ラノベの感想) ヘヴィーオブジェクト 巨人達の影 (電撃文庫)
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第一章 ジャンクの墓はレアメタルの山 アラスカ戦場跡迎撃戦
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クウェンサーとヘイヴィアはフローレイティアとビリヤードをして遊んでいます。
ヘイヴィアが手玉だけをポケットに落としてしまいました。
フローレイティアが唐突に尻をこっちに突き出せと言ってきます。
彼女の唐突な要求にヘイヴィアは驚き喜びを感じているようですよ。
フローレイティアの育った地方では手玉だけをポケットに落とす間抜けは次の番の人物が蹴り飛ばせるそうですよ。
ヘイヴィアはフローレイティアの鋭すぎるミドルキックを喰らう事になりました。
フローレイティアの番になり彼女はクウェンサーに尻を突き出しながら順調に玉を沈めていきます。
彼女は次の作戦の説明をしながらプレイしていたので集中力が削がれたようです。
ヘイヴィアと同じ様に手玉だけをポケットに落としてしまいました。
潔い彼女はクウェンサーに尻を蹴って貰う為に彼に尻を突き出します。
「手玉をポケットに突っ込んだ間抜けな私の尻を思い切り蹴飛ばすのはお前の役目だ!!さあー!!!!!!」
恥ずかしさを誤魔化す為に気合入りまくりの彼女にクウェンサーはビビっていました。
ルールに従いクウェンサーはフローレイティアの尻を蹴飛ばしたのでしょうか?
フローレイティアのお尻は大きくて、丸くて、柔らかそうなので、とっても羨ましぞ。
正統王国はウォーターストライダーの残骸を回収していました。
信心組織の技術を吸収しようとの意図がありました。
そこに情報同盟が横槍を入れてきます。
今回のクウェンサーとヘイヴィアの任務は情報同盟のオブジェクトを整備する部隊の移動を妨げる事でした。
戦場となるアラスカの各所で妨害工作を行っています。
二人はウォーターストライダーの残骸に爆弾を仕掛けて道を通れなくしました。
任務が完了した二人は整備基地に戻らないでオブジェクトの戦いを観戦する事にしました。
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お姫様のベイビーマグナムと情報同盟のラッシュの戦闘が開始されます。
情報同盟のエリート(おほほ)からお姫様(ミリンダ)に通信が入りました。
おほほはクウェンサー(まだ名前は知らないようです)がどこにいるのか聞いてきますよ。
お姫様はおほほがクウェンサーに興味を持っている事が気にくわないようです。
二人は舌戦を繰り広げる事になります。
おほほを相手にするとお姫様は凶暴化するようです。
彼女にしては珍しく、明確な敵意を剥き出しにして罵っています。
「ないて死ね・・・ッ!!」
クウェンサーはお姫様とおほほが話題にしている技術者が自分だとは思っていませんよ。
余りにも鈍感なのでヘイヴィアに殴られていました。
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お姫様はラッシュの二門ある主砲を一つ破壊します。
おほほはベイビーマグナムの背面にある七門の主砲を切り替える機構を破壊しました。
お互いに万全では無いけど戦闘は継続可能な状態に陥ります。
暫しの睨み合いを挟んで其々の整備基地にUターンして行く事になりました。
二人はピットインを行いオブジェクトを修理してから戦闘を継続する事にしたようです。
ここからはどちらの勢力が先に修理を終わらせるかの競争となります。
クウェンサーとヘイヴィアは勝ったと思いました。
この為に彼らは妨害工作を施していたので思惑通りの展開になったと喜んだのですが、情報同盟は予想外の手段を用いてピットインを行ってきました。
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ラッシュは整備基地には戻らないで途中でピットインを行う事になっています。
資材を運ぶのに使う車が通れる道にはくまなく妨害工作を施しました。
しかし残骸の隙間はできてしまっています。
情報同盟はその隙間を使ってきました。
彼らはパワードスーツを使って歩兵にラッシュの交換用兵装を運ばせています。
正統王国軍の作戦は瓦解してしまいました、このままではラッシュの方が先にピットインを終わらせます。
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フローレイティアからクウェンサーとヘイヴィアに要請が入ります。
何とかしろとの無茶な命令が来ています。
クウェンサーは嫌がるヘイヴィアを説き伏せて協力させる事になります。
クウェンサーは移動中のラッシュに飛び乗り、整備部隊かラッシュに嫌がらせ攻撃をすると言い出します。
ヘイヴィアはクウェンサーがラッシュに取りつく隙を作る為に協力する事になりました。
クウェンサーは予定通りにラッシュに取りつきラッシュに対する破壊工作を始めます。
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クウェンサーは常人では思いつかない大胆な行動にでます。
ラッシュのセンサーに細工を施してエリートを不快にさせます。
時間の無いピットインを行っている最中だったので情報同盟の整備部隊はエリートからのセンターを確認してくれとの要求を拒んでしまいます。
まあ正式な命令書に入っていない作業だったので仕方ないとは思いますが軽率だったね。
センサーに誤差があるとエリートは集中力を損なうようです。
おほほは自らセンサーの確認を行おうと考えてコックピットのハッチを開けてしまいました。
クウェンサーは開いたハッチに飛び込んでラッシュのエリートと対面する事になります。
ラッシュのエリートはGカップのナイスボディと伝えられていたのでクウェンサーはGカップとの対面に心躍らせていました。
しかし・・・コックピットに収まっていたのは10歳位の女の子でツルペタちゃんでした!!
クウェンサーは本気で泣いていますよ「・・・ぐしゅ、嘘だろ・・・ひっく」気持ちは分かる!!
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対外的に伝えられているおほほの姿はフル3DCGでした。
モーションデータだけは本物のようです。
おほほがGカップじゃなかった事で気落ちしていたクウェンサーは再起動します。
おほほへの脅迫を始めて、ハッチを閉じさせます。
そしてラッシュを動かすなと命じました。
お姫様のピットインが終わるまで動かずにいて白旗をあげろと要求しています。
おほほはクウェンサーの脅迫に応じるふりをしてラッシュを完全自動操縦に切り替えました。
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ラッシュ(情報同盟での正式名称はガトリング033)は戦略AIジュリエットが基本的な操縦を行い、ジュリエットが出すバグやエラーをおほほが手動で修正する事で動いていました。
おほほは戦闘を全てジュリエット任せにすると言ってラッシュを起動させます。
この時に味方への損害を出さない為に50メートル以下の物体は攻撃対象から外しました。
ラッシュが滅茶苦茶な挙動で動き始めます。
クウェンサーはコックピットの中でオブジェクトの高速運動の余波を体験する事になりました。
物凄い加速度が掛かっているのでクウェンサーは内臓を破壊されそうになっています。
おほほへの脅迫も出来ない状態でコックピット転がる事になりました。
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お姫様も戦場に戻ってきて高速戦闘が再会されます。
おほほはお姫様に確実に勝てると思っているようですね、彼女との通信を再会してお姫様を煽っています。
おほほはラッシュのコックピットに乗り込んできたクウェンサーをお姫様に見せたかったようです。
クウェンサーとイチャイチャしている姿をお姫様に見せて自慢していますよ。
お姫様にはGカップの姿が映し出されています。
それを見たお姫様はGカップのおほほとイチャツイテいるクウェンサーに怒り心頭になっています。
クウェンサーは加速度で死にそうになっているのですが頭は冷静でした。
彼はラッシュ攻略の糸口を見つけます。
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戦闘開始前にヘイヴィアと抜き打ちの持ち物検査からエロ本を守る作戦を相談していました。
「こっちは切羽つまっている」と言ったら内緒話を始めるとの会話をしていました。
クウェンサーはそれを使う事にします。
おほほからお姫様への通信は暗号化も無く両軍に聞き取れるようになっていました。
二人の通信はヘイヴィアにも聞く事ができました、これが勝利の要因となりましたよ。
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クウェンサーは唐突に、自分が死んだら、兵舎に置いてある婚約指輪をアンジェリナと言う幼馴染に返しておいてくれと言い出します。
婚約者と聞いてお姫様の雰囲気が冷酷なものに変化しました。
さらに安全国のレストランで働いているAIのように冷静な異邦人エッタちゃんともゴニョゴニョあったので兵舎にあるネックレスを渡してくれとお願いしました。
この二つのお願いはヘイヴィアに向けてのモノだったのですが、お姫様とおほほは過剰に反応していますね。
戦闘が激しさを増していきます。
クウェンサーがお姫様に勝てるので指示に従って欲しいとお願いします。
お姫様は怒っていたのですがクウェンサーの必死さと真摯さが伝わったようです。
彼の指示に従いラッシュを誘導しました。
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クウェンサーからの指示で一人で頑張っていたのはヘイヴィアでした。
彼はウォーターストライダーの残骸に仕掛けを施していました。
照準用のレーザーを使えるようにしていました。
それでラッシュに照準用レーザーを照射しました、これが決め手になりました。
ラッシュはおほほの指示で50メートル以下の物体を攻撃対象から省きました。
そこに50メートル以下のウォーターストライダーの残骸からのレーザー照射を受けました。
ラッシュを制御しているジュリエットは混乱し始めてしまい間違った学習を始めてしまいます。
長考に入ったジュリエットはラッシュを動かす事が出来なくなりました。
ラッシュは動きを止めてしまいます。
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おほほはラッシュが動かなくなった理由が分からずに動揺していました。
クウェンサーはアンジェリアリストを応用した攻撃方法をヘイヴィアに伝えたと解説します。
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お姫様はラッシュを射程に捉えた状態で動きを止めています。
クウェンサーが仕上げに掛かります。
ここから先の彼は酷かったですね・・・おほほに同情しちゃうよ。
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クウェンサーはおほほが座っている操縦席の下にハンドアックにデジタルカウンターを接続して時限爆弾に偽装した物体を設置します。
おほほにラッシュから外部への音声出力を切らせます。
おほほに時限爆弾が仕掛けられていると伝えます。
おほほは自分が部隊から切り捨てられたと焦ってます。
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クウェンサーはラッシュがダメージを受けていないのに突然動作を止めたので彼女の指揮官がおほほが裏切ったと判断して時限爆弾のスイッチを押したんだと教えます。
おほほはクウェンサーのせいで自分が切り捨てられたと激怒して動けないクウェンサーを殴っています。
クウェンサーを殴って少し落ち着いたおほほにクウェンサーが提案を持ちかけます。
脱出装置と時限爆弾との連動を外すのでおほほだけで脱出しろと提案します。
おほほはクウェンサーは助からないと心配をしてくれますが、クウェンサーは敵のオブジェクトを無傷で手に入れるチャンスだと言って残る事を納得させました。
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次に会ったら敵同士。
待っているのは殺し合い。
とおほほに伝えて二人は別れました。
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脱出したおほほは敗北の味を噛みしめながら自軍に戻ってきました。
途中で彼女を迎えに来たレンディ=ファロリート中佐に遭遇します、彼女はおほほの事を本当に心配していたようだぞ。
しかし、おほほはレンディが内緒で自爆装置を取り付けていたと誤解しているので、レンディを引っぱたきました。
可哀想なレンディはおほほが怒っている理由が分からずに呆然としていました。
おほほはクウェンサーの機転を体験したので彼が益々欲しくなったようです。
彼を懐刀として側に置いておきたいと考えるようになりました。
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クウェンサーには誤解したお姫様を説得する任務が残されます。
ヘイヴィアはクウェンサーにお姫様のご機嫌取りをするように言いますが、クウェンサーはその理由が分かっていませんね。
お姫様はクウェンサーの言っていた幼馴染のアンジェリナちゃんとAIの様に冷静なエッタちゃんは誰だと言って暴れているそうです。
お姫様の想いにクウェンサーが気付く日は来るのでしょうか?
次に会った時に、今回騙してしまったおほほに優しくしてあげて欲しいね。
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第二章 札束の散らばる炭鉱 カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦
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CSミリタリー放送のスタッフがフローレイティアの指揮する第37機動整備大隊を取材に来ました。
作戦前のブリーフィングにカメラが入っているのでフローレイティアが緊張しています。
今回は信心組織が運営している炭鉱に夜襲を掛ける事になりました。
フローレイティアの部隊に督戦と呼ばれる軍の悪事を調査する部隊が派遣されて来ました。
督戦の眼があるので、今回のクウェンサーは比較的安全な任務に就く事になります。
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クウェンサーは出撃前のオブジェクトの整備を手伝っていました。
クウェンサーは今回は最前線に放り込まれないと安心していましたが、婆さんにしかられます。
前線い出ようと後方に居ようと死ぬときは死ぬ気を抜くなと言われてしまいます。
クウェンサーはオナニーも危険じゃないかと屁理屈を捏ねていました。
それを聞いていたお姫様が「おなに?」と首を傾げています!!
彼女知らないぞ!!!
クウェンサーお姫様に変な事を教えるなよ!!
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整備主任の婆さんからメールで指示を受けます。
外は寒いのですが、足りない資材を倉庫から取ってくるようにとの指示を受けます。
クウェンサーが婆さんともアドレス交換している事を知ったお姫様が可愛く嫉妬していました。
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資材を取りに行ったクウェンサーは督戦の黒軍服の女性に呼び止められます、「貴君」。
クウェンサーは彼女の振る舞いから相手は貴族なのかなと思い貴族さんですか?と尋ねます。
彼女は自分は平民だと答えますよ。
彼女に所属と階級を聞かれる事になります。
彼女の圧力に怖じ気づいたクウェンサーは支離滅裂な返答をしています。
「ヘイヴィアと一緒に怒られる事もあれば整備兵のばあさんに説教される事もあります!!」
幸い黒軍服は学生と聞いて納得してくれました。
彼女の督戦任務は正規軍人専門だそうです。
ブリーフィングの席でヘイヴィアから督戦の役割を教えられていました。
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ヘイヴィアは敵の大型レーダー施設を束ねる地中のデータケーブルに妨害プログラムBを流す事になります。
クウェンサーは敵の監視用UAVに妨害プログラムAを流す任務に就く事になりました。
ヘイヴィアはクウェンサーが自分よりも楽な任務に就いたとブチブチ文句を垂れています。
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ヘイヴィアはミョンリ、クックマン、ウェスティとチームを組むことになります。
ミョンリとウェスティは可愛い女の子でした。
クックマンが年上の男性です、彼が引率の先生の様に見えます。
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クウェンサーは学生でチームを組むことになりました。
ナッツレイ、チャールズ、督戦のお姉さんとチームを組みます。
チャールズがUAVに流し込む妨害プログラムを担当するようです、作戦の要ですね。
ナッツレイは陽気な学生で督戦のお姉さんを口説くチャンスを狙っていました。
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クウェンサーがナッツレイに自分がオブジェクトの設計士を目指す理由を語っています。
彼の家の隣に嫌みな貴族が住んでいたそうです。
その家族が没落してしまい使用人にまで追われる事になったそうです。
困っている一家をクウェンサーの親父が匿ったそうです。
貴族の没落を目にしたクウェンサーは安心を手に入れたくて金持ちになりたいようです。
その貴族には娘が居てクウェンサーとは幼馴染だったようです。
その娘は嫌な性格だったようだぞ。
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ナッツレイとの会話を督戦のお姉さんに聞かれてしまいました。
彼女は聞こえてしまったと謝ってきましたよ、いい娘かもしんない。
彼女は没落貴族を匿ったクウェンサーの父親は十分に揺るぎない存在だと思うと言ってきます。
困ったらシャルロット=ズームの名を教えてやってくれ、向いている仕事を紹介してやれそうだと言っていました。
督戦のお姉さんの名前が分かりましたね。
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二人が会話している間にナッツレイはアンテナの設置をしていました。
何もしていないクウェンサーにUAVの位置を調べてこいと言ってきます。
ここまで何も仕事をしていないクウェンサーは断れないので偵察に向かいます。
クウェンサーの動きが素人臭いと言ってシャルロットが付き合ってくれます。
クウェンサーとシャルロットがUAVの探索に向かいました。
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二人がUAVを探していると背後で銃声が響きます。
後ろを振り向こうとして背後から撃たれました。
シャルロットは気絶してしまいます、クウェンサーの方が先に気が付いたようです。
チャールズのドックタグを回収して戻ってきました。
シャルロットにチャールズが死んでいてナッツレイが居なくなっていると報告します。
二人とも背中に通信機を背負っていたのが幸いしました。
銃弾は通信機を破壊しましたが二人は助かりました。
チャールズが死んでしまい作戦は瓦解したのでフローレイティアに作戦継続は不可能と報告する必要があるのですが、通信機が壊れてしまい通信ができませんでした。
二人は敵から逃げる為に信心組織の運営する炭鉱に向かいます。
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ヘイヴィアたちも窮地に立たされていました。
クウェンサーたちの作戦が瓦解したのでオブジェクトに接近される事になります。
生身でオブジェクトに抵抗する事になれていない三人は混乱しかけています。
ヘイヴィアが仲間を落ち着かせてオブジェクトへの対策を練る事になります。
敵オブジェクト、ウィングバランサーには架橋装置があると予想されていました。
ウィングバランサーが崖を渡る為に橋を架けている時を狙う事にします。
ここで予想外の事が起ってしまいますよ!?
ウィングバランサーは架橋装置を持っていたのですが橋では無かったぞ!!
ウィングバランサーはジャンプして崖を飛び越えていました。
その着地時の余波に巻き込まれてしまいます。
ヘイヴィアとミョンリは助かりましたが、クックマンとウェスティは崖に落ちて行きました。
ミョンリが混乱してしまいますが、ヘイヴィアが彼女を正気に戻して二人はクウェンサーたちとは別の入り口から炭鉱に逃げ込みました。
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ヘイヴィアとミョンリは炭坑内で従業員の休憩室を発見しました。
そこには正統王国の辞書が置かれています。
更に正統王国の恵まれない人々に井戸を掘ってあげる為に募金活動を行っていた証拠を見つけました。
二人はここが信心組織の反戦団体のアジトだと理解します。
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クウェンサーとシャルロットは炭坑内を進んでいました。
そしてダイヤモンドを発見しました。
ここは石炭の鉱山だと思われていましたが実際は秘密のダイヤモンド鉱山だったようです。
坑道を通って通信が可能な位置まで移動しようと考えていました。
二人は炭坑の労働者と思われる女性と遭遇します、彼女は救急箱を持っていました。
シャルロットは彼女を撃とうとしますがクウェンサーが邪魔をして銃撃を止めました。
その隙に女性は逃げていきます。
シャルロットがクウェンサーを詰問しています、どういうつもりだ!!
クウェンサーは明らかに民間人だったので攻撃するのは不味いですと抗議していました。
シャルロットはクウェンサーに拳銃を貸し与えてくれます。
クウェンサーは戦力として期待されている訳ではありませんでした。
シャルロットは自殺用だと言ってます。
クウェンサーが民間人を見逃したのが原因なんだぞと言ってますね。
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クウェンサーとシャルロットはヘイヴィアとミョンリと合流しました。
ヘイヴィアが凄く怒っていますよ。
クウェンサーを締め付けて仲間が死んだと憤りを露にします。
シャルロットがナッツレイが裏切ったと状況を説明してヘイヴィアを落ち着かせました。
四人は情報交換を始めます。
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ここが信心組織の反戦団体のアジトでダイヤモンド鉱山だと分かりました。
ウィングバランサーがベイビーマグナムを鉱山の近くで迎え撃った理由にも予想が付きました。
信心組織は反戦団体が鬱陶しくなったので正統王国軍のオブジェクトの攻撃を受けて全滅した事にしようと考えたようです。
信じていた正統王国に攻撃を受けて鉱山の従業員が全滅すれば反戦運動は鎮火して正統王国憎しとの雰囲気が醸成されると考えたようです。
正統王国は嵌められたんだと四人は結論を出しました。
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そこにナッツレイの攻撃が襲ってきました。
ナッツレイは鉱山で使うパワードスーツで武装していました。
ヘイヴィアたちの持っているライフルでは装鋼を撃ち抜けません。
ナッツレイがクウェンサーを捕まえます。
パワードスーツの手で頭を掴まれたので不味い状況でした、そのままではクウェンサーの頭が砕かれます。
そこに、クウェンサーが庇った女性が助けに入ります。
彼女はパワードスーツの弱点を知っていました。
ツルハシを腕の関節部分に打ち込み動きを止めます。
その隙に二手に別れて逃げる事になります。
女性をヘイヴィアとミョンリに任せてクウェンサーとシャルロットはナッツレイを倒す事にします。
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クウェンサーは時差を付けたハンドアックで攻撃しましたがパワードスーツを破壊できません。
追われている時にシャルロットが腕を骨折して足を捻挫する事になってしまいます。
シャルロットはクウェンサーに逃げろを言いますが彼は助けようとしました。
シャルロットを納得させるのに、極東の島国の四文字熟語を使っています。
クウェンサーは美人薄命って四文字熟語が嫌いだと言ってシャルロットに肩を貸して逃げていきます。
クウェンサーは無自覚にキザなセリフを吐くよな。
美人と評価されたシャルロットは悪い気はしなかったようだぞ、いや、結構喜んでいるようだ。
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クウェンサーは採掘されたダイヤモンドを探します。
そしてハンドアックを仕掛けてダイヤモンドの跳弾が飛ぶような仕掛けを施してパワードスーツを迎え撃ちます。
クウェンサーの作戦は上手くいき、ナッツレイはダイヤモンドの跳弾をパワードスーツで受ける事になり、パワードスーツに収まったまま死にました。
クウェンサーがちょっと怖い、「・・・すけぇな。キラッキラ。ダイヤモンドまみれじゃん」「良かったな。世界で一番豪華な死に化粧だ」だってさ。
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ヘイヴィアとミョンリは反戦団体の女性に案内されて、ケーブルにウィングバランサーの動きを阻害するプログラムを流しました。
クウェンサーとシャルロットは地上に出てウィングバランサーの弱点を探します。
ヘイヴィアからジャンプ機能がある事を聞いていました。
お姫様にも確認をとり嫌っている攻撃を教えて貰います、足回りへの攻撃を嫌うようですね。
クウェンサーはウィングバランサーの足の裏に注目しました。
接地面を大きくする方が効果的なのですがウィングバランサーは足を複数に分解できるようになっていました。
そこにセンサーが取り付けてあり地面との距離を測っているようです。
着地する時に地面との凹凸に反応して高さが変わるようだぞ。
クウェンサーは足の裏のセンサーに照準補正用の赤外線レーザーを照射しました。
センサーを狂わされたウィングバランサーは着地に失敗して倒れてしまいます。
そこをお姫様に撃たれ主砲を潰され無力化されました。
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これで戦闘は終わったとクウェンサーは思ったようですが、意外な敵が姿を現します。
正統王国軍のもう一つのオブジェクト、インディゴプラズマがダイヤモンド鉱山への砲撃を始めました。
クウェンサーはやめろーと叫んでいましたが撃たれてしまいます。
インディゴプラズマの攻撃でナッツレイが正統王国軍の24機動整備大隊のスパイだったと判明しました。
反戦団体の人々を守れなかったとクウェンサーは打ちひしがれますが、フローレイティアから通信が入ります。
彼女は反戦団体と連絡を取り合い彼らを無事に脱出させたと知らせてきました。
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ダイヤモンドを秘密裏に運び出す為の潜水艦があったそうだよ。
潜水艦に乗り込んで鉱山を脱出していたそうです。
どうもクウェンサーとシャルロットが炭坑内で戦っている間もフローレイティアは反戦団体と連絡を取り合い脱出作戦を指揮していたようです。
いきなり戦場の真ん中に出てきたので驚いたぞと言っていました。
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クウェンサー、シャルロット、ヘイヴィア、ミョンリは整備基地に戻ってきました。
作業を手伝えとの声が掛かります。
クウェンサーはシャルロットに肩を貸しているので動けません。
ヘイヴィアは可愛いお嬢ちゃんと一緒に作業しないとやってられんと言って彼女を連れて作業に向かいます。
ミョンリは可愛いと言われて驚いているようだぞ、「え、え?」と言って引き摺られて行きました。
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シャルロットは今回のクウェンサーの功績は表彰されるぞと言ってます。
彼女は生身でオブジェクト破壊するクウェンサーのファンだと教えてくれました。
彼女の馴染のバーのマスターがクウェンサーとヘイヴィアが生身でオブジェクトを破壊する度に新作のカクテルを作ってくれるそうだよ。
二人は和んでいたのですが悲劇が襲います。
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クウェンサーがダイヤモンド鉱山から無断で持ち出したダイヤモンドを入れてあるケースを落としてしまいます。
中身が零れてしまいシャルロットに見咎められる事になりました。
彼女は素早いです、クウェンサーに掛けている片腕でクウェンサーの首を絞めてきました。
クウェンサーの顔にシャルロットのおっぱいが押し付けられます。
更にシャルロットの腋の下で絞められているのでクウェンサーは感じ始めます!!
クウェンサーは美人の腋の下で攻められるのが好きなようです。
シャルロットに思いの丈をぶちまけます。
「美人の腋の下を好む俺の中の俺がそろそろ爆発してしまいそうですが爆発しても良いですか!!」
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彼女は自分の管轄は正規軍人か現地で協力関係を構築した戦闘員だけだと言ってます。
シャルロットはクウェンサーを見逃す事にしますよ。
彼女もクウェンサーに惚れてしまったのでしょうか?
怪しいなー。
命を救っているので惚れちゃう可能性は大いにあるね。
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第三章 名誉に値段はつけられない ヴィクトリア島緊急追撃戦
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インディゴプラズマを操縦するプライズウェル=シティ=スリッカーは正統王国に要求を突きつけます。
シティ=スリッカーは言語保護活動家の差別屋でした。
正統王国の正式言語はフランス語をベースにしてまとめられたものです。
シティ=スリッカーは正統王国が停滞しているのは情報伝達のスピードが遅い事が原因だと主張します。
スピードを奪っているのが正式言語以外の雑多な言語であると結論付けます。
彼はそれらの劣等言語を駆逐するとまで言い放ちました。
正式言語を話せる者は市民と認め、話せるように努力する者は奴隷として労働力にする。
話せない上に努力もしない者は寄生虫として駆除すると言っています。
彼らはヴィクトリア島の近くで軍事演習を行うと宣言しました。
ヴィクトリア島には移民居留地があります、ここに住んでいる人々は正式言語は話せません。
皆殺しにされてしまいそうですね。
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クウェンサーとヘイヴィアは整備基地でお姫様に会います。
お姫様は婆さんの様子がおかしいと教えてくれます。
心配になったクウェンサーは婆さんの様子を見に行きました。
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ベイビーマグナムに出撃前の整備を行っているのですが婆さんはいつになくピリピリしています。
クウェンサーは写真たてを見つけますね、そこに黒髪の美女の写真が飾られています。
婆さんの娘か孫かと思ったようですが、本人だと教えられます。
クウェンサーは月の晩だけ若返るのか?と馬鹿な事を言っていましたが、昔撮った写真だそうです。
風景が昔の日本列島だろと教えてくれますよ。
婆さんが資本企業からの移民だと判明しました。
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婆さんは移民する事になった経緯を教えれくれます。
婆さんの娘夫婦がボランティア活動をしていたそうです。
食糧難地域に安定した農業技術を伝える活動だったそうです。
そのキャッチコピーが命取りとなりました。
「お昼に食べるコンビニ弁当のグレードを少し下げるだけで、作物が採れずに苦しんでいる人達を助ける事ができます」ってものでした。
これが大手コンビニグループの怒りを買い、情報テロだと糾弾される事になりました。
資本企業は経済と企業が政治と戦争を掌握する勢力ですので経済活動を阻害すると思われたそうですよ。
暗殺されそうになってしまい資本企業を逃げ出す事にしたそうです。
娘夫婦と孫はヴィクトリア島の移民居留地に住んでいるそうですよ、イヤな予感がします。
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正統王国はシティ=スリッカーを反逆者として討つことになります。
正統王国軍は三機のオブジェクトを投入する事にないります。
数の上では優位に立っているので楽勝ムードが漂っています。
ベイビーマグナム、スノウクエイク、が陸上で、アクティブスレッジが海上から攻撃するこで、袋叩きを狙いました。
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シティ=スリッカーの率いる第24機動整備大隊はオブジェクトと歩兵の連携を行っています。
クウェンサーとヘイヴィアは24の歩兵の相手をする事になりました。
二人は24の歩兵を狙撃して倒していきます。
仲間の部隊とも連携して敵を殲滅しました。
敵と分かれば同国人でも平気で撃ち殺せるようになった、自分たちは逞しくなったなと感慨に耽っています。
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そこで予想外の出来事が発生します。
24の歩兵がガスを散布していました。
これは毒ガスでは無くてインディゴプラズマの下位安定式プラズマ砲の威力を高めるガスでした。
砲撃を受けてしまい、スノウクエイクの推進装置が壊れます。
お姫様はスノウクエイクを庇おうとして被弾しました。
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まだ海上からやってくる予定のアクティブスレッジが居ると期待したのですが・・・
味方から聞きたくなかった通信が入ります。
海上を移動中だったアクティブスレッジが大破との連絡が入ります。
アクティブスレッジを破壊したのは、敵のオブジェクトでした。
しかもオブジェクトは6機もありますよ。
絶望的な戦力差に思われました。
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シティ=スリッカーはスノウクエイクを破壊してベイビーマグナムを行動不能にします。
その後、逃げる為に十分な時間を与えてから整備基地を破壊しました。
抵抗可能な存在を排除してからヴィクトリア島の近くで軍事演習を行うと宣言します。
これはそこに住む移民者を抹殺するって宣言でした。
これを聞いていた婆さんが問題行動に出ます。
婆さんは娘夫婦と孫を守る為に勝手に部隊を離れてヴィクトリア島の移民居留地に向かいます。
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フローレイティアはベイビーマグナムを修理してヴィクトリア島を守る為に戦うつもりです。
婆さんがヴィクトリア島に向かった事をクウェンサーとヘイヴィアに伝え何とかしろと命じます。
ヘイヴィアは逃げ腰でしたがクウェンサーは婆さんを助ける為にヴィクトリア島に向かう事にします。
ヘイヴィアを説得するのに6機のオブジェクトが海上を移動するのに使ったフロートを調べます。
フロートで浮かべられるのは5万トンまでオブジェクトに見えたものは偽物だと説明します。
さらにオブジェクトを運用するには人員が足りない、操縦士のエリートはどこから手に入れたんだと言って説得しました。
ヘイヴィアはクウェンサーと一緒に行動する気になってくれたのですが第三勢力が登場しました。
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猫耳にメイド服を来た一団が現れます。
彼女たちは資本企業の「戦場お掃除サービス」って名前のPMCでした。
彼女たちは正統王国と情報同盟の戦闘を監視して双方が消耗したところで参戦する予定だったと言ってます。
しかし正統王国が早々に情報同盟に勝利したので撤退する事になったが逃げ遅れたと言ってます。
これはベイビーマグナムとラッシュの戦いですね。
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彼女たちはクウェンサーとヘイヴィアに提案を持ちかけました。
ベイビーマグナムに偽情報を出してエリートをオブジェクトから脱出させてくれ、エリートをお土産として撤退すると言ってきました。
彼女たちがPMCだと聞いたクウェンサーは彼女たちを雇う事にします。
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最初はクウェンサーが彼女たちを雇えるだけの資金を持っていないと思ったようだね。
依頼料を値切るなんてふざけんなよ!とお怒りでしたが、クウェンサーがダイヤモンドを出すと態度が豹変します。
瞳をキラッキラに輝かせて「それを早く仰ってくださいご主人様!!」
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リーダーらしきお姉さんがワイディーネ=アップタウンと名乗りました。
そしてクウェンサーを彼女たちの装甲車に案内してくれます。
彼女たちの装甲車に乗り込んだクウェンサーは女の子の匂いがすると感動していました!!
それはさぞかし香しい匂いだったに違いない、色々と羨ましい奴だぜ。
ヘイヴィアはクウェンサーのおまけとして同乗を許可されています。
一セントも支払っていない彼は冷たい対応を取られる事になります。
しかしヘイヴィアもやられてばかりではありませんでした。
「俺は冷たい目で見下されると気分が高まるタイプの男だからな!!」と宣言していました。
良い性癖の持ち主ですね。
クウェンサーはワイディーネたちの協力でヴィクトリア島に向かいます。
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婆さんの名前がアヤミ=チェリーブロッサムと判明しました。
移民居住区に到着した婆さんは娘夫婦の家に向かいます。
平日なので娘しか居ませんでした。
いきなりやって来た婆さんに驚く娘のシキブさんを引っぱたいて現状を認識させます。
移民居留地がオブジェクトの戦闘に巻き込まれると納得させて脱出を図ることになります。
シキブさんはご近所さんにも危機を知らせて一緒に逃げようとしますが婆さんが止めました。
婆さんは家族を助ける為に非情な決断を下します。
見殺しにすると言ってます。
シキブさんは婆さんの本気を見せられて従う事にしましたが、激しく後悔しているようですよ。
シキブさんは善人ですが長生きできないタイプだね。
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まずは夫のイエカズさんの元に向かいます。
会社から出てきたイエカズさんは混乱していました。
彼もシキブさんと同じように善人ですね。
婆さんのやろうとしている事に疑問を持っています。
しかし押しに弱いようだね、婆さんの剣幕に逆らえずに従う事になります。
最後に孫のオリヒメを迎えに行きました。
シキブとイエカズが学校に入って行く間に婆さんの元にクウェンサーとヘイヴィアから通信が入りました。
「ヘイばあさん!まだ生きているか。ナイト様のご登場だ!!」
二人はこれからインディゴプラズマへの攻撃を始めると宣言しました。
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クウェンサーはワイディーネの仲間のレミッシュからインディゴプラズマの動きをモニターした情報を見せられます。
そして動きが単調である事に気が付きます。
オブジェクトもどき(ダミー機)は戦略AIによって操縦されていて、インディゴプラズマに接近すると、インディゴプラズマからの補正を受け付けるようになると予想していました。
エリートを複数人調達した訳では無いと判明しました。
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戦略AIで制御されていると分かったので通信を妨害する事になります。
ワイディーネたちが持っていたラジコン電波で動くドローンを使って妨害と攻撃を行う事にします。
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飛行型のバードを一機、自走型のアニマルを十機持っていました。
インディゴプラズマたちの注意を引き付ける事になります。
ラジコンなので自分たちが直接砲撃に晒されることはありません。
ただし電波を特定されてしまうと操縦者の位置がバレるので中継アンテナをばら撒く事になります。
これはクウェンサーとヘイヴィアが担当する事になりました。
二人は雪上を走って中継アンテナをランダムな位置にばら撒きます。
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バードから発射したミサイルがダミー機に直撃します。
装甲を削り取る事に成功しました。
クウェンサーはそれを入手して洞窟に走ります。
クウェンサーはダミー機の装鋼がやけに軽い事に気が付きました。
婆さんに連絡して装鋼の材質を調べる事にします。
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婆さんの的確な指示で装鋼がセラミックであると判明しました。
これが勝利への引き金となります。
クウェンサーはワイディーネに命じて中波して行動不能なアニマルから攻撃をさせました。
攻撃地点を伝える為に彼女のアドレスを教えて貰い返信する事になります。
これでワイディーネにクウェンサーのアドレスが伝わる事になりました。
ワイディーネは上得意様の個人情報ゲットと大喜びしています。
後で考えると迂闊だったかもしれないね。
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ワイディーネたちはクウェンサーの指示した座標にロケット砲を撃ち込みました。
ダミー機は下位安定式プラズマ砲でロケット砲を撃ち込んだアニマルを迎撃しました。
勝負ありですね、ダミー機の周囲にはプラズマ砲を強化する為のガスが充満していました。
大爆発が起こりダミー機は高熱に晒される事になりました。
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海中から登場したダミー機は外装の温度が下がっていました。
急激な高温にさらされたダミー機はバキバキと割れてしまい自壊していきました。
インディゴプラズマだけは生き残っていますがお姫様がやって来ます。
そして下位安定式プラズマ砲を撃ち合う事になりました。
インディゴプラズマの周囲にはダミー機のばら撒いた下位安定式プラズマ砲の特殊ガスが充満していました。
自分で撃った下位安定式プラズマ砲が大爆発してインディゴプラズマは破壊されました。
周囲は大爆発の高熱に晒されているので脱出したとしてもシティ=スリッカーは焼け死んだでしょう。
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ここにシティ=スリッカーの野望は潰えて移民居留地は守られました。
クウェンサーとヘイヴィアはワイディーネたちと別れて婆さんを迎えに行きました。
婆さんは懲罰を覚悟していましたが、フローレイティアは婆さんの復帰を認めます。
「失態は結果で埋め合わせろ、ここで切り捨てるのをためらう程度の技術力があって良かったな」との伝言をクウェンサーが伝えました。
オリヒメがベイビーマグナムを見て、「あれ、おばーちゃんが作ったの?」と聞いてきます。
婆さんは「そうじゃよ」「あれが、儂の作った正義のロボットで、こいつらが自慢の仲間達じゃよ」と答えていました。
クウェンサーとヘイヴィアは野暮な突っ込みをする事はありませんでした。
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終章
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クウェンサー、ヘイヴィア、フローレィティア、お姫様はCSミリタリーチャンネルのアンケートに答えいます。
CSミリタリーチャンネルを担当していたアイドルのモニカちゃんがクウェンサーの隣の家に住んでいた没落した貴族の娘だと判明します。
彼女はクウェンサーに会う為にミリタリー色を持ったアイドルになったようです。
そしてクウェンサーの居る部隊に取材にきて、自分が復興したことを自慢しようとしたようです。
しかしクウェンサーに会う事はできませんでした。
彼女はクウェンサーを恨んでいるかもね、クウェンサーは絶対に根に持っていると怖れを抱いていました。
モニカもクウェンサーの事が好きなのかもしれないね、しかし彼の事を小間使いと呼んでいるので微妙かな?
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フローレィティアから資本企業のPMCを雇ったのかと詰問される事になります。
どうも通信が聞かれていたようです、クウェンサーが信心組織のダイヤモンド鉱山からダイヤモンドを勝手に持ち出していた事までバレていました。
クウェンサーは「戦場お掃除サービス」というPMCを雇ったと教えます。
フローレィティアは資本企業に問い合わせたが、そんな名前のPMCは登録されていないと判明した教えてくれます。
フローレィティアは厄介な相手と知り合ったようねと言ってますね、これはヤバそうです。
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戦場お掃除サービスは本来の陣営に帰還しました。
彼女たちは情報同盟の部隊でした。
諜報任務の最中にクウェンサーに雇われる形で任務を遂行しようだぞ。
クウェンサーは彼女たちを使ったのですが逆に使われる結果になったぞ。
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彼女たちはレンディ=ファロリート中佐の配下でした。
彼女たちの任務は情報同盟から持ち出された戦略AI技術を抹消する事でした。
シティ=スリッカーはスパイ活動を通じて戦略AIの技術を盗み出しダミー機に搭載したようだぞ。
ワイディーネたちはダミー機を破壊する目的で動いていたようです。
結果的にクウェンサーと彼女たちの目的が一致したんだね、それで共闘する結果になりました。
レンディは他にも部隊を放っていてシティ=スリッカーが運営していた開発部門も潰しました。
これで正統王国に流れた戦略AIの情報は全て抹消されました。
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ワイディーネがレンディにおほほの誤解は解けたのかと問いますよ。
レンディはなんとか誤解が解けたと教えています、そうかそうか仲直り出来たのね、そりゃよかった。
レンディは情報のスペシャリストに情報でダメージを与えたクウェンサーに少し興味が出てきたと言ってますね。
おほほがやってきてワイディーネに魅力的な殿方でしょと問いますよ。
ワイディーネは「ええ、気前も良いし頭も回る。私、お客様に惚れちゃいそうです」と答えてました。
ワイディーネまでか・・・
情報同盟にクウェンサーのファンが増殖中ですね。
今後の展開が気になりますね・・・
成分 | 美少女 | オブジェクト | 作戦 | 戦闘 | ラッキースケベ |
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