雪日の家はお金持ちで世間体を気にする必要のある家庭の様です。
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彼女が梅郷中に入学したのは、そこに他のバーストリンカーが居なかったからでした。
成程、だから杉並で一人暮らしをしているのね。
梅郷中の学内ネットへの上位アクセス権を手に入れる為に生徒会活動をしているそうです。
恵は黒雪姫に付き合って生徒会活動をしているそうですよ。
恵には何らかの目的があるように思えますね。
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恵が黒雪姫に謝らなければいけない事があると言ってます。
出会ってすぐの頃から何らかの負い目があるようです、気になりますね。
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翌日、黒雪姫は琉花と真魚に再会します。
二人は白いセーラー服姿でした。
昨日と同じ喫茶店で集合したのですが、二人は喫茶店から無制限中立フィールドにダイブしようとします。
これにも黒雪姫は驚愕していました。
沖縄では東京と常識が違うようです。
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黒雪姫は自分が泊っているホテルのフルダイブ用スペースからダイブする事にします。
セフティーも用意しないで無制限中立フィールドに入るとはと、黒雪姫が怒っていました。
真魚が呑気な事を言っていました、喫茶店から無制限中立フィールドにダイブして何らかの問題に遭遇した場合でも、何時間もダイブしっぱなしならば店の人がニューロリンカーを外してくれると言っていました。
驚きですね。
三人を尾行する人が居ました、恵です。
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ダイブを始める前に真魚がXSBケーブを一本余らせておくようにと言ってきました。
真魚はシャーマンの血筋らしく、神託的な何かが下りてくる事があるそうです。
神託により一本余らせる必要があると言ったようです。
三人でダイブしました。
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無制限中立フィールにあるショップに向かいます。
そこはBARになっていて二人の師匠が飲んだくれていました。
琉花と真魚が助っ人を連れてきたと教えますが、師匠は無理無理と言って取り合いません。
師匠は、ヴァンキッシュかロータスを連れてこないと、問題は解決しないと言ってます。
黒雪姫は彼の声に聞き覚えがあったようです。
声を掛けます、師匠が黒雪姫の存在に気が付いて驚いていますよ。
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師匠は黒雪姫にクリキンと呼ばれていました。
二人は旧知で何度も対戦した友達同士だったようです。
レベル7のクリキンがいきなり居なくなったので黒雪姫はリアルPKにやられたのかと思っていたそうです。
しかし実際には沖縄に引っ越す事になり東京から消えただけでした。
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沖縄に来てみてクリキンは驚いたそうです。
バーストリンカーが全くいなかったそうです。
クリキンは賭けに出て琉花にコピーインストールをしたそうです。
賭けに勝ち琉花へのインストールに成功しました。
自分の持っていたポイントを使い琉花をレベル4まで引き上げてエネミー狩りでポイントを貯めます。
琉花が真魚にコピーインストールを行いました。
この賭けにも勝ち真魚もバーストリンカーになったそうです。
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三人でエネミー狩をしてバーストポイントを貯めて真魚のコピーインストールを試そうと計画していたそうですが、問題が発生しました。
何者かにテイムされた神獣級エネミーが徘徊するようになったそうです。
しかもエネミーをテイムしているバーストリンカーの名前がリストに出ないそうです。
クリキンは黒雪姫にこのエネミーを倒すのに強力して欲しいとお願いしてきました。
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問題のテイムされたエネミーがやって来ました。
エネミーに乗っているバーストリンカーは黒雪姫の存在に驚きます。
そして自己紹介してくれました、サルファ・ポットと名乗りました。
彼は沖縄で辺境農地化実験(ファーミング)をしていると言ってました。
エネミーを高回転で狩り大量の金や経験値を得ることです。
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クリキンは弟子二人に自分は東京で史上最強と呼ばれていたと教えていました。
これには続きがありましたが、そこは弟子には伝えていなかったようです。
クリキンの正式名称は、クリムゾン・キングボルトと言います。
この強そうな名前から《史上最強の名前を持つ男》と呼ばれていました。
彼は紫のレギオンに所属していたのですが、彼の名前を聞いたパープル・ソーンが超強力な電撃使いと勘違いしてリクルートしたからだそうです。
弟子二人はクリキンの自己申告を疑っていたようですが、黒雪姫が肯定したので尊敬の眼差しを送ってきました。
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サルファ・ポットがテイムしているのは神獣級エネミー《ニーズホッグ》という恐竜でした。
テイムされているエネミーには必殺技ゲージがあるそうですよ。
ポットはニックとよんでいます。
クリキンが弟子二人にくず鉄を集めさせて必殺技を使いました。
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クリキンはくず鉄から巨大ロボットを作り出しました。
ニックの火炎ブレスを防いでくれます。
ロボットになっているクリキンがミサイルなどで総攻撃を加えます。
その攻撃力は凄かったです。
ニコが登場するまでは、クリキンが最強の遠距離型でした。
ニックに大ダメージを与えますが生き残ります。
ポットは火薬を噴出してニックの火炎ブレスで着火しました。
大爆発が起こり、クリキンのロボットは壊れます。
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ニックにはまだブレス攻撃を行える余力がありました。
大ピンチでしたが、謎のバーストリンカーが現れ、ロータスを救ってくれます。
それは恵でしたよ。
彼女が黒雪姫に語っていた幼い頃に好きだった本とはブレイン・バーストの事だったようです。
違う世界に行けたと言っていたので加速世界の住人だったようです。
彼女には強烈な必殺技がありました。
無制限中立フィールドの属性を強制的に変遷させました。
《パラダイム・レボリューション》
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恵は「姫、あなたは、あなたの道をまっすぐに進んでね。わたしも、もう後ろは見ないから・・・」と言って退場しました。
ステージが大海に変化して全員が海中に落ちます。
ポットの吐き出した火薬は消し飛んでいます。
海中での戦闘になったので琉花と真魚が大活躍でした。
二人はシェイプチェンジできました。
琉花は魚のような形状に変化します、真魚は人魚に変身しました。
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二人はニックの周りを高速旋回してニックからポットを引き剥がします。
ポットの制御下から解放されたニックの手綱を攻撃するようにロータスに指示しました。
ロータスの攻撃で強化外装が外れたニックは自由になりました。
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自由になったニックはポットを食べてしまいます。
火炎ブレス攻撃時に口の中を火傷していたのですが、ポットはまるで気にしていませんでした。
そのくせ主人ずらしているのでニックは怒り心頭だったようです。
大口を叩いていたポットはニックに食べられて死にました。
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ニックから外れた強化外装はポットが死んだことによりアイテムカードになります。
それを海中に沈んでいたクリキンが拾いました。
ネジ型のクリキンは比重が重いので海中では沈むしか無かったようです。
全く活躍できなかった彼はヤサグレていました。
どうせ俺はネジなのさーと不貞腐れていました。
《幻想の手綱》という強化外装でエネミーをテイムできるようです、黒雪姫がエネミー討伐の報酬としてクリキンから貰い受けました。
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黒雪姫はポットから彼の背後にいる組織についての情報を引き出そうとしたようです。
東京から遠隔ダイブするのに使っているチートツールについて喋らせたようです。
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クリキンがダイブカフェで違法改造されたニューロリンカーを発見しました。
ここにブレインバーストがインストールされていて東京から遠隔操作してたようです。
発見時にメモリは自戒してたそうです。
ポットは彼の所属する組織については何も喋らなかったそうですよ。
黒雪姫は拷問したようなのでポットは根性あるかも。
黒雪姫は自動切断瀬セフティーを仕掛けていたのでポットを全損させる事は出来なかったそうです。
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辺野古から去る黒雪姫を琉花と真魚が見送りに来てくれました。
彼女たちの近くにいた高校生らしき男子生徒がクリキンのようです。
結局クリキンとはリアルでは会わなかったのね。
ポットの言っていた辺境ファーミング計画は頓挫させたのでクリキン、ドルフィン、メロウで沖縄にブレインバーストのコミュニティーを作れるかも知れないね。
平和なゲーム世界が構築されそうに思えますね。
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バーサス
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ハルユキは昼休みに加速して忘れていた宿題をやっていました。
そこに不思議なデュエルアバターが出現しました。
《色・名》の命名規則に反したKiritoって名前でした。
しかも外見は人間の様です。
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ハルユキは此処が梅郷中のローカルネットである事から、どうやって侵入してきたのか不思議に思っています。
一方のKiritoはハルユキの居る世界とは別の次元に居るようです。
そこで彼は第四世代型フルダイブ実験機のテストをしていました。
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開発者の比嘉から幽霊が出るんだよと教えられています。
非デジタルな現象だそうですが、これまでも幾人もその幽霊を目撃していると教えられていました。
組み込まれている量子コンピュータが平行世界に干渉する可能性を伝えられていました。
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キリトは此処が平行世界だと理解したようです。
ハルユキはマッチングリストに登場したKiritoに対戦を挑む事にしました。
対戦が始まるとハルユキはキリトが強敵だと判断します。
彼から黒雪姫から感じる底知れない凄みを感じていました。
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キリトの方もハルユキが変身したシルバー・クロウの反応速度に驚いています。
キリトは初めて入ったブレイン・バーストの世界を対戦格闘ゲームの世界なんだと理解しました。
二本あるゲージをHPゲージと必殺技ゲージだと直感します、流石ゲーマーです。
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お互いに異常事態に遭遇しているのですが、相手の強さに惹かれて楽しそうに対戦を楽しんでしまいます。
キリトはクロウの翼の動きに驚嘆していました。
対戦は決着寸前にキリトが強制切断されて加速世界から退場してしまったのでうやむやになりました。
去り際にキリトが言葉を残しました。
「いいデュエルだったぜ。いつかまたー戦ろう(やろう)」カッコイイですねー。
お互いに自分が負けていただろうと思っているのが面白いです。
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現実世界に帰還したキリトは比嘉に起こった現象を説明しますが信じて貰えませんでした。
同じ現象が起こるか試しましたが、クロウの世界に再び繋がる事はありませんでした。
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家に戻ったキリトは妹の直葉と食事をとっています。
直葉がポトフを作ってくれたようですが、キリトはそれをおでんと言ってしまいます。
直葉がちょっと可哀想かも。
妹の手料理が夕食なキリトの方がハルユキよりもリア充度は上の様に思えますね。
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彼女のご機嫌を取る為にクロウとの不思議体験を話していました。
直葉はキリトと一緒にALOというフルダイブ型のゲームをしているので、ゲームの話題をふったようです。
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キリトは手足の様に翼を自由に制御するクロウが人間の意志力を使って翼を制御しているのかな?と考えます。
比嘉の開発した第四世代型フルダイブマシンは意志力を行使できる可能性があると考え、いつかキリトの世界でも実現できるのではないかと期待しています。
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ハルユキは黒雪姫とお出かけ計画を練っていたのですが上の空でした。
黒雪姫から自分とのデート以上に気がかりな事があるのかとの追及を受けます。
ハルユキはキリトとの不思議な対戦の話をすることになりました。
キリトが二本の剣を使ったと伝えると黒雪姫の反応が妙でした。
彼女は何かを知っているのでしょうか?
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ハルユキはキリトが黒かった事から黒の属性について黒雪姫に質問しています。
黒雪姫は黒の属性についてはまだ分かっていないと答えます。
推察はできると言って彼女は自分の考えを教えてくれました。
これまでは拒絶の色だと考えていたそうですが、ハルユキと触れあう事ができたので、違うのかもしれないと思い始めたと言ってました。
ハルユキは黒は寂しい色じゃない、どんな色よりも大きくて、あったかい色だと思いますと彼の考えを伝えました。
ラブラブですなー。
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確かにキリトからは拒絶とかのマイナスな気配は感じられませんでした。
悪意や敵意は無く対戦を楽しもうとの、すがすがしい意思だけが感じられました。
この辺りはひたすら対戦あるのみっていう黒雪姫の信条に通じるものがあるね。
キリトと黒雪姫は似ているように思えます。

成分美少女情勢変化戦闘恋愛ラッキースケベ
評価AAACAAAAB

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