ラノベの感想) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 6 (GA文庫)


概略:
ロキは慰安と調査を兼ねて女性団員だけを連れてオラリオ近郊にある港町メレンに向かいます。
自分で大きな荷物を背負って移動していますね?
港町に居る天界時代からの友人である男神ニョルズを尋ねます。
ニョルズから教えてもらった穴場で水遊びをする事になりました。
ロキが重そうに運んでいたのは女性団員に着せる為に選び抜いた水着でした。
近海を調査していたティオネとティオナが食人花を発見しました。
食人花が丁度入港してきた船に襲いかかります。
船に乗っていたのはティオネとティオナの故国から観光に来たアマゾネス達でした。

レーベルGA文庫
発行日2016/6/30
著者大森藤ノ
イラストはいむらきよたか
ISBN978-4-7973-8846-6
雰囲気レベルアップ、港町、水泳、調査、再会、悪夢、拉致、陰謀、決闘、私怨、救援、瓦解


ホームに戻ってきた遠征メンバーがステータス更新を行いました。
59階層での激闘を経てベート、ティオネ、ティオナがレベル6に昇格しました。
アイズに追いつけたと大喜びしています。
同じく59階層で戦ったレフィーヤもレベル4に昇格する権利を得ました。
能力値を限界まで伸ばしきっていないのでロキはレベル3に留まって欲しいとお願いしてきます。
ロキはレフィーヤをリヴェリアの後継者として育てたいと思っています。
能力値を上げ切らずにレベルアップして弊害が出るのを危ぶんでいました。
レフィーヤには完全無欠の魔導士になってもらいたいようですよ。
レフィーヤはロキの期待に応える為にレベルアップを先延ばしにしました。

最後にフィン、リヴェリア、ガレスがステータスの更新を行いました。
彼らは既にレベル6になっているのでレベルアップへの条件が厳しいようです。
レベルアップには居たりませんでした。
オラリオにはフレイア・ファミリアのオッタルともう一人レベル7が居るようです。
追いつけなかったかと残念がっています。

ロキは二つ目の入口を使って何者かが食人花を地上に運び込んでいると考えています。
調査と慰安を兼ねて近くにある港町メレンに向かう事にしました。
女性団員だけを参加させると伝えたのでベートが不満を述べています。
ロキ・ファミリアは強力な戦力を有しているので全員でオラリオを留守にはできないようです。
半分はオラリオに置いて行くとロキが尤もな事を言ったので納得するしか無いようです。
ロキが眷族に頼らず大荷物を自分で運んでいます?嫌な予感がしますね。

メレンに到着すると天界時代から親交のある漁業を司る男神ニョルズに会いに行きます。
ニョルズからお勧めの穴場情報を入手しています。
気を利かせたニョルズが同行すると持つかけると激しく断っています?
向かった先は湖でそこで水遊びをする事になりました。
ロキが重そうに運んでいたのは女性団員に配る水着でした!!
リヴェリアにも際どいセクシー水着を配布したようです。
余りの破廉恥さにリヴェリアはフリーズしました。
他の女性メンバーは水着に着替えて水遊びを始めます。
ロキは天国が出現したと絶叫しています。
リヴェリアの水着姿を拝めなかったのは残念ですが苦労して運んできた甲斐があったねー。
アイズが湖に入ろうとしませんね?
レフィーヤが不思議に思っているとアイズが泳げないと知ります。
完全無欠に思える彼女に意外な弱点がありました。
水に顔を付けるとブクブクと沈んでいくそうです。
ティオナが手を引いて泳ぎの練習を始めました。
手を放すとブクブクと沈み始めてしまいアイズはティオナにしがみ付いてきました。
見守っていた女性陣はアイズ可愛いと感じてます。
アイズに抱き着かれて羨ましいとレフィーヤだけがグぬぬと悔しがっています。

ロキは水中戦闘もこなせるティオネとティオナに海の底を調べさせる事にしました。
メレン近海の海の底にはオラリオに繋がる大穴があり数年前に他のファミリアが巨大な蓋を設置して塞いでありました。
蓋が壊れていないか確認する事にしました。
蓋に問題は無かったのですが海中を泳ぐ食人花を発見しました。
ティオネとティオナは食人花を撃退しようと試みます。
倒し損ねてしまい食人花が港に入ってきた船に襲いかかります。
船に乗っていた人々が食人花を倒してしまいます。
海面に顔を出したティオネとティオナが驚く事になりました。
船に乗っていたのは二人の故国の人たちでした。

船に乗っていたのは女神カーリーに率いられたアマゾネス達でした。
テルスキュラって国からやってきたカーリー・ファミリアの一団です。
ティオネは嫌な思い出があるらしく再会してしまった事を嘆いています。
カーリーの方は楽しそうにしていますね。
ティオネがキツイ口調で何しに来やがったと詰め寄ると観光に来たんだと楽しそうに答えています。
ティオナがティオネの変調を心配していますね。
口調が汚くなっていなってますね・・・フィンがその場に居たらどうなってたんだろう?
ロキはティオネとティオナを信頼しているのでとりあえずカーリー達は無視して当初の目的に邁進します。
食人花をメレンに運び込んでいる黒幕を探す事にしました。

食人花の目撃情報を集めようとしてメレンの人々に話を聞いて回ります。
町の人達は食人花の存在を知りませんでした。
海は平和そのもので最近はモンスターも出現しなくなったと言っています?
調査を続けていくとメレンの統治機構が三つに分かれている事が判明しました。
ギルドのメレル支部、町の有力者ボルグ、ファミリアの主神ニョルズの三勢力に別れていました。
それぞれに隠し事がありそうだったのでロキは同時に調査する事にします。

カーリー・ファミリアがメレンにやって来たのは観光目的ではありませんでした。
彼女達は女神イシュタルからの依頼を受けてやってきました。
イシュタルは自分よりも美しいと評価されている女神フレイアが目障りでした。
フレイア・ファミリアを襲撃しようと考えています。
しかしフレイア・ファミリアは強力なのでカーリーに助成を乞う事にしました。
イシュタル・ファミリアの本拠地とメレンの間にフレイア・ファミリアの本拠地が存在します。
イシュタルはカーリー・ファミリアを使って挟撃する事を計画しています。
カーリー・ファミリアの目的は真の戦士を生み出す事なので強力なフレイア・ファミリアとの戦いは得るものが大きいと考えたようです。

メレンでティオネとティオナに再会したのは完全に偶然だったようですがカーリーが欲をかきます。
イシュタルに協力する代金としてティオネとティオナをそれぞれの師匠と戦わせたいと言いだします。
ティオネとアルガナ、ティオナとバーチェに殺し合いをさせたいと言っています。
イシュタルは計画前に余計な動きを取るのは不味いと考えますが彼女の眷族が口を挟んできます。
アイズに激しいライバル心を持っているフリュネが協力しようと言い出しました。
ティオネとティオナを助けようとするアイズを自分が押し留めると言っています。
イシュタルはカーリー達が暴れれば自分たちの計画の目くらましになると考え認めました。

カーリー・ファミリアと再会してからティオネとティオナがギクシャクしています。
ティオナは普段通りに見えるんですがティオネは思い詰めているようでした。
心配になったアイズはティオネの相談に乗ろうと考えます。
口下手なアイズが頑張って話を聞き出そうとするんですが拒絶されました。
自分の過去は話さないのに人の過去を知りたがるのはズルイと言われてしまいます。
アイズはガーンって感じでショックを受けています。
まあティオネの言い分は尤もだね。

アイズとティオナが町の有力者ボルグの屋敷に侵入して地下室で手掛かりを発見しました。
ロキはメレンで起こっている問題の絡繰りに気付いたようです。

調査中にティオネとティオナが姿を消しました。
ティオナはファミリアと協力するつもりだったんですがティオネは自分たちだけで問題を解決しなければと考えていました。
二人はそれぞれテルスキュラ時代を思い出しています。

テルスキュラでは年齢が一桁代から殺し合いをさせていました。
狭い部屋に閉じ込めてモンスターや同年代のアマゾネスと殺し合わせていました。
最初は同部屋のアマゾネスとは戦わない仕組みになっています。
これは同部屋の仲間と親愛関係を築かせるのが目的でした。
お互いに情を抱いた頃合いを見計らって殺し合いをさせていました。
ティオネが姉と慕う人物を殺す事になりました。
部屋に戻ってきたティオネにティオナが良かったねと声を掛けます。
生き残れて良かったねという意図だったんですがティオネを激昂させました。
激昂したティオネはティオナを殺すつもりで殴りつけます。
反撃しようとしたティオナは泣いているティオネを見る事になりました。
姉と慕う人を殺して泣いているティオネを見たティオナは彼女を守らなければと決意します。
ティオネはどんどん荒んでいく事になるんですがティオナは違いました。

ティオナが英雄譚の切れ端を見つけます。
師匠であるバーチェに読んでとお願いしました。
共通語が読めないバーチェはカーリーにアマゾネスの言葉に翻訳して貰いティオナに読み聞かせてあげます。
知識欲が旺盛だったティオナはカーリーから共通語を学び読めるようになりました。
英雄譚に夢中になったティオナは笑うようになりました。
一番気に入ったのはアルゴノゥトの話です。
カーリーはこれまでのアマゾネス達とは違う反応を示すティオナを気に入り可愛がります。
それが他のアマゾネスの嫉妬を呼んでしまいティオナ暗殺を企てるアマゾネスが多数現れます。
それを知ったティオネがティオナを殺そうとしているアマゾネスを殺していきました。

ティオネとティオナは生き残り続けて二人で殺し合いをする時期が近づいてきました。
毎回勝利するとご褒美が貰えます。
ティオナが、ティオネと戦いたくない、二人で国の外に出たい、とお願いしました。
これまで国を出たいとお願いしてきたアマゾネスは居ませんでした。
面白い反応だと感じたカーリーはティオナの願いを聞き届けてくれます。
ティオナとティオネは生きてテルスキュラを出る事になります。
カーリーは相当二人を気に入っていたようです。
他のファミリアに転籍できるようにステータスをオープン状態で送り出してくれました。
そのお陰で二人はステータスを維持したまま旅に出る事ができました。

二人は数々のファミリアに所属しながらステータスを上げていきました。
ダンジョンの話を聞いてオラリオにやってきました。
強い双子が現れたと噂になりファミリアへの勧誘が激化します。
ティオナが自分たちに勝てたら入団すると言いだしたので勧誘者達と戦う事になります。
ここで勧誘者を派手に倒してしまったので二人が恐れられる事になりました。
最後にロキ・ファミリアが勧誘に現れました。
ティオネがフィン、ティオナがガレスと戦う事になります。
小人族なんて敵ではないと侮っていたティオネはフィンに瞬殺されました。
派手に負けてしまい彼が自分よりも強いと知ったティオネはフィンに惚れてしまいます。
ティオナも当然ガレスにぶっ飛ばされました。
負けてしまったので二人はロキ・ファミリアに入団する事になりました。

カーリーはティオネとティオナを呼び出す為にレフィーヤを誘拐しました。
それを知りロキが切れます。
本当にロキはロリチビとは相性が悪いな。
アイズとティオナが事件解決の糸口を入手していたのでオラリオに残してきたファミリアを集結させる事にします。

捕まってしまったレフィーヤはカーリーから最近のティオネとティオナの様子を教えて欲しいとお願いされます。
レフィーヤが二人と知り合った時には既にティオネはフィンにゾッコンでした。
それを教えるとカーリーが大爆笑しています。
テルスキュラ時代のティオネは殺戮機械の様だったので恋する乙女になってしまった彼女を爆笑しています。
ティオナの方はテルスキュラ時代と変わっていないと知り嬉しそうにしています。

カーリーはティオネとティオナを分断する事にしました。
ティオネを船に乗せ、ティオナはレフィーヤが囚われている洞窟の近くに誘導します。
ティオネとティオナは勝利を誓いあって別れます。

船は海に出て行きます。
逃げ場が無い状況で決着を付けようとしています。
ティオネとアルガナの殺し合いが始まりました。

ティオナが向かった湖ではカーリーとバーチェが待っていました。
カーリーはテルスキュラ時代と変わってないティオナの結果を見届けようと考えていました。
ティオナとバーチェの戦いが始まりました。

アルガナは相手の血を啜る事で攻撃力が増し防御力が低下する特性を持っていました。
ティオネは追い詰められると攻撃力が向上する特性を持っています。
壮絶な殴り合いになっています。
戦闘中にアルガナがティオナがティオネを守っていたと教えてくれました。
情を持った相手を殺すのを躊躇うティオネを殺させない為にティオナが代わりに同部屋対戦を引き受けていたと教えられます。
ティオネは自分がティオナを守っているつもりだったんですが守られていたと知りました。

バーチェはアイズの風と同じ様に毒素を体に纏う事ができました。
ティオナは攻撃を当てても防御しても毒素に犯されて行きます。
勝てる方法が無いじゃんと気付いたティオナは考えるのをやめます。
痛みは我慢して攻撃に徹する事にしました。
バーチェからアルガナを恐れていると打ち明けられます。
二人も姉妹なんですがアルガナは強く成る事しか考えていない化け物です。
バーチェはいずれ自分も彼女に殺されてしまう、生き残るには強く成るしかないと考えていました。
ティオナに優しく読み聞かせをして上げたのは彼女を強くして自分が殺す為でした。
バーチェはアルガナと戦う前に彼女よりも強くなろうと考えていました。
バーチェは恐怖を知っている分だけ真面に見えるね。
バーチェはティオネがティオナの暗殺を企んでいるアマゾネスを殺していた事を教えます。
ティオナも守っているつもりだったティオネに守られていたんだと知ります。

メレンでイシュタル・ファミリアとカーリー・ファミリアが暴れています。
ロキ・ファミリアの女性団員が対処しているんですが劣勢です。
メレンとオラリオは距離が近いので外壁が見えています。
オラリオの外壁の上にロキ・ファミリアの団旗が設置されました。
残っている団員が全員集合してフィンの掛け声を待っています。
フィンはメレンに向けて突撃する事を命じました。

ティオナの元に向かおうとしているアイズの前にフリュネが現れます。
レベルで負けていると知っている彼女は秘策を用意してありました。
能力値を高める特殊技能を持っている獣人の少女を連れていました。
彼女の特殊能力で自分のステータスを底上げしてきました。
レベル6並の能力値を得ているようです。
更に呪いを使ってアイズの風を封じてきました。
アイズは魔法無しでフリュネと戦う事になってしまいます。
フリュネがズルしているので手強い相手になっています。
そうは言ってもアイズの剣技を抑え込む事はできないので全身鎧に傷が増えて行きました。
アイズは優勢に戦っているんですが決着までには時間が掛かりそうでした。
そこにロキに呼ばれたベート達が押し寄せてきました。

ベートはアイズに愛剣デスペレートと渡してきます。
それからフリュネは自分が相手をするので先に行けと言ってきました。
アイズはティオナの元に急行する事になりました。
人狼のベートが本領を発揮する事になります。
月の光を浴びた彼がパワーアップしました。
フリュネを余裕でブチノメシテいます。
吹き飛ばされたフリュネは湖に沈みます。
ベートがフリュネを強化していた獣人の少女を捕捉します。
攻撃を加えようとしたんですが彼女が冒険者や戦士とは言えない存在だと気付き攻撃をやめます。
獣人少女はアイシャというアマゾネスに連れられて逃げて行きました。

イシュタル・ファミリアとカーリー・ファミリアが起こした騒動の渦中でロキが怪しい動きをする人物を発見しました。
ニョルズ・ファミリアの団長ロッドが洞窟に向かっています。
ロキにつけられているとは知らない彼が洞窟に到着しました。
ロキに声を掛けられ焦っています。
食人花を湖に放していたのはお前かと尋ねるとそうだと認めます。
ロキは芝居は止めろと言って真犯人を名指しします。
洞窟の影からニョルズが出てきましたよ。
ロッドは事件に無関係で咄嗟にニョルズを庇おうとしていました。
ニョルズから食人花が湖に出没するようになった絡繰りが語られます。
食人花がモンスターを食べると知ったニョルズはモンスターを駆逐して安全に漁を行う為に食人花を放ったそうです。
食人花を放つ前はモンスターに襲撃されて漁師に死者を出していたそうですよ。
食人花を探す為にオラリオの排水溝をうろついていた時に謎の黒ずくめに接触されました。
食人花をもらう代わりに彼らに融通を図る事になりました。
メレンの有力者ボルグとギルド支部長のルバートと結託する事になります。
食人花が魔力を好むのでボルグが屋敷の地下で魔石を砕いた粉末を作ります。
それをメレンに所属する船に無償で配っていました。
粉を撒くと食人花が優先的に食べるので船は襲われなくなりました。
魔石の粉が無い場合はモンスターを食べるので船は安全になります。
アイズとティオナがボルグの屋敷で発見したのは魔石の粉だったのね。

ティオナとバーチェの戦いはティオナの勝利で終わりました。
バーチェの息があるのでカーリーは止めを刺せと要求してきます。
ティオナは自分はもう戦士ではない冒険者になったからバーチェは殺さないと答えます。
カーリーがお前も変わってしまったのかと残念そうにしています。
可愛いティオナの頼みでも聞くわけにはいきません。
周囲で観戦していたアマゾネス達にティオナを殺すように命じました。
バーチェとの死闘を終えたばかりのティオナにはもう戦闘力は残っていません。
そのまま殺されるしかなかったんですがアイズと男性団員が助けに来ました。
イシュタル・ファミリアが撤退したので呪いも消えています。
アイズと男性団員がカーリー・ファミリアのアマゾネスを撃退しました。
ロキがカーリーの前に現れて彼女を嘲笑しています。
今どんな気持ち-

レフィーヤは見張りのアマゾネスが騒ぎ出したのを見てファミリアが救援に来たと察します。
己の居場所をアイズに伝える為に巨大な魔力を放出しました。
見張のアマゾネスが詠唱を中断させようと喉を潰そうとしてきます。
そこに洞窟の天井を破って助けが現れます。
レフィーヤはアイズが来てくれた!と感激しかけますが助けに来たのはガレスでした。
露骨にガッカリされてガレスが呆れています。

ティオネとアルガナの死闘も終局を迎えようとしていました。
二人とも死の寸前まで追い込まれていました。
最後の一撃を放とうとしている二人の間にフィンの槍が突き立ちます!!
海上に出ているのにどうやってやって来たとアルガナが驚いています。
フィンは海岸に居るリヴェリアに頼んで海上に氷の橋を作ってもらい駆け込んできました。
非常識な出来事にアルガナが驚いています。
ティオナは狂戦士モードだんですがフィンの登場によって瞬時に乙女に戻りました。
溢れていた気力が霧散してヘナヘナになっています。
フィンの登場の仕方が余りにもヒーローチックだったので逝っちゃったようですね。
既に戦えない状態になってしまったティオネにアルガナは決着を要求してきました。
ティオネを殺して戦士として一段階上昇しようと考えていた彼女にしてみれば納得しがたい終わり方ですからねー
戦いを強要するアルガナに向かってフィンは自分が相手になってやると宣言します。
この行いもティオネを狂喜させる要因になっているな。
アルガナはフィンの強さを知らないのでフザケンナと憤っています。
小人族の彼を侮っていますねー。
フィンを殺してからティオネを殺してやると考えていました。
フィンはアマゾネスが手加減を好まないと知っているので全力を出す事にします。
魔法を使って狂戦士モードになりアルガナを殴り飛ばしました。
感激したティオネがフィンの腰に抱き着いて大泣きしています。
愛しのフィンに守られて嬉しかったのね。

ニョルズと一緒にロキが捕まえたカーリーの尋問を行っています。
多くのアマゾネスが男性冒険者に負けてしまったのでファイミリアはもうダメだと嘆いています。
アルガナまでフィンに負けて彼に恋してしまったようですよ。
フィオネの様に乙女化してしまいもう戦えないと言っています。
バーチェはティオナに負けただけなので乙女化はしてないそうですがアルガナが戦えなくなったので戦う理由を失いました。
カーリー・ファミリアは瓦解したと言えますね。
カーリーはイシュタルに雇われた事は認めますが依頼内容は明かしません。
ロキはフレイアを襲撃しようと企んでいる気付きますが教えて上げないようですよ。
ロキはフレイアに弱味を握られているので嫌がらせするようです。
メレンで起こった騒動はカーリー・ファミリアが暴れただけって事になりました。
ロキはギルドの不手際まで報告してありました。
ギルドは安全に漁をしたいと考えて凶行に走ったニョルズとボルグの罪は問わない事にします。
私腹を肥やしていたので支部長のルバートだけが裁かれる事になりました。
ギルドを首になったルバートをニョルズは無理矢理漁師にして雇う事にしました。
可哀想ですが私服を肥やしていたので仕方ないよね。

カーリー・ファミリアの失敗を知ってもイシュタルは上機嫌です。
彼女達を捨て駒にして自分たちが逃げきれたので気にしていません。
予定していた戦力を失ったのでフレイア・ファミリアに挑むのは先に伸びそうです。
イシュタルは対フレイア・ファミリア戦に使える隠し玉を用意してあります。
「天の雄牛」と呼んでいる怪物を入手済みのようですよ。
雄々しくも捻じ曲がった禍々しい巨角が生える頭部。
額の位置で与えられる「魔石」を貪る女の体、ぎょろりと醜い目玉が動いています。
あら?これって精霊が移植された食人花だよね?
狙われているフレイア・ファミリアは意外と不味い状況なのか?
フレイア・ファミリアが襲撃された時にロキは助けるんだろうか?
食人花が絡んでそうなので助ける事になりそうだよね。

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