ラノベの感想) 魔法科高校の劣等生 第22巻 動乱の序章編〈下〉 (電撃文庫)

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レーベル:電撃文庫
発行日:2017/6/9
著者:佐島勤
イラスト:石田加奈
ISBN:978-4-04-892949-3

十師族と師補十八家の若手を集めた会議は不調で終わりました。
魔法師への反感を弱める為に美雪を広告塔にしようとしたのが間違いでしたね。
達也は十師族と対立する事になっても美雪を表に出す事を拒みました。
会議の後に会食が設けられていましたが達也は四葉家からの呼び出しが控えていたので断りました。
達也と他の参加者の間に溝が出来たまま帰る事になりました。
四葉家の本宅に向かう事になりました。
四葉家は魔法師教会の支部にVTOL機で迎えを寄越します
それに乗っていたのは花菱兵庫という四葉家に仕える使用人でした。
兵庫の父親は四葉家の使用人のナンバーツーの花菱執事です。
魔夜さん彼を達也の部下にしたようです。

四葉家の本宅で達也と美雪は魔夜に報告を行います。
トゥマーン・ボンバへの対策が協議されていました。
水素と酸素を結合させて爆発を起こす魔法なので絶対的な対策は無さそうです。
達也はトゥマーン・ボンバに使われたと思われるチェイン・キャストと名付けた連鎖的魔法式複写を警戒していました。
詠唱が極めて高速ですと言ってます。
障壁魔法で可能な範囲だけでも防御した方が良いでしょうと結論を出していました。
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続いて若手を集めた会議の結果に話が変わります。
達也は美雪を広告塔にしてはとの会議での多数派意見を拒否しました。
これで十師族と対立する事になりそうですが、魔夜さんは達也の意見を指示しました。
今後も必要ならば対立しても良いよと言ってます。
四葉家の中枢では他の十師族など相手にならないと考えているようです。
魔夜さんは、十文字家、十山家、九島光宣には要注意と言っていました。
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エリカは侍郎を鍛えていました。
レオがこれに付き合わされています。
レオはエリカの態度がおかしいと気が付きました。
これまでのエリカは技は見て盗めと言って手取り足取り教える事はありませんでした。
しかし侍郎には熱心な指導をしています。
レオにはエリカが侍郎に技ではなく強さを教えようとしているように見えました。
レオにイベントが発生します。
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千葉家の道場でシャワーを浴びた後、レオは鏡の前で自分の筋肉を見せびらかすポーズをとっていました。
そこにエリカが殆ど裸同然の姿で現れます。
千葉家の道場のシャワー室は男女分かれていません。
シャワー室は着替えが出来る個室になっています、エリカは普段、家の風呂場を使うそうですが、その日はシャワー室を使いました。
半裸同然のエリカを見てレオは狼狽していましたが、エリカには全く恥ずかしがる様子はありませんでした。
この彼女の奇行を幹彦に相談すると彼もエリカがおかしいと同意してくれます。
レオはエリカが達也に復讐しようとしているのではないかと予測しました。
心配になった幹彦もレオと一緒にエリカの動向に注視する事になります。
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二人の心配は杞憂でした。
確かにエリカは復讐を考えていましたが、相手は運命でした。
達也の傍に居ると災難が降ってきます、その時に負けないだけの力を付けようとしていました。
達也の悪運を運命と位置付けて、自分は運命には負けないと証明しようとしていました。
侍郎の指導に熱が入っていたのは、詩奈に付き合う事で悪運に巻き込まれる侍郎を運命に抗えるまでに強くしようと考えていました。
彼をモデルケースにしようと考えたようです。
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エリカの特訓は苛烈でした。
侍郎は毎日のようにぶっ倒れるまでしごかれていました。
エリカはレオや幹彦に侍郎の訓練の相手をさせていました。
これだけ熱心なエリカは珍しいので二人にエリカが達也に復讐しようとしていると勘違いさせてしまいます。
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十師族の若手会議が不調に終わったと知った七草真由美は達也が孤立するのは不味いと考え動き始めます。
十文字克人の元にやってきて、達也ともう一度会ってはどうかと提案しました。
達也と克人の話し合いに一人で加わるのは心細いとの理由から忙しい渡辺摩利を巻き込みます。
摩利は可哀想ですね。
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八雲が達也に軍の情報部が動き出したと教えてくれます。
このアドバイスにより達也は攻撃されるとの予測ができたようです。
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十山家のつかさが達也が国にとって脅威となるのかテストしようと企てます。
つかさはUSNAが日本で非合法な諜報活動をしている前線基地を襲撃しました。
そこでスターズのメンバーを拘束します。
捕まえたスターズのメンバーを洗脳して達也を攻撃させました。
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美雪はマナー教室に通っています。
そこは良家の子女だけが通う教室で男子禁制です。
美雪のガードを水波に任せて達也は近くの喫茶店で待機していました。
そこを襲撃されました。
達也は相手の思惑が分からなかったので一般人が多い場所に逃げて嫌がらせを行います。
敵は秘密裏に行動したいと読んでの事でした。
達也は八雲から軍の情報部が動いていると聞いていたので見られても困らない格闘戦で襲撃者を排除しました。
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つかさは達也と同時期に美雪の元にも襲撃者を仕向けていました。
マナー教室には襲撃時に逃げ込める部屋が併設されていました。
美雪は混乱を避ける為に教室の指導員に従い、その部屋に向かいます。
逃げる者の中で美雪が一番強いので迎撃にも参加していました。
他にも一組の魔法師とその護衛の魔法師が居ました。
美雪は達也が開発してくれた対抗魔法「術式凍結(フリーズ・グラム)」を使い襲撃者の使うキャストジャミンを無効化していました。
余裕で避難部屋に到着しました。
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達也はマナー教室に到着して襲撃者の排除を行います。
これも簡単に始末できました。
美雪と再会しましたが、ここに、つかさの配下の魔法師が潜んでいました。
美雪と水波と協力して襲撃者を排除してくれた女性魔法師とその護衛の女性魔法師がつかさの操る駒でした。
女性相手でも達也は躊躇なく蹴り飛ばして無力化します。
残りの女性魔法師が無関係の一般人の生徒を人質にとり首筋にナイフを当てます。
これは愚策でした。
達也は人質を気にしません、魔法師を無力化しました。
達也の行動理念がどうなっているのか知り、国にとって害になるか知りたいつかさは達也に疑念を持ちました。
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侍郎がエリカ、美月、レオ、幹彦に達也の人となりを質問していました。
エリカが端的に達也の事を言い当てています。
達也は美雪が関わらない限り、何事も気に掛けない冷血漢だと言ってました。
エリカは達也の事をよく理解しています。
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達也と美雪は克人と真由美に呼び出されて生徒会をお休みする事になります。
二人の留守中に詩奈が学校から居なくなる事件が発生しました。
これは十山つかさが詩奈にお願いしていたアルバイトでした。
つかさは以前から詩奈に軍の情報部の訓練に協力して欲しいとお願いしていました。
要人救出訓練の人質役をやって欲しいとのアルバイトです。
つかさは家の方には話を通してあると告げて詩奈を一高から連れ出しました。
詩奈が生徒会室に鞄を置いていったのが疑われる要因となったね。
尤もつかさは生徒会室には達也と美雪も一緒に居ると思ってただろうから、鞄を取りに戻らせなかったんだだろうけど。
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十山家と三矢家との力関係は十山家の方が上です。
つかさは三矢家の当主(詩奈の父親)にしいなを貸して欲しいとお願いしていました。
殆ど強要に近いのですが三矢家には断る術はありません。
この力関係も事態を複雑にする要因でした。
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詩奈が居なくなったと知った生徒会メンバーは侍郎を通じて三矢家に連絡を入れました。
三矢家でも詩奈が居なくなった事は把握していました。
しかし三矢家は警察に届けることはしないとの返答を返します。
一高に戻ってくる事は無いと知っているのに侍郎に一高で詩奈の帰りを待てとの命令を出していました。
生徒会長の美雪に連絡を入れる事になります。
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しかし運命の悪戯か?美雪は克人との会合に向かう為に美容院でセットをして貰っていました。
手が離せない美雪は達也にメールを読んで貰う事にします。
メールを読んだ達也は詩奈が居なくなったと知ります。
美雪にもそれを伝えて、彼女の代わりに返信をしました。
達也は警察に任せろと告げます。
彼の素っ気ない態度に憤慨した七草香澄は達也を問い詰めようと考えます。
彼の行き先が真由美が呼び出した料亭だと知っている彼女はそこに向かいました。
泉美も香澄を追いかけて行きました。
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残された侍郎は千葉家の道場に向かいます。
一緒にレオと幹彦もいますよ。
千葉家の道場には茶室があり、そこで待つ事になります。
レオ、幹彦、侍郎はエリカがお茶をたててくれるかと期待したようですが、面倒だと言ってたててはくれませんでした。
待っていると千葉家の門下生が警察の情報を持ってやって来ます。
彼は千葉家の道場でエリカ派に属する人でした。
エリカには多くの信奉者が居ましたね。
警察の監視カメラの情報から詩奈が軽井沢の別荘に連れて行かれたと把握しました。
侍郎は直ぐに駆けつけたかったようですが、エリかは明日まで待てと言ってます。
襲撃する為の準備が必要だと言っていました。
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料亭では克人と達也の話し合いが始まろうとしていました。
そこに香澄が登場して詩奈が何者かに連れ去られたと知らせます。
この話を聞いた摩利は助けに行くべきだと言いますが達也はその理由が無いと素っ気ないです。
美雪が絡んでいないので達也としては平常運転なのですが、香澄が益々激高してしまいます。
真由美は香澄と泉美を連れて帰る事になりました。
克人も今回の会合は無しにしようと言い出します。
彼も救出に向かわない達也を咎めている風でした。
達也も会合中止を受け入れて、今回も何も進展がありませんでした。
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家に帰った達也の元に魔夜さんから連絡が入ります。
魔夜さんは軍の情報部にスターズのメンバーが囚われてしまったので、その救出を行うようにとの指示を出します。
達也は魔夜さんがスターズと繋がっているんだなと理解して彼女の命令に素直に従います。
美雪が四葉家の後継者になって以来、魔夜さんの役に立つ事は四葉家を発展させる、ひいては美雪の利益になると考えている達也は魔夜さんに対して忠実になっています。
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つかさに連れ出された詩奈は別荘で呑気に過ごしていました。
彼女は全くつかさを疑っていないのでアルバイトだと思い込んでいます。
別荘の中は豪華でした、お嬢様の詩奈の目から見ても豪華と思わせるものでした。
詩奈は入浴していました。
入浴中はヘッドフォンを外すんだね。
色々と考えていましたが、要人救出訓練なのでいつ救出部隊がやってくるか分からないじゃんと気が付きます。
今、救出部隊が踏み込んできたら裸で逃げる事になると気が付いて早々に風呂から上がる事にしていました。
何かがずれていますね、問題の中心に居るのに彼女だけが呑気です。
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翌日、エリカ、レオ、幹彦、侍郎は詩奈の救出に向かいます。
そこでは警察の特殊部隊が待っていました。
警察内に創設された特殊魔法急襲部隊、通称SMAT(エスマット)でした。
指揮官が千葉家の門下生でエリカの信奉者でした。
千葉家が警察に対して大きな影響力を持っています。
そこに香澄と泉美が指揮する七草家の一団がやって来ます。
彼女たちも七草家の私兵を使い詩奈を救出しようとしていました。
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エリカが同士討ちを避ける為に両部隊のすり合わせを行おうと提案しています。
これを見たレオと幹彦は、これは達也のやり方だなと思っていました。
エリカは達也のやり方を模倣する事で強さが手に入るか試そうとしているようでした。
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SMATと七草家の混成軍が突入しました。
レオと幹彦が善戦していたね、二人は確実に強く成っていますね。
エリカと侍郎も参戦しています。
焦る侍郎は防御がおざなりになっていますがエリカが彼をサポートしていました。
徐々に軍情報部を追い詰めていきます。
一番おいしい見せ場を奪っていったのは香澄と泉美でした。
二人は協力して魔法を発動するようです。
広範囲の魔法を唱えて残りの情報部の兵士を無力化しました。
恐ろしいのは範囲内にいた味方の兵士も巻き込むところでした。
二人の戦い方はエゲツナイです。
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影で指揮をとっていた十山つかさは戦況不利だと考え逃げ出します。
逃げ出す前に、詩奈の所に行って、直ぐに救出部隊がやってきてアルバイトは終わりだと知らせます。
自分は他の任務があるので見送れないけど、協力ありがとうと言って別れました。
呑気な詩奈はつかさを最後まで疑いませんでした。
エリカが詩奈を閉じ込めている部屋の前に立つ女性兵士に武器を突きつけます。
女性兵士は投降を申し出て、訓練は救出部隊の勝利で終わりましたと告げます。
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部屋に飛び込んだ侍郎は詩奈の口から、これはアルバイトだ聞かされます。
詩奈の見張り役の女性兵士もこれが要人救出訓練だと主張していました。
どうやら部隊内では要人救出訓練だとの認識は正しいようです。
エリカは女性兵士を解放しました。
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詩奈を助けるために必死に頑張った侍郎は詩奈からお説教されています。
エリカが登場して侍郎の事を弁護してくれます。
エリカたちは詩奈が誘拐されたと思い救出に来たと説明しました。
詩奈は驚いていますが、自分がつかさに騙されたかも?と思ったようです。
ヤレヤレですね、軍の情報部も誰かに踊らされたようだとエリカは気が付きます。
情報部が絡んでいる事がエリカにはきな臭く感じられていました。
エリカは鋭いですね。
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逃げたつかさは達也が襲撃に向かう予定の捕虜の収監施設に向かいます。
作戦が失敗して、自分が他国の捕虜を使い魔法戦を仕掛けた事が公になると不味いと考えます。
バレる前に拘束しているスターズのメンバーを始末しようと考えたようです。
保身に走りましたね、これは間違いでした。
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達也は房総半島にある捕虜の収監施設を襲撃する事になります。
途中まで達也に同行したのは花菱兵庫でした。
彼は防衛陸軍が開発したムーバルスーツと同種の強化服を開発していました。
パワーアシスト機能は再現できなかったと悔しそうです。
しかしサード・アイを接続する事は可能です。
これは凄いですね、しかし不味くもあるね、四葉家はサード・アイを使う手段を手に入れたって事だよね。
この四葉家のムーバルスーツは市販のライディングスーツに偽装されています。
街中で着ていてもそれ程の違和感は無いそうです。
達也が益々強く成りますね。
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他にも翼がなくても飛行可能なバイクも開発していました。
これはムーバルスーツに接続して使うものでした。
名前も付いていてウイングレスと言うそうです。
兵庫はムーバルスーツに名前を付けて欲しいと達也にお願いしてきました。
後になって恥ずかしい思いをしたくない達也はそれを拒みます。
ですので仮称で呼ばれる事になりました、フリードスーツと呼ぶことになります。
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達也はフリードスーツを着てウイングレスに乗り襲撃を始めます。
余裕で収監施設に侵入しました。
運悪く施設に来ていたつかさに防衛の命令が下ります。
彼女の魔法は離れた場所から目標物に障壁魔法を展開するものでした。
つかさが配下の兵士に障壁魔法を掛けますが達也が次々にそれを破壊していきました。
つかさは自分の魔法に自信を持っていましたが、達也にとっては問題にならないようです。
達也は厄介な魔法だが自分とは相性が良いと考えていました。
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達也は囚われていたスターズを救出しました。
そこで達也の事を知っているメンバーに遭遇しました。
彼女はシルヴィア・マーキュリー准尉と名乗り、リーナの副官として一時日本に滞在していたと自己紹介しました。
達也は彼女がリーナの副官だったと知り、それならば自分の事知っていてもおかしくないと納得していました。
達也はシルヴィア達を逃がす事に成功しました。
そのまま自分も脱出しても良かったのですが後始末に戻ります。
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達也は収監施設の指令室を攻略します。
達也は度重なる障壁魔法を使った邪魔から十山家の魔法師が居ると予想します。
責任者に十山家の魔法師の居場所を問います。
達也は逃げ出すつかさを発見して彼女の事を撃とうとしました。
そこに空中のヘリから克人が落下してきてつかさを守りました。
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克人はつかさを殺させるわけにはいかない、引けと言ってきます。
引くのであれば攻撃はしないと言ってます。
達也はフリードスーツで顔を隠しているので監視カメラに達也の姿は映っていません。
克人は達也だと知りつつも、その事実を特定する事を避けました。
達也は克人の言う事を受け入れつかさを殺さずに帰る事にしました。
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違法収容所襲撃の一週間後、克人の元につかさがやって来ます。
彼女は助けてくれたお礼を言いに来ました。
そして、克人ならば達也に勝てると言ってきましたよ!!
どういう根拠でしょうね?少し気になるね。
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達也の留守中にリーナから電話が掛かってきました。
美雪が応対に出ます。
リーナは達也が自分の仲間を助けてくれた事に関してお礼を言ってきました。
美雪にそれを伝えて欲しいとお願いします。
美雪とリーナは再会を約束して電話を切ります。
リーナの態度が気になりますね。
美雪は再会の機会は当分無いだろうと考えていますが、リーナは違うようですね。
「ええ、また今度」と言っていました。
リーナは今回のスターズが拘束された事件で自由に動けない自分の立場を苦々しく思っているようだから。
以前、達也に言われた軍を辞めるならば手助けできるとの言葉に従い、軍を辞めて達也の元にやって来るのでしょうか?
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近々、達也と美雪は魔夜さんが都内に作った四葉家の活動拠点に引っ越す事になりそうです。
そこはヘリポートを備えた大きなマンションです。
防御も厚く、立て籠もるには最適なようです。
四葉家を支える分家の人たちは既にこのマンションに引っ越して来ているようです。
魔夜さんは四葉家への反感が強まり襲撃される事を警戒しているようですね。
魔法の研究施設も併設されているそうで、達也の魔法開発が捗る事になるかもね。
四葉家は防衛軍から凶悪な魔法犯罪者の収監を請け負っています。
監獄がある島を持っているのですが、そこに新たな研究施設を作ろうとしています。
魔夜さんは十師族から離反して四葉家単独でやって行こうと考えているのでしょうか?
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