ラノベの感想) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 9 (GA文庫)


概略:
オラリオの外に存在するラキア王国が戦争を仕掛けてきました。
アレス・ファミリアという国家系ファミリアが運営している国です。
ロキ・ファミリア、フレイヤ・ファミリア、ガネーシャ・ファミリアがオラリオの外に布陣して迎え撃ちます。
フィンはレフィーヤを移動砲台として使う事にしました。
レフィーヤが広範囲に移動しながら魔法をぶっ放しています。
戦果を上げてもレフィーヤはもっと成長したいと焦っています。
焦るレフィーヤにリヴェリアが昔のアイズに似ていると呟きます。
レフィーヤに懇願されリヴェリアは幼少期のアイズとの思い出を語り始めます。
余裕があるロキ・ファミリアは闇派閥攻略の糸口を探しています。
ロキがフレイヤに会いに行き彼女にイシュタル・ファミリアの副官の行方を質問しました。

レーベルGA文庫
発行日2017/6/30
著者大森藤ノ
イラストはいむらきよたか
ISBN978-4-7973-9281-4
雰囲気戦争、移動砲台、焦り、過去、ヤンチャ娘、ママ役、誘拐、遭難、ダンス、魔法発動


オラリオの外にある国家系ファミリアが戦争を仕掛けてきました。
アレスという男神のファミリアです。
都市最大派閥のロキ・ファミリアとフレイヤ・ファミリアとガネーシャ・ファミリアが迎撃に当たる事になります。
闇派閥と怪人達への対処に忙しいロキ・ファミリアは本来ならば参戦している場合ではないんですが。
ロキはフレイヤと接触する為に参戦を決めます。
なんだか余裕かましているなーと思ってたら戦力差がレべ違でした。
ダンジョンが無い場所に本拠を構えているアレス・ファミリアの眷族は最高レベルが3でした。
フィンはこの機会にレフィーヤがリヴェリアの後継者であるとオラリオの人々に印象付ける事にします。
彼女を移動砲台として活用し敵陣地への砲撃を命じました。
敵はレフィーヤに一方的に砲撃されてしまい戦線が瓦解しそうです。
圧倒的な戦果をあげたレフィーヤなんですが焦りを抱えていました。
リヴェリアの後継者としての重圧には耐えられるようになったみたいですが成長したいと焦っています。
そんな彼女の様子を見たリヴェリアが昔のアイズみたいだと呟きます。
休息を命じられて暇になったレフィーヤは昔のアイズの話を聞きたがりました。
リヴェリアはアイズに聞かれない場所まで移動してから話し始めます。
聞こえてしまうとアイズに八つ裂きにされると怖がっています。

フィン、リヴェリア、ガレスが冒険中に幼いアイズを発見したようです。
強く成りたいというアイズの願いに三人は応えてあげる事にします。
アイズはロキ・ファミリアに入団する事になりました。
眷族になる事に一切の躊躇は無かったね。
幼女アイズはダンジョンでモンスターを狩り始めました。
レベル1の冒険者ができるとは思えない強烈な剣撃で上層階のモンスターを爆散させています。
監督していたリヴェリアを焦らせています。
誰もアイズに剣裁きを教えてないんですがアイズは剣を振り回してモンスターを爆散させていました。
幼女アイズは向こう見ずでモンスターと戦う事を最優先に考えています。
このままでは無茶をして無駄死にしてしまうと危ぶんだフィン達は彼女に教養を身につけさせる事にしました。
リヴェリアが先生役を務める事になりますがアイズは勉強が大嫌いでした。
無駄な時間を過ごすならダンジョンでモンスターを倒したいと考えていました。
不満を溜め込んだアイズはリヴェリアをババア呼ばわりして強烈な拳骨を落とされます。
リヴェリアを怒らせてはいけないと学びます。
リヴェリアにババアと言ってはいけない決して・・・
アイズにモノを教えるには強烈な体験をさせるのが良いようだ。

フィンは不満たらたらのアイズに力の差を見せつける事にします。
木剣を使って模擬戦をしてあげる事にしました。
アイズは強くなっているって手応えを得ていたのでフィンを倒せると考えていました。
フィンはガムシャラに斬りかかってくるアイズを簡単にいなします。
負けず嫌いなアイズに向かって弱いと伝えます。
悔しがっているアイズに戦い方を知らないので勝てないんだとも伝えました。
アイズは強く成る為にはフィン達の教えを吸収するのが効果的と考えたみたい。
自分に足りないモノを吸収する為に学習に身を入れる事になります。
早起きして剣の素振りも始めました。
生徒としては真面目過ぎるね、睡眠時間を削って頑張り過ぎているのがフィン達を不安にさせます。

リヴェリアによる学習とダンジョンでのモンスター狩りを続けています。
剣が壊れてしまいダンジョン探索を中断する事が増えます。
状況を打開する為にアイズは壊れない武器が欲しいと言い出します。
アイズが無理をし過ぎている状況だったのでフィン達には反対されました。
拗ねたアイズはホームを飛び出し自力で強力な武器を手に入れようと考えます。
鍛冶系ファミリアに伝手が無いので武器屋を巡り掘り出し物を探そうと考えていました。
武器屋巡りをしている時に突然の雨に見舞われ雨宿りする事になります。
アイズが雨宿りしている軒先に椿がやってきました。
この頃のアイズは無表情でモンスターを狩りまくっている新人が居ると有名になっていました。
「人形姫」という仇名を付けられていました。
椿もアイズの噂を聞いていて彼女を知っていました。
椿がガレスの知り合いで鍛冶ファミリアに所属していると自己紹介してくれます。
アイズは早速彼女に剣を作って欲しいとお願いしました。
椿がアイズの事をじーっと観察し始めますね・・・
アイズの観察を終えた椿はアイズの為に剣を作りたくないと断ってきます。
断られるとは思っていないアイズはガーンとショックを受けています。
椿は折れてない剣ならそこにあると言ってアイズを指さしました。

びしょ濡れで帰ってきたアイズをガレスが発見します。
アイズは椿に剣の作製を依頼して断られた事を伝えます。
ガレスは余計な事を言いおってと不満を述べています。
アイズの事を剣と評した椿に不満を持ったみたいです。
ガレスは折れない剣を求めているアイズに武器の整備方法を教える事にします。
自室に招いて剣の手入れの仕方を教えてあげます。
アイズは煩い小言を言わないガレスの距離感を気に入っています。
ガレスのやり方を見て見様見真似で剣の手入れの仕方を学んで行きました。
寝る前に剣の手入れをするのが日課に加わります。

戦力的に余裕があるロキ・ファミリアはオラリオの外に出ている状況を利用して闇派閥の調査を行います。
ガレスの指揮で海岸沿いを調査して闇派閥がオラリオからモンスターを運び込んでいる入り口を探しています。

オラリオの外に出て野営しているロキ・ファミリアが食事を採っています。
ベートが人気者になっていますね。
彼の罵倒が仲間を心配しての言葉だったと分かってから彼は人気者になりました。
多くの仲間に群がられて本人は悪態を吐いていますが好意的に受け取られています。
ベートとレナの仲も順調に進展しているようです。
アイシャ達がラキア王国の兵士を摘まみ食いに行くのに同行してレナが野営地にやってきました。
ベートは嫌がっていますがレナはストレートに彼への好意を示しています。
ロキ・ファミリアにはレナを邪険にできない理由がありました。
彼女にイシュタルが持っていた人造迷宮の扉を開閉させる鍵(ダイダロイス・オーブ)を見た場所に案内してもらう必要があったからです。
ベート達はレナの案内でイシュタルの神室を家捜ししています。
イシュタルに惚れこんでいた副団長タンムズの部屋も探しましたが発見できませんでした。
ヴァレッタが所持していた可能性はありますがベートが彼女を灰にしました。
ベートが激怒した理由を知っているのでティオネやティオナは彼を責めませんでした。
レナが調子に乗りますね。
ベートはレナを殺され復讐してくれた、つまり自分を愛している証拠と歓喜しています。
ベートが、その口塞がれてえか、と凄むと、キスしたいの?、と浮かれています。
フィンへのアプローチが上手くいってないティオネには惚気ていると見えたようです。
レナに向かってブチ殺すわよ?と凄んでいます。
ティオナが羽交い絞めにして止めています。

フィンが睨み合いを続けるラキア王国の密偵がオラリオに入り込んだと見破ります。
前線をフレイヤ・ファミリアとガネーシャ・ファミリアに任せて帰還する事にします。
ロキ・ファミリアはオラリオに戻って街に侵入したラキアの密偵を炙り出す事になります。

ロキがフレイヤの元にやってきます。
元々ロキがラキア迎撃を引き受けたのは彼女に会う為でした。
ストレートに元イシュタル・ファミリアのタンムズを匿っていないか質問しました。
フレイヤは知らないと答えています。
ロキはフレイヤが匿っていると確信したようですが無理に引き渡せとは言いませんでした。
見つけたら知らせて欲しいとお願いして会談を終わらせます。
ロキは余裕かましていると足元から撃たれると警告してから帰っていきました。

ロキが去るとフレイヤはタンムズを呼び出します。
タンムズからイシュタルが何を企んでいたのか聞き出す事にしました。
フレイヤはイシュタルを強襲した時に彼女の目の前でタンムズを魅了して寝取っていました。
格の違いを見せつけて腹心を奪い取ったのね・・・フレイヤもエグイ性格しているな。
タンムズはロキ・ファミリアが探しているダイダロス・オーブを所持していました。
今はフレイヤの手の内にあります。
フレイヤはダイダロス・ローブを隠し持っている方が面白い事になりそうだと考えています。

オラリオ内でラキアの密偵を探しているレフィーヤがベルと遭遇しました。
慌てているベルを不審に思ったレフィーヤは理由を聞いてみる事にします。
ベルは彼の主神ヘスティアと喧嘩してしまいヘスティアが家出したので探し回っていると答えます。
レフィーヤはベルは女性に弱腰だと思っていたので喧嘩したのを意外に感じています。
レフィーヤは見かけたら連絡してあげると伝えます。

街の北側でヘスティアがラキアの密偵に誘拐されてしまいます。
即座に捜索隊が組まれてベルとアイズがオラリオを出て誘拐犯を追う事になります。
二人が向かった先は天候変化が激しいベオル山地って場所でした。
知らせを聞いたリヴェリア、ガレス、フィンは心配になっています。
アイズは強いんですがオラリオ以外の知識が無いので心配なようですね。
特にリヴェリアが心配しています。

リヴェリアが幼いアイズの髪を梳かしてあげるようになりました。
最初は下手だったので痛いと文句を言われています。
習慣化すると上手くアイズの髪を梳けるようになりました。
三人の教えを守りアイズは精神的にも少しマシになったので念願だった特注武器を作って貰える事になります。
この頃のアイズは剣を壊さないように戦えるようになっていました。

アイズとベルはヘスティアを奪還しますが崖から落ちました。
冒険者の二人はヘッチャラですが通常人並みのステータスしか持たないヘスティアは疲弊しています。
困っている彼らをベオル山地に存在するエダス村の住民が助けてくれました。
村長の家に泊めてくれてヘスティアの回復を待つ事になります。
ベルは付きっ切りでヘスティアの看病をしていますね。
アイズは自罰的になっているベルを君のせいではないと言って慰めます。
ベルはヘスティアと喧嘩した事が遠因になっていると答えます。
仲良しに見える二人が喧嘩したと聞いてアイズが興味を持ちます。
何があったのか聞き出そうとしますがベルが今のアイズには教えられないと拒んできました。
どうしても聞き出したくなったアイズは戦い方を指南した事実を持ち出します。
戦い方を教えたんだから私はベルの先生だ、何でも悩みを打ち明けて欲しい、と言ってずずーと顔を寄せてきます。
至近距離にアイズの顔が接近してきてベルは真っ赤になっています。
目を覚ましたヘスティアの目にベルに迫るアイズが飛び込んできました。
ヘスティアはアイズとベルがキスしようとしていると焦り大声で怒鳴ります。
驚いたベルとアイズはバランスを崩してしまいヘスティアの上に倒れ込みました。
様子を見に来た村長の娘リナに叱られる事になりました。

村長の家は大家族で大勢での夕食となります。
男兄弟が飲んでいた酒をアイズが間違って飲んでしまいます。
酒を飲んだ瞬間にアイズの意識が切り替わります。
暴れだしたようですね・・・ベルが必死になって止めに入りボロボロにされます。
アイズが平常運転に戻ると傷だらけのベルが転がっていました。
酷い惨状にアイズは敵襲があったと思い警戒感を強めています。
警戒しているアイズにリナからベルをみて上げてくださいとの声が掛かります。
アイズは敵の存在を気にしますが「い・い・で・す・か・ら」と大迫力で迫られ納得させられます。
アイズは酒乱のようですね。

アイズの幼女時代、闇派閥が地上で活動していたのでロキ・ファミリアは迎撃に当たっていました。
アイズも戦闘に参加したがりましたがフィンが認めません。
アイズは不満を持ちますが大人しく従っています。
ロキが無事に闇派閥を倒したファミリアの為にお疲れ様会を開きます。
アイズを連れて予約しに行く事になりました。
途中でギルドから出てきたヘファイストスとデメテルに出会います。
ロキはアイズの事を紹介しました。
ヘファイストスは椿から聞いてアイズの事を知っていました。
デメテルが過激な反応を示します。
可愛いいーと叫んでアイズを巨大な乳に埋めます。
窒息しかけているアイズをロキが助ける事になりました。
ロキは乳の戦力差に生命力をガリガリ削られています。
塔から見下ろしているフレイヤに気付きます。
ロキはアイズはやらないと威嚇しています。
アイズを見たフレイヤは剣には興味無いと感じています。
幸いにもフレイヤに見染められる事にはなりませんでした。

お疲れ様会は営業を始めたばかりの「豊穣の女主人」って店で行う事にします。
店主のミアはドワーフの女性で元冒険者でした。
フィン・ガレス・リヴェリアとも知り合いです。
酔った団員たちが普段関われないアイズと打ち解けようとして積極的に構ってきます。
アイズに酒を飲ませてしまい悲劇が発生しました。
一口飲んだだけでアイズは意識が切り替わり狂戦士となりました。
愛剣を抜いてだれかれ構わず斬りつけてきました。
負傷者が続出し椅子やテーブルが破壊されていきます。
怒ったミアがアイズに拳骨を落としました。
アイズはミアの店では絶対に狼藉を働いてはいけないと学びました。
ファミリアのメンバーはアイズに酒を飲ませてはいけない絶対と心に誓います。
アイズの酒乱は生来のもののようです。
飲ませないので鍛えられないよな。

専用武器を手に入れてからもアイズはモンスターの討伐を続けていました。
フィンやガレスとの稽古で戦闘時の読み合いを身に着けて戦い方が洗練されています。
力任せに剣で斬りつけるのではなく相手の情報を考慮して弱点を的確に突くように変化しています。
戦闘力という点では凄く向上していますが新たな悩みが出てきました。
レベル上限に近づいたのでステータスの伸び率が下がってきました。
戦っても戦ってもステータスが上昇しないのでアイズは焦りを覚えています。
普通ならレベルアップ可能なんですがフィン達はアイズをレベルアップさせる事を危険視しています。
無鉄砲さが完全に払拭されてないので無理して無駄死にすると危ぶんでいます。
レベルアップの条件を内緒にしていました。
アイズがレベルアップの条件を教えて欲しいとお願いしてくるんですが教えません。

早く強く成りたいアイズはギルドの職員に聞いてみる事にします。
ギルド職員の目から見てもアイズの在り方は危険に見えました。
ファミリアの先達が教えないなら教えられないと断られます。
不満を募らせるアイズの前に一人の男神が現れます。
恐らくヘルメスだと思うんですが彼はアイズが勇者になる可能性を感じているみたい。
レベルアップの条件が自分よりも強い相手に勝利する「偉業」の達成にあると教えてしまいます。

ベオル山地に長雨が降っています。
天候が悪い上にヘスティアが回復してないので数日間滞在する事になりました。
暇なアイズは村を散歩しています。
村がドラゴンの鱗を祀っている事を知り気分が悪くなっています。
村長からドラゴンの鱗を怖がりモンスターが村に近づいて来ないと教えられます。
モンスター除けとしてドラゴンの鱗を祀っているんだと言われます。
理由としては納得できるんですけどね。
アイズには認められないみたい。
詳細は不明ですがアイズの両親はモンスターに殺されたのかも知れないな。
アイズはモンスターに対して強い敵愾心を抱いています。

村でドラゴンの鱗を祀るお祭りが開かれました。
ベルと回復したヘスティアが楽しそうに踊っています。
村人も楽しそうにしているのでアイズは疎外感を抱きます。
ドラゴンの鱗を崇めるなんてトンデモナイと思っているのでそうなるな。
一人で祭りを眺めているアイズを心配したベルが声を掛けてきました。
ベルはドラゴンの鱗を守り神のようだと例えてきます。
アイズがそんな事はあり得ないと強く否定するとベルが驚いています。
ベルにはアイズが不機嫌になった理由が分からないんですが彼女が落ち込んでいるように見えたみたい。
元気づけようとしてダンスに誘ってきました。
アイズがベルの申しを受けようとしているとヘスティアが飛んできます。
ヘスティアはベルとアイズが仲良くなるのが嫌なようですね。
自分がアイズと踊る事にしました。

ランクアップの方法を知った幼いアイズは12階層でインファント・ドラゴンを倒しました。
レベルアップには至らないと感じて一度ホームに戻る事にします。
アイズを探し回っていたリヴェリアがボロボロのアイズを発見します。
アイズからインファント・ドラゴンを一人で倒してきたと聞いて真っ青になります。
アイズはもう一度インファント・ドラゴンを倒しに行くので回復薬を分けて欲しいとお願いしてきます。
リヴェリアは一人でダンジョンに行くなって言いつけを破ったなと咎めます。
アイズはレベルアップの方法を隠していたからだと言い返してきます。
リヴェリアがまだその時では無いと諭すも納得させる事はできません。
感情的になっているアイズはリヴェリアに向かって、私はあなたの人形ではない、と言ってしまいます。
アイズの教育方針に迷っていて余裕を失っているリヴェリアはアイズを引っ叩いてしまいます。
私の気持ちも知らないで勝手な事を言うな。
私達はファミリアだ、アイズの事を娘のように思っていると伝えようとしたみたいですが拒否られます。
アイズはリヴェリアは私のお母さんじゃないと言い返してきます。
立ち尽くすリヴェリアの表情を見たアイズが後悔する事になりました。
酷い事を言ってしまったって自覚はあったみたい。
動転しているリヴェリアは、自分はアイズの母親ではない、アイズに母親など居ない、と言ってしまいます。
アイズはリヴェリアに酷い事を言ってしまったって後悔に涙しながら走り去りました。
フィンとガレスがリヴェリアの元にやってきます。
経緯を聞いた二人はリヴェリアにアイズを迎えに行けと助言してきました。

アイズの存在を知ったタナトスが彼女を手に入れようと画策します。
ヴァレッタ達を地上で暴れさせてアイズをダンジョンに孤立させようと考えます。
フィンへの嫌がらせになる唆されてヴァレッタが乗り気になっています。
泣きながら走り去ったアイズが12階層に戻ってきました。
落ち込んでいるアイズにはモンスターを倒す意欲は無いんですがタナトスが出現します。
タナトスはアイズの中に黒い炎が燃えているのに気が付いています。
力を与えてやる、アイズが求めている強さと闘争を与えてやる、と言って勧誘してきました。
アイズは少し迷ったみたいですが自分を心配しているリヴェリアの事を思い出し断りました。
幼女なりに正しさを理解しているようです、感心、感心。
アイズに断られてもタナトスはそれほど残念がっていません。
軽い口調でざんねんと呟きワイバーンを召喚しました。
ルームの入り口を塞いでアイズを閉じ込めてから消えました。
神であるタナトスがダンジョン内で派手に動いたのでダンジョンが鳴動します。
ロキがアイズはダンジョンに居ると指摘します。
リヴェリアはダンジョンに向かう事になりました。

ルームの出入り口を塞がれてしまったアイズはワイバーンと激闘を繰り広げています。
フィン達から教えられた飛行するモンスターの倒し方を実践しています。
翼を斬り落として地面に落そうとしていました。
意外と冷静なんだよな。
アイズの使う剣術は父親の修練を見て覚えたモノでした。
見事な斬撃でワイバーンにダメージを与えていきます。
怒ったワイバーンが炎を吐いてきました。
周囲を炎で囲まれて逃げ場が無くなりアイズは死を覚悟します。
そこに超特急でやって来たリヴェリアが現れます。
リヴェリアがアイズに叫びます。
「目覚めよ(テンペスト)」と叫べと・・・
アイズがテンペストと叫ぶと風が吹き荒れる事になりました。
使い方を知らないだけでアイズはテンペストを既に持っていたのね。
自分の周囲を舞う風にアイズは母親の息吹を感じています。
吹き荒れる風がワイバーンを倒しました。
アイズはリヴェリアに抱き着き、ごめんなさい、と謝っています。
リヴェリアも上手く言葉が出てこないみたい。
いいさ、大丈夫だ、と言いながらアイズを抱きしめています。

祭りが終わりアイズ達がエダス村を出発しようとしていました。
そこにリナが駆け込んできました。
リナは村長が亡くなったので祈りを捧げて欲しいとお願いしてきました。
出会った時から村長は病魔に犯されているように見えていました。
村長の死を知ったアイズは永続するモノなど存在しないと暗い考えに沈みます。
村長の葬儀が終わります。
ヘスティアがベルに同じ時は生きられないがずっと一緒にいるよと呟きます。
女神であるヘスティアに寿命は無いのでベルが先に死ぬ事になるのね。
ヘスティアはベルとの思い出をいつまでも覚えている。
生まれ変わったベルを探し出して会いに行くと言っています。
ヘスティアの言葉を聞いたアイズは永遠は存在しないが遺されるものはあると気付きます。
ベルはずっとヘスティアと一緒に居たいと答えました。
アイズは絶対に母を取り戻すと誓っています。
アイズの母親はどこかに居るって事なのか?

リナにまた来てくださいと言って送り出されます。
ヘスティアがいい村だったなぁとの感想を述べます。
ベルがまた遊びに行きたいですねと答えます。
アイズが行くんだったら私も一緒に、と呟きます。
ベルは、いいんですか!?と驚き嬉しそうにしています。
危機感を感じてヘスティアが、なに勝手に約束しているんだヴァレン何某君!?
自分のファミリアと一緒に行けばいいだろう!!と文句を言っています。
ヘスティアはアイズがベルにアプローチするのが気に入らないようです。

ロキ・ファミリアの面々はアイズがベルと一緒にヘスティア救出に向かったのを心配しています。
リヴェリアが特に心配していたようですね。
アイズが帰ってきたとの知らせが入ります。
リヴェリアがホームの正面玄関に向かうとアイズは彼女を心配していた団員達に囲まれていました。
リヴェリアは一人ぼっちだったアイズが仲間と触れ合っている姿をみて安堵したみたい。
リヴェリアに気付いたアイズが怒られると上目遣いに窺っています。
リヴェリアの微笑を見て「ただいま」と言ってきました。
リヴェリアは「おかえり」と言ってアイズを迎えます。
アイズの成長を実感できたので昔みたいにお小言を言ったりしないみたい。

成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘5
ラッキースケベ2
探索1
暗躍5
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