ラノベの感想) ゴブリンスレイヤー 第12巻 (GA文庫)


概略:
ゴブリンスレイヤーのパーティが別行動を取ります。ゴブリンスレイヤーは重剣士と槍使いに連れられて冒険に向かいます。鉱人道士と蜥蜴僧侶は少年斥候と少女巫術師を連れて配達に向かいます。置いて行かれた女騎士、魔女、女神官、妖精弓手がパーティを組み護衛依頼を受けます。依頼で向かった砦で闇の勢力と戦う事になってしまいます。それぞれ即席パーティなのですが実力者揃いなので問題無く冒険していますよ。

レーベル:GA文庫
発行日:2020/2/29
著者:蝸牛くも(かぎゅう くも)
イラスト:神奈月昇(かんなつき のぼる)
ISBN:978-4-8156-0333-5
雰囲気:焚火、女性パーティ、水の都の暗部、囮部隊、勇者が世界を救う、お礼の品
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棍棒剣士、聖女、白兎猟兵がゴブリンの巣を襲撃しました。
白兎猟兵が加わりパーティが安定しています。
問題無くゴブリンの巣を潰したのですが帰り道で予想外の強敵と遭遇しました。
ワイバーンと遭遇してしまい追われる事になってしまいます。
戦っても勝てないのは明白だったので棍棒剣士は二人を抱えて断崖から川に飛び込みました。
そこで意識を失ってしまいます。
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棍棒剣士が目を覚ますと焚火の傍に寝かされていました。
聖女と白兎猟兵が川から引き上げて焚火を起してくれていました。
棍棒剣士の目に白兎猟兵の全裸が飛び込んできました!!
彼女の村には男の子が少なく油断したようです。
聖女が真っ赤になって注意していますね。
棍棒剣士は思わぬご褒美に嬉しそうなんですが喜びを素直に表現できませんでした。
聖女の視線が怖いみたいです。
川は洞窟まで繋がっていて三人はそこで回復を図っています。
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洞窟からでる必要があったのですがワイバーンが入り口で待ち構えていました。
戦っても勝てないので彼らは持っている装備を使い工夫しています。
ゴブリンスレイヤーや女神官の教えが彼らを助ける事になりました。
即席の目くらましを作り出して逃げ出す事に成功しました。
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冒険者ギルドにやって来た女神官が途方に暮れています。
普段ならゴブリンスレイヤー、妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶と合流してゴブリン退治に向かうのですが男性陣が冒険に出掛けた後でした。
真面目な女神官は図鑑でモンスターについて勉強しようと考えます。
そこに女騎士が声を掛けてきました。
彼女もパーティに置いて行かれたと言っています。
そこに魔女と妖精弓手が合流しました。
女騎士がメンバーが揃ったので冒険に行こうと言い出します。
女騎士、魔女、妖精弓手、女神官の4人で冒険(クレスト)を行う事になりました。
依頼は砦に向かう商人の護衛です。
しかし向かった先の砦が闇の勢力に襲われていました。
依頼は果たしていたのですが冒険者たる彼女達は砦に留まり戦に参加する事になります。
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女騎士は相当な強さですね。
重い鎧を装備しているのですが砦の壁を駆け回りワイバーンを一撃で撃ち落しています。
妖精弓手も弓でワイバーンを射殺しています。
二人はどちらが沢山ワイバーンを倒せるのか競っています。
女神官は自分にできる事を探して武器の補充や治療などを行う為に砦の中を忙しく走り回っています。
魔女は魔法を使う機会を虎視眈々と狙っています。
女神官が奇跡を使おうとしたのですが使いどころはここではないと言って止めています。
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劣勢だったので兵士たちの士気が下がり始めています。
そこで女騎士の演説で士気を盛り返しています。
女神官は彼女達の経験値の高さに憧れを抱いているね。
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夜寝る時に女神官は女騎士と話す事になります。
緊張して眠れない女神官を励まそうとしたのでしょうか?
女騎士のご先祖はどこぞの国の姫だったそうですよ。
政変が起きて国を追われたそうです。
実際は女騎士が実は姫だったって可能性もありそうですね。
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実体の無いモンスターと戦う事になります。
女神官はモンスターと問答して時間稼ぎをする事になります。
恐怖で押しつぶされそうなのですが表に出さないように問答をしていました。
冒険者としての矜持が芽生え始めているみたいです。
モンスターは女騎士に倒される事になりました。
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少年斥候、少女巫術師を連れて鉱人道士と蜥蜴僧侶が巻物の配達をしていました。
荒事は無かったようですね。
彼らが重要な役割を果たしています。
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仕掛人が水の都で麻薬売買に手を染めた女性衛士を始末しています。
兵士は異種族の間に生まれたハーフが嫌いなようです。
亜人と罵っていますよ。
純粋な只人の権威を取り戻したいと考えていました。
麻薬を横流ししてハーフエルフを殺す機会を狙っていたようです。
仕掛人は衛士に嵌められてハーフエルフ殺しの罪を着せられました。
仕掛人は女性衛士を殺して川に捨てる事にしました。
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牛飼娘が冬支度を始めます。
セーターが小さくなった事に驚いています。
自分が太ったのか?と恐怖していますが身体が大きくなったと納得する事にします。
新たにセーターを編む事にしました。
ゴブリンスレイヤーのセーターも編む事にしたのですがサイズが分かりません。
こっそりゴブリンスレイヤーの部屋に入り彼の服を漁っています。
ゴブリンスレイヤーは真面な服が少ないようですね。
いつも鎧を着ているのでサイズが分かりませんでした。
冒険者ギルドに向かい友人の獣人女給に相談する事にします。
手編みのセーターに興味を持った獣人女給が編み方を教えて欲しいとお願いしてきました。
二人でセーターを編み始める事になります。
獣人女給は防具屋の丁稚にセーターをプレゼントするようです。
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国王が闇の勢力との戦いに誰を派遣するか考えています。
ここで女商人が意見を言っています。
彼女の口利きで重剣士が動く事になり槍使いとゴブリンスレイヤーが誘われる事になったようです。
本命は勇者パーティで重剣士パーティは囮役のようです。
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世界を滅ぼそうとする闇の勢力が儀式を行っている場所を少年魔術師と圃人の娘が偵察しています。
滅んだ街の地下道で突入部隊と合流する事になっていました。
待ち合わせ場所で待ってると川の中からゴブリンスレイヤー、重剣士、槍使いが出てきました。
彼らはゴブリンスレイヤーの持っている水中でも呼吸できる指輪を使い川の中を進んできました。
少年魔術師から偵察結果を聞き出し儀式が行われている場所に向かう事になります。
実力不足を自認している少年魔術師はそこで別れる事にします。
賢明な判断だったね。
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ゴブリンスレイヤー達は捉えられている人質を助けながら儀式を行っている場所に向かう事にします。
三人とも情報が不足している事は気にしてませんね。
何か問題が発生したらその都度対処しようぜと意見が一致しています。
ゴブリンスレイヤーの持っている変わった装備品が役に立っています。
途中で人質を発見しました。
闇人の女性なのですが彼女は儀式を行っている存在が罠として置いておいたようです。
ゴブリンスレイヤー達は折角助けたのだからと言って彼女を見逃す事にします。
先に進むと目玉の怪物が出てきました。
強敵だったのですが銀等級の冒険者が3人居れば問題無い相手でした。
ボスを倒したので宝箱を物色しています。
魔剣を発見したのですがゴブリンスレイヤーは興味を示しませんでした。
奪われてゴブリンに使われるのは困ると言っています。
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邪悪な儀式を行っている死人の元に勇者、剣聖、賢者が到着しました。
彼女達は巻物を使って死人のアジトに飛んできたようです。
この巻物は鉱人道士達が配達した物だよね?
死人は強かったのですが苦労しながら勇者が倒しました。
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ゴブリンスレイヤーは慣れない冒険で疲れていました。
寝坊したようですね。
目覚めると牛飼娘が来ていたぞ。
彼女からセーターを貰ったようです。
汚したくないから仕事から戻ってから着てみると伝えています。
ゴブリンスレイヤーにしては気が利いた受け答えをしていますね。
冒険中に槍使いから色々言われた事が効果を発揮している?
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ギルドにやって来たゴブリンスレイヤーは頬を染めて嬉しそうにしている魔女を発見しました。
槍使いが何かをプレゼントしたようです。
ゴブリンスレイヤーは仲間達に自分が行った冒険の話をせがまれています。
端的過ぎる説明に妖精弓手が怒っています。
ゴブリンじゃなかったは酷すぎる説明ですよね。
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受付嬢から依頼を貰う事になります。
受付嬢はゴブリンスレイヤーに頼みごとがありました。
言い難そうにしてたのですがゴブリンスレイヤーは彼女にも世話になっていると思っているので快諾します。
受付嬢は嬉しそうにしていますね。
彼女からゴブリン退治の依頼を受けてその日もゴブリン退治に向かうようです。
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ゴブリンスレイヤーがゴブリン退治以外にも興味を持ち始めているようだね。
受付嬢は好ましい変化と思っているようです。
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成分美少女卑劣作戦仲間恋愛
評価AAAAAAAAAAB
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