ラノベの感想) ストライク・ザ・ブラッド 第17巻 折れた聖槍 (電撃文庫)

絃神島に現れた新しい島を宮住琉威と天瀬優乃が探索していました。
彼らは絃神島に引っ越して来ていて、民間攻魔師を始めています。
絃神新島の地下を調査する建設会社の作業員の護衛をしていました。
調査に向かった作業員が二人行方不明になる事件が発生していました。
二人が警護について地下施設を探索していると、そこに魔獣が出現しました。
この魔獣には魔法による攻撃が効きませんでした。
琉威と優乃はこの魔獣の触手に襲われてしまいます。
二人は負傷しつつも護衛対象を守りましたが、入院する事になります。

新学期になり古城は無事に進級を果たします。
那月ちゃんと浅葱と基樹のおかげで進級できたようです。
古城は絃神市国の元首になったので、その彼が落第するのは外聞が悪いとの判断が働いたようです。
雪菜と凪紗も高校性になりました。
新学期が始まる日に古城は雪菜の夢を見ました。
夢の中で寝ている古城の上に全裸の雪菜が乗っているぞ。
こんな体にした責任を取ってくれと言ってます。
夢の中の雪菜には吸血鬼の牙が生えているぞ、そして古城の血を吸い始めました。
古城は飛び起きます。
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目覚めた古城の前には制服姿の雪菜が居ましたね。
雪菜の名前を叫びながら魘されていた古城は「責任が」「見えてる」と寝言を言ってたようです。
凪紗にエッチな夢を見てたのでしょうと言われてしまった古城は苦しい弁明をして雪菜をへこませています。
古城は雪菜が出てくる夢なんて悪夢でしかないだろと言ってしまいました。
雪菜がどんよりと落ち込んでいくぞ、「・・・わたしの夢は、ただの悪夢、ですか・・・そうですか」
雪菜が古城を迎えに来るのは日常のようですが、その日はいつもよりも早かったんだよ。
不審に思った古城が問うと、凪紗と雪菜は高等部に進級したことで制服のタイが変わった事を見せびらかそうと考えていました。
古城が喜ぶと思っていたんでしょうが、古城は二人の変化に気が付きませんでした。
凪紗が不貞腐れてますよ。
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彩海学園に到着して新しいクラス分けを確認します。
古城の周りの人間は代わり映えしませんでした。
同じクラスには浅葱と基樹が居ますよ、基樹が人工島管理公社理事の権限をつかったのかと思われましたが違いました。
担任教師の那月ちゃんが真相を教えてくれます。
彩海学園側が問題児を一か所にまとめておきたいとの意図があったと教えてくれます。
誰も担任を引き受けたがらなかったそうで、校長が泣いて土下座して那月ちゃんに頼んだそうです。
出席番号の関係で浅葱が古城の前の席に座っています。
うんうん、目の保養になるよね、古城は授業に集中できるのかしら?
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浅葱が那月ちゃんに「マゾ部」の申請はどうなったのか聞いていました。
不穏な名称の部活ですね、殴られ慣れている古城の事かと思ったら違うね。
マゾ部とは魔族特区研究部という、魔族特区の運営や魔族の生活の実績について調査研究する部活です。
まあ、これは名目で浅葱の狙いは部活を申請することで手に入る部室でした。
校内に自分たちが好きに使えるスペースを確保したかったそうです。
古城が絃神市国の元首になった事で浅葱は彼を手助けする事になっているようで、人工島管理公社への直通回線が欲しかったようです。
他にも部室にロボットタンクを隠しておこうとの意図もあったようです。
基樹もこのアイディアには賛成のようですよ。
現実問題として絃神市国には有事の際の戦力は古城の眷獣だけのようですので賢明な判断ですね。
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しかし部活の申請は却下されました。
理由は部員不足でした、部活を新設するには選任の部員が五名以上必要です。
目下のメンバーは古城、浅葱、基樹、雪菜です。
浅葱が古城の人望の無さを嘆いていました。
基樹も頭を抱えています。
古城が第四真祖と知っていて部活に入ってくれるメンバーを探す必要がありました。
絃神市国の活動をしようとの意図があるので、部員が集まり過ぎても困るんだよね。
古城には一人心当たりがありました。
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勇者古城は中等部に赴きカス子(香菅谷雫梨・カスティエラ)を勧誘する事にしました。
勧誘に雪菜を同行させる勇者ぶりを発揮します、基樹が呆れていました。
基樹は普通の感覚を持っているので古城の事が好きな浅葱と雪菜が同じ部活に居るだけでも空気がギスギスしないか心配していました。
そこにカス子まで引き入れようとする古城の勇者ぶりに呆れていました。
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古城の姿を見つけたカス子は凄く嬉しそうにしていますが、雪菜も一緒だと分かると彼女の事を警戒し始めます。
カス子は雪菜との戦闘で彼女にぶっ飛ばされてから雪菜の事を怖がっている様子です。
しかし古城を取り合うライバルとしては引く気は無いようです。
話し合いの場所の選定でカス子と雪菜がもめる事になります。
雪菜はコーヒーショップに行こうと主張しましたがカス子は絶対に紅茶が良いと引きません。
二人とも古城と二人で楽しんだ思い出を語っています、お互いに引けないとの決意の表れを感じますね。
古城に二人の争いの仲裁は無理でした。
三人は自動販売機で飲み物を買って公園で話す事になっていました。
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古城はカス子にマゾ部に入部して欲しいとお願いしました。
絃神島に問題が発生した場合に対処するのが部の目的だと知らされたカス子は入部する事を快諾しました。
戦闘になった場合に協力できるのが嬉しいようですよ。
カス子はまだ十四歳で義務教育中なので攻魔師資格の受験資格がありません。
恩來島から一緒に引っ越して来た、琉威と優乃が攻魔師を始めたのに自分だけが中学に通っている事に不満があったようですね。
古城はそんなカス子に彩海学園に来てくれて嬉しかったと言いますよ。
カス子は古城が自分と同じ学校に通いたかったと思ってくれたと喜びますが、古城の本心を聞いてガッカリしています。
古城はマゾ部の部員を集めるのが楽になったのを喜んでいただけでした。
ガッカリしているカス子に雪菜が同情しています。
古城の発言に雪菜はガッカリさせられ慣れているので同情してました。
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カス子に優乃から電話が入ります。
カス子は病院から琉威と優乃が負傷して入院したとの知らせを聞いて病院に向かう事になります。
古城と雪菜も同行しました。
病院に到着したカス子は慌てていました、ノックもしないで優乃の個室に突撃します。
そこでは全裸の優乃が診察を受けていました。
一歩遅れて古城も病室に踏み込みます、なんてラッキーなんでしょうか。
古城は優乃のおっぱいを見てしまったようだぞ。
古城はカス子の理不尽な制裁を受ける事になっていました、古城は別に悪く無いよな。
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優乃から遭遇した魔獣の話を聞きました。
魔獣の本体ではなく触手だと聞かされました。
そこに大使局の妃崎霧葉がやって来ました。
霧葉は今回の魔獣騒ぎは大使局が対処すると宣言します。
雪菜は魔獣犯罪は大使局の管轄だと納得していましたが、琉威と優乃の敵討ちを自分でやろうと考えていたカス子は霧葉に噛みついていました。
古城がカス子を止めてますね、羽交い絞めにしてます、この時にカス子の胸を触ったようだぞ。
霧葉は帰り際に雪菜に妙な事を聞いてきました。
古城との関係に変化があったか?と問いかけてきました。
雪菜には心当たりがありません。
霧葉は「敵は、いつだって意外なところに潜んでいるものよ」と言い残しました。
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日本政府内で発言力のある大物政治家が雪菜に不信感を抱いていました。
雪菜が古城と仲良く成り過ぎた事を問題にしていました。
天涯孤独の雪菜が獅子王機関を裏切り古城の側に付く可能性を心配していました。
獅子王機関の上層部に交代要員を準備するようにと打診してきます。
この大物政治家は巨乳ちゃんが大好きなので、隠れ巨乳の噂のある羽波唯里を指名したようですよ。
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雪菜の元に獅子王機関から使者がやって来ます。
彼女の師匠の縁堂縁の使い魔がやって来ました。
縁は雪菜に古城の監視者を交代するかも知れないと伝えます。
雪菜は自分の仕事に問題があったかと恐る恐る問いましたが、問題は無かったと言われます。
古城と仲良く成り過ぎた事を問題にしている人間が獅子王機関にも政府にもいると伝えられました。
ここで交代要員の候補が羽波唯里だと知らされます。
雪菜は古城が唯里を誉めていた事を思い出し不安になってますね。
雪菜も唯里が隠れ巨乳だとの噂を知っていたので、自分の胸が小さい事を気にし始めます。
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雪菜は交代要員の話を聞いて悩んでいたので、ボーっとしていました。
体育の授業が終わり更衣室で着替えていたのですが、彼女だけ着替えが遅くなります。
凪紗が雪菜の悩みを推測していました。
凪紗もおっぱいが小さいので雪菜の悩みがおっぱいが小さい事だと思ったようです。
一緒に着替えていた新藤美波は雪菜が外見の事で悩むなんて贅沢だと言い出します。
「なにこの引き締まったウエスト!?舐めてんの!?」
うーん、まあ、彼女の言い分も分かるよね。
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雪菜の悩みがおっぱいの大きさで、その悩みの根源が古城が巨乳好きかどうかって話になります。
凪紗は古城のおっぱいの好みは知らないかなーと答えています。
まあーそうだよね、知らないよね、妹におっぱいの好みを把握されてはたまらないよな。
雪菜は話がおかしな方向に展開していので危機感を募らせます。
着替えの終わっている他の子に先に学食に行ってて貰う事にします。
雪菜は本気で唯里が巨乳だったらどうしようと心配していますね、警戒心が薄れていました。
後ろに全裸の女の子が出現するまで気配に気が付きませんでした。
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気配に気が付いて振り向いた雪菜は全裸の女の子に攻撃を受けて気絶してしまいます。
雪菜は彼女の顔を見て驚いていました、自分とそっくりでした。
雪菜を気絶させたソックリさんは雪菜から下着と制服を奪って更衣室から出たようです。
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食堂に移動していた古城と基樹は周囲をきょろきょろしながら食堂に向かう雪菜を見つけます。
雪菜の美貌に基樹が綺麗な子だよなーと溜息を吐いています。
雪菜は食堂に続くドアが自動ドアだと思っていたようです、ガラスに直撃してしまいます。
顔をおさえて痛そうにしゃがんでいる雪菜に古城が声を掛けました。
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振り返った雪菜が奇妙な事を言ってます、「古城くん」と呼びました。
古城くんと呼ぶのは家族に限られています、母親の深森と妹の凪紗だけが古城くんと呼んでいるんだよ。
古城が訝しんでいると基樹を視界に捉えた雪菜は若い、痩せている、髪があると叫んでいました。
将来的に頭髪が無くなる可能性を危惧している基樹は、そういう事言うのはやめてとお願いしています。
雪菜は神妙な顔で、頭皮を傷付けるので髪の毛を染めるのはやめた方が良いですと言ってきます。
凪紗がやってきます、雪菜が中々来ないで心配していたようですね、彼女が古城と一緒なのに驚いていました。
凪紗を見た雪菜が暴言を吐きます、凪紗おばさんと呼んでしまいました!!
凪紗が大きなショックを受けています。
浅葱がやってきました、雪菜の暴言でショックを受けた凪紗が抱き着きます。
凪紗は浅葱に自分って叔母さん臭いと聞いてきました。
訳が分からない浅葱は古城に説明を求めますが、古城にも雪菜の奇行は理解できていません。
浅葱を見た雪菜の変化は劇的でした。
「美人だし若いしスタイルもよくていい匂いがして美人だし・・・アイドルをやってたって噂には聞いていましたけど、ギャル系っていうから、てっきりケバくておかしな格好をしているのかと・・・な、なるほど、これじゃあ古城君もたまらんわ・・・」と言ってます。
雪菜からの高評価に浅葱は驚いているね。
雪菜は口元を抑えてます、彼女は興奮の余り鼻血を出してしまったようです。
それを見られたくない雪菜は古城の静止を振り切って逃走しました。
雪菜の謎行動で翻弄された一同は動けなくなっていました。
そこに別方向から体操服姿の雪菜(本物ね)が登場します。
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体操服すがたの雪菜は自分がどこに逃げたか問いますよ。
雪菜は着替えている時に更衣室で偽雪菜に襲われて制服と下着を盗まれたと説明しました。
古城は雪菜の体操服の下はノーブラにノーパンなのか?と考えていますが、雪菜の冷たい視線を受けてそれ以上の妄想をやめます。
逃げ去った偽雪菜の捜索を行う事になります。
浅葱に頼んで絃神島の監視カメラの映像を確認して貰う事になりましたが偽雪菜の姿は映っていませんでした。
浅葱は凪紗の事を叔母さんと呼んだ事と雪菜とそっくりな外見から偽雪菜の正体に気が付いたみたいです。
浅葱は偽雪菜が古城と雪菜の娘ではないかと考えたようです。
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逃げた偽雪菜は那月ちゃんに見つかります。
那月ちゃんを見た偽雪菜は「まるで成長していない」と感慨深げです。
那月は偽雪菜のおっぱいを揉んでますね、偽雪菜は雪菜よりも巨乳ちゃんでした。
那月は偽雪菜が発している魔力反応から彼女が雪菜ではない別人だと看破しました。
偽雪菜は空間転移の魔術を使って彩海学園に侵入してきたので、那月は転移してきた人物を探していたようです。
偽雪菜が空間転移してきたと予想していました。
彼女が吸血鬼で雪菜にそっくりな事から偽雪菜の素性にも凡その見当がついたようです。
彼女の目的と名前を聞いてきました。
偽雪菜は零菜と正直に名前を教えていました。
彼女も那月に自分の素性がバレタと感じたようです。
零菜は古城と雪菜から隠れようとしていたので、那月は零菜に隠れ家を提供する事にしました。
零菜は那月のマンションで匿われる事になりました。
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謎の魔獣を探していた霧葉は魔獣の切れ端と戦う事になりました。
魔獣は物理攻撃で切断すると切断された部位が増殖して数が増えてしまう事が判明しました。
魔力や霊力も吸収するので攻撃手段が無いと分かります。
困った霧葉はカス子の元を訪れます。
霧葉はカス子が持っている魔力を吸収するハウラスに注目しました。
カス子を大使局に協力させようと誘いに来ました。
カス子も敵討ちを検討していたので霧葉に協力する事にします。
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古城と雪菜は琉威のお見舞いに行きました。
そこで霧葉がカス子の事を質問してきたと知らされます。
古城は霧葉が魔獣討伐にカス子を利用しようとしていると気が付きます。
古城もカス子の持つハウラスが魔力を吸収する事をしっていました。
大きな魔力反応を感知します、古城と雪菜は現場に向かう事にしました。
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霧葉とカス子は魔術と対峙していました。
霧葉は通常兵器を使って魔獣を拘束しようとします。
トリモチを使った粘着弾で魔獣の動きを封じようとしました。
そこに零菜が現れます。
カス子は零菜の登場に驚いていました。
霧葉とカス子は魔獣を拘束したと安心しているようでしたが、零菜はまだ不十分だと言います。
地面の下でも振動は伝わるんだよと言ってますね。
零菜が正しかったね、捕まえたと思った魔獣が衝撃波を撃ってきました。
霧葉はカス子を守り負傷してしまいます、カス子も衝撃で気絶しました。
零菜は魔獣を追いました。
そこに古城と雪菜が駆けつけます。
古城はカス子から雪菜が魔獣を追って行ったと聞かされます。
古城と一緒に雪菜が現れたのでカス子は驚いていました。
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古城と雪菜は魔獣を追いかけます。
魔獣の元に辿り着くと零菜が魔獣を魅了の魔術を使って従えようとしていました。
雪菜は零菜の赤い目をみて彼女が吸血鬼だと理解しました。
雪菜は零菜が魔獣を操っていたのではないかと疑います。
雪菜は零菜に襲い掛かります。
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零菜は慌ててます「ママの馬鹿!石頭」と雪菜の事を罵っていました。
雪菜はママって言った零菜の発言に驚いています。
魔獣の背後から何者かがロケット弾を撃ってきました。
その衝撃で零菜の魅了の効力が切れてしまいます。
ロケット弾は精霊炉から霊力を流すパイプラインを壊しました。
魔獣が霊力を吸収しはじめます、これは不味い。
ここで零菜は古城のスマートフォンを使い人工知能に命令を出します。
零菜は「キキモラ」と言ってました。
零菜の命令を受けたキキモラが精霊炉の運転を止めました。
これは凄い事ですね。
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雪菜が襲い来る魔獣から古城と玲菜を守る為に雪霞狼を使って魔獣に襲い掛かりました。
雪霞狼を使い魔獣の魔力を無効化して古城が召喚した眷獣の魅了が効くようにしましたよ。
雪菜凄い、しかし、雪菜の能力に耐えられなかった雪霞狼は壊れてしまいました。
魔獣は古城の呼び出した眷獣の魅了により眠らされて動かなくなりました。
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雪霞狼が壊れてしまった雪菜は落ち込んでいたようです。
雪霞狼が壊れてしまったので獅子王機関は補充要員を送り込んできました。
唯里と斐川志緒を送り込んできました。
唯里が雪菜から古城を監視する為の引継ぎを受けていました。
その間の古城の事を志緒が監視する事になりました。
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古城は零菜が聖霊炉を止める時にキキモラというモノに電話していたと浅葱に伝えます。
浅葱はキキモラが何か知っていました。
キキモラは浅葱が趣味で作っている人工知能のコードネームでした。
彼女はまだ公開していないのでキキモラの存在を零菜が知っているのはおかしいと言ってます。
しかしキキモラが動いたログが残っていました。
ハッキングを掛けられた痕跡も無かったので零菜は正規の制御手段でキキモラを動かした事になります。
自分の作ったシステムに侵入され、その痕跡も残さない艇際に浅葱が悔しそうです。
事前に浅葱から使い方を聞いていればキキモラを使う事は可能だそうです。
この辺も零菜の正体を推測するヒントになっていますね。
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唯里は雪菜の調べ上げた古城の監視記録に瞠目する事になっていました。
雪菜の書いた古城の監視日記は半年ちょっとの間に大学ノートで六十冊を超える量になっていました。
唯里は愛が重いとの感想を述べています。
うん、わかるわかる。
雪菜の行動はストーカーの様ですよ、古城が雪菜につき纏われているとの感想を抱いているのも間違っていないと思わせるね。
他にもノートに書ききれないモノはコレクションされていました。
古城と一緒に観た映画の半券とか訪れたレストランのクーポン券とかですね。
大量の写真などもあるね、古城がくれたお菓子のおまけのマスコットやクレーンゲームの景品も保管されていました。
古城に関連する物品は可能な限り保管してあるようです、まるで証拠物件のようですよ。
愛が重いよ。
古城が雪菜がここまでしていたと知ったら彼女の事をどう思うんだろうね?
雪菜は毎日、古城と別れて自分の部屋に帰ってから日記を書いてたんだよね、ちょっと怖いかもな。
雪菜は唯里の為に「第四真祖の取り扱いマニュアル」を用意していました。
これには古城の特徴が事細かく書いてありました。
じゃんけんで古城が最初に出すのはチョキの確率が54パーセントなどのデータが書いてあります。
重い愛が重い。
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しかし雪菜は古城の監視役ですから当然ですとの返答をしていますね。
雪菜は古城の事が好きだから自分が彼の事を事細かく記録してたとは思ってないね。
唯里に古城の監視役から外されてしまっても良いのかと聞かれましたが、獅子王機関の命令ですからと答えています。
自分の意思は考慮していない様子ですね、雪菜は古城と離れたくないとは思ってないのかな?
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古城の監視役を引き受けている志緒は緊張しているようです。
古城との距離感が掴めない様子ですね。
男性恐怖症気味のビクビクした態度が、出会った頃の煌坂紗矢華を彷彿とさせました。
古城は普通に会話しながら護衛してはどうかと持ちかけます。
古城から普段の雪菜の護衛姿を教えられて驚いています。
古城は雪菜は一緒に晩御飯の買い出しに行くと教えます。
一緒に古城の家で晩御飯を食べていくとも教えます。
志緒はそれでは、同棲ではないかと絶叫していました。
うんうん、雪菜の護衛スタイルは独特だよね。
古城に慣れたとも言えると思うんだよ。
古城が妹も一緒だと説明すると家族ぐるみのお付き合いということか・・・と驚いています。
志緒は牙城も家にいるのかを気にしています。
志緒が牙城に惚れちゃったのは間違いないようですね。
しかし残念ながら牙城は多忙で家には居ないそうですよ。
古城が呼ぼうかと問うと志緒は慌てて断っていました。
深森が志緒の気持ちに気付くと不味い事になりそうですね。
志緒も結構口が軽いですよ、唯里の事を煌坂紗矢華ほどじゃないが実はスタイルもかなりいいと言ってしまいます。
唯里は自分が隠れ巨乳と噂されている事を知っているのでしょうか?
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雪菜と唯里の元に獅子王機関三聖の閑古詠の式神が現れました。
彼女は破損した雪霞狼を雪菜が強奪したと言っています。
雪菜に向かって、獅子王機関への反逆容疑で拘束すると言ってきます。
雪菜は偽雪菜の犯行だと直ぐに分かったようですね。
唯里は雪菜は犯人ではないと証言します、一緒に引継ぎをしていたので、この部屋にいたと主張しました。
雪菜は偽雪菜の居所に検討が付いたようですね、偽雪菜を探しに行くと言って部屋を飛び出しました。
慌てたのは唯里だね、彼女は古城と志緒の元に走ります。
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零菜はMARの深森の研究室にやって来ました。
雪菜のふりをしてアイスクリームの差し入れに来たと言ってますね。
深森は快く彼女を迎えます。
そしてすぐに雪菜じゃないと気が付くね、さらに零菜が古城と雪菜の娘だと理解しちゃったようです。
そして彼女の目的まで看破してしまいます。
深森は零菜の訪問が事前に分かっていたのかMARの上司に掛け合って「杭」を使う許可を貰っていました。
零菜の目的は杭でした。
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深森から杭を貰った零菜は那月のマンションに戻ります。
ニーナに雪霞狼と杭を渡して雪霞狼の修復をお願いします。
ニーナは供物が必要だと言ってましたが、零菜は自分の血を提供する事にします。
零菜は「処女の血だよ。真祖直系の吸血鬼の、ね」と言ってます、これは強力だね。
杭はアヴローラが自身の中の悪意を滅ぼす為に使った破魔の槍の破片でした。
雪霞狼の神格振動波駆動術式に使われていたのは、そのコピーのようです。
これを本物に交換する事になりました。
更に槍と刻印の接合部分の設計と槍の材質を変更しました。
雪霞狼が完全体となって蘇る事になりました。
なるほどね、零菜がやってきた目的は雪霞狼を修復する為だったようです。
雪菜が古城の元を去ると自分が生まれなくなってしまう可能性があったようです。
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雪菜は偽雪菜の居所を聞く為に彩海学園の那月の執務室に向かいます。
那月に零菜の居場所を問い質す事になりました。
那月が雪菜を評して「どうした、怖い顔をして。数少ない取り柄の綺麗な顔が台無しだぞ?」と言ってますね。
そうかそうか、雪菜はあまり評価されてないのか。
雪菜は、零菜から雪霞狼を取り戻す、戦闘が必要ならば彼女と戦うと言ってます。
那月は武器も無いのに第二世代の吸血鬼と戦うのはやめろと止めています。
ここで偽雪菜の名前が零菜という事も教えて上げています。
那月は雪菜が零菜の正体に気付いていない事が意外なようですね。
零菜の正体が古城と雪菜の娘だと教えようとしていました。
正体がばらされるピンチに隠れていた零菜が慌てて出てきました。
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零菜と雪菜の口論が始まるね。
零菜は雪菜の言いようが気に入らないようですね。
「うわ、出たよ。決まり文句。いつもそうやって一方的に決めつけて、わたしの話なんか聞いてくれたことないじゃん!自分はその歳で古城君とヤっちゃってるくせに!」と言ってますね。
雪菜が何を?と問うと、「吸血行為!」と即答しています。
零菜が自分の相手をしていていいのかなと言いますよ。
古城君がピンチみたいと教えると雪菜の行動は素早かったね。
凄まじい勢いで部屋から出ていきますよ、古城の元に向かったようです。
この雪菜の反応に零菜は嬉しそうにしていました。
那月ちゃんは若干呆れていますね、「あんまりいじめてやるな。好きなんだろう、あいつのこと?」と問います。
零菜は「それはまあ、なんだかんだで愛してますけどね。でなきゃ、こんな苦労はしませんって」と答えていました。
ふんふん、憎まれ口を叩きつつもお母さんが大好きなようです。
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雪菜が零菜を探しに飛び出して行った事を古城と志緒に知らせに来た唯里は二人と合流してから大型トラックでの襲撃を受けました。
魔獣を作ったMARの科学者の双子の襲撃でした。
双子の姉弟には古城たちを足止めする目的がありました。
そこにカス子がやってきて、四人で迎撃することになります。
古城は魔獣の切れ端を倒すのに眷獣を召喚します。
眷獣を魔獣の体内で召喚して魔力の禍供給に追い込み内部から破裂させました。
すげー、しかし、これで古城は魔力切れになってしまいます。
逃げようとする双子の弟をカス子が地面に投げ飛ばします。
しかし弟はゴーレムでした、カス子は自爆に巻き込まれてしまいます。
古城はカス子ォォッと叫んでいましたが、無事でしたケロッとしていますね。
カス子の衣服は爆風でずたずたですが気づいてないカス子は胸を張って「パラディネスの加護です」と言ってます。
ここでカス子のシャツのボタンがねー取れちゃいました、胸を張っていたのでブラが全開で古城に見えてました。
この攻撃が陽動だと分かっている唯里と志緒は魔獣の本体の元に行きたいのですが弱った古城の監視をどうするかで悩みます。
カス子が大胆な解決策を提示しました。
カス子は直系二センチ近いワイヤーで古城を街灯の支柱に縛り付けました。
魔力が回復したら追ってこいと言い残して人払いの結界内に古城を残していきます、結構酷いですね。
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動けない古城のもとに雪菜がやってきて、何をしているのか聞いてきます。
古城が負傷した自分に無理をさせない為に縛りつけて行ったと教えます。
雪菜がカス子のやった行為にその手があったかと感心していました。
これは不味いかもね、今後の戦闘で古城に動いて欲しくない時にワイヤーで縛られる事になるかも。
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古城は雪菜の頭に頭突きを喰らわせます。
雪菜は突然の古城かの攻撃に驚いています。
古城は雪菜に向かって怒っていると主張しますよ。
古城は雪菜が雪霞狼が壊れた事で勝手に落ち込んで、島を出ていくとか、護れないとか考えていた事を咎めました。
自分一人で決めるなと言ってます、残される人間の気持ちを少しは考えろと言ってますね。
雪菜は古城のストレートな怒りに驚いていましたが、古城が雪菜が居なくなると寂しいと思ってくれてると知り喜んでいます。
安心したようですね。
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雪菜は古城の拘束を解いてくれます。
古城はそのまま魔獣の迎撃に向かおうとしましたが、今度は雪菜が怒りだしたぞ。
古城の額にデコピンを喰らわせます。
雪菜は古城が今の古城に必要なものを分かっていないと言ってます。
雪菜は古城に吸血行為をさせてくれました。
ほうほう、自分からね。
それを後から追いついてきた零菜が横転したトレーラーの影からこっそり覗いていました。
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吸血行為の後、雪菜は古城に巨乳が好きなのか問うてきました。
やはり唯里が巨乳なのが気になっているようです。
雪菜は自分が唯里のような隠れ巨乳でなくてすみませんと謝ってきますね。
古城は雪菜に唯里は巨乳なのかと問い返してしまいました。
古城は、隠れ巨乳と言われれば気になるのは普通だと言ってますね、うんうん、これはその通りだと思うぞ。
雪菜の言い方に問題があるよ。
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雪菜は自分には用があると言って古城を先に魔獣の元に向かわせました。
雪菜は隠れていた零菜に呼びかけます。
呼ばれた零菜は雪菜と古城の吸血行為は見てませんと誤魔化そうとしていました。
これは確かに恥ずかしい。
零菜は雪菜にパワーアップした雪霞狼を返しました。
雪菜は雪霞狼が修復されている事に驚いていました。
ニーナが修理したと零菜から聞いて雪菜は零菜の事を信用する事にしました。
零菜と雪菜は一緒に魔獣の元に向かいます。
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魔獣本体の対処は霧葉が行っていました。
そこにロボットタンクに唯里、志緒、雫梨(カス子)を乗せた基樹がやって来ました。
唯里は霧葉の指揮権を認めて自分たちは何をすれば良いのか問いました。
必要な事だけを端的に問うてくる唯里に霧葉は好感を持ちます。
唯里は優秀ですね、この二人仲良しになったりしてな。
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霧葉が大使局の秘密兵器を使い魔獣に止めを刺す事になります。
準備に時間が掛かるのでその間の足止めを唯里、志緒、カス子が行う事になります。
基樹はロボットタンクを操縦して三人を魔獣の後ろまで運ぶ事になりました。
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魔獣は分裂して育った仲間を捕食して巨大化していました。
しかも聖霊炉まで取りこんでいます。
ここで唯里の六式降魔剣・改(ローゼンカヴァリエ・プラス)と志緒の六式降魔弓・改(フライクーゲル・プラス)の真の姿が見れました。
この二つの兵器は合体して弩になりました。
フライクーゲル・プラス・モード・アルムブラストと呼びます。
射手は志緒で照準手は唯里です。
威力が半端ないですね、魔獣に直系二メートルの穴を開けます。
唯里が獅子王機関から貸し出された十三式斬魔大剣(ハイデンレースライン)を起動します。
これは細かい刃が生えた鞭でした。
これで魔獣を拘束します。
獅子王機関が危険と判断して開発を途中で止めた危険物と言ってましたが唯里は上手く使えていますね。
唯里はハイデンレースラインで魔獣を拘束しているので背後の守りが手薄になりました。
触手の攻撃を受けますが、雫梨がハウラスで迎撃してくれます。
唯里はカス子ちゃんと言って雫梨に感謝の意を示していましたがカス子と呼ばれた雫梨は落ち込んでいます。
これは古城が悪いよね、唯里と志緒に雫梨の事をきちんと紹介してないからね。
二人の見ている前で古城はカス子と呼んでいたので唯里の中ではカス子として定着しちゃったようだぞ。
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唯里と雫梨だけでは魔獣を抑える事はできませんでした。
そこに雪霞狼を持った雪菜が登場します。
雪霞狼が修復されている事に唯里と志緒は驚いていました。
二人に対する雪菜の説明が端的です、「直りました」と言ってますよ。
古城と零菜も合流しました。
.
巨獣を仕留めるのに聖霊炉を破壊する必要がありました。
志緒がモード・アルムブラストで聖霊炉を破壊する事になります。
それには聖霊炉が見える必要がありました。
古城が二体の眷獣を合体せます。
キファ・アーテルとシャウラ・ヴィオーラを合体させました。
これはヴァトラーの技を見様見真似で使ったようです。
ヴァトラーが何度も見せてくれたので古城は使えるようになったようです。
合体させた眷獣を魔獣に落としました。
しかし魔獣の再生能力が速すぎますね、聖霊炉が見えなくなりそうです。
ここで雪菜が雪霞狼を魔獣に突き立てました。
雪霞狼により魔力が無効化されますがまだ、魔獣が頑張ってました。
零菜が自分の眷獣を呼び出して魔獣に突き刺しました。
零菜が眷獣を呼び出すセリフは暴風にかき消されて誰にも聞こえませんでした。
「カレイドブラッドの血脈を継し者、暁零菜が、汝の枷を解き放つ!」
「疾く在れ(おいで)、槍の黄金(ハスタ・アウルム)」
良かったですね、セリフの中で暁零菜と名乗ってるからね、聞こえていたらいくら古城が鈍感でも零菜の正体を予想できちゃったよね。
これで聖霊炉が見えましたね。
志緒がモード・アルムブラストで撃ちました。
聖霊炉が停止して魔力供給が絶たれた魔獣は自重を支えられなくなり崩れ始めます。
霧葉が甲型呪装単槍(フラット)と呼ばれる巨大な槍型の電磁投射砲で撃ちました。
魔獣は破壊されました。
魔獣に止めを刺せて霧葉はご満悦でした。
よかったねー、美味しい場面を持っていけましたよ。
.
魔獣を倒した後は後始末が待っていました。
浅葱の力を借りて魔獣を作り出して絃神島で実験していた双子の科学者を捕まえに行きます。
カイル(弟)とキーリー(姉)って名前の双子の科学者でした。
魔獣の観察をしていたのですが隠れ家を特定されてしまいました。
彼らは所属するMARバイオニクス社に実験結果を転送したそうですが、そのデータを浅葱に弄られてウイルスを仕込まれました。
ウイルス入りのデータはMARバイオニクス社に数兆円の損害を出させる結果となりました。
絃神市国は株の空売りで魔獣の被害額を埋め合わせるだけ儲けたと浅葱は言ってますね、恐ろしい。
双子はMARバイオニクス社から契約解除され損害賠償を求める訴訟を起こされた、と伝えられます。
さらに二人に絃神島から逃げ出す事は出来ないと宣告しました。
古城がタイミングを合わせて眷獣を使い双子の隠れ家を攻撃しました。
隠れ家の周りを守っていたゴーレムの群れは優乃によって破壊され尽くされます。
隠れ家を守っていた侵入者防止用の罠は琉威に解除されてしまいます。
雪菜と古城もやってきて双子を拘束しました。
浅葱は双子に向かって「ドミニオンに喧嘩を売って、無事で済むと思った?」と問うていました。
これは一種のデモンストレーションになったようですね。
絃神市国を攻撃すると手痛い反撃を受けると世界に対して示せたようです。
.
絃神島に現れなかった煌坂紗矢華はアルディギア王国に行っていました。
ラフォリアに日本政府のメッセージを持ってきました。
ラフォリアは古城の事を監視していたようです。
古城が眷獣を融合したとの知らせを聞いて成長が速すぎると呟いています。
これが彼の狙いですかとも言ってますね、彼とはヴァトラーの事だろうな。
ラフォリアは今回の魔獣騒ぎで絃神市国に手出しをすると哀れな末路を取ると世界に示せたと言ってますね。
絃神市国が暫くは静かになるでしょうとも言ってます。
ラフォリアは古城に招待状を送るようです、アルディギアへの航空券まで添えられています。
これを紗矢華が古城に届けるようだぞ。
晩餐会でも開くのかな?紗矢華が途方に暮れていました。
招待状の内容が気になるね。
.
零菜が未来に帰る前に彩海学園の古城の机の中にプレゼントを残そうとしていました。
零菜を探していた古城が現れます。
零菜を見つけたのは基樹のサウンドスケープでした。
零菜は見つかってしまったので古城に直接プレゼントを手渡します。
.
零菜が帰る前にプレゼントを置きに来たと答えると古城は零菜がどこから来たのか問いますよ。
零菜は二十光年ぶんくらい離れてるかなと答えます。
古城は宇宙人だったのか!?と驚いてます。
雪菜の姿が無い事に零菜は訝しんでいます。
古城が挟み撃ちにする為に雪菜は裏から回っていると答えると、「さすが、陰険だなあ・・・!」と言ってました。
.
ここで雪菜が登場して陰険と言われた事を怒ってますよ。
まあ、確かに陰険だと言われても仕方ないかな。
零菜は古城と雪菜にお別れを行ってから帰るつもりのようでしたが、雪菜がそれをさせませんでした。
雪菜はファーストコンタクトの時に零菜に殴り倒された事を根に持っているようです。
雪霞狼を振り回して零菜を攻撃し始めます。
.
雪霞狼が零菜の身体をこの場に留めていた魔術結界を破壊しました。
零菜は強制的に帰る事になってしまいます。
零菜は最後に「うう・・・ホントに人の話を聞いてくれないんだからっ!ママの馬鹿っ!石頭っ!」とのセリフを残して帰って行きました。
.
帰還した零菜を萌葱が迎えます。
予定よりも帰還が早かったねと言ってますね。
これは雪菜の暴挙のせいだね。
.
萌葱は全裸の零菜に彩海学園中等部の制服を渡しています!?
中等部だと、零菜は雪菜よりも年下なのか?それで、雪菜よりもおっぱいが大きいだと。
.
萌葱のお母さんは帝国最高技術顧問という役職にあるようです。
偉い人のようだね、これが恐らく浅葱なんだよね。
零菜のお母さんも高い地位にあるようだね、これが恐らく雪菜だよね。
.
零菜から雪霞狼で斬られたと聞いて萌葱が驚いていました。
零菜の目的は雪霞狼を修理して強化する事でした。
まあ、その目的は達成されたね。
萌葱は零菜の異母姉のようなので、浅葱の方が先に古城と子供を作ったようだぞ。
零菜の帰った場所は「暁の帝国」と呼ばれているようです。
現在は絃神市国と呼んでいますから、何度かの体制変更があったようですね。
帝国と名乗っているので日本からの影響が薄まり完全に独立してやっていけるようになったのかもしれないね。
そうなると獅子王機関との関わり方も変化したと思われるね。
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萌葱の方が零菜のお姉さんだという事実から、古城と雪菜は周囲が考えている程、恋愛関係には発展して無いようだね。
雪菜が監視役から降ろされる可能性についてどう思っているのか志緒から質問された古城は、仕方ないと答えてたよね。
古城の中の雪菜はどこに行くにもついてくる世話の焼ける妹って感覚らしいぞ。
これが古城の本心だとすると、恋愛に発展するのはだいぶ先のようだね。
雪菜が少し可哀想ですが、彼女も自分の気持ちを理解していない感じがするからね、仕方ないかも。
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零菜が消えた後には彼女の着ていた雪菜の制服が残されていました。
ってことはだよ、お別れを言いに来た零菜はノーブラ、ノーパンだったと。
室内だったのが惜しいですね。
古城と雪菜は零菜が何者だったのか考えています。
古城は零菜が雪菜の事をママって呼んてだ事に注目していますね、気付きそうです。
雪菜は零菜が吸血鬼でしたよねと言ってます。
基樹や浅葱を知っていて凪紗を叔母さんと呼びました。
ここまでヒントが提示されても古城と雪菜は正解を認めませんでした。
「まさか、な」「で、ですよね」と言ってました。
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古城が零菜がくれたプレゼントを開けてみますよ。
紙袋の中には洗濯されたパンツとブラが入っていました。
これは更衣室で雪菜から強奪したパンツとブラでしたね。
古城には全く落ち度は無いよね、しかし照れた雪菜に槍で突かれたようです。
わざわざ、雪菜の下着を古城に返す零菜は良い性格してます。
「やっぱりこういうのは古城君に返すのがいちばんいいかな、って思って」と言ってました。
これは零菜の古城と雪菜がくっ付きやすくなるようにとの配慮でしょうか?
今の古城と雪菜の関係は仲良し兄妹って段階のようですから、無駄だったよね。
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雪菜がそれ程、古城を攻略できていないようなので、ラフォリアの動きが気になるね。
絃神市国の元首になった古城ならばバランス的に問題ないと考えて彼に結婚を迫るつもりかも知れん。
ラフォリアが最初に古城をゲットするのでしょうか?
彼女の動きに注目ですね。
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レーベル:電撃文庫
発行日:2017/6/9
著者:三雲岳人
イラスト:マニャ子
ISBN:978-4-04-892953-0
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成分美少女戦闘ラッキースケベ恋愛
評価AAAAAAAAAB
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眷獣名読み番号血液提供者
神羊の金剛メサルティム・アダマス1叶瀬夏音
牛頭王の琥珀コルタウリ・スキヌム2グレンダ
龍蛇の水銀アル・メイサ・メルクーリ3姫柊雪菜/ラ・フォリア・リハヴァイン
甲殻の銀霧ナトラ・シネレウス4仙都木優麻/煌坂紗矢華
獅子の黄金レグルス・アウルム5姫柊雪菜
冥姫の虹炎ミネラウバ・イーリス6姫柊雪菜
夜魔の黒剣キツア・アーテル7姫柊雪菜
蠍虎の紫シャウラ・ヴィオーラ8藍羽浅葱
双角の深緋アルナスル・ミニウム9煌坂紗矢華
麿羯の瞳晶ダビ・クリユスタルス10姫柊雪菜/羽波唯里
水精の白鋼サダルメリク・アルバス11姫柊雪菜
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