ラノベの感想) 大伝説の勇者の伝説 15 悪魔の恋模様について (富士見ファンタジア文庫)
概略:
フロワードの獣がフェリスに襲い掛かりました。
ルシルが現れてフロワードに反撃します。
ルシルはフェリスを守れなかったライナにも怒りを覚えています。
フロワードの暴挙は自分が感情で暴走できるかの確認でした。
ルシルはフロワードの攻撃を喰らってしまったフェリスを叱責しています。
彼女を鍛えると言い出しました。
ライナの助手に任命されたミルクがやってきました。
久々の再会なのでミルクは緊張気味です。
緊張の面持ちでライナとフェリスは付き合っているのか質問してきました。
レーベル | 富士見ファンタジア文庫 |
発行日 | 2014/5/25 |
著者 | 鏡 貴也 |
イラスト | とよた瑣織 |
ISBN | 978-4-04-070190-5 |
雰囲気 | 奇襲の意図、方針決定権、襲撃、有用性、告白、急転 |
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プロローグ 執着心
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愛を見つけた強者が失う事を恐れています。
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第一章 闇よ、有れ
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フロワードが放った影の獣がフェリスの左肩に噛みつきます。
フェリスは肩を食い千切られないように飛びました。
ライナは少し遅れて魔法を構築してフェリスを庇いながら反撃に移ります。
フェリスは油断するなとライナに警告を発します。
ライナはリューラの魔法を手に入れたので余裕を見せていました。
フロワードに急接近して黒叡の指輪を奪い取り自分の指に装着しました。
確かにフロワードよりは強く成ったようです。
指輪の解析を始めるんですが夢中になり過ぎて隙だらけだったのでフロワードに殴られました。
正気に戻ってフロワードを忘れていたと謝っています。
何だか一方的でフロワードが可哀想ではあるな。
ライナは影の獣を操ってフロワードの右腕を喰わせるぞと脅します。
フロワードは甘ちゃんのライナにはそんな事はできないと言い返してきました。
フロワードの右腕が切り飛ばされました!!
ヤッタのはフェリスを傷つけられて怒っているルシルです。
ルシルはフロワードを殺そうとして心臓を突き刺そうとしていました。
ライナがフェリスを襲った理由を聞かなければならないから殺すなと止めました。
ルシルは止まりますがフェリスを守れていないと言ってライナを睨んできました。
フロワードに攻撃の意思がなくなったので話を聞き出す事になります。
ルシルはフロワードの攻撃を貰ってしまった不甲斐ないフェリスにダメ出ししてきました。
ルシルは自分なら攻撃を貰わないとフェリスを叱責しています。
フェリスは兄様ほど強くないので無理と言い訳しています。
ルシルはフェリスがライナとイチャついていて修行をサボっていたからだと指摘します。
フェリスは瞬時に真っ赤になるね。
フロワードがライナの大切な人を狙っている勢力の存在を教えてくれました。
ルシルは今後もフェリスが狙われると知ったので彼女を強くすることにしました。
フェリスはどうしよう?とルシルの修行を怖がっています。
ライナはここでルシルに逆らうと後が怖いぞと助言しました。
フェリスはルシルに修行してもらう事になりました。
フロワードがフェリスを殺そうとした意図を説明してくれます。
フロワードはシオンを独り占めしたかったのでライナを排除する為にフェリスを襲ったそうです。
この世界の理を越える可能性を秘めているライナを邪魔に感じている存在が居ると教えてくれました。
フロワードは自分が愛って感情に支配されて狂う事ができるのか試したかったそうです。
結果は失敗で理性を失うほどの愛を持っていないと分かったそうです。
今後もライナが大切に想っているニンゲンが狙われるそうです。
ミルクとキファとフェリスが危ないようですね。
今後ライナの大切なニンゲンが死んだ時に今日のフロワードの行動を思い出して欲しいとお願いしてきました。
フロワードはライナに愛に狂って欲しくみたいです。
詳しい事は後で報告書に纏めると言ってフロワードは去っていきました。
馬車が到着して助手が出てきました。
現れたのはミルクです。
ミラーはミルクをライナの傍に置いておいて守らせようって考えなのかも?
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第二章 クズのカリスマ
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シオンは玉座の間で休憩していました。
ミラーと彼の部下が優秀なのでやる事がありません。
神からの干渉が抑え込まれて勇者の毒が無くなったので快適に過ごせています。
ミラーが報告手を持ってやってきました。
シオンから決済印を貰いたいそうですよ。
仕事が無い事を訴えるとミラーはシオンをクズ呼ばわりしてきました。
勇者に簡単に操られるクズだがカリスマ性があるのでマシなクズだと言っています。
ミラーはクラウとカルネから上がってきた報告書を見せてきます。
ガスタークがエルトリア共和国に攻め込まれていて連戦連敗を重ねているそうです。
これでガスタークも神の力の影響を受けていないと分かりました。
偵察に行ったカルネは負傷して復帰できるか微妙だそうです。
クラウはガスタークを助けるかどうか指示を欲していました。
ミラーは複数の計画を建てています。
理性で考えてもどれが正解だか分からないのでシオンに決めろと言っています。
シオンはガスタークと提携して彼らをエルトリア共和国と戦わせて背後関係を洗おう。
その間にローランド側で理を打ち破る方法を研究しようと決めます。
ミラーがガスタークを犠牲にする計画にライナが難色を示さないか?との疑問を持ちます。
ライナに秘密にして計画を進めるのか?と聞いてきました。
シオンはライナとフェリスには隠し事をしないと決めています。
ライナが反対したら別な方法を考えようと思っています。
ミラーにはシオンの考えはお見通しなようですが反対はしませんでいた。
玉座の間に影の化物が出現しました。
シオンに飛びかかってきます、ミラーが咄嗟にシオンの盾になりますが無駄でした。
獣はシオンの首筋に牙を突き立てようとしています。
獣が消えてフロワードがシオンの警護を甘くしているミラーを非難してきました。
フロワードがシオンを攻撃したのはルシルがシオンを守っていないと確認する為みたい。
フロワードはシオンを狙う存在が居ると指摘します。
エルトリア共和国の背後に居る存在も知っているようですね情報は共有すると告げます。
取り急ぎシオン、フェリス、ミルク、キファの身が危ないと訴えます。
シオンとミラーはライナの関係者が狙われていると理解します。
フェリスにはルシルが付いているので安心です。
ミルクはライナとルークと一緒なので問題ありません。
シオンの護衛にはフロワードが就く事になります。
問題はキファの警護だね。
ローランドは彼女の居場所を掴んでいませんでした。
ヤバいかも。
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第三章 北の南
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キファはガスタークに捕まっています、ローランドの首都で軟禁されていました。
貴族や地位の高い者がすむ豪邸に囚われています。
庭を散歩する事は許されていますが敷地の外に出る事は許されていません。
ローランドである事を示す紋章などは外されていますが植生からキファはレイルードに居ると掴んでいます。
クゥが朝ごはんができたと呼びにきました。
料理当番が自分しか居ない事に文句を言っています。
キファが自分が作ろうか?と提案するとお客様なので料理を作らせる事はできないと断られます。
クゥはキファを丁重にもてなしたいようです。
下の階に向かおうとしているキファがリーズと遭遇しました。
リーズはレファルを騙したキファが気に入らないようです。
ネチネチと絡んできましたよ。
キファを使ってローランドと交渉する事に価値があるのか問うてきました。
キファはライナとシオンをガスタークと引き合わせたいと思っています。
自分が人質に使われても二人を引き合わせる事ができるなら問題ないと考えています。
屋敷の結界が破壊されて襲撃を受けます。
敵は屋敷に向かって魔法を撃ち込んできました。
キファが人質にされていると知っている上で彼女の死を厭わない攻撃をしてきました。
キファはヴォイスがライナにキファを人質に取られたと報告していない可能性に気付きます。
最悪な展開になりかけています。
キファはローランドの魔法ではないと訴えますが信じて貰えません。
屋敷に侵入されてしまったのでリーズはキファの有用性を試します。
襲撃者に向けてキファを放り投げました。
襲撃者は動揺を晒し討ち取られます。
リーズはキファの首を掴んで彼女の有用性を考え始めました。
キファが死んでも良いと思っているようで締め付けがキツイな。
リーズはキファが死んで変化するのがライナだと気が付きました。
ライナに対する有効な手札になると分かったのでキファを生かす事にします。
キファは首に手刀を撃ち込まれて昏倒しました。
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第四章 婚約者との再会
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緊張気味なミルクがライナに挨拶してきました。
ライナの方がミルクとは古い付き合いなので緊張してません。
適当に挨拶を交わして残りの助手の紹介を頼んでいます。
緊張しっぱなしのミルクはライナの言いなりですね。
カシャが自己紹介してきました。
王立魔導研究所の第一位魔導研究者だと聞いてライナは期待します。
ライナの助手になると分かってからリューラの研究資料を見直した。
ライナがシオンと共に開発した新魔法の研究資料も読んだと教えてくれます。
自分の研究資料を読んでくれたと知ってライナは驚いています。
意見を言っても良いですか?と聞いてきました。
ライナが認めるとゼールとヤントに向かってライナが気難しく無くて良かったねと言っています。
ミルクが彼女達はライナに侮られないように緊張していると教えてくれました。
ライナが良いと言ったので研究資料に付いての感想を述べてきます。
ライナの研究資料は雑過ぎで読むのが辛いと文句を言われました。
対してリューラの研究資料は完璧だと言っています。
ライナにリューラレベルに成ってくださいと言ってきますね。
ライナが無理だろと訴えても聞いちゃくれません。
人類存亡を懸けた緊急事態なのでライナにはリューラと同レベルに成ってもらうと言っています。
自分の役目はそのお手伝いをする事だとまで言ってきました。
ライナの今の実力を知りたいと要求してきますね。
後ろでゼールとヤントが魔法の構築を始めました。
ライナは普通よりも速いなと感じています。
ミルクが少し遅れて魔法の構築を始めました。
彼女の構築スピードが上がっていました。
ライナがミルクの魔法陣への干渉を始めました。
ミルクが不利になるとルークが加勢してきました。
ナイフを投げてライナの魔法構築の邪魔をしてきました。
ライナが一瞬離れた隙にミルクの魔法が完成しました。
ライナはミルクの魔法を書き換えて即興で新魔法を作り出しました。
新魔法は空に打ち出されて青い花を咲かせました。
青空だったので魔法の爆発が見えなくなってしまったのでライナが失敗したと呟きます。
ルークはミルクの勝ちだと宣言しています。
二人の攻防を見ていたカシャが驚いています。
ライナが即興で新魔法を作った事に驚いています。
ライナの魔法構築のスピードの速さにも驚嘆しているようです。
ライナは即興で魔法を作れるだけの知識があると納得してくれました。
カシャはライナがアルファ・スティグマを持っているので魔法の構造が見え過ぎてしまうので努力不足と指摘します。
相手の魔法構造が分かってしまうので魔導を研究する気にならないと分かってくれます。
が勿体ないとの意見を述べてきました。
ライナに努力してもらいリューラに成ってもらうと言われます。
リューラの研究室に興味津々なカシャはゼールとヤントを連れてさっさと研究室に行ってしまいます。
ルークは気を使ってミルクにチャンスを作ります。
外にはライナとミルクが残りました。
二人きりになったのでミルクがライナに告白してきたぞ。
ミルクは幼い頃にライナと結婚の約束をしたと言ってきました。
ライナはミルクが貴族に買われて行く時にそのような事を話したと思い出します。
ミルクは勇気を出してライナがフェリスと交際しているのか質問してきました。
ライナはフェリスとの出来事を思い出して殴られてばかりだったと振り返ります。
フェリスの事は好きだが恋愛的な感情ではないと伝えます。
ミルクがルークを好きって感じている家族的な好きだと教えました。
ミルクは自分にも可能性が残されていると思ったようですがライナは断ろうとします。
自分は化物だからって断ろうとして違う違うと考え直します。
ミルクにもう自分を化物と考えるのはやめにしたと伝えます。
ミルクに何度も助けられた事を伝えると嬉しさからミルクが泣きだします。
ライナはハンカチを貸そうとしますが持ってません。
ミルクは自分のハンカチで顔を拭くことになりました。
鼻水を指摘すると怒られます。
ライナはミルクの事を恋愛的に好きなのか分からないと伝えます。
過保護ならちゃんと恋愛的な事も教えてから行けよとリューラに対する文句を言っています。
ライナはミルクの向けてくる好意は子供の頃のライナに向けたもので恋愛的な愛では無いと指摘します。
ミルクにはもっと相応しい相手が現れると諭しています。
ミルクはそれくらいではめげません。
ライナのお嫁さんになるのが夢ですと叫んできます。
これから今のライナを好きになるもんと言ってきます。
ライナは恋愛の面倒さに嫌気がさしていますね。
自分を化物と卑下するのは止めたので仕事に逃げる事にします。
先に仕事を片付けようって逃げを打つね。
健気にもミルクは公私混同はしない助手として頑張ると答えました。
が決心が揺らぎます。
ライナと手を繋ぎたいと言ってきました!!
ライナは恋愛関係に無いのにそういう事は不味いのでは?と考えます。
カシャが研究所から出てきて呆れています。
忙しいのに何やってんだと言ってきました。
ミルクは再会の握手だもんと言ってライナの手を握ります。
満足するとカシャと一緒に研究所に入りました。
ルークが出てきてお礼を言ってきました。
ライナがミルクに対して愛のある対応をしてくれた事に感謝を示します。
ライナが不用意な発言をした場合は殺すつもりだったと言っています。
地面にはルークの張り巡らせた糸がありました。
ルークは冗談ですと言ってますが殺す気はあったようです。
ライナはミルクの保護者を自称しているルークにミルクの事が好きなんだろう?と問いかけます。
ルークが少し自分の事を話してくれました。
ルークの脳はローランドによって改造されて感情を失っていると教えてくれました。
ライナはアルファ・スティグマでルークの脳を見てみる事にしました。
確かにルークの脳には魔法陣が刻まれていましたね。
ライナはその魔法陣を動かせる事に気が付きます。
ルークに感情を取り戻す事ができると教えます。
ライナは脳に刻まれた魔法陣を動かせるならペリアの五感を取り戻す事もできそうだと考えます。
夢中で魔法陣の観察をしているライナにルークが声を掛けてきました。
ルークの感情を取り戻す作業は後回しにするべきだと言ってきます。
ルークがミルクに取り付いている女神の存在を教えてくれました。
これまでルーク自身が隠していたのでライナは知りませんでした。
教えなかったのはミルクが告白するのを待っていたからです。
ミルクが告る前に女神の存在をライナに教えるとライナがミルクを女神と認識するからと言っています。
ミルクが無事にライナに告白できたので教える事にしたそうです。
ライナもルークにミルクが狙われる可能性がある事を教えました。
世界の理を維持したい勢力がライナを動揺させる為にミルクを狙う可能性があると教えます。
ルークの目が細まっています、これは怒っているな。
リューラの研究所から見て北側で爆発音があがりました?
ライナが軍事演習でもしているのか?と問うとルークが否定します。
誰かが戦っているようです。
何があるんだ?と問うライナに空き家があるだけだとルークが答えます。
見に行くか?と問うライナにルークは研究所でミルクを守ろうと答えます。
研究所からミルクの悲鳴が聞こえてきました?
敵はルークとライナの目を逃れて研究所に侵入したのか?
あり得ないと思うんですけど・・・
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第五章 恋と愛と執着の世界
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研究室に入るとカシャが胸を刺されて倒れていました。
ヤントがミルクを刺そうとしたのでカシャが庇ったみたいです。
ライナはミルクにナイフだけに対応しろと命じます。
ライナがヤントを無力化しました。
ゼールはヤントに向かって何てことをしたんだと言っています。
ミルクがカシャを助け起こそうとするとカシャがナイフを振りかぶります。
既にルークの糸がカシャの動きを阻害していました。
カシャは自分の意思では無い操られていると叫びます。
ライナが解析するとカシャには魔法が掛かっていると分かりました。
術者が意識を失うと効力が無くなる魔法だと分かったのでゼールの意識を飛ばします。
カシャの動きは止まりませんね。
カシャは優秀だな冷静さを失っていません。
自分が操られて魔法を掛けている可能性に思い至り意識を刈り取って欲しいとお願いしてきました。
ルークが糸の圧を強めて彼女の意識を借りとります。
まだカシャの凶行は止まりませんね・・・
ライナはルークにミルクの守りを任せて研究所の外に出る事にしました。
外に出ると忘却欠片(ルール・フラグメ)で武装した五十人の黒装束が来ていました。
ライナは研究所に立て籠もろうか?と思案します。
ローランド軍の救援がやって来たのでライナはその場で待つ事にします。
軍を率いてやって来たのはシオンとフロワードでした。
フロワードが液体化させた兵士を使って五十人の黒装束の腕を斬り落とします。
黒装束たちがバケモノと罵ります。
フロワードはローランドに手を出すとどうなるか教えてやると言って皆殺しを命じます。
抜け目ないフロワードは殺した黒装束の血液を「死の転移(デルニオ)」に吸わせました。
勝手に皆殺しにした事をライナが咎めようとすると先にシオンが叱責してくれます。
フロワードは素直に謝ってきますが反省してないみたいです。
シオンがエルトリア共和国の侵入を許したと教えてくれます。
ライナはエルトリア共和国は忘却欠片が無くて戦争に参加していないと考えていたのですが事態が変化したようです。
ライナはフロワードにデルニオを借りてカシャの傷を治す事にします。
フロワードの表情が黒装束を殺しておいて良かったでしょ?って風に変わります。
ライナは表情が煩いと文句を言っています。
ミルクにデルニオを渡してカシャの治療を任せる事にします。
ライナがシオンに北の方でも戦闘が始まっていると教えます。
シオンはミラーが対処に向かったと答えました。
ライナはフロワードが黒装束を皆殺しにしたのはミラーが捕虜を取ると考えたから。
ミルクの近くに敵を残さない方が良いと判断したんだと理解します。
ライナとシオンは人が死に過ぎるなとの言葉を交わしています。
神と戦わなければならない非常事態に人間同士で争うのは馬鹿らしいとライナは呟きます。
研究所にキファを連れたガスタークの連中がやってきました。
リーズが自分たちには敵対する意思は無いと伝えてきました。
シオンとライナは一番うまくやれると判断して交渉役にフロワードを指名します。
フロワードはいきなり影の獣を出して攻撃しました。
リルが指を使って雷の獣を奪して対応してきました。
獣同士で喰い合い消えてしまいます。
フロワードはキファを殺すのを邪魔しないで欲しいと要求します。
ライナはフロワードを交渉役にしたのを後悔しています。
交渉が始まってしまったのでシオンは静観する構えです・・・彼の事を信じているのね。
フロワードはミクルとフェリスも人質にはならない。
打つ手が無くなったガスタークとは交渉する余地はない全面降伏しろと勧告しました!!
周囲を液体兵に囲まれている上にローランド兵にも囲まれています。
リーズは降伏する事に決めました。
キファが無事だと分かったのでフロワードのやり方が正しかったと納得するしか無くなります。
ライナとシオンは多くの人間が死んでしまった事を嘆きます。
フロワードはヘッチャラなようですね。
キファが液体兵に運ば手てきました。
途中で意識を取り戻した彼女は宙に浮いていると慌てています。
ライナとシオンに気が付いて嬉しそうに挨拶してきました。
カシャの治療を終えたミルクが研究室から出てきました。
シオンはカシャにリューラの研究所にある研究資料を王宮に運び込むように命じました。
カシャはシオンに名前を覚えられていた事に感激しています。
任せて下さいと嬉しそうに答えます。
カシャの態度を見たライナはシオンの方が持てそうだけどなーとの疑問を持ちます。
ライナはフェリス、ミルク、キファがシオンに惚れるのが正しいと感じています。
彼女達に知られると怒られそうですね。
シオンがライナを眩しく感じているとは知らないのでそう思うのかも?
ライナは自分が如何に眩しい存在なのかに気付くべきかも。
カシャとミルクを認めたキファは瞬時にミルクをライバル認定しています。
そこに騒ぎに気付いてフェリスとルシルがやってきました。
キファとミルクが狙われた事実にライナは自分が死んだ方が皆が助かるのでは?と考え始めます。
それに気付いたシオンは自分より先には死なせないと止めてきました。
ライナは理に抗う為に頑張るけど駄目だと分かったら受け入れると伝えます。
シオンは無責任と罵りますがライナの考えを認めてはいるみたい。
ライナに向かって逃げられない事もあるからな、ローランドは一夫多妻じゃないぞと言ってきます。
ライナの周りにフェリス、ミルク、キファが揃ってしまったね。
ミルクとキファが牽制を始めました。
ミルクの先制攻撃、幼い頃にライナと結婚の約束をした。
キファはライナに、それほんと?と詰め寄ります。
シオンは見ているだけのフェリスに参加しなくても良いの?と声を掛けてます。
ルシルから「シオン」と冷たい声を掛けられて震えています。
余計な事を言うなって事ですね。
大ピンチに陥っていたライナの胸が痛み始めました。
キファが異変に気付いて声を掛けてきますが返答できません。
これは愛だね、誰よりも先に気が付いています。
シオン、ルシル、ミルクも倒れてしまいます。
ライナの頭の中に何者かの声が響きます。
目を閉じろと命じられてから目を開けと命じてきました。
ライナに拒否権は無いみたい。
ライナが目を開けると異世界が見えています。
ライナの前に<寂しがりの悪魔>の片割れが現れます。
悪魔はレムルスの施した結界が綻びだしていると教えてくれます。
ライナが早すぎるだろと指摘すると司祭たちが方法を見つけた。
「堕ちた黒い勇者」を目覚めさせる方法を見つけ出したと教えてくれました。
ライナに取れる手段が四つもあると言ってきます。
この段階で四つも手段があるのは驚きだとも言っていますね。
悪魔が一つずつ手段の説明をしてくれます。
一つ目はライナがシオンに喰われてあげる事です。
ライナを喰う事でシオンは世界を壊し女神を殺してリセットできるようになります。
シオンが苦しむ事は無くなるそうです。
二つ目はルシルがライナと悪魔を喰らう事。
二つに分離している<寂しがりの悪魔>が元に戻れば勇者(シオン)を止めるだけの力が得られるそうです。
ライナはルシルはフェリスの兄なので殺し合いなんて出来ないと考えます。
三つ目はライナがミルクを喰う事で力を得る方法です。
ライナが却下すると悪魔はミルクはライナに喰われたがっている。
ライナの役に立ちたいと考えていると指摘します。
四つ目はルシルがミルクを喰って力を得る事でした。
悪魔は四つも選択肢があると言ってましたがどれも選択できないよな。
ライナが決断に迷っているとルシルが襲い掛かってきました。
ルシルの傍にも<寂しがりの悪魔>の片割れが居ます。
ライナと同じように助言を受けたみたいですね。
それで片割れを喰らって本来の力を取り戻す事に決めたみたい。
ライナに憑いている片割れはライナの事を好ましいと評しています。
殺すにしても殺されるにしてもライナに任せると言ってくれます。
ルシルはライナとフェリスが付き合う事に反対みたいなので丁度良いと思ったのだろうか?
ライナはルシルと戦いたくないという躊躇がありますがルシルには無いみたいだよ。
不味くないかい?
ルシルはライナを喰らう事でフェリスに言い寄る害虫を駆除できると考えたのかも?
フェリスが悲しむとは考えてないみたい・・・これは怒られそうだな。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美女 | 5 |
魔法 | 5 |
敵 | 5 |
恋愛 | 5 |
英雄 | 2 |
変態 | 2 |
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