ラノベの感想) 公女殿下の家庭教師 4 氷炎の姫君と夏休みに王国を救います (富士見ファンタジア文庫)


概略:
王立学校の期末試験が行われました。
ティナ、エリー、リィネは共謀してご褒美をねだってきました。
一番優秀だった子のお願いを聞く事になります。
帰省するアレンとカレンに同行したいとお願いしてきたので一緒に連れて行く事になります。
忙しいはずのリディヤも同行する事になるね。
ステラはハワード公爵家に帰省する事になっているので一緒に来れませんでした。
フェリシアもハワード・リンスター両侯爵家が運営する商会の仕事が忙しくて行けませんでした。
楽しい夏休みになる筈がオルグレン公爵家に預けられているジェラルド第二王子が反乱を企んだ事で危険な状況に陥ります。

レーベルファンタジア文庫
発行日2019/10/19
著者七野りく
イラストcura
ISBN
雰囲気試験、帰省、反乱、歓迎、お祭り、交渉、対抗、魔法、開封、封印


リディヤの兄リチャードが近衛騎士団を連れてオルグレン公爵家の領内に来ています。
目的はジェラルド第二王子を捕縛する事でした。
綿密な作戦を建てて捕まえる事ができると確信していたんですが逃げられます。
想定していたよりもジェラルドに協力する者が多いようです。

王立学校は前期後期に分かれています。
前期試験が行われる事になりました。
ティナ、エリー、リィネはご褒美をおねだりしてきました。
一番優秀だった子のお願いを一つ聞いてあげる事になりました。
三人は密談して誰が勝っても同じお願いをする事にしていますよ。

アレンは王立学校の前期試験の試験官をする事になりました。
ティナ、エリー、リィネ、カレン、ステラの担当にはなりませんでした。
担当するのは学校長です。
試験中に学校長がアレンに助けを求めてきました。
五人ともアレンの指導を受けているので予想外に高度な戦術を使ってきたようです。
アレンは学校長なら死ぬような事はないと考えて救援要請を無視しています。

試験結果が発表に成りエリーが一番伸び率が高かったので彼女が最優秀だったとアレンは判断しました。
エリーはティナ、リィネに次ぐ第三席の成績を残しました。
随分と頑張ったようですね。
ティナは主席の座を守りました。
エリーが代表してお願いをしてきました。
帰省するアレンとカレンに同行したいとお願いしてきました。
リディヤは第一王女の護衛役になったので忙しそうなんですが一緒に行けるようにしたようです。
ステラも一緒に来たいようですがハワード公爵と和解したので実家に呼ばれています。
約束だったので実家に帰省する事になりました。
フェリシアもアレンの実家に興味深々なようですがハワード・リンスター両侯爵家の運営する商会の仕事が忙しくて来られませんでした。

アレンとカレンの実家があるオルグレン公爵家が収めている東部に向かう事になりました。
リディヤが真相の令嬢のような態度なのにティナ、エリー、リィネが驚いています。
あれは誰ですか?と言っていますよ。
獣人が多く住んでいる森と川の都市です。
地元でアレンは有名人のようですね。
商店街を通ると再会を祝してお祝いをたくさん持たせてくれました。
アレンとカレンの実家は魔法道具のお店を経営していました。
実家の前を母親のエリンが鼻歌を歌いながら掃除していました。
エリンは歌が上手いようですね。
アレンとカレンは往来で鼻歌を歌っている母親が恥ずかしいようですよ。
エリンの姿を見つけたリディヤが一早く駆け出しヒシっと抱き着きます。
お義母様、お久しぶりです!お会いしたかった!!
エリンとは旧知らしく歓迎されています。
エリンの方からリディヤを抱きしめ返しています。
アレンは説明したい事が色々とあるようですが口ごもっています。

ティナ、エリー、リィネを紹介する事になりました。
エリンからアレンが手紙で三人を褒めていた事が明かされました。
リディヤが不機嫌になりアレンが送った手紙を読みたいと言い出します。
冬に帰省しなかったアレンへの罰則としてエリンはリディヤ達にアレンの手紙を読ませる事にしました。
アレンは自分が書いた手紙を目の前で読まれるという羞恥に耐える事になってしまいました。
精神的に疲弊していますね。

父親ナタンの仕事場である工房に向かいます。
王宮魔法士になれなかった理由を説明しようとして口ごもっています。
アレンは期待に応えられなかった事に後ろめたさを持っているようです。
ナタンとエリンに落胆されるのを恐れていたんですがナタンはアレンの行いを褒めてくれました。
アレンが家族とリディヤを誹謗されて仕返しをした事は知っているみたいですね。
自慢の息子だと褒めてくれました。
アレンは心のつかえが取れたようですよ。

リディヤが積極的にエリンの手伝いをしていますね。
家事能力の高さをアピールしたいようです。
リディヤの作った料理が自分よりも上手くてエリーがショックを受けています。
リディヤは万能なので何でも上手にできるようですよ。

お祭りが開かれるので行ってみる事になります。
ティナ、エリー、リィネ、リディヤは浴衣を着る事になりました。
カレンは家の中でしか着ないので用意がありませんでした。
アレンが四人の浴衣姿を褒めたので着て見たくなったようですね。
自分の分だけ無いので嘆いています。
エリンが後日用意してあげる事になるんですが胸のサイズは変わってないわよね?と言われて焦っています。

お祭り会場に到着するとリディヤがティナ、エリー、リィネにお小遣いを渡しています。
お祭り会場は広く美味しい食べ物が分散して売っているので買いに走らせる事になりました。
アレンは集合場所としてしてその場に留まる事になります。
戻って来たカレンに獣人族の取り纏め役をしている狼族族長の息子トネリが絡んできました。
トネリはカレンに気があるようですね、口説こうとしてきますがやり方がなー下手すぎ。
トネリは次期族長の自分とくっつく方がカレンは幸せになれると主張しているぞ。
世襲による族長交代は無くなるぞとアレンが教えてあげても認めたくないようです。
アレンに敵意を向けてきたのでエリーが攻撃魔法を放とうとしてきました。
アレンはエリーの育て方を間違えちゃったようですね。
アレンがエリーを押しとどめていますよ。
リディヤが戻って来て近い将来族長は世襲じゃなくなると教えてあげました。

獺族のお爺さんがリディヤにアレンが王宮魔法士になれなかった理由を聞いてきました。
獣人族の名誉を守る為に王宮魔法士にならなかったのは本当かい?と質問されます。
リディヤは本当だと教えました。
周囲から大歓声が上がります・・・アレンが自分たちの名誉を守ろうとした事が嬉しいようです。
お祭りを大規模化する事が決まりました。
アレンは獣人たちに愛されているのね。

実家に帰省しているステラから手紙が届きました。
ティナとエリーが手紙を送りアレンの実家の様子を報告していました。
ステラはとても羨んでいます。
帰省したステラは大歓迎されていますね。
グラハムとシェリーは泣いて喜んでくれたそうですよ。
父親のハワード公爵とも少しずつ話せるようになっているそうです。
追伸として北のユースティン帝国が国境線沿いで南方軍の大演習を行うと教えてくれました。
アレンは少しきな臭いなと感じています。

フェリシアからも手紙が届き緑服の太った騎士がオルグレンと関係していると警告してくれました。
緑服は西のルブフェーラの象徴服なので何かが動いているような?

泳ぎに行く事になりました。
獺族のダグさんが操るゴンドラに乗せてもらい小島に向かいました。
ダグもアレンやカレンを小さい頃から知っている人物です。
ティナ達が水着に着替える事になります。
ティナとリィネは同じデザインの色違いの水着を用意していました。
アレンが仲良しですねと指摘すると違うと言い張っています。
エリーの水着姿を見たアレンが驚いていますよ。
恐らくおっぱいの大きさに驚いているようだ。
リディヤの水着にノックアウトされたようですね。

泳げないティナとリィネにカレンが泳ぎを教える事になりました。
二人とも人間は水に浮かないと主張しています。
泳げるエリーは一人で遠泳をしていますね。
カレンからおっぱいが小さいから浮かないのか?と問われた二人は否定しています。
エリーはおっぱいが大きいので泳げるのか?とカレンは問いたいようだ。
お弁当を食べる事になりました。
アレンはエリンが作ったと思っているので美味しいのは当然と感じています。

帰宅後リディヤがエリンにお弁当上手くいきましたと報告していますよ。
どうやらお弁当はリディヤが作ったようですね。
アレンに味の違いを悟られなかったのが嬉しいようです。
リディヤはエリンの味を再現できたようです。

カレンが何かに悩んでいるようだったのでアレンは二人で夕食の買出しに行く事にします。
カレンは浴衣に着替えているぞ。
悩みの内容を聞いてみるとカレンは王立学校卒業後の進路に迷っていました。
卒業後は大学校に進んで王宮魔法士になるのが既定路線のようですよ。
カレンは学費の問題とアレンを追い出した王宮魔法士になるのは間違いでは?と考えていました。
魔法はアレンに教えて貰えば良いと思っていて大学校への進学は不要では?と考えていました。
アレンはカレンの学費は既に用意してあると伝えます。
王宮魔法士は給料が良いのでそこを目指すのは間違いではないと伝えているね。
元々アレンが王宮魔法士を目指していたのは給料目当てでした。
自分を拾って育ててくれて家族と認めてくれた両親と兄と慕ってくれるカレンにいい暮らしをさせてあげたくて目指していました。
アレンはとりあえず大学校に生き教授の研究室に入る事を勧めています。
カレンは大学校へ進学しようと決めました。
進学したらアレンの家から通いたいと言い出します!!
アレンを慌てさせますがこれはカレンの嘘でした。
ステラも大学校に進学するだろうから一緒に寮に入りますと訂正してきました。
カレンは普段からアレンに揶揄われているので仕返ししたかったようです。

カレンが妙な気配に気付いて誰何しました。
トネリが何もする気はないと言って出てきました。
トネリが荒れんには大至急大樹へ来てもらうと言ってきました?
トネリが理由を言わないのでアレンは隠れいたコノハに理由を聞いてみる事にしました。
人間のコノハが一人で行動すると目立つのでトネリに案内を頼んだそうですよ。
コノハが呼び出しはギルの要望ですと伝えてきました。
ギルは教授の研究室のメンバーでアレンとリディヤの後輩です。
カレンもギルの事は知っているようですね。
ギルが屋敷ではなく大樹に呼び出すのは不自然だ何か問題が発生しているのでは?と警戒していますね。
アレンはギルを信頼しているので申し出に応じる事にしました。
心配そうなカレンを家に帰してアレンはコノハに付いて行きます。

移動中にコノハにギルの様子を聞いてみました。
ギルは元気にしているそうですよ・・・彼自身が窮地に陥っているようではないみたい。
アレンは少し安心しているようだ。
大樹では狼族の族長オウギとオルグレン公爵家の公子たちが待っていました。
ギルとギルの兄のグラント、グレゴリーが来ていました。
グラントが強硬な姿勢で獣人族の自警団の指揮権を寄こせ、大樹を一時的に接収すると言ってきます。
老公(オルグレン公爵)はごぞんじなんですか?と問うと、父上は関係ない。
今動かせるのはグレゴリーの部隊のみ、このままでは東部が焼かれかねんと言い返してきました?
物騒な状況なんですがオウギの一存で決める事はできません。
それを伝えると、どうなっても知らんぞ、と言い残して出て行ってしまいます。
ギルは何も知らないようで焦っています。
グレゴリーから詳しい話を聞く事になりました。

グレゴリーはアレンとリディヤのファンなので取り繕う事なく真実を教えてくれます。
窮地に陥っているんですがアレンと話せて嬉しいようだぞ。
オルグレン公爵家で預かっているジェラルド王子が脱走して東部で大規模な破壊行動を目論んでいると教えられます。
オルグレン公爵家の精鋭が東部に居ないので獣人族の力を借りたかったと言っています。
オルグレン公爵ギドは重い病に臥せっている事も教えてくれました。
アレンは近衛騎士団が動いたと聞いていますがどうなりましたか?と質問します。
オルグレンは近衛騎士団は敗れたと教えてくれました。
指揮官だったリチャードは東部の病院に入院していると教えてくれます。
ジェラルドは右腕を負傷していて騎士としては終わっています。
一人の相手に苦戦する筈はないのでは?と問うとジェラルドには仲間が居ると教えられました。
どうやって資金を集めたのかは不明だがかなりの人数を雇っていると言われます。
潜伏場所は特定できているので今夜仕掛けると明かされました。
自警団を動かすには会議で決める必要あるようです。
これから会議をしていては間に合わない、アレンは自分が行きますとオウギに伝えました。

オウギが難色を示すとグレゴリーが痛いところを突いてきます。
獣人族の族長及び取りまとめ役になれるのはオルグレン公爵家に提出された名簿に明記されている獣人だけです。
その名簿にアレンの名前が載っていない事を指摘してきました。
オウギはアレンを家族と思っていると言ってはいますが獣人とは認めていなかったよ。
確かにアレンは人族なので獣人ではないからね。
色々と複雑な感情があるようですがアレンが気にしていない風を装います。
アレンが討伐部隊に参加する事が決まりました。
獣人たちは大樹に避難する事になりました。

家に戻ったアレンをティナ、エリー、リィネが迎えてくれます。
夕食は庭で鉄板焼きをするようです。
カレンが三人には内緒にしてくれたようですよ。
リディヤの所在を聞くとオルグレン公爵家に呼び出されたと教えてくれました。
アレンは着替えてリディヤと合流する事にします。
エリンが声をかけてきました。
エリンはアレンが危険に挑もうとしているとお見通しでした。
アレンは少しだけ気弱になったようですね。
自分が人なのか獣人なのか質問しています。
エリンは誰がそんな酷い事を言ったのと言ってアレンを抱きしめてくれます。
アレンは自分とナタルの大事な息子と言ってくれました。
ナタルが工房から出てきて耐魔法用の魔導具をくれました。
エリンとナタルは心配で仕方ないようですがアレンを送り出してくれます。

リディヤと合流したアレンはリチャードの入院している病院に向かいました。
病室にはリチャードの婚約者サーシャが来ていて果物を食べさせてあげています。
はいあーんをしている場面にリディヤとアレンが踏み込みました。
サーシャは驚きと恥ずかしさから悲鳴をあげて逃げていきました。
リディヤはリチャードが心配で仕方ないようですがツンツンしていますよ。
素直にお兄ちゃんを心配できないリディヤが可愛いな。
リチャードが燃やされた右腕を見せてくれました。
炎を操るリンスター家の人間に大火傷を負わせたのね。
ジェラルドが古いボロボロの紙を取り出し見た事もない魔法を発動したんだそうです。
未知の魔法の存在にアレンは警戒心を高めています。
リディヤの方が自分とアレンが組むのだから何の問題もありはしないと強気の姿勢を見せています。

ティナ達も大樹に避難したようですね。
アレン達と一緒に戦いたがっていますが教授が思い留まらせてくれます。
教授は大規模結界を張る為にやって来ました。
ティナ達は結界を張るのを手伝う事になります。

アレンとリディヤは近衛騎士団と合流しました。
指揮を執っているのは騎士団長のオーウェン・オルブライトです。
アレンとリディヤとも旧知です。
オーウェン達が正面入り口からアレンとリディヤは裏口から踏み込む事になります。
隠れ家にはジェラルドの仲間が多数潜んでいました。
ジェラルドの守役だった黒騎士マーシャルがリディヤに挑んできました。
アレンはリディヤに任せてジェラルドの元に向かいます。

ジェラルドがボロボロの紙片を取り出し未知の魔法を放ってきました。
アレンはその魔法が『炎麟』と呼ばれる魔法だと予想しています。
ティナに宿っている『氷鶴』と同種の魔法みたいですね。
炎麟は正しい使役者ではないジェラルドに囚われ使役され苦しんでいました。
炎麟の悲鳴が聞こえたようで氷鶴がティナに憑依して現場に飛んできてしまいます。
氷鶴はアレンの危機を救ってくれますが暴走状態に陥っています。
マーシャルを倒したリディヤが駆けつけてくれます。
リディヤに時間稼ぎをして貰っている間にアレンは氷鶴の暴走を解除する事になります。
アレンはティナを助け出す為に彼女の唇にキスして氷鶴を封印しました。
ティナは驚いていますね。

リディヤの見立てでは炎麟に悪意はありませんでした。
ジェラルドの操る炎が問題でした。
ティナが攻撃を受け止めリディヤが炎麟からジェラルドの操る炎を切り離しました。
炎麟を失ってもジェラルドは諦めません。
炎に自分の魔力を流し込んで強化、攻撃してきます。
アレンはリディヤとティナから魔力を借りてジェラルドと炎の繋がりを斬りました。
ジェラルドは意識を失いました。
炎麟を封印する必要がでてきました。
アレンの耳に少女囁きが聞こえてきました。
「鍵をかけて。鍵をかけて「箱」を封じて」
封印先となれるのはリディヤしか居ませんね・・・アレンは躊躇しています。
リディヤが強引にアレンにキスしてきたぞ。
目の前に熱いキスシーンを見せられたティナが真っ赤になっています。
アレンとリディヤが強力して封印を行いました。
深蒼の長髪、魔女の帽子を被った女性魔法士。
深紅の長髪、小さな眼鏡をかけた女性魔剣士、の姿がアレンには見えています。
二人は「・・・私の、私達のアレン。唯一の鍵よ。どうか、どうか、私達を・・・」と言ってました。
意味深ですね、アレンは捨て子で出生が不明なんだよな。
逸脱した魔法制御能力を持っているので特別な存在みたいだよな。
憔悴して気絶したリディヤを抱えてティナへ指示をだしたところまでは覚えています。
アレンも気絶しました。

アレンが目覚めるとリディヤが看病してくれていました。
三日も眠っていたと教えられてアレンは驚きます。
リディヤが心配させないでと言って泣き出しました。
アレンはリディヤの背に手を回して抱きしめます。
リディヤから結果を教えられます。
リディヤとティナに問題はありません。
近衛は負傷者は出たが死者は零。
マーシャルとその部下の死体はなくなっていた。
リチャードの傷も癒せたそうです。
ジェラルドは生きているが再起不能だそうですよ。

アレンは氷鶴と炎麟は邪悪とは真逆の存在、生きている存在だと理解しました。
自分が鍵であると自覚したのでこれから大変な事に巻き込まれると覚悟しています。
リディヤに助けて欲しいとお願いすると、当たり前の事を聞くなと怒られました。
リディヤの右手の甲に赤い獅子の紋章が浮かび上がって消えます。
焦るアレンにリディヤが楽しそうに、嫁入り前に傷物にされちゃった、責任取ってもらわないと、と言ってきます。
上機嫌なリディヤはティナと病室に招き入れ出て行きます。

ティナが暴走してしまった件を謝罪してきます。
アレンは仕方なかったとは言え無許可でキスした事を謝罪します。
ティナが私とのキスは謝るものなんですか?と不満を示してきます。
アレンはそんな事は無いと伝えますが嘘です、子供と思っているでしょと追及しようとするんですが転びます。
アレンに向かった倒れてきたティナを受け止めます。
アレンはティナが頑張っている事と感謝を伝えます。
ティナはここぞと思い告白を試みようとしているようだ、目を閉じてアレンからのキスを待ってますよ。
そこにエリー、リィネ、カレンが飛び込んできました。
ティナを放り投げてアレンに抱き着いてきました。
ティナの右手の甲に翼を広げた鳥のような紋章が浮かんでいます。
激怒しているティナがエリー、リィネ、カレンを威嚇してきます。
みんな、そんなに私と戦争をしたいんですか?上等ですっ!
アレンはどうしてこうなるんだと嘆いています。

オルグレン公爵家屋敷の自室でギルが兵站に関する機密資料を読んで呻きます。
嘘だろ、おい。
コノハが珈琲をもってやって来ました。
コノハからオルグレン公爵家が何かをしようとしていると知らされます。
彼女はギルがそれに巻き込まれないように守ると言っています。
ギルは自分が軟禁状態にあると悟ります。
アレンに全てをぶちまけようと決意しているぞ。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
魔法5
剣技5
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教師3
ラッキースケベ3


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