ラノベの感想) 世界の終わりの世界録<アンコール> 第9巻 絶望の始祖 (MF文庫J)

レン、キリシェ、エリーゼ、ルル、ヴェルサレム、ナスターシャは砂漠に転送されました。
そこは灼熱地獄でレンが暑さで疲弊していました。
ルルが法術を使いその冷気でレンを冷やしてくれます、ルルがとても優しいですね。
エリーゼが怖いヴェルサレムはキリシェと一緒に砂漠の果てを探しに行っていました。
二人が帰ってくるまでの間、レンはノームが作ってくれたゴーレムの影で休息を取っています。
キリシェが戻ってきましたよ。
彼女はヴェルサレムを振り落として人間形態に戻りました。
ヴェルサレムは乗り心地について文句を言ってばかりだったそうです。
二人はこの砂漠がユメル大陸にあると調査結果を報告してくれます。
レンは聖フィオラ旅学園で教官から、この地での注意点を教えて貰っていたのですが、自分がこの地に来ることがあるとは思っていなかったので忘れています。

大きな砂嵐が発生しました。
レンは自分の身体が切れた事でこの大陸での注意点を思い出します。
この砂漠の砂には鉄が含まれていて砂嵐に巻き込まれると身体が細切れになってしまうと思い出しました。
頑丈なキリシェやエリーゼたちは問題ありませんが人間であるレンは砂嵐に巻き込まれると死にます。
一行はキリシェが砂漠の中で見つけた遺跡に退避する事にしました。
.
遺跡の中で旅団「精霊の調べ」のガブリエルと遭遇しました。
ガブリエルはこの遺跡が天使と悪魔を閉じ込めておくための牢獄だと知っていました。
レンはフィアが此処に囚われているのではないかと期待します。
ガブリエルを交えて遺跡の探索を行う事になりました。
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レン、キリシェ、エリーゼ、ナスターシャのパーティーと、ヴェルサレム、ルル、ガブリエルのパーティーに別れて探索を始めます。
ルルからエルメキア・ダスクに見つかってしまったとの連絡が入りました。
エルメキア・ダスクはこの地で悪魔と天使を捉えて研究をしていたようです。
.
レンたちもエルメキア・ダスクに見つかってしまいます。
彼らからフィアを処分したと言われてしまいます。
彼女に天使を殺せる猛毒を飲ませたと告げられます。
解毒方法もあると言ってますね・・・彼らはレンに取引を持ちかけました。
レンに一緒に神聖都市シィエラミリスに来いと言ってきます。
キリシェとエリーゼにはこの場に残ってフィアの解毒処置を監視しなくて良いのかと挑発してきました。
キリシェとエリーゼはレンと引き離されそうでした。
.
ここで水晶の壁が破壊されました。
破壊された壁からフィアが仲間の天使を抱えて出てきましたよ。
フィアは呆然としているエルメキア・ダスク一派に向かい自分を殺そうと思うならば千倍の毒が必要だったと告げます。
形勢逆転です。
レンがエルメキア・ダスクの騎士たちを倒しました。
彼らは普段の訓練を怠っていたようです、レンよりも動きが悪かったです。
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フィアは疲弊していました。
倒れてしまいます。
フィアは死にかけているようです。
弱々しい声でレンに語り掛けてきました。
「好き、って言ってくれませんか・・・」
レンは泣きそうです、今にもフィアが死んでしまいそうな気配です。
「結婚してくれますか?」
レンはいよいよ泣きそうです、フィアが死んでしまう!!
「一緒に新婚旅行に行ってくれますか?」
あれ?
「今日から?」
おかしくないか??
.
ここまではフィアの悪戯でした。
フィアは愛の力で一秒で完治したと強弁しています・・・レンは愛されていますね。
フィアは全くこたえていませんでした、彼女が言った千倍の毒素が必要ってのは強がりじゃなく事実だったようです!!
フィア恐ろしく頑丈です、彼女は鍛え方が違うと言っていました、流石天界一の武闘派、脳筋ですね。
彼女はレンから結婚の約束を取り付けて得意になっています。
キリシェとエリーゼに対して自分がレンの正妻だと主張します。
これからレンに話しかける時は正妻である自分を通すようにと言ってます。
自分の事は若奥さまと呼べと言ってますね、フィア有頂天です。
フィアはレンを大きな胸に抱きしめていますよ、レンは巨乳ちゃんに挟まれて呼吸困難になっていました。
フィアの怪力で抱きしめられたのでレンは気持ちよかったけど、苦しそうでした。
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別行動をとっていた、ヴェルサレム、ルル、ガブリエルも悪魔と天使を解放しました。
ヴェルサレムとルルとは此処で別れる事になります。
彼らは解放した悪魔と天使を連れてユメルの血砂漠を脱出する事になりました。
ヴェルサレムとルルはエリーゼを見つけるのが目的だったので魔界に戻ると言ってます。
レンたちはフィアが見つかり三種族が揃ったので神聖都市シィエラミリスを目指す事になりました。
神聖都市シィエラミリスに入る為の扉の封印を解くのに竜、悪魔、天使の生体反応が必要でした。
ガブリエルもこれに同行する事になりました。
シオンとエリエスもシィエラミリスに向かったそうです。
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神聖都市シィエラミリスは海に浮かぶ人工島でした。
エルメキア・ダスクもこの島に来ているので警戒しながら進むことになります。
ここは研究施設で外界から召喚した三種族の研究が行われていたそうです。
施設内の廊下でこびり付いているヘドロを発見します。
ナスターシャは分析しようと思い近づこうとしますがキリシェに止められます。
彼女はヘドロから嫌な気配を感じると言っています。
.
キリシェの直感は大当たりでした。
このヘドロは三起源の一つ、竜の始祖獣ネビュラでした。
粘液状なので斬れないし、物理攻撃にも耐性がありました。
砕かれても、破片が集まりヘドロに戻るだけでした。
ネビュラから逃げる事になります。
逃げる過程でエリエスと黄金の夜明け(ヴィーナス・ライト)一行と再会しました。
ネビュラは竜の息吹を吐こうとしてきます。
大ピンチだったのですが、ここでシオンが登場してネビュラを倒してくれました。
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シオンと合流した事で情報交換を行う事になります。
シオンとエリエスは精霊が怯えている原因を探る為に此処に来たそうです。
ヴィーナス・ライトの面々はミスティを探す為にエリエスに同行を願い出たそうです。
エリエスはヴィーナス・ライトの面々がミスティの姿を知っているので同行を許可したそうです。
一行は探索を続ける事になりましたが、倒したと思っていたネビュラに襲われて分断される事になってしまいます。
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レン、フィア、ナスターシャ、シオンのグループ。
キリシェ、エリーゼ、ガブリエルのグループ。
エリエス、夏蕾、ヴィーナス・ライトのグループに分断されました。
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エリエスたちが虚構聖霊に襲われます。
そこに助けに入ったのがミスティでした。
ミスティの登場にヴィーナス・ライトの面々は喜びますが、ミスティに拒絶されてしまいます。
ミスティはヴィーナス・ライトの面々がこれ以上神聖都市シィエラミリスをウロツクのを止めようとしていました。
ミスティたち沈黙機関は精霊の女王シィエラミリスを解放する事を目指していました。
エリエスがシィエラミリスが封印した存在の事を真精と呼ぶとミスティは誤解していると指摘します。
それは終焉の精霊でこの世界を滅ぼすものだと言ってますよ。
ミスティは神聖都市は終焉の精霊の本質を見誤ってしまい、滅亡したと言ってます。
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そこに倒したと思われていたネビュラが現れて息吹を放ってきました。
ミスティがヴィーナス・ライトの面々を庇う事になりました。
ミスティは大きなダメージを受けてしまい存在が消えてしまいそうです。
大ピンチですね。
この場で戦力になりそうなのはエリエスと夏蕾だけでした。
ここでカッコよくヴィーナス・ライトの五人目の隊員が参上しました。
「旅団の一大事とあらば最高幹部として駆けつけないわけがない」
やって来たのは五大災「波の将魔」魅亜でした。
魅亜はエリエスと夏蕾に呼びかけネビュラを倒すと意気込んでいます。
「五大災あらため旅団『黄金の夜明け』、魅亜。-参る!」
カッコイイですね。
しかし団長すげーなー、魅亜を完全に仲間(家族)にしているぞ!!
人間、獣人、大精霊、沈黙機関、悪魔、凄い構成ですよね。
魅亜がネビュラを倒す事になるのでしょうか?
.
レン、フィア、シオンはナスターシャの案内で世界録が作られた理由を調べる事になります。
情報を参照する端末に向かう事になりました。
そこは予想外の場所でした。
全天の星空が広がる空間でした。
突然真っ暗になったのでレンがフィアのおっぱいを揉んだようです、羨ましいですね。
情報にアクセスする端末は星のような球形でした、熱を発しているようです。
頑丈な大天使フィアが端末に触れる事で情報を引き出す事になりました。
.
大母真数(エマリア)と呼ばれる端末から声が聞こえてきました。
精霊を脅かすものがいるとすれば、それは世界を脅かすものだと告げてきました。
神聖都市の研究員からのメッセージのようですね。
彼らはそれに気づかなかったと言ってました。
気づいてほしいと言ってきましたよ。
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シオンが「それ」と言うものが異物であり、真精と同じものじゃないかと推測を述べます。
シオンは遺跡を探索していた時に情報を得たと言ってます。
神聖都市は精霊を越える精霊を召喚しようとしたそうです。
「フィオリアの樹」と交信する事で古代召喚術の精度を飛躍的に向上させる事に成功した。
真精と現世界の精霊が対立する可能性についての調査の必要性がある。
光輝くものから襲撃されて真精「フィオリアの樹」の召喚炉が稼働停止、封印中の三起源の早急な安定化が望まれる。
これが碑文に残されていたそうです。
結構不味そうですね。
三起源が安定していないようですよ。
これが暴れ回っているネビュラたちですよね。
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フィオリアの樹が召喚された場所を調べると終焉の島でした。
エルラインから終焉の島には彼の知らない何かがあるとレンは伝えられてたよね。
レンは終焉の島に居る暴風を生み出している何かが真精だと気が付きました。
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ナスターシャが別人の口調になり解説を始めました。
何かが宿ったようですね。
彼女は世界録が作られた目的を語ってくれます。
神聖都市は招かれざるモノを呼び寄せてしまったので、その罪滅ぼしをする必要がある。
しかし、神聖都市の召喚炉は停止してしまった。
そこで古代召喚術の究極の発動体として世界録を作ったそうです。
目的は真精に対抗するための新たな精霊を召喚することでした。
しかし世界録の力が足りず不完全な形で召喚されてしまったと言っていました。
ここまで告げてナスターシャは元に戻りました。
レンは不完全な精霊と言われて思い当たるものがあるようですね。
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エルメキア・ダスクは神聖都市にある召喚炉を使って虚構精霊を完全体にしようとしています。
召喚炉は壊れているようなのですが、彼らの企みは上手くいくのでしょうか?
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ナスターシャの説明が終わった直後に新たな三起源に襲われました。
巨夢魔オルネートと呼ばれる悪魔でした。
精霊に近い存在で、爆発しても直ぐに転生してしまいます。
精神体のような存在なので転生先の肉体を準備する必要はありませんでした。
フィアの拳で一時は完全に消滅させたのですが無傷ですね。
これには驚きました。
.
次にレンが精霊の力を使い倒します。
しかしまたも復活してしまいますよ。
オルネートはサラマンダー、ノーム、ナスターシャを攻撃してきました。
この世界の精霊を敵視しているようです。
レンのピンチに「時の始原精霊」カナンが助けに来てくれました。
カナンはレンが始原精霊シィエラミリスを助け出すと言っていたので協力してくれます。
カナンはレンが精霊から教わる事はもう無くなったと言ってます。
レンは精霊について全て理解したと言ってました。
.
レンはカナンの力を借りてオルネートを倒しました。
霊剣ヴィエルジュにサラマンダー(カナンが変身している)の炎を纏わせて斬りました。
レンの使った炎は”世界創世の残り火”というようです。
世界が出来てから召喚されたオルネートは世界を作る時に使われた炎を知らないので効果があったようですね。
レンはオルネートを倒しましたが、疲弊しています。
.
シオンに夏蕾から念話が入りました。
夏蕾たちはネビュラに襲われてネビュラが変異したと伝えてきました。
しかし夏蕾の居場所が分からないので助けに行く事も出来ません。
心配を抱えながら神聖都市の中心地を目指すことになりました。
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ネビュラの通過した跡を追っていたキリシェたちはネビュラを発見できませんでした。
かわりに壁一枚を隔てた場所に強い気配を感じとりました。
キリシェ、エリーゼ、ガブリエルにはそいつの正体は分かっていません。
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キリシェが感じた強い気配はゼルブライトのモノでした。
彼はエルメキア・ダスクが通った跡を見付けます、そして、後を追いかける事にしました。
ゼルブライトの目的はレンとシオンとの再戦でした。
彼だけが私情で動いているようだね。
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神聖都市の奥深くで沈黙機関の姫(フィオラ)が待っているようですね。
彼女はレンに英雄の意味を聞こうとしているね。
レンの答えを聞いたら驚くだろうね。
レンは「その終焉を越えてこそ英雄なんだろうが・・・!」と言ってたぞ。
フィオラは真精を倒す事を諦めているようですが、レンはまだヤル気に満ちてますね。
レンは真精を倒す事が出来るのでしょうか?
何となくですがレンには真精の倒し方が分かっているように思えますね。
どうなるのでしょうか?

成分美少女訓練戦闘冒険ハーレムラッキースケベ
評価AAACAAABAAA

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