ラノベの感想) 公女殿下の家庭教師 8 再臨の流星と東都決着 (富士見ファンタジア文庫)
概略:
西のルブフェーラ公爵家が動き北のハワードと南のリンスターと合流します。
三大侯爵家が動き出したので反乱は鎮圧に向かいます。
リディヤがアレンの手掛かりを求めて単騎で王都を急襲します。
三大侯爵家は決着を急ぐ事にします。
アレンとリナリアの戦いも決着します。
アレンはアトラを連れ出す許可を得ます。
勇者アリスがリディヤを正気に戻す事に協力してくれます。
オルグレン家の重鎮が苦しい胸の内を語ります。
レフが最後まで抵抗を示します。
戻って来たアレンが一緒に戦って欲しいと味方に呼びかけます。
レーベル | ファンタジア文庫 |
発行日 | 2021/03/19 |
著者 | 七野りく |
イラスト | cura |
ISBN | |
雰囲気 | 漏洩、飛翔、殴り込み、蹂躙、転移、説得、最終決戦、頼み、協力、入手 |
王都に陣取るグレッグ・オルグレンは自分が義挙の要だと考えています。
反乱は成功して王都を陥落させた功績により自分は大公にしてもらおうと考えています。
王族を西に逃がしてしまった事実には目を瞑っているなー
反乱軍は兵站の不備が顕現化してしまい王都に戻ってきていました。
周囲の賛同者は浮足立ってますがグレッグは兵站問題が解決すれば再出発できる宣言します。
反乱軍には戦局を正しく認識できている人材が居ないようですね。
近衛騎士団と王族護衛隊を打ち破った希代の名将は見ているものが違うとグレッグを賞賛してきます。
北部のハワード、南部のリンスター、西部のルブフェーラが動き王都に迫っているとの報が届いて焦り始めています。
映像宝珠からの映像があるので認めなければなりません。
グレッグは守りを固めます。
東部の貴族を思想して反乱を企図させた聖霊教の使徒たちは反乱が失敗すると考えています。
兵站を担っていてフェリシアの父エルンスト・フォスを連れてララノア共和国に逃げる事にしました。
エルンストが反乱軍に協力していたのはフェリシアを人質に取られていると勘違いさせられているからです。
使徒たちは王国から運び出したい品があったようです。
それらを入手できたので反乱に加担する理由が無くなったようです。
哀れオルグレンは使い捨てにされるようだ。
リンスター家は南から王都に進軍していました。
反乱軍よりも強いので順調に王都に迫っています。
リンスター公爵のリアムはハワード公爵のワルターと会談を行う為に移動中です。
リンスター家の指揮を執っているリサの元にルブフェーラが動いたとの報が届きました。
リアムの元にも情報が届いていてワルターとの会談場所を西部に変更するとの知らせが届きました。
ハワード家が自分達と呼応して王都を目指していた事に流石と感じています。
リサはリディヤ達を呼び出して東部の戦況を知らせます。
リディヤはアレンが生きている可能性を示されて安堵しています。
リサはリディヤを休ませる事にします。
アレンが行方不明になったと聞いてからのリディヤは食事をとらずに睡眠もままならずボロボロでした。
今のリディヤの姿をアレンが見たら驚いてしまうと言ってリディヤを休ませる事にしました。
リディヤが退室してから東部の本当の戦況を報告してもらいます。
アレンが四英海へ送られたと報告されました。
行き先を知っているのは敵総大将のグラント・オルグレンか弟のグレッグ・オルグレンだと報告します。
その話をリディヤが盗聴魔法を使って盗み聞きしていました。
リィネやリリーがリディヤの部屋に向かうと既に居なくなっていました。
リディヤは単騎で王都に向かってしまいました。
同様するリンスター家のメイドたちに向かってリィネが自分がリディヤを捕まえると宣言します。
リィネはリリー達メイド隊を連れて王都に急行する事になります。
リンスター、ハワード、ルブフェーラが会談を行っています。
リアムとワルターは久々の再会を喜び合い、娘たちの成長を喜んでいました。
そこにリディヤが単騎で王都に突撃して行ったとの報が届きました。
王国を守る公爵家だけあり即決で王都に向かう事を決めますよ。
王都に到着してリディヤはオルグレン公爵家の別邸を襲撃しました。
攻め込んできたのが女の子一人と知りグレッグは報告に来た部下を叱責しているな。
オルグレン公爵家の騎士が強いと思っているようです。
やって来たリディヤがアレンの居場所を知っているのは誰か質問してきました。
グレッグはリディヤがどれほどアレンを必要としているか分かっていません。
軽率にもアレンは恐らく死んでいるだろうと言ってしまいました。
まあグレッグはアレンを獣擬きと呼んで軽視しているのでその生死はどうでもいいんだよなー
アレンが死んだと聞かされてリディヤが呆然としています。
グレッグはチャンスとみて捕らえよと命じますね。
絶望したリディヤの魔力が闇に染まったようですな。
グレッグ達は恐怖を感じていますね。
リディヤはアレンの居なくなった世界で生きていけないと感じているようです。
全てを燃やし尽くそうと考えています。
リィネ達が王都に到着しました。
燃えているオルグレンの屋敷に向かっていると巨大な岩が投げこまれてきました?
ルブフェーラ公爵貴下の巨人族が投石を行って援護してくれています。
ティナとエリーがやって来てリィネと合流を果たしました。
リディヤが正気を失いかけていて不安だったリィネは二人に再会して泣いてしまいます。
ティナに揶揄われていますね。
エリーが仲裁して普段の雰囲気に戻っています。
リディヤがグレッグを捉えて首を締めあげています。
グレッグはアレンが死んだと言ったのは東都に居るグラントだと弁明しています。
アレンの行方を知るグラントを捕まえる為にリディヤは東都に向かう事にします。
止めようとしたリディヤ達を攻撃してきました。
リリーが攻撃を防いでリィネを守ってくれます。
リィネは姉に攻撃されて呆然としていますね。
リディヤは二人の静止を聞かずに東都に向かって飛び立ちました。
リディヤの惨状を見てしまったリィネはリディヤを正気に戻す事を諦めかけています。
ティナがリィネの頬を張って諦めるなと励ましてくれます。
ティナの叱咤でリィネはヤル気を復活させますが問題は今のリディヤは背中に8枚の翼を持っている事でした。
高速飛行が可能なのでリディヤが東都に着くまでに追いつくのは困難そうです。
カレンとステラがグリフォンに乗ってやって来ました。
一緒にやってきたレティシア・ルブフェーラからリディヤが元に戻れる可能性があると聞かされます。
レティシアもかつては忌み子だったそうですよ。
勇者アリスも同行していてリディヤを元に戻すのに協力すると約束してくれます。
アリスはティナとリィネを同志と呼んでいます。
エリーとステラはおっぱいが大きいので認めているけど同志とは呼べないそうです。
カレンも同志よりなのかもな。
移動速度の問題はレティシアの仲間、『花賢』チセ・グレンビシーが解決してくれます。
彼女は大規模な転移魔法を使えました。
一度に全員を転移させる事は難しいみたいで数回に分けて見方を東都に転送する事になります。
リィネ、ティナ、エリー、ステラ、カレンが第一陣として転移する事になります。
アレンとリナリア・エーテルハートの戦いはリナリア優勢で進んでいます。
彼女の魔法はアレンの予想を超えて高度なモノでした。
アレンはリナリアの攻撃をかわすだけで精一杯のようでした。
二人の魔法がリナリアが大切にしていた品を破壊しそうになります。
アレンが魔法発動を止めるとリナリアがアレンを認めてくれました。
魔力が枯渇して気絶したアレンに膝枕をしてくれています。
アレンはリナリアからエーテルハートの話を聞かされます。
リナリアには義妹と義弟が居たようですね。
エーテルハートは高い魔力を持つ子供を養子として迎え兵器として使っていたようですよ。
リナリアも貰われてきたようです。
リナリアは幾度も人間に裏切られて信じる事ができなくなったようですね。
大精霊を捕まえて兵器として利用しようとしていました。
ただ一緒に暮らすうちに愛情が湧いてきて利用できなくなったようです。
魔法について詳しいようなのでアレンは忌み子について知っているか聞いてきます。
リナリアは忌み子の中に大精霊が囚われているとは知らなかったと言っています。
大精霊は人を愛しているので心配する事は無いと教えてくれました。
アレンは自分にかけられた呪いを解けるか聞いてみます。
リナリアには解けないそうですが呪いの進行を緩和する事ができる指輪をくれました。
右手の薬指に付けろと言われてしまいます。
アレンはリディヤやティナに何て言分けしようか考えています。
アトラの呪いの解呪は複数の大精霊にならできると教えてくれます。
解呪が終わるまでアトラとは魔力を通じない方が良いと言っています。
他者と魔力を繋ぐ事ができる存在を鍵と呼ぶようです。
リナリアの時代に呪いを使っていた者は賢者と呼ばれていたそうです。
最後にアレンにはとびっきりの女難の相が出ていると教えてくれました。
リナリアの思念が消えていきました。
アレンが目覚めるとベッドの上でした。
全て夢だったのか?と考えますが右手の指に指輪が嵌っていました。
椅子に手紙が残されていて餞別として剣と杖を贈ると書かれていました。
アレンはアトラを連れてリナリアの研究室を出て行きます。
一度だけ通れる魔法で作られた通路を抜けるとララノア領に出ました。
そこを守っている兵士の会話から反乱が終わりつつあると知ります。
アレンは兵士達を倒して東都に向かいます。
リナリアがアトラが居れば移動の心配はいらないと言ってましたね?
グリフォンが飛んできてアレンとアトラを運んでくれる事になりました。
王都が奪還されたと知り焦っているグラントは大樹を確保しようと決めます。
聖霊騎士団が大樹を欲しているので手に入れて交渉に使うと考えたようですね。
グレゴリーに後方の統括を任せて自分は前線で指揮を執る事に決めます。
ヘイデン、ハークレイ、ザウルを連れて大樹に向かいます。
カレンが大樹に繋がる大橋を落としてくれたので近衛騎士団と自警団は大樹を守れていました。
そこにグラントに率いられたオルグレン公爵家の本隊が攻めてきます。
苦しい戦いが予想されたんですがルブフェーラ、リンスター、ハワードの救援が間に合います。
三侯爵家の部隊が駆けつけたので体制は決したと思うんですがヘイデンとハークレイが二人だけで挑んできました。
アンナが覗き見しているレフの存在に気付きます。
レフが黒騎士を従えて攻撃してきます。
ティナ、ステラ、カレンが迎え撃ちます。
ジェラルド王子に使っていた蘇生を使ってきたので苦戦しています。
ヘイデンとハークレイが挑んできました。
二人はレティシアから騎士の心得を学んでいました。
反乱に加担した理由を問われて苦しい胸の内を明かしています。
二人が剣を捧げているギド・オルグレン公爵が病床にあること。
反乱を止められないと悟ったギドはオルグレン家が汚名を着る事で聖霊教の魔の手から守ろうとしたと言っています。
ステラが反乱に武力的な説得力を与える為にヘイデンとハークレイが参加していたと気付きました。
二人はギド様が謀反を起こすなどあり得ない、これは自分達の独断でやった事だと言って挑んできました。
二人はリサとレティシアに敗れてオルグレン公爵家の軍は瓦解します。
劣勢を悟ったグラントはオルグレン公爵家に戻ってきました。
父親のギドを殺す為なんですがそこではギルが待っていました。
ギルからグラントは王国内の不満分子と聖霊教に繋がる貴族を炙り出すのに利用されたと教えられます。
真実とは残酷ですねグレンとは憤慨しています。
ギルは父親のギドから反乱後の後始末を任されていました。
ギドは既にギルの配下の手によって安全な場所に運び出されていました。
ギルはアレンをどこに連れ去ったのか聞き出す為にグラントを攻撃してきます。
グラントは四英海の小島にある遺跡につれていかれた、詳しい事を知っているのはグレゴリーだと教えます。
聞きたい事を聞けたのでギルはグラントを窓から放り出します。
下の階から攻撃を受けました。
攻撃してきたのはグレゴリーでした。
グレゴリーはギルを生け捕りにしたいようですね。
アレンの居場所を聞くと、あの獣擬きは死にましたよ、と答えられます。
グレゴリーはアレンの事を欠陥品の鍵と言っています。
レフが10日で死ぬ呪いを刻み「炎魔(リナリアの事ね)」の塔に投げ込んで帰ってきていない。
二週間が経過しているので死んでるでしょと言っています。
ギルが激高しないのがグレゴリーには不思議なようですね。
ギルは静かに殺意を研いでいました、グレゴリーを邪悪な存在と断じて殺す事にします。
グレゴリーはギルがコノハから呪いを移していると予想していました。
呪いを発動してギルを殺そうとしてきました。
絶対の自信があったようですがギルは呪いを発動させませんでした。
アレン先輩の魔法式に比べればグレゴリーの呪いの暗号を解くのは簡単だったと煽っています。
グレゴリーが真っ赤な顔をして黒騎士に殺せと命じています。
そこに無数の炎剣が降ってきました!!
アレンの居場所を聞き出す為にリディヤがやってきました。
リディヤはギルの事を認識していないようですね。
無造作に攻撃してきます。
グレゴリーは予定通りに事が運ばずにイラついています、まるで子供ですね。
イトと呼んでいる女魔法士を連れて転移で逃げていきました。
グレゴリーとの戦いで魔力を消耗したギドは水路に落ちてしまいます。
ここで死ぬのか?と考えているギルをコノハが救出しました。
ギルは意識を失います。
戦いが終わったので近衛騎士団と自警団は大樹周辺の修復作業を始めています。
そこにコノハが気絶しているギルを運び込みました。
コノハはモミジの妹でした。
怒れるリディヤの元にティナ達がやって来ました。
勇者アリスがリディヤの相手をする事になります。
アリスはリディヤが弱虫毛虫から弱虫迷子になったと言っています。
リディヤもおっぱいが大きいので嫌いなようですね。
リディヤはアレンの元に行くのを邪魔するなら斬ると言っています。
ステラが指揮を執りティナ達を動かしています。
リディヤは魔法構築が粗雑になっていて隙だらけです。
ティナもリディヤの状態を把握できたようですよ。
アリスの前に出て後は任せてと言ってきます。
アリスはティナに攻撃役を譲る事にします。
同志ができる子で嬉しいようだ。
ティナが今のリディヤの恫喝なんて怖くないと挑発してきます。
ティナ達は協力してリディヤを正気に戻す事に成功しました。
リディヤはリィネ達の成長を感じられて嬉しいようです。
調子を取り戻したリディヤはアレンの隣は譲らないと主張しています。
アレンの魔力を感知しました。
リディヤとティナが迎えに行く事になります。
二人は背中に翼を生やせるので飛んでいけるからなー
逃げ出したグレゴリーはイトと一緒に合流地点でレフを待っていました。
ギルに勝てなかったのが許せないようでイライラしています。
レフが現れたので聖霊騎士団と合流しようと伝えます。
ギドを回収できなかったと伝えるとレフが不満そうにしていますね?
聖霊教はギドを得るべき物の一つに指定しています。
確保できなかったと言うグレゴリーの心得違いが不満なようですね。
グレゴリーがレフに夢を語っています。
グレゴリーは王国から禁書と古書を運び出してありました。
それらを読み込んで世界最高の魔法士になり大陸全土にグレゴリー・オルグレンの名を轟かせてみせると言っています。
功名心かよ。
まさか反乱に加担した理由が功名心とはね。
そこにアトラを連れたアレンが現れました。
アレンは反乱の首謀者としてレフ達を捕縛するつもりでした。
レフがグレゴリーを刺してきました!
オルグレンの血が必要だったようですがギドを逃がしてしまったので仕方なくグレゴリーを使うようです。
無能と罵りグレゴリーを刺します。
イトが憤怒の表情を浮かべて魔法を放ちます。
レフが反撃して大爆発が起こりました。
イトがグレゴリーを抱えて滝に落下していきました。
残ったレフとアレンが戦う事になります。
アレンはアトラを後方に置いて戦闘を始めます。
レフは予想外に強くアトラがアレンを庇い刺されてしまいました。
刺されたアトラの身体が消滅してしまいます。
大好き、ありがとう、生きて、と言い残して消えてしまいます。
激昂したアレンがレフを蹴り飛ばします。
レフによって魔法を封じられているので物理攻撃をしてきました。
アレンは自分の命を削って攻撃を行いました。
アレンはレフに短剣を刺して魔法を放ちます。
「蘇生」と「針海」の魔法をレフの体内で暴走させました。
少しは苦しめよと言ってアレンは気絶しかけます。
リディヤが到着してアレンを膝枕してくれます。
アレンは髪型を昔に戻したのかい?と問いかけています。
場違いですねーリディヤはアレンを大バカと罵倒しています。
魔法を暴走させているレフに変化が起こりました。
聖女はレフをあまり信用していなかったようです。
レフには「石蛇」の魔法が刻まれていて巨大な蛇に変化しました。
少し遅れてティナが到着してアレンに駆け寄ってきます。
リディヤはこれからは自分の番が続くから駄目だと言っています。
ティナはこれからはずーっと私の番ですと反論しています。
アレンは緊張感を持ちましょうと注意していますね。
目前には巨大な亀の体に八本首の蛇に変化したレフが居るんですが余裕あるな。
暴走しているレフは聖女様が望んでいると叫んで世界樹を手に入れる為に大樹に向かい移動を始めました。
レフの移動を止めるのは困難そうです。
アレンはリナリアの人を頼れという助言を思い出し実行しました。
ティナから通信宝珠を借りて助けてほしと呼びかけました。
アレンに流星を重ねているルブフェーラ軍の面々は大喜びしています。
彼らは最後の戦いで流星に一緒に死んでくれと言って貰えなかった事を悔しく思っていました。
アレンに一緒に戦って欲しいと言われて感激しています。
ドワーフが大樹近辺に罠を構築してレフの移動を阻害する事にします。
巨人族は投石を行いレフの進行速度を緩めています。
アレンの呼びかけによって全ての人が力を結集する事になりました。
最後にアレンがリディヤとティナと魔力を繋いで巨大化したレフを倒しました。
その際に氷鶴と炎麟が強力してくれてアトラの呪いを解いてくれました。
奇跡が起こりアトラが子狐の姿で復活しました。
ティナがアレンが行方不明だった間のリディヤの悪行を暴露しようとしてきます。
焦ったリディヤがティナと叫んでいます。
これまでちっこいのとか呼んでたんですが名前で呼ぶ事にしたようですね。
アレンがエリンとナタンと感動の再会を果たします。
泣きながら走って来たエリンをアレンが抱きとめています。
エリンはアレンが生きていた事に感謝しています。
アレンは復興作業を手伝おうとしたんですが病室に放り込まれました。
アリスが王都のお菓子をもってお見舞いに来てくれます。
アリスはアトラが八大精霊の一柱「雷狐」と気付いていました。
アレンはいつかリナリアを弔いに行くと教えます。
アリスはアレンを星に例えています。
リディヤ、ティナ、ステラ、他のみなもアレンを必要としている。
その事を忘れないでと助言してきました。
アリスが双天の後始末は私が付けると言ってきます。
何かやり残しがあるようですね。
アレンはリナリアの研究室にあった黒扉について質問しました。
アリスはそれが何であるか知っているようですが話せないと言って教えてくれませんでした。
アレンは八大精霊について質問します。
アレンが知っているのは炎麟、氷鶴、石蛇、嵐翠、雷狐です。
残りについて質問しています。
アリスは海鰐、月猫、冥狼、って名前を教えてくれました。
炎麟と氷鶴はリディヤとティナの中に居るの他にも大精霊を宿している人が居るんだろうか?
アリスは古い約束を果たしに行くと言って病室の窓から出ていきます。
グリフォンが待機していてアリスを乗せてから東の方に飛び去りました。
交代でティナが病室に入ってきました。
アレンがステラから大活躍だったと聞いていますと伝えると自分はまだダメダメですと自嘲してきます。
アレンは自分もまだまだなので一緒に頑張って行きましょうと伝えました。
私達は?との声が聞こえてきました。
ステラ、リディヤ、リィネ、エリー、カレンが病室の入り口から覗き込んでいました。
リディヤが自分が居れば他の者は必要ないと我儘を炸裂させます。
ティナが同志から聞いてます泣き虫リディヤさん覚悟しておいてくださいねと応戦しています。
リナリアの言ってた女難の相は本当のようですね。
アレンの膝の上でアトラが丸くなって寝ています。
楽しそうに口喧嘩をしているティナとリディヤを見ていてアレンは穏やかな気持ちになっています。
処置無しって奴だね。
ウェインライト王国よりも東方。
聖霊騎士団領とララノア共和国とに挟まれた地に聖霊教の総本山があります。
そこで戻って来た使徒が聖女様に報告を行っています。
オルグレンが予想以上に脆くて予定していた品を全て回収できなかった事を謝罪していますね。
オルグレン家は利用されただけなのね、彼らは反乱の結果はどうでも良かったようです。
聖女は失敗しても問題無いと言っています。
殉教した聖霊騎士ゴーシュ、使徒候補のラコム、ロログ、レフに感謝を示してます。
遺族が居るなら必ず報いてあげてくださいと言っています。
報告したイーディス、イブシヌルに引き続き苦労を掛けると言っています。
二人の咎は全て私が引き受けますとも言ってますね。
二人は聖女の慈悲深さを賞賛しています。
聖女の目的は大魔法「蘇生」を復元する事のようですよ。
多くの方を死地に追いやってしまったが生き返ったらお詫びすると言っています。
一人になった聖女が回収した品を手に取っています。
ボロボロのノートを手に取り「お姉ちゃん」と呟いています。
今回の騒動が予定通りに進んだと言っています。
雷狐を外に出す事も予定に含まれていたようです。
王国が当分の間動けなくなった事も予定通りだそうです。
王国が動けないうちにララノアで遊ぶとか言ってるぞ。
聖女はアレンの事を知っているようですよ?
わざわざ愚かなレフで挨拶したので、あの人なら気付いてくれるかな?気付いたらどうするのかな?楽しみ、と言っています。
どうも聖女は悪意が強いように思えるね。
聖女は腐りきった神亡き世界を壊そうとしているようです。
アレンを流星の生まれ変わりと捉えているようですね。
流星は世界にその輝きを思い出させたが、星は何れ地に堕ちるもの、そう思うでしょ?アトラ姉さん、と言っています。
聖女と呼ばれているけどやってることは悪行のようだ。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
魔法 | 5 |
剣技 | 5 |
恋愛 | 5 |
教師 | 2 |
ラッキースケベ | 2 |
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