ラノベの感想) アクセル・ワールド 第11巻 超硬の狼 (電撃文庫)
ハルユキは楓子と夕食の買い物に来ていました。
楓子と一緒の買い物でドキドキワクワクな買い物タイムになるのかと思ったら直ぐに終わってしまいます。
黒雪姫が作った買い物支援アプリのお陰でした。
彼女の作ったアプリは欲しいものの位置が把握できます。
ニューロリンカーに表示されるナビに従えば欲しいものの場所まで行けます。
そして支払いもニューロリンカーに表示されるボタンを押す事で済ませる事が可能です。
あっという間に買い物はお終いになってしまいます。
うーん、残念、楓子とイチャラブな買い物が出来なかったぞ。
アプリから揚羽蝶のエフェクトが飛び出すようです。
一匹捕まえると1ポイント獲得できます、合計が1000ポイントになると何かが発生するそうです。
何が起こるのかハルユキは知らされていませんがハルユキはポイントを集めているようですよ。
黒雪姫は支払いを自動で済ませる機能を追加予定だそうです。
買ったモノをポイポイと鞄に詰め込んでダッシュで出口に向かう事も可能になります。
楓子は警備員に呼び止められる方に10バーストポイントを賭けると言っていました。
ハルユキは黒雪姫からバージョンアップしたらテストを頼まれているので恐ろしくなっています。
楓子が警備員に捕まると予想しているので間違いなく捕まるよね。
ネガネビュラスはカレーを作る事になったようです。
完成したカレーを前にして主賓がやってくるのを待っています。
早く食べたくて辛そうでした。
主賓はハルユキの特訓を手伝ってもらう為に招いたニコとパドさんでした。
二人が到着してカレーを食べてからニコの裁定を待ちます。
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ニコはハルユキの特訓に協力する為の条件を出しました。
美味しいカレーを食べさせてくれたら特訓に協力すると言っていました。
ニコは85点との裁定を下し、合格点をくれました。
なぜこんな事になったのか話は七王会議に遡ります。
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ハルユキは七王会議に呼ばれました。
彼から災禍の鎧が剥がされたか判定される事になりました。
アルゴン・アレイというアバターのステータスを見る事の出来るバーストリンカーが判断を下しました。
ハルユキは災禍の鎧と融合していた時に流れ込んできた鎧の記憶にアルゴン・アレイが登場した事を思い出します。
アルゴン・アレイはブラック・バイスと旧知で災禍の鎧の誕生に関わっていました。
バイスと知り合いなので彼女も加速研究会のメンバーだと疑います。
ハルユキはアレイに彼女の素性に気が付いたと悟られない為に知らぬふりをしていました。
ハルユキはドキドキでしたが、誤魔化すことができました。
アレイはクロウから完全に災禍の鎧が浄化されたと判断し、クロウは放免されました。
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七王会議の議題が次に移ります。
無制限中立フィールドの東京ミッドタウン・タワーに登場したメタトロンの対策になりました。
ここにはISSキットの本体が設置されていると予想されています。
メタトロンのレーザー攻撃を突破する方法が議論される事になりました。
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イエロー・レディオが現実世界の東京ミッドタウン・タワーの上層階に移動してから無制限中立フィールドにダイブすれば良いのではないかと提案しました。
しかし、それは不可能でした。
一泊3万円のホテルになっているので、小中高生しかいないバーストリンカーにはとても支払う事はできません。
現実世界からのアプローチが不可能なので無制限中立フィールドからのアプローチしか無いって話になりました。
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緑のレギオンのアイアン・パウンドがメタトロン対策のアイディアを持っていました。
彼はレーザーを完全反射する理論鏡面アビリティでメタトロンのレーザーを無効化可能と提案しました。
彼はシルバー・クロウならばそのアビリティを獲得可能だと言っていました。
ハルユキは七王会議の要請を受け入れてアビリティの獲得に挑むことになりました。
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ニコは理論鏡面アビリティの獲得に協力する事になりました。
無制限中立フィールドでニコがレーザーを撃ち込みハルユキがそれを受ける事になっていました。
特訓は全くうまく行きませんでした。
ハルユキはニコのレーザー攻撃を一瞬だけ耐えましたが、溶けてしまいます。
ハルユキとニコのやり取りが怖いです。
「・・・ああ、ニコ、光が・・・光が見えるよ・・・」
「・・・うん、わかるよ、お兄ちゃん。」
「・・・だった、お兄ちゃん・・・溶けてるもん。」
10回ほど死んだ所で、攻撃を受けるだけではアビリティは発現しないとの結論に達します。
ハルユキは鏡について考える事になりました。
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特訓に参加してくれたメンバーが皆帰って行きます。
誰も居なくなった家でハルユキは寂しさを感じています。
自室に戻り、鏡について考えているとニコの声が聞こえてきました。
彼女は帰るふりをしてハルユキの部屋に隠れたそうです。
寮住まいの彼女は外泊許可を取って来たので行く場所が無いぞと主張してハルユキの家に泊まっていく事になりました。
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ニコはハルユキの持っていた赤いTシャツを借ります。
風呂上がりにそれだけを着て戻ってきました。
下を穿いていないニコに文句を言ってますが彼女に脚フェチのハルユキは喜んでいるだろと言い返されます。
ハルユキはロータスとレイカーの脚を思い出しているので脚フェチなのは本当のようです。
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ニコはハルユキのベッドで寝てしまうぞ、ハルユキの場所を開けてくれたので二人は一緒のベットで寝る事になっていました。
寝る前にニコはハルユキにアドバイスをくれます。
ハルユキが獲得しようとしている理論鏡面アビリティを獲得していたバーストリンカーがメイデンの親だと教えてくれました。
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登校中のハルユキはアッシュ・ローラーと対戦を行う事になります。
恒例のアシュクロ戦です。
しかし今日のアッシュは猛っています、ハルユキには理由が全く分かりませんでした。
アッシュが怒っている理由を説明してくれました。
彼はハルユキが倫をカレーパーティーに呼ばなかった事を怒っていました。
妹をハブにしやがったなーと怒っていました。
ハルユキには倫を呼べない事情があったのですが、お兄さんは聞いてくれませんでした。
対戦はドローで終わったようです。
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ハルユキは陸橋の上から対戦をしていたので、下を通り過ぎるバスを見送ります。
このバスに倫が乗っている筈なんだよ。
いつもは降車する人が居ないので通過するだけのバス停にバスが停まります。
リンが降りてきましたよ。
彼女は対戦で兄が暴挙に及んだことを謝ってきました。
ハルユキはアッシュとの対戦は楽しいと伝えると倫は嬉しいと喜んでいました。
彼女の笑顔に勇気を貰ったのか?ハルユキは梅郷中の文化祭に倫を誘う事にします。
梅郷中学の文化祭はローカルネットへの接続を来訪者に許可して楽しんでもらうイベントです。
他レギオンのメンバーを本拠地に呼んでしまっても大丈夫かなと心配になりましたが、倫とネガ・ネビュラスのメンバーはリアル割れしているので問題ないかとハルユキは考えていました。
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倫はハルユキの誘いを快諾します、とても嬉しそうですね。
去り際に今度、ミサイルを四つにしようと考えているんですと教えてくれます。
ハルユキはどうにか笑顔を作って、良いんじゃないかなーと返答しました。
ハルユキが成長しています、女の子におべっかを使えるようになっています。
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ハルユキは飼育委員会に参加します。
鏡を見て鏡について考えていると井関玲那がやって来ます。
鏡を見ているハルユキにデートなのかと聞いてきますよ。
まさか超委員長と!?と驚いていますね、そして小学生は不味いでしょと言ってますね。
ハルユキは違うと慌てて否定していました。
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井関は自分の持っていた高品質な鏡を貸してくれます。
ハルユキの持っていた低品質な鏡と見比べてみろと言ってきます。
二つの鏡の違いは大きかったです。
ハルユキは理論鏡面獲得に向かって何らかのヒントを得ています。
謡がやってきて飼育委員会の仕事を行いました。
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ハルユキはニコから聞いた理論鏡面アビリティを持っていたバーストリンカーがメイデンの親だとの話を謡にしたかったのですが切り出せないでいました。
謡がハルユキを自分の家に誘ってくれます。
謡の家は能を生業としていました。
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謡の家で大きな鏡を見せて貰う事になりました。
物凄く大きな三面鏡でした、この鏡を見る事でハルユキは理論鏡面への更なるヒントを得ます。
鏡とは対象物を映すだけではないとかなんとか。
謡の部屋に移動して謡から彼女の傷について聞く事になりました。
謡の家の流派では女の子は能役者になれないしきたりだそうです。
謡は生まれて直ぐに能役者としての稽古を始めたそうです、そして能が好きになりました。
子役として舞台にあがり、益々能が好きになり稽古に励んだそうですが、女の子は子役の期間が終わったら引退する事になると祖父から知らされたそうです。
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謡には二人の兄がいて、次男のキョウヤと仲が良かったそうです。
キョウヤは祖父、父、長男に謡が能を続けられるようにお願いしてくれたそうですが、祖父は認めてくれませんでした。
三面鏡が置いてある部屋でお願いしたそうですが、否定されても食い下がるキョウヤを長男が突き飛ばしたそうです。
そこで事故が起こりました。
三面鏡が倒れてきてキョウヤが下敷きになってしまったそうです。
この事故でキョウヤは亡くなりました。
謡の腕の中でキョウヤは亡くなったと言ってました、彼女が声を失ったのはこの事故が原因のようです。
謡がホウを助けて梅郷中学に連れてきたのは二度と命が失われるのを見たくないとの動機からでした。
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キョウヤは謡のバーストリンカーとしての親でした。
ミラー・マスカーというバーストリンカーでした。
彼が理論鏡面アビリティの持ち主でした。
彼が加速世界から退場したのはポイント全損ではなく、自身の死によるものでした。
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謡はこの話をしたのはハルユキが初めてだと言っていました。
楓子にもした事が無いと言っていたので信頼を得ていますね。
ハルユキが帰る事になります。
謡は門限が夜九時なので一緒に対戦に行こうと誘ってきますがハルユキが彼女の夜間外出を思いとどまらせています。
謡を連れ出したら黒雪姫と楓子に折檻されてしまうと謡を説得していました。
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ハルユキはまっすぐ帰らずに対戦のメッカである中立地帯、中野第二エリアに向かいます。
そこで観戦登録しているフロスト・ホーンの対戦が行われたのでハルユキは現場に転送されました。
彼の対戦相手がウルフラム・サーベラスというレベル1の新人でした。
彼の名前を読めなかったハルユキに声を掛けてくる人物が居ました。
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驚きです、青のレギオンの大幹部、マンガン・ブレードでした。
いつもコバルト・ブレードと二人一緒に居るので、どっちなのか咄嗟に分かりませんでした。
おたおたしているハルユキにマーガさんは分かり易い見分け方を教えてくれます。
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頭部の角飾りが一本なのがマンガン・ブレードで二本なのがコバルト・ブレードだと教えてくれました。
ハルユキはポニーテールがマーガさんでツインテールがコバルさんなんですねと言ってますよ。
マーガさんはポニーテールと言われてちょっと怒ってますよ。
更に愛称で呼んで良いのは我らが王だけだと言ってました。
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彼女の解説でホーンとサーベラスの対戦を観戦する事になります。
ハルユキはレベル的にも上のホーンが勝つと思っていました。
ホーンが得意の体当たりをぶちかまします、ハルユキはサーベラスが避けると思っていたのですが、サーベラスは受け止めていました。
ハルユキはサーベラスが吹き飛ばされると思っていましたが、ホーンの右腕が破壊されてしまいました。
その後もサーベラスの攻撃がヒットしてホーンは負けてしまいます。
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サーベラスは観戦しているクロウを発見して、対戦を挑んできました。
彼はクロウの事を知っているようです。
ハルユキは対戦を受ける事にします。
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ホーンが負けたところを目撃したのでハルユキは警戒していました。
しかしレベル差があるので自分が勝てるとの驕りもあったように思えます。
ハルユキはサーベラスの攻撃を受けてしまいます。
エアリアルコンボも使ったのですがサーベラスは対応してきました。
サーベラスの特徴はとにかく硬かったです。
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ハルユキは高高度からのダイブアタックで逆転を狙ったのですが、サーベラスはハルユキよりも速く動いてます。
ハルユキを大ジャンプで通過して上からの頭突き攻撃でクロウを破壊しました。
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スピードには自信があったハルユキは反応速度でも負けてしまい呆然としています。
そんな彼にマーガさんがアドバイスをくれました。
ハルユキに原点に立ち返れと教えてくれます。
サーベラスの持つ《物理無効(フィジカル・イミユーン)》は強力だが、それはハルユキの《飛行(アビエーション)》も同じ事だと言ってますね。
強い力は深い傷から生まれるものだ、あとはシアン・パイルにでも聞くんだなと言ってました。
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ハルユキは原点と聞いてタクムに酷い事を言ってしまった事を思い出しました。
ハルユキはタクムに向かって加速世界では絶対に俺に勝てないと言ってしまったんだよね。
それを思い出して、なんて酷い暴言を吐いてしまったんだと後悔する事になりました。
ハルユキはタクムを呼び出して謝ることにします。
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タクムは夕食を持ってハルユキの家にやってきてくれます。
ハルユキはいきなり、ごめん、タク!!と謝ります。
言われたタクムは何のことか分かりませんでした、まあ、そりゃそうだね。
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ハルユキは中野第二エリアでサーベラスに負けた事を説明しました。
そして、初対戦の時に、言ってしまった暴言を詫びます。
タクムはハルユキにはそれを言う資格があったと言ってます。
ハルユキは自分が暴言を吐いた事を忘れていた事を詫びますよ。
タクムはハルユキを許すと言ってくれます。
ジャンボ・パフェを奢る事で許すと言ってくれます。
タクムはお互いがレベル7に到達したら、全力で戦おうと提案します。
うんうん、美しい友情ですね。
タクムはマーガがハルユキにアドバイスをくれた事に驚いていたようです。
ハルユキに向かって、年上の女性にモテるなと言っていました。
確かに、ハルユキは年上のお姉様にモテまくってますね。
マーガさんともう少し仲良くなれれば青のレギオンにも友達ができるぞ。
ハルユキのレギオンを越えた女の子ネットワークが完成するのかも知れないね。
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ハルユキはサーベラス対策が思いつかないので、更に時間を巻き戻す事にします。
マーガの言っていた原点とは梅郷中学の仮想空間にあるスカッシュゲームだと考えてプレーする事にしました。
ハルユキはブレイン・バーストを始めてから、ここには来なくなっていました。
直ぐに感覚を思い出し、ボールが二つに分かれる段階までゲームを勧めました。
これは初めて見る現象だったので新記録が出ただろうと思ったのですが違いましたね。
黒雪姫が加速を使って出した記録が最高得点でした。
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そこに黒雪姫が現れます。
彼女はハルユキの豚型アバターを抱きかかえます。
彼女はハルユキがサーベラスに負けた事を知っていました。
ハルユキはここでマーガに言われた原点に立ち返る為にゲームをしていたと教えます。
黒雪姫は戻り過ぎだと怒っていました。
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ブレイン・バーストの原点と言われて親である自分を想い浮かべなくてどうすると怒っています。
黒雪姫はハルユキを加速世界に連れ出してます。
そこで特訓をしようとの話になるのですが、スカイ・レイカーまで来ていました。
ここは梅郷中学のロカールネット上に作られた加速世界なのですが、レイカーが居ますよ。
その事実にハルユキは驚いています。
黒雪姫が学内ローカルネットにゲートを開いて楓子に遠隔アクセスさせていると説明してくれました。
黒雪姫はこっそりゲートを作ったと言ってます。
バレたら大問題になりそうですが、まあ、バレナイのでしょう。
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二人はハルユキが報告したアルゴン・アレイが加速研究会のメンバーではないかとの話を信じると言ってます。
アレイの登場とサーベラスの登場時期が重なっている事に怪しさを感じたそうです。
二人はアレイの提唱した《心傷殻理論》を思い出してサーベラスが人工的に作られたメタルカラーではないかとの疑いを持ちました。
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初期の加速世界で実際に人工的にメタルカラーを作り出す計画が実施されたようですよ。
マグネシウム・ドレイクというメタルカラーが登場したそうです。
しかし彼は災禍の鎧に感染されて二代目クロム・ディザスターになってしまったそうです。
ハルユキは人工メタルカラーだから二代目になってしまったのかと問いますが、全ては噂で、審議はさだかではないそうです。
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サーベラスが人工メタルカラーであるかは、黒雪姫にも分からないそうです。
そこでハルユキにリベンジマッチもかねてサーベラスを見極めろと言ってきました。
彼に対抗する為に黒雪姫が全力攻撃でハルユキを鍛える事になります。
最後は楓子も参戦してバトルロイヤルで対戦したそうです。
相当にハードな特訓だったようです。
ハルユキは理論鏡面アビリティを習得しなければならないのにサーベラスに負けた事を気にしている自分を詫びています。
黒雪姫は全ての問題は一つに繋がるのだと言ってハルユキの対サーベラス特訓をしてくれます。
黒雪姫の直感は正しかったように思えます、ハルユキはサーベラスとの戦いからも理論鏡面への手がかりを得ているみたいでした。
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ハルユキはその日も飼育委員会に向かいホウの世話をします。
雨が降っていたので謡が赤い長靴を履いてやって来ました。
ハルユキは懐かしさから謡の穿いている長靴をじーっと見つめてます。
そんなに見られると恥ずかしいと謡が訴えましたが、ハルユキは長靴がかわいいなって思って、と正直に感想を述べてしまいます。
謡は赤くなって照れてますね、とても可愛いです。
ハルユキが脚フェチなのは確定だな。
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ホウの世話を終えた二人はサーベラスとのリベンジマッチに向かいます。
校門でタクムとチユリが待っていたのですが、サーベラスとの対戦に思考が向いているハルユキは気が付きませんでした。
勿論、謡はタクムとチユリの存在に気が付いています、ハルユキ結構酷いですよね。
タクムがハルユキの独り言に返答しています。
それでも気が付かないハルユキは普通に会話を続けていました。
会話の途中で誰かと会話していると気が付きます、間抜けですね。
タクムとチユリの登場に驚いています、「え・・・タ、タクチユ!?なんでいるの!?」
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二人をくっ付けて呼んだ事には不満は無いようですが、チユリはレディーファーストじゃないのと言ってますよ。
チユタクだと、ツユダクみたいだなとハルユキは返答しています。
タクムとチユリも観戦者としてハルユキと謡に同行する事になりました。
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中野行きのバスに乗り込み中野第二エリアに向かうことになりました。
ハルユキはサーベラスに対戦を挑みました。
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サーベラスはハルユキが再挑戦してくれた事を喜んでいました。
彼にリベンジマッチを挑んでくるバーストリンカーは少ないそうです。
サーベラスの受け答えは清々しいもです、とても加速研究会に関わっているとは思えません。
ハルユキは自分が挑戦者なんだ格下なんだと思ってサーベラスに挑みます。
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ハルユキが黒雪姫と楓子との特訓で得たサーベラス対策は投げ技でした。
サーベラスの持っている物理無効アビリティは打撃技を無効化します。
そこで破壊不可能な地面に投げ落とす事でダメージを与えようと考えました。
ハルユキは柔法と翼を同時に使いサーベラスを地面に投げ落とす事を繰り返しました。
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ステージが暴風雨だったので雨が降っています。
これもハルユキにとって幸運でした、お陰でファーストアタックが取れました。
ハルユキは柔法を使い雨を手の中に溜てサーベラスの顔に投げつけました。
サーベラスの視界を塞いで彼の攻撃を掴んで投げ捨てる事に成功します。
サーベラスは雨を掴んだハルユキの技に感動していました。
まだまだこの世界には学ぶべきことが沢山あると楽しそうにしています。
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投げ技を使うハルユキがサーベラスを追い詰めました。
マーガさんも観戦に来ていたのですが、投げ技に活路を見出したハルユキを誉めていました。
サーベラスは一発逆転を狙い頭突き攻撃を仕掛けてきましたがハルユキに寝下捨てられて頭から地面にめり込む事になりました。
あと一撃でサーベラスは負けます。
サーベラスの必殺技ゲージは尽きていたので物理無効アビリティは切れています。
サーベラスが立ち上がらないのでハルユキは装鋼の柔らかそうな箇所に打撃を与えて止めを刺そうとします。
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サーベラスに変化が現れました。
彼の両肩にはギザギザの切れ込みがあります。
左肩のギザギザが開きました。
頭部のバイザーが閉じてしまいます、口が閉じたように思えました。
サーベラスの口調が変化します。
これまでの礼儀正しいさわやか少年的な口調から荒っぽい口調に変化します。
「・・・やっと、俺の出番か・・・」と言ってますよ。
ハルユキはサーベラスの顔と肩が入れ替わったように感じています。
サーベラスは複数の人格を持っているのでしょうか?
サーベラスには不審な点が多いですね。
やっぱり加速研究会に関わっているのでしょうか?
最初のサーベラスは対戦を楽しんでいる感じです、ハルユキの良いライバルになりそうなんですが、二人の関係はどのように変化していくのでしょうか?
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