ラノベの感想) 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? (富士見ファンタジア文庫)


大好真人(おおすき まさと)は学校で国が実施したアンケートに答えました。
「親と子の意識調査」と題されたアンケートでした。
最後の質問が少し変わったモノでした。
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問:母親と一緒に冒険の旅に出たら仲良くなれますか?
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不思議な設問ですねー。
真人はこれに、なれるんじゃねーの?知らんけど、と回答しました。
それだけならば、彼がテストプレーヤーに選ばれる事は無かったかもしれません。
真人は書類の備考欄を記名爛だと勘違いして名前を書いてしまいました。
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第一章 少年の壮大な冒険が始まると思ってたら・・・え、どういうことだよこれ・・・。
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真人が家に帰ると来客が・・・
母親のお客さんだと思い挨拶しようか、やめようか迷っています。
真人が迷っていると母親がやってきてしまいました。
真人はお母さんが苦手なようです。
その理由が驚きです。
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真人のお母さんである真々子(ままこ)は圧倒的に若すぎたのです。
父親の再婚相手とかではなく、実の母ですよ。
見た目は十代少女と余裕で張り合えるほど超絶的に若く見えるそうです。
そんな真々子がべたべたと引っ付いて来るので真人は苦手なようです。
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来客は内閣府政策統括官(共生社会政策担当)委託調査員って肩書の白瀬真澄(しらせ ますみ)さんでした。
この人もとちょっと変わっていますね。
白瀬っていう名前を揶揄われたそうで、何かにつけて「お知らせします」と言ってきます。
白瀬さんの用向きは真々子に「親と子の意識調査」の説明を行う事でした。
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調査が親子それぞれの主張を統計的に評価するのが目的だったので真人は自室で待つことになりました。
白瀬さんが終わった事をお知らせすると嬉しそうにしていました。
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白瀬さんは真々子から真人と仲良くしたいけど、真人に拒否られて上手くいかない事を聞き出します。
この程度のこじれ具合が丁度いいと言えるかも知れませんね、と言って書類を取り出しました。
【MMMMMORPG(仮)参加登録書】と書かれています。
真々子は申請を受理してもらえるってことですか!?と言ってますね。
何だろね?
真々子は真人の靴を持っていってあげないと、と言ってますね出かけるのか?
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真人の部屋に白瀬さんが現れて驚きの事実を告げます。
彼女は真人のパソコンのブラウザにURLを入力しています。
彼女は真人に「実際にゲームの世界に入ってみたい」と思うかと質問してきます。
真人は入れるものなら入ってみたいと答えています。
「その願いが今叶うとしたらどうしますか?」
白瀬がエンターキーを押すとモニターから光の奔流が溢れだし真人はゲームの世界に転送されてしまいました。
「まさかの、ゲーム世界への転送きたあああああ!」呑気ですねー。
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真人は「母さん、ごめん・・・俺、行ってくるよ」と呟いています。
カッコイイ旅立ちのセリフですが、すぐに台無しになりますよ。
真人の家は三人家族のようです。
父親は単身赴任で家に居ません、真々子と真人の二人暮らしのようです。
真々子を一人残してゲーム世界に旅立つのでこみ上げるものがあったようです。
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真人は転送先のゲーム世界に感動しています。
が、隣には真々子が居ますよ!?
「んもう、マー君ったら。お母さんも行くから待ってって言ったのに、全然待ってくれないんだもの。お母さんすっごく悲しかったわ」
「・・・え・・・な、なんで・・・これはないだろ・・・あり得ないだろ・・・」
ちょっと真人が可哀想かもしんない。
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真々子には詳しい説明が成されているようです。
真々子のエスコートで最初のイベントに向かいました。
そこにはMPCの王様が居てアカウントの登録をする事になりました。
名前を聞かれた真々子は真々子とマー君と答えてしまいます。
真人は危うくマー君で登録されるところでした。
二人は真々子、真人という名前でPCの登録を行いました。
実名ですねー、真人は変更不可と聞いて悔しがっていますねー。
違う名前を付けたかったよなー、これは分かる。
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次に初回特典を貰う事になりました。
真人の職業は「普通の勇者」、真々子の職業は「普通の勇者の母親」です。
変わってますねー。
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真人に三本の聖剣が提示されました。
彼は天空の聖剣フィルマメントを選びました。
この剣は空中を飛んでいる敵を自動追尾機能付きの斬撃で斬る事ができます。
とても強い聖剣を手に入れて真人は喜んでいました。
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真人は聖剣は一本しか手に入らないと考えていました。
真々子が残り二本の聖剣を軽々と引き抜いて手に入れてしまいました。
真人は白目で王様を見ていますね。
王様はMPCの自分には何も言えない許してくれと言ってます。
真々子にガイドブックを渡しておいてくれと言い残して立ち去ってしまいました。
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イベントを進めると闘技場に到着します。
ここで初めての戦闘を行う事になりました。
真々子が大活躍することになります。
彼女の入手したのはテラディマドレ、アルトゥーラという聖剣です。
どちらも全体攻撃の能力を持っています。
武器を二つ持っているので真々子は全体攻撃を二回行える事になりました。
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結果・・・真人よりも真々子の方が圧倒的に強い事が判明します。
真人は勇者の筈の自分が目立てなくてしょんぼりしています。
真々子はしょんぼりしている真人を励ましますが、余計に傷口を広げる事になっています。
真人は真々子の火力があれば、一人で冒険できるだろと不貞腐れています。
ここで真々子にMMORPGの知識が皆無な事が判明しました。
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火力って真人の発言に対して、「火力?お母さん火なんて出せないわよ?ガスコンロじゃあるまいし」と答えています。
冒険に向かう事を拒否されて困ってしまった真々子はガイドブックを開いています。
そこには対処法が記載されていました。
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃できると知ったらお子さんは大喜びしますと書かれていました。
真々子は真人はちっとも喜んでくれない嘘っぱちだと怒っていますね。
真人は真々子との冒険を拒否する理由は別にあると指摘して、真々子に今回の騒動の説明を求めました。
全部説明してくれ。
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真々子は言い難そうにしていますね。
真人は青少年男子のためのファンタジーに親の存在は不要なんだよ!邪魔なんだよ!と言ってしまいます。
真々子はマー君の言い方は意地悪だわ。お母さんプンプンと言ってほっぺをぷくーと膨らませます。
真人は、何この人可愛い・・・とか思っちゃって即座に、これはアラフォーの母親だと否定しています。
やべーな。
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真々子は最初は事情を話さない方がいいですよって言われたと中々話そうとしません。
イライラしてしまった真人は、「親子の縁を切るぞ!?」と真々子を脅してしまいました。
真々子が激変してしまうぞ、ボロボロと涙を零して泣き出してしまいました。
泣きながら真々子は白瀬にも事情があり、どこまで説明して良いのか分からないと言ってますね。
真人を騙すとか傷つけるつもりはないんだと涙ながらに説明しています。
真々子は親子の縁を切るって言葉が一番つらい、一番悲しいと言って泣いています。
真人は反省して謝っています。
許して欲しいと必死に訴えようとしている真人の真意が伝わったようです真々子はご機嫌になっています。
「お母さんね、お母さんのことを気遣ってくれる優しいマー君が大好きよ」
真人は照れテレです。
真人は真々子を仲間にして冒険を始める事にしました。
話がまとまったと思ったら真々子が念押ししてきました。
「お母さんね、火は出せないわよ?コンロじゃないんだから」
真人は真々子の理解力の無さが冒険の最大の障害だと確信しています。
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第二章 女子ばっかなのは偶然だ。誤解するな。笑顔でこっちを見るな。
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いよいよ冒険に出発することになりましたが、転送には時間が掛かるそうです。
ガイドブックを読んで時間を潰す事になりました。
このゲームMMMMMORPG(仮)は内閣府が管理するメインサーバーを起点として四十七都道府県が管理し独自展開する地方サーバーを繋ぎ合わせ多種多様かつ広大な世界編成となることが計画されています。
現在はベータ版でテストプレーを通じてデータ収集が行われています。
稼働しているのは東京サーバーだけです。
真人は半端ない規模だなと驚いていますね。
ファンタジー以外の世界もあるって事でしょうか?
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二人はガイドブックに従い冒険者ギルドに向かいました。
冒険者ギルドの前までやってきた真々子が大海の聖剣アルトゥーラを抜いてギルドを攻撃しました。
真人はこれってPKになるのでは?と思って怖くなっています。
突然の真々子の凶行に何してんの?と聞いてみると、真々子が変な答えを返してきます。
真々子は、舐められないように最初にガツンと行きましょうと書いてあったと説明します。
ガツンの意味が違いますね。
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半壊したギルドには受付嬢のシララセが居ました。
彼女は白瀬さんのようですが、白瀬だと知られたくないようです。
真人は気づかなかったふりをしてあげる事にします。
シララセの説明で、建物オブジェクトである冒険者ギルドを破壊できてしまったのはバグだそうです。
ですので真々子が今回の件でPKに問われることは無いそうです、良かったねー。
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真人と真々子は一緒に冒険する仲間を募集する事になりました。
シララセさんが候補者を用意してくれていたので、面接を行う事になります。
候補者の殆どはNPCで少数のテストプレーヤーが含まれているそうです。
真人は能力重視で候補者を絞り込みました。
結果として可愛い女の子ばかりが残りました。
真々子が次は「お母さん面接」ねと言い出します。
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真々子は真人の彼女になるかも知れない女の子を知っておきたいと言い出します。
彼女の提案を面白いと判断したシララセは候補者の選定に母親チェック制度を採用することにしてしまいます。
ノリノリですね、これでパーティメンバーになる為には真々子の裁定でOKを貰う必要でてきました。
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最初の候補者たちのお母さん面接が始まります。
全員が性格的な問題を抱えていたので不合格となってしまいます。
PRG世界の住人としては問題無いと思うのですが、真々子の判断基準は現実世界基準のようなので失格となってしまいました。
彼女たちは全員NPCだったようです。
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二組目の選考を行いました。
ここで二人の候補者を選び出しました。
一人は十五歳のワイズと言う名前の賢者です。
彼女は攻撃魔法と補助魔法の両方が使えました。
しかし人物画(証明写真のようなもの)を見た真人は目つきがヤバイ。
あれは味方も魔法で吹き飛ばす”ドラまた”系だと言って調査書類をクシャクシャにしてしまいました。
そこで「あたっ!?」って声が聞こえたように感じます。
何かありそうですね。
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もう一人はポータって名前の十二歳の旅商人でした。
彼女は戦闘職ではないですが、アイテム生産、鑑定、店での値引き交渉など冒険に役立つ能力を持っていました。
見た目も真人の好みだったので、お母さん面接を行う事になりました。
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ポータは滅茶苦茶緊張していますね、とても可愛いです。
自己紹介をお願いすると彼女もテストプレーヤーだと判明しました。
このゲームは親子で参加するのが基本なので彼女の母親はどこにいるのか聞く事になりました。
ポータのお母さんは仕事が忙しく、運営側の許可を貰ってポータだけでの参加となっていました。
真人はポータにアピールポイントを質問しています。
彼女はパーティーメンバーのアイテムを収納できるパーティストレージを持っていました。
通常よりも多くのアイテムを所持する事が可能です。
ポータは役に立ちます、なんでもしますと、アピールしてきました。
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真々子はポータがパーティーメンバーになる事を許可しました。
「ポータちゃん、うちへお嫁にいらっしゃい!」
「はいっ!自分、お嫁さんになります!」
ノリノリですね、真人もロリ妻ハネムーン、と考えていました。
が、途中でこれは仲間集めだと正気に戻っています。
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真人はポータの可愛さに欲望を爆発させています。
ポータのほっぺをくすぐっています。
真々子に白目で見られて自重していました。
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休憩を取る事になり部屋を出ようとした時に、丸めて捨てた書類を踏んずけました。
「いったあああいっ!ちょっ、何すんのよこのヴァカあああっ!」との叫び声が聞こえました。
書類が爆発して人間が出てきました。
彼女の顔には真人の足跡がくっきりと浮かんでいます。
彼女が移送の呪文を唱えた事で、真人と共にどこかに飛ばされてしまいました。
真々子の前から真人が居なくなってしまいます。
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移動先で彼女から復讐される事になりました。
真人は抵抗しないで大人しく踏まれたので彼女の予定が少し狂っています。
彼女は抵抗する真人をぶっ飛ばしたかったようです。
自己紹介が行われて彼女はワイズって名前だと判明しました。
彼女もテストプレーヤーだそうです。
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ワイズはゲームを始めたばかりの真人よりもこのゲームのことを知っていました。
ワイズからこのゲームの目的を説明されます。
”ママの、ママによる、ママのための、ママと、息子もしくは娘が、大いに仲良くなるための、RPG”だそうです。
更にトンデモナイことを教えられました。
このゲームはクリア条件を満たさないと元の世界に戻れないそうです。
その条件とは「親子が仲良くなること」でした。
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ワイズの境遇を教えられます。
彼女は母親と一緒にこの世界に来たそうです。
しかし横暴な母親と喧嘩してそれっきりだそうです。
このままではクリア条件を満たせないので元の世界に帰れません。
こまった彼女は真々子の娘になりクリア条件を満たして元の世界に帰ろうと画策していました。
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真人はワイズが真々子の義理の娘になる?
それって自分と結婚するって事かと問いかけました。
ワイズには予想外だったようです、馬鹿なこと考えてんじゃないわよと言ってますよ。
ワイズは真々子の養子になろうと考えていました。
真人も納得していますね、打撃も強い魔法嫁なんてお断りだと言ってました。
ワイズはこっちもマザコン男の嫁になんかなりたくないと言い返しています。
真人はマザコンじゃないと二回繰り返しますが、説得力が微妙に無いような?
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真人は母親と仲直りしたほうが簡単じゃないか?と指摘しますが、ワイズは無理だと言い切ります。
ワイズは母親との間に何らかのトラブルを抱えているようです。
ワイズは真人に自分を仲間にするの?したいでしょ?と聞いてきました。
真人はワイズをとりあえず一緒に連れて行く事にしました。
二人が握手を交わそうとしている場面で地面が大爆発を起こしました。
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これは真人の居所を探そうとしていた真々子が発動させた能力の効果でした。
息子の居場所を見つけて、そこにある状況を問答無用で中断させる補助スキル「母の牙」でした。
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ワイズは真々子の能力を喰らって気絶したのかな?
捕まってしまい牢屋に入れられています。
そこで真々子と対面してお母さん面接を受ける事になりました。
ワイズは真々子に気に入られようとして必死にいい子のふりをしています。
しかし、最初に「ふざけんじゃないわよ!」と叫んだのを聞かれていたので無駄な努力でした。
真々子はワイズを一緒に連れて行くのは無理だと告げます。
ワイズは真人へのPK未遂を咎められて逮捕拘留中でした。
シララセさんに確認するとこの世界では実際の刑法を参考にしているそうです。
ワイズは十五年間の身柄拘束となるそうですよ。
ワイズは長過ぎでしょーと泣いていますね。
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真々子はワイズの母親と彼女が仲直りする為に手を貸す事に決めました。
ワイズは嫌そうにしていましたが、真々子の提案を受け入れるしか方法はなさそうです。
真人はワイズを煽てた事で彼女は気をよくしてしまいます。
チョロイです。
ワイズがパーティに加わる事になりました。
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パーティーメンバーが決まったので宿泊先を決める事になりました。
早速ポータが役に立っています。
真々子の出した朝食は自炊が可能な宿ってオーダーに見事に答えています。
宿は見つかりましたが、問題が発生しました。
その宿には二人部屋しかありませんでした、部屋割りが問題となります。
真人は真々子と同室は嫌だと主張します。
ポータとワイズのどちらかが真人と相部屋になる事になりました。
ポータは真人との相部屋を嫌がっていません。
「自分は真人さんのお役に立ちます!何でも言ってください!何でもします!」
真々子は間違いが起こらないか心配していますね。
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真人が信じてくれと言うと、信じていると返答されます。
その理由が切ないですね。
「だってマー君には、隣で無防備に寝ている可愛い女の子に襲いかかるような度胸はないもの」
真人はしょぼーんとしています。
結局、部屋割りは真々子とポータ、真人とワイズになりました。
これは期待できるのでしょうか?
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第三章 下着は防具。守備面積大きめに。さもなくば息子が死ぬぞ!
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真人可哀想です。
夜の間、真人は死んでいたようです。
安眠する為にワイズは真人を殺して棺桶にいれました。
朝になったら蘇生呪文で生き返らせています、悲惨ですねー、当然ですが、死んでたので何も無かったよ。
しかし真人にも嬉しい出来事が発生します。
洗面所兼バスルームに入ると、そこにはワイズの選択された五日分程の下着が干されていました。
ワイズは曜日によってパンツの色を変えているようです。
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朝食に真々子が作った和食を食べています。
ワイズが久々の和食に感激して泣いていますよ。
ここは西洋風のファンタジー世界なので違和感が半端ないですね。
でも朝食はとても美味しかったようです。
朝食後に買い物に出かける事になりました。
ここで重大な問題が発生してしまいました。
真々子と真人はゲームに来たばかりなので、この世界のお金を持っていませんでした。
真々子は現実世界から持ってきた日本円が使えると考えていたようです。
宿代をポータが払っておいてくれた事まで判明しました。
ポータ本当にできるやつですね。
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お金を稼ぐ為にモンスター退治に向かいます。
ワイズは自分の有用性を見せようと張り切っていましたが、絶望する事になってしまいました。
真々子が全体攻撃を行うのでワイズが倒す分のモンスターが残されていませんでした。
賢者のワイズの攻撃手段は攻撃魔法です、発動するには呪文の詠唱が必要でした。
真々子よりも先に呪文の詠唱を始めても呪文が完成する前に真々子の攻撃が終わってしまい敵が残りません。
空中を飛んでいるモンスターなら自分が倒せると思いましたが、そっちは真人の自動追尾攻撃で倒されてしまいます。
この世界のモンスターは倒されるとジェムって物体に変わります。
ポータはジェムを拾うのに大活躍しています。
ワイズは自分はこのパーティーのいらない子だと落ち込む事になりました。
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このゲームはお母さんが活躍できるように、能力値が補正されているんじゃないかな。
真々子が強すぎますよ。
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落ち込んでいるワイズを真人が励ましています。
真人はワイズに傷を治療して貰う事で彼女の有用性を示そうとしたようです。
ワイズには見透かされていましたが、彼女は治療してくれます。
これがダイナミックな方法でしたよ、良いのかこれで?
一旦、真人の腕を切り離してから回復魔法でくっ付けています。
この際に一緒に傷も治っています、とってもダイナミックな治癒魔法ですねー。
真人は人間を攻撃したのにペナルティが発生しないな?と不思議がっています。
ワイズは仲間だと判定されたからではと答えています。
真人もそうかもと認めるとワイズが赤くなっているぞ。
仲間と認められて嬉しいようだね。
二人が良い感じになり、冒険者らしく、拳を打ち付け合おうとすると、真々子の母の牙が炸裂しました。
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ポータが宝物の匂いがすると言ったので、匂いの先に向かう事にしました。
草原に巨大な穴が開いています。
縄梯子を使って降りてみる事になりました。
ポータが最初に降りていきます。
続けて真人が降りようとすると真々子から待ったがかかりました。
真人が先に降りるとスカートの中を見られてしまうと言ってます。
真人はそんなもん死んでも見ないからと抗議します。
真々子はとっても残念そうにしています。
「死んでも見ないだなんて・・・しくしく・・・お母さん今日は新品の下着なのに・・・お尻に下着のラインが出ないようにTバックはいてるのに・・・」
余計な情報を開示するなと真人が叫んでいます。
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自分もスカートなんだが?とワイズからも抗議が上がりました。
真々子までも参加してきました、自分の下着は見たくないのにワイズの下着は見たいのかと抗議してきます。
真人は全然普通だろと答えていますが、途中で不味いと思ったようです。
結局、真々子、ワイズ、真人の順で降りて行く事になりました。
アクシデントが発生してしまいます、降下中に縄梯子が切れてしまいました。
まあ、四人で同時に降りれば切れるよな。
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ワイズが魔法を唱えてくれたので、真人を下敷きにして着地しました。
真人には防御魔防を掛けてくれたのでダメージは無かったです。
ワイズは腕の良い賢者のようです。
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落下した先で巨大なスライムに襲われる事になりました。
何故かスライムは真々子だけを狙っていましたよ。
粘液を吐き出して真々子の衣装を溶かしてしまいます。
真々子はTバックだけになってしまいました。
足場が滑るので真人は真々子の巨乳に頭から突っ込むことになっています。
これは恥ずかしい。
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スライムは巨体なのに動きが速く、真々子の全体攻撃が当たりませんでした。
大ピンチです。
それを救ったのがワイズでした。
彼女は魔法を封じられていたのですがポータが魔法封じのアイテムを使い魔法を使えるようにしました。
ポータの貢献度が高いですね。
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ワイズが魔法を使いスライムのスピードを奪いました。
真々子が止めを刺して巨大スライムを倒しました。
「よりによって息子の前で母親を脱がすなんて!お仕置きよ!えいっ!」って言ってたんだけど・・・
素っ裸の真々子はおっぱいを揺らして「見て見てマー君!お母さんやったわ!」と喜んでいました。
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戦闘後に棺桶が見つかります。
棺桶には真々子が攻撃に使った石刃が刺さっています。
棺桶の中には白瀬さんに似た人が入っています。
真々子はPKをしてしまったのか?と戦いていますね。
しかし真々子が攻撃する前から死んでいたようです。
ワイズが蘇生させました。
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復活した白瀬さんは「謎の修道女シラーセ」と名乗ります。
助けてくれたお礼だと言ってシラーセさんが”素早さの二の腕輪”をくれました。
装備すると素早さが各段に上がるアイテムです。
誰が装備するかでもめましたが、真々子が装備する事になりました。
この腕輪は真々子の為にサイズ調整された腕輪でした。
真々子はワイズに進呈すると主張したのですが、ワイズの腕では太すぎて装備できませんでした。
ワイズちょっと可哀想です、胸に行くべきお肉が腕に行ってるのでしょうか?
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ワイズと真人は真々子ばかりが優遇されていてヤル気が無くなったと主張します。
するとシラーセさんは二人に”アデリーレの指輪”というペアリングをくれました。
これはコンボ用アクセサリーで一方が攻撃した後、すぐに、もう一方が攻撃できるようになります。
魔法の詠唱が不要になるのでワイズは喜んでいました。
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シラーセさんからクエストの依頼が入ります。
突発クエストだそうです。
カーサーンの町の西にあるママン村に来てください、詳細は村で教えますと言ってるね。
現地で詳しい説明を行うってことは、クエストを拒否できない状況に追い込もうって事ですね。
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カーサーンの町で念願だったお買い物をする事になりました。
真々子は食料品とか日用品を買おうとしているぞ。
真人はここはRPGの世界だ、装備を買うんだよと主張しますが、手痛い反撃を貰います。
真々子は靴下やパンツも買っちゃいけないの?
マー君は昨日と同じ靴下とパンツを今日も明日も、洗わないままはき続けるの?と聞いてきます。
これは困ったね。
真人は靴下とパンツを替えない人として注目を集めてしまいます。
真人は泣く泣く日用品の購入を許可しました。
諦めろー、清潔なのは良いことだよ。
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真人が過去に真々子の選んだクマのプリントパンツは穿けないと主張したと知ったポータが可愛い苦言を呈しています。
「自分は、クマさんプリントは可愛いと思います!自分は今はいています!」と主張しました。
真人はポータに向かって「俺以外の男の前では、そういうこと素直に言っちゃダメだぞ?」と優しく諭しています。
ポータはグイグイ来ますよ。
自分にはアイテムクリエイションのスキルがあるので素材となる布があれは、真人の靴下とかパンツを作れますと主張しました。
真人は大感激で危ないセリフを吐いてしまいます。
「よしわかった!お前のパンツを俺ははく!」
ワイズに突っ込まれて素早く訂正しています、「お前が作ってくれたパンツを俺ははく!」
危なかったー。
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真々子、ワイズ、ポータは其々の防具を選ぶことになります。
真人は待つことになり、待っている間に店員から注意を受ける事になりました。
「お客様が噴出した鼻血やその他の液体によって装備品が汚れた際には買い取りとなりますので、ご注意ください」
どうやら危険なお店のようですよ。
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ビキニアーマーを着た真々子が出てきましたよ。
これは辛い、真人は返答に困っています。
似合っているけど、根本的な問題があるだろと言ってますね。
ビキニアーマーでも良いように思うけど・・・
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ワイズとポータはまともな装備ででてきたよ。
ワイズは純白のローブです、白魔法師の装備です。
ポータは学者の様な服装で、学術帽をかぶっています、小さなメガネも装備していました。
アイテム師のスタイルです。
ポータの可愛さに真人が暴走してしまい、くすぐっていますねー。
涎が垂れそうになっていました。
真人はこれは危険と判断して店から出る事にします。
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しかし、そこに女子高生スタイルの真々子が登場しました。
その違和感の無さに頭を抱えています。
しかしその制服はイベント用の非売品でした、助かったな真人。
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真々子は楽しくなっていますね。
ワイズが来ていた純白のローブを着てみたいと言い始めます。
ポータに確認してもらったら、戦士職の真々子には装備できないと言っています。
サイズ的には問題無いようですが、職業が適合していないので、装備はできないんだよね。
それを説明してもRPGに疎い真々子は納得しませんでした。
店員に聞いてみると彼女も分からないと言っています。
これまで適合していない職業の服を着ようとしたチャレンジャーは居なかったとの事です。
まあ、そだよね。
やっぱりです、真々子には着られませんでした。
更に悪い事に真々子はローブに頭を突っ込んだ状態で抜けなくなっていました。
半裸でクネクネもがいていました。
立派すぎる胸を上下左右に揺らして、細い腰をくねくねくねらせています。
真人は、これが母さんでなければ、せめて他の誰かなら、少年らしくドキドキできたのにーと悔しそうでした。
「ねえマー君!お母さんを脱がせて!マー君に脱がせてほしいの!」
「ええい黙れっ!脱がせてやるからじっとしてろ!」
セリフだけ聞くとやば過ぎです。
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次に入ったお店でワイズと真々子がそれぞれお勧めの防具を提示してくれます。
ワイズが薦めてきたのは黒革のロングジャケットでした。
値段も30000マムと手ごろです。
しかし一つ問題がありました、このジャケットはワイズの着ているジャケットと同じブランドでした。
これを選ぶと真人はワイズとペアルックって事になります。
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真々子が薦めてきたのは2980京マムもする高性能な鎧でした。
流石に高すぎます、しかし真々子がせめて29800マムだったら何とかなるんだけど、と言うと突然の値引きが行われました!!
どんだけ親を優遇するんだと真人は叫んでいます。
しかしこれで買えるようになったねー。
真人はどちらを選ぶかの選択を迫られました。
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しかしRPGの常識を心得ている真人は両方を購入して状況に合わせて装備を変更する事にします。
うんうん常識的な判断だよね。
しかし真々子とワイズには不評だったぞ。
二人そろって優柔不断な真人に不満を抱いていました。
ポータはそんな真人に曖昧な笑顔を浮かべています、ポータいい子ですねー。
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翌朝、事件が起こってしまいました。
真々子が柔軟剤を使って黒革のジャケットを洗濯してしまいました。
黒革のジャケットは生地が伸びてしまいました。
ここで真人は真々子に激しい叱責を浴びせてしまいます。
浮かれ過ぎだと言ってしまいました。
さらに真々子が強すぎて勇者の自分が活躍できない、もう少し気を使って欲しいと要求してしまいます。
真々子は消沈してしまいました。
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第四章 理解のある母親でよかったなんて、ちっとも思ってねーし。
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伸びてしまったロングジャケットは鎧の肩部やガントレット部と組み合わせたアーマードジャケットになりました。
ポータのアイテムクリエイトで作られています。
ポータの貢献度が本当に高いですねー。
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ママン村に向けて出発します。
しかし真々子が消沈しているのでワイズとポータが雰囲気を明るくしようと苦労していました。
ワイズ口は悪いがいい子ですね。
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森を抜ける事になります。
消沈している真々子にガイドブックのマップを見て道案内するようにお願いしました。
役割りが与えられて真々子は元気を取り戻します。
真々子は元気になるとピッカーと光る能力を手に入れています。
ヤル気に満ちて輝いていたのですが、森を抜けることが出来ません。
何度も入り口に戻されてしまいます。
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真々子はまたも消沈してしまいますよ。
ワイズは何とかしろと言ってきますね、彼女は真々子の事を心配しているようです。
ポータはとても悲しそうな目でジーっと真人を見上げてきます。
これは困ったぞ。
ここで真々子が打開策を提案してきました。
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真々子は膝枕で耳掃除をすると動物の声が聞こえてくると幼い真人に言って耳掃除をした話を思い出していました。
真人はまさか、そんな方法で解決する筈は無いと思っていますが、他に方法も無かったので試してみる事にします。
真人は真々子に膝枕されながら耳掃除をされています。
真人はこの機会に真々子に酷い事を言ってしまった事を誤っています。
真々子が相手だと言い過ぎてしまうみたいだと反省しています。
真々子は真人が気遣ってくれいると分かりご機嫌になります、ピカーッと光っていますねー、輝いています。
真人は不覚にも真々子の膝枕で居眠りを始めてしまいました。
驚きです、本当に鳥の声が聞こえるようになりました!!
鳥の声に従い進むと森を抜ける事が出来ました。
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森を抜けるとシラーセさんが待っていました。
が、様子がおかしいですね。
ワイズが近づくとバクンッと喰われてしまいました。
地面が二つ折りになり、全員が喰われてしまいます。
直ぐに反撃する必要がありましたが、真々子は動けないと言ってきます。
見て見るとポータが真々子の膝枕で眠っていました。
真々子が動けないので、真人とワイズが攻撃する事になります。
見せ場の到来に二人とも喜んでいます。
ワイズと真人はコンボ攻撃を決めています。
しかし敵の弱点ではないので効果が薄かった。
そんなときにシラーセを見て見ると彼女は真々子の膝枕で眠ってしまいます。
真人とワイズはシラーセに寄生している根を攻撃してモンスターを撃破しました。
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真人とワイズは拳を打ち付け合って勝利を喜んでいました。
真々子はそんな二人を見つめていて、「お母さんの役割って、こういうことなのかしらね」と呟いています。
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ワイズに蘇生されたシラーセが仲間になりママン村を目指す事になりました。
道中シラーセさんが不都合な点があれば速やかに対処しますと言ってきました。
真々子は真人にもっと甘えて貰いたいと言っています。
それに対してシラーセさんはママン村の温泉で混浴してみてはと勧めてきました。
真々子はいやんいやん、恥ずかちい、と照れていますね。
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別れは唐突にやって来ました。
ママン村についてしまったぞ、二十八歩でした。
別れる時にシラーセはワイズに、あなたのお母さんが近くにいるようなので一緒に行きませんかと小声で提案しています。
それを真人は偶然にも聞いてしまいました。
ワイズはそれを否定していましたよ、彼女の問題は根が深そうです。
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ママン村の村長に会いに行き、そこでクエスト内容の説明を受ける事になりました。
”夜の女帝”と名乗る悪魔が現れて、要求を突き付けてきたそうです。
その要求とは、村一番の痩せマッチョでした。
真人はすげー頭悪そうなエロ熟女のイメージが浮かんだん、と言っています。
ワイズが頭を抱えて門絶していますね、彼女は何かを知っているようです。
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生贄の引き渡しは今夜だったので、それまで村で待つことになります。
待っている間に本当に温泉で混浴する事になってしまいました。
名称が凄いですよ。
ママン村自慢の温泉、ママンの乳湯だそうです。
先に真人が入っていたのですが、真々子が入ってきてしまいました。
勿論全裸です。
真々子のエロエロなボディが見えてしまって、真人は焦っていますよ。
真々子は村長に頼んで温泉を貸し切りにして貰っていました。
真々子に続いてポータとワイズまで入ってきてしまいます。
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ワイズは嫌がっていますが、真々子が策士な一面を見せています。
「あらあら。親子で一緒の温泉に入れないの?それじゃ私の娘になるのはやっぱり無理ね。残念」と言っています。
真々子の娘になれる可能性を示唆されたワイズは断れなかったようです。
真々子は鬼ですねー、タオルを温泉に漬けるのはマナー違反ですよと言っています。
ワイズは観念してタオルを外して、温泉に入ってきました。
ワイズは真人に向かって、見ても攻撃しないけど、程々にしなさいよと言ってますよ、これは脈ありでしょうか?
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真々子はシラーセの助言にしたがい混浴をしたと言っています。
裸のつき合いをすれば仲良くなれると言っていたシラーセの助言にしたがったと言っています。
真人は無心になろうとしていましたが無理でした、そりゃそうだ!!
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真々子は此処で夜の女帝の対策を行う事にします。
ガイドブックには夜の女帝と呼ばれる悪魔のデータは載っていませんでした。
しかしワイズが詳しい情報を知っていました。
彼女は噂を聞いたと誤魔化しています、真人は疑わしそうにしています。
ワイズは仲間を疑うなんて最低と言ってますね。
真人はとりあえずは信じることにしたようです、これを聞いてワイズは照れてしまいました。
温泉が熱いと言って温泉の縁に腰かけてしまいます。
彼女は自分がすっぽんぽんだという事を失念していたようです。
.
真人は冷静に対処する事になります。
遺言を残す時間をくれと言ってワイズの攻撃を待ちました。
真々子とポータはワイズの恥じらい魔法攻撃で真人が殺される事を認めています。
蘇生アイテムを用意しておきますと言っています。
ところが、ワイズは、ここでお仕置きしたら、真人に対してご褒美になってしまうと言って攻撃をしませんよ。
「ありがとうございます!」と連呼し続けなさいと言って高笑いを上げて離脱してしまいました。
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この行動はシラーセにとっては予想外だったようです。
シラーセはワイズと真人が騒ぎを起こすだろうと予想していました。
その間隙をついて夜の女帝の元から離脱しようと考えたいました。
しかし騒動が起こらなかったので夜の女帝に見つかってしまいました。
.
シラーセは夜の女帝に対して彼女の行為はゲームの本義より逸脱していると伝えます。
夜の女帝はプレーヤーのようですね。
シラーセは夜の女帝を強制的にログアウトさせようとしましたが、出来ませんでした。
夜の女帝は特別な力を持っていると主張します。
それはハッキングのようです。
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シラーセは最後に娘と縒りを戻してやり直すつもりがあるか問いました。
夜の女帝はお断り、自分は自由に生きると主張してシラーセを殺しました。
シラーセのゲームの外側から夜の女帝を無力化させる作戦は失敗しました。
シラーセは次に目覚めた時は、頼れる親子の姿があるでしょう、と考えながら棺に納められました。
.
>>
第五章 子供は子供で、親も親で人間で、色々あるけど、何とかするのが親子だろ。
>>
温泉から出た真人は牛乳を飲む事にします。
その名称が凄いです、ママンのミルクですよ。
真人は違うんだ、明日の成長の為なんだと自分に言い訳しています。
そこにワイズがやってきました。
真人はワイズがお仕置きをしにやって来たのかと警戒しています。
真人がポータ謹製のクマさんプリントパンツを着用していると彼女はこれから出かけると伝えてきました。
真人は本当にポータのパンツをはいているようです。
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ワイズは一緒に来ると真人を誘ってきますが、思い直して一人で出かけてしまいました。
真人はワイズの様子がおかしかったので、追いかけることにしました。
しかし明かりを持ってこなかったので暗い森の中で迷う事になってしまいます。
真人が頭上に何かいると察知するとワイズが落ちてきました。
そして真人を踏みつけにします。
真人には全てが分かっていたみたいです。
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ワイズが一人で出かけたのは、母親を説得する為でした。
真人たちがこれから戦おうとしていた夜の女帝はワイズの母親でした。
夜の女帝にダメージを与える為には連続三回の攻撃が必要でした。
ワイズは真人とのコンボでダメージを与えられると考えました。
真人は真々子の火力も必要じゃないかと提案しましたが、ワイズはそれを否定します。
.
ワイズは自分のしょうもない母親と真々子を比べてしまうと、家の格差を見せつけられるように思えて嫌だそうです。
成程ねー。
ワイズと真人は手直にいたモンスターでコンボの練習をしています。
真人が攻撃を防御してから攻撃、続けてワイズがコンボをぶっ放す事になりました。
.
夜の女帝を発見しました。
彼女は褐色の肌をした妖艶な女性でした、豊かで、細く、豊満です。
夜の女帝は今夜は新たな息子が手に入る、何をさせようかとウキウキでした。
その姿を目撃してしまったワイズは激高しそうになっています。
二人は夜の女帝に見つかってしまいます。
夜の女帝は攻撃する気満々でした、説得する時間は与えられませんでした。
ワイズは魔法を封じられてしまいます。
彼女は魔法を封じられてばかりですね、何もできなくなった彼女は戦意を喪失して、撤収する事を提案します。
.
真人は一人で攻撃を加えますが夜の女帝の回数耐性の無敵防御で防がれてしまいます。
夜の女帝はワイズの事をくだらないと言っています。
真人はワイズが心配していると伝えても、くだらないと取り合ってくれません。
真人は夜の女帝の特殊攻撃を受けてしまいます。
魔法じゃないようです、彼女は指を弾くだけで対象を吹き飛ばす事が出来ました。
圧倒的ですねー。
.
そこに真々子が登場します。
母の牙を使って真人の現在位置を特定してやってきました。
真々子は夜の女帝に対して怒りを感じていました。
「強いとか強くないとか、関係ありません。・・・可愛い我が子に酷いことをする人は誰であろうと許しません!母親の名にかけて許しません!」
真々子の全体攻撃が炸裂して夜の女帝にダメージを与える事に成功します。
二回攻撃なので追撃も可能な状態でした。
そのまま攻撃を続ければ夜の女帝を倒せたのですが、真々子は自分の役割を思い出してしまいます。
真々子は勇者である真人をサポートするのが自分の役割であり、出過ぎてしまったと思い攻撃を止めます。
そして真人に止めを刺すように譲っています。
しかし真人は夜の女帝に動きを封じられてスタン状態になっていました。
真人が自分は動けないんだと伝えると真々子はどうすればいいの?と困惑してしまいます。
その隙をつかれて夜の女帝に逃げられてしまいました。
これは、あれだな、真々子が強すぎて活躍できない真人が、自分の分も敵を残しておけと余計な事を言ったのが間違いだったね。
.
反省会を開催しています。
真人は、今の場面では真々子の火力でガンガン攻めてOKだったと指摘します。
しかし真々子は火は出せない、コンロじゃあるまいしと反論します。
真々子は未だに火力が攻撃力の例えだと理解していませんでした。
真人が学習しろよと強い口調で言うと、物覚えの悪いお母さんでごめんなさいと言って消沈してしまいます。
これでは、前と同じだと、真人は反省します。
真人は真々子の頬を押して顔を上げさせます。
このときに押さえるところを間違ってしまい真々子が変顔になっています。
「ふにゅ?まーふん」なんだこれ。
.
真人は文句を言ったわけではなく、注意をしたかっただけだと言いなおします。
ちゃんと教えるので次は頑張ろうなと言うと真々子が復活しました。
.
ワイズから夜の女帝についての説明が行われます。
夜の女帝がワイズの母親だと知らされて真々子は驚いています。
悪魔の姿をしていますが、あれは魔法で姿を変えているそうだよ。
ワイズの本名が”玄夜(げんや)”だと教えられました。
これは母親のお気に入りのホストの源氏名だそうです。
これには真人、真々子、ポータも驚きを隠せません、ワイズは同情されているようです。
.
母親がホスト通いをしているのでワイズの家はちょう貧乏なそうです。
給食費をホストに貢いだこともあるそうです。
父親は耐えかねて離婚したそうですよ、そしてワイズは父親と一緒に暮らす事にしたそうです。
.
ある日、母親がやってきて、家族をやりなおそうと言ってきたそうです。
ワイズは猛反対したそうですが、このゲームの話を持ち込んできたそうです。
そして一緒にゲームを始めたようです。
母親は、最初は仲直りしようとしたようですが、強くなってバンバンお金を稼げるようになると、男遊びに夢中になってしまったそうです。
駄目な人だね。
ワイズを邪魔者扱いするようになり、大喧嘩に発展して別れたそうです。
ワイズが可哀想ですね、彼女が色々と諦めている理由が分かったねー。
.
うちの親子は完全に終わっていると言い出したワイズをそんなことは無いと言って真々子が慰めます。
真々子はワイズを抱きしめて、母親との違いを分からせようとします。
真々子、凄い、ワイズは母親に抱きしめられた時の感覚を思い出しています。
.
ポータが香水の匂いを嗅ぎ分けて夜の女帝を追跡する事になります。
途中で棺桶を発見して蘇生させるとシラーセさんでした。
彼女から夜の女帝の情報を教えて貰っています。
.
夜の女帝の名前は和乃さんだそうです。
彼女もテストプレーヤーでゲームの中で調子こいて、自身の趣味と願望を丸出しにしてしまった人だと説明されます。
ワイズが恥ずかしそうにしていますねー。
彼女にも真々子の剣と同じ様な母親用の公式チート装備が与えられていました。
最初から全ての魔法を行使できる魔法書が与えらているそうです。
やっぱり、母親はチート装備で強くなっているようだぞ。
.
夜の女帝の無敵防御はゲームに実装されている能力では無いそうです。
和乃は何らかのチートツールを使用しているとシラーセさんは指摘します。
真々子はチートについて知りませんでした、真人が”ズルい行為”だと説明しています。
外部から何らかのチートツールが送り込まれた形跡があったそうです。
.
チートツールには無敵化の他にもアカウントの乗っ取りなどの機能もあるそうです。
ゲームの運営に支障をきたすようならば、運営側は迷わず法的措置を取るとシラーセさんは言ってました。
場合によっては億単位の損害賠償って事になると言っています。
これを聞いたワイズが心配になっています。
「そんな・・・そうなったら・・・あたしのママ、どうなっちゃうのよ・・・」
.
真人は夜の女帝を何とかする方法はあるかとシラーセに聞いています。
シラーセは現実世界の和乃が使っているパソコンを破壊すれは事態が終結するかも知れませんと答えます。
フルダイブの媒介となっているパソコンを損傷した場合に和乃の身の安全を保障できなくなります。
政府が国民を害するなど、あってはならないこと、この手段はとれませんと言っています。
結局ゲーム内で夜の女帝を倒す事になりました。
.
夜の女帝は異次元空間に逃げ込んでいました。
シラーセが強権を発動します。
「強権発動!問答無用極大魔法、”運営介入(アカバン)”」
夜の女帝のいる場所に行けるようになりました。
アカバン凄い魔法です、運営を怒らせてはいけない。
.
真人はワイズを追って夜の女帝の元に向かいました。
ワイズは夜の女帝との対話をしようとしていたようですが話を聞いてもらえないようです。
真人を見た夜の女帝は彼の品評をしています。
パッとしない男の子ね、と言っていますね。
.
ワイズはチートツールをどうやって入手したのか問いますよ。
夜の女帝は知らないと答えます。
アイテムストレージに差出人不明の贈り物が届いた、開けてみると、異空間に存在するこの部屋が現れたと言っています。
異空間のこの部屋で、お願いをすると必ず叶えて貰えるそうです。
どうやら、和乃のお願いを聞いている誰かがプログラムを書き換えて、現象を発現させているみたいです。
.
和乃はゲームの世界から現実世界を支配すると言ってます。
この部屋で、聞いてみたら可能だと返答があったと言っています。
大丈夫なのか?
.
和乃はワイズに向かって、邪魔だ、私の前から消えて、視界に入られるだけで気分が悪いわ、と言っています。
酷いですねー。
しかし、最初はゲームを通じて親子をやり直そうと本気で思ってたとも言ってたぞ。
夜の女帝は我儘ばかり言ってくるワイズの事が我慢できなくなったようですよ。
.
真々子は夜の女帝の気持ちは分かる、自分の中にも彼女と似たような気持ちは存在する。
しかし、それでも子供を受け止めるのが母親だと主張しています。
真人もカッコイイ事を言っていました。
「いつまでもグダグダ言ってるなよ!あんたの子供が、あんたに触れようとして、必死に手を伸ばしているんだよ!わかってくれよ!」
ワイズはこのセリフに惚れちゃったのかもしれないね。
.
夜の女帝はポータが持ってきた宝珠の効果で魔法を封じられます。
ワイズとそっくりですね、強力な魔法を持っていても、それを封じられてしまうドジなところが。
夜の女帝は背中に翼を生やして逃げようとしました。
真人に見せ場がやって来ます、彼の対空特化の聖剣で翼を切り落としました。
最後に真々子が攻撃して夜の女帝を倒しました。
翼を失い落下してくる夜の女帝をワイズが魔法で助けます。
ワイズは背中から母親に抱き着いていました、仲直り出来るのでしょうか?
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>>
エピローグ
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ワイズと夜の女帝は仲直りできませんでした。
お互いの主張を通そうとして口喧嘩を続けています。
寝技の応酬に発展して行きました。
喧嘩するほど仲が良い、シラーセさんはほっとく事にしました。
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夜の女帝にはログアウトして貰って事情徴収をする事になるそうです。
自発的に洗いざらい白状して今後の運営に有益な情報を提供するのならば、処分を緩和できるそうです。
ワイズの方はRPGの世界に留まる事になるそうです。
シラーセさんは真人の右手薬指に嵌められたリングをチラ見してから、こう答えました。
「若い二人の仲を引き裂くほど野暮ではないつもりですので、その点はご安心ください。ゲーム内で新たな親子が誕生するというのも、こちらとしては喜ばしい結果ですので。・・・ただし、結婚可能な年齢など、法律は守ってくださいね」
.
真人と真々子の見事な連携攻撃で夜の女帝に勝ったのでシラーセから称賛を受けています。
しかし真々子には後遺症が残ってしまったようです。
真々子は真人と上手く連携できた事が嬉しくて光り輝いています。
真人は母親のスキルに関しては調整した方が良いですよとの意見を出します。
シラーセはテストプレーヤーの意見として報告するようです。
.
翌日、村長に笑顔で見送られてママンの村を出発します。
真人はそこにワイズが居る事に驚いています。
ワイズは母親と一緒にログアウトして一緒に暮らすことにするのかと思っていました。
ワイズはこの世界をもう少し見てみたいと言ってますが、これは照れ隠しのように思えるね。
ワイズは超絶賢者である自分の事が必要だろと言ってますよ。
確かに戦力的には強力なんだけど弱点を克服しないと役に立てないよね。
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真人は魔封じと即死に対する耐性の向上が急務だと告げています。
ワイズは、ちゃんと耐性上げるしと返答しています。
なんだか仲良くなっているようですよ。
これはシラーセさんの狙い通りに、ワイズと真人が結婚してワイズが真々子の義理の娘になるのでしょうか?
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出発に際して真々子は掛け声をかけています。
勇者の自分がそれをしたかった真人はガッカリしています。
「よーしあんまり調子にのるなよ母親」
真人は真々子にリーダ役を取られてしまっている現状を仕方ないなと認めているようです。
最初の設問に関する答えに大きな変化はないようです。
母親と一緒に冒険の旅に出たら仲良くなれますか?
「・・・なれたりするんじぇねーの?知らんけど」
次のクエストが楽しみですねー。
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レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2017/1/20
著者:井中だちま
イラスト:飯田ぽち
ISBN:978-4-04-072203-0
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