ラノベの感想) 魔弾の王と凍漣の雪姫 第8巻 (ダッシュエックス文庫)
概略:
ガヌロンはリュディの父親ラシュローを人質として使ってきました。進軍する事が出来なくなったのでレグナス王子の率いる軍と合流しようと考えます。ベルジュラック遊撃隊は王都の北から進軍しているので南から進軍しているレグナスと連絡を取ろうとしてティグル、ミラ、リュディの三人で森を抜ける事になります。森の中でガヌロンに襲われました。ガヌロンは人間とは思えない戦闘能力を持っていました。彼が魔物だと確信するのですが本人は人間だと主張しています。ガヌロンはアルサスを襲う事にします。ウルスは死を覚悟して領民を逃がす時間稼ぎを始めます。殺されそうになっているところにエレンが颯爽と登場して救われます。エレンとミリッツァがベルジュラック遊撃隊との合流をはかる事になります。ロランを心配したギネヴィア王女まで参戦する事になります。リュディがティグルに想いを伝えます。焦ったミラがティグルとの仲を進展させようとするのですが・・・
レーベル:ダッシュエックス文庫
発行日:2021/4/28
著者:川口 士(かわぐち つかさ)
イラスト:美弥月いつか (みやつき いつか)
ISBN:978-4-08-631414-5
雰囲気:不気味さ、妙案、助っ人、激突、魔物?、勝利、未遂
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プロローグ
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王都を支配したガヌロンが公開処刑を実行しています。
可哀想な娘と母親が首を跳ねられました。
最後に残っている父親の首を跳ねようとしているところにバシュラルがやって来ました。
バシュラルは公開処刑をやめさせます。
ガヌロンはつまらなそうな顔をしていましたがバシュラルの行動を咎めません。
バシュラルがガヌロンに会いに来たのは公開処刑を止める為ではありませんでした。
兵士が足りないのでガヌロンに領地の兵を出して欲しいとお願いしてきました。
ガヌロンは1万の兵を出す事を約束してくれます。
バシュラルは意外に感じています。
残虐な公開処刑をした理由を聞かれたガヌロンは生贄にする為だと答えます。
次は祈りを捧げると真顔で言ってきました・・・バシュラルは呆気に取られています。
ガヌロンはバシュラルの知らない何かをしようとしているみたいです。
バシュラルが相手にする必要があるのは3つの部隊です。
ティグル達ベルジュラック遊撃隊、テナルディエ公爵の軍、レギン王子の軍です。
ベルジュラック遊撃隊をガヌロンの私兵に任せてバシュラルはレギン王子の軍と戦う事を決めました。
王位継承権を持っているレギンを仕留めるのが先と考えたようです。
ガヌロンに異論は無いようです。
バシュラルは傭兵時代の伝手を頼り5000の奴隷を買い取る事にしました。
ムオジネルの奴隷商人から奴隷を買い取っています。
買い取った奴隷の鎖を切り戦いが終わったら彼らに自由を与える事を約束しています。
奴隷たちは歓喜しバシュラルに忠誠を誓いました。
バシュラルはムオジネルが攻めて来ない事を知っていました。
ムオジネルでは国王が死んで後継者争いが勃発しています。
奴隷を引き取る財力が無い諸侯ばかりだったので5000もの奴隷を買えたみたいです。
ブリューヌは安心して内乱をする事ができるようですよ。
バシュラルの最終目的は彼の母親の故郷を制服する事のようです。
彼の母親ブリューヌと国交の無いキュレネーという南の海を越えたところにある国です。
そこの王女だそうですよ。
復讐したいみたいね。
自領に戻ったガヌロンは配下の騎士に命じてベルジュラック遊撃隊と戦うようです。
同時にティグルの故郷アルサスを焼く事を決めます。
これはジスタートが介入するのを防ぐ為と黒弓の伝承を抹消する為です。
ガヌロンはティグルの黒弓に関して詳細を知っているようです。
彼に話を聞ければねー疑問が解消されるだろうに・・・敵対しているからなー。
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1.策動
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早朝にティグルとミラが川の近くを散策しています。
ティグルは自分に同行してくれている事に対してお礼を言っています。
ミラは立場が逆でもティグルは同じことをしてくれたと言っています。
仲良し度が増している感じですね。
周囲に誰も居ない事を確認したキスしていますねー。
ミラが厳しい顔を浮かべています・・・川の中から全裸のオルガとリーザが飛び出してきました。
オルガはしれっとお構いなくと言ってきます。
オルガはリーザに片手で泳げる泳法を教えていました。
ティグルとミラの元にリュディが駆け寄ってきます。
彼女に連れられて幕舎に戻り軍議を始めました。
今のところ行軍は大きな問題無く進んでいます。
ベルジュラック遊撃隊の数も増えて順調そうです。
頭が痛いのは糧秣の問題です。
現在はリュディがベルジュラック家の名を使い食料を買い取る事で凌いでいます。
新たに加わってくれた諸侯は糧秣が無くベルジュラック遊撃隊で養う事になっています。
リュディの家が大金持ちだって事は分かったね。
王都を攻めるに辺り巨大な城塞が問題となります。
攻め手に欠くようですね。
リュディの元にガヌロンの使者がやって来ました。
ガヌロンの使者はリュディの父親であるラシュローを人質として使って来ました。
ベルジュラック遊撃隊を解散しない場合ラシュローを殺すと言っているようです。
リュディはその日の行軍を止めて夜に再び軍議を開く事を決めました。
ティグルとオルガが偵察に出る事になります。
王都まで行く途中にある川に掛かっている橋を大軍が通過できるか確認に来ています。
橋は通れる事が分かりました。
ティグルはガヌロンのやり口に怒り心頭だったのですが軍議に出ていなかったオルガに説明する間に頭が冷えます。
ラシュローはティグルの父ウルスとオルガを王都から脱出させてくれました。
ティグルは彼に強い恩義を感じています。
出来るならラシュローを助けたいと考えています。
ラシュローと会った事があるオルガは彼が自分よりも強いと言っていました。
オルガと話している間にティグルが解決方法を思いつきました。
お礼の意味も込めてティグルがオルガの頭を撫でています・・・オルガ嬉しそうだ。
まさか彼女までティグルに懐いてしまうのか?
ミラはリーザに長柄の武器の使い方を教えています。
実戦形式で教えているので戦っていますよ。
今のところリーザの全敗なのですがリーザは前向きです。
7回戦目を始めようって所でソフィ―が休憩しようと止めました。
リーザは強くならなければならないと意気込んでいます。
彼女はバーバ=ヤガーの再襲撃に備えて戦術の幅を広げようとしていました。
ミラは得意の鞭を伸ばした方が良いと考えていますがソフィーは色々な武器に精通する事は良い事だと言っています。
単独で魔物に勝つのは難しいと考えていますね。
ミラも納得しリーザが生き残れるように防御方法を教え込もうと考えています。
夜になり軍議が開かれます。
マスハスが皆を代表して言い難い事を進言してくれます。
リュディにラシュローの事を諦めろと言ってくれます。
リュディは激高仕掛けますがマスハスが汚れ役を買って出たと思い至り自分を抑え込んでいます。
成長していますねー。
ティグルが自分の考えを打ち明けます。
彼はベルジュラック遊撃隊を解散してレグナス王子の軍と合流する事を提案しました。
少数の使いをレグナスの元に送り彼に北に来てもらう事を提案しました。
誰を使者として向かわせるかが問題となります。
ミラは人選を済ませていたのですがティグルはそこまで考えていませんでした。
リュディが自分が行くと言い出してしまい意見が通ってしまいました。
総指揮官が居なくなるのは不味いと説得したのですがレグナスと親しく顔パスで会わせて貰えるのは自分しか居ないと言われて翻意させる口実を失いました。
ティグルは考えが足りなかった事を痛感しています。
ミラからお仕置きをされる事になりました。
「毛皮の敷物の刑」に処せられる事になってしまいます。
これが物凄く凶悪な刑だったぞ。
ティグルが仰向けに床に大の字になります。
ミラがその上に寝ころびます。
ティグルはミラを抱きしめたくて仕方ないのですが敷物は動かないと言われてしまい動きを封じられました。
ティグルは生殺しの刑に処せられる事になりました。
ミラは上手い手を考えたね。
自分の欲求は満たしつつティグルに最大級にお仕置きを成功させました。
レグナスに会いに行くのはリュディ、ティグル、ミラに決まりました。
ミラはソフィーに頼んでテナルディエ公爵への書状を書いてもらいます。
ジスタートがレグナス王子に協力するので公爵には王国の南部を警戒して欲しいとお願いする手紙です。
これは公爵を騙す為のものです。
失敗すればミラはジスタート内で立場を失うのですが勝てば良いのよと強気です。
残る事になるオルガが魔物対策は任せてと請け負ってくれます。
オルガ、ソフィ―、リーゼで対処すると言っています。
ティグルは感謝の意味を込めてオルガにアルサスに来て欲しいとお願いします。
オルガ「女たらし」と返答しています。
これはあれだな、オルガは嫉妬しているようだぞ。
ガヌロンが幽閉しているファーロン王とラシュローの元にやって来ました。
二人の娘が王都を目指している事とリュディにラシュローを人質にした脅しの手紙を出した事を教えました。
ラシュローが怒りを露わにしています。
二人にはガヌロンが自分の娘の亡骸を見せつけてくる未来が見えたようです。
一人になったガヌロンはファーロン王が食事に細工されている事に気が付いていない事に満足しています。
ガヌロンはファーロン王を何らかの儀式に使おうとしています。
ガヌロンの前にキュレネーの人間が現れます。
ガヌロンに対して不満を言っているようですが言葉分からないね。
キュレネ―もガヌロンと関係がありそうだぞ。
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2.黒竜旗は戦風にひるがえり
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オルガがソフィーに二つの重要な相談を持ち掛けます。
一つ目はリーザとエレンの関係性でした。
オルガはリーザから他の戦姫について聞かれたそうです。
オルガはエレンに助けられた過去を持っているのでその話をしたそうです。
それを聞いたリーザはエレンの事を嫌っている様子だったそうです。
不思議に思ったオルガはソフィーに質問したのね。
ソフィーはリーザとエレンが仲違いした理由を教えました。
記憶が戻らないリーゼにその話をしないようにとお願いしています。
ソフィーはオルガがリーザを気にかけている事を知り嬉しくなっています。
オルガが二つ目の質問をしてきました。
ソフィーの巨乳を実ながら、どうすればそんなに大きくなるのか、と質問してきました。
分かる、オルガはティグルの周りに巨乳ちゃんが多いので焦りを覚えたようだぞ。
ソフィーがおっぱいを大きくする秘策を知っていると良いね。
王都の南に抜ける為にティグル、ミラ、リュディは森の中を移動しています。
ティグルが不審な狼の群れを発見しました。
狼は頭を失ったり臓物が零れていたり生きている様には見えませんでした。
魔物が作り出したゾンビを思い出し嫌な気分になっています。
ラヴィアスを持っているミラがゾンビ狼の群を排除しているとティグルが殺気を察知して馬から飛び降ります。
ガヌロンがティグルを仕留めようとして手を翳してきました。
ティグルとミラはガヌロンの顔を知らないので魔物だと思ったようです。
ガヌロンの顔を知っているリュディが驚きの声を上げています。
ガヌロンはテクグル達に襲い掛かってきます。
ミラとリュディが同時攻撃を仕掛けたのですがガヌロンは素手で彼女達の攻撃を受け止めて弾き返します。
ミラとリュディは文字通り身体ごと吹き飛ばされています。
人間には到底不可能な攻撃にティグル達は戦慄しています。
ガヌロンはリュディとティグルを脅してきました。
アルサスを攻めると言われたティグルはガヌロンを前にして動けなくなってしまいます。
ティグル達はガヌロンに魔物なのか問いかけます。
呆れた事にガヌロンは自分を人間であると言っています。
ガヌロンがテナルディエ公爵の配下にドレカヴァクという魔物が潜んでいる事を暴露しました。
更にティグルに向かって自分に仕えないか?と誘ってきます。
ブリューヌの北部で好き勝手やっていいぞと誘ってきました。
従わなければアルサスを焼くぞと脅してきます。
ティグルはガヌロンに従い外道に落ちた貴族の事を思い出しています。
ミラがガヌロンに向かった啖呵を切ってくれます。
ジスタートが黙って居ないぞと脅しています。
ティグルはミラの啖呵を聞いて彼女のカッコよさに惚れなおしています。
リュディもガヌロンが私腹を肥やしている事を咎めベルジュラック家が相手になると挑発します。
二人の気概を聞いたティグルが戦意を取り戻します。
ティグルはアスヴァールで手に入れた鏃をガヌロンに打ち込みました。
驚いたことにガヌロンは絶大な威力を持つ黒弓から放たれる鏃を受け止めてしまいます。
一度は受け止めたのですが鏃から光が噴き出し天に届く光の柱となりました。
光が消えると大きなクレーターだけが残りガヌロンの姿は消えていました。
ガヌロンが居なくなるとティグルが気を失います。
気を失ったティグルは夢の中でティルナファと邂逅する事になりました。
魔弾の王とは何かと尋ねるとティルナファが複数の答えを返してくれます。
答えを聞いている途中でティグルが目を覚ます事になりました。
目覚めたティグルが驚く事になります。
倒れているティグルに泣き顔のミラが抱き着いています。
顔を動かすとリュディまでティグルに抱き着いている事が分かりました。
リュディの巨乳を押し付けられて大きくなってしまったティグルは慌てて半身を起こします。
二人からティグルが気を失い体温が徐々に失われていった事を教えられました。
ティグルはティルナファに質問して答えを返して貰ったから体温を奪われたのではと考え怖くなっています。
アルサスに戻ったウルスはガヌロン公爵のルテティア兵に対抗する為の準備を始めます。
領民を集めて1000を超える兵が攻めてくることを伝えます。
善政を敷いている彼は領民から信頼されているね。
領民はウルスの話を最後まで聞いて彼に従い準備を始めます。
戦えない女と子供と老人を町の外に逃がします。
ウルスは名将だね、戦力差を冷静に計算して時間稼ぎに徹する事を決めています。
城壁から投石を行います。
続いて火を付けた袋を投げ込んで敵の戦意を挫いています。
ルテティア兵は一時引いて隊列を整えて再侵攻してきました。
火の付いた袋が無くなり抵抗が困難になるとウルスは城門を開けて一騎掛けを行い時間を稼ぐことにします。
少しでも時間を稼ごうと勇敢に戦っています。
負傷して落馬したウルスがルテティア兵に囲まれてしまい殺されそうです。
そこに颯爽とエレンが助っ人として登場しました。
エレンは馬上から長剣を振り回してルテティア兵をたおしていきまます。
ウルスの傍にミリッツァが出現してウルスを助け出しました。
リムの指揮するライトメリッツ軍が到着してルテティア軍の横から突進して隊列を崩します。
エレンが敵の指揮官を討ち取ったのでルテティア兵は潰走を始めます。
リムは執拗に追撃戦を行いルテティア兵を瓦解させました。
助けられたウルスがエレンに礼を言うとティグルに助けられた借りをようやく返せたと嬉しそうに返されます。
ウルス、エレン、ミリッツアが今後の方針を話し合っています。
エレンはミリッツァを遣わしたヴァレンティナに政治工作をして貰うようです。
ウルスにジスタートがブリューヌ北部に侵攻する事を喧伝して貰う事にしました。
最初はウルスとミリッツァは無茶が過ぎると反対しますがガヌロンとの兵力差を鑑みて妙手だと納得しています。
エレンとミリッツァはベルジュラック遊撃隊と合流する事にします。
アルサスにはリムの率いるジスタート軍を置いて行く事になりました。
二人で移動するみたいですね・・・戦姫なら問題無いか。
野営しているティグルが日の番をしています。
交代で眠る事になっていますミラとリュディが眠る時間だったようです。
リュディが置きだしてきてティグルに重要な話があると言ってきました。
ミラを起さないように火から離れた場所に移動しました。
リュディがティグルに告白してきましたよ!!
ストレートに好きですと伝えてきましたよ・・・良いですねストレートで分かりやすいです。
言われたティグルは呆気に取られています。
リュディはティグルの体温が下がってしまった時に彼を温めようとして抱き着いている時に気が付いたと言っています。
思い返してみると子供の頃から好きだったと言っています。
自信満々にティグルも自分と同じ気持ちの筈とも言ってくるね。
ティグルは誠実です・・・ミラが好きだと伝える事になります。
リュディはミラとティグルが好き合っていると知っても諦めませんでした。
ミラとの交際を認めるので自分とも交際して欲しと言ってきました。
貴族的な話になりティグルにはブリューヌ内で結婚する必要がある事を説明しています。
ティグルは貴族でアルサスの跡取りなのでその必要性はあるんだよね。
リュディの申し出は非常に魅力的なんだよね。
しかしティグルは彼女の申し出を断っています。
リュディの気持ちは嬉しいが受けられないと言っています。
ティグルが自分に好意を持っていると知ってリュディは一応満足したようです。
一旦話を終わらせてくれますが諦めていないと伝えてきました。
言いたい事を言えたのでリュディは満足して直ぐに眠ってしまいます。
リュディの気持ちと理屈を切り離して考える姿勢に好感が持てます。
彼女を選んでもティグルが不幸になる事は無さそうです。
問題はミラが納得してくれるかだけど彼女も領主としての教育は受けているので認めてくれるかもな。
ティグルは真剣に今後の身の振り方を考える必要があるようです。
リュディの提案を受け入れそうだよね。
彼女と結婚すればティグルは大貴族ベルジュラック家の一員ですからね。
ジスタートも好意的に受け取ってくれるだろうよ。
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3.ままならず
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レグナス軍は味方をしてくれる諸侯を集める為にゆっくりと行軍していました。
バシュラルは広い草原に陣を敷いて待ち構えている振りをします。
部隊を少数に分けてレグナス軍に夜襲を掛けて嫌がらせを繰り返しています。
レグナス軍はバシュラル軍に誘導されてしまったようです。
気が付くとバシュラル軍の小部隊に囲まれてしまいます。
ロランはレグナスを無事に逃がす為に薄い陣を横に伸ばして応戦する事にします。
バシュラルは陣頭に立って突撃してきました。
ロランとバシュラルの一騎打ちが始まります。
最初は互角だったのですが徐々にバシュラルが押し始めます。
バシュラルの強さはロランを超えているのかな?
ロランが態勢を崩して殺されそうになります。
そこに二本矢が飛んできました!!
ティグルが到着してロランを助ける事になりました。
バシュラルはティグルの出現に喜びを示しています。
ティグルの手元に矢が無い事を確認した彼は討ち取れると考えて斬りかかってきます。
ティグルは右手に小石を握っていてバシュラルに投げつけました。
ミラとリュディはレグナスの元に向かい彼を救う事になります。
レグナスの首を狙ったバシュラル兵はリュディとミラに討ち取られました。
テナルディエ軍の出現を知ったバシュラルは状況が不利になったと悟り撤退を決めます。
見事な逃げっぷりを示して逃げて行きました。
リュディと再会したレグナスが歓喜して彼女に抱き着いています。
これを見たミラがレグナスにある不信感を抱きました。
ティグルとミラがレグナスに謁見する事になります。
レグナスの泊っている幕舎は王子が過ごすには質素過ぎる有様です。
それを見たティグルが驚いてます。
ティグルはレグナスが自分の事を覚えてくれていたと知り嬉しくなっています。
ミラの事を紹介するとレグナスの機嫌が悪くなった事に違和感を感じています。
ミラはレグナスの表情を観察して疑いが確信に変わったようですね。
鋭すぎますね・・・まあモテる相手を好きになっちゃったので警戒心が強くなるのも頷けます。
ロランがレグナス軍を助けてくれた人物が来ていると報告します。
レグナスはティグルとロランを伴い会う事にします。
やって来たのはザイアンでした。
テナルディエ公爵に自由に行動しろと言われたザイアンは飛竜に乗って王都を目指す事にします。
途中でレグナス軍の別動隊とバシュラル軍の戦闘を発見して介入しました。
潰走中の別動隊はザイアンに助けられる事になりました。
ザイアンはティグルがレグナスと一緒に居る事に疑問を持ちます。
レグナスからティグルがレグナス軍の危機を救ったと聞かされ差を付けられたと悔やんでいます。
レグナスからテナルディエ公爵の真意を聞き出して欲しいとお願いされます。
父親に意見するなんて怖すぎると感じているザイアンはやんわりと断ろうとしますがレグナスは折れてくれません。
怖いから嫌だと断るのはカッコ悪いのでザイアンは成功は保証できないが聞いてみると答えます。
ザイアンにリュディが声を掛けてきました。
リュディはお礼を言ってくるのですが嫌味も付けています。
ザイアンが家柄をかさに着て王都で無茶をしていたそうですがリュディに悉く邪魔されてたそうです。
二人は犬猿の仲のようですね。
握手を求めてきたリュディに仕返ししてやろうと考えたザイアンは彼女の手を思いっきり握ります。
握りつぶす積もりだったようですがリュディの方が握力が強かったよ。
ザイアンも消して弱い訳ではないみたいですけどね。
ザイアンが飛竜に乗って飛び立とうしているとミラを見かけました。
ティグルがレグナスの近くに居る事と合わせてティグルがミラをレグナスに紹介したと勘ぐります。
ミラはわざとザイアンに姿を見せる事でテナルディエ公爵を騙そうと企んでいます。
ザイアンがテナルディエ公爵の元にやって来て報告を行います。
ザイアンからレグナス軍を助けたと聞いて公爵は自分の命令が不味かったと後悔しています。
公爵はレグナスとガヌロンを戦わせて漁夫の利を狙っていますからねザイアンの行いは彼の邪魔になっています。
ザイアンが武功を立てたのでまあいいかと認めている節があるね。
ザイアンは公爵の事を怖がっていますが親バカだよね。
ザイアンはジスタートの戦姫を見たと教えられて悩む事になりました。
ザイアンはリュディから聞いたガヌロンがドレカヴァクを気にしている話も伝えます。
公爵のドレカヴァクの素性は知らないみたいです。
公爵がドレカヴァクを信頼しているのは本当みたいですね。
彼の素性を探るつもりは無いみたいです。
ミラがリュディを詰問しています。
レグナスは本物なのかと聞かれてリュディは返答に困っています。
ミラからレグナスが女性でしょと聞かれてしまい諦めたようです。
レグナスが実は女性である事を打ち明けました。
レグナスはティグルに自分が女性である事を打ち明けます。
ロランに席を外させている事をティグルが訝しんでいる間に打ち明けられました。
ミラがレグナスが女性だと確信したのはティグルに向ける目が恋する乙女の目をしていたからです。
ミラとしてはレグナスは最重要の警戒対象となりました。
いきなり実なレギンという名前で女性だと告白されたティギルはパニック寸前です。
他にレギンは女性だと知っているのは宰相のボードワン、護衛のジャンヌ、だけです。
レギンが今後も女性である事を隠すと告げるとティグルとミラが反対しました。
ブリューヌでは女性が王位に就く事はできないそうです。
ファーロン王の王妃はレギンを生んで直ぐに病で亡くなりました。
彼女を愛していたファーロン王は王妃を王子が産めなかった王妃にしたくないと考えレギンを男性として育てたそうです。
いずれは結婚する必要があるのですが表向きリュディと結婚して他の男性との間に子供を作ろうと計画していたそうです。
ティグルとミラは実現性の薄さを感じていますが言葉には出来ませんでした。
レギンは自分が王子を続けて王位を継ごうと考えていたようですがティグルが別の考えを示します。
女性である事を公表して王位を継ぐに相応しい力量があると示す方が良いと説得します。
結果として王位継承権を認めらないかもしれないが政敵であるテナルディエやガヌロンに正体を暴かれるよりはましだと説得します。
レギンはティグルに惚れている感じがするね。
彼の意見を取り入れる事に決めました。
大口を叩いたからには以降も自分を助けて欲しいとお願いしてきます。
ティグルは今回の騒乱の間だけの話と捉えていますがレギンはティグルを離さないつもりだよ。
ミラが警戒感を強めていますね。
ミラとティグルがテナルディエ公爵の元にやって来ました。
ミラはソフィーに書いてもらった手紙を公爵に渡します。
レグナスにはジスタートが協力するので公爵には南のムオジネルを警戒して欲しいと書かれいます。
レグナスに恩義を高く売りつけようと考えていた公爵は自分の値段が下がった事を察します。
欲をかき過ぎた事を反省しつつ、まだ終わっていないと考えています。
公爵はレグナスから離れるのは不味いと思っているようです。
ジスタートの介入も望んでいないのでどう動くのでしょう?
合流したバシュラルとタラードはまたしてもティグルに邪魔された事を憎々しげに思っています。
早々にティグルを始末しておくんだったと後悔してますね。
レギンまでティグル争奪戦に参加してきそうな雰囲気です。
ミラも気が気じゃないよね。
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4.さしのべられた手
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ベルジュラック遊撃隊が陣を張っているヌーヴィルの町にルテティア軍がやって来ました。
留守を預かるマスハスはソフィと相談して町に立て籠る振りをして攻め込む事を決めます。
13ある門を閉じてルテティア軍を待ち構えます。
ルテティア軍は降伏勧告をしてきました。
マスハスが断ると町に向かって進軍を開始します。
マスハスは町の中にルテティアの間者が居る事を警戒しています。
マスハスと一緒に城壁の上で敵を見ていたオルガが奇妙な気配を察知します。
オルガは城壁から飛び降りて迎撃に向かいました。
城壁の中から悲鳴が上がります。
門が一人でに開いて行きます。
マスハスはウルスが語っていた動く狼の死骸の事を思い出しています。
常識では考えられない不思議な事が起こっています。
ソフィとリーザも妙な気配を察知します。
町の中でバーバ=ヤガーを発見しました。
リーザは挑発に乗ってしまい空を飛ぶバーバ=ヤガーを単独で追いかける事になります。
ヤガーはリーザを混乱させようとして力を欲したリーザの過去を語ります。
リーザはヤガーの甘言に乗ってしまいそうです。
そこにエレンとミリッツァが現れリーザを助ける事になります。
エレンはリーザと反目しあっているので助けた事を後悔していると皮肉を言いますがリーザの反応はエレンの予想を超えていました。
記憶を失っているリーザはエレンとミリッツァの事を覚えていません。
二人が竜具を持っている事を知り自分と同じ戦姫だと分かったようです。
嬉しそうにお礼を言ってきました。
リーザが記憶を失っていると知らないエレンとミリッツァは彼女の変化に驚いています。
エレンはリーザが芝居をしていると疑っているような。
戦姫三人を前にしてもヤガーは強気です。
彼女達を纏めて倒せると思っているようですね。
エレンはリーザがソフィの分の仕返しをすると言った事をに驚いています。
いつの間に愛称で呼ぶようになった!!
ヤガーは強敵だったのでエレンとミリッツァはリーザの不審な行動を脇に起き協力して戦う事にします。
戦いの中でリーザはヤガーの甘言に負けそうになるのですがエレンの叱責により自己を取り戻します。
ミリッツァの助けを借りてヤガーを倒す事になりました。
エレンがサポートしていますね。
やって来たソフィから戦況を聞いて門の敵を各個撃破することにします。
最後にオルガが守っている門に向かいます。
エレンと再会したオルガは三年前に助けて貰ったお礼を言ってきました。
エレンは咄嗟に何のことが分からなかったようですね。
エレンとミリッツァの参戦によりルテティア軍は撤退する事になりました。
ソフィとエレンは解放する捕虜にジスタートがブリューヌの北半部を攻めると書かれた羊皮紙を持たせる事にします。
ジスタートの影をチラつかせてガヌロンに協力している諸侯を揺さぶろうって事だね。
意外と計算高いよね。
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5.途切れた道
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決戦の前にバシュラルの前にベアトリスがやって来ました。
タラードが気を利かせてくれたのね。
ベアトリスがバシュラルにあなたは本物なのか?と問いかけてきました。
バシュラルはベアトリスに真実を知られてはならないと思い誤魔化そうとします。
ベアトリスがバシュラルの母親と取り決めていた秘密を教えてくれます。
二人はバシュラルに傭兵稼業を辞めて欲しかったそうです。
酷い怪我をしていた場合は幸せになってと伝えると決めていました。
バシュラルはそれを知らないので母親に幸せになってと言われた事を教えます。
ベアトリスは傷だらけで帰って来たバシュラルは夢では無かったと確信しています。
バシュラルは戦場でへまをして右目と右腕を失いました。
母が亡くなると生きる目的を失った彼は身投げしました。
しかしドレカヴァクとバーバ=ヤガーに助けられてしまいます。
力が欲しいかと問われた彼は欲しいと答えてしまいます。
ドレカヴァクとヤガーは王子としてブリューヌの王宮に潜り込めと命じてきました。
負傷が癒えたバシュラルは素直に命令に従い逃げ出す機会を伺う事にします。
逃げ出す機会を伺っているバシュラルの前にガヌロンが現れ味方に引き入れました。
バシュラルは右腕に違和感を感じています。
恐らくバーバ=ヤガーが倒されたのが影響しているのでしょう。
ガヌロンはドレカヴァクとヤガーは自分が対処すると言ったそうです。
レグナスは戦いが始まる前に自分が女性である事を公表しました。
レギン軍と名称を改めバシュラル軍と対決する事になります。
戦姫たちはレギンに味方して戦う事になります。
ロランとバシュラルが戦陣に立ち一騎打ちを始めます。
ティグルは部隊を率いて中央で戦う事になっています。
戦姫たちは左翼の加勢に向かう事になります。
移動中の彼女達の前に魔物のような気配を持つ犬顔の人物が現れました。
ガヌロンの前に現れた人物と同一人物だね。
犬顔は戦姫を挑発して力を見せて欲しいと言ってきました。
ミラ、エレン、オルガの竜技を真面に喰らってもノーダメージのようです。
ソフィ、リーザ、ミリッツァにも竜技を使わせたようです。
彼女達の実力を見れて満足したのか戦場から消えました。
戦姫が来ないと聞いてティグルが援軍として向かう事になります。
ティグルの前にタラードが出てきて遠距離狙撃を仕掛けてきました。
前進できずに困っているティグルの元に頼もしい助っ人が現れます。
ギネヴィア王女がカリバーンを携えて戦場に現れました。
王女はカリバーンでバシュラル兵を斬り倒しながら進んできます。
王女の登場にティグルは仰天していますよ。
ギネヴィアはロランの姿を探しています。
タラードの姿を認めたギネヴィアは自分に仕える気は無いか?と提案します。
タラードは申し出を断り逃げ出します。
ギネヴィアはレギンの元に挨拶に行くと言って戦場を離れます。
戦力ダウンしてしまうのですがラフィナックとガルイーニンがザクスタンの傭兵500を連れて参戦してきました。
彼ら二人はザクスタンまで行ってアトリーズとヴァルトラウテに援軍をお願いしたそうです。
バシュラル軍は指揮が下がり始めます。
ロランとバシュラルの戦いが決着します。
ロランの戦闘経験の長さが活きる事になります。
何度も戦ったのでロランはバシュラルの戦い方を見切ったようだね。
バシュラルの振るっていたオートクレールが折れてしまいました。
ロランがバシュラルの右腕を斬り飛ばしました!!
右腕を斬られたバシュラルの身体に大きな変化が起こります。
バシュラルは魔物の姿になってしまいました。
ロランが唖然としています。
バシュラルに心酔していたバシュラル兵たちも動揺して戦意を失う事になります。
バシュラルは化物の姿を見られた事に動揺して感情任せの攻撃を繰り出します。
ロランが斬られかけますがギネヴィアが助けに入りました。
ギネヴィアの登場にロランが仰天しています。
バシュラルは背中の羽を使い飛んで逃げる事にしますがザイアンの操る飛竜に痛撃を喰らいます。
何とか生きて戦場から離脱したのですが死に掛けです。
主が魔物だったと知ったバシュラル軍は瓦解しました。
ミラ達がティグルの元に戻ってきました。
斬り飛ばされたバシュラルの腕を見たソフィがそれがリーザの腕だと気が付きます。
ソフィが竜技を使いリーザの腕から魔物の呪いを除去してからリーザにくっ付けました。
リーザの腕は傷跡も無い状態で接合されています。
呪いの除去か腕を接合する時の痛みなのかリーザは気絶しました。
死にかけのバシュラルの元にタラードとベアトリスがやって来ました。
バシュラルは二人に見送られて黒灰となって滅びました。
主を失ったタラードはどうするんだろうね?
バシュラルは魔物達に良いように利用されただけだったのね。
ちょっと可哀想だね。
ロランと再会したギネヴィアの動きが凄く気になります。
彼女は大人しくアスヴァールに帰る事は無いよね。
ロランはアスヴァールに連れて行かれるのでしょうか?
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エピローグ
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戦いに勝利したレギン軍は祝勝会をしています。
レギンはバシュラルに組したブリューヌ人を許す事にします。
戦姫たちは町の屋敷を与えられて休憩中です。
エレン、ミリッツァ、オルガが話しています。
今回の戦いに大きく貢献したティグルの評価が上がっています。
ミリッツァがエレンにティグルとミラが深い関係に進展するか賭けようと持ち掛けてきます。
エレンは進展する方に賭けミリッツァは進展しない方に賭けています。
右腕を取り戻してリーザは記憶も取り戻しました。
記憶の戻ったリーザは記憶を失っていた間の出来事も覚えているのでいたたまれない気持ちになり部屋に籠ってベッドの上で膝を抱えています。
落ち込んでいるリーザが可愛いね。
ソフィがリーザに付き添い諦めて記憶を失っていた間の己の行動を受け入れなさいと助言しています。
リーザは明け透けで天真爛漫な態度で振舞っていた自分を認められないのね。
出来ればその過去をなきものにしたいみたいですがそれは不可能だって事は理解しているね。
最終的に諦めて受け入れる事になりそうです。
ソフィは記憶を失っている間のリーザの行動を好ましいと感じているようです。
素直で正直だった自分を受け入れれば今まで以上に良い関係を築いていけると言っています。
リーザはソフィの助言に従うしかないね。
エレンに対しても素直になる方が良いでしょう。
ギネヴィアはロランを離しませんね、近くに侍らせています。
ロランは覚悟を決める必要がありそうです。
化物になったバシュラルに一撃を加えたザイアンが賞賛されています。
多くに兵が彼の勇敢な行動を見ているので武功を上げたいと思っていた彼の願いは少しだけ達成されたみたいです。
化物になったバシュラルに関しては誰もが口を噤んでいます。
彼がガヌロンと組んでいたのでいずれガヌロンから話を聞きだそうって事になっています。
ティグルも屋敷を与えられました。
ミラがティグルの元にやって来て熱烈なキスをしてきます。
積極的なミラはティグルの舌に舌を絡めてきました。
ミラは焦りを覚えているようです。
ミラはリュディからティグルに告白した事と振られた事を告げ自分が諦めないと宣言したそうです。
ティグルはリュディの行動力の高さに驚いています。
貴族的な考え方をすればリュディの告白を受ける事はティグルに取って良い事です。
リュディの申し出を断る事はブリューヌでの栄達を捨てる事になります。
それでも自分を選んだティグルに対してミラは彼の覚悟に応えようとして深い関係になる事を望んだみたいです。
ティグルが意外と手慣れている感じなんだけどミラを愛撫しながら脱がせていきます。
あと少しだったのですがドアの隙間から覗いてるミリッツァを発見してしまいます。
ミリッツァは賭けに結果を知る為に覗いていたのね。
嫌自分が賭けに勝つ為にわざと見つかったのかな・・・食えないヤツだな。
気にせず続きをしてくれと言われたのですがティグルとミラはそこまで豪胆ではなかったよ。
惜しい、ティグルはお預けを喰らう事になりました。
バシュラルの敗北後ガヌロンはファーロン王とラシュローを連れて王都から消えました。
普通なら人質として使うだろうと考えるのですがティグルが相手がガヌロンなので別な目的があるのではと疑っています。
ガヌロンはルテティアの屋敷に戻ってきています。
ファーロン王の様子がおかしいですね・・・
剣を持って虚ろな目で立っています。
ラシュローも剣を持っていますね。
ガヌロンがラシュローに一撃に耐えられれば解放すると言っています?
ガヌロンはファーロン王の事をシャルルと呼んでいます。
ラシュローを斬るように命じています。
ファーロン王の動きは凄まじくオルガが自分よりも強いと評したラシュローの首をあっさり跳ねました。
ガヌロンが何らかの儀式を行いファーロン王にシャルルの魂を乗り移らせたのだろうか?
「試し」は成功したと言っているのが気なります。
キュレネ―の関係者が何かしているようです。
彼らが次の段階に入り、本当によみがえらせたいものをよみがえらせると言っているぞ。
何をするんだろうね。
ミリッツァの余計な行動によりティグルとミラの関係は進展しませんでした。
エレンもティグルに好意を持っているみたいなんだよね。
リュディは告白済みだしレギンまでティグルに好意を持っているみたいなんだよね。
オルガもティグルが好きみたいなんだよねー。
ひょっとしたらリーザも好意を持っているかもしれん。
ミラは急いで何らかの結果を出さないと横から?っ攫われる結果になりそうです。
ミラ頑張れ。
ティグルはミラ一筋なんだけど魅力的な女の子に囲まれています。
ギネヴィアがロランに向かったのはミラに取っては朗報だったね。
彼女も手強そうだったから。
王族のレギンは一番の強敵になりそうだ。
意外とヤバいかもよ。
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 作戦 | 恋愛 | ラッキースケベ |
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