ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第2巻 セカンド・スクワッド・ジャム〈上〉 (電撃文庫)


スクワッド・ジャムで戦った後で仲良くなった咲たちが香蓮のマンションに遊びに来ました。
彼女たちは香蓮との対戦の録画映像を見て反省会を行いました。
要所要所で対戦者の香蓮に解説をしてもらっていました。
咲たちはレン戦での敗因を探り次は勝とうと考えていました。
咲たちは個人スポンサーが主催するスクワッド・ジャムなので第二回の開催を期待していました。
香蓮はスクワッド・ジャムで色々と悩みが吹っ切れたので参加するかは微妙と考えていました。
咲達とは交流を持つ事になりましたがチームを組んだエムとは連絡を取り合っていません。
彼から聞いたピトフーイの性格を考えると連絡を取り辛かったようです。
別な個人スポンサーがついて第二回のスクワッド・ジャムが開催される事になりました。
.
レーベル:電撃文庫
発行日:2015/3/10
著者:時雨沢恵一
イラスト:黒星紅白
ISBN:978-4-04-869095-9
雰囲気:友人、歪んだ愛、助っ人、武器選び、訓練、大会開始、レンとピトフーイが目立った

咲たちは参加を表明しましたが香蓮は迷っているようです。
北海道から東京に戻った残りの春休み中に香蓮はイケメンに後を付けられる事になりました。
近所に買い物に行った帰りにイケメンに後を付けられている事に気が付きます。
マンションのエントランスには常駐しているコンシェルジュの女性と警備員が居るので中に入れば安全です。
しかしその場合は自分の住処がバレてしまいます。
香蓮はマンションに駆け込むか、素通りにして住処を誤魔化すか悩む事になります。
悩む彼女にイケメンが声を掛けてきました。
彼は175cm位のイケメンです。
彼は小比類巻香蓮さんですよね?と声を掛けてきました。
香蓮は正直にハイと答えてしまいました。
香蓮が叫ぼうとすると彼はレン僕です、エムです、と言ってきました。
香蓮はイケメンをマンションの共有スペースに連れて行って話を聞く事にしました。
.
名前よみ性別アバター特徴
小比類巻香蓮こひるいまき かれんレンピンクのチビ、殺し方がエグイ
ピトフーイSAO失敗者
阿僧祇豪志あそうぎ ごうしエム金持ちの可能性大
新渡戸咲にとべ さきエヴァ大柄な女隊長、指揮が上手
藤沢カナふじさわ かなソフィー背が低く横に広い、ドワーフ見たい
ミラナ・シドロワみらな しどろわトーマ車両の運転ができるスナイパー
野口詩織のぐち しおりローザ強そうなお母さんに見える
安中萌あんなか もえアンナ海外の女優さんのような見た目
楠リサくすのき りさターニャ一人称がボク
篠原美優しのはら みゆフカ次郎小柄で筋力と耐久値が高い
.
自分だけリアルネームを知られているのは悔しいので名前を聞くと阿僧祇豪志と名乗りました。
豪志はピトフーイが第二回スクワッド・ジャム(SJ2)に参加しようとしている。
そこで負けたら死ぬと言っているので助けて欲しいとお願いしてきました。
香蓮はピトフーイの狂気から彼女はSAOサバイバーなのか?と考えましたが違いました。
豪志はピトフーイの事をSAO失敗者と呼んでいます。
理由はSAOのサービス開始日にログイン可能な状態だったのにログインできなかったからだそうです。
人生における大きな転機がサービス開始日に重なりピトフーイは翌日からログインしようと諦めたんだそうです。
しかしSAOはサービス開始日にデスゲームとなりログイン不可能になってしまいました。
SAOがクリアされデスゲームが終わってから中で殺人行為が行われていたと知ったピトフーイは更におかしく成ったそうです。
彼女はSAOの中で行われたデスゲームに参加出来なかった事が悔しくて仕方ないそうです。
.
香蓮はピトフーイを医者に診せる事を提案しますが却下されてしまいます。
おかしいのはピトフーイだけでは無いようです。
情緒不安定になると自傷行為をしたり暴力的になるピトフーイに殴られているのに豪志は彼女の嫌がる事はしたく無いと言いましたよ。
理解できないと返事をした香蓮に壁ドンをしてピトフーイを愛しているんだと告げてきました。
香蓮は豪志もおかしいんだと理解しました。
ピトフーイが社長で豪志はその会社の役員なんだそうです。
香蓮がついでに愛人とは言わないでと願うと豪志はそれ以上のプライベート情報を言いませんでした。
.
豪志は香蓮に第二回スクワッド・ジャムに参加して貰いピトフーイを殺して貰おうと考えました。
香蓮は豪志がそう考えた理由を聞き出します。
それで納得したようですね、香蓮はSJ2への参加を決めました。
.
エムはピトフーイと他のメンバーを集めて参加する事になります。
香蓮は新たに仲間を探す必要に迫られる事になりました。
更に参加目的が優勝ではなくピトフーイを倒す事だと納得して貰わなければなりません。
困った末にVRゲームを紹介してもらった篠原美優にお願いする事になりました。
彼女はALOのプレイヤーなのでキャラクターをコンバートする事になりました。
出来上がったのはレンよりは少し背が高い金髪の女の子でした。
名前はフカ次郎です。
.
フカ次郎の装備を揃える事になるのですがお金がありませんでした。
レンが困っているとフカ次郎は話を持ってきてエムに相談してみたら?と助言します。
エムが香蓮にピトフーイにバレないメールアドレスを教えてくれたので連絡を取る事にしました。
太っ腹はエムはレア銃で装備を整える事ができるだけの額を援助してくれました。
追加で必要になったら言ってくれとのメッセージまで付いています。
フカ次郎は「今すぐコイツと結婚したい。メアドを教えろ」と叫んでいました。
.
資金が充分だったのでフカ次郎が気に入ったレア銃を二丁入手する事になりました。
彼女が気に入ったのはグレネード・ランチャーを6発装填できるMGL-140でした。
他にもサイドアームの拳銃を購入していました。
.
フカ次郎はレンと違ってチュートリアルは重要視しないようです。
実戦で覚えていく派のようです。
美優はVRゲームの廃ゲーマーなので直ぐにGGOに慣れる事ができました。
.
香蓮がSJ2への参加を表明すると咲は香蓮との連絡を絶つ事にしました。
彼女たちはエムの盾を打ち破る為に何やらレアアイテムを探して行くようです。
他にも連携の練習に余念がありませんでした。
.
美優がログイン直前にアイスの早食いをしてお腹を壊します。
何とかトイレに駆け込んで出すモノを出してログインしました。
お陰でレンとフカ次郎はギリギリに到着する事になってしまいました。
美優に余裕が感じられるのが良いですね。
この間の香蓮と美優の会話が面白いです。
「まだ?」
「今、まだ唸ってるー」
「まだああ?」
「今、お尻拭いてるー。うわ紙がきれたー!」
「いいからはやくしろおおおお!」
とても仲良しですね。
.
優勝候補と目されるのは4チームです。
レンの率いる「LF」。
咲の率いる「SHINC」これは新体操クラブの略だそうです。
エムの率いる「PM4」この意味はピトフーイとエムの死だそうです、名前はエムがメールで教えてくれました。
前回三位だった「MMTM」です。
この四チームは初期配置で4方の隅に配置されました。
レンは悔しがりますがPM4に向かって進軍を始めました。
他のチームにピトフーイが殺されると不味いので早い段階で接敵する必要がありました。
レンは途中で現れるチームは蹴散らして行こうと決意します。
.
MMTMのリーダーはピトフーイを知っていました。
彼もGGO初期からのプレイヤーでチームを組んだ事があるそうです。
彼女のプレイスタイルが気に入らないそうですよ。
ピトフーイは仲間が死ぬことを何とも思っていないそうです。
仲間に殺される事も厭わない
ピトフーイは生きていることを忘れたいって生き方をしていた、と彼は感じたそうです。
リーダーはピトフーイの意味も知っていました。
触れた人間が死ぬほどの神経性の猛毒を持った鳥の名前なんだそうです。
彼女にお似合いだと言っていました。
.
最初の戦闘でフカ次郎が罠に掛かってしまいました。
これはレンが事前に罠の存在を教えていなかった所為です。
フカ次郎は両足が千切れてしまったのですが生き残っています。
彼女の耐久力の高さに驚きですね。
レンは動けないフカ次郎を引っ張って隠れられる家の中に押し込みました。
レンが一人で敵チームを殲滅する事になりました。
ここでレンが新たなナイフの使いを見せてくれました。
相手の股間を通り抜ける時に股間を縦に斬りました!!
接近した敵には積極的にナイフを使うようにしていますね。
動けないフカ次郎はレンと向き合い背中を向けている敵に至近距離からグレネードを撃ちました。
グレネードが敵の頭に当たり倒れました、レンがナイフで止めを刺しています。
フカ次郎の「えげつない」戦い方にファンが付いたようです。
.
時間経過と共に足の部位欠損が回復したフカ次郎が凄い技を披露してくれました。
駅に陣取っていたチームを排除するのに彼女のグレネード砲撃がうなりを上げています。
レンが気付かれないように偵察して敵の居る位置を知らせます。
フカ次郎が遠距離から放射弾道を使い砲撃を行いました。
フカ次郎はグレネードの有効な活用法を見つけていました。
フカ次郎はグレネードの遠距離砲撃で敵を全滅させました。
レンとフカ次郎は駅に陣取り次の衛星スキャンを待つ事にします。
.
SHINCとMMTMも順調に敵を倒していました。
前回の2位と3位なので警戒されていますね。
敵チームは逃げ出したようです。
エヴァが叫んでいます「お前らあ!揃いも揃ってタマナシかあっ?」
ソフィーに淑女らしくと窘められたので「皆様は、睾丸をお持ちでないのかしら?」と言い直しています。
エヴァは見た目アマゾネスだけど中身が咲だからねー、良い、凄く良いです。
.
残っているチームがPM4を攻略する為にとある作戦を立てました。
7チームが連合してPM4を撃つ「小隊作戦」を実行する事になりました。
普通ならば逃げ出すところだと思うのですがピトフーイは迎え撃つ事にしました。
レンはこの状況を知り急いでPM4に接近しようと急ぎますがフカ次郎に止められます。
今から走っても間に合わない、確実に間に居る敵を倒そうと諭されました。
レンはフカ次郎に従う事にしたようです。
.
ピトフーイの取った作戦は至ってシンプルです。
チームリーダーのエムを囮にして敵の大部隊を谷の下におびき寄せました。
そこから見える滝の中でエムに待機させます。
敵は谷の上の両岸に見張りを立てました。
ピトフーイと仲間達は見張りの背後に隠れていました。
地面に寝ていたようです。
エムは滝の内側で扇状に広がる盾を展開して隠れていたようです。
しかし岩に当たった跳弾でダメージを受けたそうです。
エムは命がけでピトフーイのフォローをしているようです。
レンと内通して手助けはしないと言っていたのでピトフーイと共に全力で勝ちに来ているようです
.
大人数で滝へ銃撃を加えました。
物凄い銃声が鳴っています。
ピトフーイと仲間は見張りの背後で立ち上がり彼らに気づかれずに彼らを殺しました。
離れた場所で状況を監視しているリーダー七名が仲間が殺された事を知りますが状況が掴めません。
ピトフーイは手ぶらで谷の下に降ります。
銃を撃ってて背後に気付いてない一人を捕まえてその頭を岩に打ち付けました。
落下ダメージがあるので理論的には敵を固い場所にぶつけて殺せるそうです。
ピトフーイはそれを実現してしまいました。
彼女は筋力値が高いようです、殺した相手から奪った銃で残った敵を撃ち始めます。
何人か殺しましたが生き残りができます。
また無手で近づいて行き銃を奪って殺し始めました。
滝から落ちそうになっている仲間を助ける為に自分のサイドアームを抜けない状況に陥った男が居ます。
自分のチームは仲間を見捨てないと言って頑なに手を放そうとしません。
ピトフーイが二人を撃ち殺す事になります。
二人は「くそったれ!」「地獄に落ちろアマ!」と悪態を吐きながら死んで行きました。
ピトフーイはその顔が見たかったと満足そうにしています。
.
ピトフーイは一人で18人を殺したようですね。
中継が流れている酒場は大いに盛り上がっていました。
.
仲間を殺されたリーダー7人が突撃する事になりました。
カッコイイ場面なのですがピトフーイの凄さがそれを上書きしてしまいます。
彼女もエムと同じでバレットラインを出さない狙撃ができました。
えぐかったのは仲間のスナイパーにワザとバレットラインを出させて敵に避けさせます。
避けた後からピトフーイが狙撃していました。
彼女が使ったのはM107A1という対物ライフルです。
サーバーに一丁しかないレア銃だそうですよ。
ピトフーイが素手で攻撃しだした時は引かれましたが、その後の見事な攻撃で彼女のファンに成った観客が多いようです。
.
ピトフーイが暴れていた間にレンも何か凄い事をしたようです。
間違いなく優勝だと言っている観客が居ますよ。
レンはピトフーイを殺す事ができるのでしょうか?
ピトフーイの仲間は強力ですよ、かなり不利に見えますね・・・
咲たちSHINCとの戦いはどうなるのでしょうか?
レン打倒、エム打倒の為に頑張っていたので挑戦できると良いですね。
ピトフーイを助ける為だと説明して共闘する事になるのだろうか?
.
成分美少女マッチョ銃器戦闘作戦変人
評価AAAAAAAAAAAAA
.
AmazonLink: ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインII ―セカンド・スクワッド・ジャム〈上〉― (電撃文庫)

コメント

コメントを投稿

人気の投稿「過去1年間」

ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第20巻 (GA文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第14巻 Dum spiro,spero ‐下‐

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第17巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第13巻 Dum spiro,spero ‐上‐

ラノベの感想) オーバーロード 第15巻 半森妖精の神人 [上]

ラノベの感想) オーバーロード 第16巻 半森妖精の神人 [下]

ラノベの感想) 魔法科高校の劣等生 第32巻 サクリファイス編/卒業編 (電撃文庫)

ラノベの感想) オーバーロード 第14巻 滅国の魔女

ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第5巻 サード・スクワッド・ジャム ビトレイヤーズ・チョイス<下>(電撃文庫)