ラノベの感想) アクセル・ワールド 第4巻 蒼空への飛翔 (電撃文庫)


チユリが能美を回復しました。
ダスク・テイカーのダメージが元に戻ってしまいます。
ハルユキとタクムは呆然としています。
回復したダスク・テイカーは心意攻撃を使いシアン・パイルを八つ裂きにしました。
ハルユキの背中から暗い感情が噴出します。
ハルユキは能美の本体を八つ裂きにしてやると強く思っています。
怒りに任せてハルユキはダスク・テイカーに飛び掛かりましたが時間切れで対戦は終了してしまいます。
ハルユキの背中から聞こえてきた暗い声が気になりますね。
災禍の鎧の声に似てますよ。

ハルユキとタクムはチユリの真意を聞きに行きます。
そこで彼女から予想外の言葉を聞く事になりました。
彼女は能美と組む事にしたと告げてきます。
能美の仲間になり彼を回復するかわりにポイントを供給して貰うと言ってきました。
ハルユキとタクムは信じたくないと思いつつもチユリの選択は合理的だとも考えていました。
.
ハルユキとタクムは能美を倒してチユリを取り戻すと誓います。
ハルユキはタクムにスカイ・レイカーから心意システムについて教えて貰った事を告げます。
能美を倒す為にはタクムも心意システムを使えるようになる必要があると告げます。
心意システムを熟知している知り合いは誰か居るかな?と考えます。
そこで赤の王の存在を思い出しました。
二人はニコに教えを乞う為に練馬に向かいます。
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ハルユキは悪夢に魘される事になりました。
奇妙なのはその日はニューロリンカーを外して眠ったそうです。
ハルユキは黒雪姫の黒揚羽のアバターから翅を毟り取る夢を見ました。
これは能美に向けた暗い感情が影響しているでしょうか?
黒雪姫に捨てられるかも知れないと思い込んだハルユキは黒雪姫に全感覚通話をしました。
黒雪姫は出てくれます、早朝だったのですが、彼女も目覚めていて、二度寝を始めるか考えていたそうです。
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仮想空間でハルユキは素直な感情を黒雪姫にぶつけています。
これは黒雪姫をキュンキュンいわせたはずだぞ。
「先輩と会えないのが・・・ずっと遠くに離れてるのが辛くて、それで・・・」
黒雪姫も「私も寂しいよ、ハルユキ君」と言ってます。
彼女はハルユキのブタアバターを胸に抱いています。
ハルユキは黒雪姫の胸の柔らかさを感じているぞ羨ましい奴め!!
ハルユキは黒雪姫に能美に追い詰められている事を言えませんでした。
.
登校したハルユキは担任の菅野先生に呼び出されます。
彼はハルユキの事を女子更衣室にカメラを仕掛けた犯人だと思っているようです。
自白すればいまならば大きな問題にならないと言ってきました。
ハルユキは録音させてもらう事にします。
これは教師と面談する時の生徒側に与えられている権利のようです。
録音すると言い出したハルユキに対して菅野先生は不服そうでした。
この先生は少し脳筋の嫌いがあります、ハルユキは悪い人ではないけど、理解しあえないと感じています。
まあ、そうだよな、暑苦しくて嫌いだよね。
ハルユキはやっていないとハッキリと否定しました。
ハルユキが担任に呼び出されたことはクラスメートに広まっていました。
この噂を広めたのは能美のようです、ハルユキをじわじわ追い詰めようとの考えの様です、狡猾ですね。
ハルユキはバスケ部に所属する石尾くんに呼び出されて殴られてしまいました。
彼の彼女がショックで学校を休んでいるそうです。
その責任を取れって事らしいね。
彼もハルユキが犯人だと思い込んでいるようですね。
石尾くんは悪い奴ではないようだ、ハルユキを殴った場所はソーシャルカメラの視覚内でした。
ハルユキの方が、そこではカメラに映ってしまうと教えているくらいでした。
ハルユキは石尾君も被害者だと考えます。
ハルユキは強く成っていますね、彼を恨んだりはしていませんし心も折れません。
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放課後、練馬に向かったハルユキとタクムはニコが指定したケーキショップに向かいました。
現れたニコは天使モードで可愛かったです。
ハルユキはニコに《苺のラビリンス》というケーキを奢ります。
ハルユキが心意システムを教えて欲しいと言うとニコの表情が豹変して赤の王モードになりました。
ニコは店員に断りを入れてケーキショップの奥に二人を連れて行きました。
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そこは電波遮断室でした。
どうやらここが赤のレギオンの本拠地のようだぞ。
ネガ・ネビュラスでいえば、ハルユキの自宅リビングのようなものだよね。
ニコはパブリックスペースで心意とか口走るなと怒っています。
ハルユキはこれまでの経緯を説明して心意を教えて貰う事になります。
ニコは心意には四つの基本技があると教えてくれます。
《射程距離拡張》《移動能力拡張》《攻撃威力拡張》《装甲強度拡張》
アバターの特性により全てが使える訳ではない事も教えてくれました。
ニコは射程距離拡張と移動能力拡張しか使えないと言っていました。
ハルユキの会得した光の剣は射程距離拡張だそうです。
ニコに言われてハルユキは光の剣に名前を付けました、《光線剣(レーザーソード)》と。
ハルユキは会心の命名だと思ってましたがニコの評価は低かった「プッ、だっせぇ」だそうです。
良い技名だと思うけどね。
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ニコは心意を会得するには己の傷と向き合う必要があると言います。
タクムが己の傷が何であるか説明を始めました。
ハルユキには信じられなかったみたいですが、タクムは小学校三年生から五年生にかけて虐められていたそうです。
剣道教室で虐められていたのでハルユキは知りませんでした。
虐めの内容が酷いぞ。
突きの練習と称して羽交い絞めにしたタクムの喉を竹刀で突いていたそうです。
この時のトラウマでタクムは喉を狙われると無意識に竹刀で防御姿勢を取ってしまうそうです。
突きが使えるようになる高校生になったら剣道選手としてはやっていけないと自嘲していました。
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このトラウマがシアン・パイルが近接型なのに遠距離攻撃が可能な強化外装を持って生まれた要因でした。
ニコとタクムが心意の修行を始めます。
ハルユキは能美の奇怪な能力、マッチングリストに登場しない謎を追う事にします。
ニコにそのことを伝えると知り合いの詳しい奴に協力させると言っていました。
.
現実世界に戻ったハルユキの前に女性店員が現れます。
彼女もバーストリンカーでニコの仲間でした。
ブラッド・レパードといいます。
彼女はセッカチな性格のようです、自分の事はパドと呼べと言ってきました。
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パドさんはハルユキを大型モーターバイクに乗せて秋葉原に向かいます。
パドさんは時間が勿体ないと言いメイド服のままでバイクにハルユキを乗せて移動します。
道中は注目の的でした。
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秋葉原に到着するとパドさんはゲームセンターに入って行きます。
そこにはダイブカフェも併設されていました。
二人はダイブカフェから仮想世界にダイブしました。
一人用の個室しか取れなかったので一つの椅子に並んで座ってます。
ハルユキの顔の近くにパドさんのおっぱいが・・・ハルユキは年上のお姉さんにモテますね。
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二人は《アキハバラBG》という仮想空間に入りました。
そこはバーストリンカーが対戦する地下闘技場でした。
賭けも行われていてリアルマネーを掛けています。
しかしバーストリンカーは最高齢でも高校生なので掛け金の上限は300円でした。
試合に出場するバーストリンカーにもファイトマネーは出る様ですがバイトの時給よりも安いそうです。
パドさんはマッチメーカーと呼ばれる店主にマッチングリストに登場しないで対戦に乱入してくるバーストリンカーについて質問しました。
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アキハバラBGにもマッチングリストに登場しなで対戦を仕掛けてくるバーストリンカーが出没していました。
名前はラスト・ジグソーと言うそうです。
能美とは別なバーストリンカーのようです。
パドさんはそいつを捕まえてマッチングリストに登場しない秘密を探る為にハルユキとタッグを組んで試合を行う事にします。
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思惑通りにラスト・ジグソーは乱入してきました。
パドさんのブラッド・レパードが変身しました。
四足歩行する豹に変身してハルユキを背中に乗せてラスト・ジグソーを追いかけます。
ラスト・ジグソーは回転するノコギリの歯を投げてきました。
パドさんはハルユキを信じているね、迎撃を任せてくれます。
パドさんはラスト・ジグソーに追いつき首筋に噛みつきました。
ラスト・ジグソーはパドさんに齧られてHPが無くなり負けます。
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現実世界に戻った二人はラスト・ジグソーの中の人を探します。
パドさんは加速世界で同じ箇所に何度もダメージを受けると現実世界でもそこを気にする仕草をしてしまうと言ってます。
首筋を気にしている人物を探す事になりました。
ハルユキはそれらしい人物を発見しましたが、チラシ配りをしているメイドさんが前を横切ったので一瞬目を放してしまいました。
その間に問題の人物を見失いました。
ハルユキはガッカリしていましたが、後姿は覚えていたので、それをマッチメイカーに伝えて、次にラスト・ジグソーが来店した時に知らせて貰う事にします。
問題の人物が意味ありげな仕草をしていた事が印象に残りました。
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ハルユキはパドさんと秋葉原に行ってアキハバラ・バトル・グラウンドでラスト・ジグソーと対戦した事をタクムに報告しました。
タクムは自分が一人寂しく心意システムの修行をしている間、キミは年上のお姉さんとデートしていたのかと揶揄っています。
ハルユキはデートじゃないと否定していましたが、そう見えなくもないよ。
それに一つの椅子に並んで座ってダイブしたのでパドさんのおっぱいと密着できたし役得だったね。
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ハルユキとタクムが能美攻略の準備を進める間にチユリは能美に連れられて対戦デビューを果たしていました。
能美とチユリはタッグ戦を行ったそうです。
勝率は100%でした、これは凄いですね。
大量のバーストポイント稼いだようです。
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ハルユキはチユリに能美に従う必要は無いと伝えようとしました、チユリの部屋にお邪魔することになります。
しかしチユリは自分の意思で行動していると告げてきます。
チユリは自分の意思を伝えようとしたのか、服を脱ぎだしますよ。
下着姿になってしまいます。
チユリは加速世界と現実世界は別だと伝えたかったのかな?
ハルユキはチユリを信じると言って彼女の部屋から立ち去りました。
チユリの意図はまだハルユキには伝わっていないようです。
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ハルユキは能美のマッチングリストに登場しない仕掛けについて考えていました。
秋葉原で見たラスト・ジグソーと思われる人物が行った右手を横に振る仕草が妙に引っ掛かっていました。
その仕草が仮装デスクトップを消去する仕草だと気が付きます。
そこからニューロリンカー以外のポータブルデバイスを使っている可能性に行きつきます。
ハルユキ頑張りました。
ポータブルデバイスの資料を探す為に離婚して家を出て行った父親の残したデータを漁ります。
そこから脳内に埋め込むブレイン・インプラント・チップの存在を探し当てました。
.
ブレイン・インプラント・チップを使うと試験でカンニングし放題になったそうです。
現在では違法VR機器になっているそうですよ。
能美がブレイン・インプラント・チップを使っていたとすると彼の入学試験は無効になります。
これを取引材料としてハルユキは能美に対戦を申し込みました。
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能美はハルユキのシツコサに驚いていましたがブレイン・インプラント・チップを使っている事を認めます。
そして対戦にも応じてきました。
サドンデス方式の決闘を行う事になります。
ハルユキにシツコク嗅ぎまわられる事が嫌になったようですね。
ハルユキとタクムのタッグと能美が対戦する事になりました。
時間と対戦場所はハルユキが指定する事になります。
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ハルユキとタクムはハルユキの家からダイブして能美と対戦する事にします。
しかし、そこにチユリが現れました。
彼女は能美に対戦に呼ばれたと言ってきます。
ハルユキとタクムに能美を裏切ると信じ込ませて対戦場所に来るように指示されたと言ってきました。
チユリはそんなの無理だよねと言って、ハルユキとタクムに一緒に連れて行って欲しいとお願いしてきました。
無理なら先に無制限中立フィールドにダイブして二人が来るまで何年でも待つと言ってます。
これは困ったね。
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タクムはチユリを信じると言います。
彼はハルユキが初対戦の時に信じてくれたと言い出すよ、なので、チユリを信じると告げてきます。
ハルユキも納得して三人でダイブすることになりました。
対戦場所と時刻を何度も変えて能美が仲間を待ち伏せさせる事を防いでからダイブしました。
.
ここでチユリが二人には内緒で素晴らしい行動を取っていました。
彼女は事前に黒雪姫に能美の行状を知らせていました。
黒雪姫から沖縄から無制限中立フィールドを走って東京に来るとの返事を貰っていました。
チユリは対戦場所と時刻を黒雪姫にメールしました。
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対戦場所に現れたのは能美一人だったのでハルユキとタクムは能美の前に出ていきます。
しかしハルユキとタクムの予想を超えた存在が待機していました。
能美は仲間を連れて来ていました。
ブラック・バイスと言う積層型の板で構築されたアバターが現れてハルユキを拘束しました。
ブラック・バイスは加速世界で唯一の減速能力者だそうです。
ブラック・バイスもブレイン・インプラント・チップCの使用者です。
ハルユキのシルバークロウはブラック・バイスの右腕から離れた板に左右から挟まれて動けなくなりました。
.
動けないハルユキの前でタクムと能美の対戦が始まります。
タクムの心意技が明らかになりました。
彼の手に入れた心意は攻撃威力拡張のようです。
強化外装の杭打ち機から剣が作られました。
《蒼刃剣(シアン・ブレード)》と名付けたようです。
シアン・ブレードを使った接近戦を挑むことになりました。
.
能美はタクムの突き攻撃を無意識に防御する癖を見破っていました。
タクムの喉めがけて突き攻撃をしてきます。
タクムが攻撃を避けずにシアン・ブレードで斬りつけました。
ダメージを負った能美が必殺技を使いシアン・ブレードを奪おうとしてきました。
ここで能美にも予想外の事が起こります。
.
シアン・ブレードを奪う事は出来ませんでした。
能美の必殺技デモニック・コマンディアには容量制限があったぞ。
タクムのシアン・ブレードを奪い取るには空き容量が足りなかったようです。
.
能美はタクムのトラウマを刺激しようとしましたがタクムには効きませんでした。
逆に能美のトラウマが刺激されてしまいました。
能美の傷は兄から受けたものでした。
能美の親は兄で、バーストリンカーにした能美にポイントを献上させていたそうです。
酷い兄で能美の持っているモノを悉く奪っていったそうですよ。
だから能美に奪うアビリティが宿ったようですね。
.
デモニック・コマンディアを使えるようになった能美は兄から奪われたものを取り返して、彼を全損させたそうです。
とても楽しかったと言ってますね、可愛そうな過去だとは思いますが歪みまくってますね。
能美はタクムから全てを奪ってやると言いチユリを攻撃しはじめます。
.
ライム・ベルの腕を千切ります。
更にライム・ベルの腹を突き刺しますね。
タクムにシアン・ブレードを捨てるように言ってきます。
タクムはチユリを守る為に武器を捨てて全損する覚悟を決めてしまいます。
.
ハルユキはブラック・バイスに抑えられているので動けません。
タクムが全損しそうです。
今回の対戦は能美が用意したアイテムを使いサドンデス・デュエルになっているので負けると全損します。
.
ここで助っ人が登場しました。
皆が驚いて空を見上げる事になっていました。
ブラック・ロータスが騎馬に乗って登場しましたよ。
正しくヒーローですね。
彼女は無制限中立フィールドでエネミーを飼い馴らして乗ってきたそうです。
ブラック・バイスは自己紹介をしています。
自分は加速研究会のメンバーだと言っていました。
レギオンではなくサークル名を名乗るブラック・バイスに黒雪姫は不満顔をしています。
ブラック・バイスと能美とのやり取りから能美も加速研究会のメンバーのようですね。
.
ブラック・ロータスがブラック・バイスを抑えている間にシルバー・クロウがダスク・テイカーを攻撃し始めます。
ハルユキはゲイルスラスターを呼び出します。
着装、《ゲイルスラスター》ハルユキはゲイルスラスターで飛び立ちました。
ハルユキがゲイルスラスターを呼び出したので黒雪姫は心臓が止まりそうになったそうです。
まあ、別れた古い友達の強化外装を呼び出したのだから驚くよな。
シルバー・クロウとダスク・テイカーは空中戦を始めます。
お互いの心意をぶつけ合いました。
ハルユキの背中をスカイ・レイカーとブラック・ロータスが押したようだぞ。
「・・・さあ、鴉さん。もう少し」「・・・ほら、頑張れ。もう少しだけ」
ハルユキの心意がダスク・テイカーの右腕を切り裂きました。
.
「シトロン・コール」ここでチユリがダスク・テイカーに回復アビリティをかけます。
能美は高笑いをしていましたが、驚く事になりました。
ハルユキから奪った翼がダスク・テイカーの背中から消えてしまいます。
消えた翼はシルバー・クロウの背中に出現しました。
これには皆が驚いていました。
回復アビリティだと思われていたライム・ベルのシトロン・コールは時間遡行アビリティでした。
ダスク・テイカーをハルユキから翼を奪う前の状態まで戻したようです。
能美は墜落していきます。
ハルユキは翼とゲイルスラスターの推進力と仮想の重力を加えて落下しながらダスク・テイカーを攻撃しました。
ダスク・テイカーは瀕死状態になります。
.
能美はブラック・バイスに助けろと命じますが断られてしまうぞ。
ブラック・ロータスまで出てきた今の状況では無理だと言われてしまいます。
能美が凄い狼狽えを見せました。
全損してブレイン・バーストを失いたくない能美は異様な抵抗を見せます。
ハルユキに向かって自分がポイントを献上するから助けてと命乞いしてきました。
ハルユキは心を凍らせてダスク・テイカーに止めを刺しました。
.
残されたブラック・バイスは校舎の影に溶け込むようにして逃げました。
ブラック・ロータスが逃がすまいと心意攻撃で校舎ごと斬りましたが、腕を一本斬り落としただけでした。
逃げたようです。
.
黒雪姫がチユリにお礼を言います。
ここでハルユキとタクムはチユリが黒雪姫にメールして場所と時間を知らせたと知ります。
黒雪姫は加速世界で15時間もかけて沖縄から東京まで走って来てくれました。
チユリはハルユキとタクムだけでは心配だと言ってネガ・ネビュラスに加入すると言い出しました。
黒雪姫もこれを認めチユリはレギオンに加入する事になりました。
.
現実世界のハルユキの自宅リビングに戻ってから、チユリがこれまでの行動の狙いを説明してくれました。
彼女が能美に協力していたのは大量のバーストポイントを得る為でした。
それによりレベルアップして無制限中立フィールに入れるようになる事と、シトロン・コールをパワーアップさせる目的がありました。
チユリの狙いは最初からシトロン・コールを使いシルバー・クロウの翼を取り戻すことでした。
能美が盗聴アプリやデバイスを仕掛けている可能性を考慮してハルユキとタクムに作戦を説明しなかったと言ってます。
ハルユキはそこまで考慮していたチユリに驚いています。
「お、お前、そんなとこまで考えて・・・。チユのくせに・・・」あら酷い。
チユリはハルユキとタクムを抱き寄せてわんわん泣き始めます。
「大好き・・・、ふたりとも、大好き!!」と言ってました。
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翌日の土曜日の領土戦でライム・ベルがネガ・ネビュラスのメンバーとしてデビューしました。
チユリを回復役にして一人が彼女を護り、残りの一人が敵陣に突撃する戦法をとったそうです。
勝率は高かったね一回負けただけだそうだよ。
.
領土戦が終わりタクムが帰った直ぐ後に黒雪姫がやって来ました。
彼女は羽田から直でお土産を持ってきてくれました。
ハルユキに《爆弾あんだぎー》と書かれたサーターアンダギーをくれました。
二人で食べています。
.
黒雪姫が今の心境を語り始めます。
褒めてやりたい気持ちが四十九パーセント、ぶん殴ってやりたい気持ちが五十パーセントだそうです。
ハルユキに心意を教えたのがスカイ・レイカーで良かったと言ってます。
それから残り一パーセントを教えようと言ってハルユキを胸に抱き寄せました。
ハルユキは黒雪姫のおっぱいに顔を埋める事になったようだぞ。
黒雪姫はハルユキが心配で仕方なかったようです。
辛い時に側にいられなくて親失格だなと言って泣き出した。
そしてそして黒雪姫は領土を守り切ったご褒美をくれると言い出します。
.
ハルユキは黒雪姫に抱きしめられて満足していたようです。
「・・・なら、傍にいてください」
「ずっと、ずっと、僕の傍にいてください。それだけが・・・僕の望みです」
と己の願望を素直に口に出しました。
黒雪姫が慌て始めたぞ、二メートルもバックダッシュしたので、相当な驚きだったようだ。
黒雪姫は涙で顔が大変な事になっているのも忘れたぞ。
黒雪姫はハルユキがプロポーズしたと勘違いしたのかも知れないな。
ハルユキはバーストリンカーとして側にいて欲しいとの意味しか含ませなかったようです。
黒雪姫もそれに気が付いて冷静さを取り戻したようです。
.
翌週の月曜日、登校したハルユキは石尾くんに俺を殴れとお願いされてしまいます。
黒雪姫が手を回してハルユキへの盗撮未遂犯容疑は晴れました。
石尾くんは証拠も無いのにハルユキを殴った自分が許せないそうで、ハルユキに殴って貰いおあいこにしたいようだ。
まったく脳筋な思考だな。
ハルユキは困ってますね、見ているタクムとチユリはくすくす笑っているだけで助けてくれません。
担任の菅野先生もその場には居るのですが止める気配はありません。
ハルユキは仕方なく監視カメラの死角から石尾くんのお腹を殴りました。
ハルユキとしては全力のパンチを入れたのですが、石尾くんにはハルユキが思いっきり手加減したと思われています。
「いいヤツだなお前」と言われてしまいました。
菅野先生まで奇行に走ります。
彼も証拠も無いのにハルユキを犯人と疑い指導室に呼び出したので自分のことも殴れと命じてきました。
ハルユキは勘弁してくれと思っています。
.
ハルユキな能美に会いに行きました。
能美はハルユキの事を忘れていました。
話しかけると能美の記憶ではハルユキと能美はネットゲームで遊んでいた事になっています。
しかも能美はゲームの名前を忘れています。
彼はハルユキが再びネットゲームを一緒にやらないかと誘いに来たと思ったようです。
もうゲームは飽きてしまったと言って去って行きました。
.
ハルユキはブラック・バイスが言っていたセリフの意味を理解しました。
「元加速能力者は、加速世界に対して何の干渉もできない」
ブレイン・バーストを強制アンインストールさせた人はブレイン・バーストに関するあらゆる記憶を改竄され忘れてしまうようです。
ハルユキはこの結果を黒雪姫とタクムに伝えました。
.
黒雪姫はこの結果を起こりうることだと判断します。
ニューロリンカーの原理的には可能だと言ってます。
しかし真相はブレイン・バーストの開発者に会わなければ分からないと結論付けました。
チユリにはまだ秘密にしておくことになりました。
.
ハルユキはスカイ・レイカーにゲイルスラスターを返しに行く事にします。
彼女の連絡先を知らないハルユキは黒雪姫に頼る事にしました。
ハルユキは黒雪姫とスカイ・レイカーを再会させようと考えました、良い判断だよ。
新宿駅でスカイ・レイカーと待ち合わせます。
再会した二人はちょいよそよそしいですね。
「・・・こんばんは、ロータス」「久しいな、レイカー」
二人は現実世界で三年ぶりに会ったそうです。
.
ハルユキとスカイ・レイカーは直結してゲイルスラスターの受け渡しをしました。
それは直ぐに終わってしまいます。
受け渡しが終わるとスカイ・レイカーはハルユキに「応援している」との言葉を残して帰ってしまいます。
.
ハルユキは黒雪姫に念じていました。
引き留めろ、呼び戻せと。
黒雪姫はスカイ・レイカーを呼び止めます。
「レイカー!!」
「・・・帰ってこい、フーコ!私には、お前が必要だ!!」
フーコと呼ばれたスカイ・レイカーは黒雪姫のことを「サッちゃん」と呼んでますね。
いいの?と聞いてきました。
黒雪姫が頷くと二人は走り出して、ガシッと抱き合います。
そして泣き出しました。
スカイ・レイカーは大泣きしているようです、「う・・・うああん・・・」
戻りたかったんだろうなー。レイカー良かったね。
黒雪姫はフーコのおっぱいに顔が隠れているようなので密かに泣いてたぞ。
ハルユキは美しく、貴い光景を見ていられなかったそうです。
うんうんわかるわかる。
これでレイカーもネガ・ネビュラスに参加するんだよね。
メンバーが増えてきましたね。
飛行型が二人と回復役も居るレギオンか、領土戦では強くなりそうですね。
心配事はシルバー・クロウの背中にありそうな何かだよ。
ハルユキが暗い感情を抱くと声が聞こえてくるようなんだよね。

成分美少女情勢変化戦闘恋愛ラッキースケベ
評価AAABAAAAAAAA

本名あだ名アバター名所属レギオン
黒雪姫(くろゆきひめ)ブラック・ロータスネガ・ネビュラス黒の王
有田春雪(ありた はるゆき)ハルシルバー・クロウネガ・ネビュラス
黛拓夢(まゆずみ たくむ)タクシアン・パイルネガ・ネビュラス
倉嶋千百合(くらしま ちゆり)チユライム・ベルネガ・ネビュラス
スカイ・レイカーネガ・ネビュラス
上月由仁子(こうづき ゆにこ)ニコスカーレット・レインプロミネンス赤の王
パドブラッド・レパードプロミネンス
イエロー・レディオクリプト・コズミック・サーカス黄の王
ブラック・バイス加速研究会

本名あだ名デュエルアバター名ハルユキの呼称
スカイ・レイカー鴉さん
アッシュさんアッシュ・ローラー鴉野郎

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