ラノベの感想) アクセル・ワールド 第13巻 水際の号火 (電撃文庫)
レベル1の乱入者はアクア・カレントでした。
カレントとアルゴン・アレイは旧知のようです。
アレイは久しぶりと気楽な挨拶をしています。
アレイはカレントが帝城で無限EK状態にある事まで知っていました。
カレントはアレイのレーザーに対抗する為の技を開発していたようです。
全身を覆う流体装甲を使って水の立方体を作り出しレーザーの進路上に配置しました。
レーザーは水を通過する時に屈折させられて射線がずれます。
しかしアレイも古参バーストリンカーなので即座に対応策を捻りだします。
頭を振ってレーザーを発射してレーザーの幅を広げました。
クロウはカレントがアレイのレーザーを封じている隙に突撃を慣行して接近戦で勝負しようと考えます。
しかし予想外です、アレイがレーザーを発射できるのは頭にかぶっている帽子に装備されているレンズだけだと思っていたら掛けている大型ゴーグルのレンズからもレーザーを発射してきました。
クロウは獲得したばかりの光学誘導アビリティを使いアレイのレーザーを弾きました。
形勢不利と判断したアレイは撤退して行きました。
クロウはタイムアップ直前に倒れているサーベラスにリアルで会おうと待ち合わせ場所を伝えます。
時間が無かったので助けてくれたカレントに十分なお礼を言えませんでした。
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現実に復帰したハルユキは横に居る黒雪姫にサーベラスとリアルで会うと告げます。
そう言えば二人は直結して会話中だったな。
彼女は加速研究会と関係がありそうなサーベラスにリアルを晒すのは危険だと言いますが、ハルユキがサーベラスを信じると告げると納得してくれます。
彼女は別角度からの忠告をしてきます。
サーベラスが女の子だった場合も想定しておけよと言ってます。
ハルユキの周りに女性バーストリンカーばかりが登場するので黒雪姫は別の意味で警戒を強めています。
アッシュの正体が綸だったので一層の警戒をしているようですよ。
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黒雪姫はハルユキとサーベラスとの待ち合わせ場所を見通せるファーストフード店に移動して見守る事になります。
待ち合わせ場所にサーベラスと思われる少年がやって来ました。
ハルユキよりも年下のように思われます、しかし少年はハルユキに接触しては来ませんでした。
ハルユキと接触する事を恐れているように見えます、視線を交わしただけで走り去っていきました。
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黒雪姫と合流したハルユキはアクア・カレントに助けて貰った事を告げます。
まだ近くに彼女が居るのではないか?黒雪姫が対戦を申し込めば応じてくれるのではないかと提案しますが、黒雪姫は対戦を躊躇っているようでした。
黒雪姫はいつかまた会えるさと言ってます。
二人の背後から「いつかは今なの」との声が掛けられました。
驚いて振り向いた二人の眼前に一人の女の子が立っていましたよ。
彼女がアクア・カレントです。
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黒雪姫とカレントはリアルで会うのは初めてのようです。
カレントは初めましてと言ってます。
彼女が今日、黒雪姫とハルユキに接触してきた理由を説明してくれる事になります。
安全に会話できる場所を所望されたので、毎度の事ですが、ハルユキの自宅を提供する事になります。
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彼女は氷見あきら(ひみ あきら)とリアルネームを教えてくれます。
ハルユキと黒雪姫もリアルネームを教えたようです。
あきらはハルユキの事をハル君と呼ぶ事にしたようです。
まるで隣の家の綺麗なお姉さんに呼ばれているようですよ、ハルユキめ羨ましい奴。
黒雪姫の事はサッチと呼ぶ事にしました、これは楓子のサッちゃん、謡のサッちんから来ています。
あきらは短い略称を好むようです。
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彼女がハルユキの封印されていた記憶を心意技メモリ・フリーで開封してくれました。
カレントにニアデス状態から救って貰った事を思い出したハルユキは物凄く感激して会いたかったと言ってウルウルしています。
カレントも成長したクロウに再会できて嬉しいと言って二人の世界を構築しています。
離れ離れだった恋人同士が久々に再会したような雰囲気ですよ。
面白く無いのは黒雪姫です。
二人の出会いの経緯を知らないので教えろと言ってきます。
ハルユキは、レベルアップを行った結果、ポイント残高が8になりニアデス状態になった。
それを用心棒をしているカレントに助けて貰ったと教えます。
久々に黒雪姫にバカモノと怒られてしまいました。
しかし当時の黒雪姫は事故に遭った直後で面会謝絶状態だったよね。
彼女に心配を掛けまいとしたハルユキの行動は仕方がなかったと思うよ。
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あきらは今日二人に接触した理由を教えてくれます。
カレントは用心棒をして助けたバーストリンカーとの交流を保っているそうです。
その友達からの情報でISSキットの存在とサーベラスの登場を知ったそうです。
サーベラスに且つて存在した人工メタルカラーと思われていたバーストリンカーに似た雰囲気を感じたそうです。
それがマグネシウム・ドレイクね。
カレントはマグネシウム・ドレイクと友達だったと言ってます。
彼からバーストリンカーとしての手ほどきを受けたとも言ってるね。
云わばカレントの恩師のような存在だったのかも知れないね。
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マグネシウム・ドレイクは二代目クロム・ディザスターになり、討伐されました。
彼に似た気配のあるサーベラスの事を観察していたそうです。
カレントは加速研究会がサーベラスを使って新しい災禍の鎧を作ろうとしているのではないかと危惧していました。
災禍の鎧は装着者を変えて世代を重ねて負の心意を貯める事で完成に近づいて行きました。
完成間近な段階でハルユキに浄化されてしまったのではないかとカレントは予想していました。
カレントはISSキットが負の心意を貯める装置で、集めた負の心意と、何らかの強化外装を使って、新しい災禍の鎧を作り、サーベラスに装備させて、クロム・ディザスターを作ろうとしているのではないかと予想しています。
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強化外装を持って生まれたアバターの強化外装を使うのではと彼女は考えました。
ハルユキはアッシュの強化外装がレベルアップを繰り返して神器級に進化するのか?と想像します。
ないないとハルユキは考えますが、この理論はありなのではないでしょうか?
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あきらは黒雪姫にネガ・ネビュラスへの復帰を申し出ます。
黒雪姫も受け入れて、二人はヒシっと抱き合っていました。
黒雪姫はあきらがレギオンに復帰したことを領土戦で教えてメンバーを驚かそうと考えます。
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領土戦の開催される前にハルユキと謡はホウの世話をしていました。
ここで謡が梅郷中学飼育委員会の超委員長に就任している事が判明しました。
公式な書類を黒雪姫が改竄して超委員長っていう役職を作ってしまったようだぞ!
黒雪姫はやりたい放題ですね。
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領土戦の前にレギオンに復帰したアクア・カレントを紹介します。
楓子と謡は驚いています、二人ともカレントとの再会を喜んでいました。
翌日の文化祭の準備が終わらないのでタクムとチユリは領土戦に参加できなくなります。
黒雪姫がチームを二つに分ける事になります。
黒雪姫と楓子、ハルユキ、あきら、謡のチームに分けました。
ハルユキは初めてカレント、メイデンとチームを組むことになりました。
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領土戦のステージは下水道ステージになりました。
このステージは地上を移動する事ができません、三人は下水道を通って拠点に向かいます。
敵チームも拠点に向かってきたので拠点の近くで六人が集まる事になりました。
攻めてきたのが赤のレギオンに所属しているバーストリンカーだと判明します。
ブレイズ・ハート、ピーチ・パラソル、オーカー・プリズンの三人が攻めてきました。
リーダーはハートのようです。
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ハルユキたちは彼女たちがISSキットに感染して停戦協定を破って攻めてきたのかと考えます。
ハルユキはハートのおっぱいを注視してISSキットが装着されているか確認します。
ハルユキがおっぱいを注視していると気が付いたハートが「マッタイラで悪かったなーっ!」と叫びました。
ハルユキが否定すると「ペッタンコ好きのヘンタイかーっ!?そういやあんたの仲間もかなりのペッタンだなーっ!!」と追撃を掛けました。
ハルユキは更に否定しましたが、謡が自信満々で彼の好みを伝えます!!
「クロウさんが好きなのは、胸じゃなくて脚なのです!!」
あきらが「ふうん、そうなの。記憶しておく」と言ってました。
これでハルユキの脚フェチが確定的になってしまったね。
そう言えば、赤い長靴をはいている謡の脚を褒めた事があったよね。
謡が自信満々だったのは、この経験があったからだよね。
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ハルユキはハートから攻め込んできた理由を聞き出します。
ハートは無制限中立フィールドでエネミー狩をしていたスカーレット・レインにブラック・ロータスが神獣級エネミーを押し付けて無限EKに陥れようとしたと言っています。
話を聞くとロータスは神獣級エネミーを嗾けたあと離脱したと言ってます。
ハートはレインが弱ったら戻ってきてレインを全損させようとしたんだと主張しました。
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ハートたち三人はレッド・ライダー時代からの古参のようです。
彼女たちはライダーを全損させたロータスならばレインを全損させる為にエネミーを嗾ける事くらいはやると思っています。
レインを全損させようとしたロータスを一発殴る為に勝てないと分かっていても乗り込んできたと言っています。
彼女たちはレインを信じ、大切な存在だと思っていました。
協定破りのこの暴挙は、彼女を護ろうとしての行動でした。
流石、赤系のバーストリンカーです、ハートたちは、とても熱い心を持っていました。
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ハートは全身を炎に包み込んでの近接戦闘を挑んできました。
ハルユキが彼女と対決する事になります。
ハートの炎の拳攻撃は自身にもダメージを与えていたので逃げ回れば勝てましたが、ハルユキはロータスを信じている事を伝える為に真っ向からの殴り合いを挑みました。
ハルユキはサーベラスの戦い方を参考にして全身が一個の金属の塊になるイメージで関節部分を一瞬だけ固めました。
ハルユキがハートの攻撃を打ち破り、領土戦はハルユキ達の勝ちになります。
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勝敗が決したあとにハルユキが「GG」というと、それはパドさん語と確認を取られます。
ハルユキが肯定するとハルユキがパドと交流があると理解したようです。
ハートは今回の攻撃は自分たちの独断で赤の王は攻撃を認めていないと教えてくれます。
カレントはハートが見たという黒の王がどのようにして逃げたのか問いました。
ハートは、エネミーの背中から飛び降りて地面に突き刺さるみたいにして、一瞬で消えたと言っていました。
これはブラック・バイスだよね?
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現実世界に戻ったハルユキに隣でダイブしていた謡がお礼を言ってきました。
彼女はアクア・カレントがネガ・ネビュラスに復帰したのはハルユキのお陰だと思っています。
謡が物凄く頑張りました、彼女は発生により「あ」「り」「が」「とう」と言いました。
彼女は心からハルユキに感謝しているようです。
ハルユキは涙を堪えるのに必死でした。
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黒雪姫、タクム、チユリは文化祭の準備が残っているのでハルユキは寂しく一人で帰宅します。
マンションに到着すると「N」さんからメールが届きました。
「五秒後に参上」とだけ書いてありました。
ハルユキが乗ってきたエレベータの隣のエレベーターから誰かが出てきます。
それはニコでした。
以前、ハルユキの家にやって来たニコに、来るなら事前に知らせろと言った事を実践してくれたようです。
しかし登場の五秒前に知らせるのは事前に知らせるって事になるのか?とハルユキは疑問に感じています。
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ニコは三つの要件を持って参上しました。
一つ目は今日の領土戦に赤のレギンオンから参戦した事に対するお詫びです。
黒雪姫に伝言を頼むと言っていました。
ハルユキはハートたちが一歩的に悪いとは思っていないので、彼女たちにキビッシ罰則を科さないでほしいとお願いしました。
ニコは最初にハートの心配をするのかーと若干呆れています。
彼女は最初からそれ程厳しい罰則を科すつもりはなかったようです。
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ニコはこの前のカレーパーティが気に入ったようです。
二人でカレーライスを作り夕食にする事にします。
ニコは今日も外泊許可をとってやって来たそうで、ハルユキの家に泊まる事になります。
カレーの出来は良かったようです。
お風呂に入ってから寝る事になりました。
今日はハルユキの母親は外泊するそうで、ニコには母親の寝室を使ってもらう事にしました。
ハルユキは安心していたのですが、寝ようとしているハルユキの部屋にニコが突撃してきました。
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ニコは二つ目の話をまだしていないと言ってます。
二つ目の話とはレインにエネミーを嗾けたロータスが本物だったのかって話です。
ニコはロータスの情報圧が薄かったので偽物だと思っていたようです。
ハルユキにそいつの正体を知っているのか?と問いました。
ハルユキは加速研究会に所属しているブラック・バイスだと教えます。
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ニコに複数のアバターが同じカラーネームになる事があるのか聞くと、ニコの知る限りでは《色かぶり》が発生した事は無いそうです。
ニコにマッチングリストでブラック・バイスの名前を確認したのか?と問われます。
ハルユキは一度も無い事に気が付きました。
ブラック・バイスって名前は自称のようです、本当の名前は違うようですよ。
なんでブラック・バイスと名乗っているのかも謎ですね。
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ニコが抱えている不安を吐露してくれます。
彼女は自分は弱い、他の王たちに一対一の決闘を挑まれたら勝てないと震えていました。
ニコは攻撃的な心意技を使えない事実に怯えています。
スカーレット・レインを作り出したのが、怖い現実から自身を守る為の防壁を作る為だったと考えています。
ニコは震えながらハルユキに抱き着いてくるぞ!!
ハルユキはニコのピンチに駆けつけて彼女を助けると宣言します。
具体的な方法はこれから考えるけど、と言ってますがニコは嬉しかったようです。
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ニコが大サービスでニコを始めとする女性バーストリンカーがハルユキをかまう理由を教えてくれます。
ハルユキは一緒に居ると安心感を与えてくれるそうです。
女性型のバーストリンカーは現実世界にいる間はいつも、男性型に対して、ほんの少しの《恐怖》を感じているそうです。
ハルユキにはそれを感じないと言ってますよ。
ハルユキは自分が見た目からして、絶対安全、人畜無害っぽいキャラだからか?と問います。
ニコは違うと言ってますね。
ハルユキがいつも一生懸命にニコの事を考えてくれていると分かるから安心できると言ってました。
ニコの呼び方が「ハルユキ」に変化しています。
ハイランカーになっても変わらないでくれよと言ってます。
眠りに落ちていくハルユキの頬にニコがキスしたようだぞ、モテモテだな。
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翌朝、ハルユキはニコから三つ目の目的を聞かされます。
ニコは手を出してきて文化祭の招待状を二枚寄越せと言ってきます。
ニコは最初から梅郷中の文化祭に来るつもりだったようです。
そこにエレクトリック・バイクに乗ったパドさんがやって来ました。
ハルユキはニコとパドさんに招待状を渡しました。
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昇降口で写真撮影をしている一団に遭遇します。
その中にバスケ部の石尾くんが居ました、彼はハルユキに声を掛けて一緒に写真を撮ろうぜと誘ってくれます。
ハルユキに友達が増えて行っているようです。
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ハルユキは自分の教室に向かい、文化祭の展示物の最終調整を行います。
待っていた他のメンバーにハルユキが追加した機能を確認して貰う事になります。
ハルユキのクラスは《三十年前の高円寺》という作品展示を行います。
ニューロリンカーへのAR表示で展示品を見せる様です。
ハルユキは背景に三十年前の写真や動画を張り付けました。
壁に映しだされる風景に賞賛を受けます。
特に道路を走るガソリンエンジンの車の姿が好評でした。
ハルユキは勝手に展示ファイルを修正したので心配していましたが、学級院長の生沢さんにも好評でした。
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ハルユキはニコとパドさんを校門まで迎えに行く事にします。
そこには、恐れていた光景が待っていました・・・
ニコのすぐ近くに綸が居ます、ハルユキに気が付いた二人は同時に手を振り始めました。
お互いの存在に気が付いて睨み合い(主にニコ)が始まります。
「おいハルユキ、この女誰だよ」とげとげしいなー。
「あの、有田さん・・・こちら、どなた・・・ですか?」
ビビりつつも綸も引く気は無いようです。
パドさんは呑気に「GL(グッドラック)」と言ってます。
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ハルユキだけは二人の正体をしっていますからね。
どのように紹介しようか迷います。
ハルユキは自分のゲーム友達ですと紹介しましたが、ニコと綸はピンときたようです。
ニコが「どこだよ?」と問うと、綸は「あの、緑・・・です。そちらは・・・」と返します。
ニコが「赤だよ。・・・おいハルユキ、念のため訊いとくけど・・・」「こいつ、アタマじゃねえよな?」と問いました。
ハルユキはそれが、緑の王グリーン・グランデじゃないよな?と問われたと気付くのに少し時間を要しました。
ハルユキが違うと答えるとニコは安心したようです。
しかし安易に敵対するレギオン同士をリアルで合わせたハルユキに後でお説教をすると言ってます。
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ハルユキは綸にもいきなり赤のレギオンメンバーと会わせてしまった事を謝ります。
綸はお友達が増えて嬉しいと言ってハルユキのシャツを掴みました。
ニコが激しく反応します、「あっコラ、何してんだ緑の!」と言って反対方向のハルユキのシャツを引っ張りました。
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ニコが朝ごはんを食べていないのでクレープを食べに行く事になります。
ここで朝食を抜いたのは、ハルユキがシリアル用の牛乳を切らせていたからだろと口を滑らせました。
ハルユキは大声をあげて誤魔化していますが、綸はニコがハルユキの家に泊まった事に気が付いたんだろうか?
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チユリの所属する陸上部がやっているクレープ屋に向かいました。
パド、ニコ、綸を連れてやって来たハルユキを見てチユリが白い目をしています。
開店直後に来ることは無いのではと言ってます。
綸の様子が少し変ですよ、調子が悪そうです。
綸は朝食を食べ過ぎたのでクレープを食べきれないと言ってハルユキに食べかけを差し出してきます。
ハルユキは綸の歯形が付いたクレープを自分が食べても良いのか、綸理的道義的な問題が無いかと葛藤します。
綸は大胆な行動を取った事に気が付いて途端に不安になったようです。
自分の食べかけじゃ嫌ですよねと言ってます。
ハルユキが、綸が気にするのではないか問いかけて、グダグダやっていると業を煮やしたニコが自分が食べると言って綸の食べかけを食べてしまいました。
これでニコと綸は間接キスした仲になったね。
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ニコは食いしん坊キャラじゃないからなーと主張します。
ハルユキがじゃあなにキャラなんだよと問うと、パドさんが冷静にやきもちキャラと答えました。
あー合ってるね、適切な分析です。
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お化け屋敷ではニコはあんまり怖がっていないね、綸は怖いようでハルユキに抱き着いてきます。
ラッキーです。
ハルユキのクラスが行っている展示を見に行くと教室の前で楓子、謡、あきらと遭遇しました。
ハルユキは見に来てくれたんですか師匠、と感激しています。
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楓子がちょっと怖いですよ、綸はハルユキに誘われた事を楓子に黙っていたようです。
楓子は綸の顔色が悪い事に気が付きます。
綸は朝ごはんとクレープを食べ過ぎてしまって、食べ過ぎなんですと返答しました。
楓子は、納得してます。
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三十年前の高円寺を見学する事になりました。
ここでパドさんと綸が映像の中を走るバイクの当てっこをしていました。
ハルユキは二人が仲良くなる手助けが出来たと嬉しくなっていました。
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教室の外にでると飼育委員会の井関さんが居ました。
彼女は隣のクラスなので模擬店の呼び込みをしていたようです。
井関は文化祭の準備が急がしくて、ホウの世話を出来なかったことを詫びました。
井関さんはホウの事を大切に思ってくれているようです。
謡がその気持ちがあれば立派な飼育委員さんなのですと伝えました。
謡が来ている事に驚いています。
謡の存在に気が付いたことで井関さんはハルユキが連れているのが女の子ばかりだと気が付きます。
楓子、謡、あきら、ニコ、パド、綸を連れている事に気が付いて驚いています。
女の子を六人も連れていて、全員が他校の生徒でした。
井関が驚くのも無理ないですね。
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井関はそんなハルユキに、自分のクラスの喫茶店に寄って行く事を勧めます。
彼女のクラスは「CAFEどうぶつ王国」というコスプレ喫茶をしていました。
入ってみる事にします。
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配られたメニューには動物の名前が付けられていました。
ハルユキは「夕焼けカラス」パドさんは「豹の木登り」を注文します。
やってきたのは各種フレッシュジュースとフレーバーシロップを使ったオリジナルのノンアルコール・カクテルでした。
味は良かったようだよ。
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店内を見回しても店員はコスプレしていませんね。
ハルユキがコスプレ喫茶とは?どういう意味だったんだと考えています。
井関さんが、お客さんがコスプレをして写真撮影できると教えてくれます。
ハルユキは撮影者になった方が楽しめるよと教えてくれました。
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楓子、謡、あきら、ニコ、パド、綸がステージに上がりました。
AR表示機能を使って各人にコスプレ衣装を被せるようです。
綸は灰色の子鹿、楓子は青い大鷲、謡は白いオコジョ、ニコはピンクのうさぎ、あきらは薄茶色のビーバー、パドは黄色に黒いヒョウ柄の豹になりました。
着ぐるみを着ているようです。
ハルユキの掛け声で写真撮影が行われました。
撮影後にハルユキはオプションメニューの存在に気が付きます。
そこにあった「アニマル・ファースーツS」って機能が気になります。
Sがどんな意味なのか確かめたくなったハルユキは押してしまいます。
井関がそこは駄目だと止めましたが遅かったです。
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ハルユキの眼前に素晴らし過ぎるセクシー空間が顕現しました。
SとはセクシーのSだったようです。
全員のコスチュームが動物っぽい水着になりました。
楓子とパドさんのおっぱいが大きかったぞ。
楓子は余裕があるぞ、「あらまあ、これは後でかるーくお仕置きねぇ」と言ってました。
ハルユキは撮影までしてしまいましたが、写真データは強制的に消去されました。
恐らく一枚も残ってないよ、全くもって残念ですね。
爆、巨、並、貧と全てのおっぱいが映っていたと思うんだよね。
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黒雪姫とチユリがこの場に居なかったのはハルユキにとっては救いがあったよね。
エロ水着の撮影をしたとバレタら何を言われたか分からないぞ。
ハルユキへの制裁が終わった後、チユリと合流してタクムのダンスを見に行く事になります。
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タクムたち剣道部は模造刀を使った演武を見せてくれます。
タクムはダンスのセンターを務めていました。
観客から「マユズミくーん」との黄色い声が飛んでいました。
チユリは演武が成功するか気になって聞こえてないようでした。
ハルユキは調子の悪そうな綸を心配していますが、彼女は大丈夫ですと返答していますよ。
本当に問題はないんでしょうか?
タクムたちの演武は無事に終わりました。
彼の演武を見たニコなどはあっちでもカミシモを付けて戦えば、勝率が上がるんじゃないのと揶揄っていました。
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綸が倒れてしまいます。
ハルユキはタクムと一緒に彼女を保健室に運びました。
楓子が一緒に付いてきます。
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息も絶え絶えの綸がハルユキと楓子に謝ってきます。
彼女は、マゼンタ・シザーからISSキットを強制的に装着されたと言ってます。
すぐに楓子に相談するべきだったが、梅郷中の文化祭に行く事を兄(アッシュ・ローラー)が楽しみにしていたので言い出せなかったと言ってます。
一日だけならISSキットからの侵食を我慢できると思ったそうです。
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楓子がスターターとなりハルユキ、綸と直結対戦を始めます。
レイカー師匠は車椅子に乗っている状態でアッシュの登場を待ちます。
アッシュはバイク型の強化外装にISSキットを寄生させられていました。
バイク型の強化外装からは爆音が聞こえませんよ。
キモイ生物型に変化していました。
レイカーはアッシュの攻撃を交わし続けてチャンスを待ちます。
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彼女には強化外装だけを破壊するにはどうすれば良いのか分かっていました。
アッシュが壁面走行スキルを使い壁に張り付きます。
そこからレイカーの頭上に飛び込んできました。
レイカーが待っていたのはこの瞬間でした。
レイカーはゲイルスラスターを着装してアッシュに向かって飛びたちました。
レイカーは無防備な下方からバイク型強化外装に掌底を撃ち込みバイク型強化外装だけを破壊しました。
物凄い戦闘センスですね、流石、鉄腕と呼ばれているだけあります。
気絶しているアッシュを担いで着地しました。
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気絶しているアッシュにチョップを加えます。
覚醒しないアッシュに向けて「起きなさい、アッシュ。三つ数える前に起きないと、次はもうちょっと痛くしますよ?はい、さーん、にー、いち・・・」と言います。
アッシュは慌てて飛び起きました。
「ノー・モア・チョッピング!!起きました、パーフェクトにウェイクアップしました師匠ッ!!」と言って覚醒します。
余程、彼女が怖いんだろうね。
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ハルユキはISSキットが破壊されたのでアッシュは助かったと思ったようですが、そう単純ではありませんでした。
強化外装を破壊しても次に加速した時に修復されてしまうので、問題は解決していないと判明します。
アッシュは悲壮な覚悟を決めて梅郷中の文化祭に来ていました。
ISSキットに感染してしまった事を綸は楓子に知らせようとしたそうです。
しかし綸が文化祭に行く事を楽しみにしていた事を知っているアッシュは報告する事を止めたそうです。
最悪、自分が緑のレギオンを抜け、ネガ・ネビュラスに参加し、黒雪姫のジャッジメントブローを受ける事で自分が加速世界から退場すればISSキットを破壊できると考えていました。
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ハルユキはアッシュが加速世界からの退場を考えていると知り、彼の考えを否定します。
タクムと直結して夜眠ることでISSキットを破壊できた事を思い出し、今夜、綸と直結して一緒に寝ます、それでISSキットを破壊してきますと宣言します。
ハルユキは綸と一緒に寝ると言ってしまったのでアッシュが怒り出すと覚悟しましたが、彼はハルユキにお礼を言ってきました。
そこまで妹のために一生懸命になってくれて、サンキューと言ってます。
しかしそれでは間に合わないとアッシュは言ってますよ。
ハルユキは選択を迫られる事になりました。
このままアッシュのアイディアに従い黒雪姫のジャッジメントブローで加速世界から退場させるか、ISSキット本体を破壊するのか選ぶ事になります。
ハルユキは無制限中立フィールドに存在するISSキット本体を破壊すると宣言します。
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彼の選択を聞いたレイカー師匠は満足そうに、「・・・よく言いました、鴉さん」と言ってくれます。
彼女はハルユキに加勢する気満々です。
レイカー師匠はハルユキを綸の元に残して、メンバーを集めに向かいました。
方針が決まったらハルユキにメールしてくれるそうです。
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ハルユキは綸に、必ず助ける、戻ったら一緒に文化祭の続きを観ようと言ってました。
綸は嬉しそうに「・・・はい」と答えています。
ヒーローとその帰りを待つヒロインの図ですね。
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ハルユキは無謀とも思えるメタトロン攻略戦に向かう事をどうやって仲間に持ちかけようか悩んでいました。
ハルユキの元に黒雪姫から「生徒会室で待つ」とのメールが届きます。
生徒会室に到着したハルユキを「おせーぞ、クロウ!」とのニコの声が迎えました。
ハルユキが説得する必要は無かったね、仲間は皆、出撃する気満々でした。
レベル1のあきらだけが出撃せずに、生徒会室で待機する事になります。
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しかしここで、あきらが留守番する事に異を唱える人が現れます。
ここで、大人しく留守番役に徹するのはアキらしくないと言ってますよ、発言者はパドさんでした。
あきらに会ったときのパドさんの様子が少し変だったんだけど、パドさんとあきらは知り合いのようですよ。
パドさんはメタトロン攻略の前に、帝城で無限EK状態になっているカレントを救出する事を提案しました!?
もう滅茶苦茶ですね。
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いずれはカレントを救出したいと考えていたネガ・ネビュラスにとっては魅力的な提案でした。
ニコにそこまでしてくれるのか確認する事になります。
失敗すれば赤の王が無限EKに陥ってしまう可能性があるので当然ですよね。
ニコはアッシュ・ローラーの中の人が本当にあの気弱そうな綸なのか確認してきました。
まあ、普通は疑問に思うよね、ハルユキが間違い無いと言うと納得はしてくれます。
パドさんに綸と仲良くなれたのかと問うとパドさんはもう友達になったと言っていました。
ニコは友達を助ける為なら当然協力すると言ってくれます。
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黒雪姫が出撃前のブリーフィングを行います。
ニコは黒雪姫の行うブリーフィングの雰囲気に驚いたようですね。
ハルユキに向かって、お前の所はいつもこんな感じなのかと問いかけていました。
ニコが赤のレギオンをどのように纏めているのか気になりますね。
黒雪姫は帝城からカレントを救出した後にメタトロンを攻略してISSキット本体を破壊するミッションの開始を宣言しました。
加速研究会も今日、ネガ・ネビュラスが攻めてくるとは思っていないはずだ、奇襲効果はあると言ってメンバーを鼓舞しています。
そうだと良いね。
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無制限中立フィールドに降り立ったハルユキは杉並から帝城までどうやって移動するのか心配していました。
メンバーはロータス、レイカー、メイデン、ベル、パイル、レイン、レパード、クロウの八人です。
流石にクロウ一人で七人は運べないと考えています。
ここでレインが新しい技を見せてくれました。
この技は無制限中立フィールドで神獣級エネミーを嗾けられた時に使ったもののようです。
それをブラック・バイスに観測されたようだとニコは言っていました。
意外と不味いかもです。
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ニコは強化外装を呼び出します、着装《インビンシブル》。
インビンシブルを召喚すると次のコマンドを叫びます、「チェンジ《ドレッドノート》」。
ニコの強化外装は《大型武装トレーラー》に変形しました。
メンバーはこれに乗り帝城に向かう事になりました。
ニコは自分がタクシーやってやると言ってましたが、乗り心地は良くないようです。
恐怖の十二輪ドリフトを使って曲がっていました。
ハルユキはカレントを無限EKから救出して綸をISSキットから解放すると意気込んでいます。
加速研究会が邪魔してこないか心配ですね。
彼らは用意周到なようだから、メタトロンを突破しても待ち伏せに遭うかもですね。
作戦が上手くいく事を願います。
成分 | 美少女 | 情勢変化 | 戦闘 | 恋愛 | ラッキースケベ |
評価 | AAA | C | A | AAA | AAA |
本名/関係性 | あだ名 | アバター名 | 所属レギオン | レギオン色 |
? | 黒雪姫(くろゆきひめ) | ブラック・ロータス | ネガ・ネビュラス | 黒の王 |
有田春雪(ありた はるゆき) | ハル | シルバー・クロウ | ネガ・ネビュラス | 黒 |
黛拓夢(まゆずみ たくむ) | タク | シアン・パイル | ネガ・ネビュラス | 黒 |
倉嶋千百合(くらしま ちゆり) | チユ | ライム・ベル | ネガ・ネビュラス | 黒 |
倉崎楓子(くらさき ふうこ) | フーコ | スカイ・レイカー | ネガ・ネビュラス | 黒 |
四之宮謡(しのみや うたい) | メイ、ういうい | アーダー・メイデン | ネガ・ネビュラス | 黒 |
氷見あきら(ひみ あきら) | カレン | アクア・カレント | ネガ・ネビュラス | 黒 |
上月由仁子(こうづき ゆにこ) | ニコ | スカーレット・レイン | プロミネンス | 赤の王 |
? | パド | ブラッド・レパード | プロミネンス | 赤 |
? | ? | イエロー・レディオ | クリプト・コズミック・サーカス | 黄の王 |
? | ? | ブラック・バイス | 加速研究会 | ? |
? | ? | ブルー・ナイト | レオニーズ | 青の王 |
? | ? | グリーン・グランデ | グレート・ウォール | 緑の王 |
日下部綸(くさかべ りん) | アッシュさん | アッシュ・ローラー | グレート・ウォール | 緑 |
? | ? | パープル・ソーン | オーロラ・オーバル | 紫の王 |
黒雪姫の実姉 | トランジェント・エタニティ | ホワイト・コスモス | オシラトリ・ユニヴァース | 白の王 |
? | ? | アイボリー・タワー | オシラトリ・ユニヴァース | 白の王の全権代理 |
? | ? | トリリード・テトラオキサイド | ? | ? |
? | チョコ | ショコラ・パペッター | プチ・パケ | チョコレート |
? | ? | ミント・ミトン | プチ・パケ | チョコレート |
? | ? | プラム・フリッパー | プチ・パケ | チョコレート |
本名/あだ名 | デュエルアバター名 | ハルユキの呼称 | ハルユキからの呼び方 |
黒雪姫 | ブラック・ロータス | ハルユキくん | 先輩 |
倉崎楓子 | スカイ・レイカー | 鴉さん | 師匠 |
日下部綸 | アッシュ・ローラー | 有田さん | リンさん |
四之宮謡 | アーダー・メイデン | クーさん | メイさん |
氷見あきら | アクア・カレント | ハル君 | カレンさん |
上月由仁子 | スカーレット・レイン | ハルユキ | ニコ |
パド | ブラッド・レパード | クロウ | パドさん |
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