ラノベの感想) アクセル・ワールド 第15巻 終わりと始まり (電撃文庫)
メタトロンウィングを装備したハルユキはブラック・バイスの作り出した影のトンネルに飛び込みます。
トンネルを抜けた先でバイスに追いつくのですが、テイムしたエネミーを嗾けられました。
ハルユキはエネミーに対処するしかなくなりバイスを逃がします。
メタトロンがメタトロンウィングを使いエネミーをテイムしている王冠を一撃で破壊してくれます。
凄い威力ですね。
メタトロンが強化外装メタトロンウィングから輝く小さなオブジェクトに変化します。
ハルユキはメタトロンの協力はこれで終わりなのかと焦りますがメタトロンはまだ協力してくれるようです。
焦るハルユキにメタトロンがアドバイスをくれて落ち着く事ができました。
メタトロンの冷静に周囲を観察しろとの助言に従いハルユキは逃げたバイスを追い始めます。
ミッドタウン・タワー北側の公園に取り残された黒雪姫は部隊を二つに分けました。
アルゴン・アレイを追ったレパードを援護する為にタクムとチユリを向かわせます。
残った黒雪姫、楓子、あきら、謡でニコを強制的に無制限中立フィールドから切断する為にミッドタウン・タワーにあるポータルに向かう事にしました。
ここで楓子が強引な手段を取りました。
彼女はゲイルスラスターを使いクロウが弾き返したメタトロンのレーザーが作った割れ目からミッドタウン・タワーに侵入しました。
あきらがポータルがあるのは45階だと知っていたので天井に穴を開けて飛び移って移動する事にします。
黒雪姫が心意技で天井に穴を開けて、開いた穴に謡が火矢を撃ち込んで周囲を焼き払いました。
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ポータルが存在するはずの45階に到着した四人は予想外の物体を発見します。
それは大きな黒い眼球でした。
そこから小型の黒い眼球が多数発射されました。
それはISSキットでした。
大きな眼球はISSキットの本体のようです。
黒雪姫たちはISSキットを破壊します。
するとISSキット本体から意外すぎる人物が登場しました。
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出てきたのはレッド・ライダーでした。
黒雪姫たちはライダーと直接戦い話した事もあるので、登場したのが本物のライダーだと感じます。
ライダーの雰囲気は本物と同じように思われました。
ライダーが黒く変色していきます。
彼は黒雪姫に色々と伝えたい事があるようです。
自由に黒雪姫と会話する時間を稼ぐ為に変色した自分を完膚なきまでに倒せと伝えてきました。
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黒雪姫たちはライダーの強さを知っているので、全力で彼を倒しにいきました。
ライダーを倒しました、彼と戦った黒雪姫の感想は本物ほどの強さは感じなかったそうです。
ISSキット本体から再びライダーが出てきました。
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ライダーは自分が黒雪姫に全損させられたライダーの記憶から作られた存在だと教えてくれます。
彼を作り出した何者かはライダーの銃器創造アビリティを使いたかったそうです。
彼を蘇らせたのは加速研究会の会長のように思えます。
哀れなライダーはISSキット本体に憑依させられてISSキットを作らされているそうですよ。
更にライダーは眼前のISSキット本体がデュエルアバターだと教えてくれます。
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驚きですね、一体どんな傷を持っている人がこれを作ったのかな?
ライダーはISSキット本体が無制限中立フィールドに50年間存在し続けていると語ります。
デュエルアバターですよ、現実時間で二週間もダイブしっ放しです。
そんな事が可能なのでしょうか?
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あきらがライダーにISSキット本体を破壊すればISSキット端末を無力化できるのか聞きます。
ライダーは個々の端末は無効化しない、本体との情報交換はできなくなると教えてくれます。
ガッカリしかけますが、ライダーが嬉しい申し出をしてくれます。
ライダーは自分の作り出した銃器にセフティを付ける事ができました。
ISSキットにもそのセフティは存在しているそうで、本体を破壊してくれれば、個々のキットにセフティを掛けてみせると約束してくれました。
ライダーは加速研究会に作り出された存在ですが、彼の本質は変わっていないようです。
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黒雪姫はライダーが言っていた彼女がライダーの首を落とした理由を知っているとの発言について、その真意をたずねます。
ライダーは彼を蘇らせた誰かに教えられたのではなく、自身で推測したと言ってます。
ライダーは誰かが黒雪姫を騙してライダーを全損させ、秘密裏に自分を操り人形にしたと言っています。
黒雪姫を騙した誰かは七王会議のフィールドに居たと言っているので白の王だろうね。
ライダーはそこまで理解していました。
しかし明言は避けて、あとは自分で答えを見つけるんだと言っていました。
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ライダーは四人に別れを告げ、《矛盾存在(アノマリー)》にもよろしく言っといてくれ。
プロミを継いでくれた二代目に、あんがとよ、あとは任せた、との伝言を残します。
ライダーはISSキット本体に戻って行きました。
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あくまでもライダーの記憶から再生された存在で、ライダー本人ではないんですが、彼は騙し討ちをした黒雪姫に恨み言は一切言いませんでした。
騙し討ちをした黒雪姫を恨んではいないようです。
黒雪姫は多少は救われたのだろうか?
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黒雪姫たちはISSキット本体の破壊を始めます。
ライダーが言っていた通りISSキット本体は凶悪でした。
巨大なダークショットを撃ち込んできました。
謡が自分が心意技でISSキット本体を倒すので二分間時間を稼いで欲しいと言い出します。
黒雪姫は謡を信じ、彼女の為に囮を引き受ける事になりました。
黒雪姫がダークショットに襲われて避けられない状況になります。
そこを楓子が突き飛ばして助けましたが、代わりに楓子の脚が吹き飛ばされてしまいます!!
ここは無制限中立フィールドなので凄まじい部位欠損ダメージの痛みが襲ってきている筈なのですが楓子の闘志は衰えません。
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ISSキット本体が、謡が危険な技の準備をしている事を察して彼女に向けてダークショットを放ちます。
黒雪姫とあきらはダメージで動けない状況でした。
楓子が一人でダークショットの前に立ちふさがり正の心意でダークショットを中和しはじめます。
楓子の信じる心の強さが良く分かりましたね。
しかし押し負けそうです、そこに黒雪姫とあきらが加わり、三人の正の心意が混ざり合い、ダークショットを受けきりました。
謡の心意技の準備が完了します。
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謡が四神ゲンブを倒す事を想定して開発した心意技を放ちました。
第四象限の《範囲を対象とする破壊の心意》でした。
これは負の心意を使うので、黒雪姫は謡に掛かる負の感情のフィードバックを心配していました。
謡を止めたいのですが、彼女の技を使わないとISSキット本体を焼き殺せないので葛藤しています。
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謡の放った心意技はISSキット本体の設置されている範囲を劫火で包みました。
床はマグマと化しています、ジワジワとISSキット本体を焼いていきました。
ISSキット本体は座標を固定されているようで、動いて逃げる事は出来ませんでした。
いずれ焼き尽くされて破壊される筈だったのですが、ISSキット本体から赤い光線が発射されました。
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これを見た黒雪姫たちは一様に戦慄しています。
その光線は、これまでにISSキットが蓄積した悪意の塊でした。
それがいずこかに飛んで行きます。
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アルゴン・アレイを追っていたレパード(美早)は途中で何度かアレイと交戦しつつ彼女を追いかけます。
アレイはバイスが用意していた影のトンネルを使って逃走していました。
途中、トンネルが閉じかけてしまいレパードが通れなくなりそうになります。
シェイプチェンジで体形を変えて通り抜けようとしますが無理そうでした。
そこに彼女を援護する為に後を追ってきたタクムとチユリが合流します。
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この窮地を救ったのはタクムでした。
彼のレベル3必殺技、《スパイラル・グラビティ・ドライバー》を地面に打ち込みトンネルを広げました。
ハンマードリルがガリガリとトンネルの幅を広げていました。
三人はトンネルに飛び込んでアレイを追いかけます。
しかし暗いトンネル内で逸れてしまったそうです。
美早はアレイを追いかけますが、逸れたタクムとチユリはハルユキと合流する事になりました。
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美早はアレイとニコを交換しようと考えているので必死にアレイを追いかけます。
一旦アレイに噛みついて追い詰めますが、アレイも流石、ハイランカーです。
美早の興味を引く話を振り時間稼ぎをしていましたよ。
そして目くらましの技を使い美早から逃れて行きました。
美早はなおもアレイを追いかけます。
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合流したハルユキ、タクム、チユリはバイスを追います。
途中で長い階段を登る事になりました。
そこから旧東京タワーが見えました、これが、後で大きく役立ちます。
三人は学校のような建物に到着します。
途中で見た東京タワーからこの学校の大体の位置が判明します。
チユリはここがどこだか分かったようでした。
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廊下を歩いているとエネミーが現れます。
咄嗟に近くの教室に隠れる事になりました。
ハルユキ、タクム、チユリは机の影に隠れますが、付いてきていたメタトロンのアイコンは机の上にふよふよと浮いています。
ハルユキが慌ててアイコンを掴んで手元に抱えました。
このハルユキの行動が不味かったようです。
メタトロンはハルユキの行動を四聖の一柱である自分に対する不埒な行いと咎めます。
メタトロンは激高して、「覚えておきなさい、今の不埒な行いは一千年をかけて償わせます。その間、おまえは私のしもべとしてあらゆる命令に従うと誓いなさい。さもなくば・・・」
ハルユキは一千年間メタトロンのしもべになる事を誓いました!!
これって凄い長期間の契約になりませんか?
当初はニコの救出を終えたら家に帰る予定だったメタトロンが一千年間もハルユキとの繋がりを保ってくれる事になったよ。
ハルユキは本当に年上のお姉さんにモテるよね!!
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ここまでの間、メタトロンのアイコンはタクムとチユリにも見えていました。
しかしメタトロンの声はハルユキにしか聞こえません。
チユリは説明して、とハルユキに迫ります、その虫みたいなのは何だと言ってますよ。
虫と言われたメタトロンが激怒しています、「虫とは重ね重ね無礼な!もう我慢なりません!」
四聖と呼ばれるメタトロンが虫よばわりされたんだから、そりゃ怒るよな。
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タクムが窓越しに中庭のような場所にニコを抱えたバイスが出てくるのを発見しました!
ハルユキは窓を壊して中庭に出ようとしますが、この建物は破壊不可能オブジェクトです。
メタトロンがこの学校がプレーヤーホームだと教えてくれます。
ハルユキは驚愕する事になっていました。
彼の知っているプレーヤーホームとは諷風庵のような二部屋+キッチンくらいの大きさです。
学校サイズの建物をプレーヤーホームにすることは可能なのか?
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メタトロンが心意攻撃で壁を破壊できる可能性を示唆したのでハルユキとタクムが心意技で壁の破壊を行います。
二人の心意だけでは破壊はできないようです、頑張っていましたが壊れません。
そこにチユリが突如として心意に目覚めて加勢しました。
心意についての修行を全くしていない彼女が土壇場で心意技を発動したのは驚きです。
三人の心意を受けて壁が破壊されました。
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ハルユキ達はバイスの前に出ていきニコを放せと要求します。
バイスはハルユキ達の登場に驚いているようですが、余裕がありました。
ハルユキの言葉に右手をあげて、ちょっと待てとの仕草をとり、ニコを十字架にはりつけました。
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バイスはちょっと口を滑らせたね、我らが城の壁に大穴を開けたと言っていました。
ハルユキがここが加速研究会の本拠地で、現実世界で学校名を割り出すのは難しくない、ローカルネットへの攻撃は躊躇わないぞと脅します。
あれ?バイスはあんまり、狼狽えていないよ、場所が特定されても問題無いのでしょうか?
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ハルユキが勇ましく、ここがお前とおれ達の決着の場だと言うのですが、バイスが、修正を加えてます。
お前じゃなく、お前たちだと言ってますよ。
バイスの言う通り、アレイが合流してきました。
アレイは建物の屋上からレーザーを撃ってきましたが、ハルユキが光学誘導でレーザーを弾きます。
ハルユキは降りてこいと命じてるね、アレイは断りたいようですけど、彼女はパドに追われているので、バイスの傍に降りてきました。
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これで役者が揃ったかなと思ったらバイスにはもう一人仲間が居ました。
予想外だし、ここでは会いたくなかったね。
ウルフラム・サーベラスが登場しましたよ。
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三つの対戦が始まります。
ハルユキとサーベラス、パドとアレイ、タクム、チユリとバイスの三つの対戦が開始されました。
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サーベラスはアレイに従っているようです。
サーベラスはこれが最後の対戦になると言ってますよ。
サーベラスはハルユキに対抗する為に新たな戦法を考えていました。
サーベラスはハルユキの投げ技を喰らわないように締め技を使ってきました。
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ハルユキは冷静でした。
バイス、アレイ、サーベラスがそれぞれ対戦しているのでニコの守りが居ません。
ハルユキはレーザー・ジャベリンでニコを拘束している十字架を攻撃しました。
ニコの拘束が解かれるのは不味いらしくアレイが焦りの声をあげます。
「何やっとんねん、イーちゃん!最後の仕事くらいキッチリ決めて見せぇ!」
焦ったサーベラスの締め技が緩みました、そこを突いてハルユキが拘束を解いてエアリアル・コンボを発動します。
ハルユキとサーベラスの近接戦闘が始まり、最後にハルユキのアッパーカットがサーベラスに決まりました。
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サーベラスは大の字に倒れています。
彼は「殴り合いで、負けたのは・・・初めてです」と言って悔しそうにしています。
が、彼はハルユキとの対戦に満足感を抱いたようです。
彼は悲壮な覚悟を決めていました。
アレイにバレないようにポイント残高を調整していたと言ってます。
ポイント残高は10だと言ってますよ。
ハルユキとは同レベルなので負けるとポイントが全損されます。
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サーベラスはハルユキに向かって、自分をどこか、人のいない場所まで連れて行って全損させて欲しいとお願いしてきました。
加速研究会によって作られたサーベラスは加速研究会のやり方に疑問を持っていたぞ。
自分が全損すれば、ニコを拘束しておく意味は無くなる、無意味な行動を嫌う加速研究会はニコを解放すると告げます。
ハルユキはサーベラスを助けたいと思っていますが、彼の提案に迷います。
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しかしサーベラスはアレイの恐ろしさを知りませんでした。
アレイはサーベラス(一番ね)の勝手な行動を許しませんでした。
アレイが三番を起動させるコマンドを唱えました。
「出番やで、ミーちゃん。サーベラス・ナンバー・スリー、アクティベート」
サーベラスに変化が起こります。
顔のバイザーが閉じて、右肩の口が開きました!!
ハルユキ達に、聞いたことがある声が聞こえてきました。
「・・・ようやく、会えましたね。お久しぶりです、有田先輩」
.
サーベラス・スリーはハルユキが激闘の末、全損に追い込み、ブレインバーストを失った能美征二でした。
ハルユキは作戦開始前に文化祭で《侍ダンス》を一生懸命に踊っている彼を目撃しています。
現実の彼はタクムの事を《タク先輩》と呼び真面目に練習に打ち込む剣道部員です。
ハルユキは現実の能美が何らかの方法で自分たちを追いかけてきたのかと混乱します。
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チユリが、この能美は偽物で、サーベラスのアバターに寄生する影、ダスク・テイカーの記憶をコピーしたんだろうと看破します。
タクムが真相に迫ります、流石の分析力ですね。
彼は全損するとバーストリンカーの記憶は奪われるが、奪われた記憶がブレイン・バースト中央サーバーのどこかに保存されるのではないかと予測します。
アレイがタクムの分析結果に対して拍手しています。
直感は大事やで、と言っているので、恐らくタクムの推測は正解なのでしょう。
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アレイはバイスに頼んでサーベラス(三番の能美)、アレイ、ニコをバイスの板で覆って貰います。
バイスは一度ハルユキに破られた事があるので新たな技を使ってきました。
《八面断絶(オクタヘドラル・アイソレーション)》
これで周囲を覆われたサーベラスに命じてニコから能力を奪わせます。
サーベラスにはダスク・テイカーの能力が憑依されています。
ハルユキが翼を奪われた恐怖の《魔王徴発令(デモニック・コマンディア)》が使われました。
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ニコから強化外装が奪われていきます。
サーベラスを止める為にはバイスの八面断絶を破る必要がありました。
ハルユキが各頂点に弱点があると見抜きます。
パドさんが豹型アバターに変身して噛みつきますよ。
効果はありそうですが、バイスが八面体を回転させてパドさんの牙が刺さらないようにしてきます。
ハルユキはバイスが地面に頂点の一つを食いこませている事に気が付きます。
横方向の回転しかしないので空に向かっている頂点は動けないと気が付きました。
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垂直方向に大威力の攻撃をする必要があります。
ハルユキはタクムを抱えて飛びます。
タクムが八面断絶の頂点に向かい必殺技スパイラス・グラビティ・ドライバーを撃ちました。
ハンマードリルが八面断絶を歪めます。
メタトロンウィングも使いタクムの技に攻撃力の上乗せを行いました。
八面断絶が破壊されます。
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ハルユキはニコを助け出します。
十字架からの拘束を解かれたニコが気が付きますよ。
彼女はバイスの能力で強制的に零化状態になっていたようです。
バイスに拉致られた後も意識は消えていなかったようです。
自分に対して行われた所業にニコが猛っています。
「この借りは倍返しじゃ済まねーからな。十倍・・・いや、世話んなったツレのぶんも合わせて五十倍返しだ。消し炭も残らねーくらいコンガリ焼いてやっから、覚悟しな」
おースゲー仲間想い、ニコ、カッコイイです。
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アレイはマイペースでニコに対峙しているよ。
四つも強化外装をパチられたのに大したもんや、と挑発しているね。
ニコは四つも強化外装を盗られたのね。
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ハルユキはサーベラスのキャパシティ・オーバーを期待しましたが、サーベラスは3人ぶんのキャパシティを使ってニコから奪った強化外装を制御したと言ってますね。
そうか、サーベラスは三つのアバターの集合体のようなのでキャパシティも3人分なんだね。
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ニコの強化外装を奪った能美(コピー)は調子に乗っています。
素晴らしい、これぞ王の力だと言ってるぞ。
能美は奪った強化外装を呼び出し、巨人に変形しました。
ハルユキはニコとパドに確認しています、インビンシブルと戦う事になるけど大丈夫だよね?
ニコとパドは問題ないと答えます。
ハルユキはチユリのシトロンコールで強化外装を取り戻そうと考えているようです。
彼女に、今回も、お前が頼りだと言っています。
タクムにはチユリの護衛を頼んでいます。
この段階でハルユキが戦闘の指揮を執っていますね。
彼らはサーベラス・スリーに勝つ気です。
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ここで、誰も予想していなかった事態が発生してしまいました。
黒雪姫たちがISSキット本体を破壊しようとしていましたよね。
破壊されそうになったISSキット本体から赤い光線が飛んだよね。
この光線がサーベラス・スリーに直撃しました。
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光線に直撃されたサーベラス・スリーの中にISSキットが集めた悪意が入って来たようです。
能美はアレイとバイスを約束が違うと罵ります。
バイスに助けろと命じてますが、可愛そうな能美はバイスに切り捨てられる事になりました。
ハルユキ達に負けて全損する事になった時と似たようなセリフで救助を断られる事になっていました。
「困ったなあ。幾らなんでも、この状況でそれは難しいよテイカー君」バイス最低だな。
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アレイは予定よりも早いと言ってます。
彼女は「まさか・・・連中、アレをやりよったんか・・・さすがにこれは、会長はんも想定外やろ・・・」と言っているので黒雪姫たちはISSキット本体を倒したようですね。
バイスとアレイはサーベラス・スリーが何に変化するのか知っているようです。
ハルユキ達に忠告をしてくれます。
強化偽装を取り戻そうなどと思わず、いますぐ離脱することをお勧めする。
融合が少々早すぎたとはいえ、アレはもう君たちの手に負える存在ではない、と言って逃げて行きました。
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ハルユキとニコは遠距離型の心意技で攻撃しましたがノーダメージでした。
その間もサーベラス・スリーと光線によりもたらされた悪意の融合は続いていました。
遂に、サーベラス・スリー(能美のコピー)の意識は上書きされて消えてしまったようです。
ハルユキたちの眼前に災禍の鎧マーク2が現れました。
あきらが心配していた事が現実になったようです。
登場の経緯から推察すると、災禍の鎧の製作には強力な強化外装と大きな悪意が必要なようですね。
これは不味いね。
ISSキットの端末が無力化されたのかも気になるね。
成分 | 美少女 | 情勢変化 | 戦闘 | 恋愛 | ラッキースケベ |
評価 | AAA | A | AAA | B | C |
本名/関係性 | あだ名 | アバター名 | 所属レギオン | レギオン色 |
? | 黒雪姫(くろゆきひめ) | ブラック・ロータス | ネガ・ネビュラス | 黒の王 |
有田春雪(ありた はるゆき) | ハル | シルバー・クロウ | ネガ・ネビュラス | 黒 |
黛拓夢(まゆずみ たくむ) | タク | シアン・パイル | ネガ・ネビュラス | 黒 |
倉嶋千百合(くらしま ちゆり) | チユ | ライム・ベル | ネガ・ネビュラス | 黒 |
倉崎楓子(くらさき ふうこ) | フーコ | スカイ・レイカー | ネガ・ネビュラス | 黒 |
四之宮謡(しのみや うたい) | メイ、ういうい | アーダー・メイデン | ネガ・ネビュラス | 黒 |
氷見あきら(ひみ あきら) | カレン | アクア・カレント | ネガ・ネビュラス | 黒 |
上月由仁子(こうづき ゆにこ) | ニコ | スカーレット・レイン | プロミネンス | 赤の王 |
掛居美早(かけい みはや) | パド | ブラッド・レパード | プロミネンス | 赤 |
? | ? | イエロー・レディオ | クリプト・コズミック・サーカス | 黄の王 |
? | ? | ブラック・バイス | 加速研究会 | ? |
? | ? | アルゴン・アレイ | 加速研究会 | ? |
? | ? | ブルー・ナイト | レオニーズ | 青の王 |
? | ? | グリーン・グランデ | グレート・ウォール | 緑の王 |
日下部綸(くさかべ りん) | アッシュさん | アッシュ・ローラー | グレート・ウォール | 緑 |
? | ? | パープル・ソーン | オーロラ・オーバル | 紫の王 |
黒雪姫の実姉 | トランジェント・エタニティ | ホワイト・コスモス | オシラトリ・ユニヴァース | 白の王 |
? | ? | アイボリー・タワー | オシラトリ・ユニヴァース | 白の王の全権代理 |
? | ? | トリリード・テトラオキサイド | ? | ? |
? | チョコ | ショコラ・パペッター | プチ・パケ | チョコレート |
? | ? | ミント・ミトン | プチ・パケ | チョコレート |
? | ? | プラム・フリッパー | プチ・パケ | チョコレート |
本名/あだ名 | デュエルアバター名 | ハルユキの呼称 | ハルユキからの呼び方 |
黒雪姫 | ブラック・ロータス | ハルユキくん | 先輩 |
倉崎楓子 | スカイ・レイカー | 鴉さん | 師匠 |
日下部綸 | アッシュ・ローラー | 有田さん | リンさん |
四之宮謡 | アーダー・メイデン | クーさん | メイさん |
氷見あきら | アクア・カレント | ハル君 | カレンさん |
上月由仁子 | スカーレット・レイン | ハルユキ | ニコ |
掛居美早 | ブラッド・レパード | クロウ | パドさん |
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