ラノベの感想) 俺は星間国家の悪徳領主! 4 (オーバーラップ文庫)


概略:
士官学校に進んだリアムは多額の賄賂を贈り快適な生活を始めます。
悪徳領主として後方勤務だけで出世できると喜んでいました。
士官学校を卒業したリアムが任官する事になります。
補給物資を扱う部署に配属されました。
貴族の子弟は任官されても出勤しないのは普通なんですがリアムは真面目に出勤しています。
残業を嫌い余計な仕事を排除する為に不正行為を撲滅しました。
これまで途中で中抜きされていた補給物資が前線まで届く事になり感謝されます。
次の任地にパトロール艦隊を選びました。
先に軍に入っているティアに資金を渡して自分に相応しい艦隊を用意しろと命じます。
資金が大きかったのでティアは正規艦隊並みの艦隊を用意しました。
バンフィールド家と敵対しているバークリー家が攻めてきます。
最初は経済戦争を吹っ掛けてきましたがリアムが余裕で対処します。
焦りが見えるバークリー家は艦隊戦を挑んできました。
ニアスの第七兵器工場が開発した趣味全開の秘密兵器が勝敗を決めます。
ユリーシアがリアムへの復習を遂げて幸せを掴みます。

レーベルオーバーラップ文庫
発行日2021/10/25
著者三嶋与夢
イラスト高峰ナダレ
ISBN
雰囲気士官学校、撃破、賄賂、権力、新型機、経済闘争、対決、自動起動、合体ロボ、勝利、制裁、大願成就、相談


リアムが士官学校に入学する事になります。
優遇してもらう為に多額の寄付を行いました。
ロゼッタは一緒に入学するつもりだったんですがリアムが認めませんでした。
彼女は感情表現が大きくダーリンと呼ぶのでリアムは彼女が教育カプセルに入っている間に逃げるように入学しました。
人前でダーリンと呼ばれるのは悪徳領主としての沽券に関わると考えての事です。
嫌がっているウォーレスは一緒に連れて行く事にしました。
帝国の騎士資格を取る為にマリーも一緒に入学する事になります。
士官学校でエイラと再会する事になりました。
リアム、ウォーレス、エイラで行動する事になります。

マリーが入学早々に問題を起こしました。
士官学校では長髪は認められていません。
真面目なリアムは髪を短くして入学したんですが彼女は無視しました。
教官に呼び出されて注意を受けますが聞き入れません。
従わせたければ私を倒してみろと挑発しています。
教官が殴りかかってきますがマリーが余裕で倒してしまいます。
マリーはこの程度なのか帝国軍もレベルが下がったなと更なる挑発を加えます。
残っていた教官が飛び掛かってきますがマリーを全てを倒してしまいます。
一緒に入学した彼女の部下がリアムから連絡が入っていると血相を変えて現れます。
出てみるとリアムは不機嫌そうにしています。
理由を聞いてみると問題行動を起こしたマリーをどうにかしてくれと教官に頼まれたと言っています。
マリーは正座しながら謝罪を行います。
リアムが非情な沙汰を下します・・・髪を切れ、マリーは従うしかありませんでした。

リアムは士官学校の教育メニューもヌルイと感じています。
横柄な態度を取っていると最上級生の首席さん(ドルフ)に目を付けられました。
上級生に恫喝されると大人しくなるのが普通なんですがリアムは態度を変えません。
戦術シミレーションで対戦する事になりました。
ドルフは貴族と平民を明確に区別する考え方を持っています。
しかも主席の座を維持する為にライバルを家の力を使って蹴落とす汚い真似をしています。
真実を知ればリアムが喜びそうなんですがリアムはドルフを優秀ないい子ちゃんと認識しています。
悪徳領主を目指す自分の敵なので恥をかかせてやると考えます。
リアムは平民に無体を働かないので人気がありました。
本人には平民を大切にしている自覚は皆無なんですがね。
リアムは海賊艦隊を倒しまくった突撃戦術を取りました。
ドルフは待ち構える戦術を取り突撃戦術が有効ではないと示します。
ドルフ優位に戦闘が行われていてリアムは負けかけますが案内人が介入しました。
案内人はドルフを負けさせリアムへの恨みを抱かせ刺客に仕立てようと考えました。
リアムがドルフを倒してしまいました。
ドルフはこれまでの不正もバレてしまい貴族からの人望を失いました。
リアムへの怒りを育てる環境ができあがったね。

リアムは順調に士官学校を卒業して任官される事になります。
配属されたのは補給物資を扱う部署です。
本人はこれまでの賄賂が効いたと思ってますが誰もリアムを引き取りたくないからのようです。
貴族は配属されても仕事にやって来なくて遊び回るのが通例のようです。
リアムは真面目に仕事をしているの平民の兵士から尊敬を集める事になります。
軍の中にも家柄を笠に着て無体を働く人は多いみたいです。
軍事活動には不要な物資まで要求する人が多いようです。
リアムはそれらの要求を全て突っぱねて怒りを買いました。
リアムよりも軍の階級が上で爵位は低い人物が怒鳴り込んできました。
自分が教育してやるから担当者を呼べとリアムの上官を恫喝してきました。
上官はリアムの怖さを知っているので呼び出すのはお勧めしないと忠告しています。
呼び出されたリアムは恫喝されるんですが意に介しません。
殴り倒して逆に恫喝しています。
お前みたいな屑が俺に何を教えられるんだ?
逆に散々殴り倒して憂さ晴らししていました。
この行動も平民の兵士からの信頼を信頼を得る結果になります。
リアムは補給物資の横領を一掃して必要としている前線に物資が届く体制を構築しました。
最前線で国境を警備している正規艦隊が感謝される事になります。
リアムは自分の懐が痛まず関心を買えた事を喜んでいました。

バークリー家がリアムを潰す為に動きます。
直戦闘で潰すのではなく経済的に追い込もうとしてきました。
バンフィールド家が借金している高利貸しはバークリー家のフロント企業の一つです。
そこを使って無理な取り立てを行う事にしました。
天城の判断で錬金箱の存在を秘匿する為に借金の返済は常識的な額に押されているだけでリアムは支払う事が可能でした。
トーマスに頼んでレアメタルを換金して支払いに充てる事にします。
トーマスから量が多すぎて売りさばけないと泣きつかれます。
仕方ないので買い取り額が相場よりも低すぎる帝国に買い取ってもらう事にしました。
帝国は大きな利益を得られてウハウハですね。
バンフィールド家への注目度があがったようだ。
経済的にバンフィールド家を破綻させようって計画は失敗に終わります。
無茶な取り立てを行ったのでフロント企業は信用を下げてしまい幾つか潰れます。
バークリー家は損害を被る事になりました。
経済戦では倒せないと分かったので軍事行動で倒す事にします。
関わらなければいいと思うんですが面子を潰されたので引き下がれなくなりました。
味方を集める事にします。

リアムは次の任官先としてパトロール艦隊を希望しました。
先に軍務に付いているティアにお小遣いで資金を渡して自分に相応しい艦隊を作らせる事にします。
帝国の宰相は自分の艦隊を作ろうとするリアムの行動を面白いと判断して黙認しました。
リアムの任期が過ぎれば揃えた艦隊は帝国の物になるのも嬉しいようだ。
ティアは予想外に多くの資金を預けられたので正規艦隊並みに精強な艦隊を集める事になります。
士官学校で一緒になったエリアはリアムと一緒に配属されています。
リアムがパトロール艦隊に行くと伝えるとウォーレスは嫌がりますがエイラが付いて行きたいと言ってきました。
リアムは危ない事もあるだろうからエイラを補給部門に残す事にします。
リアムが居なくなると文句を言いに来るヤツが出てくるだろうからエイラはここに残って問題があったら俺に知らせろと伝えます。
エイラは納得してくれます。

ティアの元に部下からリアムを題材にした漫画が出回っているとの報告が入ります。
秘密裏に流通しているデータだと言われて期待が膨らみます。
データを見てティアの笑顔が消えました。
許しがたい内容だったようで元締めを探し出す事になります。
ティアとマリーが珍しく手を組んでエイラを捕まえて恫喝しています。
強かなエイラは二人を懐柔する事にします。
自分を殺しても同士は帝国中に居るので取り締まりは不可能。
今で自分が仕切っているのでこの程度で済んでいるが私を殺せばもっと過激なデータが広まる事になる。
見逃してくれれば優先的にデータを売っても良いと持ち掛けます。
ティアとマリーは落ちました。
これからもリアムの良き友人でいてくれと言ってエイラを解放しました。

トーマスが紹介したい人が居ると言って訪ねてきました。
バンフィールド家の御用商人になりたいと言っています。
クラーベ商会のエリオット会長とニューランズ商会の幹部パトリスです。
両商会はトーマスのヘンフリー商会とは規模が違い帝国も指折りの大商人です。
断れなかったようです。
二人とも嘘くさいニコニコ笑顔で御用商人にして欲しいとお願いしてきました。
リアムは本当の目的を言えと恫喝します。
二人から嘘くさい笑顔が消えて本音を教えてきます。
二人とも商会内で権力闘争をしていて武力としてリアムの力が欲しいそうです。
リアムは二人を仲間に引き入れる事にしました。
お互いを儲けさせようと伝えたら二人ともリアムを好意的に捉えています。

ロゼッタの修行先は宮殿になりました。
バークリー家と闘争中なので下手な家に送り出す事ができませんでした。
信頼が置ける人物の元に預けたいのでセリーナは孫娘のカトレアの元に預けました。
幼年学校を卒業してから行儀見習いを始めたロゼッタは年下の女の子達に馬鹿にされています。
リアムの婚約者なので本来は怖くて舐めた態度は取れない筈なんだけどなー世間しらずです。
ロゼッタはリアムの顔に泥は濡れないと我慢しています。
カトレアから自分で問題を可決できるようになりなさいとの助言を貰いました。
将来はリアムの妻として公爵夫人になるので人をあしらう術を身に付けろって事だよね。
ロゼッタは考えた末にメイド仕事の能力で他人を納得させる事にしました。
前向きですね。
ロゼッタの頑張りが評価されて後輩を指導する役目を任されるまでになりました。

帝国軍はリアムの副官役の人事で悩んでいました。
ティアは他家の人間が混ざるのを嫌い副官候補にバンフィールド領出身者を推薦してありました。
能力的に選ばれる可能性が高いと思っていたんですがここで案内人が仕掛けます。
リアムへの復習を誓ったユリーシアを副官候補にねじ込んできました。
リアムも希望を出す事ができるので候補者リストを見ていました。
大量の資料の中からユリーシアを見つけます。
彼女が残念娘だとは分かっているんですが知り合いなので問題ないだろうと考え彼女を希望しました。
ユリーシアは副官としてリアムの元にやってきました。
ユリーシアはリアムへの復習を果たす最高の機会を待つ事にします。

パトロール艦隊に配属されたリアムとウォーレスは艦長をしているウォーレスの兄に出会います。
セドリック・ノーア・アルバレイトと言う名前です。
セドリックもウォーレス同様に皇位継承順位の低い皇子で独立して軍で身を立てています。
艦隊司令官としてバークリー家の息が掛かっている人物が配属されてきました。
戦闘時に裏切りリアムを窮地に陥れるのが目的です。
40代くらいに見えるニコニコしたおじさんで麻雀が強いです。
パトロール艦隊は暇なので勤務中に麻雀で遊んでいました。
何度やっても司令官が勝つのでリアム、ティア、マリーが組んでいます。
それでも司令官が勝っています。
麻雀の卓を用意したのは司令官です。
イカサマ装置が仕掛けられていてリアム達は負け続ける事になりました。
リアムは司令官を無害な人と認識していますが悪党だよね。
本性を知ればリアムは喜んだからもな。

艦隊を集めて作戦を練っているバークリー家にドルグが売り込みを掛けてきました。
ドルグはリアムが突撃戦法に拘っていると説明して中距離と近距離に特化した艦艇を集めて受け止めながら殲滅する方法を示唆しました。
バンフィールド艦隊はこれまでに突撃戦術で勝利しているので魅力的に見えました。
バークリー家の支配者カシミロはドルグを採用します。
長男とドルグに任せる事にしました。

リアムはただパトロールするだけでは味気ないのでゴール地点を設定して競争する事にしました。
リアム自身はゴール地点の発展途上な惑星に先乗りして他の艦隊の到着を待つ事にします。
複数に分かれた艦隊は途中で見つけた海賊を討伐しながらゴールを目指しています。
待ってるだけで暇なリアムは私費を投じて惑星の開発を行う事にしました。
領地の発展計画は天城に任せているので自分ではした事がありません。
ここで内政を試してみようと考えました。
持ち主は帝国なので宰相は喜んでいます。
資金難で開発に手を付けられていなかったからね。

平和で暇なのでマリーが自分たちに相応しい機動機士が欲しいと言い出します。
現在の起動機士は自動制御が強過ぎて不満があるそうです。
リアムはニアスに新しい機動機士の建造を依頼します。
ニアスは他にも試してみたい事があるので大量のレアメタルを要求してきました。
内容を聞いたリアムは面白いと感じて願いを叶えてあげます。
ニアスのオネダリ上手にユリーシアは思うところがあるようだ。
ニアスが無自覚にパンチらさせてたね・・・

ニアスが完成した機動機士ラクーンを持ってきました。
機動性を落とさずに装甲を厚くした自信作だったんですがマリー達には不評でした。
丸くて狸みたいに見えるのが嫌なようです。
ティアも同様の感想を持ち笑っています。
リアムは第七兵器工場が作ったにしては見た目も良いな、可愛いじゃないかと高評価しています。
リアムが高評価してもマリーは納得しません作り直しを依頼する事になります。
ニアスは採用されると思い込んで300機も製造してありました・・・泣き崩れています。
ユリーシアは何で採用されるのを前提にするんだと呆れています。
この段階ではユリーシアはニアスに負けているとは思っていません。

艦隊の順部が整ったバークリー家がバンフィールド本星に攻めてきました。
30万を超える大艦隊です。
バンフィールド家が出撃させられるのは7万隻です。
4倍を超える相手と戦う事になります。
リアムが居る開拓惑星にトーマスが商売しにやってきました。
艦隊向けの商品を持ってきたと言っています・・・リアムは許可しました。
少し遅れて未確認の小船団がやって来たとの報告が届きます。
トーマスは知らないと言ってますね?
やって来たのはクラーベ商会とニューランズ商会の船でパトリスがリアムに面会を求めてきます。
リアムはバークリー家が動いたと気付きます。
ティアは急いで艦隊を集めて出撃させようとしていました。
リアムは司令官から突撃だけでは戦術として危険を助言された事を思い出します。
十分は準備をしてから出撃する事にして本星の部隊には突撃するのを禁じました。
自分が到着するまで待てって事ね。
この命令が戦局を有利に進める事になります。

パトリスが補給物資を持って来てくれたので短時間で出撃の準備が整いました。
味方にしておいてよかったね、彼女としても権力闘争の最中なのでリアムに倒れられては困るって事情があるので協力を惜しみません。

バークリー家はリアムがバンフィールド本星に向かう途中に艦隊を配備してきました。
リアムに不満を持つ貴族出身の不良軍人の艦隊です。
そこにリアムから補給で恩義を受けた辺境警備の正規艦隊が助けに来てくれました。
タダで売った恩がリアムを助けます。
リアムは信じてませんが善行は己を助けるって事かもな。
リアムは邪魔される事なくバンフィールド本星に向かう事ができました。

予定と違って難しい戦いを強いられる事になったドルグは困っています。
敵が長距離砲撃しかしてこないので対応に困っています。
数では圧倒しているんですが中距離と近距離攻撃に特化した艦艇を集めているので有効な攻撃ができません。
背後からリアムを乗せたパトロール艦隊がやってきました。
リアムも遠距離砲撃で敵をすり潰す事にします。
困ったドルグはリアムが乗っている船を割り出して突撃しようと考えます。
嫌っていた突撃戦術をとる事になるね、ちょっとした皮肉を感じるね。
ここで案内人がドルグを助けます。
リアムの乗っている艦艇の位置をドルグに知らせました。
敵の艦隊がリアムの乗っている艦艇に突撃してきたので機動機士で出る事になります。
アヴィドは本星に置いてあるのでラクーンで出る事にします。
マリーが護衛として同行します。
ここでラグーンを改良して見た目を細くしたテウメッサって機体に乗り込みます。
テウメッサには敵の認識を阻害して姿を隠す機能が搭載されていました。
ニアスは装甲が薄くなり防御力が下がったと不服そうにしています。

ドルグも機動機士を発進させました。
リアムとマリーが迫ってくる敵機を倒していきます。
リアムがドルグの乗っている艦を破壊していきます。
ドルグが不利になると案内人が力を貸します。
機械に命を与える事ができるマシンハートという古代文明のオーパーツを使い艦艇に命を与えました。
残骸が集まって上半身だけの巨大ロボットに変化します。
リアムは攻め手が無くて困ってたんですが前世の飼い犬の霊が頑張ります。
アヴィドの元に駆けつけてアヴィドを機動させました。
アヴィドがリアムの元まで飛んできたのでリアムはラクーンから乗り移ります。
宇宙空間で乗り換えを行っているね、結構凄い事してません?
アヴィドにはニアス達第七兵器工場が守備で開発した秘密兵器が搭載されていました。
アヴィドが亜空間からそれを引っ張り出します。
趣味で開発されたのはロボットに変形可能な巨大戦艦でした。
アヴィドが頭部に収まり動き始めました。
ユリーシアは余りに不効率な兵器に呆れています。
ニアスは性能に特化して効率重視の第七にも趣味を満足させたいときはあるんだと自慢げでした。
巨大ロボット同士の戦いになりリアムが勝利しました。
ドルグは負ける事になったんですが突撃戦術は間違えって持論を証明できたと満足して死にました。
指揮官を失いバークリー艦隊の生き残りは逃走を図ります。
バンフィールド艦隊は逃走を認めません殲滅しました。
リアムは案内人が仕様したマシンハートを拾います。

バークリー家は海賊たちにも暴れるように指示してあったんですがそっちはリアムに味方する貴族の艦隊が殲滅してくれました。
クルトの父親である男爵も参戦していましたよ。

大艦隊が負けたと知ったカシミロはリアムに詫びを入れて見逃して貰おうと考えています。
リアム率いる艦隊がカシミロの居るバークリー家の本星にやってきました。
地上部隊を降下して速攻でカシミロを捕まえました。
カシミロは何とかリアムに許してもらおうとしてきますが彼の言葉を聞いて絶望します。
もう争うのは飽きたので処刑すると言われました。
リアムはティアに後事を任せて自分の船に戻る事にします。
最初は一族全てを処刑する予定だったんですが成人前の子供は不味いって話になります。
絶対に這い上がる事ができない辺境惑星に流刑になりました。
殺されていた方がマシに思えるよね。
バークリー家の領土はリアムのもになりました。
発展させると税収が増えるのでリアムは開発を進める事にします。
領地の距離が離れすぎているのが問題ですね、リアムは飛び地かよと嘆いています。

ドルグが失敗してしまい案内人が嘆いています。
案内人はリアムの副官として傍に居るユリーシアに期待を寄せます。
復讐の機会を伺っていたユリーシアに絶好のチャンスが到来します。
リアムは発散が下手なので性欲を持て余しています。
ユリーシアはリアムの性欲が最高潮の時に仕掛けたようだね。
落としたペンを披露ふりをしてリアムに尻を向けてパンチらを見せてきました。
パンツはリアムの好みに合わせて派手過ぎないモノを着用しています。
ユリーシアの予定ではムラムラしたリアムに押し倒されるのは必定でした。
がここで邪魔者が駆け込んできました。
繋ぎの上半身をはだけてインナー丸出しのニアスが泣きながら飛び込んできました。
胸に「にあす」と名札が付いているのでリアムはスクール水着みたいと感じます。
ニアスは泣きながらリアムに訴えてきました。
実験用にリアムが提供したレアメタルを上役に取られてしまった。
まだまだ実験したい事が残っているのでレアメタルを下さいと泣きついてきます。
リアムはニアスの残念ぶりに呆れつつも彼女の優しい視線を向けてきました。
それを見たユリーシアは自分の負けを悟ります。
天然には勝てないと悟ってしまったユリーシアは大泣きを始めます。
焦ったリアムが理由を聞いてみるとリアムへの復習を企んでいたと明かしてきました。
一度リアムにフラれた恨みからリアムを自分の惚れさせて捨て去る事で復讐を果たそうとしたと語ります。
スク水姿のニアスが可哀想なものを見る目を向けてきますね。
リアムはユリーシアが可哀想になり願いを叶えさせてやる事にします。
フラれてやると伝えるとユリーシアからまだ告白されていないと言われました。
形式を重んじるのね、告白したリアムをふりたいそうですよ。
リアムは退役する時に付いてこいと誘います。
リアムは即座に断られると予想してたんですがここでユリーシアの計算が始まりました。
リアムの能力評価を行った結果ふらずに付いて行く事が有用と判断します。
有力貴族の愛人枠を狙っているのでリアムが最良の相手と気付いてしまいました。
リアムに付いて行くと言い出しました。
ニアスが即座にリアムは優良物件と計算したと気付きます。
リアムは自分のパトロンと考えているニアスは取られまいと抱き着いてきました。
それを見ていた案内人が切れますね。
ふっざっけんじゃねーよ、それは復讐と言わねーよ!!
彼はユリーシアがリアムの殺害を企んでいると思ってたので裏切られた気分です。
時間を停止してリアムに真相を伝える事にします。

久々に再会した案内人にリアムはこれまでの感謝を伝えようとしますが遮られます。
案内人はこれまでのリアムの窮地は自分が差配した結果だと伝えました。
リアムが驚き案内人を恨む事を期待しています。
自分の悪意に気付かないリアムに案内人はイライラしていますね。
お前の本当の敵が誰なのかに気付けよと言ってきます。
リアムはまたも案内人が自分を助けてくれたと考えて、ありがとう、と伝えます。
本当の敵のことについては調べさせておくと言っています。
リアムは恥ずかしそうに案内人に感謝しているって本音を伝えてきました。
好感情が強すぎて案内人は逃げるしかなくなりました。

無事に兵役を終えたリアムは予備役に入ります。
帝国への貢献度が高かったので大将の位に昇進しました。
リアムは楽して出世できて賄賂はやっぱり有効だと思っています。
気付いてないんですが帝国が扱いに困っていた問題をいくつも解決しているので当然の評価だよね。
リアムは悪徳領主として傍若無人に振舞っているつもりですが周囲から見ると稀にみる真面目な貴族なだよね。
役に立つので宰相も気に入っています。

リアムは久々に本星に戻ってきました。
ユリーシアとロゼッタは首都星に置いてきたのでブライアンに小言を言われます。
話を逸らす為にリアムは手に入れたマシンハートを見せます。
ブライアンから命なき機械に命を吹き込むオーパーツだと教えてくれました。
リアムは天城のおっぱいにマシンハートを押し付けてみました。
天城に心が宿る事を期待したんですが何も起こりませんでした。

次は帝国大学に通う予定です。
天城から領地開発は軌道に乗り後継者も育ったのでリアムの世話を優先したいと言われます。
バンフィールド領は発展サイクルに乗ったようですね天城が運営する必要がなくなりました。
天城はリアムの世話をする為に一緒に首都星に向かう事になります。

リアムはアヴィドにマシンハートを使ってみる事にしました。
今度はうまく行きマシンハートはアヴィドに吸収されました。
少しアヴィドの性能が上がりました。
天城とアヴィドの差はどこにあるんだろうね?
天城には反応しなかったので彼女には心があるって事なのか?

天城がタンクベッドでの調整を終えて出てきました。
全裸状態の天城の元にリアムから連絡が入ります。
天城は顔しか見えないように調整して応答します。
慎み深いよねー
リアム狙いの女の子なら進んで全裸を見せてきそうだけどなー
リアムはアヴィドがパワーアップしたのでドライブしようと誘ってきます。
天城はリアムがマシンハートを使ったと察して注意しています。
出所が不明なので天城は不安なようですよ。
リアムは出所が案内人だと考えているので確かな出所だから問題ないと言っています。

リアムの元から逃げ出した案内人は安士の元に向かいます。
安士はリアムから貰った莫大な資金を使い道場を作って二人の弟子を育てていました。
安士自身は弱いんですが指導力は高いようだね。
二人の弟子は順調に成長していました。
道場にリアムの師匠である安士を倒して名をあげようと考える騎士がやって来ました。
安士は惚けて人違いだと納得してもらい追い返しています。
弟子二人の目からやって来た騎士はクズに見えていました。
何で相手をしないのか質問されて安士が困っています。
苦し紛れに一閃流は無暗に力を振りかざさないものなんだと説明しています。
兄弟子のリアムを倒せれば一人前に認めると言って二人を教えているようです。
既に安士よりも強いみたいだね。
案内人は順調だと判断して安士に任せる事にします。

リアムが天城を伴い首都星にやって来ました。
トーマスに頼んで改装して貸し切った老舗ホテルに到着します。
車から降りる時にリアムは天城の手を取り降ろしてあげます。
その姿を具然通りかかった侯爵家の跡取りに目撃されます。
リアムは見た事ない相手なんですが相手はリアムを知っていました。
いい年してお人形遊びかと揶揄ってきました。
天城を人形とよび穢れた存在と誹謗してきました。
リアムは天城をホテルまで連れて行きます。
歩く間だけ我慢したようですが一閃流を放って門の外に居る跡取りを縦に斬り捨てました。
貴族相手に軽率だと天城は咎めてきますがリアムは少しは考えたと答えます。
ティアに命じて取り巻きと護衛機士をかたづけろと命じます。
ティアも最初は躊躇しますがリアムの命令は絶対と考えているので従います。
文句を言い始めた護衛機士の首を跳ねます。
ティアに従っている騎士はバンフィールド領で採用した新米なので荒事に不慣れです。
他家と戦争になると言って躊躇を見せたのでティアは首筋に刀を押し付けてリアムに従えないのか?と脅します。
新米機士はティアの命令に従い侯爵家の跡取りの取り巻きと護衛機士を殺すのに参加しました。
取り巻きと護衛機士は貴族の習わしでどこかでティア達が引いてくれると期待してましたが無理だよね。
死体は侯爵家の庭に投げ捨てるように命じます。
バンフィールド家が宣戦布告したと解釈されます。

リアムは天城を罵倒した侯爵家を潰すと決めます。
バークリー家を滅ぼしていて経験を得ているので今後はもっと上手くやれると考えています。
侯爵家を調査して攻撃準備を始めました。

リアムは一人で寛いでいるとロゼッタが慌てた様子で駆け込んできました。
行儀見習いをしていた時の友達がどうしてもリアムに会いたいと慌てた様子でやってきたと伝えてきました。
ロゼッタはリアムが何かしたのでは?と心配になっています。
どんな友達がロゼッタに聞き返すと微妙な顔をしています。
リアムはそれ程親しく無いロゼッタに頼っただけと判断します。
マリーが侯爵家の調査結果を持ってきました。
予想通り小物だと分かりリアムは潰すと決めます。
先制攻撃しろと命じるとマリーからそれは無理ですと言われました。
侯爵家は既に帝国に仲裁を申し入れたそうです。
問題を起こした跡取りに関しては廃嫡の手続きを始めていてロゼッタと一緒に行儀見習いをした娘を差し出すと言っているそうです。
リアムは相手が美人なのか確認しました。
ロゼッタを虐めていた娘なので傍に置いて可愛がりロゼッタの反応を楽しもうって考えも浮かびます。
確かに美人なんですが前世の妻のように裏切りそうな雰囲気を持っていました。
リアムは自分のハーレムに入れるには適さないと判断して断る事にします。
マリーが娘とリアムの間にできた子供を侯爵家の跡取りにできますが?と確認してきます。
リアムは欲しい女が居たなら力づくで奪うので問題ないと答えます。
この答えを聞いてロゼッタとマリーが嬉しそうにしていますね。
ロゼッタはリアムに力づくで奪われているので愛されていると感じられて嬉しさが爆発します。
愛しているといってリアムを押し倒してきました。
そこにお茶を持った天城がやって来ました。
天城は仲良さそうで結構ですお茶は2時間後に持ってきますと言ってきます。
リアムは妻に浮気がバレた気分でこれは違うんだと叫んでいます。
そこに買いものを終えたユリーシアが戻ってきました。
ユリーシアは自分を馬鹿にしていた元同僚を煽り合いので抱き合っている写真を撮らせてと言っています。
リアムは彼女の残念ぶりに呆れます。
天城とマリーがリアムとロゼッタの邪魔になると考えユリーシアを抱えて出て行きます。
絶体絶命のリアムの危機をウォーレスが救いました。
飛び込んできたウォーレスが第三皇子がリアムに面会を求めていると伝えてきました。
リアムは権力闘争に巻き込まれる事になりそうです。
面白そうなことになったとリアムは喜んでいます。

>>
特別編 ロゼッタとメイドロボたち
>>
リアムは外見的な違いがない量産型メイドロボを見分ける事ができます。
健気なロゼッタは自分もできるようにならなければと考えます。
自分からメイドロボに話しかけて誰なのか当てる特訓をしています。
ロゼッタが声を掛けたのは白根でした。
ロゼッタは白根を塩見だろうと予想しました。
塩見と間違われて白根に他のメイドロボから煽りが飛んできました。
塩見はメイドロボの中でも変わり者と思われています。
塩見に間違われて憤慨している白根をロゼッタに塩見だと思った理由を聞いてみる事にします。
ロゼッタは間違えた事を謝罪するだけで理由を教えてくれます。
しつこく追及していると天城に見つかり白根は叱られる事になりました。
ロゼッタはセリーナに呼ばれてメイド仕事に戻ります。
ベンチに座り項垂れているロゼッタの元に塩見がやってきました。
普通とは違う彼女はロゼッタの隣に座り自己紹介をしてきました。
リアムから貰った金の腕輪を付けているのが自分、塩見だと自己紹介します。
自分達が特徴を出す為にアイテムの使用権を巡って争っている事を教えてくれます。
他のメイドたちがダメな存在だとロゼッタに吹き込んできます。
他のメイドは憤慨していますが塩見はロゼッタのお気に入りになりました。
掃除のパートナーとして塩見と組む事になりました。
後日、他のメイドたちが塩見を責めています。
ブレスレットを掛けて勝負しなさいと挑まれます。
塩見はリアムから貰ったブレスレットは賭けられない。
他の誰かに奪われたらまた心配をかけてしまうとあしらいます。
他のメイドは悔しそうにしていました。
天城が塩見を呼び出します。
天城が組紐の使用権を強引に奪ったと語った事がバレました。
他のメイドたちはいい気味ですと喜んでいます。
詰めの甘さが塩見ですねと満足そうにしています。
メイドロボはリアムの屋敷で楽しい日々を過ごしています。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美女5
恋愛3
ラッキースケベ4
統治3
戦闘5
経営5
悪徳5
善行5
変態5


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