ラノベの感想) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 5 (GA文庫)
概略:
地上への帰還を急ぐロキ・ファミリアが猛毒を持つモンスターに襲われます。
多くの団員が毒に犯されてしまい行動不能になりました。
フィンは足の速いベートに地上まで解毒薬を取りに行かせる事にします。
残ったメンバーは18階層で野営しながらベートの帰還を待つ事になりました。
ティオナの発案で水浴びなどをして楽しんでいます。
散歩していたアイズが18階層の入り口付近で倒れいてるベルと彼の仲間二人を発見します。
三人はロキ・ファミリアの野営地で治療を受ける事になります。
ベルが行方不明になったと知り心配した彼の主神ヘスティアがヘルメスに協力を仰ぎ救出部隊を組織します。
救出部隊を率いて18階層に逃げ込んできました。
危険なのでロキ・ファミリアと一緒に帰還する事となり居候する事になります。
ヘスティア達救出部隊の女性陣も交えて水浴びする事になります。
それを覗こうとしたヘルメスを止めようとしてベルが女性陣が水浴びしている泉に落下してきます。
憧れのアイズの全裸を見たベルが許せないレフィーヤが彼を追い回す事になります。
森の中で逃走撃を繰り広げる事になり遭難します。
遭難中にレフィーヤが闇派閥の二人組を発見します。
後をつけていたらベルと一緒に落とし穴に落ちました。
落とし穴はモンスターの体内で底には消化液で満たされています。
レフィーヤとベルが共闘してモンスターの体内から脱出を試みる事になりました。
レーベル | GA文庫 |
発行日 | 2015/10/31 |
著者 | 大森藤ノ |
イラスト | はいむらきよたか |
ISBN | 978-4-7973-8508-3 |
雰囲気 | 足止め、水浴び、救出、考察、友情、覗き、逃走、遭難、罠、共闘、帰還 |
地上に向けて移動中のロキ・ファミリアが猛毒を持っているモンスターの集団に襲われました。
多くの団員が毒に犯されてしまい行動不能になります。
フィンは無理して行軍するよりも地上から解毒薬を持ってきた方が良いと考えます。
一番足の速いベートに解毒薬を取りに行かせる事にして18階層に留まると決めました。
18階層には綺麗に泉があるので水浴びをする事になります。
アイズ達が水浴びする事になり男性陣に覗かれないように厳重な警備が敷かれています。
呑気に過ごしていたんですが一人で散歩していたアイズが17階層から響いてくる戦闘音を聞きつけます。
心配になり様子を確認しに行ったアイズが倒れている冒険者を発見しました。
倒れていたのは最近気になっているベルでした。
ベルは「仲間を、助けてください」と言って気絶しました。
アイズはベルと彼の二人の仲間をファミリアの野営地に運びます。
ヒューマンの青年と小人族の少女です。
運び込まれたのがベルと知りティオナが大喜びしています。
彼女はベルの事を「アルゴノゥトくん」と呼んで興味津々の様子です。
レフィーヤはアイズを取られると警戒しているのでグヌヌヌって感じで唸っています。
アイズが甲斐甲斐しくベル達を介抱しているのでファミリアの男性陣は不機嫌オーラを発し始めています。
彼らはアイズと親しくなりたいんですが彼女に畏敬の念を抱いているので距離感がつかめないようです。
ベルが目覚めると目の前にアイズの顔があり驚かされています。
慌てて立ち上がろうとしてふらつきアイズの胸当てに顔を埋める事になりました!!
なんてラッキーな。
アイズは衝撃を与えないようにベルを受け止める事ができただろうか?と心配になっています。
ベルの方は憧れているアイズの胸に顔を埋めていまい焦っています。
地上では神々が集まりレベルアップした冒険者に仇名をつける命名式が行われていました。
ロキは命名式の司会役を引き受けて集まった神達を観察しています。
ヘルメスとディオニュソスと連携して食人花を運び込んだ一味に協力している神が居ないか探る事にしました。
残念ですが怪しい神を発見する事はできませんでした。
ミノタウロスを単独撃破したベルもレベルアップしたので命名対象になっています。
ベルがレベル2に昇格するまでに要した時間は1カ月半です。
これまでの最速記録はアイズの1年なので大幅な短縮ですね。
ロキはヘスティアの事を嫌っている(乳が巨大なので羨ましいんだろうね)ので難癖を付けてやろうと考えます。
レベルアップまでに要した時間が余りにも短すぎる、何らかの違反行為をしているのでは?と問いかけます。
ヘスティアが違反行為をするとは思ってないんですが嫌がらせとして質問しました。
答えに窮しているヘスティアをフレイアが救います。
フレイアはヘスティアが不正をしていないと言っているなら問題無いだろう。
ファミリアの内部事情には不干渉のはず。
とりわけ団員の能力検索はタブーなのだから、と言ってヘスティアを擁護します。
アイズの持っている記録を抜かれて悔しんだろと見透かされてしまいロキは引く事になりました。
ロキはフレイアが何らかの意図を隠していると察します。
ヘスティアにフレイアの動向に注意しとけよと忠告しました。
命名式が終わって数日後ベートがファミリアのホームに戻ってきました。
彼しか居ないのでロキが訝しんでいます。
ベートからフィンの手紙を渡されます。
ベートは急いで解毒薬をかき集めて来いと下級団員に命じます。
希少な解毒薬なのでオラリオ中から集める事になりました。
解毒薬が集まるとベートは18階層に出発しました。
仲間の窮地なので頑張っているようです。
ベートは口は悪いが仲間想いの良い奴のようです。
ベルと二人の仲間を交えて夕食を食べていました。
幼い少女らしき悲鳴が届きます。
ベルが行かせてくださいと叫んで駆け出します。
悲鳴をあげていたのはベルの主神である女神ヘスティアでした。
ベルが窮地に陥ったと知り救出に来てくれたようです。
ヘルメスに援護を依頼して救出部隊を率いてやってきました。
ヘルメス自身がファミリアを率いてやって来ましたね。
17階層に階層主が出現しているのでヘスティア・ファミリアとヘルメス・ファミリアはロキ・ファミリアと一緒に帰還する事になります。
ベートが解毒薬を持って来るまで一緒に野営する事になりました。
ヘルメスがフィンに事情を説明しています。
ヘルメスはロキとディオニュソスと協力する事にしたと伝えます。
これまで知り得た情報を開示しました。
フィンは地上に戻ってからも忙しくなると悟ります。
ティオネ達が59階層で遭遇した新種の魔物について話し合っています。
最初に精霊だと見破ったアイズの事が話題になります。
アイズに精霊の血が流れているのでは?って話になりますね。
レフィーヤが精霊は子供を作れないのでそれは無いんじゃないの?と指摘します。
話に加わっていた椿から精霊の血を引いているヒューマンを知っていると言われます。
野営地に居るので連れてくると言っています?
連れてこられたのはベルの仲間のヴェルフ・クロッゾでした。
ヴェルフから一族の初代がモンスターから精霊を助けた。
その時に重傷を負ってしまい精霊は初代を助ける為に自分の血を与えたと語られます。
初代が精霊の血を飲んだのでクロッゾ家に精霊の血が含まれるようになったそうです。
「アリア」って精霊を知らないか質問されたヴェルフはもっと詳しい奴を紹介するといってベルを連れてきました。
ベルは祖父が持っていた絵本を読んでいたので英雄譚に詳しいようです。
英雄譚が大好きなティオナは大喜びしていますね。
アリアが誰かに血を分け与えたという話は知らないそうですが英雄アルバートに子供が居たという話を知っていました。
アルバートは最後の戦いに巻き込まれて行方不明になるそうです。
アルバートと子供を作ったのは誰って話になりベルはアマゾネスの女帝イヴィルダとハイエルフの王女セルディアの名を上げました。
それを聞いたエルフのレフィーヤとアリシアが激怒しています。
とても不敬だと怒っています。
ベルは解放され帰って行きます。
ベルの話は参考になったけど、元が祖父が描いた絵本なので信憑性はイマイチって話になります。
そこにリヴェリアがやってきました。
ティオネ達はリヴェリアにアイズの出自について質問してみます。
リヴェリアは苦しそうにしていますね。
アイズに精霊の血が流れている事は認めますが本人が話す気になるまで待って欲しいとお願いしてきます。
ティオネ達は口々に待つと答えました。
リヴェリアが「ありがとう」と感謝しています。
その頃アイズはフィンとガレスに心の内を打ち明けていました。
アイズは自分の出自を明かすことでティオナ達の自分を見る目が変わってしまうのを恐れています。
覚悟が出来ていないのでまだ明かしたいくないと言っています。
ガレスは無駄な心配だと思うがとぼやいています。
その通りだとは思うんですがアイズが怖がるのも理解できますね。
ベルと知り合った事で少しずつアイズは変化しているようなのでもう少しじゃないだろうか?
ベル達が18階層にあるリヴィラの街を観光する事になりました。
アイズが案内役を買って出ました。
レフィーヤはアイズとデートする事になるベルに嫉妬しています。
ファミリアの中級冒険者であるレフィーヤには負傷者を看病する当番があるので一緒に行けません。
当番を終わらせて街に行こうとしているレフィーヤにお客がやってきます。
野営地を訪ねてくれたのはフェルヴィスでした。
フェルヴィスはレフィーヤを心配していたのね。
無事に帰ってきた事を喜んでくれました。
リヴェリアがやって来てフェルヴィスにお礼を伝えます。
自分が穢れていると思い込んでいるフェルヴィスは「お会いできて、光栄です」と返して逃げ出します。
レフィーヤはフェルヴィスを追う事になりました。
フェルヴィスからエルフの王族であるリヴェリアを汚す事はできないと言われます。
レフィーヤはフェルヴィスは汚れていないと諭します。
フェルヴィスがレフィーヤの強引さを指摘してきました。
他のメンバーにもそうなのか?と問われてレフィーヤはアイズ達にそんな真似できませんと答えます。
フェルヴィスにだけ強引になると答えると、どうして私だけなんだ、と絶叫されます。
フェルヴィスはレフィーヤと会ってからどんどん自分がおかしくなっていると嘆きます。
これって変わってきているって事だよね・・・彼女の反応を見たレフィーヤはニコニコしています。
レフィーヤはアイズとデートって重要事項を忘れ存分にフェルヴィスと戯れる事になりました。
救出部隊のメンバーを交えて水浴びする事になりました。
ティオネがヘスティアの胸を見て絶望しないか?と言ってティオナを心配しています。
レフィーヤ達の監視下で水浴びする事になりました。
ヘスティアがアイズと自分の乳を比べて圧勝だとふんぞり返っています。
アイズは???って感じで何を言われているのか分かってないようです。
ティオネの心配した通りヘスティアの巨大さを見たティオナが落ち込んでいます。
ロキ・ファミリアはロキの趣味が色濃いファミリアです。
女好きのロキは女性団員を積極的に集めたようで男女比が激しく偏っています。
ファミリアの構成員は女性が多いので男性団員は怖くて覗きにこれません。
誰も覗きに来ないと思われていたのですが勇者が現れました。
アイズ達が全裸で戯れている泉に上空からベルが落下してきました。
アイズの全裸もバッチリ見てしまい真っ赤になっています。
アマゾネスのティオナとティオネは恥ずかしがってないね、乱入してきたベルを歓迎しているように見えます。
アイズは腕で乳を隠して恥じらっています。
アスフィが頭上に隠れているヘルメスを発見しました。
呆気に取られていたレフィーヤが再起動して攻撃魔法を放とうとしています。
当たればベルは消滅してしまう高威力の魔法を唱えているので仲間の女性団員が止めようとしています。
捕まえたヘルメスから事情を聞き出すと覗こうとしているヘルメスをベルは止めようとして泉に落ちたと判明します。
ヘルメスはベルに男の浪漫を教えたかったと主張してアスフィに折檻される事になりました。
ベルがアイズの水浴びを覗いたと知った男性団員は激しく嫉妬しています。
解毒薬を持ったベートが地上から戻ってきました。
疲れている彼は騒ぎに気付く事無く寝る事にします。
逃げ出したベルは森で迷っていたんですが救出部隊の一人に連れられて野営地に戻ってきました。
ベルは「リューさん」と呼んでいます。
ベルがアイズと再会し土下座して謝罪してきます。
渾身の誠意が伝わってきました。
アイズはベルを許してあげる事にします。
アイズへの謝罪を済ませるとベルは覗いてしまった女性陣全員を巡り土下座を繰り返しました。
野営地では夕食が始まろうとしていました。
ベルとレフィーヤが覗き後初遭遇します。
怒れるレフィーヤが「許セナイ、許サナイ、許サレナイ」と呟き不気味な眼光を放ってきます。
恐くなったベルが逃げ出しレフィーヤが追いかける事になりました。
森の中で追いかけっこをしていた二人は迷ってしまいます。
夜の森はレベル2が一人歩きするには危険です。
レフィーヤは喧嘩を棚上げして自分がベルを無事に連れ帰らねばと決意します。
年齢を聞くと14歳と言われました。
レフィーヤの方が1つ年上です。
お姉さんとしてベルをリードする事にします。
レフィーヤは高い木に登り周囲を見回し現在位置を確認します。
野営地の方向を掴んで戻ってきたレフィーヤをベルが賞賛してきました。
ロキ・ファミリアの団員は一人で何でも出来るんですか?と言って憧れの目を向けてきます。
レフィーヤは照れながら褒めても何も出ませんと答えます。
移動を初めて暫くすると黒ローブを纏った怪しい二人組を発見しました。
闇派閥(イヴィルス)の生き残りのようです。
これは奴らの秘密を知る千載一遇のチャンスでした。
レフィーヤは後をつける事にします。
危険に巻き込んでしまう事になりますがベルを森の中に放置する事はできません。
一緒に連れて行き自分が守ろうと決めます。
尾行を続けていた二人が落とし穴に落ちました。
底には溶解液が溜まっていて靴を溶かし始めます。
深い縦穴になっていて足をかける窪みがありません。
底にはモンスターや冒険者の骨が堆積していました。
レフィーヤ達と同じように穴に落ちて溶かされたようです。
落とし穴の蓋が締まり極彩色のモンスターが出てきました。
落とし穴だと思われた縦穴はモンスターの体内だったようです。
極彩色のモンスターが鞭を振るって攻撃してきました。
レフィーヤとベルが連携する事になります。
レフィーヤがモンスターが見ている方向に攻撃が飛んでくると見抜きます。
ベルはレフィーヤの観察眼の鋭さに驚いてます。
レフィーヤの方もベルの?み込みの速さに驚いています。
ベルが囮役になりレフィーヤの詠唱時間を稼ぐ事になりました。
ベルが無詠唱の魔法を放ちます!!
レフィーヤが驚愕しています、出鱈目だ!?
レフィーヤの詠唱が終わりレフィーヤとベルが同時に魔法を放って極彩色のモンスターを倒しました。
レフィーヤがベルを抱えて穴から脱出しました。
二人の魔法は極彩色のモンスターを撃ち抜き上空に閃光を放ちました。
レフィーヤとベルがそこに居ると理解したアイズが駆け出します。
地上に戻ったレフィーヤとベルはボロボロでした。
そこに尾行目標だった闇派閥の残党が現れます。
レフィーヤの正体に気付いて始末する為に食人花を嗾けてきます。
動けない二人に抵抗する手段はありません。
そこにベルを野営地まで送り届けてくれたリューが現れ助けてくれます。
リューが高度な並行詠唱を見せてくれます。
彼女は攻撃と防御を実行しながら長文詠唱を行っています。
レフィーヤが瞠目していますね。
詠唱を完成させた魔法でリューさんが食人花を全滅させました。
リューさんはベルとレフィーヤの治療を終わらせるとベルを叱ってきます。
夜の森は危険だと教えたのにまたも迷子になった彼を非難しています。
「さて、クラネルさん・・・事情はわかりませんが、流石に私も失望しかけています」
うん、とっても怖い。
レフィーヤはベルを擁護する事にします。
闇派閥を尾行する為に巻き込んでしまった。
ベルに責任は無いと訴えます。
自分の非を素直に認めるレフィーヤの態度にリューさんが喜んでいます。
「貴女のような同胞に会えて、私は嬉しい」と言っています。
リューさんは勘違いからベルを責めてしまった事を謝罪してくれます。
そこにアイズが現れました。
アイズが居れば安全だ、気になる事があるのでこれで、と言ってリューさんは森に消えました。
ティオネ、ティオナ、リヴェリアがやってきました。
レフィーヤから闇派閥の残党を追っていたと知らされた三人はその場に残り調査を進める事にします。
レフィーヤには野営地に戻ってフィンに事情を説明する役目が与えられます。
アイズはレフィーヤとベルを野営地まで護衛する事になりました。
アイズ、レフィーヤ、ベルは並んで野営地まで歩く事になります。
靴がぼろぼろになってしまったと嘆くベルにレフィーヤが代えのブーツを上げると伝えます。
ベルが「いいんですか?」と驚くと「いいんです」と伝えます。
二人のやり取りをジーっと見ていたアイズが「二人とも・・・仲良く、なったね?」と呟きます。
レフィーヤがそんな事は未来永劫ありえないと力強く否定してきます。
ベルは力無く笑っています。
アイズは、やっぱり、仲良くなっていると、一人で納得していてレフィーヤが悲鳴をあげる事になりました。
リューさんが闇派閥を捕まえて尋問を始めています。
ベルに接している時とは違って怖いですね迫力が違います。
答えようとしないので背中のステータスから素性を暴くと脅しています。
ヒューマンの男は止めろと焦っていますがエルフの男が笑い始めます。
リューの目を見たエルフの男が奇妙な誘いをかけてきます。
その瞳、復讐を誓い、遂げた者の眼だ。
死して別れた者とまた会いたくないか?
リューさんが、死者は蘇らない、と指摘すると、だが再会する事はできる、と答えます?
我等が主に忠誠を誓え、そうすればお前も、と言ったところで何者かがナイフを投擲してきました。
闇派閥の残りかすめ、足を引っ張るだけの無能ども、と憎々し気に罵倒しています。
リューが避けると拘束されている闇派閥の二人に向かってナイフが飛んできて二人を殺します。
続けて魔法が放たれて二人の死体を肉片に変えました。
二人が自殺用に携行していた「火炎石」に引火して爆発しました。
爆炎が収まると襲撃者(紫紺の外套を纏った人物)は消えていました。
リューが少し離れた場所まで吹き飛んでいたインゴットを拾います。
表面には「D」という記号が刻まれていました。
レフィーヤの報告を聞いたフィンは捜索隊を組織して捜索を始めていました。
翌朝合流したレフィーヤに何も見つからなかったと教えてくれます。
フィンはレフィーヤが極彩色のモンスターと戦った事は信じています。
何かがあったが今の自分たちでは発見する事はできないと結論付けました。
捜索を打ち切り地上に戻ると決めます。
フィンは部隊を二つに分ける事にしました。
第一陣が危険なモンスターを排除して第二陣を安全に移動させようって計画です。
アイズは第一陣に組み込まれました。
ベル達は第二陣に組み込まれます。
出発前にベートがアイズに声を掛けてきます。
ベートはベルの居場所を教えて欲しいと言っています。
ベートはベルがアイズ達の水浴びを覗いたと知り動揺しています。
アイズから事実だと教えられて、俺でもできない事を易々とだと?、と戦慄しています。
アイズはベルがベートに憧れていると誤解しているので居場所を教えたくないと考えます。
アイズの脳内ではベートと再会したベルが彼に褒められたくて尻尾をフリフリしている姿が浮かんでいます。
嫉妬心からベートに嘘を教える事にします。
アイズの事を全く疑ってないベートは見当違いの方向を探しています。
今回ベートの扱いが酷すぎないですか?頑張ってファミリアの危機を救ったのにあんまりだ。
結局ベートはベルに会えませんでした。
出発するアイズにベルが声を掛けてきました。
ベルがアイズに向かって「気を付けてください」と伝えてきます。
ファミリアのメンバーはアイズに絶大な信頼を寄せているので気を付けてなんて言わなんだよね。
久しく聞いていなかった言葉を聞いてアイズは嬉しいと感じています。
君も気を付けて、またね、と言って別れました。
第一陣は17階層で迷宮の孤王を倒す事になります。
ギルドの地下に居るウラノスがフェルズに、自分の祈祷が届かなくなったと伝えます。
ウラノスはダンジョンが暴走していると言っています。
神がダンジョンに侵入したので起こった現象のようですね。
ヘスティアとヘルメスが18階層に行ったのが問題になっているようです。
ウラノスは時代が動くと言っています。
8階層を移動中のアイズ達がダンジョンの揺れを感じました。
明らかに異常事態が起こっているのですがフィンは地上への帰還を優先しました。
今回の遠征では想定外の出来事が多すぎたので一刻も早く地上に帰還しようと考えたようです。
第一陣は無事に地上に戻り第二陣の到着を待つ事になります。
第二陣も無事に戻ってきましたがベル達が18階層に残ったと伝えられます。
椿たちヘファイストス・ファミリアと別れる事になります。
椿は次があればまた苦楽をともにしようと言って帰って行きました。
ロキ・ファミリアのホームに到着するとロキが飛び込んできます。
フィン達男性陣は無視してアイズ達女性陣をロックオンしています。
アイズ、ティオネ、ティオナは華麗にロキを避けます。
一番後ろに居て避ける間が無かったレフィーヤはロキの腕を取り地面に叩きつけました。
ロキが「強くなったなぁ、見違えたでぇ」と賞賛してくれます。
涙目になっているので受け止めて貰いたかったようです。
フィンが、犠牲者なし、収穫もあった、と伝えてきます。
ロキは立ち上がり留守番組の元に戻って、おかえり、と言ってきます。
アイズ達は「ただいま」と返します。
ロキ・ファミリアの遠征が終わりました。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
戦闘 | 5 |
ラッキースケベ | 5 |
探索 | 3 |
暗躍 | 5 |
恋愛 | 3 |
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