ラノベの感想) 俺は星間国家の悪徳領主! 5 (オーバーラップ文庫)
概略:
帝国大学に入学したリアムは女の子とデートする充実した学生生活をするって目標をたてます。
しかし第三皇子から声を掛けられた事で継承争いに参加する事になります。
案内人が言っていた真の敵が分からない状況なので権力がない第三皇子に付く事にします。
皇太子と第二皇子もリアムを誘ってきました。
断ると第二皇子が攻撃してきました。
リアムは第二皇子を消す事にします。
第三皇子を推す派閥を作ったのでリアムは時間を失います。
大学生活も終わりが見えてきたのに女の子を誘えていません。
焦りを覚え始めたリアムは魅力的な女の子と知り合いデートする事になります。
レーベル | オーバーラップ文庫 |
発行日 | 2022/4/25 |
著者 | 三嶋与夢 |
イラスト | 高峰ナダレ |
ISBN | |
雰囲気 | 飲み会、ナンパ宣言、勧誘、断り、経済制裁、顧客開拓、諜報活動、暗殺計画、出会い、展示会、新型機、武力衝突、剣聖、最強剣士、秘密の相談、メイドロボ優先 |
首都星にある帝国大学に入学する事に成ったリアムは活動拠点として老舗ホテルのバーに友人を集めます。
ロゼッタ、クルト、エイラ、ウォーレスと酒席を囲んでいます。
クルトだけが幼年学校後の進路が異なったのでこれから士官学校に通う事になっています。
リアムはクルトが帝国大学時代にどれだけ女遊びをしたのか質問してきました。
大学卒業後の役人時代にもモテモテだったのでウォーレスも興味津々です。
クルトのお手付きでない娘を紹介してくれとお願いしてきました。
クルトは責任が取れないので安易に交際できないと誰とも付き合わなかったと言い返します。
エイラがリアムも口で言うほど女の子に手を出してないと揶揄ってきます。
リアムは女なんか使い捨てだ言っています。
リアムはティアやマリーなどの美女に囲まれた生活をしているんですよね。
羨ましがられますが二人は性格が残念すぎて異性として見られないと吐露しています。
確かに二人はリアムへの愛が重すぎて残念な行動が目立つよね。
エイラとウォーレスはリアムにはナンパなんて無理だと言ってきました。
悔しかったのでリアムはナンパ宣言を行っています。
ロゼッタは女性関係の話に顔を赤らめていますね。
初心で可愛い反応なんですがリアムはガッカリしています。
リアムとロゼッタはクルトに元気がない事に気付きます。
何やら悩みを抱えているようで心配になっています。
リアムは士官学校に賄賂を贈りクルトの事を頼む事にします。
ウォーレスはクルトが薬物に手を染めないか心配になっています。
問題を抱え込みがちなので手を出さないか心配しています。
ウォーレスの心配は当たりですね。
クルトが一人で首都星の地下街にやってきました。
怪しい占い師から怪しげな薬を購入しています。
足が付くと不味いの現金払いしているぞ。
一度使うと元に戻れなくなる可能性が示唆されています。
ロゼッタはリアムの婚約者なのでバンフィールド領の娘が取り巻きとして一緒に入学しました。
リアムの勢力が増しているので下手な貴族令嬢では相手になります。
ロゼッタの後ろにリアムが怖くて恐れられているようです。
ロゼッタ一行が通ると道を開けてくれるのでロゼッタは微妙な気分になっています。
これまでは虐げられ侮られるの常態だったので変化の大きさに戸惑っている。
取り巻きの一人が平民が使っている学生食堂で昼食を取ろうと提案しました。
ロゼッタは取り巻きの娘たちが首都星を楽しみ学生時代に伴侶を見つける事を望んでいます。
結婚予定のない相手と婚前交渉を持つと問題になる場合がるのでその時は処断すれば良いと考えています。
ロゼッタも食堂を利用するのは初めてなので騒がしさに驚いています。
学生食堂でリアムの発見したので声を掛けようとしますがウォーレスと難しい顔で話しているので遠慮します。
この辺の奥ゆかしさが奥方としては相応しいように思えるよね。
リアムとウォーレスが真剣な顔で話し込んでいたのは継承権争いに関わる話でした。
ウォーレスが朝帰りしたと天城に聞いてリアムは問いただす事にしたらとんでもない答えが返ってきました。
継承権一位の皇太子と継承権二位の第二皇子がウォーレスを介してリアムに接触してきました。
二人ともリアムの方から手土産を持って派閥への参加を願い出ろと命じてきました。
王族は貴族よりも偉いの当然な態度なんですがリアムは気にいりません。
リアムは案内人が残した真の敵を探しています。
権力を持っている皇帝、皇太子、第二皇子の誰かが真の敵だと仮定します。
バークリー家を影で操っていた相手なのでリアムとは相容れません。
継承権三位の第三皇子もリアムに会いたいとコンタクトを取ってきています。
ウォーレスから第三皇子には後ろ盾がなく何の権力も持ってないと聞いて彼を支援すると決めます。
皇太子と第二皇子には丁重に断れとウォーレスに命じました。
ウォーレスはリアムが葬られると考えて悲嘆にくれる事になります。
リアムからの拒否を聞いて皇太子のカルヴァンは余裕を見せています。
フラれた事を残念に思っているようですがそれだけです。
彼の派閥メンバーの方が怒りを示しています。
リアムを不遜だと感じている見たいですね。
皇子の中で一番の派閥基盤を持っているので余裕があるようだ。
争っている筈のライナスにももう少し野心を抑えてくれれば動く必要はないのにと言っています。
そもそも相手になってないのでは?と思いたくなる発言だよね。
第二皇子のライナスは激怒しました。
カルヴァン相手にギリギリで争っている状態のようで余裕がありません。
それにのし上って来たプライドも大きいようで格下のリアムに提案を突っぱねられるとは思ってませんしたから激怒します。
ちょっと罰を与えれば泣いて謝ってくるだろうからこき使ってやると安易に考えてしまいます。
バンフィールド家の内情をそれほど詳しく精査してないのも頂けないよね。
小物臭が漂っています。
バンフィールド領の収入源がレアメタルだけと思い込んで取引の邪魔をしてきました。
買い手が居なくて困ったリアムが取引を禁じられている他国に売ると思っています。
売ったか売ってないかに関係なく罪をでっち上げてリアムを追い込む事にします。
その話を聞いて宰相は老婆心からライナスに忠告しています。
リアムを舐めない方が良いと教えてあげたんですがライナスはリアムを小物扱いし続けます。
天城がクラウスをリアムの護衛として首都星に呼ぶと決めました。
本人は自分には荷が重いと感じていますが天城は彼の確実な仕事ぶりを評価さいていました。
断る事は許されないクラウスは配下の騎士を連れて首都星に向かいます。
敵味方の区別なく殺しにくるチェンシーを連れて行く事になってしまいます。
チェンシーはリアムの一閃流に興味津々でした。
クラウスは問題を起こしてくれるなよと心配になっています。
護衛を始めたクラウスが本星からの連絡を持ってきました。
バンフィールド家への経済制裁としてレアメタルの売買に制限をかけたと知ります。
犯人はライナスとも教えられました。
リアムは第三皇子のクレオと面会する事になりました。
その場で彼に後ろ盾がない理由が説明されます。
彼の母親の家は大貴族なんですが今の皇帝とは政敵でした。
継承権争いで敗れてしまいお詫びとしてクレオの母を差し出したようです。
母親が男子を生んでいれば問題なかったんですが生まれたのは全員女の子でした。
男子を産めなかった妃の地位は低くなります。
母親はクレオを性転換して男の子しました。
この世界ではお手軽に性転換できるので皇族が行うとややこしい事になります。
継承権を持つものは性転換できない決まりになっているんですが皇帝が意地悪をしました。
クレオの性転換を認め継承権三位を与えました。
これは彼を皇帝にするつもりはないって宣言と同義でした。
可能性は無いと知らしめているので彼には後ろ盾がないようだ。
クレオの護衛役の騎士を見たリアムは弱すぎないか?と心配になります。
驚いた事にクレオの護衛をしているリシテアはクレオの姉でした。
誰も頼れないクレオを守りたくて騎士に成ったそうですよ。
クレオはリアムの力が欲しいと言ってきました。
権力のないクレオは案内人の言っていた真の敵ではないと考えるリアムは全面的なバックアプを約束しました。
重要なのはリアムがクレオを皇帝にするって事だと伝えます。
クレオは守ってくれる味方が欲しかっただけで皇帝にしてやると言われて驚いてます。
リアムはティアをクレオの護衛として貸し出す事にしました。
ティアは帝国軍での実績から知られた存在です。
バンフィールド家が経済制裁を受けたと知った御用商人の三人は焦りを覚えます。
ヘンフリー商会のトーマス、クラーベ商会のエリオット、ニューランズ商会のパトリスが呼び出されます。
エリオットとパトリスはそれぞれの商会での地位が危うくなっています。
やってきたリアムがご機嫌なので三人は驚いています。
リアムがライナスには消えて貰うと伝えると三人は背中を冷たくしています。
リアムはレアメタルの取引を制限されただけで他国に売れるものは他にもあると教えます。
エリオットがリアム達に有利になる噂を仕入れていました。
帝国は周辺国と戦争状態です。
普段なら取引するのは難しいんですが周辺国の内部が揺れているとの噂を仕入れていました。
敵である帝国とも積極的に取引をしたがっているそうです。
トーマスは周辺国が政情不安になり商売の機会を得られた事をリアムの天運と解釈します。
儲け話に繋がると知り三人は目を輝かせています。
エリオットが商材を準備してトーマスとパトリスが知己を頼って他国で商売する事が決まります。
首都星に残るエリオットが一番危険な立場になりますがリアムがククリの配下を護衛に付ける事にします。
パトリスにはマリーを護衛に付ける事にしました。
トーマスは別れる前にリアムが儲けだけを優先しない事を伝えます。
義理人情に敏感なので大義のない相手と取引すると不興を買うと伝えました。
リアムは裏で案内人が動いてくれていると察して感謝を捧げています。
案内人はリアムの感謝が怖くて帝国の周辺国に工作を仕掛けていました。
内部で問題を起こさせて矛先が帝国に向くように仕向けていました。
案内人としてリアムに関わらずに力を回復させるのが現状ベストの行動と考えています。
リアムには関わっていないつもりなんですが意図せず助ける事になっています。
リアムが経済制裁を受けた話はロゼッタの耳にも入りました。
リアムを心配してくれるんですがリアムは揶揄う事にします。
売れるものが無くなったので貧乏一直線だ俺を捨てて出て行っても良いぞと伝えます。
悲嘆にくれるロゼッタの顔が見たかったんですが彼女は前向きです。
貧乏暮らしには慣れているのでリアムに付いてくと言い返してきました。
馬鹿らしくなったリアムは他にも商品はあるので問題と教えてあげました。
ロゼッタは都合よく周辺国が混乱期に入ったのには何か裏があるのではと考えます。
マリーに他国の政情調査を命じています。
資金は自分の動かせる資金で賄うと言っていますよ。
内助の功ってやつやね。
パトリスが向かったのは星間国家ルストワール統一政府です。
民主主義国家です。
マリーは2000年までの統一政府の内情を知っているようですが当時と変化していないと言ってるな。
貴族制のアルグランド帝国に批判的なんですが政治家が実質世襲制になっているようです。
これでは貴族制と変わらないような?
パトリス一行は秘密の資源衛星で取引を行う事になりました。
統一政府は焦っているようで早々に取引を纏めようとしてきました。
パトリスはトーマスの言葉を思い出して相手に大義があるのか質問しました。
会議に出席している統一政府の軍人が激怒しています。
役人が取りなして会話が再開されます。
統一政府を構成する複数の惑星が独立を宣言しました。
帝国では独立を宣言したら取り潰しです。
パトリスは不思議そうにしていると野蛮と罵られます。
民主的に選ばれた指導者が独立を宣言した場合は手を出せないんだそうです。
問題なのは独立を宣言した惑星は貧乏で最新鋭の武器等買えない筈でした。
しかし帝国の第一兵器工場、第二兵器工場の武器が流れてきています。
ライナスがそれらの国を支援していると言っています。
取引に応じたのはバンフィールド領がライナスと敵対しているとからと言って此方の情報を把握していると脅してきます。
マリーは席を外して潜り込ませたククリの部下から情報を受け取ります。
ククリの部下もライナスと取引していると掴んでいました。
バンフィールド領を知ってるって話は嘘でライナスを調査した過程でリアムを知っただけのようでした。
マリーはロゼッタの慧眼に満足そうですね。
統一政府がライナスと敵対していると分かったのでパトリスを継続的な取引を行っても問題無いと判断します。
トーマスが向かったのは知己の貴族の元でした。
こっちはオクシス連合王国って星間国家です。
国家元首である王たちが議会を行い方針を決める議会制が行われています。
知己の貴族は明け透けです。
ライナスが連合王国を構成する複数の国家に支援をしていると教えてくれました。
皇帝になった暁には係争地を連合王国に譲るという裏取引もしていました。
トーマスにとって重要なのは知己がライナスと取引しているかでした。
彼の主はライナスと取引しているそうですがいざと成ったら主を捨てる言ってます。
情報量としてトーマスは知己に安値で商品を売る事にしました。
リアムに報告すると主を裏切る気合を気に入り取引の継続を指示されました。
リアムはトーマスの取引相手が悪で嬉しそうです。
リアムは辺境貴族を首都星に集めました。
そこの席でクレオを支援する派閥を立ち上げる事を宣言します。
次の時代を作るのは俺達だ、とリアムは演説しました。
帝国は辺境を顧みないので不満を持っている貴族が多かったです。
集まった貴族の名で有力者と思われる二人の人物がリアムの曽祖父アリスターを覚えていました。
アリスターの事を尊敬していて気骨ある提案をしたリアムを指示します。
有力者の二人が派閥入りを表明したので多くの辺境貴族が参加してくれました。
クルトの父親エクスナー男爵も参加してくれました。
ライナスのリアムを苦しめる作戦は初手から失敗に終わりました。
バンフィールド家の力を侮ていたと悟ります。
この段階で手を引いていればまだ建て直しはできたかもしれないんだけどね。
リアムにしてやられたままでは居られません、厄介なプライドを抱えていますね。
今度は直接的にリアムとクレオの暗殺を狙ってきました。
リアムは直接勝手に敵国と取引したライナスを糾弾しません。
情報だけを流したようでカルヴァン派がチクチクとライナスを攻撃してきました。
これがライナスの評価を大きく下げる事になります。
焦ったライナスは杜撰と言わざろう得ない手段を講じてきました。
首都星で配下を暴れさせて自分が鎮圧して失った評価を取り戻そうとします。
事後処理で憲兵が忙しい間にリアムとクレオを暗殺して捜査を有耶無耶にしようと考えました。
クレオの派閥が出来て焦ったライナスが警告に現れました。
意外と甘ちゃんですね。
警告を受けたクレオは姉のセシリアを宮殿から逃がす方法を模索します。
リアムに連絡してセシリアの結婚相手を紹介して欲しいと頼んできました。
その時リアムはエクスナー男爵と酒を飲んでいました。
エクスナーは自分のグッズを部下が所持している事に悩んでいると伝えてきました。
余程ストレスをためているようで酔いつぶれてしまいます。
リアムはクルトの相手としてどうか?と考えます。
気になるのはクルトはリアムと同じ80代なんですがセシリアは150歳を超えています。
年齢差が気になりリアムはエクスナーに確認しています。
エクスナーは70程度の差なら問題ないと言っているよ。
リアムはセシリアとクルトを見合いさせる事にしました。
帝国大学での生活が残り半分を切っています。
リアムは権力闘争で忙しくナンパが出来ていません。
焦りを抱えているのでナンパに向かいます。
首都星では毎日なにかしらのお祭りやイベントがあるので期待していたんですが。
その日行われているのは機動機士の展示会だけでした。
リアムは期待せずに会場に向かう事にします。
会場で周囲から浮いている可憐な美女を発見しました。
青いロングストレートのスレンダーな美人でした。
ナンパされていて困っていたので助けてあげます。
割り込んできたリアムにナンパ男達は不服そうでした。
リアムは相手の腕を握りつぶしたようですよ、ナンパ男達は泣きながら逃げていきました。
リアムが一緒に展示会を回らないかと誘うと乗ってきました。
並んで歩いている姿をクルトの妹シエルに目撃されました。
ロゼッタと知り合っているシエルは婚約者が居るのに他の女性と歩いているリアムに反感を抱きます。
シエルはバンフィールド家で修行を行うのでリアムとロゼッタに挨拶する為に首都星に来ています。
彼女がリアムを知ってそうな顔をしていたのでどこかであった事があるのか聞いてみると初対面と言われます。
おしとやかそうなんですが機動機士に興味があるよですね。
リアムが名乗ってから名前をきくとリーリエと教えてくれます。
答えるまでに間があったのでリアムは偽名だと予想します。
第七兵器工場の展示場所に行くとニアスを発見しました。
巨大な機械を持ち込んでお菓子を作っていました。
彼女は設計の才能を持っているのでリアムはミスマッチな配置だと感じます。
お菓子を作っている理由を問うと次期主力機にしたかったラクーンが思いの外売れなくて罰としてお菓子作りをさせられていると泣きつかれました。
ラクーンは予定数を売れてないのでリアムに買ってと泣きついてきました。
リアムが嫌だといって振り払おうとすると痴情のもつれを疑われます。
リアムがリーリエを連れているのでそのような噂がたっています。
醜態をさらしたニアスに第六兵器工場の営業担当が声を掛けてきました。
メイスンという青年です。
ニアスは第六は性能と見た目を追及するあまり整備性を犠牲にしていると指摘します。
興味を持ったリアムは案内してもらう事にしました。
第六兵器工場の展示の中にワンオフの機体を発見しました。
説明してもらうと全てのパーツを特注して小型で高出力を実現したと言われます。
リアムは戦場で使うには致命的な弱点だなと感じています。
交換部品は依頼が入ってから生産に入ると言ってるので戦闘では使えないね。
整備も専門のスタッフと特注の機材で行う必要があります。
メイスンはリアムがアヴィドに乗っていると知っているので予備機としてどうですか?と売り込んできます。
メイスンの元に同僚がやってきてワンオフに誰も興味を持ってくれないと訴えています。
そりゃそうだ、無駄な性能と維持費の高さがネックになり商談に繋がらないと嘆いています。
リアムとリーリエをライナスに送り込まれた暗殺者が観察しています。
リーリエの資料はないと言ってますが彼女も纏めて暗殺すると決まります。
リアムに売りつけたくて必死のメイスンは搭乗させてくれました。
リーリエを操縦席に座らせてあげると喜んでいます。
メイスンは彼女も喜んでいるのでプレゼントしたらと言ってくるね。
リアムは機動機士を女の子へのプレゼントに勧めるメイソンに驚いています。
周囲で爆発の音が鳴り響きます。
外で自分たちを狙っている気配を察してリアム達は留まる事にします。
展示されている機動機士を奪い取った集団が居て暴れ始めました。
リアムはワンオフ機で戦おうと考えますがメイソンからこれを使わせる事はできないと断ってきます。
他の量産型ならと言ってますが乗り換えている余裕は無さそうでした。
リアムはワンオフ機を買い取る事にします。
メイソンが90度以上腰を折って感謝を伝えてきました。
リアムが操縦する事になりリーリエがリアムの膝の上に乗る事になりました。
コックピットを閉じると空間が縮んだからです。
メイソンから空間魔法を展開したままなのは魔力の無駄なので戦闘時は元の広さに戻していると言われます。
機体名を質問するとヴァナディースと呼んでいると教えてくれました。
リアムが動かすヴァナディースが圧倒的な戦闘力を示しました。
展示会だったので近接武器しかないので接近戦になっています。
元々の機体性能もあるんですが騎士としての実力をリアムが圧倒していました。
メイソンから宣伝動画に使いたいので圧倒する映像ばかりでは困ります、もう少し時間をかけて下さいと頼まれます。
リアムは商魂逞しいと呆れます。
大きな被害が出る前に短時間で敵に奪われた全ての起動機士を破壊しました。
事情聴取があるんですがリーリエが約束に遅れそうだと焦っています。
リアムはククリに途中まで送らせて彼女を帰してあげました。
リアムがヴァナディースで戦っている間にククリが暗殺者を始末してくれました。
ライナスの手の者か確認すると確証は持てないと言っています。
リアムはククリに存在意義を示せと命じます。
ライナスはリアムの暗殺に失敗したんですが騒ぎを起こせたので良しとします。
生き残った協力者は殺す事にしました。
その日の夜ライナスはクレオ、リアム、エリオットの元に暗殺者を差し向けてきました。
全ての現場でククリの部下が対処しました。
リアムのところに現れたのは敵暗殺部隊のリーダーでした。
ククリが相手をする事になります。
戦ったククリは暗殺者が自分たちの技法を研究した暗殺者だと考えます。
自爆攻撃の手段を開発していたので一人だけ生かして捉え秘密を探る事にします。
ククリの目には暗殺者集団は稚拙な技しか使えてないと映っています。
リアムはクラウス達を連れてクレオの元に向かいます。
王宮内で暗殺者と雇われた騎士の攻撃を受けます。
リアムが一閃流を使って簡単に倒します。
クレオを守っているティアの前に剣聖ゲルートと呼ばれている強敵が現れました。
ティアを弾き飛ばして柱に埋めています。
そこにリアムが現れティアを守ります。
リアムは剣聖と戦える事にワクワクが抑えられません。
しかし剣を合わせてガッカリしました。
こんなに弱くても剣聖と呼ばれるのか?との疑問を持ちます。
剣聖はティアは侮っていましたがリアムに対しては本気をだしてきました。
それでもリアムの目には強いとは映りません。
戦いはリアムの圧勝で終わりますゲルートの首を跳ねました。
一緒に糸目の男が居て黒幕を知りたいか?と質問してきました。
リアムは敵を惑わす嘘しか言わないだろうと考えて首を斬り飛ばしました。
リシテアが殺した事を咎めてきます。
リアムは生かしておいても嘘しか言わないさこちらが混乱するだけだと教えます。
リアムはゲルードを倒したので剣聖になれたと浮かれています。
クレオから残念な事実を知らされます。
剣聖の任命権は皇帝にしかないと教えれてガッカリしています。
早々に撤収する事にしました。
宰相は顛末を聞いてライナスが焦り過ぎたと言っています。
彼の関心は誰が剣聖を動かしたかでした。
事件から一夜明けてもリアムは宮殿に留め置かれています。
ずっと取り調べを受けていました。
リアムは集まっている高官に剣聖をくれとおねだりしています。
皇帝にしか任命権がないと言われて呆れます。
剣聖が四人居ると教えられましたので残りの三人を連れてこい全員倒せば俺が剣聖だと言い出します。
認めては貰えませんでした。
ライナスの元に暗殺者の新しいリーダーが現れました。
彼は毒入りの酒を持って来ていてライナスに自裁を勧めてきました。
首都星で暴動を起こせば皇族だろうと処罰されます。
ライナスに継承権争いを勝ち抜ける可能性は消えました。
ライナスは吹っ切れたようです。
誰が次期皇帝に相応しいと思うか質問します。
暗殺者は今のライナスなら相応しかったかもしれないと答えます。
続けて今回の件で裏で動いたのは誰か質問しました。
暗殺者は依頼主の素性を明かさないのも仕事の内ですと誤魔化してきました。
ライナスはそうだな、と言って笑顔を浮かべて死にました。
リアムから逃げてどこかの惑星に籠っている安士が絶叫しています。
電子ペーパーにリアムのインタヴューが載っていて安士を絶賛していました。
リアムが剣聖に買った事を賞賛されるんですが師匠の安士の方が強いと真顔で答えます。
取材陣は謎の師匠安士の事を剣聖を超える剣神と名付けています。
リアムは安士に言われた一閃流を広めるを実践しただけなんです安士の恨みを買います。
安士を倒して名をあげようと考えている強そうな騎士が現れます。
安士が逃げ出そうとしていると弟子二人が帰ってきました。
お前程度が師匠に挑むのか生意気だといって騎士と取り巻きを叩きのめしてくれました。
安士は帝国から逃げる決意を固めます。
二人の弟子に免許皆伝を言い渡して旅に出る事を命じます。
旅の中で更に腕をあげて兄弟子リアムに挑めと命じます。
素直な弟子は安士から選別の刀と衣装を貰って嬉しそうです。
素直なので安士の命に従い旅に出ました。
一人に成った安士は弱化の寂しさを感じながら自分の出発しました。
二人ならリアムを殺してくれる筈と期待しています。
この二人の弟子はリアムに負けて彼の弟子になりそうだよね。
リアムは本星に戻ってきました。
今回の事件で功績が高かった者を表彰する事になります。
表彰されたのはリアムの一閃流に興味津々のチェンシーでした。
リアムの前に出てきたチェンシーがどうしても欲しいものがあると言ってきます。
リアムは願いを聞いてあげる事にしたら、お前の首が欲しい!と叫んで飛び掛かってきました。
チェンシーの動きは速いんですがリアムの敵ではありません。
リアムがチェンシーの右腕を斬り飛ばしました。
リアムを殺そうとしたチェンシーにティアとマリーが強烈な殺意を向けてきます。
簡単に死ねると思うなよ!挽肉にしてやるわ。
リアムは激昂する二人を宥めてチェンシーを治療させます。
右腕がくっ付いてから決闘を受けてあげました。
リアムの方が強いのでやり直してチェンシーでは攻撃を届かせる事ができませんでした。
左腕と左足を斬り飛ばされても戦意を失わないチェンシーにリアムは興味を持ちました。
功績をあげたらまた戦ってやると約束してチェンシーを治療してあげました。
彼女も見た目は美少女なんですが性格はヤバすぎました。
リアムの周りには残念な女ばかりが集まってくるね。
継承争いに参加する事になったのでバンフィールド家は兵員が不足しています。
ブライアンは領民の動員を提案しますがリアムに叱られます。
リアムは領民をいたぶっていいのは自分だけと考えて動員に反対しました。
ブライアンは領民を大切にしているからだと勘違いして感動しています。
天城はリアムの考えを認識したようですが当てがありません。
トーマス達が面会を求めてきました。
ライナスが失脚したので難民が大量に発生したので受け入れ先がなくて困っていると言っています。
リアムは難民を受け入れて兵員にすると決めました。
リアムは民主主義は嫌いです。
人間を信じてないのでどんな政治体制でも欠陥を抱えていると考えています。
主義主張は結構だが俺の領地で騒ぐなら叩き潰すと方針を伝えます。
トーマスとパトリスは息をのむ事になります。
やると言ったらやると分かっているのでビビリ具合も強いな。
トーマスは彼の取引先の貴族は主君のせいにして逃げ切ったと教えました。
リアムは有望だと考え今後も取引を続けると決めます。
リアムは街にでて散策を行います。
喧嘩を仕掛けてくる馬鹿を待っていますね、途中で身分を明かして相手がどんな顔するのか見てやろうと考えています。
アイスをぶつけてしまった母子を恫喝している三人組を見つけます。
バンフィールド家を支える十二家、ノーデン男爵家に使えるクローバー準男爵家の嫡男だぞ!と言っています。
リアムはたかりに来た貴族だなと思い出します。
許せないのは勝手に領民を虐げている事でした。
リアムは持ってたアイスを相手の顔にぶつけてどうするんだ?と恫喝します。
三人はリアムの顔を知らないよですね貴族を舐めてんじゃねーぞと言って恫喝してきました。
リアムは呆れながら斬り捨てました。
ノーデン家への支援を打ち切る事にします。
警察官がやってきてリアムに武器を向けてきます。
見かねたマリーが飛び出して来てリアムの正体を明かしました。
周囲が静かになるね。
リアムはマリーにクローバー準男爵家とノーデン男爵を呼び出せ潰してやると命じます。
マリーは先陣をお任せくださいといっていますが途中で言葉が止まりました。
母子を斬ろうとしたのでリアムが止めました。
女の子がリアムとマリーが気づかぬ間にリアムの鞘を握っていました。
リアムがこの刀が欲しいのか?と質問すると綺麗だったからと返答されます。
女の子はリアムの斬撃が見えていたようです。
名前を聞いてみるとエレン・タイラーと言われました。
エレンに剣の才能を見出したリアムは彼女を弟子に取ると決めました。
シエルがクルトの部屋で青い髪の毛が付いている白いワンピースを発見してしまいます。
一緒に幾つかの小瓶を発見しました。
小瓶の一つは性転換を行う薬でした。
リアムと楽しそうに歩いていた青髪の美女がクルトだと分かってしまいます。
性転換したクルトが自分よりも可愛かった事にショックを受けています。
クルトがリアムに向ける気持ちが友情ではなく愛情だったと判明しました。
クルトを奪ったリアムを許せないと思っています。
このままではクルトをお姉さまと呼ばなくてはいけなくなると項垂れます。
項垂れているシエルをエイラが見つけました。
リアムとクルトのカップリングを愛している彼女はシエルの相談に乗る事にしました。
クルトがリアムを友人以上と考えているようで不安です。
エイラがそうだよねそうだよねと嬉しそうなのでシエルは若干引いています。
ロゼッタを蔑ろにして沢山の女性を侍らせているリアムを好きになれないと打ち明けます。
エイラはシエルが同志になれると思っているようでリアムの擁護を行います。
リアムがナンパが成功したと上機嫌だんだけどロゼッタの事を気にしていたと教えました。
デートした日はロゼッタに悪いと思ったらし手土産を用意して戻って来たそうよと伝えます。
エイラはリアムを嫌わないでとお願いしますね。
エイラはクルトとの関係をどうにかしたい。
クルトが性転換を考えているようなんです。
珍しい話ではいですが実の兄がと思うと信じられなくて。
シエルが話している途中でエイラの目からハイライトが消えます。
シエルからクルトが女の子になってリアムと付き合おうとしていますと結論を言われました。
エイラは絶対にあってはならないと事だと笑っています。
シエルはロゼッタを困らせる事はできないのでクルトには諦めて貰いたいと述べます。
それを聞いてエイラが力を得てそうだよね、男の子同士がいいよね!と力説します。
シエルはエイラから邪悪な感情を感じ取り彼女も自分の敵だと認識しました。
天城にヴァナディースを購入した事がばれました。
オプションをフル装備にしたら戦艦まで付いてきました。
計画が狂うので無計画な戦艦の購入は控えろと言われていたのでリアムは謝っています。
皇族を迎える事になったエクスナー家に箔付けの為にプレゼントするんだって言い訳を捻りだします。
天城もそれならば許容範囲ですと認めてくれました。
次はありませんよと警告はしてきましたね。
リアムは天城に逆らえないからなー
首都星に戻るリアムはヴァナディースを首都星に送って貰う事にします。
弟子にしたエレンを首都星に連れて行くことにしました。
エレンの母親はメイドとして雇用しました。
エレンが心配することなく修行に集中させる為です。
移動に使う超弩級戦艦に乗り込むと騎士が整列していました。
チェンシーが居たので手柄を立てたらまた相手をしてやると約束しています。
エレンはあの人怖いと言っています。
リアムはチェンシーが俺の命を狙っているからなと教えています。
リアムはエレンと巡り会えたのは案内人のお陰だと考えています。
エレンにも案内人への感謝を贈らせました。
他の星間国家に居る案内人も元までリアムとエレンの感謝の気持ちが届きました。
戦艦からミサイルが発射されてワープゲートを通って案内人のところまで感謝の気持ちを運びました。
感謝の気持ちが案内に当たり折角集めた負の感情が霧散しました。
案内人は、今回は何もしてないのにーと嘆きます。
許さない必ず殺してやるからな!
リアムは首都星でクルトと会っています。
お見合い相手の皇女殿下はどうだったと質問するといい人だったと言われます。
上手くいきそうでリアムは喜んでいます。
ヴァナディースをプレゼントしました。
維持費が支払えないと言ってるのでリアムが持ってあげる事にします。
ヴァなディーズは追加装甲を取り付けた状態です。
クルトは追加されたアーマーの意味を深読みして悩んでいますよ。
ヴァナディースは女性型なのでアーマーを追加した事で男性的な姿になっているが中身は女性型。
クルトはリアムがリーリエの正体がクルトだと見抜いていて問題無いと考えているのか?と悩んでいます。
クルトが悩んでいたのはリアムへの気持ちが友情なのか愛情なのか決めかねているからだったのね。
クルトが残っていた薬を飲みほしてリーリエになりました。
女性になると考え方が変化するようですね。
ヴァナディースをプレゼントされた事を素直に喜んでいます。
リーリエの正体がクルトと気付いていてあの態度なら脈があるんじゃないかと考えてハーハーしています。
やっぱリアムの周りには真面な女はやってこない。
リーリエは色ボケだぞ。
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特別編 量産型メイド・立山
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リアムはリアムをモデルにした商品の開発を禁止しています。
それなのに立山がリアムの人形を隠れて作っていました。
天城がそれを発見してしまい立山を連れて報告にやってきました。
話を聞いてリアムは悩んでいます。
自分をモデルにした人形は認めたく無いんですが立山が頑張った事も分かっています。
普段無口な立山が頑張ったんだー認めるしかないとの判断を下します。
ブライアンにはメイドロボの違いが分かりません。
リアムは荒島はアクセサリーが好きな派手な子、塩見は大穴狙いが大好きなギャンブラー、立山は物静かでちょっと臆病なところが庇護欲をそそるだろう?と語ります。
メイドロボの見分けが付いている!!
リアムは立山の作った人形だけは許可する事にしました。
立山は作った人形を販売する事にしました。
屋敷の人通りのない通路にワゴンを出して販売を開始します。
それをリアムと天城が覗いています。
こっそり見守りたいそうです。
人通りが少ない通路なので誰も来ませんね。
立山が不安になったと見抜いたリアムは他の通路を封鎖して立山の店の前を人が通るように仕向けます。
ティアがやって来ました。
リアムの人形を見てティアはデレデレし始めました。
全てを購入すると言い出すんですが立山から一人一個しか売れないと言われます。
選べないと言って店先で悩んでいるティアをリアムが批判しています。
天城が旦那様は人間に冷たいですね、と言ってきます。
リアムはこの世で最も信用できないのが人間だからな。
天城たちは別だぞ、信頼しているからな、と答えました。
うーんリアムが天城たちメイドロボも人間として捉えているようだね。
天城はそれはありがとうございますと素っ気ない返事をかえしました、嬉しそう?
ブライアンがやって来て人形を一つ購入しました。
立山が嬉しそうにしていますね。
ブライアンはリアムと天城が見守っているのに気付いていました。
知り合いに贈るのでリアムのサインが欲しいと言ってきたのでリアムは適当に書いてあげます。
リアムは立山が嬉しそうにしているのを見て安堵しています。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美女 | 5 |
恋愛 | 5 |
ラッキースケベ | 4 |
統治 | 3 |
戦闘 | 3 |
経営 | 5 |
悪徳 | 5 |
善行 | 5 |
変態 | 5 |
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