ラノベの感想) アクセル・ワールド 第14巻 激光の大天使 (電撃文庫)


ニコの武装トレーラーに乗って帝城に到着しました。
途中で他レギオンのエネミー狩りパーティーに遭遇する事もなく無事に到着しました。
アクア・カレントの救出作戦が始まりました。
今回はレイカー師匠がセイリュウの背後に侵入してカレントを連れ出す役目を負う事になります。
クロウは攻撃部隊に割り振られ重要な役割を担う事になりました。
セイリュウに接近する為にニコの強化外装を有効に活用しています。
ニコの強化外装ドレッドノートに乗り込み突撃しました。
セイリュウの攻撃はドレッドノートに受けさせる事にしています。
強化外装が敵の攻撃を受けている間、アバター本体にはダメージが来ないそうです。
ニコの強大な強化外装はセイリュウに接近するのに有効でした。

セイリュウに接近して攻撃を始めます。
カレントを連れ出す役割のレイカーが車椅子で突撃を始めます。
彼女の車椅子の移動スピードは尋常じゃありませんでした。
セイリュウの後ろに出現したカレントと合流してゲイルスラスターを着装して飛び立ちます。
レイカーは到達可能な最高地点まで上昇してからゆっくりと下降しながらセイリュウの攻撃圏を抜ける事になります。
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レイカーとカレントが逃走経路に乗ったのでセイリュウを引き付ける役割を担っていた他のメンバーは撤退を始めます。
セイリュウに大きなダメージを与えてHPを大幅に削ったのですが、他の神獣からの回復が届いて回復されてしまいます。
クロウたちは逃げに入りましたが、一番警戒していたセイリュウのレベルドレイン攻撃が発動しました。
クロウの見せ場がやってきましたよ。
クロウはセイリュウに突撃してレベルドレイン攻撃のエネルギー体を引き付ける事になりました。
直線的にスピードで振り切るのではなく、セイリュウの攻撃圏でジグザグ飛行をして、仲間が退避するまでエネルギー体を引き付ける事になりました。
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クロウは粘り強くエネルギー体を引き付けていたのですが、攻撃が当たらない事に業を煮やしたセイリュウが二発目のレベルドレイン攻撃を発射しました。
クロウにはそっちも面倒みる事はできませんでした。
そこにパドさんが飛び込みました!!
彼女は豹型にシェイプチェンジしてエネルギー体に突撃しました。
そして、エネルギー体を体に纏わり付かせたまま安全圏まで逃げる事にします。
安全圏への疾走中もパドさんのポイントはガンガン削られています。
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パドさんはいつかカレントを救出する為に物凄く多くのポイントを貯めていました。
彼女がレベルアップをしないでレベル6に留まっていたのはセイリュウのレベルドレイン攻撃対策でした。
レベルを何回か上げられる程大量にポイントを持っていればレベルは落ちないようです。
パドさんはレベルを落とすことなく、安全圏に退避できました。
攻撃圏を抜けたのでエネルギー体は消えました。
クロウもエネルギー体を振り切り安全圏に退避ができました。
他の攻撃メンバーも安全圏に退避できました。
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レイカーとカレントが降下してきて安全圏に到達しました。
カレントを無事に無限EKから救い出す事ができましたよ。
ニコの強化外装はセイリュウの攻撃でボロボロになってしまいましたが、再度加速すれば、元に戻ります。
問題となったのはレベルドレイン攻撃を受けて失われたパドさんのポイントでした。
黒雪姫は申し訳なさそうにしていますが、パドさんは気にしていないと言ってますよ。
ポイントはまた稼げばいいと言ってます。
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レイカーがパドさんが失ったポイントを補填すると言ってます。
目標は一週間と言ってるね、メイデン、ベル、パイル、クロウはエネミー狩りを手伝うと言ってます。
ロータスとレインもエネミー狩りをすると言ってます。
近いうちに失ったポイントは補填されるねと思ったのですが、ベルが素晴らしいアイディアを思い付きました。
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ベルがクロウとパイルに協力を求めます。
彼女が欲したのは必殺技ゲージでした、それを貯める為にクロウとパイルをどつきます。
クロウとパイルがベルの手下って関係は健在なようです。
クロウとパイルはベルの前に正座して殴られていました。
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ベルがシトロンコールをパドに掛けました。
シトロンコールの凄さが再確認される事になります。
時間遡行が発生してパドさんが失ったポイントが全額戻ってきましたよ。
パドさんが大量にポイントを貯めていたのでレベルが下がらなかったのが良かったようです。
レベル変動が無かったのでアバターの能力が変わっていなかったのでポイントが戻ったようです。
ポイントを使って何らかの変化がアバターに起こっている場合は巻き戻しはできないようです。
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ベルのスーパーな能力に皆は驚いていました。
黒雪姫はチユリに、今後も自由な発想でレギオンの為に頑張ってほしいとお礼を言っていました。
チユリは照れていますね。
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パドさんは、レベルアップを封印していた原因であるアクア・カレントの救出が達成されたので、迷うことなくレベルアップを実行します。
一気に二つもレベルを上げてレベル8になりました。
ハルユキ達は一気に2レベルも上げられる程にポイントが貯まっていたことに驚いています。
これでパドさんはレベル8になりレイカーに並びました。
レイカーとパドさんは、何れ本気の対戦をするようです。
二人の間に闘気の渦が見えたように思えます。
どっちが勝つんだろうね?
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最初のミッションが達成されたので、次のミッションに移行する事になります。
ここで一度バーストアウトして直ぐに再加速しました。
これで傷ついた強化外装も元通りになります。
早くISSキットの本体を破壊して綸とアッシュを助けたいハルユキには焦りがあるようです。
一早く最加速して他のメンバーの到着を待つことになってます。
.
チユリにはコマンド発声が早口過ぎると指摘されています。
ハルユキは直ぐにでもメタトロンの攻略に向かいたいのですが、黒雪姫は回復を提案します。
無制限中立フィールドで一日の回復時間を設ける事になりました。
現在地は再加速したので無制限中立フィールドの梅郷中になっています。
ここでも眠る事はできますが、交代で歩哨にたつ必要があり、見張りは暇だとニコが嘆きます。
寂しいなら話し相手になるよと、チユリが揶揄っているよ。
楓子が東京タワーの頂上に所有するプレーヤーホーム楓風庵に行く事になりました。
.
移動にはニコのドレッドノートを使います。
道中ハルユキは楓子になぜ渋谷に行かないのかと質問されます。
ハルユキは現実世界の事だと勘違いして自分には縁のないお店ばかりなので行かないと答えています。
楓子は渋谷で対戦しない理由を聞いたのだけどと質問をし直します。
ハルユキは渋谷で対戦してグレート・ウォールのメンバーに目を付けられて領土戦で本気で攻めて来られると嫌だから。
現実世界の渋谷を知らないので対戦場所に選ぶのは不安だと答えました。
レイカーはグレート・ウォールの六層装甲は通常対戦の借りを領土戦で返すと考えるような人は居ませんよと教えてくれます。
二つ目の渋谷を知らないからって問題は実地で訓練するしかないですと言ってます。
渋谷を案内しますよと言って、楓子はハルユキをデートに誘いました。
二人は運転席の上で話していたのでニコに聞かれてしまいます。
頭の上でデートの約束するなとニコが苦言を呈しています。
これはヤキモチだよね。
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ハルユキは楓子と二人きりが嫌なわけではないが、渋谷に遠征するならば大勢の方が良いと考えます。
おいおい、勿体ないぞ。
ハルユキはみんなで一緒に行きましょうと提案してます。
楓子はそれで満足なようですよ、いずれ、渋谷に遠征する事になりました。
楓子も言ってますが、緑の人たちは驚くだろうね。
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東京タワーに到着しました。
ここで問題になるのは、どうやって頂上まで行くのかって事です。
現在のステージは黄昏ステージなので東京タワーの壁面に穴を開ける事は可能です。
ハルユキは東京タワーに沢山の穴をあけると破壊されてしまうのかと楓子に質問しています。
楓子は倒れるでしょうねーと答えます。
変遷が起こると破壊されたオブジェクトは元に戻りますが、鴉さんがお家を壊された事は一生忘れないわ、と言っているので穴を開けて登るアイディアは破棄されます。
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更にプレーヤーホームは座標固定されているから、東京タワーが崩れても宙に浮いている状態になるのではとの見解が示されます。
ニコが試すならば主砲で吹っ飛ばすと言ってますよ。
パドさんがニコを抱えて止めています。
ニコは本気で東京タワーを破壊する気だったようですよ。
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空を飛べるレイカーとクロウ、壁面走行が可能になったパドさんで運ぶことになりました。
パドさんは移動中にレベルアップボーナスを取っていました。
ハルユキはレベル7,8のボーナスですよー、もっとよく考えた方が良かったのではと言ってます。
まあ、そうだよね、悩むよね。
パドさんはボーナス選択に失敗してもリカバリーの方法はあると言ってます。
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「えー」っとカレント以外のメンバーは驚いています。
カレントはパドの言っているリカバリー方法を知っていました。
ハルユキ以外のメンバーも思い当たったようです。
パドさんとカレントが考えていたリカバリー方法とはセイリュウのレベルドレイン攻撃をワザと喰らう事でした。
レベルが下がると獲得していたボーナスも無効化されるので取り直す事が可能です。
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危険な方法なのでカレントは知っていても秘密にしていたと言ってます。
確かに。
それにセイリュウがレベルドレイン攻撃をしてくるのは追い詰められてからなので、お手軽にレベルを下げて貰い直ぐに離脱する事はできません。
ある程度の間セイリュウと戦う必要があります。
死ぬと無限EKになるので危険すぎです。
.
パドさんがニコを背中に乗せて壁面走行スキルで登って行きます。
レイカーはメイデンを捕まえました。
メイデンは油断していたと悔しそうです。
メイデンは何度もレイカーに空中から敵陣地に落とされた経験からレイカーと飛ぶのを怖がっていました。
クロウがロータスを右腕に、ベルを左腕に抱えます。
カレントが正面からクロウに抱き着いてきましたよ!!
カレントは水流装鋼を使いクロウのボディに吸着しました。
パイルがクロウの脚にぶら下がりクロウは頂上目指して飛びました。
.
ハルユキは一度、諷風庵に泊めて貰った事があります。
その時の記憶では内部は狭い印象だったのですが、全員が室内で眠る事ができました。
カレントの眠り方が独特でした、彼女は体を丸めてから水流装鋼で覆ったようです、球体になって寝ていました。
楓子は謡を抱き枕にしていました。
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黒雪姫が一人で起きだします。
それに気が付いたハルユキは後を追い、外にでました。
黒雪姫はベンチに座って眺望を眺めていました。
何やら考え事をしているようです。
ハルユキは彼女の隣に腰かけ会話を始めます。
夕日を眺めながらの会話です。
.
黒雪姫はレッド・ライダーの事を考えていました。
ISSキットが入ったアイテムカードにライダーの紋章が刻まれていた事が気になっているようです。
加速研究会がライダーの持っていた《銃器創造》アビリティをISSキット製造に使っているのではないかとハルユキは考えます。
黒雪姫もその考えに同意してくれます。
彼女はISSキット本体が設置されている東京ミッドタウン・タワーで過去と対面する事になるだろうと言っています。
黒雪姫はISSキットに何らかの因縁を感じているようです。
ハルユキは最後まで黒雪姫と共に戦うと宣言しました。
.
他のメンバーも起きだしてきます。
黒雪姫とハルユキが先に起きて会話をしていた事を知りニコは嫉妬したようですよ。
自分を抱いて寝ていたハルユキが居なくなっていて寂しかったと言います。
これを聞いた黒雪姫は「・・・ほう?」と不機嫌そうな声を出します。
ハルユキはニコはパドさんを枕にして寝てただろうと事実を叫びました。
ニコがゆうべの記憶とごっちゃになってたと言おうとしましたよ!!
ハルユキは全力で誤魔化そうとしましたが、黒雪姫はニコがハルユキの家に泊まった事に勘付いたようです。
作戦が終了して現実世界に戻ったら生徒会室に残るように伝えてきました。
これはマジで不味いですよ、苛烈な尋問を受けた場合ですね、怯えたニコを抱っこして眠った事まで喋る必要が出てきます。
黒雪姫が嫉妬して激怒してしまう恐れが多分にありますよ。
.
楓子が諷風庵に鍵を掛けてロックしました。
ハルユキは随分ときっちりしているなと感じていると彼女がその理由を教えてくれます。
現実世界だと遠隔ロックで施錠できるので鍵を使う事は稀です。
ですので、直ぐに施錠しないと忘れてしまうそうです。
一度、現実時間で五日間ほど鍵を掛け忘れた事があったそうです。
加速世界では十四年間、諷風庵は開けっ放しでした。
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その間に食材だけがきれいになくなっていたそうですよ。
楓子は此処にやって来れる能力を持っているアッシュを疑い尋問したそうです。
しかし彼は白状しなかったそうですよ。
ハルユキも諷風庵にやってくる能力を持っているので問い質される前に自分じゃないと主張します。
楓子とハルユキの会話を聞いていたあきらとパドがそれぞれ、幽霊の存在を指摘しました。
ハルユキは本当に幽霊が出るのか三人に聞きますが、意味深な笑顔を浮かべるだけでした。
加速世界には幽霊が出るのでしょうか?
それとも食材アイテムには消費期限を設定されていて、それを過ぎると消滅するとか?
ハルユキは楓子、あきら、パドに揶揄われたのでしょうか?
.
作戦会議が始まります。
ハルユキがアイアン・パウンドから得た事前情報でメタトロンは二百メートルに接近したバーストリンカーをレーザー攻撃します。
ハルユキがメタトロンのレーザーを光学誘導で弾いている間にミッドタウン・タワーに侵入するって作戦を取る事になります。
黒雪姫はハルユキに負担を強いる事を詫びてきますが、ハルユキは自分の力は黒の王のモノですと返答しています。
カッコイイですね。
最後に黒雪姫は心意技で指を作り出し、メンバー全員と握手しました。
黒雪姫との付き合いが長い、楓子、あきら、謡はそれを見て驚いています、感慨深げにしていました。
今までは心意の効果時間が切れると指は爆散していたのですが、元の剣に戻りました。
黒雪姫の心意技は進化しているようです。
.
ニコのドレッドノートに乗り東京ミッドタウン・タワーに近くまで移動します。
歩いて東京ミッドタウン・タワーに向かう間に、ハルユキはやり残した事は無いよなと独り言をつぶやきます。
それをカレントに聞かれてしまいました。
カレントは自分にはやり残した事があったと言ってパドさんに謝ります。
.
カレントは以前パドさんの記憶を消そうとしたそうです。
二人は親子なのでリアルを知っています。
カレントはパドさんの記憶を奪う為に彼女を組み伏せて直結対戦しようとしたそうです。
カレントはあと少しだったと悔いています、パドさんがカレントの暴挙を阻止したそうです。
カレントはハルユキと同じ中二のようです、高一のパドさんに腕力で勝つ事はできませんでした。
カレントはパドさんがレベルアップを封印してポイントを貯めている事を止めさせたかったそうです。
カレントはレベルアップする事が強さを手に入れる唯一の方法ではないと気が付いたと言ってます。
そして自分が間違っていたと謝っていました。
黒雪姫、ニコも賛同してくれます。
.
東京ミッドタウン・タワーでハルユキ達を待ち伏せている一団が居ました。
最初は巨大な卵が目に入りました。
ハルユキとチユリは世田谷エリアで対戦したアボカド・アボイダに似ていると気が付きます。
世田谷で見たアボイダよりも大きくなっていました。
そして口からマゼンタ・シザーを始めとする彼女の配下が出てきました、その数13。
マゼンタはハルユキ達がやってくると知っていたので待ち伏せていたと言ってます。
.
ハルユキにはなぜ襲撃時間が正確に分かったのか不思議でした。
秘密はアボカドの能力にありました。
アボカドの体内は虚無空間だそうですよ。
そこに飲み込まれると時間の経過を感じなくなるそうです。
その能力を使い、午前9時から待ち伏せていたそうです。
.
マゼンタはロータスに宣戦布告します。
彼女はロータスの事を加速世界で唯一のシンメトリー型アバターだと言っています。
両手、両足が剣になっているロータスは単体で完成された存在で他者を必要としていない。
そんな彼女がレギオンを作って仲間を集めているのが気に入らないと言っています。
黒雪姫は冷静でした、動揺する事なくISSキットの最終目的を教えようとします。
が、マゼンタに信じて貰えないだろうなと判断して拳で語る事にしました。
.
マゼンタ率いる14人対黒雪姫率いる9人での戦いになりました。
パイルが因縁のあるマゼンタと戦いたいと申し出ます。
黒雪姫がそれを認めたので、ロータス、パイル、レパードが接近戦を挑む事になります。
レイカーとカレントは敵の放つダークショットから味方を守る事になります。
レインとメイデンは遠距離攻撃を行う事になりました。
ベルは回復役で彼女だけは心意技をまだ使えません、クロウはベルを護衛する事になりました。
.
無制限中立フィールドでは心意攻撃を行うとエネミーが寄ってくるので序盤は通常攻撃でダメージを与える事になりました。
ベルはクロウに自分も心意技を習得した方が良いのか?と問いかけました。
ハルユキは急ぐ事はないよと答えます。
今はISSキットのせいで心意攻撃を受ける場面が増えているけど、使わずに済めばその方が良いと答えます。
それを聞いていた楓子が満足そうにしていました。
作戦が終了したらいい子いい子してくれるそうですよ、これは相当なご褒美が貰えそうですね。
.
戦闘は黒雪姫たちが優位に進めていました。
マゼンタと戦うパイルは心意技シアンブレードを出して彼女のはさみ攻撃に対処していました。
攻撃をシアンブレードに集中させてはさみでの遠隔攻撃の軌道を一点に絞り込みました。
そしてマゼンタに接近してはさみの間にシアンブレードを差し込ませました。
そこから鍔競り合いに持ち込み彼女の手からはさみを打ち上げました。
落下してくるはさみを二つに切り破壊しました、スゲー、パイルが強力な近接型だと再確認できました。
.
一旦双方が集結して陣形を組みなおす事になります。
黒雪姫たちは通常技でマゼンタの仲間に均等にダメージを与えていました。
ダークショットの飛び交う空間で大したものです。
黒雪姫は心意技を解放して一気に決着を付けようとしました。
ここでステージを異変が襲います。
地震のようにステージが揺れています。
.
ハルユキがいち早く異変の元に気が付きました。
これまでミッドタウン・タワーの頂上に居たメタトロンが地上に降りてきましたよ。
これは想定していなかった事象です。
メタトロンがレーザーを発射しました。
ハルユキはマゼンタの近くに立ちレーザーを光学誘導で跳ね返そうとします。
.
レーザーを弾く事には成功しますが、弾いたレーザーが地面にも照射されてしまいます。
たちまち地面はマグマの様に熱せられて溶けだします。
ハルユキは足からダメージを受ける事になります。
更に足場が悪くなっているので倒れそうになってしまいます。
それを支えてくれたのがマゼンタでした。
「ワタシが支えるから、アナタは反射に集中して!」と言ってくれます。
ハルユキは彼女を信じ反射を続けます。
予想していた照射時間を越えてもレーザーの照射は続きます。
.
マゼンタも倒れそうになってしまいますが、彼女を支える者が現れました。
アボカドがマゼンタを支える為に戻ってきます。
彼は自分もバーストリンカーだと言っているように感じられました。
しかし彼のボディは流体なので熱で蒸発してしまいそうですよ。
それを救ったのはカレントでした、彼女は纏っていた水をハルユキ達の足元に掛けて液状の地面を固形化してくれます。
次々にハルユキの仲間がやってきてハルユキを支えてくれます。
.
黒雪姫たちが遅れてやって来たのには訳がありました。
マゼンタの仲間が突如動かなくなったので、安全圏まで運ぶのに時間がかかったと言ってます。
ハルユキの頭に何者かの声が聞こえてきました。
.
その声はメタトロンの弱点をしっているみたいです。
ハルユキが超レーザーと呼んでいるレーザー攻撃の正式名称を教えてくれえます。
《チョウレーザー》ではない。《トリスアギオン》と呼びなさいと、偉そうに言ってきます。
声は光を反転させろと言ってきました。
ハルユキはトリスアギオンを180度反射させる事になりました。
トリスアギオンを180度反転させると変化が起こりました。
.
声が語り掛けてきました。
全てはこれから。
さあ、おまえたちの全力で戦いなさい。
と言ってきました。
.
黒雪姫はマゼンタに勝負を保留させてくれとお願いします。
マゼンタは、なぜ逃げないのと不思議そうです。
黒雪姫は最大の武器を封じた今がメタトロンを倒す好機と言ってます。
どうしてもと望むならば、メタトロンを倒した後に再戦に応じると言ってます。
マゼンタは保留を受け入れてアボカドたちを連れて撤退して行きました。
ハルユキは支えてくれたお礼を言ってますよ、マゼンタはお互いさまと言って仲間を助けてくれた事に対して礼を言って去って行きました。
彼女とはいずれ決着を付ける事になりそうです。
.
メタトロンとの戦いが始まります。
ハルユキも前線で戦っていたのですが長期戦になってしまいます。
ハルユキは瞬間的な集中力はあるのですが、長時間に渡り集中を保つ事は苦手のようです。
ダメージを受けて後方に下がる事になりました。
少し落ち込んでいるハルユキを謡が励ましてくれます。
何事も一歩ずつ前進していくのですと言ってくれます。
謡の言葉でハルユキは平常心を取り戻して、後方からメタトロンの観察を始めます。
.
ハルユキはメタトロンの頭部に付いている王冠が気になりました。
それを攻撃するとメタトロンが暴れ始めます。
ハルユキの頭にレーザーを破壊した時に聞こえたのと同じ声が声が聞こえてきました。
声は、それでいいのです、同じ場所を狙いなさいと言ってきました。
ハルユキは、なんだお前まだいたのかと問いますよ。
声はハルユキが問いかけないので黙っていたと答えます。
そして、今後はよく耳を傾け、私の言うとおりにしなさい、と言ってきました。
.
此処が弱点のようですね、ニコと謡と一緒に王冠への攻撃を行いました。
効果があるようです、ハルユキは接近して攻撃したいようです。
ニコが言って来いよとハルユキの背中を押してくれました。
.
ハルユキはメタトロンの王冠に取りつきます。
黒雪姫たちにメタトロンが狂乱している間に本体を攻撃してくださいとお願いします。
ハルユキはメタトロンが強力な攻撃を始める寸前に王冠を攻撃して狂乱状態を保つ事にしました。
王冠への攻撃でメタトロンを狂乱させるのは有効でした。
ハルユキが王冠を破壊したあとに黒雪姫の奪命撃(ヴォーパル・ストライク)がメタトロンに止めを刺しました。
大量のポイントが入って来たのでメタトロンを倒せてようです。
.
遠距離攻撃を担当していたニコ(ドレッドノート形状)と謡が手を振っています。
勝利を祝っているのかと思ったら、後方に注意するようにと指示しているように見えました。
.
声が聞こえてきました。
おまえたちが破壊したのは、私の半身に過ぎません。
.
ハルユキ達が振り向くと人間離れした美貌の女性が浮いています。
髪も肌も衣服も雪のようなマットホワイトです。
超級エネミーの域に迫るプレッシャーを放っています。
彼女が大天使メタトロンの本体のようです。
.
彼女は自分を縛っていた頸木をハルユキ達が破壊してくれた褒美として、今は見逃してくれると言っています。
戦いを望むならば戦うと言ってますよ。
ハルユキは慌てて望みません!!と返答します。
.
メタトロンは暫く下界をウロツイテから自分の城に戻ると言って去って行きました。
いずれまた会いましょう、小さき者たちよ。
と言っていました。
.
メンバーはメタトロンが自分をテイムしていたアイテムを破壊してくれたお礼に見逃してくれたと理解しました。
頭部についていた王冠を破壊しないで倒した場合は、消えて行った女性型の本体と戦う事になっていたので、王冠の存在に気が付いたハルユキを誉めてくれます。
.
メタトロンが去った事に納得がいったハルユキは離れた場所に居るニコと謡を呼びました。
二人は手を繋いで駆け寄ってきます。
ハルユキは謡にニコの事を紹介しようと考えていたので仲良くなった二人の姿を見て嬉しくなっていました。
.
計画されていた作戦は全て上手くいき、いよいよISSキット本体に挑む段階だったのですが、ここで予想外の事態に陥りました。
走ってくる謡が紫色のレーザーで狙撃されます。
倒れ行く謡に手を伸ばすニコの元に影から出てきた黒い板が迫ります。
ニコは板の間に捕獲されてしまいます。
.
ハルユキはブラック・バイスとアルゴン・アレイが襲撃してきたと判断します。
レパードとクロウがニコの元に駆けつけますが、一歩及びませんでした。
ブラック・バイスは影の中に沈み込んでしまいます。
ハルユキはパドさんにアレイを追うように指示します。
自分はブラック・バイスが影から出てくる地点を探します。
更に誰かがポータルから脱出して現実世界でニコのケーブルを抜くようにと指示します。
.
ハルユキは影から出て次の影に向かってニコを担いで歩いているブラク・バイスを発見しました。
心意技のライトスピードを使いバイスを捕まえようとしますが、スピードが足りません。
ハルユキは心の中で叫んでいます。
ニコ!!
僕は、約束したんだ!君を守るって!君がピンチになったら、いつでも飛んでいくって!!
困っているハルユキの頭にメタトロンの声が聞こえてきました。
.
それほどまでに、求めるのならば。
いっとき、力を貸しましょう。
さあ、呼ぶのです。私の名を。
.
「着装ッ!《メタトロン・ウイング》」ハルユキは新たな強化外装を着装しました。
物凄いスピードが出る様ですよ。
ハルユキはニコを奪還できるのでしょうか?
ニコを連れ去られたパドさんがどうなってしまうのか心配です。
.
ハルユキは物凄い強化外装を着装してしまったね。
大天使メタトロンに縁のある強化外装ですよ。
メタトロン・ウイングはセブン・アークスを超える力を秘めているのでしょうか。

成分美少女情勢変化戦闘恋愛ラッキースケベ
評価AAACAAAAAAA

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